裏ハンター試験も終わりそれぞれ部屋に戻ることになった。
ポンズはがっくりとうなだれて部屋に戻っていった。
試験後俺はポンズのために念の師匠の登録をするとネテロ爺さんに告げるとなら特別に今ここでそのテストしてやると応用の「周」「隠」「堅」「硬」「円」「流」をやらされた。
「うむ、それだけできればよいじゃろ。合格じゃ!コレに必要事項書いて明日提出せい。それとほれ、これが師範用のテキストじゃから一応おぼえるように!」
テキストとかあったんかい!びっくりです。
試験後俺が部屋に帰ると部屋がある階のエレベーター出口のところにポンズがいらっしゃいました。
どうしたのと聞くと裏ハンター試験合格のために修行をみてくれといわれたので俺の部屋ですることにしました。
「ごめん裏ハンター試験のことあまり詳しく知ってなくてさ。」
「シュウも初めて人に教えたのでしょう?ならしかたないわよ。
それより私は纏と絶と練で試験を落ちたからその練習をしたいんだけど何をすればいいのかしら?」
とりあえずオーラを限界まで使う⇒点の練習⇒オーラ限界まで使うを繰りかえすように指示を出した。
そういやあんまり燃えるほうの念やらしてなかったわ。
テキストを見せるとどこで手に入れたのかと聞かれ、さっきまでのことを話した。
ありがとうととても綺麗な笑顔で言われました。
顔が赤くなったのが分かったので本で顔を隠し、本を熟読することにします。
くそう大分免疫できたと思ってたのになぁ
SIDE ポンズ
裏ハンター試験に落ちた。
私は凝だけおまけで合格できたが纏と絶と練はまた今度規定の時間を維持できるようになったら協会の本部に見せに行かなければならないらしい。
シュウはなにやら用事があるそうで試験後も残っていた。
私はシュウに修行を見てもらうためにシュウの部屋のフロアのエレベーター出口で待つことにした。
「おかえり、さっそくなんだけど修行みてもらえないかしら?」
「いいよ、それじゃあ部屋に行こうか。」
シュウに裏ハンター試験について謝られたが私は気にしないで返した。
私は合格のために何をすればいいのかと聞くとオーラを何度も使いきれ&燃えるほうの念の時間を増やせといわれた。
燃えるほうってそういえばあんまりやってなかったわね。
この教本にも書いてあると念の指導するための本を見せてくれた。
どこで手に入れたのかと聞くとさっきの試験後に協会に師匠として登録するために試験を受けてきたのだという。
「そこまでしてくれたの?ありがとう。」
シュウは顔を真っ赤にして本で顔を隠してしまった。……本当にシュウっていい子だわ。
その日私はシュウの部屋に泊まって修行することにした。
シュウに別の部屋で寝たほうがいいやらシャワーは別の部屋で浴びてくださいやら色々言われたが一緒の部屋で寝たし(ベットは別よ?)同じ部屋のシャワーを使った。
シュウが頭を抱えて悶々としている姿がとてもかわいかった。
私ってSなのかしら?
SIDE シュウ
眠れなかった。昨日ポンズと同じ部屋で寝た。
試験中も近くで一緒に寝たことがあったが、密室で隣のベット・同じ部屋でシャワーを浴びるなんて場面……
理性が崩壊しなかった俺をほめてあげたいです!!
…君のもとへ行けそうだよパ○ラッシュ……パタン
「おはようシュウ。よく眠れた?」
「……オハヨウ、ポンズ。ヨクネムレマシタヨ」
片言になってしまった。いやかなり眠いっす。
朝ごはんはルームサービスで食べることにしました。
ポンズに野菜を食え、もっとよく噛みなさいやら色々言われました。
まずい……どんどん彼氏のポジションから遠ざかっている気がする。
食後は昨日に引き続きポンズはオーラを使い果たす練習ののち点の修業、俺はテキストの熟読をすることにした。
プルルルル
正午30分前に備え付けの電話が鳴った。
講習30分前だから遅刻しないようにきてくださいといわれた。
10分前にあったのでポンズと荷物をまとめて講習がある部屋に向かった。
部屋にはイルミとクラピカそれにハンゾーが先に座っていた。
俺とポンズは左の空いている席に並んで座った。
すこしして全員がそろうとネテロ爺さんが入ってきた。
「諸君昨日はよく眠れたかな?それでは只今より講習を始める」
「「会長、すこしお話があります。」」
レオリオとクラピカが会長に意見をしだした。
キルアの不合格に意義があるようだ。
そうするとバン!!という音とともにゴンが怒りの形相で入ってきた。
ゴンはそのままイルミの席の横まで歩いていき
「キルアに謝れ!」
「謝る……何を?」
「そんなこともわからないの?お前に兄貴の資格ないよ!」
「?兄貴に資格がいるのかな?」
ゴンはイルミの右腕をつかみ片手でイルミをグンと持ち上げイルミを席から立たせた。
お~すげぇ念もなしであんなことできるってやっぱ主人公やなぁ。
ポンズもびっくりした顔で見ています。
「友達になるのだって資格なんていらない!!」
ゴンは腕を握っている力を強くしてイルミの骨を折った。えっと…講習そっちのけ?