猫神様朝これから出かけようとする皆を止める、ニャイト。「ニャイトどうしたの」ニャマルの問いに対してニャイトは端末を操作し部屋の片隅にモニター画面を大きく投影する。「この星探査したにゃ、かなり不自然な所あるにゃ」「どう言うことかしら」「先祖がこの星に来てからのことやどうして来たのか知りたいにゃ」その問いに対してシグナスが話し始める。まず先祖が此処に来たのが500年ほど前、そして此処に移住する事になったのは戦争の所為であると話す。この星からあまり離れていない星が戦争の被害を受け生き物の住む事が出来ない状況に陥り、生き残った僅かの人々が此処に移り住んだと話たが、自分達はそれに紛れ込んで密入国したのだと話だけは聞いていると。話を聞いていたニャイトは更に疑問をぶつける。「軍隊についてわかること話すにゃ」その問いに関してそんなに情報は無いと言いながらシグナスが更に説明を続ける。軍隊に関してはここら辺はベルカ聖王国の軍隊が長らく支配をしていて、人が移住してから一年程居たが本国へ引き上げたと言う。それ以降軍隊や船がきたと言う記録は無いとの事だった。そして今度は、ニャイトは話し出す。その話というのは、まず此処が移住する200年ぐらい前に改造され今の環境が整えられたことと、今居るドラゴンとか他の動物や虫等は作られたかどっかから持ち込まれたとしか考えられないと話す。「まさかそんな事が、でもそうなら何故」「分からないにゃ、それで少し単独行動して調べたいにゃ」「いいけど、どこ調べるのかな?」するとニャイトは画面に写っている球体のこの星の地図を指差し。まずこの星に散らばってに四つの大きな施設が地下深くに有り、その外に魔力の強い反応が出たところが在ると説明をする。その一つを見てシグナスが首を傾け。「あら此処は猫神様の住処と同じね、あなた達御挨拶にいってみれば、何か聞けるかもしれないわよ」「猫神?」「いるんにゃ」そして情報収集も必要だと言うわけで猫神様の所に行くことになった。ニャグナムに作ってもらったおにぎりを風呂敷に包み背中にたすき掛けに背負うと猫神に会いに出かける二匹の子猫たち。猫神様が住んでいる所の手前にある猫神神社に着くと、賽銭箱に小銭を投げ入れ手を合わす。そして売店の前を見ると目に付く物が、おみくじである。「にゃのは何出たにゃ」「何、大凶、うわー何これ、酷いにゃ」それは普通ののおみくじではなかった、中にはある文章が書かれていただけのおみくじであった。中に書かれていたのは。『汝ら、これから事件や悲しい事ありや、されど黒猫の加護在りて、後に黒猫と共に在りや』それだけであったが、彼女達これから起こる事の予言だったのである、そして最後の文も・・・・・・」にゃのはは売店に文句をいったが、そんなおみくじは入れたことが無いと話、大体此処には大凶のおみくじは無いと言う。売店を出て猫神の居る祠に行こうとした時、神社の横に沢山の荷物の山があるそれを見ていると、其処の神主が出てきて挨拶をする。「これはこれは、可愛いい猫の巫女さん」「巫女さんて何にゃ」「私達は猫神様に会いに来たにゃ」神主は近くにあった荷物を開き探し始めた。「これなら丁度いいかな」と言いながら、白い服を出すと、にゃのは達を神社の中に入れて中で着替えさせると出てきたのは、巫女さん姿のにゃのは達。その後神社の人達とか、観光客に写真を取らされ、お礼にお菓子やお守りを貰うにゃのは達。少し揉みくちゃにされて疲れたので神主さんとお茶を飲んで一休み。そこで神主さんから話を聞く、この建物は此処に移住したとき彼の先祖が建てたという。それ以来此処に住んでいると言った、そして、猫神様がこの星に来てからこの神社の上にある祠を提供していると話。元々神社の名は猫神神社だったのでそのまま祭っていると話す。にゃのはは、近くに在った小太刀の木刀を腰に刺し侍にゃと遊んでいたら、持って行って良いといったので貰う事にした。そして猫神のいる祠に向かっていく巫女さん猫二匹。次はいよいよ猫神登場です。