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No.32471の一覧
[0] 魔法の世界の魔術し!(ネギま!×Fate)[泣き虫カエル](2012/03/28 09:21)
[1] 第2話  黄金の少女[泣き虫カエル](2012/03/31 09:21)
[2] 第3話  こんにちは異世界[泣き虫カエル](2012/03/31 09:25)
[3] 第4話  絡繰茶々丸[泣き虫カエル](2012/04/07 11:58)
[4] 第5話  仕事を探そう[泣き虫カエル](2012/04/07 11:59)
[5] 第6話  Shooting star[泣き虫カエル](2012/04/13 20:44)
[6] 第7話  ライラックの花言葉[泣き虫カエル](2012/04/18 06:32)
[7] 第8話  開店準備はドタバタで[泣き虫カエル](2012/04/24 22:22)
[8] 第9話  創作喫茶 『土蔵』[泣き虫カエル](2012/05/08 21:11)
[9] 第10話  桜咲刹那 ~その誓い~[泣き虫カエル](2012/05/11 22:24)
[10] 第11話  答え[泣き虫カエル](2012/05/16 09:13)
[11] 第12話  もう一つの仕事[泣き虫カエル](2012/05/19 15:20)
[12] 第13話  視線の先に見えるモノ[泣き虫カエル](2012/05/21 21:38)
[13] 第14話  友一人、妹二人[泣き虫カエル](2012/05/24 19:03)
[14] 第15話  帰るべき場所[泣き虫カエル](2012/05/28 18:15)
[15] 第16話  ネギま![泣き虫カエル](2013/06/13 21:43)
[16] 第17話  とあるお昼休みの出来事[泣き虫カエル](2013/06/13 21:47)
[17] 第18話  それ行け、僕等の図書館探検隊 ~前編~[泣き虫カエル](2013/06/13 21:50)
[18] 第19話  それ行け、僕等の図書館探検隊 ~後編~[泣き虫カエル](2013/06/13 21:51)
[19] 第20話  その身に秘めたるモノ[泣き虫カエル](2013/06/13 21:53)
[20] 第21話  決別の時[泣き虫カエル](2013/06/13 21:55)
[21] 第22話  停滞の時[泣き虫カエル](2013/06/13 21:57)
[22] 第23話  闇の福音[泣き虫カエル](2013/06/13 21:58)
[23] 第24話  狂気と変わらぬ誓い[泣き虫カエル](2013/06/13 21:59)
[24] 第25話  譲れぬ想い[泣き虫カエル](2013/06/13 22:01)
[25] 第26話  束の間の平和と新たな厄介事[泣き虫カエル](2013/06/13 22:04)
[26] 第27話  魔の都[泣き虫カエル](2013/06/13 22:06)
[27] 第28話  観光に行こう![泣き虫カエル](2013/06/13 22:07)
[28] 第29話  Party time![泣き虫カエル](2013/06/13 22:11)
[29] 第30話  胎動[泣き虫カエル](2013/06/13 22:14)
[30] 第31話  君の心の在処[泣き虫カエル](2013/06/13 22:15)
[31] 第32話  暗雲[泣き虫カエル](2013/06/13 22:16)
[32] 第33話  奪還[泣き虫カエル](2013/06/13 22:17)
[33] 第34話  それぞれの想いと願い[泣き虫カエル](2013/06/13 22:19)
[34] 第35話  試練[泣き虫カエル](2013/06/13 22:21)
[36] 第36話  君の想い[泣き虫カエル](2013/06/13 22:22)
[37] 第37話  買いに行こう![泣き虫カエル](2013/06/13 22:24)
[38] 第38話  紅茶は好きですか?[泣き虫カエル](2013/06/13 22:26)
[39] 第39話  紅い背中[泣き虫カエル](2013/06/13 22:28)
[40] 第40話  茶々丸の衛宮士郎観察日記[泣き虫カエル](2013/06/13 22:29)
[41] 第41話  修練[泣き虫カエル](2013/06/13 22:31)
[42] 第42話  オモイオモイ[泣き虫カエル](2013/06/13 22:32)
[43] 第43話  君のカタチ[泣き虫カエル](2013/06/14 00:14)
[44] 第44話  You And I[泣き虫カエル](2013/06/13 22:44)
[45] 第45話  襲来[泣き虫カエル](2013/08/10 18:45)
[46] 第46話  止まない雨[泣き虫カエル](2013/08/10 18:46)
[47] 第47話  白い闇[泣き虫カエル](2013/08/10 18:48)
[48] 第48話  晴れの日[泣き虫カエル](2013/08/10 18:50)
[49] 第49話  世界樹[泣き虫カエル](2013/08/10 18:51)
[50] 第50話  日常に潜む陰[泣き虫カエル](2013/08/10 18:53)
[51] 第51話  Girls Talk & Walk[泣き虫カエル](2013/08/10 18:55)
[52] 第52話  『    』[泣き虫カエル](2013/08/11 20:34)
[53] 第53話  麻帆良祭 ①[泣き虫カエル](2013/09/02 22:08)
[54] 第54話  麻帆良祭 ②[泣き虫カエル](2013/09/02 22:09)
[55] 第55話  麻帆良祭 ③[泣き虫カエル](2013/09/02 22:10)
[56] 第56話  光と影の分かれ道[泣き虫カエル](2013/09/02 22:12)
[57] 第57話  超鈴音[泣き虫カエル](2013/09/02 22:13)
[58] 第58話  超鈴音 ②[泣き虫カエル](2013/09/02 22:14)
[59] 第59話  Fate[泣き虫カエル](2014/03/09 20:48)
[60] 第60話  告白[泣き虫カエル](2014/03/16 22:56)
[61] 第61話  the Red[泣き虫カエル](2014/06/03 21:38)
[62] 第62話  Pike and Shield[泣き虫カエル](2014/11/19 21:52)
[63] 第63話  Bad Communication [泣き虫カエル](2015/05/16 22:01)
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[32471] 第52話  『    』
Name: 泣き虫カエル◆92019ed0 ID:4af99eb6 前を表示する / 次を表示する
Date: 2013/08/11 20:34

 
 
 ——————それは、それぞれにとっての終わりと始まりだった。
 
 
 
 ある少女にとっては始まる為の。
 
 
 
「ねー、アキラー。まだ寝ないの〜? 明日から学園祭なんだから早く寝ておかないと体持たないよ?」
「……ご、ごめん。もう少しだけ待って。まだ着ていく服が……」
「あ、そっか。アキラは二日目に大切なデートだもんね〜。そりゃ準備も大切か」
「ゆ、ゆーな!」
「うっしっし。そんに顔真っ赤にして凄んでも怖くはありませんよ〜。ま、応援はしてるから頑張って」
「……う、うん。頑張る」
 
 
 
 少女にとっては始まりの。
 
 
 
「———これで、どうだーー!」
「うん、かなり良い感じになってきていますね。流石はアスナさんです」
「そ、そう? えへへ、それもこれも練習に付き合ってくれた刹那さんのおかげよ」
「ご謙遜を。ご自身の努力の賜物ではないですか」
「それでも、やっぱり刹那さんの方が覚えるの早かったわよね」
「それはまあ……私の場合、元々の下地もありましたから。それを加味すれば、やはりアスナさんの上達速度には驚かされます」
「あはは。アリガト。そんなに褒められると恥ずかしいけど嬉しいわ」
「なーなーアスナー。でもなんで『それ』覚えよう思うたん?」
「え? 『これ』? これは……って、そうか。このかはちゃんと見た事なかったっけ」
「……言われてみればそうですね。お嬢様は京都ではあの場にいらっしゃいませんでしたし、キチンとご覧になった事はないかと」
「え〜、なんやそれ〜。なんやウチだけ仲間外れみたいやんかぁ〜」
「いえ、お嬢様。仲間外れとかではないかと思いますが……」
「……ねえ、刹那さん」
「はい、どうかしましたか?」
「『これ』……もしもシロ兄に見せたらビックリするかな?」
「———。ふふ。ええ、きっと驚かれると思います。それと同じくらいお喜びにもなるかと」
「……そっか。うん、きっとそうよね。———よーし! 刹那さん、もう一回一からお願い! もっと上達してシロ兄を驚かせてやるんだから!」
「ええ、喜んで!」

 
 
 また、ある少女にとっては終わらせない為の。
 
 
 
「……チャオさん。まだ寝てなかったんですか?」
「———ん? ああ、ハカセあるカ。明日は大切な日だからネ。もう少し起きているヨ」
「明日……。そうですよね、二年間の集大成ですもんね」
「ウム。明日から全てが変わる……いや、私が変えなければならないネ」
「はい。……異常気象さえなければ、もう一年余裕があったんですが……」
「それは仕方ないネ。何事にも不確定要素は付き物ヨ」
「不確定要素と言えば……『彼』はどうなりましたか?」
「……ああ、『彼』か。……どうだろうネ、『彼』については色々調べてみたガ情報が少なすぎル。未知数であるからこそ不安要素は抱き込みたかったガ……微妙なラインネ。期間中、もう一度尋ねてみるヨ。最悪の場合でも敵には回したくなイ」
「だけど、もし……敵に回るような事があれば」
「———ウム。最大の脅威になるのは間違いない。それに『彼』を敵に回すということは、同時に『最強』も敵に回してしまうこととなてしまウ。それだけは何としても阻止せねバ」
「……成功するといいですね」
「———させてみせるヨ。この私が」
 
 
 
 ある者にとっては終わらせる為の。
 
 
 
「お待ち下さい、フェイト様。本当に私達はお供をしなくてよろしいのですか?」
「構わないよ。これは僕の個人的な用件だからね、君達を付き合わせるわけにもいかない」
「しかし……」
「空けるのはほんの数日の期間だけだ。留守中のことは任せるよ、調」
「……了解しました。しかし、せめて行き先だけでもお教え下さい」
「———少し、顔見知りに会いに祭りへ……ね」
 
 
 
 そして、ある者にとっては終わりの。
 
 
 
「どうした士郎、こんな夜更けにお前が起きているのは珍しいではないか」
「……ああ、エヴァか。相変わらず寝付きが悪くてな。今日は特にそれが酷い」
「そうか。そう言う時は酒の力を借りるのも悪くないものだぞ。……付き合うか?」
「そうだな。たまにはそれもいかもな」
「そうだぞ全く。この私がいつも誘っているのに断りおって」
「悪い悪い。今度からはもう少し付き合うことにするよ」
「言ったな? 言質は取った、次までは良い酒を用意しておくから覚悟しておけ」
「そうか。じゃあその時を楽しみにしてる」
 
 幾つもの想い、幾多もの人、幾十もの願いが交ざり合い溶け合う。
 無色のそれはやがて一つの形となり動き出す。
 バラバラの欠片を掻き集め、たった一つの願いから生まれた出来損ないの希望はまるで、脆く儚い綿毛のよう。
 触れれば崩れるような砂城の希望は風吹く度にその身を削り。
 小さく小さく成り果てる。
 それでも崩れ落ちることなくその身を保ったのはこの時の為。
 始まったからには終わりを。
 終わりがあるからには始まりを。
 
 終わりのない物語に意味は無いから。
 落ちた星に輝きは宿らないから。
 錆びた剣に価値は無いから。
 
 出来損ないの希望に輝きを。
 
 終わりの鎚は今振るわれる。
 

 
 ———さあ、最後の物語を始めよう。
 




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