かわいいあの子
二十一日目
ミサンガ作りだけど、お仕事が出来たので急いで仕上げてみた。
イエーイ夕方までに15本つくってやったぜHAHA!
従者さんが、夕ご飯には早い時間に馬車に入ってきた。というか、いつも馬車には入ってこないのに。
どうしたことだろうかね?
「今日は私もこっちで食事を取ることになった」
硬い表情で、布巾が掛けられたトレイをコンテナの上に置いた従者さんが暗くなっている。
じーっとみていたら、片手に手をかけられて、枯れ草のベッドの上に押し倒された。
こ、これはセックルフラグkt!?
「恨むなよ、旦那様が、良いって言ったんだ」
「恨みませんよ、どうせ、これもお仕事のウチです」
といって、逆に押し倒し返して、従者さんの上に寝そべってみる。んー、スリスリ。
意外と慣れてるみたいで、ショーツの上からお尻モミモミされる。んふぅ、気持ちいい。
奴隷商人さん達にはされたことのない「服の上から乳首カリカリ」とか「指の先で脇腹撫でる」とか色々前戯をしてもらいました。
気持ちよかったです。
コンテナに手をついて、バックで突かれました。なんだか奥がとても気持ち良くなってきて、これは噂のポルチオなんですかね。
「うっ」という声がして、まんこの中が暖かくなりました。うっとりしていたら、ひっくり返されて、コンテナの上に乗せられた
状態でエセ駅弁状態に移行。浅くGをこづかれ始めたので、思わず足を絡めて「もっと」と連呼した。
たぶん3回くらいイかされた。…また、してくれるかなー?ミサンガ編んでるより、セクロスのほうが好きだなー。
二十二日
気を失ってたらしい。セクロスで気絶ってスゴイいい。脳みそフットーしちゃうよお!レベルの快感がこう、波のように
押し寄せてたってコト。フヒヒ、エロくてサーセンwww
ちなみに目が覚めた理由は…従者さんの朝立ちだ。
私に覆い被さって、突っ込んだまま相手も寝てた。どんだけーw
このまんこを埋める充実感、たまんないわぁ。
目を閉じて、充実感を味わっていたら、どうにもまんこが気持ちいい。「従者さん?」と声をかけたら、もっと気持ち良くなってきた。
肩越しに、従者さんの腰がカクカクしてた。そら気持ちいいわな。
いつの間にか顔の上に従者さんの顔が来ていて、もう獣みたいな顔で腰振ってるし。Gの場所を覚えたみたいで、抜き差しするたびに
コリンコリンしてくる。
「イくか?犬」
犬、犬って!犬だけどさ!もうなんていうか「ヤられてる」「食われてる」っていうMっ気がブワッと来ちゃって。「はい、犬です
イきます!イきます!」て小さく叫んじゃった。朝だからね、さすがにね、大声はねー。
射精してる状態でピストンしてるし、ストイックな従者ヅラしてたくせにヤるこたヤんのねこの人。
腰が抜けてたので、従者さんが洗ってくれました。さっぱり。
ついでにミサンガ15本渡しておいた。安産祈願と厄除け、学業成就なんかもあると漏らしたら、それも作れといわれた。
あひぃん!指の脂が取れてかっさかさになるよう!
二十三日目
ご主人様のお屋敷がある街についたらしい。
庭で放置されっぱになった。ヒマだ。ミサンガの材料はあるけど、立ったままで固定するものナシだと作りづらい。
あとお屋敷でけえ。
6本くらい編み上げたあたりで、材料がなくなった。なので、花壇のお花を見たり、チョウチョを追いかけてみたりした。
ワァーチョウチョダァー三ヽ(゜∀。)ノ ~ф.
「あ」
芝生の上で、てんとう虫見つけて追いかけていたら、金髪のおぼっちゃんと遭遇。「こんにちは」と挨拶をしてそのまま通り過ぎた。
7歳くらいの生意気盛りってとこかなー、いやあ可愛い。振り返って見てみると、日の光に反射してハゲにみえるとこもマタ可愛い。
しばらくウロウロしてたら、尻尾引っ張られて「ギャン!」て声が出た。…坊ちゃんなにしてはるんですか…。
逃げても逃げても追いかけてくるし、尻尾引っ張られるし。
しょうがないから、庭を出て(木戸がぶっ壊れた、だって必死だったし。)お屋敷の前にいる警備員さんに情けない声で助けを求めて、
坊ちゃん引き取ってもらいました。いたかった…爪食い込んでたし。
+
「ヘルムート、わがままを言うのはやめなさい」
「やだやだやだ!僕あれがいい!」
ヘルムートと呼ばれた金髪の少年は、窓の外を指さした。
窓の外にいるのは、柔らかい栗毛の髪を風になびかせ、蝶を眺めているワードッグ。
「だがね、ヘルムート。あれはワードッグだ、お前も学校で習っただろう?野生のワードッグに出会ったら、頭を下げて後退しろ。
さすれば命はない、と」
「でも、だって。あいつ、僕が尻尾をひねっても叫んだだけでなんにもしてこなかっ「何だって!?」ひっ!」
「なんと言うことを!ワードッグの腕の一振りで、人間の頭は飛んでしまうことがあるくらいの剛力なのだぞ!
まったく…アレが随分珍しい気性で助かった…」
ソファーに身を沈める男、従者に「旦那様」と呼ばれていた彼は、再び窓の外を見る。
そして、何かに気づいたかのように懐から色とりどりの飾り紐を取り出した、ミサンガだった。
手に取ったそれを、目の前のテーブルに放り、ヘルムート少年の隣で苦笑いを浮かべていた男性へと視線を動かす。
「フェルディナント、それを見てみろ」
「はい、父上……こ、これは…」
ミサンガを手に取り、その文様を眺めていた
「お前が支援している…なんだったかな?」
「古代遺跡解析事業ですよ。これは古代語ではないですか!…コ、コウトゥー・アンズェ?」
「はい、若旦那様。彼女はそのように申しておりました。意味は「移動の際全般の安全」だそうです」
従者が頭を下げながら告げる、それにフェルディナントは目を見開いて立ち上がった。
「彼女はこの文様の意味がわかるのか!?」
「そのようで御座います」
顔を赤らめ、今にも部屋から出て行きそうなフェルディナントを、ヘルムートが呼び止める。
「お父様!あれは僕のにするんだからね!」
「これヘルムート、何遍言ったら判るのだ!…元々、お前のその事業とやらに使える奴隷を買ってきたつもりだ。
好きにせい。…夜のほうも具合は良いようじゃ」
「ち、父上…そのような冗談はおやめ下さい」
-へくちん!さむくなってきたー。-
「「「「・・・・・・・」」」」
暢気なワードッグの呟きが、窓から聞こえてきた。
キャラクター紹介
+ワードッグ(まだ名前はない)
元OL23歳 趣味は小学校レベルの手芸。
おとなしくしているので、見た目が可憐に見える。(元々が凶暴種族)
上から87/59/86
+旦那様/エメリッヒ
ロマンスグレーな60歳
大商人
+若旦那様/フェルディナント
白髪が交じり始めた32歳
商人。過去にエメリッヒと将来の進路(商人と遺跡研究者)で大げんかをしたことがある。
+坊ちゃん/ヘルムート
わがまま盛りの6歳(ワードッグ惜しい)
学校に通っているらしい。
ワードッグが気に入ったらしい。すでに内心では命名済み。
+従者さん/クラウス
従者さん。25歳
ちょっぴりワードッグにストロベリー。
09/19-22:20
ワーウルフ表示をワードッグへ修正