<このWebサイトはアフィリエイト広告を使用しています。> SS投稿掲示板

XXXSS投稿掲示板




No.5430の一覧
[0] 【習作】ゼロ魔 オリ主転生 おわびと完結のお知らせ[まさき](2009/09/23 16:40)
[1] 幼少編ー1[まさき](2009/09/23 16:41)
[2] 幼少編ー2[まさき](2008/12/23 00:32)
[3] 幼少編ー3[まさき](2008/12/29 11:01)
[4] 学院1年生編ー1[まさき](2009/09/23 16:43)
[5] 学院1年生編ー2[まさき](2008/12/29 10:57)
[6] 学院1年生編ー3[まさき](2008/12/29 10:58)
[7] 学院1年生編ー4[まさき](2008/12/29 10:59)
[8] 学院1年生編ー5[まさき](2008/12/29 10:59)
[9] 学院1年生編ー6[まさき](2008/12/31 04:38)
[10] 学院1年生編ー7[まさき](2008/12/29 11:02)
[11] 学院1年生編ー8[まさき](2008/12/31 04:49)
[12] 学院1年生編ー9[まさき](2009/09/23 16:42)
[13] 学院1年生編ー10[まさき](2009/01/02 00:35)
[14] 学院1年生編ー11[まさき](2009/01/02 14:44)
[15] 学院1年生編ー12[まさき](2009/01/02 23:20)
[16] 学院1年生編ー13(とりあえず完[まさき](2009/09/23 16:42)
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

[5430] 学院1年生編ー13(とりあえず完
Name: まさき◆2dea4b63 ID:ac14bb63 前を表示する
Date: 2009/09/23 16:42
 春の使い魔召還の儀式

 今日は2年に進級してからすぐにある春の使い魔召還の儀式だ。さすがに俺も興奮している。今日俺の相棒が決まるのだ。これが興奮せずにいられるかってんだ。
周りは順々に使い魔を召還している。カエルだったり猫だったり梟だったり色々だ。やっぱり強そうなのがいいなぁ。
と大歓声が起こる。タバサが風竜を召還したのだ。やはり普通の風竜より威圧感があるような気がする。あれいいなー、欲しい。
キュルケも標準よりかなり大きなサラマンダーを召還したようだ。中々強そうである。
「ミスター・ヤレ、さぁはじめてください。」
俺の順番が来たのかそう禿先生が促す。俺は気合をばしっと入れて呪文を叫んだ。

「我が名はモット・ヤレ。五つの力を司るペンタゴン。我と共に大望を目指す〝使い魔〟を召喚せよ!」

ちなみに大望とは・・・語るまい。まぁ碌な事じゃないのは確かだ。
ゲートがブオンと開くと中から俺の相棒が現れた。
周りからほぉと関心の声が聞こえる。特にモンモンの目が怪しい。あれは絶対狙っている目である。
「珍しいですね・・・ユニコーンではなくバイコーンですか・・・姦淫を象徴する淫獣・・・貴方とはどうも正反対の相棒が出てきましたな。」
いえいえ、まさしく俺の相棒ですよwww。
そこにはユニコーンの角を2本にしたような漆黒な毛並みの馬がいた。ユニコーンが純潔の象徴なら、バイコーンは真逆の不純の象徴だ。俺にぴったりかも知れん。
ユニコーン、バイコーンは共にかなりレアな使い魔だ。中々召還に応じることはない。
前例が少なすぎて条件が分からないが、おそらくある程度の土属性の魔法ランクが必要でテファのような女神のような純真な子ならユニコーンで、俺みたいな・・・まぁひどい変態がバイコーンを呼ぶ条件だろう。

「我が名はモット・ヤレ。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ。」

そう唱えてキスをする。しばらくするとバイコーンにルーンが刻まれる。これで俺の相棒はこいつに決まったのだった。
相変わらずモンモンは俺の相棒の・・・角を凝視している。ユニコーンの角もかなり高価な秘薬だが、バイコーンの角も同様に高価な秘薬なのだ。秘薬マニアには垂涎のしろもんだろう。
それにしても中々の使い魔を引き当てられたようだ。バイコーンは飛べはしないが、かなりの高速で地を駆ける。移動も楽になるが、一瞬だけ使える超高速の角タックルは鉄ですら紙くずのように吹き飛ばすそうだ。見たことないから分からんが。
そしてなにより助かるのが・・・徐々に伸びる角を削って形を整えなくてはいけないことだ。削った粉はかなり高価な秘薬として市場に流れる。貧乏貴族にはかなり助かる使い魔であった。

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。我の運命に従いし、〝使い魔〟を召喚せよ!」

そうこうしていると、とうとうルイズの出番である。何回も失敗してやっと成功した。出てきたのは・・・・・・やはりサイトだった。
周りは平民を召還してどうするんだ!とかおもいっきり馬鹿にしている。ルイズもやり直させろとごねている。まぁ無理だが。
当然の如く禿先生に言いくるめられた。そんな邪険にすんなよ、俺の露払いだぞ。

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ。」

そう言ってチュッっともう何十回目になるか分からないキスをする。
何回も奪った唇とはいえ、他の男に持ていかれるのはむかつくものである。これからもサイトに奪われるかと思うとちょっと複雑だ。まるで娘を嫁に持っていかれた父親の気分だ。
サイトの手にガンダールヴのルーンが浮かび上がる。サイトはその間熱いよー!とか言いながら無様に転げまわっていた。ルイズも自分の使い魔のへタレさにちょっと引いている。
「ふむ、珍しいルーンだね・・・とりあえず全員終了したので教室に戻るぞ。」
そう言ってふわっと浮き上がり教室に飛んでいった。サイトはあんぐりと口を開けて見ている。手品じゃないぞ?
「ルイズ、お前は歩いて来いよ!」
「その平民、あんたの使い魔にお似合いよ!」
口々にそう言いながら飛び去っていく。残されたのは俺とルイズとサイトだけだ。ルイズは未だ納得行かないのか地団駄を踏んでいる。
「ほらとっとと移動するぞ。とりあえず1年に出戻りが無くなっただけ良かったと思っておけ。」
「だってモット、ヴァリエール家の三女の使い魔が・・・平民だなんて・・・うぅ・・・」
「まぁしばらくは様子を見てあげろよ。もしかしたら特殊な技能を持ってるかも知れないしな。」
実際凄い強いのだ。強さだけなら最強っぽいぞそいつは。
俺は落ち込んでるルイズを抱え、バイコーンに跨る。サイトは・・・さっきから説明しろだとか帰せだとかウルサイ。まぁ当たり前の反応なんだがな。
俺はサイトをレビテーションで浮かせて引っ張りながら、教室への道すがらここのことを教えてやった。



 ・・・やはりルイズの使い魔はサイトであった。
やっとここから原作が開始である。当初原作には関わらないと決めていたし、今もそうだ。
しかし・・・サイトを見て、心沸き上がる自分が居るのも確かなのである。
あれだけ関わるまいと思っていたのだが、実は楽しみにしていたのだろうか?
まぁシエスタとテファの分はてこ入れで関わらなくてはいけないだろう。
これからゼロの使い魔の物語が始まるが、俺と俺のおっぱいたちは無事でいられるのだろうか?
俺は信じてもいない始祖ブリミルに平和を祈ったのだった。


第一部完





 あとがき

なんとか原作まで辿り着きました。初SSとしては、ちゃんと区切りがいいところまでこれて自己満足w
原作開始までに落とせた原作キャラはシエスタとテファだけでした。あとおまけでルイズ。
一応マイルールとして、弱小貴族・小心者・チート無し(魔法でトライアングルのみ)・原作キャラ、設定は出来るだけ忠実に、を縛りとしました。
縛りのあったせいで、落とせなかったキャラもいたし、今後も落とせるかどうか分からないキャラもいますが、それはそれでいいかなと。
あと使い魔でタコとかイカとか触手とかリクエストありましたが、やはり原作っぽい雰囲気から離れたくありませんでした。
ヨーロッパで、そこそこ強くって、土属性にしても違和感無さそうなあくまで普通の使い魔です。
エロい使い魔を期待していたかた申し訳ありませんでした。
え?バイコーンなんて知らない?マニアックですいません><

これ以降は・・・いま原作を読んでる最中なんで、読み終わってからでしょうか。
読み終わって、また区切りのいい所まで目処がついて、さらにテンションが維持できていたら再開したいと思います。
最後にこんな稚拙なSSを読んでいただき、ありがとうございました。


前を表示する
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

SS-BBS SCRIPT for CONTRIBUTION --- Scratched by MAI
0.022308826446533