SIDE ポンズ
私は第一試合の時気分が悪くなってシュウに捕まっていたらいつのまにか気を失っていたようだ。
シュウにもうすぐ試合だと起こされた。
視界がどんどん鮮明になっていき頭もさえてきた。
どうやらヒソカとキルア君の友達の金髪の男の子が試合をしているようだった。
シュウの試合はもう終わって勝ったそうだ。
どういう戦いだったんだろう参考にしようと思っていたのにな。
「勝者 クラピカ!!」
ヒソカがなにかをクラピカ?さんにつぶやくと自分からギブアップをしていた。
何をいったのだろう?次にあのゴン君を痛めつけていた人とシュウに負けたらしい人との試合だ。
ってゴン君あれからどうやって勝ったの?
シュウに問い詰めどんなことが起こったかきいたけど……いろんな意味ですごい子ね。
「勝者 ハンゾー!!」
ハンゾーさんはシュウに負けた人を組み倒し何かをつぶやき負けを認めさせた。
さてもうそろそろ私の番なのでストレッチをして体をほぐしておく。
戦闘に念を使ってもいいのかとシュウに聞くと相手の精孔こじ開けないように注意してならいいと許可をもらった。
なら戦闘で負けることはないわね!相手は能力者じゃないんだし!!
「勝者 ヒソカ!!」
一方的な試合の後ヒソカが勝った。
さぁいよいよ私の番だ!シュウに帽子を預け私は中央へ行った。
「それでは第5試合 ポンズ対レオリオ! 始め!!」
「よう姉ちゃん。降参してくれねぇか?俺あんまり女子供に手をあげたくないんだよ。」
「はぁ?なんで自分より弱い相手に降参しなきゃいけないのよ。あなたバカなの?」
SIDE シュウ
なにやら口論が始まった。あのうポンズさん戦闘しないんですか?っとポンズさんなんかどんどん話しの内容が口喧嘩になってきてませんか?
「あんな男とデート気分で試験に受けてきてお前ハンター試験なめてんのか!」
「あの子は私の弟みたいなものよ!あなたなんて4次試験の時シュウにプレート恵んでもらわなかったらここにすらいれてないじゃないのよ!
貴方のほうこそ貴方の友達におんぶに抱っこでここまできたんじゃないの?あなたのほうが試験なめてるじゃない!!」
「なっ俺は実力でここまでのこってんだよ!お前こそあの彼氏にここまで連れてこられたんじゃないのか?じゃなきゃ女でここまで残れるわけないもんなぁ!!」
どんどんとヒートアップしていく。レオリオが言う俺の悪口よりポンズの弟!とか手を出すわけがないなどの言葉に俺はノックアウト寸前です。
心の汗を上を向いて出さないようにがんばっているとレオリオがついに切れたようでポンズになぐりかかった。
ポンズはそれをひらりとかわしレオリオにカウンターでボディーを思い切り殴り飛ばした。
レオリオは顔をしかめ、3Mほど殴り飛ばされた。
レオリオはポンズに向かって怪力女やらゴリラやら色々言っている。
ポンズはもう相手にしないことにしたようだ。
レオリオの悪口を無視して接近戦をしようと相手に踏み込んだがレオリオは殴られたところがまだ痛いのか抑えながら俺のすぐ前まで後退した。
俺の目の前には今レオリオの背中が見える状態だ…邪魔!ポンズがみえないだろうが!!
動こうとすると前からレオリオごとオーラが叩きつけられた。
「どうする?今降参すればまだ軽症ですむわよ?もうそろそろ貴方のバカ声聞くのも飽きたし終わりにしたいんですけど。」
なにやらポンズさんは結構怒っていらっしゃるようです。
悪口効果テキ面じゃないっすか!!
やばいなぁレオリオ殺されなきゃいいけど……!!
蜂が一匹帽子から飛び出しレオリオの首に向かって飛んでいった。
「痛っ!!」
レオリオはすぐさま刺されたところを抑えましたが、意味はないようです。
レオリオの足が震えだしました。
肩膝をついた状態で苦しそうにポンズに問いかけました。
「てめぇ何した!」
「この子は珍しい毒蜂でね、刺されても死にはしないけどそのかわり一生全身が麻痺したままになるのよ。
それでコレが解毒剤!早く飲まないと後遺症でどこかは一生麻痺したままになるわよ?」
「てめぇきたえぇぞ!!正々堂々と勝負しやがれ!!」
うわぁ…えぐいなぁ。ポンズはとてもきれいな笑顔でどうしよっかな~っという感じで薬をぷらぷらさせています。
ポンズはもうあと数秒もすれば後遺症決定で一分もすれば植物人間ね!といった。
レオリオは力をふりしぼって手を伸ばそうとするが限界なのだろう。
「まいった。俺の負けだ……だからはやく解毒剤をくれ!俺医者になりたいからマヒとかのこしたくねぇんだよ!!」
レオリオは相当あせっていたのでしょう。
泣きながらポンズに薬をもらって急いで飲み干していました。
うんあれは誰でも怖いわ。
なんで帽子を俺にあずけたのかと思ったけどレオリオの死角からの蜂攻撃狙ってたんだな。
というかあんな蜂のほかにも色々な毒もった蜂飼っていそうだよなぁ…怒らせないようにしよう!
ポンズの勝利が告げられポンズがかえってきた。
「おめでとう、これ返すね。最初からコレ狙ってたん?」
「えぇそうよ!だからあいつを追い詰めて動き止めて蜂に合図おくったの。
それとあの蜂って手足の筋痙攣起こさせるだけ痙攣もすこししたら勝手になおるのよねぇ。
だから実際はマヒが残ったりはしないのよ。」
えっとつまりあれは演技?じゃああの薬はときくとただのビタミン剤だそうだ。
…女性はこわいものだと思いました。
さてとこのあとってキルアが白髪のおっさん殺しておわりだっけ?