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No.30682の一覧
[0] 我輩は触手である。名前はまだ無い。(現実⇒ネギま)【8話6月3日中更新予定】[雨男](2012/05/30 06:45)
[1] 触手生活始めました(笑)[雨男](2011/11/29 02:17)
[2] 運命を変えるのは人の意思(笑)[雨男](2011/12/07 23:30)
[3] 麻帆良学園都市考察(笑)[雨男](2011/12/07 15:36)
[4] 潜入! 魔法使いの街(笑)[雨男](2011/12/08 10:38)
[5] しかし、誰が見張りを見張るのか?(笑)[雨男](2011/12/15 23:27)
[6] 触手男と幽霊女(笑)[雨男](2011/12/15 23:15)
[7] せってき!(笑)[雨男](2011/12/22 19:05)
[8] ちう・ちう・トレイン(笑)[雨男](2012/05/04 23:22)
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[30682] しかし、誰が見張りを見張るのか?(笑)
Name: 雨男◆d2ee1179 ID:3bd583cc 前を表示する / 次を表示する
Date: 2011/12/15 23:27
〈SIDE 魔法先生〉

「凶悪な妖魔を野放しにしておけません!」

「これ以上被害者を増やすわけにはいきません! ご許可を!」

「学園長!」

麻帆良学園都市西部にある『特別教職員研修施設』の一室で、数名の魔法先生が学園長に詰め寄っていた。
特に学園長に妖魔討伐の許可を求めているのは、明石教授、ガンドルフィーニ先生、弐集院先生。
いずれも娘を持つ親として、今回の『事件』を見過ごせないのだろう。
特に明石教授は娘のクラスメイトが被害者だ。
心中穏やかではないだろう。
俺としては感情的になりすぎもちつけというツッコミを彼らに入れてやりたいところだが、それで注目されても嫌なので眺めるに留めておく。

今、麻帆良で行動可能な魔法先生のほとんどがここに集められている。
召集理由は『麻帆良周辺都市に確認された中級妖魔対策』である。
ちなみに魔法生徒は召集されていない。

あまりにも刺激が強すぎるのと、一般人のプライバシーが著しく害されるとの判断だ。

先ほど配られた“刺激が強い”資料に再度目を通す。
そこには今回発見された被害者にして幸運な生存者、麻帆良学園中等部に通う生徒達の詳細な情報が記載されている。

偶然にも妖魔の巣に迷い込んだ地下鉄鉄道職員に彼女達は発見された。
発見当時、彼女達はかなり衰弱していたが、外傷はほぼ無く、命に別状は無いらしい。

ただ、乱暴された形跡が確認された。
否、はっきりと『性行為の痕跡有り』と書類には記載されていた。
写真付きのこの資料を多感な学生に見せるわけにはいかないだろう。
更にいえば、相当な責め苦にさらされたのか精神的な状態も『酷い』ようだ。
今現在は麻帆良に移送中だが、到着次第『記憶消去』の措置がとられる事だろう。

書類に記載された文字列が私に少女達が受けた陵辱の凄まじさを如実に伝えてくる。

なんとも股ぐらがいきり立つ話だ。



こほん。
話を戻す。
渋谷の現在使われていない地下空間でこの少女達は幸運にも発見されたが、現場では少女達以外にも数十体の亡骸が確認されていた。
更に言えば、妖魔は根城にしていた場所から移動したらしく、今どこにいるのか不明だ。
ここ近年、首都近辺で妖魔が起こした犯罪の中ではトップクラスに凶悪な事件だ。
この規模の事件であれば『表の世界』でも大きく報道されて然るべきだが、警察内部に存在する魔法使いがいち早く妖魔の痕跡を見つけたことによって直ぐに情報規制がかけられた。
その後、自身らの手には余ると判断した警察上層部によって本件の対応は関東魔法協会に任されたという形だ。
無論、基盤の異なり、それなりの武力を有する組織の仲が良いはずも無く、『君達の便利な魔法で妖魔の存在に気がつかなかったのかね』というありがたい言葉も頂いている。
付き合いの長い向こうの連中とて、そう簡単に済む問題でない事は承知しているだろうに。

兎も角、今大切なのは渋谷に出現した妖魔への早急な対策が関東魔法協会に求められている点である。
しかし、その関東魔法協会のトップである学園長は先ほどから「ぐぬぬぬ」と呻いている。

学園長が悩んでいる点は派遣する人員の量と質だろう。

探査系魔法で対象が中位妖魔の可能性が高いという結果がでたとなれば、現地魔法使いでは返り討ちにあう可能性が高い。
だがここまで被害者がでてしまっているのだ、早急に妖魔を退治しなければ関東魔法協会の面子がやばい。
最悪なんの成果も上げられず、警察に「関東魔法協会に対応能力無し」と判断され、古くから付き合いがある関西魔法協会に頼られてしまえば関東魔法協会の築き上げてきた地位は崩壊する。
そしてそういう事が現実になる可能性は十分にある。

最悪な状況を防ぐ為には、そこそこの数の戦力を送り込まなければならないことは明白だ。
広大な東京地下にいる一匹の妖魔を探し出さなければならないのだから。

というのに、何故か学園長は主力魔法先生の派遣を渋っている。
世界樹大発光まで時間があるし、直近で魔法先生が必要となる懸案は存在しないはずだが・・・・・・?

まぁ恐らく、陰謀好きの学園長が裏で進めていた“何か”との兼ね合いだろう。

陰謀といえば大戦の英雄の遺児である「ネギ・スプリングフィールド」を受け入れたことには驚かされたものだ。
正直、最悪の火種になりうる“英雄の子”が麻帆良で一年間教職を勤めると聞いたときは転職を本気で考えた。
善行大好きな『立派な魔法使い』側の魔法先生は彼の来訪を喜んでいたが、俺をはじめとする魔法先生を職業としてこなしている者達にとって彼の存在は疫病神に等しい。
学園長によって情報統制がなされているが、もし外部・・・・・・特に魔法界にこの事が漏れたら復讐者がダース単位で襲撃してくるだろう。

しかも大戦経験者の魔法使いが、である。
なにそれこわい。

と、そこまで考えたとこで、うなっていた学園長が方針を決めたのか命令を発する。

「むぅ。わかった
 本件については明石くんに任せる。
 ガンドルフィーニくん、弐集院くんを補佐につけよう。
 そのほかに必要と思われる者を十名程度選別し、現地に赴いてくれ」

「はっ」

明石教授が敬礼と共に学園長からの命令を受け取る
その内容を簡単に説明するなら、本件の対応に魔法先生で“使える人材”の半分程度をあてるという意味だ。
魔法生徒にも“使える人材”はいるが、それでもかなり奮発した形だ。学園長は是が非でも本件を速攻で片付けたいのだろう。

抜けた人員分のカバーがどうなるか今から今後の夜勤シフトを想像して頭が痛い。

「いうまでも無いと思うが、妖魔は淫魔である可能性が高い。
 人員は男性メンバーで固めておくように」

「はい」

「きついとは思うが、一刻も早く妖魔を見つけ出して殲滅するのじゃ
 これ以上の犠牲者を出さぬためにも全身全霊で事にあたるように!」

「「「はっ!」」」

明石教授、ガンドルフィーニ先生、弐集院先生が気持ちの良い返事で応える。
これから彼らは麻帆良に帰ることも出来ずに東京でホテル暮らしだろうに、元気の良いことだ。

「居残り組みは欠けた人員分、広範囲を任せることになると思うが注意を怠らず職務に励むように!」

嫌です。

 「それでは解散!」

学園長の号令により、各魔法先生が慌しく動き始める。
その喧騒を醒めた目で見ながら、脳裏の片隅で考える。

もし麻帆良に件の妖魔が侵入したら大変なことになるな、と

〈SIDE 魔法先生 END〉










第4話 しかし、誰が見張りを見張るのか?(笑)










はい皆様方こんにちわ。俺です。

麻帆良に潜入して現在で今日で5日目です。
今俺はいくつかある麻帆良高等部女子寮のひとつで破瓜の血を啜っているところです。

いやあ、『初等魔法』スキルで記憶消去魔法を使えるようになってだいぶ楽になった。
運良く素質の高い子が初等部女子寮にいたおかげだ。
いちいち確認はしていなかったが、襲った少女達の中に弐集院やガンドルフィーニの娘がいたのかもしれない。

もっとも、記憶消去魔法を使う際に気をつけねばならない事がある。
魔法使いであれば魔法の痕跡を見つけることが出来る点だ。
なので今は初日の初等部の様に寮の全員を犯すのではなく、だいたいそのクラスで一、二名を襲うようにしている。
これで事実を知らないものからは『最近、体調不良の生徒が多いな』といった風に見えるだろう。見えたらいいな。

前の初等部で力を得た時に比べて効率はかなり悪いが、早々に麻帆良側に俺の存在を悟られるわけにはいかないので仕方が無い。

というか、初等部の件ははっきりいってヤりすぎた。
いくら早急に力を蓄える必要があるからといってもここは敵地。
本能の赴くまま行動していれば直ぐに滅ぼされてしまうだろう。自戒せねば。

そんな事を考える間に破瓜の血は止まったようだ。
声が漏れぬよう、触手で口を塞いだ少女に『記憶消去魔法』をかけ、恐怖に見開かれた瞳が虚ろになった事を確認した俺は少女のパジャマの乱れを直し、丁寧にベットに寝かしつける。
ベットメーキングもだいぶ手慣れてしまった。
最後に同部屋の子が起きていないか確認し、起きていなかったので内心舌打ちしながら部屋を出る。
出るといっても勿論ドアからではない、部屋に設けられた換気口からダクトへと潜り込み、部屋と部屋の移動を行う。
しかし最近はダクトの移動も苦しくなってきた。
今の俺は子猫並の大きさから大型犬並みに膨れ上がっている。
気合を入れれば中型犬程度の大きさにもなれるが長続きしない。
体重も順調に増えているので、このままゆくとダクトの移動は出来なくなる。
何らかの対策を講じるか、運任せでスキル獲得に期待するしかないだろう。

と、ダクトの中をズルズル移動していた時、廊下側から人の気配を感じた。

宿直の見回りだろうか?
興味を覚えた俺は、極限まで細くした触手をダクトと壁の隙間に滑り込ませ、廊下の様子を盗み見た。

そこにいたのは、













通称「麻帆良パパラッチ」朝倉 和美その人だった。














〈SIDE 朝倉 和美〉

最近、報道部に奇怪生物の情報が数件よせられていた。
曰く、『ナニカが通風孔ににゅるりと潜り込む姿を見た』とか『朝起きたらぬらぬらと巨大なナメクジが這った様な跡があった』とか『不気味な音が壁から聞こえてきた』とか
特に今回の張り込みの決め手となったのが、「何かおぞましいものに友人が襲われているのを見た気がする・・・・・・記憶がはっきりしないのだけど」という証言だ。

更に、寄せられた噂話以外にも報道部で情報収集したところ、ここ数日の間に『深夜の女子寮で蠢くナニカ』の噂がかなりの範囲に広まっていることが分かった。
子供先生の就任以降、めぼしいネタの無かった報道部の面々は嬉々としてこの噂の調査を開始した。

ジャーナリスト志望であり、とんでもネタが大好きな私もその中の一人だ。
チーフからは自身の住んでいる麻帆良中等部女子寮の張り込みを任されていたが、『ジャーナリストとしての感』に引き寄せられてここの高等部女子寮にヤマをはり、こうして潜入調査を敢行しているというわけだ。

そして今も、見回りを行っている最中である、・・・・・・・・・と




こつん



唐突に、壁から、異音が聞こえた。

呆けていたのは数秒、四肢を満たすジャーナリスト魂は身体をすぐに動かしてくれた。
音の聞こえた壁に耳をつけて、異音の正体を探る。

そしてまた、こつん、という音が壁の内側から響いた。
音は先ほどより少しはなれた場所から聞こえた様に思えた。

「っ!」

(移動、しているの?)

さらに、こつん、という音が今度はずっと離れた場所から聞こえた。

(間違いない! 移動している)

音の主が移動していると悟った瞬間、足は走り出していた。
走りながら震える手でポケットからデジカメを取り出し、持っていた懐中電灯を目線の高さに上げる。

こつん、こつん、こつん
何度か音を“見失い”そうになったが、なんとか音を追跡することが出来た。
途中、まるで遊ばれている様にすら感じたが、そこで足を止めるほど私の好奇心は錆びていなかった。

そして、人気の無いとある一室の前に私は立っていた。
ドアのネームプレートには『備品倉庫』と書かれている。
音の主はこの部屋の中にいるらしく、先ほどからドア越しにガサゴソという音が聞こえてくる。

ノブに触れて確認したところ、どうやら鍵はかかっていないようだ。
後はこのドアを開けて音の正体を確かめるだけ・・・・・・・・・・・・なのだが、ここに来て私の身体は動かなくなっていた。

B級映画に登場するようなグロテスクなモンスターがドアの向こう側にいるのではないかとついつい考えてしまったのだ。

深夜、単独行動、ジャーナリスト、うら若き美少女、そしてもうひとつ美少女。

そういえばと、冷静に自身のおかれている状況を並べてみればまさに『フラグの乱立』である。

しかし、引く事も出来ない。
ここで引いてしまえば、これから先ジャーナリストを名乗ることは出来ない。

でも怖い。

そんな、進退窮まった私の耳がガサゴソという音以外で、ナニカの声を拾った。


「・・・・・・ぁー」

(・・・・・・ッ)

神経を研ぎ澄まし、音の正体を探る。









「にゃー」







それは、なんというか、聞き慣れた、小動物の鳴き声に似ていた。

ていうか、猫だった。
猫の鳴き声だった。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁー」

思わず口から盛大なため息が漏れる。

そりゃそうだ。
現実的に考えれば音の主が非現実的なモンスターより『侵入した猫』とかの可能性が高いに決まっている。

私は自嘲と苦笑を混ぜた表情で、ドアを開ける。

固まっていた手を動かして、ドアノブをひねる。

ここまで私をおびえさせた可愛い侵入者を見る為に


私はそのドアを開いた。











そして、懐中電灯の明かりの先にいた『ナニカ』を見た時、私の思考は完全に停止した。





〈SIDE 朝倉 和美 END〉




























釣れたクマー(AA略
そんな訳で、朝倉 和美ちゃんGETです。

騒ぐ前にドアを閉め、部屋に対して初等魔法スキルの「簡易人払い魔法」を発動する。
これで宿直にも気づかれないでしょう。

「・・・・・・ひっ」

ようやく、自失から立ち直った朝倉がドアからの逃亡を試みる。

---が、遅い。

「うわっ!」

瞬時に伸びた触手が朝倉の四肢を拘束して自由を奪う。
ただ、今回も『夢オチ』にするつもりなので、痕が残らないようにあまり強くは締め付けない。

そして締め付ける必要も無い。

俺はこんな時の為に残しておいた麻痺毒、その全て朝倉の全身に注射した。
効き目は抜群だ。
必死に触手から逃れようとしていた両腕両足はすぐにその力を失う。

「・・・・・・う・・・・・・・・・あ」

自身の異変に気づいたのか、恐怖に表情をゆがめた朝倉の口から意味の無い言葉と涎が漏れる。
俺の麻痺毒は、意識をそのままに、注射部位の感覚を失わせる効果がある。
ただし、性感の感覚だけは残るというご都合主義万歳な毒だ。

このまま、欲望の赴くままに衣服を破り捨てて犯したいところだが、あまり証拠が残るのは好ましくない。

とりあえず、俺は朝倉の服を脱がせ始めた。
まずは上半身から。

数十本の触手を器用に動かし制服の前ボタンを外し、次にワイシャツのボタンを外す。
直ぐに薄紫色の可愛いブラがお目見えした。

「・・・やめ・・・・・・・・・・っ」

恐怖で口がまわらないのか、朝倉の口から途切れ途切れな抗議の声。


無論、無視する。


一本の触手を朝倉の背に回し、ホックを外すと、ブラがずり落ちて良い感じに育った乳房があらわになる。
流石は規格外クラス3年A組ベスト4。
いいモノをお持ちだ。

優美な曲線で表現されたふくらみと、その中で淡く自己主張する桜色の突起。
ビューティフル・・・・・・!

抑えの利かなくなった触手が、朝倉の胸部に群がる。
触手同士が結合し、まるで人間の手の様な姿となり、乳房を掴む。
マシュマロに例えられる乳房の揉み心地やはり最高だ。
貧乳は貧乳でいじり甲斐があるが、巨乳は巨乳で弄び甲斐がある。
更にもうひとつ『手』の触手を作り、空いていた乳を掴み、マッサージ器のような激しい動きで上へ、下へ、と揉みしだく。
俺の手の中で様々な形に姿を変える肌色は視覚的にも最高の玩具だ。

「・・・・・・っ、・・・・・・・・・このっ。いいかげんに」

恐怖から抜け出すことに成功したのか、真っ赤に染まった顔で触手の暴挙に怒りを顕にする朝倉。
胸を弄ばれている事に対する怒りだと思われる。
もしかしたら、平均より大きく育った乳房に何か思い入れがあるのかもしれない。
なんにせよ、すいぶんと勝気な事だ。


自分の置かれている状況を正確に理解しているとは思えない。


俺は双乳への愛撫をいったん停止すると、
触手の先で分泌した催淫効果を含んだ粘液を乳首に塗りたくる。

同時に、上半身の脱ぎかけの上着と下半身のスカート、下着を手早く剥ぎ取る。
朝倉が『汚してしまう』前に回収という訳だ。


でも靴下だけは残すのが俺の正義。


「このっ! ・・・・・・・ぇ? ・・・・・・うぁ・・・・・・・そ、そんな」

全ての衣服を剥ぎ取られた事に対して怒りを見せた朝倉だが、その怒りは直ぐに別の感覚にて掻き消された。


---快楽によって


「んぅ・・・・・・うそ・・・っ・・・・・・でしょ」

乳首から断続的に送られてくる悦楽の波に気がついてしまった朝倉は意識をそらすことも出来ずに、頭の中を支配されてゆく。
視覚や聴覚を封じられた女性の性感が高まるのと同じく、四肢の感覚がなくなった事が性感の増幅につながっているのだ。
快感に戸惑う朝倉に気を良くした俺は、更に乳房への攻勢を強めた。

「はぁ、・・・・・・ふっ・・・・・・んぁ・・・・・・・くっ」

先ほどまでは激しく動かしていた動きを、今度はゆっくりと、円を描く様に左右対称に行う。
性感が増幅された朝倉はそれだけでも歯を食いしばって悶えた。

十分に毒が回ったことを感じた俺は『手』の触手を更に二つ増やすと、小さく勃起する事で自己主張を始めた乳首周りへの愛撫を開始する。

最初は指先の部分で触れるか触れないか、絶妙の距離感で乳首に断続的かつ微妙な刺激を与える。
指先が淡くかする度に「んっ」と、歯を食いしばって反応する朝倉の姿はなんとも良い光景だ。
原作の中ではあまり興味のわかなかったキャラだったが、こうして見るとなかなかそそる表情をする。

俺は嗜虐心の赴くまま、次のシーケンスに移った。
いったん乳首を攻めていた『手』達を止め、今度はしっかりと指と指で乳首を摘みあげた。

「-------っっっ!」

突然の凶行に素晴らしい反応を見せる朝倉。
電気ショックを喰らったかのように、身体を跳ねさせる。

「------っ! っ! ひぃ!」

脳を焼くような快楽の衝撃に、先ほどまで浮かべていた勝気な表情は涙目になって許しを請うような哀願へと変化していた。
この、芯のある女が屈服する際の表情が俺はとても大好きだ。
俺の玩具に成り下がった姿がとてもとても大好きだ。


もっと見せてくれ。


それからしばらく、俺は朝倉の乳房を蹂躙し続けた。

コリコリと、ダイヤルを回すように乳首の微妙な硬さを指で楽しむと朝倉はイヤイヤする様に首を横に振って答えた。

「ふぁっ、ひぃぃうっ、はぅ、うあぁぁああ!」

カリカリと、瘡蓋を剥がすように引っかいてやると朝倉の腰がぴくぴくと震えた。

「やっ! つぅ! あぐっ!」

ぎゅぅうと、摘んだ乳首を引っ張り上げると朝倉は涎を飛ばして絶叫を上げた。

「んぎぃぃぃぃいいいい!」


良い反応だ。
それ故に残念だ。
もっともっと、この玩具で遊びたいところだが、今の俺の能力ではコイツを飼う事が出来ない。

愛液に濡れた朝倉の秘部に粘液を塗りたくりながら、俺は考えた。

沢山の女を陵辱したが、朝倉や先の釘宮達は犯り捨てるにはあまりにももったいない逸材だ。
自身の生存を優先させているとはいえ、歯痒いことこの上ない。
犯して、壊して、陵辱の限りを尽くしたいのに俺の力の無さがそれを許さない。

いずれ、俺が力をつけた時にもう一度玩具達を迎えにいかねばならない。

その時玩具達はどんな顔をするだろうか?
もう一度、絶望に染まってくれるだろうか?
それとも、一度覚えた快楽の渦に再び悶えてくれるだろうか?

非常に楽しみだ。

俺は、そんな黒い意思を滾らせながら、束ねた触手を十分に濡れた朝倉の秘唇に添え------、
















------玩具に名札をつける程度の感覚で、朝倉を貫いた。


















〈SIDE 朝倉 和美〉


ふと、目が覚めた。
そしてまず重さと痛みを感じた。

何事かと自身の状況を確認すると、ダンボールやらなんやらが仰向けに倒れている私の上に乗っかっていた。
重たいはずである。

だが、身動きが取れないほどではない。

ダンボール達をどかして、ほこりを払いながら立ち上がる。
どかしている途中で、ダンボールに潰されていた下腹部や胸から鈍い痛みを感じて顔をしかめた。

(つっ! これは青アザくらい覚悟しといたほうがいいかなぁ・・・・・・。
 で、そうして私はこんなところにいるんだっけ?)

落ちていた懐中電灯を拾い、何故こんなことになっているのかを思い出そうとする。

(ええと、猫だっけ? あぁ、そうだ。変な音を辿ってここに来て、それで・・・・・・それで?)

確か、中から猫の声を聞いて、ここの扉を開けた。
そこまでは何とか思い出すことが出来た。


あとは眼前の光景から察するに、

(猫が驚いて暴れちゃったせいで、積まれていたダンボールが私に倒れてきたのか・・・・・・な?)

それで頭を打って気を失っていたということなら説明は出来る。



説明は出来るのだが・・・・・・納得できない。


なにか、大切なことを、忘れているような。

下腹部から感じる、特に強い痛みが思考を遮る様に頭を痺れさせる。

とその時、ピピピピと腕時計から音が響いた。

「げ! やばっ!」

それは予めセットしておいた定時アラームの音だ。
あわてて時計を見てみると、時計は現在時刻が朝の6時である事を教えてくれた。

(今から寮に帰って、着替えて、シャワーは・・・・・・・・・無理か!)

兎も角、早く撤収しなければ
もたもたしていると早起きしたここの寮生と鉢合わせになる可能性がある。

私は慌しくドアを開けて備品倉庫を出た。
ドアが閉まる直前、どうしてもきになって部屋に誰かいないか確かめたが、やはり誰もいなかった。

〈SIDE 朝倉 和美 END〉










 テレッテー 触手Aは「千里眼」スキルを覚えました。








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所有スキル一覧
・固有スキル
 ■霊的視覚    : D(魔力を視認できる)⇒ B(魔力、結界、霊体を視認できる)
 ■生命力     : C(分裂しても少しの間であれば再生可能)⇒ B(核が無事なら分裂して行動できる)
 ■毒       : C(催淫効果を持つ粘液)⇒ B(催淫体液+麻痺毒)

・常時発動スキル
 ■強運      :確定されていない変動する状況が有利になる
 ■度胸      :危機に対しても思考能力や身体能力を十全に発揮できる
 ■火炎耐性    :火属性に対して耐性を得る。

・特殊スキル
 ■悪巧み     :悪いこと専門のひらめき
 ■声       :発声を行うことがきる。また声色は変更可能
 ■初等魔法    :魔法学校で習う程度の魔法を使うことが出来る
 ■千里眼(NEW)  :半径1キロ圏内で視覚を“飛ばす”ことが出来る
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あとがき
12/10に間に合いませんでしたごめんなさい。
急いで書いたから誤字脱字も盛りだくさんです。

やっぱり、いまのよわっちい触手のエロじゃあこのあたりが限界ですね。
感想でも、エロが薄いって指摘を頂いてるのに申し訳ない限りです。

スキル説明
千里眼:ゲームでよくある、主人公を俯瞰して見る『カメラ視点』に近い。
千里眼対策が施された結界内に侵入は不可。
視点はひとつだけで、同時に複数操ることは出来ない。


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