「こんにちわ。俺です」
「おかえりな・・・・・・・・・・・・って、誰ですかあなたッ!」
夏美ちゃんからGETした『変装』スキルを使って、その辺の男子高校生の姿でアジトに帰宅したらさよちゃんにめっちゃ警戒されたので十分ほどかけて俺が「スライムさん」である事を説明し、『変装』スキルの事を伝えた。
「ふぇ~。スライムさんいろいろ出来るんですね」
(君のクラスメイトのおかげでね☆)
とその時、さよちゃんが何かに気づいたように目を見開いた。
「・・・・・・・・・・・・つまり、思い通りに容姿を変えることが出来るんですよね?」
「うん」
おや、さよちゃんが期待に満ちた目で俺を見ている。
あ、なんかテインと来た。
嫌な予感が。
「ちょっと、ちょっとお待ち下さい!」
いつもふわふわとしたさよちゃんが機敏に動き、『少女漫画』を手にとって戻ってくる。
「その・・・・・・・・・、少々お願いがあるのですがスライムさん」
「あ~はいはい。なになに~、なんでも言ってよ」
俺はもじもじと緊張した様子の小夜ちゃんに、諦めの溜息交じりで促した。
「あ、あのですね。この少女漫画の主人公になってもらう事は可能でしょうか」
ああ、うん。
「この日本人の癖に白人種っぽくて、瞳孔が開ききっていて、まつ毛が針みたいに尖っていて、下あごの存在が疑わしい輪郭してて、高校生という設定自体に無理がありそうなコイツ?」
「は、はい! 行けますか!?」
精一杯の嫌味をここでまさかのスルー。
「うん、いけるいける~。じゃあちょっと離れてね」
「宜しくお願い致します!」
安く請け負う俺に最敬礼で頼み込むさよちゃん
目を離しておよそ10時間ぐらいだろうか?
半日にも満たない間にさよちゃんは完全に少女漫画に毒されてしまったようだ。ぶっちゃけ、腐っていないだけましなのかもしれない。
さて、ここで俺はどうするべきだろうか?
さよちゃんのおねだり通りに『イケ★メン』に変身し、甘い雰囲気を醸し出した後にPTAが白目を剥く様な少女漫画世界を再現すればいいのだろうか?
否!!!!
断じて否!!!!
ここで必要なのは飴では無く愛の詰まった触sy・・・・・・じゃなくて鞭である!
なによりも『さよちゃんマジ天使崇拝者の会』からの宗教裁判を回避する為にも俺はここでさよちゃんの目を覚ましてやる必要がある。
ぽん、とわざわざ煙幕を張って姿を隠し、『変装』スキルを発動する。五体を形作っていた『皮』が蝋のように溶け出し、人としての形を失う。
ちなみに、来ていた学生服は参考にした男子高校生から拝借したものなので脱ぎ捨てる。男子高校生の末路は言うまでも無いだろう。今頃食物連鎖の最下層連中仲良くしている頃だろう。いい肥料となって一花咲かせたら水でも撒いてやろうと思う。
不定形とナマモノと化した体が俺のイメージにしたがって再構成されてゆく。再構成にかかる時間はおよそ30秒程度だろうか。この『変装』スキルを実戦で使用するには工夫が必要になるな。
「よし。できたよ~」
あえて爽やかな声で煙幕の向こう側にいるさよちゃんに声をかける。さよちゃんからも煙幕で俺の事は見えていないだろう。
「おおおぉ! 今ここに全大和撫子の夢が具現化したのですね!」
さよちゃんが見たこと無いテンションにっている。
というか誰だお前は。
お前のような天使がいるか。
小夜ちゃんが煙幕の向こう側からこちらに飛び込んでくる。
――――小汚くて脂ぎったピザデブ中年男性(全裸)の胸板へと
「――――――――き、き、き、きゃ~~っ!?」
アジトに絹を裂いたような少女の叫び声が反響する。
さよちゃんは逃げ出した!
しかし回り込まれた!!
俺は捕まえたさよちゃんを抱きしめるとすりすりとほお擦り(無精ひげつき)をかます。
「きゃ~~~っ!!! きゃ~~~~~~~~~~っ!!!!」
じょりじょり(乙女の柔肌に髭がこすり付けられる音)
「ぎゃ~~~っ!!! ぎゃ~~~~~~っ!!! ぎゃ~~~~~~~~~~っ!!!!」
じょ~~り、じょ~~り(丹念に髭がこすり付けられる音)
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああっっ!!!」
分かった事が二つ程ある。
さよちゃんもいざとなれば躊躇い無く急所攻撃できるという事と、今の俺は急所攻撃を受けても何も感じないという事だ。
へへっ、男として一抹の寂しさを覚える俺を笑うかい?
第七話 ちう・ちう・トレイン(笑)
〈SIDE 長谷川 千雨〉
私、長谷川千雨はオタクである。
細かく分類すると、アニメ等のサブカル専攻の隠れオタク系非腐女子である。
そう、腐女子では無い。大事なことなので二度言った。世の中には「BLの嫌いな女子はいない」という名言があるようだが、嫌いじゃないからといって好きというわけでも無いのである。
且つ、重度のネット依存症で某巨大掲示板に頻繁に入り浸って偶にまじめな考察とかぶちまけたりしている。ちなみに三日以上ネットが出来ない状況に置かれたら死を選ぶと思う。
更に語ると、学校では地味メガネとして出来る限り空気と同化している私ではあるが、ネット上ではHP「ちうのホームページ」の運営を行っており、所謂コスプレ系リアルJCネットアイドルとしてネットアイドルランキングの上位ランカーなんだZE★
(我が秘伝の写真加工技術を知ったものに未来はにい)
そんな、私が今何をしているかというと・・・・・・・・・。
朝の満員電車に押し込められ、非常にイライラしている。[※1]
いつもはもう少し余裕があるのだが、今日は他の路線が事故ったとかで限界突破しちまっている。
経験上、もう少しすれば会社員とかが降りて余裕が出来る事は分かっているのだがきついものはきつい。イライラしている一番の原因は体にかかる重圧(物理)・・・・・・では無く、他人の体温・・・・・・でもなく。
携帯を取り出せないことである。
我ながら見事なネット依存っぷりである。
まぁ、人ゴミも嫌いではあるのだが、そこは通学の為にある程度覚悟はしていたのでなんとか我慢できる。
(まるで身動きが取れん・・・・・・せめて混む前に携帯を取り出して置けばよかった・・・・・・)
某巨大掲示板の下らないレスを見ているだけでもこの不愉快な時間は有意義なモノに変わっただろうに。
ネットに繋がっている時の私の集中力はハンパじゃないので、例えば自室でパソコンに集中している時であれば部屋に誰か入ってきても気づかない自信はある。今も携帯を操作することが出来ればこの重圧も完全に脳の認識から外れるだろうし、それこそ痴漢に遭っても気づかないかもしれない(笑)
―――そんな風に思っていた時期が私にもありました。
自身の異常なまでのネット依存について自嘲の笑みをこっそり浮かべたその時、電車が揺れた。
この路線で通勤通学している者ならば既知の、いつも通りの震動であるが、
私に限って言えばいつも通りとはいかなかった。
電車の揺れに合わせて、私の後ろにいた何者かが体をよじり、体の向きを大きく変えたのだ。
丁度、私の真後ろに立つように・・・・・・。
今の私の状態を簡潔に説明すると、壁と男にサンドされているといった感じか。
後ろに立った何者かは壁に向いて立っている私をまるで押しつぶそうとするかのように体重をかけてきた。どうやら後ろの奴は結構なピザ体型らしく、私のスレンダーな体は後ろの奴に完全に包み込まれてしまう。
(~~~~~~~~~~!!!)
体全体で感じる他人の体温と耳元にかかる生暖かい息遣いが非常に不愉快だ。
(これは、あれだろ、もう犯罪だろ!)
私は後ろの乗客が満員電車である事を良い事に、「リアルJCと合法的に触れ合うチャンスでぶぅ」とか考えている輩である事を察した。某巨大掲示板に出入りしていれば嫌でも分かる。
世の中には「HEN★TAI」と呼ばれる、ラブクラフトも裸足で逃げ出すような名状し難い怪生物が蠢いている事を私は知っている。
(~~~~社会的に抹殺してやろうか・・・・・・・・・っっっ!!!)
後ろの変質者に対して、18の処刑方法を考えていた時に気がついた。
否、気がついてしまった。
尻の部分に当たる・・・・・・ナニかを。
まず感じたのは硬さ。
ナニか、硬い棒状のモノを尻の神経が感知した。
この時点で顔から血の気が引いた。
次に感じたのは熱。
薄いスカートの生地越しに感じる、『どうしようもない』熱量。
ふらりと、昏倒しそうになったが満員電車の為なんとか倒れずにすんだ。
回転が速いと自負のある私の脳は瞬時に理解した。今、私の尻にぐりぐりと押し付けられているモノが男性器・・・・・・俗に言うおちんちんであるという事を。
「ち か ん」の三文字が脳内に浮かんだのとまったく同時に、もう一度電車がガタン!! と揺れた。
―――――――そして、次の瞬間には電車の揺れ以上に私の心が揺れた。
二度目の震動で尻に当たっていたモノがずれて、ブラウスのシャツの間にズルリともぐりこんできたからだ。
Yシャツと肌シャツ越しの背中に感じる――――――――おぞましい体温。
(う、嘘だろ・・・・・・? まさか、直に・・・・・・あてていやがるのか?)
つまり、今私の後ろにいる変質者はチンポをモロ出しでこの公共交通機関を利用しているというのか。
おまわりさんこいつです。
いや、マジで。
何なんだコイツは! 魑魅魍魎の変態番付にそんなにも名を残したいのかよ!!!
出来心とかのレベルを完全に超えた真性の変態に無防備な後ろを取られていることの恐怖は筆舌に尽くし難い。思わず、「ひっ」という小さい悲鳴が漏れてしまったが、周囲の誰にも気に留められることは無かった。
いや、『不幸にも周囲の誰にも気に留められることは無かった』とするべきか。
そんな風に益体も無い事を考えている間にも、変質者は次の行動に移っていた。
このくそ狭い車内で、どうやってかは知らないが両手を器用に動かし、私のスカートをまくり始めたのだ。
すこしずつ、すこしずつ
電車が揺れるたびにゆっくりと、しかし着実にスカートが捲り上げられる。
そして誰も見ていない、いや、誰にも見られる状況ではないとはいえ、公共の場であらわになる私の太ももと・・・・・・パンツ。
この状況で羞恥心と危機感を覚えない奴がいるのならそいつは異常だ。
そして、私はどうやら正常らしい。
(今この状況で何の慰めにもならないが!)
・・・・・・・・・つつつ
「ひゅっ!」
いきなり太ももをなでられた為に、今まで出した事の無い声が漏れた。
視界の端では今の声をいぶかしんだ何人かの乗客が音の発信源を探ろうとキョロキョロしている。
(私はここだっ、私を見ろ! つーか助けろ! 助けて!! ヘェルプミーーーー!!!)
さわさわ
(っっっ!!!)
更にもう一本の手も加わり、本格的に私のふとももや内股あたりを撫でる。
肌に触れる汗ばんだ手が言語化できないほどに不快であったが、今度はある程度予想していた為に変な声を出すことは避けれた。
いや、何で声を出すの我慢してんだ私。
ここで声を上げても困るのは私じゃない後ろの変態の・・・・・・はず・・・・・・だろ?
僅かに残った冷静な部分を使って脳内シュミレートを開始する。
悲鳴を上げる。→ 変質者が周りの乗客に取り押さえられて万々歳。
(ってだめだっ! この動いてる満員電車じゃ誰も自由に身動きできねぇ!)
むしろ逆上した痴漢に何されるか分かったものじゃない。
しかもその時は衆人監視のおまけ付だ。二度とこの路線には乗れないだろう。
(・・・・・・次の駅だ。次の駅に辿り着いた時が貴様の最後だ!)
脳内でRPGのボスが吐きそうな台詞を叫んでみた。
でも実際には無言。
後にして思えば、この時の私は変質者からしたら『絶好の獲物』でしかない。
しゅる
( ―――!!!!!!)
今の音は。
変質者の指が。
私のパンツに。
指を這わせた音だ。
精神へのクリティカルダメージを避けるべく、事実をなるべく分解し、段階的且つ客観的に理解を試みたが効果は今ひとつだった。
つーか、肌に塗りたくられた変質者の汗が不愉快すぎる。
ドンだけぶっ壊れた汗腺をしているのか知らないが、次々と染み出る変質者の『汗』で私の内股はもうベトベトである。
(気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!!!)
邪悪なナニカに肌を侵食されている気分。別の意味で肉体を犯されている感覚に軽く吐き気を催した。
ぬるぬると、べとべとと、丹念に、執拗に
腰骨の辺りを、尻を、太ももを、内股を、恥丘を
肌触りを愉しむように、皮膚を犯すように。
最早、『触られている』というレベルを完全に超えている。
もうこれは、『愛撫』だ。
未だに下着の内側こそ侵入されていないが、何の慰めにもならない。
この状況では変質者の匙加減でどうにでもなるし、見えはしないけど多分今の私の下着は水分過多で肌に張り付いて下着としての役割を果たしていない。
そんな男に好き勝手いい様にされている私が、無様に凍り付いているだけかというと―――――――そうでも、ない。
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・う・・・・・・はぁ・・・・・・・ぁ」
(何息を荒げてんだ私!!!)
まさか、この状況に興奮しているとでも言うのか。
いや、確かに平静じゃいられないシチュではあるが、あるけれども・・・・・・
・・・・・・私の息遣いは、まるで、性的に興奮してるみたいじゃないか。
意識した途端、嫌悪感以外の何かが体の内側から溢れてくる。
その『何か』を分析しようとする心の動きを必死に抑制する。
(気持悪いだけだ、気盛り悪いだけなんだ! 他に何も感じない・・・・・・ダメだ! 考えるな! そんなっっっ――ッ!! ――――ッ!!! ――ッ!!)
そんな、『誤った』事実に気付きそうになる思考を断ち切ろうと試みる私に不意打ち気味に新しい刺激が襲い掛かる。
男は片手でパンツを上に引っ張ってさらに生地を肌に密着させ、残った片手で私のワレメを下着越しに撫で上げはじめた。
敏感なそこを愛撫する男の指使いは非常に繊細で巧妙だ。
しかも、腰を引いて男の腕から逃れようと動けば背中に当たる熱く滾ったナマモノの存在。
私がいやいやと身を捩ってもナマモノが刺激されるのか、男は小さく「うっ」うめき声を漏らした。
(もう・・・・・・いやだ)
まるで何をしても無駄。
私の尽くが変質者を喜ばせる為にあると錯覚しそうになる。
どんなに強がっていても、人より深い知識を持っていても、所詮は人生経験の足りない女子中学生。このような状況で平常心などというモノは地平の彼方へと吹っ飛んでしまった。
そんな混乱と諦観の念に染まり、千々と乱れる思考の中に唯一つ確かなものがあった。
それは、怒りと悲しみ――――――――――――――ではない。
脳内を駆け巡る桃色の電流。
それはとても甘く、甘く、甘く、甘く、甘く、甘く、甘く、甘く、毒が脳を痺れさす。
くちゅ
「うぁ・・・・・・んっっ !!!」
粘性の高い水音、股間から感じるパンツの湿り気があきらかに増している。
それは無尽蔵な男の手汗の所為、・・・・・・・・・・・・だけではない。
微熱に魘される下腹部から溢れた蜜も含まれている。
私は認める気は無いが、客観的に見れば明らかだ。
つまり、私の分泌した体液という事だ。
その事実に男も気付いたのか、「ふっ」という勝ち誇ったかのような息が漏れて聞こえてきた。
普段の私であれば「男の足を踏み潰したりなんなりで反抗しろよっ!!!」とか吠えていたかもしれないが、現実はそう簡単には行かないらしい。
男の為すがまま。まるでお人形になった気分だ。
ごそごそと、男に新たな動きがあった。
股間への攻撃に満足したのか、右手は胸元へ、左手は背中の方へと回された。
ずるりと、唐突にYシャツと肌シャツがスカートから引き抜かれた。
(・・・・・・なに、してんだ?)
一瞬、男の行動の意味が分からなかったが、すぐにその意図が分かった。
ああ違う。
正しくは、『強引にわからさせられた』だ。
べちゃりと―――――、背中に直接おちんちんが押し付けられたからだ。
「―――――――――――う―――ぁ」
・・・・・・なんだこれは、・・・・・・なんだこれは!
こんな、おぞましい、狂ってるとしか思えない。
ここは本当に現世か、日本なのか、いつもの通学路なのか?
誰か嘘だといってくれよ。
誰か・・・・・・助けてよ。
日頃から周りの人間を見下すように生きていた私が、心から助けを求めていた。
しかし、声は出せない。壁に向けている顔も動かない。
魔法の力かなんかで後ろのデブだけをこの世から消し飛ばし、私の記憶を消してくれる存在を猛烈に求めていた。
無論、そんな都合のいい存在は、存在しない。
こんな、背中にペニスを貼り付けられた痴態を見られるぐらいなら死んだ方がましだと思った。
今の瞬間こそが最悪であると、――――――そう勘違いしていたのだ。
男の指がパンツの内側に侵略し、ワレメの中に指を突っ込まれるその時まで。
ビクンッ
敏感なところを攻められ体が勝手に動き、腰が引けてしまう。
それにしても、男はこの満員電車の中で器用に腰を引いて、私の腰が動けるスペースを残しているらしい。
ずるっ
「―――ッッ!!」
腰を引いてしまうと、背中に突きつけられたおちんちんが背骨に沿って擦りつけられる。
そんな熱せられた鉄棒じみたモノを押し付けられるのが嫌で、無理な体勢になっても壁側に腰を逃そうとすれば、変に力の強い男の腕によって阻まれ、また秘部を弄られる。
「――――ひぁッ」
そして反射的に腰が引け、またおちんちんが背中に擦りつけられる。
(・・・・・・・・・・なんだこれ、・・・・・・これじゃあまるで、私が刺激してるみたいじゃねーか)
手淫のように、背中を使って手コキ、足コキならぬ背コキを行っているのだ。
どうしてこうなったし。未来過ぎるだろ。
気がつけば男の生暖かい息が荒くなっている。
そうか、そんなに私の柔肌が気持がいいのか。
延々と、繰り返される、愛撫と自慰の連鎖。
私には男を喜ばせるつもりなんてまったく無い。
全て反射と生理的嫌悪の行動だ。
『―――――――――』
何も考えたく無い。
何も考えたく無い。
何も考えたく無い。
胸部に回された男の腕はというと、器用この上なくシャツのボタンを片手で外し、ニギニギとブラの上から胸の感触を愉しんでいる。
「うっ・・・・・・ぁ」
『――――――本日は――――ご―――』
男の愛撫は異常なほどに上手く、秘部の入り口辺りの性感帯を余さず刺激する。
分泌される愛液の量も加速度的に増え、内股に水滴の流れを感じた。
「くひっ」
じゅ・・・・・・ちゅく
私の状態を把握している男の、生理的嫌悪感を刺激する笑い声と卑猥な水音がやけに頭の中に響いた。
『――――――本日は、込み合いまして――――ご迷惑を―――』
ふと、先ほどから耳に流れ込んでいる車内アナウンスに意識を向けると、どうやらもうすぐ次の駅に着くらしい。
ああ、そういえば、さっき次の駅についたら何かしようとしていた様な気がする。
なんだっけ。
血が下腹部に集まっている為か、過呼吸気味だった所為か、意識に靄がかかっている。
とか、考えている間に電車は停車した。
駅に着いたようだ。
大きな駅ではないので人の出入りは激しくないが、それでも満員電車なので多少の動きが発生する。
・・・・・・・・・・・・・・ず、ずっ、ずっずっずっ!!
「!!!! ・・・・・・ァ! ・・・・・・ッ!・・・・・・ィ!」
その乗客の動きをチャンスとでも考えたのか、男が自主的に腰を振りはじめた。激しい動きではないが、それでも他の乗客にバレないのが不思議だ。
いやむしろ、もうとっくに気付かれているのかもしれない。
気付かれて、今の私の痴態を観察されているのかもしれない。
後ろの変質者と同じ欲望を持つケダモノに私は囲まれているのかもしれない。
そう考えた時、『―――ずゅく』と下腹部が蠢いた気がした。
ああ、私の体は律儀だな。
エロ同人みたいに、M気質を発揮して『見られている』状況に感じてしまったんだな。
もうどうにでもしろよ。
―――――――――びゅっどぴゅっっ!!! びゅるっ!!
そうして、私が放心している間に男がイッたらしい。
暖かい・・・・・・いや熱くて火傷しそうなくらいの熱量を持った液体が背中に広がり、貼りつく。
本当に、エロ同人みたいな凄い量が出てる気がする。いや、当然平均的な『射出量』なんて知らないのだが・・・・・・。
「本日は―――――――線をご利用いただき――――――――とうございます」
とか考えている間に、電車のドアが閉まっていた。
乗車率は相変わらず限界突破しているので、駅に着く前とついた後で特に変化は無い。
私も特別に変化は無い。
ちょっと背中に射精されたくらいだ。
たいしたことなんてない。
精神のダメージを受ける部分が麻痺している所為か、取り乱すこと事は無い。
いや、むしろ安堵が大きい。
『出した』って事はこれでお終いだろう?
え?
男が片手を使って水分でじゅくじゅくになったパンツをずり下げた。
え?
男が恐らく意図的にあけていた空間を詰め、腰を使って私を壁に押し付けるように押しかかる。最初の様に尻のあたりに男のおちんちんを感じた。
ただし今度はパンツの存在は無い。
え?
更に男は驚異的な腕力で私の体を持ち上げた。いくら体重の大半を壁に任せているとはいっても、この不自由な空間で凄まじい腕力だ。
私の状態を簡単に説明すると、地に足のつかぬ状況で男と壁に挟まれている。背筋とつま先を伸ばして、ようやく地面の存在を確認することが出来た。
あと非常に重要なことだと思うのだが、尻に当たっていたモノが内股の辺りに存在している。ぴたぴたと、電車の揺れに合わせて右足と左足の付け根に交互に触れている。
嘘だろ?
もう終わったんだろ?
男の片腕が口に、いや、顔の下半分を隠すように覆い尽くす。実にお手軽な物理『口封じ』だ。
握力も相当なもので、声を出すどころか口で呼吸も出来ない。鼻で呼吸するしかないが、この状況では十分な酸素が得られない。
男のもう片腕は今から行われようとしているアレを回避しようと無様に暴れる私の腰を捕らえ、固定した。
ああああ
男が腰を微妙に動かし『穴』を探す。
おちんちんが肌に触れるたびに恐怖に私の肉体が震えた。
内股を探索するおちんちんは私の反応を十分に愉しんだ後、ソコを見つけ出した。
にちゃりと、体液を分泌する器官同士が触れ合った音が脳内に響いた。
あああああああああああ
男の「ふぅ、ふぅ、ふぅ」という荒い息が髪を揺らす。
どうやら私の顔を覗き込んでいるようだが、眼球の動かし方を忘れた私にはその顔を見ることは出来ない。
ただ、左右の方向に首をふる動きは何とか実行することが出来た気がする。
無論、片腕によって顎ごと固定されている状況ではどうしようもないが、それでも拒絶の意思は伝わっただろう。
その返答は「ふふ」という優越感に満ちた嘲笑だけだった。
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
ズルンッ!!!!!!!
「――――――――――ッッ!!!!」
熱せられた鉄杭を体に打ち込まれた。標本に貼り付けにされる虫の気持を理解させられた。
本当にそう思った。それほどの異物感が体の中心を侵食している。
(あ・・・・・・・・・・が・・・・・・・・・ぁ)
凄まじい衝撃が何よりも精神を粉砕した。もう本当に何も考えられない。
私が処女でなくなったなんて考えられない。
私が通学電車の中で処女を失ったなんて知らない。
私がピザデブの変質者に電車でレイプされて処女を失ったなんて絶対に信じない!!!
一息で私の処女を奪った後、流石に自重してか男は直ぐには動かない。
ピクンピクンと衝撃する私の反応を愉しんでいるのだろう。
数十秒経って『観察』に満足したのか、ようやく男が動きだした。
ゆるゆるとナメクジが這うような速度で引き抜かれ、入り口の抜ける寸前まで引き抜かれ・・・・・・。
そして偶に電車が揺れる時に「ズッッ!!」と子宮の奥に突き刺さす。
しかし、私に痛みは無い。
勿論、快楽も無い。
どうやら破瓜の衝撃と呼吸困難で脳がバグッたらしい。
何も感じない。
そのことに対して異常という情動さえ発生しない。
焦点の合わない視界は男のピストン運動でひどく揺れるが、それぐらいだ。それくらいの空虚な脳内に何かがあった。
(――――――~~♪)
あぁ? これは音・・・・・・いや音楽?
(~~~~~~~~~♪)
電車内のモニターから流れる電子音がバグッた脳内で補完され元の楽曲が自動再生される。
(あぁ、ビブリオンのOPか)
ズンッ!
(もうすぐ、最終回だし・・・・・・、ビブリオンのコスプレ写真でもうpするか)
ズッ!
(あぁ、でも最終回の覚醒イベントで新コス登場もありえるから、もう、少し情報を待つか)
ズズッ!
(まったく、ファンの期待を、うらぎるわけにも、いかないし、人気ものは、つらいぜ)
ズンッ!!!
(あ、貫かれる度に、めがねと、壁が擦れて、る)
ズンッ!!!
(メガネが、きずついたら、嫌だな)
ズンッ!!!!
(ああ)
ズンッ!!!!
(はやく、へやにもどって、ねたい)
ズンッ!!!
(ねれば、なにも、かんがえなくていいし)
ズンッ!!!!!
(おかされることもないしな)
―――――――――――――――――ドクン――ドクンッドクンッ!!!
ふと気がつくと、下腹部の内側に熱いものが溢れていた。
どうやら中出しされたらしい。
男はもう一回射精しているというのに異常な量が放ったらしく、パンパンになった子宮が内臓を圧迫している。
男が射精してしばらくは子宮の奥におちんちんの先端に押し付けて精巣に溜まった精液を全て吐き出しきろうとしているようだが、2回目の射精で流石に萎えたのか、ちいさくなったモノがずるりと私の中から引き抜かれた。
同時に内股を子宮に収まりきらなかった精液が垂れていく。
どうでもいい。
今度こそ、今度こそ終わった。
終わったものが何かなんて知らない。
失ったものの大きさなんて知らない。
これから先の事なんて知らない。
だけど終わったんだ。
もういい。
学校なんてどうでもいい。
はやく寮に戻って、シャワーでも浴びて眠りたい。
そのまま目覚めなくてもいい。
(そう・・・・・・だ、早く帰ろう)
終わってしまったんだから。
と、思うじゃん?
『―――本日は、非常に込み合いまして誠にご迷惑をおかけ致しました。お忘れ物の内容に御降り下さい』
ふと気付けば、どこかの駅に着いたらしい。
ああ降りなければという思考がまとまるよりも先に、がしりと腕が掴まれ、電車の外へと引っ張られる。
出入りする人の動きに乗って私と・・・・・・・・・・・・私の腕を掴んだ変質者が電車から降りる。
私が犯されている間に何駅か通過した気がするが、まだ女子校エリアには着いていないらしい。
(あれ? おかしいぞ?)
何で男に引っ張られて降りてんだ私。
ずりおろされた下着やYシャツなどの身なりはいつの間にか整えられているので、マジマジと観察されない限り性行為の痕跡は見つからないだろうが、中年のピザデブが女子中学生の腕引っ張ってるんだぞ、異常なことだろう?
ツッコミどころ満載過ぎるだろ?
なんで誰も関わり合いになろうとしないんだ?
なんで誰も、私を助けてくれないんだよ!!
おかしいだろっっ!!!?
混乱する頭ではついに気付くことは無かった。無関係な他人にお節介をやく人間を普段の自分が忌避し、偽善者と嫌悪ていたという事を。
男に腕を引っ張られながら周りを見るが、どうやらこの駅も先ほどの駅と同じく人気の無い駅らしく、通勤時間帯だというのに人の姿は疎らだ。
あっという間に、男子トイレに連れ込まれた。
初めて実物の男子トイレを見たが、女子トイレと違って個室が少ないのが妙に印象に残った。
勿論、トイレに女子中学生が連れ込まれているというのに、誰も助けてくれなかった。
だ~れも、たすけて、く~れ~な~い♪
あはは、音程が来い。
そのまま個室の中へ
ここトイレは洋式トイレらしい。
あまり清潔な感じではない。むしろ落書きなどがあって汚い印象が強い。
男は便座の蓋を下ろすと、便座の上に私を座らせた。
その後、男が私の腕を離してどこかへ行ったがすぐに戻ってきた。
後から思うに、用具室にでもあった『清掃中』の看板をトイレの前に置きに行ったのだろう。
男は個室に入ると、直ぐ様に鍵をかけた。
はい、これで密室の完成ですね。
個室は狭く、私と男は否が応でも密着せざるおえない。
今になって、ようやく男の容姿を私の視界が捕らえた。
スーツこそ着ているが、全体的に小汚くて無精ひげの目立つ脂ぎったメタボ気味な中年。
簡単に言えばやっぱりピザデブ。
普段であれば、半径10メートル以内に入られただけで眉をひそめただろう。
女子中学生の嫌いな要素を集めて、じっくり煮込んだような醜悪さだ。
(・・・・・・・・・こんな・・・・・・男に)
やっぱり、この世に神様なんていないだと、思った。
〈SIDE 長谷川 千雨 END〉
はい、皆様方こんにちわ。俺です。
今女子中学生を男子トイレの個室に連れ込んでるんるんの触手です。
ぶっちゃけ、電車の中で処女は奪ったのでここまでするつもりは無かったのだが、まぁお詫びというかサービスだ。
どこの誰かに対してのサービスなのかは各々判断してくれ。
ああ、それにしてもちうはかわいいなぁ。
原作において中盤からネギパーティーに参加し、特に魔法世界編から特に重要なキャラへと成長した。
常軌を逸した他の面々に振り回されつつも、自分なりを答えを持っており、相談役としてブレやすいネギが頼りにしていた。
私が思うに、彼女の一番の魅力は『強がり』と『毒』だ。
本編が始まるまでの思考設定の『自分は他の能天気な奴とは違う』という考え方の所為で尊大な口調になってしまい、そのくせ追い詰められたら頭の中でイライラしたり言い訳したりうろたえているちうたんはマジでかわいい。
そんな、自意識の塊みたいな少女が、訳も分からぬままに理不尽に襲われ、抵抗も出来ぬままに強姦され、小汚い便所に押し込まれて汚いおっさんの暴虐に晒されようとしているのだ。
これで燃えないわけには行かないだろう?
ちなみに、今のちうは電車での初体験があまりにも衝撃的だったらしく、軽く意識がトんでいる。
大体処女を失った時くらいだろうか?
膣を貫かれながらいきなりアニソンを口ずさんだり、涎を垂らしながらぶつぶつと意味不明な事をしゃべる姿はいい感じに壊れていて非常にエロかった。
いいレイプ目になってくれちゃってお兄さん嬉しい限りだよ。
(ちなみに、周りの乗客に気付かれなかったのは『認識阻害の魔法』を使っていた為である。)
でも、せっかくのちうたんだし、もう十分に自失の状態も楽しんだし、そろそろ起こしてあげようかな。
そのほうが面白いリアクションを期待できそうだし。
「もしも~し? 」
ちうの目を覗き込んで、問いかけるが特に反応は無い。
いや、焦点の合わない瞳から一筋の涙がこぼれた。
どうやら、完全にぶっ壊れたわけではないようだ。
経験から察するに今の彼女は、現実を徹底的に否定して痛みを受け流し、心へのダメージを回避するタイプの逃避だろう。
であれば、こちらから歩み寄ればいいだけだ。
―――パンッ、とちうの頬を軽い力で叩いた。
所謂ビンタだ。
「・・・・・・・・・」
よしよし。景気付けに一発叩いてみたが、瞳の焦点が合ってきた。
これならば十分に『戻ってくる』可能性があるだろう。
「君の名前は?」
「・・・・・・・・・?」
疑問符に疑問符で返された。言葉の意味を理解する部分からお亡くなりになっているらしい。仕方ないので俺は、回収していたちうの鞄を漁って必要そうなアイテムを取り出した。
まず取り出したのは生徒手帳。学生の必須アイテムだ。
「え~と、なんて読むんだこれ?」
「・・・・・・・・・」
「ちう? ・・・・・・いや、ちさめって読むのか・・・・・・じゃあ、『長谷川 千雨』ちゃん?」
「・・・・・・・・・っ」
先ほど呼びかけた時と同じく無言ではあるが、今度はピクリと肩が震えた。
(よしよし)
「麻帆良女子中学校3年A組出席番号25番、長谷川 千雨さ~ん? お連れの方がお待ちです。至急現実へとお帰り下さい」
「・・・・・・・・・」
ちうは俺のほうに向けていた顔をぷいっとそらした。なんともいじらしい反応じゃないか。嗜虐心がうずく。
ちうの顎に手を添え、背けられた顔を強制的に俺の方へと戻す。
少女の細首の力では俺の腕力に対抗することなんて出来ないが、それでも視線をそらして現実を直視しようとしないちうたん。
「だめだよちうちゃん。会話する時は人の目を見なきゃ」
「・・・・・・」
今度の反応は僅かな意志を感じた。
俺の腕の力に負けて、実際の動きとなることはなかったが首を左右に振ろうとしたのだ。
「え、違う? なにがかな? ・・・・・もしかして、『私は長谷川 千雨じゃありません。人違いです』って事?」
肯定の意である、上下の力が俺の腕に加わる。
内心、少女の可愛げのある反応に喜びを得ながら、俺はさてどうしようかと考えを巡らせ、そして面白そうな方法を閃いた。
鞄に無かったので恐らくはポケットだろうと当たりをつけたら見事にあったソレを取り出し、ある機能を呼び出す。
ソレとは携帯電話であり、ある機能とは写メ機能だ。
パシャリ―――という電子音と共に少女の顔を撮影する。
そして、データフォルダに保存された画像データを画面に表示させ、それをちうたんに見せる。
「ちなみに・・・・・・俺の探している長谷川 千雨ちゃんはこんな顔をしてるんだ。可愛いだろう?」
「・・・・・・・・・・・・は、・・・・・・はぁ、・・・・・・はっ」
どうやら自分の造詣を思い出させることは名前を呼ぶことより強く作用したらしく、途端にちうの顔色が変わり、呼吸が荒くなる。
いい兆候だ。
「もしもし? こんな人に見覚えありませんか~? 中学生時代に電車の中で変質者相手に初体験を済ませたビッチなんだけど知りませんか~?」
携帯の画面から逃れようとする首の力は大分確かなものになりつつあるが、相変わらず顎に添えた手が許さない。
「・・・・・・ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・ハァ」
瞳には光彩が戻り、だらしなく開いていた口は閉じられ、顔には渋苦の滲んだ表情が戻りつつある。
まだ完全には自分を取り戻していないようだ、半覚醒くらいだろうか?
調教するのならうってつけの状態だ。
完全覚醒して泣き叫ぶ姿を眺めるのもいいが、偶にはこういう状態のを調教してみるのもいいかもしれない。
そう考え直した俺は顎に添えていた手を離し、前髪を乱暴に掴んだ。
「―――ッッ!」
ちうの痛覚が戻りつつあるらしく、ビンタした時とは違い明確に苦痛で顔をゆがめた。
「今から俺が質問をする。お前は答える。答えなかったら痛い痛い罰ゲームだ」
オーケー? という俺の言葉に素直に頷くちうたん。
『痛い痛い罰ゲーム』のところで爪で首筋を横一文字になぞったおかげかもしれない。
ガクガクと震えるちうの足を見る限り、本能が死の恐怖を思い出したのだろう。
「じゃあ、簡単な質問から・・・・・・あなたのお名前は」
「・・・・・・・・・は、は、長谷川、千雨・・・・・・・・・」
簡単な質問から始めたおかげか、ちうは素直に答えてくれる。
よしよし、どんどんいこう。
「歳は?」
「じゅう・・・・・・よんさい」
「誕生日は?」
「2月、2日、生まれ」
「部活はしてるの?」
「帰宅部」
なんか、図らずにAV女優の自己紹介みたいになってしまった。面白いからいいけど。
どうせここまでは『素直に答えれば』痛い思いはしないということを教え込むだけの前座だ。
ここからが本番だ。
「経験人数は・・・・・・?」
「・・・・・・?」
「今まで何人とSEXした? って事」
「―――!!!」
「経験人数」の意味がリアルで分からなかったようなので教えてあげると、途端に表情を歪めるちうたん。
まぁ、それを俺に聞かれる事ほど屈辱的なことも無いだろう。
「・・・・・・・・・」
俺の質問に答えようとしないちうたん。俺は悲しくなって髪を握る力を強め、更に空いていた手はちうの首筋に爪を立てた。
「ッッ!!」
ちうがまた表情を変える、先ほどの苦渋の色から恐怖の色へと
このまま固まられても嫌なので、優しい俺は正解を教えてあげることにした。
「経験人数は一人。そうだろう?」
言葉と共に爪をより深く食い込ませる。
「くぅ・・・・・・・ひっく・・・・・・ふ・・・・・・・・・・・・ひっ・・・・・・ひ、ひとり・・・・・・です」
瞳から大粒の涙をぽろぽろと零しながら答えるちうの顔は例えようも無く美しく、哀れだ。
「ん~。よく出来ました」
首を掴んでいた指を離し、まるで猫をあやすかのように喉元を撫でてご褒美を与える。
飴と鞭って奴だ。
「じゃあ、長谷川 千雨ちゃんは今どこにいる?」
そして、質問は続ける。
さあ、本当に(俺だけが)楽しいのはここからだ。現状をきちんと認識してもらおう。
「・・・・・・ふっ・・・・・・トイレの・・・ひっく・・・・・・個室です」
「そうだね、小汚い男子トイレだね。じゃあ、何でそんなところに千雨ちゃんはいるの?」
「・・・・・・引っ張られて、つ、つれて、来られました」
「誰に」
「・・・・・・・・・・・・あ、あなたに」
一瞬の沈黙は俺をどう呼ぼうか迷ったのだろう。可愛いじゃないか。
それにしても十分に追い込めたおかげかかなり素直になってくれたようだようだ。
十分に追い詰めたんだから、後は突き落とすだけだね★
「じゃあ、今から何をされると思う?」
「―――ィッ!!」
おお、おお、酷く怯えてしまって可哀想に。少しばかり慰めてあげよう。
喉を撫でていた手を止め、いったん目の前で力を込めてゴキゴキと音を鳴らす。そして、喉から胸、腹、下腹部へと指を這わせてゆく。目的地は語るまでも無くつい先ほど陵辱した少女の秘裂だ。
ごうごつした中指でワレメを下着越しに「ぞぞぞ」と愛撫する。
「今から、何をされると思う?」
「ふっ、はっ、ふぅっ、ひっ、ひぃ」
呼吸が荒くなり、見開かれた瞳は恐怖で揺れている。恐慌状態の一歩手前ぐらいだろうか。いい感じだ。
2回目の愛撫は爪を立てて、パンツが破れそうになるくらいに力を込めた。言外に『早く答えろ』という脅しを匂わせて。
ミチミチという下着の悲鳴にあわせて、カチカチという音が聞こえてくる。音源はちうの口内だ。どうやら恐怖で震えて舌の根がかみ合わないらしい。なんて可愛いんだろう。
「三度目の質問。これが最後だよ。今から何をされると思う?」
「・・・・・・・・・・・お、・・・・・・・おか、され・・・・・・ます」
ちうの口から嗚咽と共に言葉が漏れる。
「おかされる? 長谷川 千雨が今から強姦されるってこと?」
「・・・・・・・・・っはい・・・・・・、今から・・・・・・・・・私は、強姦されます」
ああ、最高。
やっぱりプライドの高い女の芯をへし折るのは何よりも楽しいなぁ。
「うん、正解。じゃあ、見事に正解した千雨ちゃんにはご褒美を上げよう」
俺は髪を掴んでいた手も離すと、カチャカチャとベルトを外し、ズボンをパンツごとずり下ろした。
ぼろんと、少女の眼前で世にも醜悪な肉棒が揺れる。
「―――――――――」
初めてみた男性器に呼吸を止めて魅入るちうたん。
「今回のご褒美はこのさっき処女膜を破って射精したばかの汚れたおちんちんを口を使ってお掃除できる権利だよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ふるふる)」
十秒ほどかけて俺の言っている事を理解したちうは、極自然に首を振って否定の意を示した。助けを求めるような哀願の瞳と合わせて、まるで「そんなこと無理です」と言外に語っているようだ。
でもやる。
「はい、お口を限界まで開いてみようか?」
「・・・・・・・(ふるふる)」
同じように頭を振ったちうの首を、両手を使って包み込んだ。少しづつ、少しづつ。まるで真綿で閉めるように力を込めていく。
「ごぼっ・・・・うぁ・・・・・・・・・・・・・ぐぇ」
美少女にあるまじき声が漏れるが、私は一向に構わん
「お口を、開いてみようか?」
二度目のお願いでは簡単にお口を開いてくれた。まったく、素直じゃないんだから。
俺は首にかけていた手を外し、両の手を使って左右からちうの小さい頭を掴む。そして、半勃起した肉棒を少女の口へと近づけてゆく。迫り来る肉棒の迫力に負けたちうが口を閉じようとしたが、両手に力を込めて阻止した。
まず、亀頭がピンク色の唇に触れる。だが所詮は通過点、そのまま口内に埋没していく肉棒。カリが上の前歯に擦れるのがちょっと気持いい。固まった舌が尿道や裏筋あたりを撫でるのも高得点だ。
そのままズルズルと少女の口内をゆっくり進み、口蓋垂の手前あたりで止まる。全ては無理なようだが、肉棒の大半はちうの口に収まった。
「おごっ・・・・・ごほっ・・・・・・・げぇ」
口内を異物に占拠された為に呼吸が上手くいかないのだろう。肉棒と唇の隙間から苦しげな呼吸音が漏れる。
ちなみに、今の私のモデルとなったおっさんは結構毛深いほうだったので陰毛がちうの頬とかに当たっている。うんエロい。
「は~い、動くよ」
「んんんんんん!!!?」
両の腕でがっちりちうの顔を固定したまま、肉棒のカリぐらいまでを口内から引き抜き、また突き入れる。
ああ、引き抜いたときのアヒル口?になったちうの顔が結構笑える。
抗議は当たり前の様にスルーです。
「~~~~~~~~♪」
久しぶりのイマラチオに俺は上機嫌になっている。
触手姿の時に似たようなことをやるのとは視覚的効果がダンチだな。人型だからでこそ出来る事ってあるんだね。新発見だよ。
「んんんんっ! んんんんんんんっ!!! んんんんんんんんんんん!!!!」
少女は初めてのイマラチオに目を白黒させている。動き出した時は非力なりに両腕で頭を固定している俺の腕を外そうと足掻いていたが、それも無理と悟ったのか、もしくは酸素不足で両腕を動かす余裕すら失ったのか、今はだらりと力のこもっていない両腕が俺の動きに合わせてぶらんぶらんしている。
少女の口内を汚しつくし、若干満足した俺は調教を次のステップに進めることにした。きゅぽんと少女の口から肉棒を引き抜く。
ちうはぜーはーぜーはーと、男子トイレの淀んだ空気をさも上手そうに取り込んでいる。恐らく余裕が無くて気付いていないだろうが、その唇のにはこそぎ落とされた血の混じった精液の残骸がこびりついている。
脇の下に両手を差込み、強制的に立たせて俺と位置を入れ替える。ちうの前にはドア、後ろには俺という状況だ。
おれは便座をまたいでなるべく空間を作ると、ちうの頭をドアに押し付け、無理やり尻を突き出すような体勢にさせる。
併せて、スカートのチャックを外して脱がせ、パンツはもう面倒だったので破り捨てた。
俺の眼前であらわになる、少女の聖域。最高の眺めです。
真っ赤に充血した秘唇の状態は無残の一言、穴から血と精液と愛液が零れてドロドロのぐちゃぐちゃだ。
しかし、男を受け入れられないかというと・・・・・・そんなことはありえないだろう。
俺の媚毒を含んだ濃い精液を中出しされたのだ。少女の精神に余裕が無い所為で気付いていないだけ、平常心の時に同じ毒に晒されれば燃えるような子宮の熱に耐えることなど不可能だろう。
現に愛液はジュクジュクととめどなく溢れ、硬く閉ざされていた秘裂は充血してぴくぴくと震えて蹂躙者を待ち望んでいる。
「ひっく、ふあぁ、うぇっ、ひぐっ」
自身の陰部が、身体がどんな状態であるかを持ち主でありながら把握していない少女は再び強姦されるという結末に咽び泣いているようだ。
なんてもったいない。ここは先達者として教えてあげなければならないだろう。交わりの歓喜を。汚泥に塗れることの開放感を。悦楽の極地を!
俺は無言で突き出されたちうの尻をひっぱたいた。パンッという気持のいい音と共にちうの美尻は震え、そして僅かな間を置いて紅い手形が浮かび上がる。
「―――ッッ!」
突然、尻を叩かれたちうが歯を食いしばるように息を呑んだ。
「痛いか?」
「・・・・・・・・・ふっ・・・・・・・・はぁ、・・・・・・・・・・・・・いたいに、決まってん、だろ」
おや? どうやら随分と精神が回復してきているようだ、漫画の様に不遜な口調に戻っている。
もしかしたら、好き勝手やられまくった所為で自暴自棄になっているだけかもしれないが・・・・・・。まあ、ソレはソレで反応を楽しめるので良し。
「感じるのは痛みだけか? 下腹部に意識を集中してみろ、熱くなって疼いてるんじゃ無いのか?」
「・・・・・・っ。うるせぇっ・・・・・・・・・ちくしょぉお」
人差し指の指先を秘裂に差込み、くちゅくちゅという厭らしい音を立てて肉壁をかき回すとちうの尻がいやいやと震えて抵抗する。
「くっひひ。抗うなよ・・・・・・ここからは本当にご褒美だ。お前が狂っちまうくらいに気持ちよくしてやるからしっかり受け取れよ」
そう言いながら指を引き抜き、代わりにズブズブと少女のワレメに醜悪をな肉塊を埋没させてゆく。本日二回目のちうの膣。やはりというべきか、粘液の力によって十分に火照っているのを感じた。 あと、1㎝進む後とにちうが「う、あ、あ、あ、あ、あ、あ」とまるで痴呆のような声を出すので思わずめちゃくちゃにしたい衝動に駆られるが、ここは我慢だ。ここで好き勝手しても先の繰り返しでまたちうは現実から逃げるだろう。今度はもう帰ってこないかもしれない。
そんな事態を避ける為にも、ちうにはここで徹底的に落ちて貰わなくてはならない。俺の為に。
少しずつ少女の中に侵入していた肉棒が、膣の奥に当たって止まる。
「―――っううぅ、ひっく、ふぐっ―――」
ちうが体内の異物感に耐え切れず呻いているが、今感じて欲しいのは異物感じゃなくて快感だ。言葉で責めつつ開発していこう。
「どうだ、2度目の肉棒の味は、今度はゆっくり味わえよ」
「うぅっ―――、まんがじゃ、ねーんだ、ぞ。ご、強姦されて感じる・・・・・・わけ、ねーだろう・・・・・・が」
息も絶え絶えに、反論するちうちゃん。無理しちゃって可愛いんだから。
「ははは、そんなことない。気付いていないだけだ。お前の中はすごく嬉しそうに俺の肉棒を迎え入れてる。お前には素質があるんだよ。」
「うそ・・・・・・だ」
俺の「素質がある」という発言が少女の心にクリーンヒットしたのか、ちうはぶんぶんと首を振って否定する。
「ホントだって、このどM。その証拠にホラ」
俺は肉棒をゆっくり引き抜く。ズルズルと露わになる肉棒がカリの手前辺りでぴたりと止まる。
「―――それみたことか。今、お前の膣がキュってしまってチンポが抜けなくなった」
どうやら相当俺のチンポが気にいったらしい。と続けると金切り声でちうが反論した。
「うそだっ!」
「嘘だと思うなら膣を締め上げるの止めてみろ。チンポが食いちぎられそうだ」
「・・・・・・・・・ッ!!」
無論、ただの女子高生がそんなことを意識して出来るはずが無い。それでも無理な注文をこなそうとちうは膣のあたりに神経を集中し、そして知るのだ。
自身の肉体から発せられる、切なる叫びを。
「・・・・・・き・・・・・・・・・・・・・く・・・・ちく・・・・・・しょう」
ちうの口から、「はぁはぁ」という熱と色の篭った息が漏れる。どうやら開発は順調のようだ。
「あ~あ~。エロい吐息出しやがってそんなに欲しいのか・・・・・・だったらホレッ」
ぬぷぬぷという音と共に先ほどより若干速い速度で押し込まれる肉棒。膣に意識を集中していたちうは「ひぃいぃいぃい」と、悲鳴にも似た喘ぎ声を上げる。
「嬉しそうな声だしやがってっ、なにがっ、ちくしょうだよっ、強姦されながら感じてるなんてっ、お前のほうがよっぽど畜生だよっ」
ぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっ!!!!
「うぁぁああッ! ふぁあっ! ひっっ! つぅああぁあああっっ!!」
膣のつぷつぷとした肉天井をごつごつとした肉棒で削ってやると、ちうはスタンガンでもあてられたかのようにビクンビクンと背筋をはねさせた。
ふとももやうなじには汗が浮かび、肌は紅潮している。これで「なにも感じてない」なんて幼稚園児の嘘よりもぺらい。
「な、感じてるんだろ?、認めちまえ、なぁ!」
問いかけながら、激しい動きから切り替え、再度ゆっくりとした動きに戻す。
「『きもちいです』って言え。言ったら今のよりもっと凄い事してやる。何も考えられないくらい、頭ん中を真っ白にしてやる」
「・・・・・う・・・・・あぁ・・・・・・・・」
しかしまだ踏ん切りがつかないらしいちうは、ほんの僅かに頭を振って俺に抗った。
はっ・・・・・・いいだろう。だったら現実で心を折ってやる。
俺はちうの髪を掴むと、身体を捻らせて強引に顔が見えるようにする。そして、限界まで引き抜いた肉棒を「ずんっ!」と叩きつけた。
「うぁああっ!!!」というちうの悲鳴と共に、パシャリという電子音が個室に響く。それはちうの携帯から発せられた撮影音だ。
俺は先ほどと同じく、データフォルダに保存された取りたての写真画像をちうに見せた。
そこにはどう見ても、百人いたら百人が『感じている』と答えそうな程に快楽に染まったいやしい雌の貌が写っている。
呆然と、画像を見つめるちうに俺は問うた。
「この娘、どんな顔してる? このトロトロに溶けた表情をした女はどんな顔してる?」
「・・・・・・・・・・・き」
「き?」
「・・・・・・・・・きもちよさそう」
「分かってんじゃねーか。じゃあ、これはどうだっ」
再び、ずずんと膣の最奥に亀頭をたたきつける。
「うあっ!!!」
「おら、どうなんだ? まだ気持悪いのか? これでもまだ気持悪いって言うのなら開放してやるよ。」
「・・・・・・・・・・・・・ッ」
ちうの視線は携帯に写る自身の顔に釘付けだ。その表情を信じられないものを見るように、そして憧れるような熱っぽい視線。
「だが、もしもっと気持ち良くなりたいなら、言えよ。『気持ち良い』って」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・きもち・・・・・・・・・」
「あぁ? ちゃんと、はっきり言え」
「きも・・・・・・ちい・・・・・・・・・・・きもちい・・・・・・・・・、気持ち良い気持ち良いきもちいいぃっ!!!」
はい、調教完了。
じゃあ、後は気をやるまで攻めてあげよう。俺だって、さっきから滅茶苦茶にしたくてうずうずしてるんだから。
俺はいとも簡単に肉棒を引き抜くと、蓋の締まったままの便座に腰を下ろした。ちなみに肉棒の引き抜くときの「え?」という残念そうなちうの声は脳内に永久保存しておいた。
俺の真意が分からず、壁に手を着きながらこちらの様子を伺うちうを俺は優しく抱き寄せ、俺の脚の上に座らせる。
所謂、体面座位と言う体勢だ。
雄雄しくそそり立った肉棒が俺とちうの間で起立している。腰ごとちうを抱き寄せると、恥丘の部分に肉棒が触れ、ビクンとちうの腰が揺れた。
俺はそのまま後頭部からちうを抱き寄せ、唇に吸い付く。
少しは抵抗されるかと思ったが、ちうはまったくの無抵抗でソレを受け入れた。調子に乗った俺は舌をちうの口内に侵入させ、ちうの舌を絡めとり、引っ張り出し、唾液を交換する。
勿論、切なげにもじもじと動く腰周りをほおっておく俺ではない。
両腕でちうを持ち上げ、狙いを定めて一息で突き入れる!
「――――――――――――ふぁぁあぁああああああああ!!!」
途端に歓喜の叫びを漏らすちうたん。そこには拒絶の意思など一寸たりとも存在しない。
しかし、随分と喜んでくれているようだがまだまだこれからだ。『何も考えられなくなるくらいの快楽』を、とくと味わってくれ。
俺は『皮』の内側で不定形な部分を肉棒に集中させた。しかしただ単に大きくするだけでは芸が無い、おれは肉塊のところどころに塊をつくり。まるで真珠を埋め込んだかのような異様なフォルムに変質させてゆく。
ぬちゃっぐちゃぐちゅっずりゅっごりゅ!
天井だけに留まらず四方八方、ちうの柔肉を硬くなったモノで掻き乱す。
「―――――――――――――――――――――――――ッッ!!!!」
10往復もする前に、どうやらちうは絶頂ったらしい。腰周りの筋肉全体が震えて俺の肉棒を締め上げる。
そこに三度めのパシャリという電子音が個室に響く。
どんな映像が写っているかは見るまでも無いだろう。まるで恋人とするようなディープキスを小汚いデブとするちうたんが絶頂に震えている姿だ。しかもちうたんは下半身こそ何も身につけていないが、上半身は学校の制服を着ている。さぞかしエロい画になっているという事は想像に難くない。
カメラに気付いたちうたんは視線こそ携帯に向いているが慌てるでもなく、絶頂の余韻に震えている。
俺は、ある程度ちうが落ち着くまでに自由な両手を使い、ブレザーとシャツの前を留めていたボタンを全て外し、かわいらしいブラとおへそを露わにさせる。
流石人気コスプレイヤー、制服で隠されている部分も手入れがされていてとても宜しい。
「う・・・・・・あ・・・・・・・あ・・・・・・あ」
抵抗するでもなく、トイレに連れ込んだときの様に焦点の合わないレイプ目で涎を垂らすちうちゃん。最初と違う点は『今は快楽に屈している』という点だろうか。
手にはカメラがあるのにこの少女のエロい姿を後世に残さないのは大罪と考えた馬鹿な俺は、ちうの腕を取ると無理やりピースを作り、そしてもっかいパシャリとシャ ッターボタンを押した。
更にもう一枚、残った片腕にもピースを作らせてパシャリ。
おお、おれはちうたんの『アヘ顔ダブルピース』を手に入れた!
地味に嬉しい。後でこのスーツの持ち主が持っていた携帯に転送しておこう。
とか馬鹿やっている間に回復してきたようすのちうちゃんを足腰の力だけで跳ね上げる。
「きゃふぁっ!!」
不意打ち気味に喰らった一撃に、ちうたんが崩れ落ちて俺の無駄毛の溢れる胸板にもたれかかる。
気を失ったかというと、そうでもないらしい。なぜなら、ずれたメガネの奥で熱っぽい瞳が俺を挑発しているからだ。
『こんなものか』って
ははっ、・・・・・・オーケーオーケー。
とことん喜ばして、膣の中を滅茶苦茶にしてやるよ。そんな生意気な顔二度と出来ないぐらいにな。
ぐりゅっ、にちゃっ、ごりゅっ、ずちゃっ
「ああぁ!! ふあああぁあ!!! ひぐっ!! がぁっ! ひう!!!!」
ぬちゅっ! ぐちゃっ! ずりゅっ!! ごぼぉっ!!!
「がぁあああ!!! うぁあああああッ!!! ひぁぁぁあああああああああああ!!!!」
知らぬ間に、ちうの両足が俺の背中に回されていた。所謂、『だいしゅきホールド』と呼ばれる奴だ。・・・・・・こいつは、この女はやっぱり粘液の効果とかそういうのではなく素質があったのかもしれん。M気質というよりはセックス依存の。
まぁ、そんなことはどうでもいい。今重要なことはちうたんががっちり俺の肉棒を食いついていて、引き抜く隙が無いということだ。
もう一回中出しされてるからって随分と積極的じゃないか・・・・・・。
まぁいいや、『欲しい』なら好きなだけくれてやる。
「いいぜっ、全部腹ん中にっぶちまけてやるっ! 受け止めてっ、俺の子を孕めぇっ!」
俺は腰に溜め込んだ精液を勢い良く、ソレこそ間欠泉の様に吐き出した。あまりの勢いにちうの子宮は限界まで膨らみ、ちうが「あがががが」という壊れた人形のような声で白目を剥いた。その姿を眺めているのも楽しそうだったが、これからに期待できる少女が完璧に壊れてしまうのももったいないと思った俺は急いで栓となっていた肉棒を引き抜いた。
ちうの真っ赤に腫れたワレメから、膣の衝撃にあわせて白濁液が噴出し、内股周りが精液に覆い尽くされてゆく姿を、俺は離していなかった携帯電話の動画機能でしっかりと撮影させていただいた。
その後、もう少しちうで楽しんだ後、画像の転送と携帯電話のアドレスを交換して俺は男子トイレを抜け出した。清掃中の看板を残しておいたのはせめてもの情けだ。
ああでも、俺がいなくなって『人払いの魔法』の切れた状態じゃああんまり長くは持たないだろうな。その間にちうたんは正気を取り戻して撤退できるだろうか?
もし、人間だった頃の俺が今の彼女の状態を見たら確実に襲っている。会社員に見つかるか学生に見つかるか駅員に見つかるか・・・・・・そのあたりの様子を見るのも楽しそうだが、流石に真昼間からあまり長居していると危険すぎる。ここは素直に帰らせてもらうとしよう。
じゃあまたね、ちうたん。
[※1]1巻1話にて麻帆良内に電車(JR)が走っている描写及び、電車に乗って中学校近くまで移動していると思しき描写有り。もしかしたら、寮から学校の通学路に駅前が入っているという可能性もあるけど、まぁ今回は都合がいいので電車通学設定とさせていただきました。
テレッテー 触手Aは「電子悪霊使役」スキルを覚えました。
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所有スキル一覧
・固有スキル
■霊的視覚 : A(隠蔽・認識阻害を無効化)
■生命力 : B(核が無事なら分裂して行動可能)→ A
■毒 : A(催淫体液(中毒効果)+麻痺毒)
・常時発動スキル
■強運 :確定されていない変動する状況が有利になる
■度胸 :危機に対しても思考能力や身体能力を十全に発揮できる
■火炎耐性 :火属性に対して耐性を得る。
・特殊スキル
■悪巧み :悪いこと専門のひらめき
■声 :発声を行うことがきる。また声色は変更可能
■初等魔法 :魔法学校で習う程度の魔法を使うことが出来る
■千里眼 :半径1キロ圏内で視覚を“飛ばす”ことが出来る
■存在隠蔽 :ステルス効果を得ることが出来る
■変装 :人や動物に変装することが出来る
■電子悪霊使役 :電子悪霊の使役しクラッキングすることが出来る
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あとがき
しれっと更新。
スキル説明
電子悪霊使役:電子悪霊は、麻帆良のネットワークを守っている電子精霊の亜種
電子精霊が防御に優れているのに対して、電子悪霊は攻撃に優れている。
魔力消費はあまり高くないが、一度に使役できる数は多くない。
コメント:ちうの電子精霊が電気ねずみなのに対して電子悪霊は百足の姿で現れる。
一度に操れる量はたかが知れているので、麻帆良の電子精霊群にとてもかなわない。
つまり、エヴァや鬼神等を封じ込めている大規模結界の解除は実質、不可能。