<このWebサイトはアフィリエイト広告を使用しています。> SS投稿掲示板

赤松健SS投稿掲示板


[広告]


No.7093の一覧
[0] 3年A組 銀八先生!(ネギま!×銀魂) 【完結】[カイバーマン](2012/04/19 12:47)
[1] 第零訓 運命の出逢いは時に最悪[カイバーマン](2010/01/09 22:50)
[2] 第一訓 侍だって教師になれる[カイバーマン](2010/06/27 00:41)
[3] 第二訓 ジャンプを愛するものに悪い奴はいない[カイバーマン](2009/04/07 00:18)
[4] 第三訓 女子というのはだいたい見た目八割で決めるもん[カイバーマン](2009/04/07 00:19)
[5] 第四訓 物語はボケも必要、それを支えるツッコミも大事[カイバーマン](2009/04/07 00:22)
[6] 第五訓 金持ちの奴でも不幸な過去はあるもんだ[カイバーマン](2009/04/07 00:23)
[7] 第六訓 契約は計画的に、いやマジで[カイバーマン](2009/06/13 10:22)
[8] 第七訓 日常はスクープより奇なり[カイバーマン](2009/03/27 02:11)
[9] 第八訓 みんなそれぞれテメーの刀を持っている[カイバーマン](2009/06/08 12:13)
[10] 第九訓 大切なものを守る時は大切なものだけを見ないでその周りを守れるほど強くなれ[カイバーマン](2009/06/08 12:15)
[11] 第十訓 どうしても斬れない絆もある[カイバーマン](2010/03/13 10:56)
[12] 第十一訓 友達は自然になるものだ[カイバーマン](2009/04/09 14:48)
[13] 第十二訓 誕生日はプライスレス[カイバーマン](2010/06/09 00:56)
[14] 第十三訓 本気で戦うのが戦いのマナーじゃァァァ!![カイバーマン](2009/06/08 12:10)
[15] 第十四訓 メンバーは仲良くないと色々大変[カイバーマン](2009/04/25 22:44)
[16] 第十五訓 驚いた事があっても全く動じないのがスパイの基本[カイバーマン](2010/03/13 10:50)
[17] 第十六訓 老人は国の宝[カイバーマン](2010/03/13 10:51)
[18] 第十七訓 喫煙者にとってタバコは何よりも大事 それがわかるのは喫煙者だけ[カイバーマン](2010/05/02 14:00)
[19] 第十八訓 スタンドはスタンドでしか倒せない[カイバーマン](2009/06/28 23:00)
[20] 第十九訓 頼れる年上には憧れる[カイバーマン](2009/07/17 13:29)
[21] 第二十訓 銀と金[カイバーマン](2009/08/27 09:32)
[22] 外伝Ⅰ 国は違えど優しくその文化を受け止めよう・・まあ限度あるけどね[カイバーマン](2009/08/11 23:21)
[23] 外伝Ⅱ 空気の読めない奴は必ずクラスに一人はいる[カイバーマン](2009/08/27 09:31)
[24] 外伝Ⅲ 『ボールは友達恐くない!』って言った奴ちょっとツラ出せや[カイバーマン](2009/09/21 17:22)
[25] 第二十一訓 みんなが考えてるほど世界は広くない[カイバーマン](2009/10/10 12:31)
[26] 第二十二訓 人との交流は新しい扉を開けるチャンスである[カイバーマン](2009/09/04 01:53)
[27] 第二十三訓 アイドルだって喜怒哀楽がある人間なんだよ[カイバーマン](2009/09/27 10:35)
[28] 第二十四訓 拾ったペットに教えられることもある[カイバーマン](2009/09/12 22:22)
[29] 第二十五訓 ペットの責任は飼い主にも責任[カイバーマン](2009/09/27 10:40)
[30] 第二十六訓 ヘラヘラした奴って本当ロクな事考えねえよな・・・・・・[カイバーマン](2009/09/27 10:47)
[31] 第二十七訓 占いは当たるも八卦当たらぬも八卦[カイバーマン](2009/10/02 14:28)
[32] 第二十八訓 バカは死んでも治らない[カイバーマン](2010/03/07 13:58)
[33] 第二十九訓 修学旅行が始める前ってめちゃくちゃテンション上がるよね?[カイバーマン](2009/10/22 15:04)
[34] 第三十訓 主人公のいない世界なんてのりの無いのり弁と同じ[カイバーマン](2009/11/09 00:05)
[35] 第三十一訓 ダメ人間の代わりなんてダメ人間で十分なんじゃね?[カイバーマン](2009/11/15 00:17)
[36] 第三十二訓 誰かと比べられるのってかなり腹立つ[カイバーマン](2009/11/15 00:22)
[37] 第三十三訓 過去の因縁はどうしても消えない[カイバーマン](2009/11/21 11:32)
[38] 第三十四訓 一生隣で笑ってくれる奴等がいる事こそ最高の幸せ[カイバーマン](2009/11/28 12:58)
[39] 第三十五訓 旅は道連れ世は情け[カイバーマン](2009/12/05 23:37)
[40] 第三十六訓 最近の中学生は修学旅行だからってはしゃぎ過ぎなんだよッ![カイバーマン](2009/12/11 15:55)
[41] 第三十七訓 夜中に気を付けるのは見知らぬ女と見知らぬ忍者[カイバーマン](2009/12/18 15:06)
[42] 第三十八訓 転ぶ先に一筋の光[カイバーマン](2009/12/25 13:22)
[43] 第三十九訓 女が心配してるのに男って奴は・・・・・・・[カイバーマン](2010/01/01 00:25)
[44] 第四十訓 子供は早く寝ろ、じゃないと大人が夜更かし出来ないでしょうが[カイバーマン](2010/01/13 20:46)
[45] 第四十一訓 マナーを守らない奴はとりあえずTKO[カイバーマン](2010/01/14 20:59)
[46] 第四十二訓 侍ってのは高倉健の様に不器用な生き物[カイバーマン](2010/03/07 14:05)
[47] 第四十三訓 いつかは生まれるその感情に逃げるべからず[カイバーマン](2010/02/17 11:52)
[48] 第四十四訓 仲間の助けを借りて走っても走り抜けれるかはテメー次第[カイバーマン](2010/02/09 16:48)
[49] 第四十五訓 時には意外な物が武器になる[カイバーマン](2010/02/17 11:54)
[50] 第四十六訓 ドSは決して自重しない[カイバーマン](2010/02/17 11:47)
[51] 第四十七訓 なんだかんだで両想い[カイバーマン](2010/02/20 08:55)
[52] 第四十八訓 三つの愛 一つの運命[カイバーマン](2010/02/24 17:58)
[53] 第四十九訓 人の道それぞれ[カイバーマン](2010/02/28 11:43)
[54] 第五十訓 絡まる糸はほどく気がなければほどけない[カイバーマン](2010/03/01 09:45)
[55] 第五十一訓 隠し事はバレてこそ意味がある[カイバーマン](2010/03/04 13:02)
[56] 第五十二訓  闇と光は表裏一体[カイバーマン](2010/03/07 21:32)
[57] 第五十三訓 バカと役立たずにも五分の魂[カイバーマン](2010/03/10 09:38)
[58] 第五十四訓 人を傷付けたら必ず自分が傷付く事になる[カイバーマン](2010/03/12 22:24)
[59] 第五十五訓 昨日の敵は今日の友[カイバーマン](2010/03/16 21:12)
[60] 第五十六訓 親バカもシスコンも度が過ぎると引くから少しは自分を抑えて[カイバーマン](2010/03/19 11:55)
[61] 第五十七訓 酒は飲むモンであり飲まれるモンではない[カイバーマン](2010/03/22 17:02)
[62] 第五十八訓 時に酔いは人の本性をさらけだす事もあるんです[カイバーマン](2010/03/25 17:26)
[63] 第五十九訓 混沌招く血の宴[カイバーマン](2010/03/29 11:21)
[64] 第六十訓   死[カイバーマン](2010/03/31 12:59)
[65] 第六十一訓 夜王再臨[カイバーマン](2010/04/04 10:56)
[66] 第六十二訓 仲間を信じて顔上げて歩け[カイバーマン](2010/04/07 13:18)
[67] 第六十三訓 ただ愛ゆえに[カイバーマン](2010/04/14 18:26)
[68] 第六十四訓 ただ愛のために[カイバーマン](2010/04/14 17:21)
[69] 第六十五訓 ただ愛こそすべて[カイバーマン](2010/04/19 23:27)
[70] 第六十六訓 戦場を色取るのは忍者とチャイナとストーカー、そしてあんパン[カイバーマン](2010/04/25 16:25)
[71] 第六十七訓 凛と咲く桜の如く美しくありけり[カイバーマン](2010/05/17 01:16)
[72] 第六十八訓 バクチ・ダンサー[カイバーマン](2010/05/16 22:23)
[73] 第六十九訓 鬼が恐くて侍が務まるわけねえだろコノヤロー[カイバーマン](2010/05/16 22:27)
[74] 第七十訓 生半可な覚悟で正義や悪を語るものではない[カイバーマン](2010/05/24 01:12)
[75] 第七十一訓 その長き続く因縁に終止符を下ろせ[カイバーマン](2010/05/30 09:48)
[76] 第七十二訓 宇宙一最強の魔法使いは宇宙一馬鹿な親父[カイバーマン](2010/06/06 14:32)
[77] 第七十三訓 新しい朝[カイバーマン](2010/06/13 09:02)
[78] 第七十四訓 鬼の力 仏の心[カイバーマン](2010/06/27 00:40)
[79] 第七十五訓 その契りは永遠に[カイバーマン](2010/06/27 00:38)
[80] 第七十六訓 出会いもあれば別れもある 経験するたびに人はより成長していく[カイバーマン](2010/07/04 00:17)
[81] 第七十七訓 去る前にドタバタ騒いで最後の最後に別れを惜しめ[カイバーマン](2010/07/04 00:18)
[82] 第七十八訓 さよなら銀八先生[カイバーマン](2010/07/04 00:20)
[83] 最終訓 後悔ない人生を[カイバーマン](2010/07/11 00:11)
[84] 第?訓 銀色の魂を受け継ぐ者[カイバーマン](2010/08/01 07:50)
[86] 番外編 人気投票など死んでくれ・・・・・・[カイバーマン](2010/09/20 10:22)
[87] 番外編 人気投票など死刑だうわぁぁぁぁぁん!![カイバーマン](2010/08/16 13:18)
[88] 番外編 人気投票など・・・・・・あ、さっきからこれ言ってるの全部私だからな[カイバーマン](2010/08/23 00:00)
[89] 番外編 人気投票などに踊らされた哀れな道化共め[カイバーマン](2010/08/30 09:21)
[90] 番外編 人気投票など関係無い! 私達は私達だ![カイバーマン](2010/09/05 17:17)
[91] 山崎編 ZAKINOTE Ⅰ 学籍番号1番~10番[カイバーマン](2011/07/18 13:22)
[92] 山崎編 ZAKINOTE Ⅱ 学籍番号11番~20番[カイバーマン](2011/07/19 17:10)
[93] 山崎編 ZAKINOTE Ⅲ 学籍番号21番~31番[カイバーマン](2011/07/20 22:14)
[94] 山崎編 ZAKINOTE Ⅳ 教職員&学校関係者[カイバーマン](2011/07/21 20:39)
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

[7093] 第二訓 ジャンプを愛するものに悪い奴はいない
Name: カイバーマン◆7917c7e5 ID:1c185549 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/04/07 00:18
お姉ちゃんへ
僕の生徒達が中学三年生になって数週間がたちました。みんなとても元気で、むしろ元気過ぎる生徒もいますが、むしろ元気過ぎて暴走行為に走るので毎日がハードワークです。でも僕は元気にここで生活を送っています、生徒達ともちゃんと接し(例外もありますが・・)僕も勉強させてももらってます。特に一緒に住んでいる、木乃香さんとアスナさんにはとってもお世話になっています。木乃香さんは優しいし料理もうまいし、すごく良い人です、アスナさんは・・・えっ~と・・う~ん・・・あ日本で有名なジャンプという漫画雑誌を貸してくれました。「努力・友情・勝利」という三大原則は僕も知らなかった事でした、僕も勉強不足でした。でも僕のジャンプの中で一番好きな作品の「ギンタマン」という漫画はそんな三原則を見事に破壊していました、跡形も無く残ってませんでした。でもアスナさんは
「そこがいいのよッ! 人気が無いのが残念だけど革命的で私は好きだわ」
と熱く語っていました。僕もそういう所が「ギンタマン」の好きな所です。
そんなわけで僕は「ギンタマン」が打ちきりにならないようにファンでありつづけようと思いました




自分の家で読んでいた、自分の弟当然の子の手紙にネカネ・スプリングフィールドは読み

「後半からギンタマンオンリーね・・ていうか最後作文?」

疑問をポツリと呟きその子がどんどん遠くなっていると感じた

第弐訓 ジャンプを愛する奴に悪い奴はいない

「大変だ!今日は学園長から緊急の話しがあるのに!」

僕、ネギ・スプリングフィールドはあわてて走りながら目的地 麻帆良学園へと向って行った、昨日の夜に突然、学園長から電話があり話しと会わせたい人がいるということで明日は早めにくるようにすること、と言われていたのにうっかり忘れていた。
「あ~やっちゃたな~教師失格だよ約束忘れるなんて・・でも学園長もあんな時間に電話する事無いのにな・・・」

僕は一人で愚痴りながら走って行く。そういえば一人で学園行くの久しぶりだな・・いつもはアスナさんと木乃香さんと一緒に行ってるからな~。今頃は二人とも学園に向う準備かな・・アスナさんはジャンプ読んで遅刻しそうだな・・そういえば今日ジャンプの発売日だ! なんというミスを、SHIT! いつもは発売日にコンビニか購買部で買って、H・Rが始まる前に読んでH・Rが終わったらそのままアスナさんに貸す(ていうか強奪)といういつものパターンなのに・・アスナさんに怒られる・・

「どうしよう、でも学園長の話しがあるし・・あきらめるしかないか・・」

僕は深いため息をついて学園長にうっすら怒りを覚えて目的地に向かった

走りながら僕は人の間をくぐりぬけながら走り学園町の部屋まで遂にたどりついた。
間に合わなかったかな?5分は過ぎてる。あ~遅刻だ~怒られるかもな~どうせ遅刻するなら反対方向行って購買部でジャンプ買っとけばよかった・僕はそんなこと考えていたがノックして学園長の部屋のドアを開けた。
「すいません今日の用事を忘れてしまってました! 本当にすいません!すいません! 」

何度も頭を下げて謝った。そしてゆっくりと頭を上げて学園長の顔を見ようと思って顔を上げると

「今度から気をつけろよ、次やったらアレだ『キン肉バスター』だからな、もしくは『マッスルミレニアム』」


見知らぬ銀髪の男の人が、ジャンプ読んで学園長の机の上に腰掛けていた・・
誰だろう? 銀髪の天然パーマで、服はスーツの上に白衣を着ている、眼鏡を付けて、口にタバコをくわえている、そして目が・・生気がない、死んだ魚の目だ。そして一番気になるのはどうして木刀腰に差してるんですか? そうやってジロジロ見ているとそれに気づいたのか銀髪の人は

「何見てんだコノヤローそんなにジャンプ読みたいのか?」

不機嫌そうに銀髪の人は答えた。怒ってるのかな・さっきも「次やったら『キン肉バスター』決める」って言ってたし・・
「えっと・・今日は遅刻してスイマセンでした!  あとジャンプ読ませてくれません?」
謝りながらも僕は自分の欲求に逆らえる事ができませんでした今週の表紙珍しく「ギンタマン」だし・・

「あ~俺が読んだら貸してやるよ、あとそんなに何回も謝るんじゃねえよ、俺、嫌な奴みたいだろ」
銀髪の人はまた同じテンションで答えた。あ、これがこの人にとって素なんだな別に不機嫌ではなくこれがこの人の性格なんだ。
僕がそう解釈している時に・・

「やっぱ『ギンタマン』つまんね~なこの世界でも最悪だわ、早く抹殺して『ワンパーク』や『ベルト』を超える逸材を作らなきゃよ~。ジャンプの汚点だな」

僕はその銀髪の人に対して怒りのボルテージが上がった。

「いや~ワシが遅刻してしまったスマンの~ちょっと便の切れが悪くて・・ってお前等何やってんの?」
「『ギンタマン』の何処が悪いんですかッ! ああいうブラックユーモアやツッコミのキレが笑いを取れるんですよッ!」
「ああんッ! あんなもんただの下ネタまんさいオンパレードじゃねえかッァァァ!! お前なガキのくせにあんなもん見てんじゃねえよッ! ガキはコロコロコミック読んでろッ!」
僕は学園長の存在に気づくまでえんえんと銀髪の人とジャンプの方針について論争していた




「すいません思わずヒートアップしてしまいました本当すいません!」

まさか学園長の部屋で、激しいジャンプ論争があるとは、学園長も思わなかっただろうな・・僕はこれで今日何回謝ったかな?

「・・いやいいんじゃが・・君でもあんなに異常なほどテンション上がるん
じゃね、ていうかお前もじゃ銀時! 大人になれッ! その年でジャンプの行方について子どもと討論するなッ!
この人銀時っていうのか、この人何やっている人なんだろ?そんな事考えてると銀時さんは
「うるせえな~エイリアンのくせに、まあエイリアンにはわかんねえだろうがな~ジャンプには魂を熱くさせるというすっげ~ウェポンなんだぞッ!」
「そのウェポン、使ってのにお前の魂は燃えてねえしッ!つか死んでるわッ!お前の魂ッ!」
うわ~また喧嘩になりそうだな・・銀時さんってどんな人にでもケンカ腰になれるんだな

激しい学園長と銀時さんの怒鳴り会い、そして殴り合いがようやく静まり返った・・あの僕H・Rあるんですが・・学園長はとりあえず落ち着こうと椅子に座り深呼吸してしばらくの沈黙のあとやっと口をあけた

「まあコイツ・・この男は国語の先生になってなそして君のところ3年A組の副担当になった坂田銀と・・いや坂田銀八じゃ」





はい?
この人が先生? 目が死んでますよ? しかも3ねんA組の副担任? 僕の生徒とケンカする確率が高いと思うんですが・・・あとさっきはなんで「銀時」と呼んでいたのに「銀八」と呼んだんですかッ!?
僕は頭の中ブレイク寸前な時、その問題を抱える男、「坂田銀時」ならぬ「坂田銀八」はこちらよ指差し・・・

「おいコイツが先生なの? じょうだんだろ? なんで子どもが先生になれるんだよ~ドッキリか? 赤ヘルのオッサンは何処だよ?」

半信半疑だと感じているようだった。それはそうですね・・普通は10歳では教師やりませんし・・よしじゃあこう提案しよう

「なんかお互い頭が混乱しているんで、互いについて説明をしません?」

これが一番得策だと思った、お互い場の状況を理解しよう・・
別世界の住人、最初はそれを聞いた時驚いた、しかも銀八さんを呼んだのはどうやらエヴァさんらしい・・何やりたかったんだろ・・。
銀八さんは向こうの世界では、『天人』という宇宙人が江戸を支配し、自分たち侍は腐敗していってるらしい、だから刀ではなく木刀か・・まあでもここの世界でも木刀を所持するとはな・・いや僕の生徒の中にはモノホンの殺傷武器持ってる人がいるしな・・
そして何故坂田銀八と名乗るのかというと、単にハマッてたドラマの先生の名前をパクったらしく自分で付けた名前らしい「どうせ教師になるなら名前を教師っぽくしたほうがよくね?」が銀八さんの意見
いや名前より先に見た目を教師にしてください・・
そして次は僕が話す番に名前は「ネギ・スプリングフィールド」魔法使いだということも話して(これを聞いた銀八さんは「だよな、服装からしてホ○ワーツとかにいそうだもん」と答えたそんなに怪しいかな僕の服装・・)
自分は魔法学校を卒業していて立派な魔法使い「マギステル・マギ」になるために修行ということでこの麻帆良学園で去年の3学期からで教師をしているということを話した。そのあと銀八さんはしばし考えた後

「ふ~ん色々あんだなお前も・・まあ自分の事は自分で決めろよだけど俺は子どもってのはただ遊ぶだけの方がいいと思うけどな・・」
とめんどくさそうに言ってきたこの人悪い人ではないんだろうな・・本当は優しい人なのかも
そんなこと考えていると突然ドアが『ドンッ!』と開いた

「ちょっとネギ!H・R終わったわよ!あんたがいないからみんなで勝手にやって終わったわよ!それとジャンプ持ってきなさいよッ!」

アスナさん?・・あそういえばH・Rのこと忘れてたしまったどうしよう・・H・Rの時にみんなに銀八さんの紹介しようと思ってたのに・・・

「ええやんアスナ~、ネギくんもなんか色々な事情があったんやろ? ウチのジッちゃんの長い話しでも聞かされてたんやろネギくん?」

木乃香さんまで・・心配かけてすいません・・と謝ろうとしたとき、二人とも不思議なものを見る目でこっちをみた

「・・・ネギその見るからに怪しい銀髪の人誰ッ!?」

そう言って指差したのは僕の後ろ、ああ・・ふてぶてしくまたジャンプに読みふけっていた銀八さんがいた
銀八さんはめんどくさそうにチラリとアスナさんを見て

「うるせえな~やかましいんだよ今ヤムチャまた死にそうなんだから」

そう言ってまたジャンプを読み始めた・・長い沈黙・・
もう耐えられなくなり

「この人は、今日から国語の先生で3年A組の副担任になる、坂田銀と・・坂田銀八先生です・・」

とりあえず僕が銀八さんの紹介した銀八さんも「よろしく~あと静かにしろ~ヤムチャ死んだから~」と答えた。銀八さんもうちょっとやる気出してください・・二人とも目が天になってますよ・・
しばしの沈黙のあと・・

「うそォォォォォッ!!これが教師?目が死んでるわよッ!しかも私達んとこの副担ッ!?麻帆良学園ってそんなに人材不足なのッ!?」
「アスナそれこの人に失礼やで・見た目は恐そうやけどきっと中身は・・あれどうやろ?」

まあそう思いますよね二人の反応はごもっともです。とりあえず僕が銀八さんの事情を話そうこの人説明しなさそうだし、今はジャンプに夢中だし・・
銀八さんの説明をするとおもいのほか二人とも驚かなかった魔法もあるなら別世界も一つや二つあるだろという結論にいきついたらしい

「コイツ侍なのッ!?全然見えないわよッ!どう見てもジャンプ好きの駄目人間でしょッ!」

たしかに侍って感じじゃないですもんね・・日本滞在が短い僕でもこれは侍っぽくないと感じる・・
「まあ侍だろうが駄目人間だろうがええやんこの人はここの先生、ウチらのクラスの副担任やろ?よろしくな~先生」

木乃香さん適応早すぎ・・こんな見た目の人でもやさしく出来るんだな・・僕も見習わなきゃ・・


「・・・・誰?アンタ?ジャンプ読みたいの?ほらよ、言っとくがヤムチャ死ぬから」

銀八さんは木乃香さんにぶっきらぼうにジャンプ渡した後・・

「んじゃあ俺便所行って来るわ~またなガキ~」

バタン と学園長室の部屋から銀八さんはトイレに行ってしまった
残されたのは呆然とするアスナさんと僕、学園長・・そしてジャンプ読み始めた木乃香さんだけ残された・・


あの人教師できるのかな?・・・


前を表示する / 次を表示する
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

SS-BBS SCRIPT for CONTRIBUTION --- Scratched by MAI
0.031409025192261