エレナさんとイータさんに仕事の合間に念をおしえてもらうことになった。
そしてこれは教えてもらって少したったお話
「ほらシュウ、堅の形が汚い。右腕全体の出力が大きすぎるから抑えなさい。」
ベチリとイータさんに右腕をはたかれる。
ちなみに念は無理矢理オーラを起こして覚えました。
現在座禅を組んで堅の修行中です。
2時間目突入です………俺肉体年齢7歳くらいなのに最初からこれってきびしくない?と思っていたら
「余計なことは考えない。」
と頭をはたかれました。
いやいい加減足しびれてきたんですけど、などともいえずおとなしく続けるとオーラを使い切った。
「イータさ~ん、うごけませ~ん」
「それじゃぁ5分休憩したらこの荷物この地図どおりに配置してきて。」
と気軽に言ってきますけど動けないって言っている人間にこの仕打ちってどうよ。
原作で少し読んだ感じじゃぁやさしそうだったのにやっぱりジンさんの仲間は全員どこかぶっ飛んだ人の集まりだったとひしひし感じてきた今日この頃………
ある程度念を覚えたとき、自分の堅について色々把握しなければいけないといわれ。
ジンたちに手伝ってやると念で強化されたボールをぶつけられたのはいい思い出だ。
オーラをまとっていないボールとかなら何も感じなかった、だからって調子に乗っているとオーラを籠められたボールをぶつけられるとバキバキバキッとアバラが折れた。
「あ、わりぃ力加減間違えた。リスト~ちょっときてくれ~」
「あ~もう何しているんですか内蔵まで傷ついているじゃないですか。」
と軽いやり取りで傷ついたからだを最近できた大天使の息吹(仮)を使い俺の体を治してくれた。
そんなやりとりを双子の師匠はあんな程度で破られるなんて修行をもっと厳しくしないと!とか言っているし、ドゥーンにいたっては爆笑である。
――場面はもどって
5分の休憩を絶ですごし、少しでも回復をはかります。
絶は比較的すぐに覚えることができたのもあり結構得意です。
体力も回復するし結構お得です。
しかし寝ている間も修行だとたまにジンさんたちがドッキリをしかけてくるのです。
うかつに寝ていると落書き女装は当たり前。
ひどいときにはパジャマで雪山にほったらかしとかもありました。
寝ている間に円をする習慣ができました。
そのおかげで30Mは範囲を広げられるようになったのですが、この人達と比べるとぶっちぎりで最下位です。
ちなみにトップは双子師匠です。
あの方々はこの島を丸々すっぽりと包めるそうです。原作チートめ………
「イータさん、配置おわりました~」
堅の形が気に入らないとイータさんになかなか合格点がもらえない。
2時間も維持できるようになったのだから少しはほめてくれといったら横からドゥーンに
「おめぇそんなしょっぼい堅をまだ2時間しかもたせれねぇのにほめてほしいのか?」
泣きました。悔し泣きです。
えぇえぇここの人達は普段の生活を堅で過ごしてもまったく問題ないくらいすごいですよ。
ドゥーンめ………今度俺の考えている能力が完成したら真っ先に地獄に落としてやるぜと復讐を近いその日の夜、枕をぬらしました。