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No.30317の一覧
[0] 【習作・オリジナル】真っ黒ダンジョン(仮)[クラクモ](2019/01/14 10:12)
[1] ・真っ黒なナニカと俺と悪魔[クラクモ](2012/06/01 00:12)
[2] ・状況把握と俺とグループ[クラクモ](2012/06/01 00:13)
[3] ・最初の狩りと俺と獲物[クラクモ](2011/11/06 03:52)
[4] ・初めての食事と俺と初めての……[クラクモ](2011/12/29 16:46)
[5] ・事後報告と俺とお持ち帰り[クラクモ](2011/11/02 21:46)
[6] ・ベッドと俺とその温度[クラクモ](2011/12/29 16:50)
[7] ・魔法と俺と黒い人影[クラクモ](2012/06/04 19:03)
[8] ・瞳の暗示と俺と白色[クラクモ](2011/11/24 19:32)
[9] ・列車と俺と失敗と[クラクモ](2011/12/29 16:55)
[10] ・ラインと俺とアルコール[クラクモ](2011/11/27 03:50)
[11] 幕間 ~それいけ神官ちゃん~[クラクモ](2011/12/29 16:56)
[12] ・わんこと俺と召喚陣[クラクモ](2012/06/01 00:14)
[13] ・獣と俺と、狩りをする人される人[クラクモ](2013/08/24 08:01)
[14] 幕間 ~それいけ狩人さん~[クラクモ](2012/06/04 19:04)
[15] ・宝?と俺と水の音[クラクモ](2013/08/25 21:28)
[16] ・五色と俺と昔の話[クラクモ](2012/11/09 01:00)
[17] ・眼鏡と俺と格闘戦[クラクモ](2013/04/05 02:53)
[18] ・始まる休暇と俺と半分[クラクモ](2013/08/25 21:27)
[19] ・準備と俺と夢見るチカラ[クラクモ](2018/12/12 18:22)
[20] ・記憶と俺と空の色[クラクモ](2019/01/14 09:55)
[21] ・彼女と俺と羽ばたく翼 <New>[クラクモ](2019/01/14 09:55)
[22] ※ こぼれ話 ※[クラクモ](2011/11/07 20:46)
[23] 番外~少し未来のこと『春待ち祭り』[クラクモ](2012/06/01 00:17)
[24] 番外~少し未来の先のこと『国境近くの町で』[クラクモ](2013/12/23 05:40)
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[30317] ・最初の狩りと俺と獲物
Name: クラクモ◆5e745eb7 ID:0f7bd90b 前を表示する / 次を表示する
Date: 2011/11/06 03:52
・最初の狩りと俺と獲物







さぁ、はぢめての狩りの時間だ

無い頭を使って自分の特性を利用した作戦を考え、姐御へ伝えてみた所「ヘェ、面白そうね」と軽くOKが出たので
下っ端淫魔こと、この俺が今回の作戦部長である
やや細かい内容にアニキや狼人君が少し渋っていたけど
仮に成功すれば魔法などのちょっかいを受けずに戦えると言ったら納得してくれた、二人ともどれだけ魔法嫌いなんですか



         ……◇……◆……◇……



先ず最初に狼人君の嗅覚で手ごろな探索者パーティを探してもらい、姐御が眷属のコウモリを飛ばして職業構成をチェックする
それから探索者パーティの進行方向へ先輩と2人で移動して、音が微かに届く程度の位置で切羽詰ったような叫び声を上げる

「くそっ! こんな所で! くっ、皆をどうした!」

「ふふふ…… 皆さん美味しかったわよ? 残るは貴方ひ・と・り、フフっ」

全滅寸前のパーティ、といった風の演技である
ちなみに俺の格好はいつもの誰得チラリズムローブにボロいフード付きマント、ねじれた木の杖といかにも中堅魔法使いといった所だ
ダンジョン内に落っこちてたホトケさんも使ってもらえて嬉しいだろうと思う
死体そのものは真っ黒なナニカの影響か知らんけどカタカタ動いてたヨ!
それにしても先輩ノリノリですね、本当にそのまま喰べられてしまいそう(もちろん性的な意味)で、グッっときます


「……っ!!」

俺が淫魔(先輩)に襲われているように見える場面に出くわした戦士、剣士、魔法使い、神官のパーティは善人さんだったらしい
こちらを視認すると同時にスムーズに戦闘準備を行い、先輩へ牽制攻撃を仕掛けていく
ほほー、神官はあんな感じの詠唱で精神干渉防御の呪文を唱えるんだなぁ、覚えておこう
先輩はいかにも悔しそうなそぶりを演出しながら手早く撤退していった

しばらく周辺の警戒を続けてから一息入れているパーティの皆さん、そこへ近づいて丁寧にお礼を言う
続いて、自分以外のパーティメンバーが倒されてしまい困っているという感じの、嘘の事情を軽く説明して同行をお願いしてみる
こちらをじっと見つめていた神官さんがリーダーらしき戦士さんへ目配せしたらOKが出た
神官職の人間が持つという魂の気配を察知するスキルを使ったのかな
このあたりの階層では稀に人間に擬態した魔物も現れるので、こういった警戒は必須と言えるのだろう

それにしても神官さんは女性かー
中層から増えてくる基本的な淫魔が女性ばかりである事に対抗してなのか
誘惑の効果が無く悪魔の擬態を見破る事が可能で、その上魅了などの精神支配を解除する魔法まで持った
女性の神官が増えてきてヤり辛くて困っちゃう、と先輩もぼやいていた

逆に、そのパーティの基点となる神官をどうにかしてしまえば……というのが今回の作戦のキモだったりする
ぶっちゃけるとアニキや狼人君が普通に一対一で戦えば、この階層へやってくるレベルの人間の前衛に負ける事はまず無い
何しろ我らがグループメンバーはそれぞれが中ボス級の能力を持った種族で固められているのである
そこを覆してくるのが後衛の魔法職の支援なわけで、覆されたくないこちらとしては神官や魔法使いを真っ先に潰したい
でも後ろに居る……ならば、最初から真横に居ればいいじゃない、という感じの大雑把な作戦なのだ

そこで俺の出番という訳である
擬態した魔物の判別に使われる魂の気配が人間である俺が、あらかじめ探索者パーティへ潜り込んでおき
後衛の近くに待機した状態に持ち込んでしまえば、後は簡単だった


しばらく時間が経過した後で、リベンジマッチとばかりにアニキと狼人君を揃えて襲い掛かってくる先輩
その前へと戦士さんと剣士さんが立ちふさがり、その後方では魔法使いが静かに杖を構え
最後に神官さんが精神干渉を防ぐ支援魔法を唱えようとした、その瞬間!

「『惑わされぬ心をこの者達に与えたま、』ンむぅ!?」

横合いから、がばっと抱きついて神官さんの唇をがっちり塞ぎました、色々柔らかくて素敵です
ついでに隣の魔法使いを、脱力や意識朦朧の効果を篭めた尻尾の毒針でチクリと刺しておく
おおっ、悪魔が人間を襲うってこれだけでも意味があるんだなぁ
何とも言えない充実感が体へ浸透する

そんな初めての"食事"に感動する俺はさて置き、突然の出来事に動揺する魔法使いの背後へと
事前に霧となって付近に紛れていた姐御が実体化して、すぐさま拘束&吸血のコンボを決める、流石姐御だ行動に無駄がない
物理的に血を吸っているのではないのか、あるいは魔法的な能力を使ったのか
魔法使いの人はあっというまにパサパサになってしまわれた

抱きついて拘束した神官さんの体の感触と唇を味わいながら、後はアニキや狼人君が満足するまで戦士さん達と戦って
弱まって飽きたら先輩が魅了→吸精のエロコンボを死ぬまで決めるだけかー
……なんて、のん気に思っていたら腕の中の神官さんが唐突に輝いた

 ― ターゲット不適合:0ダメージを受けた ―

何故か、軽く空気が動いた位の威力なのに隣に居た姐御は押されるように吹っ飛んでいった……ど、どういう事だってばよ!?

「ッ! 聖印を打ち込んでも効かないなんて!?」

呆然と吹っ飛んだ姐御を見ていると、その隙をついて口を離していた神官さんが動揺しつつそんな事を言ってくれた
何をしたか教えてくれるなんて……なんてファンタジー初心者に優しい素晴らしい人なのだろうか

「くっ! むぅー!」

あふれでる感謝の念と愛おしさに、思わず再びディープなキスをしてしまう
ついでにエロい効果のあるという唾液も流し込んでおこう、別に飲ませなくても接触で効果あるらしいけど……ね、ホラ愉しいし

じたばたと果敢に抵抗する神官さんの、ちょっと苦しげな息遣いを感じながら軽く考えてみる
聖印というからには悪魔には有害そう、ふむ……あぁなるほど、それぞれへの効果の違いから考えてみるに
悪魔の魂へと直接攻撃するような無詠唱の魔法なのね、って
それを連発されたら俺は平気でも姐御達が不味い、どうも余波だけであんなに吹き飛んだみたいだし、危険が危ないデシ

と、いう訳で、術式への集中を妨げるように神官さんへも毒針をチクリ
これ一発で肉体も精神もまとめて弱体化してくれるお得な一品です
お尻に刺した瞬間ピクリと震える神官さん、反応が可愛いなー、注射の後という事でしっかり揉んでおこう、もみもみ



「ちょっと! 無力化するならしっかりしなさい!」

プリプリしながら言ってくるほんのり焦げた姐御へ謝罪していると、いつの間にか前衛組の戦闘が終了していた
アニキ達もう飽きたのか、善人パーティさんの強さは微妙だったのかな
体中に傷を負って、ぜぇはぁと息が上がってしまっている戦士さんと剣士さん
そこへ先輩が魅了をかけて……と、おおぉーぅ、男性なら思わず前かがみになったり仰け反ったりしそうな光景が展開されております

「ふふ……いいわよぉ♥ ――んく……さぁ、もっと、くすくすくす」

流石は先輩、エロエロだなぁ
淫魔の体だからか、それほど興奮する事もなく眺める、いや勿論ある程度は興奮しているけど!
ただそれを制御できるというか何と言うか、不思議な感覚である

水っぽい音を立てているR18な風景から手元の神官さんへ目を向けてみると、毒で弱った体へ淫魔のエロ効果な唾液が効いてきたのか
キリッとした視線が少し弱まり顔も赤くなってきていた
というか潤んだ目線が先輩の行為にくぎ付けですね、赤くなるのも仕方ない

神官さん――いや、表情が緩くなったら少し幼く見えてきたから神官ちゃんかな
そんな神官ちゃんは凛とした表情の時は20歳位、今現在は20歳少し前に見える緩いウェーブがかった長い髪をポニテに纏めた綺麗な子だ
額にしている銀の真円の飾りは月神殿だったかな? 森の営みと弓を使う狩りと純潔を司るって姐御が言ってたような
処女神という事で男性の居ない神殿らしいから、ああいった行為には初心なのか
スタイルは、うん、チェインメイルを着ていても感じられるラインが素敵です!
何しろさっきからずっと抱きついて、くまなくまさぐってたからよく解るよ!



         ……◇……◆……◇……



さぁーて、いっひっひ、俺もそろそろ……

「わかったわ、まぁ後の事は任せてヤってきなさい」

神官ちゃんが弱ってきたので事前に確保していた小部屋へ移動する事を伝えると、姐御はそう言って送り出してくれた


これは男性の淫魔に特有の問題らしい
通常、一般的な女性の淫魔が人間の男性から精気を奪う方法はアレであるからして
せいぜい多くて5回、異常にタフな相手でも10回ほどで羨ましいかはともかく肉体的な限界が訪れ、腹上でお亡くなりになる
この為に魂のすべての力を奪いきる事はできない欠点があるという
例えるならレベル13でHPが280ある相手から、1レベル吸い取ると同時に80ダメージ与えている為に
4レベルドレインしただけで相手が死ぬので7レベル分余る、みたいな感じらしい
そして、その速度も淫魔の与える快楽が凄いのか、とても速いのだ
何しろ先輩の"食事"を軽く眺めていた時間で剣士さんはもうお亡くなりになってしまっている、戦士さんも息絶え絶えみたい
すげーな、男としては早漏ってレベルじゃない恐ろしいなにかを感じるぜ……

それを踏まえて男性淫魔はどうだろうか
先ず方法そのものが――先輩が昔、他の淫魔に聞いた話によれば――とりあえず突っ込ンで出せば吸精できるわけでは無いらしい
まあそうだろうなぁ……その場合は出してるのこっちだし
そこで、なんでも魂だか魔力のライン的なモノを繋いだ上で絶頂を迎えさせる事でどうたらこうたらとの事なのだが
何分初心者なものですぐに出来るとは思えない、思考錯誤の時間が必要と思われる
また女性は絶頂による肉体的消耗が男性よりもかなり少ない
つまり一人の肉体の限界が来るまでに吸精できる回数がずっと多い、らしい

結局、一つのパーティを喰ベ終わるのに30分掛からない女性淫魔と比べて、なんだかんだで時間がかかるだろうと予想されたので
一時的にグループから外れて、安全圏の小部屋へ引き篭もる許可を得ていたって訳なのさ

 ― 神官♀を手に入れた ―

Σ!?





         ……◇……◆……◇……





そんな事情からやってきました楽しい小部屋、いや愉しい小部屋?
ここは、上階段から下階段へ繋がるメインルートから大きく外れているたまり場近くの鍵付きの部屋へ
探索者たちが落とした獣っぽいなにかの毛皮やマント類を寝具代わりに詰め込んで
ついでに食料や回復薬を少々溜め込んだ、俺の俺による俺だけの夢の国である
平時は主に先輩から逃げる為に利用されていたりする

そのほとんどはダンジョン内でゴミ扱いされ、落ちていた物というのが本当の夢の島っぽくて泣ける、俺頑張った
ちなみに何故だか状態の良い絨毯なんてのが落ちていた事もあったけど姐御に奪わ……もとい献上したから手元には無いぜ!

妙に大人しい神官ちゃんを毛皮の山へ降ろしてから扉の鍵をかけて……と、した所で後ろの神官ちゃんが輝いた

 ― ターゲット不適合:0ダメージを受けた ―

そして平然と振り向く無傷の俺を見て、神官ちゃんは「そんな、どうして……」なんて言って衝撃を受けているみたい
しかし凄いなー、弱体の毒やエロ唾液が体に回ってかなりフラフラな筈なのに、まだ術へ集中できるのか
神官という職は抵抗力が高いのかな

「くっ、は、離れなさい!」

なんて言いながら、じりじりと後ろへ下がる神官ちゃんの腕をあっさり捕まえてくるっと半回転、横合いから抱きしめる
念の為に唇を奪いつつ、意識して発情効果を強めたエロ唾液を注ぎ込んでその若い肉体を内部から侵していく
力の入らない様子に、身体能力的にはしっかり弱体化してるんだなぁ、なんて少し場違いな感想が浮かぶ
人間を襲っている事で悪魔の体から沸き起こる充実感が、これから行う行為への期待を嫌が応にも高まらせるネ!

「ほら、捕まえた、もう逃げられないよ?」

胸やお腹をまさぐりながら耳元でそう囁く
神官ちゃんは一瞬身を強張らせた後に滅茶苦茶に……おそらく本人はそのつもりでも実際は弱弱しく、健気にも抵抗しはじめた
ところがどっこい、こちらは肉弾戦に向かない淫魔とは言っても悪魔なので、人間の鍛えた前衛位には力があるんだよね
技術や武器の面で勝てはしないけど……あれ? それって俺が経験積んで武器持ったらOreTUEEEEEE!! がはじまるー?
――後で良く考えたら普通の人間の前衛が一人出来上がるだけだった、ガクリ

まぁそれはさて置き、あまり動かれるのも面倒なので尻尾を絡めて両手を軽く拘束しておく
って、自分でやっといて何だけど、なんだこの尻尾、便利過ぎる、流石悪魔だぜ

「やめなさいっ! 私は月神殿の巫女、変な事をすれば神罰が下ります!」

「そんな事言っても無駄だよ、キミだって知ってるだろう? 狩りで捕まったエモノがどうなるのかを
 負けたものが喰べられる、それは月の女神も、いや月の女神こそが認める自然の摂理って奴なのさ!」

「そんな、ありません! うそ……そう、嘘に決まっています!」

「そう? じゃあどうして今ここに、こんな状態でキミが居るのかな?」

「そ、それは……」

あら、なんか呆然としはじめたのでその間に鎧を脱がしてしまおう
いやほんのちょっと屁理屈こねられて信仰に疑問点が出たからって、バンザイさせてローブ脱がしても無抵抗ってどうなの?
こっちとしては楽で良いけど、実は弱体の毒がしっかり効いてて思考がはっきりしてないのかな
そうして下半身がブーツ&下着に、上半身は厚手の肌着みたいな鎧下&グローブだけになった姿をじっくり鑑賞する
……うん、良いね! 盛り上がる鎧下の先端に、内側からツンと立った突起の形がうっすら見えるのも素敵です!

未だに「私、私は……」なんて呟いてる神官ちゃんを、後ろから引き寄せて膝の上に乗せてみた
突然の体勢の変化に可愛い悲鳴をあげて驚く耳元に口をよせて、囁きかける

「だから、これからキミは、俺に喰べられる
 一晩中、ずーっと、体の奥まで、心の底まで、ね」

言うまでもない事だけど、続けられるなら一晩だけで終わらせるつもりなんて勿論、ない





         ……◇……◆……◇……





「ぁ……いやッ」

上半身に唯一残った上着の裾からそっと手を入れて、滑らかな肌をゆっくりとなぞる
こんな風に素肌を触られるのは初めてなのかな? 慣れない刺激を受けて神官ちゃんは現状をはっきりと思い出したようだ
しかし両手を拘束され、後ろから抱きかかえられた状態では身を捩る位しか出来はしない
そのままゆっくりと上着をたくし上げつつ、その揺れるふくらみへと両手を動かしていく

「ひゃ、……ぁ、くぅ……」

服の下からも見えていた頂を指先でするりと撫でてあげると、神官ちゃんは思わず、といった風情で声を漏らした
指の動きに合わせてピクン、ピクンと敏感に反応する様子が何とも可愛らしい
ふくらみを手のひら全体に感じながら、下から押すように、回すように緩やかに揉みしだく

「駄目、です……  い、いけませんッ」

「へぇ、いけないんだ? なら、イケるようにもっとしないと、ね、ふふ……」

なんて言葉を戯れに返しながら、もう首元までたくし上げられた服からのぞく桜色の突起を指で挟んでくりくり擦りあげてみたり

「あッ、ふ……くぅ……」

吐息の乱れた神官ちゃんが再び声を漏らす
両手で包んだふくらみの感触をゆっくりと捏ねるように味わう

「ははっ、声なんて上げて、気持ちよかったの? キミは思っていたよりもいやらしい子なのかな」

「そんな……ッ! ち、ちがいます」

途中でうなじへちゅっと口付けしてあげると神官ちゃんの言葉が一瞬詰まる
ふふ、ホント敏感だなー

「ほら、見てみなよ、ココはもうこんなに固くなってる」

ふくらみから突き出た、充血してすっかり硬くなっている先端を、少し強めに摘んで小刻みに揺すって見せてあげる

「っ――んッ! ッ……く、――!」

でも、神官ちゃんは口を閉じて何かから逃げるように首を振るばかりで見てくれなかった、残念、ちょっと強かったかな
そのまま神官ちゃんへと途切れる事無く、瑞々しい肢体をほぐす様に、じっくりと手を這わせて愛撫を続ける

「っ、はぁ……ぁ、ぃゃ――ぁ、んぅ……」

刺激から逃げようと身をくねらせる神官ちゃんから、また微かに声が漏れ始めた

「ね、気持ちいいでしょ?」

「ぁ……やっ、そんな事……っッ!? あ、ありませんっ」

こんな状態になっていても上気した顔で強がりを言う神官ちゃんが可愛いので、また思わず唇を奪ってしまう

「むぅっ!? ん、んっむぅーー! んんふっ」

片手で頭を支えつつ、こちらから逃れようとする舌を絡めとりながら、たっぷり唾液を流し込んでその暖かな口内を蹂躙する
しばらく大人のキスを続けていると、神官ちゃんの喉がこくりと動くのが見える
おー、息が乱れている時にこうすると呼吸を維持する為に思わず飲み込んじゃうんだなぁ
勉強になるね、さすが初心者に優しい神官ちゃん

「ふふ……そんな事ないって? じゃ、調べてみようか」

唇を離して息を整えようとする神官ちゃんの柔らかな体をなぞりながら、徐々に下腹部へと手を向ける
まぁ割と前からこの薄暗い部屋の明かりでも十分わかる位に、下着がべっとり濡れてるのが見えてるんですけどね!

「あ、いやっ……だめッ、駄目です、そこは……」

手の動きに気づいた神官ちゃんが言っても止める訳がない
頑張って足を閉じようとしているけど、快感に痺れた体では問題にもならない
びしょびしょの生地に浮かび上がっている小さな丘のラインへ、指をするりと割り込ませる

「ぁう、んッ! …………く、うぁっ、ぅく……」

今までと異なる場所への刺激で、今度は腰を浮かせるようにピクンピクンする神官ちゃん

「ココは駄目って事は……さ、胸の方なら良かった?」

言葉に合わせて、指をぬめる下着の上でゆっくり上下させ、続けて上半身に残した片手の指先で乳首をくりんくりっとな

「ぃ、あッ!? んっ、んんッ!」

今までに無く大きな声を上げて、背中を弓反らせる神官ちゃん
うんうん、その体で月神殿の象徴的武器である弓を表現するとは神官の鑑だねー、なんてアホな事を考える
刺激への反射的な動きなのか、足の間へ差し入れた手を、神官ちゃんのふとももがまるで逃さないとばかりに挟みこんでくる

それにしても未だに声を抑える気力が残ってるんだなぁ、凄いね
まぁ声を抑えて息が苦しくなるほど、抑えきれなくなった時は一気に気持ち良くなっちゃうらしいけど

「んんっ! ぁ……ッく、うん――ンんぁっ」

くぐもった神官ちゃんの喘ぎを耳にしながら間断なく上下に愛撫を続ける
とめどなく与えられる快楽に耐え、ふるふると震える表情がどこか艶っぽい
じっくりとその姿を愉しんでから手の動きを緩めて問い掛けてみる、もうそろそろ先へ行きたいしね

「ねぇ、どっちが良かったかな?」

「――ぁ、はぁ……はぁ……んっ、ど、どちらも」

軽く呼吸を整えた神官ちゃんに、どちらも嫌だ、とも、駄目だ、とも言葉を続けさせる事無く
濡れそぼる下着の内側へと一気に、ちゅくりと音を立てながら指をすべり込ませる
同時に胸を責めている指の間に挟んだ突起をきゅっと強めに擦りあげて、今度は止める事無く小刻みに愛撫を続けていく

「ぃッ! ああッ! ん、やッ……うっ、ん、ぅあッ!」

言葉の途中だったからか、咄嗟に口を閉じて堪える事を失敗した神官ちゃんのあられもない声が小部屋に響く
熱く濡れた下着の中は指を少し動かすだけでぴちゃ、くちゅ、といやらしい音をたてる
そのまま閉じられた亀裂の中心へと指を浅くうずめ、その入り口や周りをほぐすよう、リズミカルに責めたてた

「あぅッ、だ、ッ! め――あっ、ああッ やぁあ……」

二人だけの部屋へ神官ちゃんの切なそうな嬌声とちゅっ、ちゅく、ちゅっ、ちゅく、と淫靡な水音が流れていく
よく見ると無意識なのか神官ちゃんの腰も、指の動きへ合わせるように僅かに動いてるなぁ
神官として精神の修行は沢山していても、体はまだ若いからねぇ、心と体は切り離して考えられるものじゃないし

「やっ……ぃあッ! んっ、あッ!」

ふと、仰け反る神官ちゃんの瞳を覗き込んでみると、どういう理由かそこには恐怖の色が浮かんでいた
悪魔に襲われている(無論性的な意味で)んだから怖がるのも当然かと思ったけど
もしかして、この手の事を自分でも一度もした事がなくて、若い肉体から沸き起こる未知の快感が怖いんだろうか
試しにそのまま揺れる瞳を見つめて魅了、というか軽い安心感を与える暗示をかけてみる

「ほら、大丈夫だよ、もっと先へ行っても構わないんだ」

自分でも意味がわからない言葉をかけつつ指の動きを強く、速くしていく

「んッ! く、はぁ……あぁッ! ゃ……なにか――あッ! はぅ、変っ、へんにッ」

はっはっ、と獣のような息遣いで切れ切れに話す神官ちゃん
まだ突っ込ンでもいないのにねぇ、今のでこの状態だと本格的にはじめたらどうなっちゃうんだろう、お兄さん心配です
とりあえず、潤んだ揺れる瞳からは恐れが消えていたのでよしとしておこう

「やっ……ああッ! ぁん――あ、くぁ……ッ!? う、あっ、あッ!」  

先ずはお試しの一回目かな
上ずった声をあげ始めた神官ちゃんの魂へとラインを繋ぐ術式を指先へ篭める
悪魔の契約を行う魔法をベースにして、あれこれと色々手を加えてみたオリジナルの術式だ
これで成功はしなくとも、魂へのアクセス方法の"あたり"は付けられる筈
準備はOK! そうしておいて一気に、神官ちゃんのわななく肉体を、高く、強く導いていく!

「うぅっ、んぅ――あッ! あっ、んんッ……くぅ、はぁっ、あぁぅ……ぅん――ぁ、あぁッあうっーーーッ!」

神官ちゃんが一際大きな嬌声をあげ、つま先や背中を反らせてビクビクと震える
と、同時に無防備となっているだろう魂へと術式を送り込んだ!

「……あ……あぁ……あ、はぁ……はぁ……」

桜色に火照った肉体を震わせて、クタリと脱力してこちらへもたれかかる神官ちゃん
それを抱きとめて、胎内を流れる術式の様子をチェックしてみる
けど……んー、こりゃルート的には正しいのに魂の直前で弾かれてるなぁ
なんだこの壁、ピカピカしやがって! ――むむ、これはもしかして神の加護的なナニカなのかな?
神官ちゃんが聖印を使っていた時の輝きとそっくりだ

……あー、うん、なるほど、つまり初めては念入りにほぐしてからの方が良いらしい、なんて思った俺のアホな気遣いの結果
今だ純潔を保ったままの神官ちゃんへの加護が保たれていてブロックされた、と
解決方法としては、さっさと突っ込ンで純潔を散らしてしまえば司る属性を失った神官ちゃんから加護が外れていくって事なのね
これは酷い、なんて回り道だったんだ……まぁ方法がしっかり判っただけでも良かったのかなぁ



もうがっくりきちまうぜ、なんて事にはならず
これから始まるパーティタイムに期待びんびんな俺だった







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