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No.30317の一覧
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[1] ・真っ黒なナニカと俺と悪魔[クラクモ](2012/06/01 00:12)
[2] ・状況把握と俺とグループ[クラクモ](2012/06/01 00:13)
[3] ・最初の狩りと俺と獲物[クラクモ](2011/11/06 03:52)
[4] ・初めての食事と俺と初めての……[クラクモ](2011/12/29 16:46)
[5] ・事後報告と俺とお持ち帰り[クラクモ](2011/11/02 21:46)
[6] ・ベッドと俺とその温度[クラクモ](2011/12/29 16:50)
[7] ・魔法と俺と黒い人影[クラクモ](2012/06/04 19:03)
[8] ・瞳の暗示と俺と白色[クラクモ](2011/11/24 19:32)
[9] ・列車と俺と失敗と[クラクモ](2011/12/29 16:55)
[10] ・ラインと俺とアルコール[クラクモ](2011/11/27 03:50)
[11] 幕間 ~それいけ神官ちゃん~[クラクモ](2011/12/29 16:56)
[12] ・わんこと俺と召喚陣[クラクモ](2012/06/01 00:14)
[13] ・獣と俺と、狩りをする人される人[クラクモ](2013/08/24 08:01)
[14] 幕間 ~それいけ狩人さん~[クラクモ](2012/06/04 19:04)
[15] ・宝?と俺と水の音[クラクモ](2013/08/25 21:28)
[16] ・五色と俺と昔の話[クラクモ](2012/11/09 01:00)
[17] ・眼鏡と俺と格闘戦[クラクモ](2013/04/05 02:53)
[18] ・始まる休暇と俺と半分[クラクモ](2013/08/25 21:27)
[19] ・準備と俺と夢見るチカラ[クラクモ](2018/12/12 18:22)
[20] ・記憶と俺と空の色[クラクモ](2019/01/14 09:55)
[21] ・彼女と俺と羽ばたく翼 <New>[クラクモ](2019/01/14 09:55)
[22] ※ こぼれ話 ※[クラクモ](2011/11/07 20:46)
[23] 番外~少し未来のこと『春待ち祭り』[クラクモ](2012/06/01 00:17)
[24] 番外~少し未来の先のこと『国境近くの町で』[クラクモ](2013/12/23 05:40)
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[30317] ・瞳の暗示と俺と白色
Name: クラクモ◆5e745eb7 ID:0f7bd90b 前を表示する / 次を表示する
Date: 2011/11/24 19:32
・瞳の暗示と俺と白色







 ─ 盗賊♀を手に入れた ─



相変わらず自重しないシステム表示をスルーしつつ
身体を動かそうと努力している盗賊さんの肩を掴んで部屋の壁へと押し付ける



「……くっ、何、これ」

自分からは動けない、しかし外から力が加わると動かされてしまう、そんな状況に盗賊さんは少し動揺しているようだ
暗示の効果が切れた時に備えて、尻尾を使って盗賊さんの後ろで交差させた両手を拘束しておく

「……悪魔ッ」

自らを縛る尻尾を見て、ようやくこちらの正体を正確に察した盗賊さんがそう呟く


「そう悪魔……淫魔さ
  くくく、淫魔に囚われたお前は……これからどうなるかな?」

片手で盗賊さんの顎を掴んで少し上を向かせ、固く引き結んだ唇をなぞるように指を動かす
強い抵抗の意思をうかがわせる盗賊さんの目の前で見せつけるように鋭く指の爪を伸ばし、首筋をなぞりながら下へと向かわせる
首元へと肌を傷つけないように添えて、そこからゆっくりと黒い上着だけを切り裂いていく

「……あ、やめろ……」

次第に露になっていく盗賊さんの思いのほか色白な素肌
お、線の細い人なのかと思ってたけど、サラシのようなもので固定してたんだねぇ
ひとまずそれには触れずに、そのまま上着の前面を縦一直線に切り裂いてしまう

「……みるなっ」

大きく晒されたその肉体へ、じっくりと舐めるように視線を這わせる
体術をメインとしているからか、きゅっと引きしまっているくびれへとそっと手を触れて感触を味わう

憎々しげにこちらを睨みつけてくる盗賊さんの表情を見やりながら
今度は下から、皮膚へと触れるか触れないか程度の強さで上方向へと爪を走らせて、その封じられたふくらみを目指し
ブツ、ブツり…と固く締められたサラシを切断していく

「……ぅ、よせ」

正面側の全てを切断されてしまったサラシが、ぱさりと床に落ちる
ほほぅ……なかなかのモノをお持ちですな、良い事です
そこには平均よりも豊かなふくらみが静かに存在していた

「へぇ? 随分といやらしい肉体じゃないか」

軽くそのふくらみを確かめるように触れてから、盗賊さんの腰に装備されているポーチを外して床へと降ろしておく
続けて腰紐を解いてしまえば、だぼっとしたズボンのような装備はするりと足元まで落ちていった
残された下着からは、うっすらとその下の茂みが透けて見えている

実は……口を手で塞がれていた時から汗の形でエロ効果の体液を使っていたのは、ココだけの秘密だよ?

「何もしていないのに湿ってきているな
  はっ……本当はここへ連れてきた時から期待していたんじゃないのか?」

「な……ち、違う」

悪魔の……というより見知らぬ男の前に素肌を晒してしまったことで、羞恥の表情を浮かべる盗賊さん
20代半ば位に見えるからそれなりに経験はあると思うけど……意外と初心なのかな、ふふ……いいねぇ、実に良い



         ……◇……◆……◇……



暗がりに浮かび上がる盗賊さんの白い肉体を、少し横にずれた所に膝を着きながら腕を回して抱きしめて
丁度良い高さとなった、たわわに実っているふくらみの先端へと、ざらついた感触を伝えるようにねっとりと舌を這わせる

「ッ! いや、っく……」

こちらの愛撫により形を変えるふくらみを交互に味わいながら、つつつ…と背すじをなぞるようにしながら片手を下へとずり下げていき
引き締まったお尻を握るように揉みほぐして質感を愉しむ

もう一方の手はわき腹からおヘソを辿り、そのまま足の間を目指して進行させる
下着と肉体の間に手をすべり込ませ、ようやくたどり着いたそこは、指先に絡むような液体でかすかに潤いつつあった

「おいおい、もうこんなにしてるじゃないか」

どうせ自分では見ることはできない、現状に少しの誇張を加えた言葉をかけて
口に咥えたふくらみの先端をわざと大きな音を立てて吸い上げるようにしながら
盗賊さんのぬかるみへとゆっくり指を差し込む

敏感な部分へと入り込まれて盗賊さんの動けない肉体がピクリと緊張するのが解る

「ホント……いやらしい肉体だ、ココで、今まで何人の男を咥え込んできたんだ?」

指のそれぞれを別々に動かして、隠されたその場所を示すように泉の岸辺をなぞり
時には軽く沈み込ませたりしながら、奥からこぼれる液体を執拗に汲み出そうとしていく

「……そんな、こと……しな、ッ、い」

言葉に合わせて、ツンとしてきていたふくらみの先端を吸い上げると盗賊さんの吐息が少しだけ乱れる
まだそこまで快感を感じている訳でもないかな、でも確実に高まってきているみたいだ

まぁ男に素肌を……敏感な部分をまさぐられながら、えっちな内容で話かけられて意識しない訳がないよね
吸い付いて口に含んだ先端をコロコロと舌先で嬲りながらそう考える
若かった神官ちゃんと違って、盗賊さんは女としての肉体が完成しているみたいだし、もう少し強引にいってもいいかな



盗賊さんの足を軽く開かせて、しゃがみこんだこちらを跨ぐような状態にしてから両手を上半身へと向けて
その柔らかなふくらみへ指をうずめて捏ねるように揉みしだく
反対にふくらみの谷間から下へと舌を這わせていき、引き締まった太ももに吸い付いたりしながら顔をその足の間へと近づけていく

ずり下がっていた下着と茂みの間へと顎を差し入れて押し進み、ついに盗賊さんの隠された泉が目の前に現れた
さて、盗賊さんはどんな味かな? 悪魔の長い舌を伸ばしてソノ部分へと沿うように密着させる
入り口の周辺で舌をくねらせ、たっぷりと唾液を塗り込んでおいてから、その内部へと通じる部分にズルリと舌先を入り込ませた

「……やめ、ッ! く……」

中へと入り込んで蠢く異物を感じたのか、盗賊さんの女としての部分が反応を開始する
じわじわと染み出してくる量が増加し、入り口が開かれた事で盗賊さんの匂いがより強く漂ってくる

「うっ、はなれろっ……」

拒絶を口にしている盗賊さんの腰に力が入る様子が感じられる
ふふふ……今はまだ抵抗したいのか刺激に反応したのかは解らないけれど、その内に悦びに震えるようになるのかな、愉しみだ

とはいっても、どうにもこの体勢は長時間するには不向きだね、敏感な所を同時に責めてあげられるのは良いけれど不安定だし……
それに、俺の舌も2枚ある訳じゃないから、言葉を発せられないのは少しつまらない

軽く考えてから盗賊さんの片足をこちらの肩に乗せるように動かして、足が載っている方の手ではお尻や太ももを撫で回し
残る片手はそのままふくらみを愉しみ、最後に舌を使って泉を攻略する体勢へと移行する

そうして、伸ばした舌をヌラヌラと蛇のようにくねらせて盗賊さんの内部を直接刺激していく

「……あ、そんな……っ!」

途中で拘束していた腕がびくりと動いたので拘束の暗示はもう解除されているようだ
しかし盗賊さんはそれどころではないらしく、大きな抵抗はしてこなかった

「は、くっ……や、やめ…………」

突き出たふくらみの先端を指にすり上げられた盗賊さんの肉体がぴくりと跳ねる
上の口だけは相変わらず淡々とした反応だけど……通常とは異なる長くて自在に動く舌で蹂躙されている下のお口は
その本人の意思とは関係なくいやらしい液体をこんこんと溢れさせている
少しの間で口を付けているこちらの顔まで濡らしていく位の量が流れてきていてちょっと驚く、盗賊さんは量が多い人なのかな


「……う……いっ…………あぁ」

自由に動かせる頭を右へいっぱいに動かし、堪えきれなくなると今度は左に振ってはその肉体を固くする
そんな盗賊さんの仕草からだんだんと快楽が高まってきている事が見て取れた
淫魔の身体はこんな風に舌を使っていると、どうしてもエロ効果の唾液が出てしまう
それに加えて、その人間とは異なる長さの事もあって
盗賊さんは今まさに人間相手では得られない悪魔の快楽を味わっているって事だね、ふふふ

ぴちゃぴちゃと音をたてながら泉の奥へと舌先を挿し入れて、引き出して、ずるりずるりと休む事無くその泉をかき回し続ける

「……くぅ、ぁあ……ひっ…………ぁ……ッ!!」

静かに、それでいていつの間にか熱くなった吐息をもらしていた盗賊さん、その肉体が唐突にガクリと崩れそうになる
同時に目の前の潤いの奥からは、ねっとりとした液体が一気に溢れ出してきてこちらの鼻先を濡らす
その液体は盗賊さんのしなやかに引き締まった太ももの内側を、ツーっと線を描いて流れ落ちていく……

寸前まで頑張って我慢していたんだなぁ、どうやら盗賊さんはイってしまったみたいだ



         ……◇……◆……◇……



「会ったばかりの男の口でイくなんて、とんだ淫乱だな?」

立ち上がりながら肩に乗せていた足を降ろして、開いた手でとろとろと粘液を滴らせる盗賊さんの泉をくちゅりとかき混ぜる
それと同時に、唾液に濡れて てらてらと光を反射する胸の先端を口に含み、ちゅっ、ちゅっ、と断続的に吸いつけば

「ぅあっ……ぁ、くぅ……は……あふ……」

と、一度達してガードが弱くなってきた盗賊さんの吐息が面白いように乱れる
色白のしなやかな肢体がほんのり桜色に染まり、快感に揺れる姿がなんとも美しい

そんな反応を思う存分愉しんだ後で、逃げようとする頭を押さえて強引に唇を奪った
唇を割って入り込ませた舌を縦横に使い、拒絶するように歯を食いしばっている口内を蹂躙する
未だに継続している下半身から響く刺激を受けて、口を塞がれた盗賊さんの呼吸が苦しげなものとなっていく
ふふふ……いつまで耐えられるかなぁ


「あっ……むぐっ、んむぅ……」

休む事無く泉をかき混ぜていた指が特定のポイントを擦ると、その刺激に力が抜けてしまったのか
微かな声を上げた盗賊さんは、ついにその口の奥へとこちらの侵入を許してしまった
ここぞとばかりに、避けようとする舌へと自分の舌を巻きつくように絡みつかせて唾液を送り込んでいく

「ぐうっ……んん、ぐ……ううぅ……」

目を固く閉じている盗賊さんの頬を涙が伝って落ちていった
特に男を知らない肉体じゃなかったから、もしかしたら恋人でも居たのかもしれない、でもまぁ、直ぐに……ふふふ

「ぷはっ、はぁ、はぁ……ころしてやる」

ホント今更だなぁ、戦いの時にあんな毒を使っていた時点で最初からそのつもりだったのにね

「俺を殺すか……ははは、その割にはココは別の反応をしてるじゃないか」

ちゅぷ……と音をたてて盗賊さんの泉をかき混ぜてそこの現状を自覚させてから
その肉体を拘束に使っている尻尾で半回転させて背後から組み付いた体勢へと持ち込む

「……おまえが、こんなッ?! は、くっ……」

空いた片手を使いそのふくらみを一時乱暴に揉みしだき、そこから首筋へと移動し喉を軽く締め付けるように力を加える
そして、執拗に責め立てる指から逃れようとしているのか、少し腰を引いた状態になっている盗賊さんの泉へと
ローブの下から露出させた俺自身を後ろから接触させる

「ま、そんな事はどうでもいいんだけどな」

最後に声と共に腰を進めて、盗賊さんの泉の内部へとズブリと一気に根元まで入り込んだ



「あぐっ! ……あ、あぁ……あああ」

「わかるか? いやらしいお前のココがしっかりと男を咥え込んでいるのが」

硬直してしまった盗賊さんの耳元で囁き、内部の存在を主張するように、ゆっくりと腰を前後させる

「ッ! いや……嘘……」

「嘘、ねぇ……まぁ嘘だと思ってるなら、この先どうなってもいいんじゃないか?」

全部嘘なら構わないだろ? 愉しめよ、と告げて、盗賊さんの肉体を後ろからグングンと突き上げていく
拘束に使っている尻尾でバランスを取りながら、両手をその豊かな上半身へと向けて
揺れ動くふくらみの先端を指の間に挟み、そのまま下から掬い上げるようにして捏ね回す

「……ひ……く、ああっ……あぁぁっ……」

自失状態にある盗賊さんをよそに、その内部は勢いよく潤いを増していき、ぢゅぐっ、ぢゅぐっと淫猥な音を立てている

「くく、ずいぶんといい具合じゃないか、まったく……お前は淫乱だな」

そう声をかけながら、一方的に盗賊さんの白い裸身を弄ぶ

「やぁっ……ぁく、くぅぅ……ぅやっ、あ、ああぁっ」

眉を顰めて頭を左右に振っている盗賊さん、話せる状態にあるならばそうではないと否定したいんだろう
しかし淫魔の毒に侵されてしまった女の肉体は、盗賊さんの意思とは関係なく嫌が応にも快楽を生み出していってしまう
肉の悦びがその肉体を駆け巡り、理性を屈服させようと強いシグナルを脳へと送り込む

もうその頂点へと辿りつくまで止まる事はない



         ……◇……◆……◇……



「ぅアっ、あぁ…ああっ! くぁ……あッ! あぁあ……」

ふふふ……盗賊さんの抵抗も大分弱まってきたようだ
否定の強い意志を持って左右に振られていた首も、今では惰性で動かしているかのように弱々しい
愛液をだらだらと流している腰も突き入れた雄を貪るようにヒクついている

「なあ、いま自分がどんな風に動いているかわかるか?」

「なっ……あぅっ! いや…ちが、ちがうぅぅ……あくっ! んんっ」

そんな言葉を返しながらも、盗賊さんの肉体は確実に最後の時へと近づいていた
休む事無くその胎内を前後している俺自身のリズムに乗せられて
熱く、荒い呼吸を繰り返すその口からは断続的に切羽詰ったような声が発せられている

「……んあっ、あっ! あっ、アっ、あぁ…あッ! あぁっ、ハぁっ」



「あっ、あぁ…ひッ! く、あぁっ! やっ…ぁあ、はぁあっ!」

逃れられぬ快楽に身を捩り、反りかえる盗賊さんの背中を汗が流れていく
その背中を突き上げながら首筋へと舌を這わせ、つまんだふくらみの先端をくりくりと転がすようにしてあげると
盗賊さんの内部はくくっとこちらを掴むような反応をかえした

「こんなにヒクヒクと締め付けてくるなんて、そんなに良かったか?
  くく……お望み通り、お前の中へたっぷりと注ぎ込んでやるからな」

「やっ! ぃや、いやぁ! うく…あぁ! だめ、だめダメっ……!」

そんな声を耳にしながらも、お構いなしに腰を動かして熱くとろけた内部を何度も抉っていく
きゅうきゅうと収縮を繰り返すそこから突き入れた俺自身へと痺れるほど甘美な刺激が伝わってくる

「嫌か? いやだったら我慢するんだな、お前がイかなかったら外へ出してやる」

なんて事は無いんですけどね
そう声をかけながら片手を下半身へと向かわせて、盗賊さんのびしょびしょの茂みをかき分けて
ふっくりと充血して少し大きくなっている最も敏感な突起をくにくにと刺激する

「くっ! んんっ! ……ッ!! ふアっ、ぁあっ! そこはぁ…っ!」

今まで触れていなかった部分だけあって、その効果は劇的だった
盗賊さんの胎内は急激に男の欲望を受け入れる状態へと変化していき
一度は耐えようと閉ざした口からは、あられもない声がしきりに放たれている

「ああッ! ダめっ! ぅあぁ、イっ! あぁっ……」

「なんだ、やっぱりイイのか? それじゃあ、いくぞ」

腰の前後運動をそれまでの大きなストロークから、奥から奥へと繋げる追い込むような動きへと変えて
軽く押す程度に留めていた盗賊さんの突起を指でつまみ、きゅっきゅっと腰のリズムと合わせるように挟み込んでいく

「ちがっ! いぁっ、あう! うぅ…アぁ! やァ…! ああっ!」

快楽の高みへと突き上げられてしまった盗賊さんが大きく肉体を震わせて、そして――

「……うあ! はあぁ、あアあぁあぁっーーッ!」

絶頂を迎えた盗賊さんの胎内へと強く押し付けた俺自身から、勢い良く欲望を放出した!





どぷ……どぷ……と盗賊さんの奥へと注ぎ込みながら、盗賊さんの魂を侵食していく……

む、抵抗力が高いっぽい神官とは違って、盗賊さんは一気に最後まで侵食していってしまえたようだ
久しぶりの食事に淫魔の肉体が悦びの声を上げるのが解る……力が漲ってくる
あぁ……美味しいなぁ、神官ちゃんほど力の総量は多くないみたいだけど、何とも言えない熟された味わいがある


「……あぁ……中に……」

内側へと出されてしまったのが感じられるのだろう、時折りピクリと絶頂の余韻に震えながらも
盗賊さんは絶望の表情を浮かべている

「気にするな、俺の精でお前が身篭るような事はない」

嘘か本当かも確かめようがない俺の言葉にほっとした様子の盗賊さん、まぁ本当だけど……ショックが大きくて気が回らないのかな
その肉体から一度俺自身をずるりと引き抜いて、汗に濡れた身体全体をこちらへ振り向かせる

「安心したか? したなら次だ」

そう声をかけながら盗賊さんの片足を脇に抱えてぐっと引き寄せ、容赦なく今度は正面からその泉へと突き入れる

「……あ、駄っ……んん! うぅぅ……っ!」

快楽が冷め切っていない盗賊さんは否定の声を上げながらも、どこか甘さの混じった声を上げて男を受け入れていってしまう





         ……◇……◆……◇……





「あぁっ、あ……くぅっ! ひ、やぁ…あぁ! ああぁっ!」

閉ざされた部屋の中で俺に突き上げられる盗賊さんの嬌声が響く

「ははっ、随分と良い声で鳴くじゃないか」

声をかけながらそのふくらみを掴み、揺れと共に変形するその柔らかさを味わう
桜色に染まり、すっかりと欲情させられてしまっているその肉体へと指を這わせれば
しなやかに鍛えられてはいるものの薄く脂肪の乗っている女の肌は、吸い付くような、何ともいえない感触を伝えてくる

「まったく……いやらしい女だよ、お前は」

「いやぁっ…あぁっ! 私……ゆるして、あぁ……」

俺との行為の中で、しきりと誰かに許しを請うようにしている盗賊さん
どうも俺へと向けた言葉ではないみたいだ、キスを奪った時の反応もあるし、誰か恋人がいるんだろうな
ふむ……盗賊さんが恋人とスる時にどんな感じになるのか興味が出てきたなぁ……くふふ

「恋人にでも謝っているのか? はは、ココをこんなにさせておいて、今更何を謝るっていうんだ」

湿った布のような水音を立てているお互いの結合部分からは
盗賊さんと俺と、二人のモノが混ざり白く泡だった液体がトロトロとこぼれ出していた

「うぅっ、こんな……あくっ! んっ! お、おまえが…アぁっ! あっ! あぁあ!」



「くくく……愛しい相手に会いたいのか?」

突き入れる速度を緩め、盗賊さんの顔を両手で挟みながらそう問い掛ける

「……なにを、ッ! いゃ……あいたい……」

「そうか……そうか、会わせてやるよ、"愛しい相手"にな」

そう告げる俺へ、どういう事かと視線を向けてくる盗賊さん、その瞳をじっと見つめて――魅了の暗示を打ち込む!
盗賊さんの瞳の焦点が一瞬ぼやけ、その意識が塗り替えられていく
ふふ、あははは! 俺自身が愛しい相手になってしまえば、すぐにその願いが叶うって寸法さ!

「……?……!?
  ……あ、あなた……私は…………」

さぁて、恋人同士ならさっきまでの口調は合わないかな、もう荒っぽい演技も止めていつも通りにしていこう





さっきまでとは異なり、こちらへと柔らかな表情を向けてくる盗賊さんへ話かけてみると、割と普通に返事が返ってきた

ふむん、どうやら淫魔が使う魅了の効果は、完全に洗脳して言葉どおりに動く肉人形を作るようなものではなくて
それまでの記憶を維持しつつもこちらを愛しい恋人であるかのように刷り込むものみたいだね

「……強引にされて、怖かった」

「ふふ、ごめんね……キミがあんまりにも可愛いから、少しいじわるしたくなってしまったんだ」

これは便利だ、丁度良い機会だから探索者に関する一般常識なんかを一通り聞いておこう
熱っぽく擦り寄ってくる盗賊さんを貫いたまま、甘い会話を交えつつ色々な情報を引き出していく



         ……◇……◆……◇……



――さて、これ以上聞いておきたい事は無いかな
盗賊さんもすっかりソノ気みたいだし、ふふ……そろそろ再開するとしようか

その表情へ意識を向ければ、盗賊さんは潤んだ物欲しそうな瞳をこちらへと向けてきていた

「ほら、して欲しいなら自分で言ってみて」




「……ぁ…………きて」

ふふふ……盗賊さんはこんな時でも無口なんだなぁ
それじゃ改めて、いただきまーす


「……あっ! く、ぅうウぅーーーッ!」

盗賊さんの求めに答えて、浅く繋がった状態から片足を抱えてぐいっと引き、入り口から一気に深い所まで突き入れる!
際奥へ到達した俺自身がぎゅうっと締め付けられる、これだけで盗賊さんは形の良い胸をぷるぷるさせて軽く達してしまったようだ
まだ次の術式準備してなかったのに……勿体無かったかも

程なくして震えの納まった盗賊さんの内部でズっズっと前後運動を開始した

「あ……あっ、あぁ……アっ! はぁう……あぁッ」

そういえば……神官ちゃんは随分長く耐えていたけれど、あれは慣れていなかったからなのか、それとも神の加護のせいだったのか
まだ20歳前位だった神官ちゃんに対して、20代半ば位の盗賊さんは女としての肉体が成熟しているのも大きいのかな
盗賊さんは抵抗していた一回目の時からもう既に、かなり深くこちらを感じていた気がする

女を抱いている時に別の女の事を考えるのは……なんて思ったけど、悪魔だからいいよね!
そんな風に二人を比べながら盗賊さんへと腰を打ち付けていく

「アっ、ああッ……あっ! あぁ、あッ!」

魅了によって愛しいとされた相手に抱かれて、貫かれているからだろうか
盗賊さんは率直に女……いや雌としての獣欲をさらけだして、堪える事なく、はしたない声を上げている

「くッ……んっ! ぅあ……いぃっ! あっ……アん! あはぅ……」 


遠慮はいらないようだ、じゅくっ、じゅくっ、と力強く腰を動かして熱く滴るその内部を掘り進める
そのたびに上下する盗賊さんの腰がくいくいと動き、抱える足がぴんっ、ぴんっと宙を蹴る

「あぁッ! アっ……クあぁ! アふッ! あク、あっ!」

クールで物静かなタイプかと思ったけど……凄い声上げるんだなぁ
なんていうか心の底から快楽に浸っていると思わせる、意識の……本能の深い所から出ている艶っぽい濡れた声だ
でもこんなに感じてくれると、こっちとしてもヤり甲斐があるね

ぱじゅっ、ぱじゅっ、と肉を打つ音と水の音が混ざり合って響く薄暗い部屋で、妖しく揺れ踊る盗賊さんの白い体を存分に堪能する
直ぐ近くで揺れて、ぐわんぐわんと形を変えている豊かなふくらみの先端がこちらの胸に触れてこすれている
最初から早いペースだったからね……もう直ぐ、もうすぐに盗賊さんもまた、ふふふ

「あン! あっ…あッ、アっ! くぅ……ンふッ! ぃはぁ、んあッ!」 


「いいコだ……そろそろ、いくよ?」

引き締まった盗賊さんの腰をしっかりと抱えて、二人のリズムをぐんぐんと加速させていく
その変化を受けて盗賊さんの足がこちらの腰へと巻きついて、その内部はこちらを強く包み込んでくる
強まった接触により、生み出される快楽もまた強く激しく高まっていく、そして……



「――ぁあぁ! アあっ! あああッ……あアっ! アく、ンんんっっーーーッ!!」

再び絶頂を迎え、こちらを逃さぬように強く締め付けてくる盗賊さん
それと同時にこちらも奥深くへ差し込んだ俺自身からどくっ、どくっと術式を送り込んで、その魂へのラインを太くしていく!

「ああっ、あッ……あっ……あ……あぁ……」

胎内を満たす白濁した欲望が感じられるのか、盗賊さんは注ぎ込むのに合わせて声を漏らしていた
そうして盗賊さんと繋がったまま抱きしめあって、深く口付けを交わしながら、ゆっくりと魂の力を吸収する

「あふ……ん、ちゅく……ちゅ、んふ……」

存分に盗賊さんを味わってから唇を離すと、お互いの間には唾液の橋がかかる
そのまま体を離そうとしたら盗賊さんがよろけて倒れそうになった

「……ぁ……私、良すぎて、足が」

こちらの首元へ、すがりつくように腕を巻きつけている盗賊さんはしばらく立てそうにないらしい
べったりと密着して二人の間で潰れているふくらみが感じられて、何と言うかもう、最高です


でも……勿体無いけど、ここは拠点じゃないから危険な可能性もあるし、今回はこの位でいいかな



         ……◇……◆……◇……



回復薬を口移しに飲ませた盗賊さんを座らせて魅了の魔法を解除し、今度はその魂への呪縛を確認する為に軽く会話してみる
神官ちゃんは確認する前に帰っちゃったから、実際の所がよく解らないんだよね

「……凄かった」

ふむ、反応からすると魅了の魔法の効果に近いようでいて
そこから表層の強い恋愛感情を引いて、もっと根源的で表層の意識に現れない従属を課した感じかな
とは言っても、さっきまでの行為の記憶はあるから、やっぱり恋人のような認識にはなってるみたいだ

ラインを通じて俺の事を他人に話さないように暗示を刻んでから、弱体化した盗賊さんを数階上の浅い階層まで送っていく

「大丈夫だよ、また今度……次に会った時に、ね?」

名残惜しそうにしている盗賊さんをそういって安心させてあげる
この浅い階層位なら多少弱ってしまっていても、盗賊の隠密スキルを使って安全に移動できるだろう
一人でも帰れるって事は、いつでも会いにこれるって事でもあるから……うん、えへへ

そうして安全なルートを辿りながら話を聞いたところ、盗賊さんが危険を冒してまで一人で迷宮を探索していた目的は
戻ってこなかった恋人の遺留品を探す事だったんだそうな

「……あの人は帰ってこなかった」

あぁなるほど、それでご無沙汰だったからあんなに乱れちゃってたのね、ふふ
ちょっと悲しそうに言うもんだから、優しく抱擁してからキスをしてあげた
駄目だよそんな顔してちゃ……これからは、また魂の力を蓄えて……俺という新たな恋人に会いにきてね!

「でも、無理しちゃダメだよ?
  キミは俺のモノなんだから、変な奴に襲われないように気をつけるんだよ?」

前が切り裂かれた上着をマントで隠している盗賊さん
その下の素肌をまさぐって、さわさわと愉しみながらもそう警告しておく
どうも盗賊さんって恋人の為に無茶しそうなイメージがあるから心配だ
いくら隠密スキルに優れているからって、中階層の辺りを一人でうろうろするなんて正気の沙汰じゃないよ



そうこうしている内に浅い階層への階段付近へと到着した

「……また。 呼ばれるの待ってる」

言葉少なに別れを告げて、それでも心配しているこちらの思いが伝わったのか
油断なく、それでいて何度も振り返りながら戻っていく盗賊さんを手を振って見送る





         ……◇……◆……◇……





あぁそういえば、盗賊さんと居たから特に意識してなかったけど、特に問題もなく階層間の移動はできるんだなぁ
ホテルの10階以上が担当の警備員でも、別に用事があれば下の階に降りられないわけじゃない、みたいな感じなんだろうか

美味しく喰べちゃった女のコはしばらく弱体化しちゃうし、一緒に過ごすのも無理があるから
一度帰った後からでも女のコが簡単に会いにこれる、もっと浅い階層に拠点が欲しいな


んな事を思いながら歩いていると、通路を横に入った先に何かが浮いているのが目に付いた……あれは、人骨?
浮いた人骨なんて魔物でない訳がないので無警戒に近づいてみると、透明度の高く何故かまとまった液体の中に
人骨だけでなく、建築物の中で目にする様々なガラクタが浮かんでいた

む、液体そのものが微妙に動いていく……これは、もしかしてスライムかな
今まで俺が拾わなかった使えないガラクタが綺麗になっている事があったけど、こいつが原因だったのかも知れない


しかしこれだと……ううむ、ファンタジーでエロ魔物といえばスライムが頭に浮かぶけど
この感じでは触手を伸ばして***とか、服だけを溶かして***とかするような存在では無さそうだ
これは生き物というより、液体で作られた全自動掃除機みたいなものだろう

俺自身が溶解液を出せば服は溶かせるだろうけど、そこまで細かい制御はできないから女のコまで溶けちゃうし自分も痛い
そこからさらに回復薬で癒せば結果的に似たような状態になるけど、これからって時に死にそうな激痛を与えるのは何か違うしなぁ
でも女のコの服を溶かして――なんてえろえろな事ができないのはつまらない、どうにかして再現できないものかな……

などと考えながら、じわじわと移動していくスライムをぼけっと見送る



……まぁいいか、今日の所は早いとこ戻って休んでおこう
そんな事を思いつつ、拠点へと足を進める俺だった

あぁ、浅い階層でも拠点を探さないと……これからは結構忙しくなりそうだなー








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