俺たちが天空闘技場にきてから約3週間がたった。
俺たちはストレートに200階に到達した。
途中俺が一日二試合あってポンズと同じ階になりそのあとはそのまま一緒にあがっていった。
ポンズはその間に纏が最高7分できるようになった…他はまだまだだけどね。
200階につきエレベーターから降りるとヒソカが待っていた。
「やぁおめでとう♢そしてようこそ200階へ歓迎するよ♡」
「どうも。そういや今日の昼くらいに1階と50階でゴンとキルアが戦ってたけどみたか?」
「へぇ彼ここにきたんだ。今度見に行ってみるよ。ここについて説明いるかい?」
「受付のお姉さんに聞いたほうがテンションあがるからお姉さんに聞くわ!!」
ポンズにゴツンと後頭部を殴られた。
いやわかってください男に説明うけるよりお姉さんに説明を受けたいお年頃なんです!
ヒソカは俺たちを見てクックックと笑っていた。
俺とポンズは受付で200階の闘士登録を行った後ここについての説明を受けた。
今日の受付の人はちょと好みのタイプじゃありませんでした。
「それでは早速参戦の申し込みをなさいますか?」
「どうする?私はシュウにまかせるけど?」
「とりあえず準備期間ぎりぎりあたりに申し込もう!それまでにはポンズの裏ハンター試験が終わっていると思うし。」
二人そろって準備期間最終日あたりに申し込んだ。
どうして俺はこのときにこの過ちに気づかなかったのだろう。
まぁこのときの俺はポンズの修行のことしか考えていなかったのでそこまで頭が回らなかったのだろう。
俺とポンズはその後今までの部屋より広い部屋に案内された。
俺とポンズの部屋は隣どおしだ…気をきかせたのかな?
とりあえずポンズが俺の部屋に来た。
「ちょっとシュウ、コレ見てシュウの試合の日時が決定したってでているわよ。」
「へ?俺ってポンズと今日準備期最終日あたりに申し込んだから相手いないんじゃ…ってまさか!?」
「えっと……相手私だって。もしかして日時示し合わせて戦いたいと思われたのかしら?」
俺の最初の相手が決定した……ポンズです。
どうしよう。ポンズと気まづくなってしまうと思っていましたがポンズはこれなら洗礼受けなくてすむわねラッキーラッキーとかなり軽い感じです。
俺は戦うことにどう思うかと聞くと
「まぁ念ありの戦闘訓練の修行と思って戦うわよ?あ、できれば発も使ってほしいかも!発ありでこその念能力でしょ?」
「そうだねじゃあ俺は師匠らしいところを見せれるようにがんばるよ。」
そう言って笑いあい俺たちはポンズの念の修行にはいった。さて裏ハンター試験の合格基準まであと少しがんばろう!
SIDE ポンズ
私は200階にきてから3週間、オーラを消費したら点をやって回復したらオーラを消費してという修行を繰り返した。
そのおかげか纏は12分維持できるようになった。
軽い組み手をやりつつもその時間だからかなり進歩したほうだろう。
「そういえば、私って裏ハンター試験の基準が突破できたら自分の能力つくってもいいの?」
「裏試験の合格基準突破したあとで発の修行が終わってからってのがベストかな。なにか能力思いついた?」
「一応ね。できれば一つはシュウとの試合までに形だけでも完成させたいんだけどできるかしら?」
「ポンズしだいかな。フィーリングが合えばすぐにできることもあるしイメージ力が足りなくてなかなか完成しないってことも多々あるらしいし。」
ふむ、シュウのときはどうだったのかと聞くと両方とも2ヶ月近くかかっているらしい。が発動する分には数日でもいけたらしいので少し安心した。
オーラを使いはたしたので点の修行をしているとシュウの携帯電話が鳴った。電話かな?
「もしもし、ヒソカ?どうしたん?」
「……よ♠だか………」
「え~めんどくさい。あとそれにポンズ必要?ポンズの修行の邪魔だからポンズは連れて行けないんだけど。
え?…決まってんじゃん!てか比べるに値しないんだけどもちろんポンズ!!……わかった俺だけなら行くよ。」
電話の相手はヒソカだったようだ。
この前ヒソカと仲良くなったわねといったらシュウに涙ながらに否定されたのはおもしろかったな
……二人をみていたらヒソカが一方的にシュウを誘導・操作している感じだったけどあの子大丈夫なのかしら?というか最後のはなんなのかしら
「ヒソカと何かあった?それと最後のもちろん私って何聞かれたの?」
「ゴン・キルアが200階に念の存在を知らないで上がってくるらしから追い返すの2人で手伝ってくれってさ。
『知り合い?のキルアが洗礼受けるかもしれないのにそんなのんびりな態度って…ポンズの修行と危険なキルアたちの救出とどっちを優先するんだい』って聞かれたからポンズって答えた。
そのあと俺だけでもいいからきてくれって言われたから行ってくるポンズはそのまま点やっといて!」
いってきますとシュウは部屋を出て行った。
あの子ったら今のほとんど告白に近いって事わかっているのかしら
……わかってないんだろうなぁ。
私は少し赤くなった顔をさますために窓を開けた。
う~~~~~ん風が冷たくて気持ちいい!!