柔らかい布団の上、モンモランシーは寝転がっていた。糸一筋纏わない全裸。その状態で大の字となり、手首と足首には全部で四本のロープ。それぞれをベッドの先へと括り付けられている。
っ殺してやる! 殺してやる! 殺してやる! 殺してやる!
耳には才人が指示しているのが聞こえる。視界の隅にはいちいちうなずくルイズが見える。
恐怖を押し殺し、羞恥を誤魔化して正気を保つため、ただひたすら“殺してやる”と、モンモランシーは呟くしかなかった。
“殺してやる”。その対象は二人。卑劣なる悪魔である平賀才人と、その手下であるルイズだ。
「……モンモランシー」
呟いたルイズが近寄ってくる。とうとうこの時が来たかと、モンモランシーは身体を固くし、悪魔の手下を睨み付けた。
これから自分がどうなってしまうのか? これまでの事で身体が自由にならないのは理解しているし、そもそも縛られてしまった身の上である。間違いなく才人によって犯され、中出しまでされ、あげくアナルも犯されてしまう事だろう。
そしてその前準備として自分はルイズによって辱められてしまうのだろう。
殺してやる! 殺してやる! 殺してやる! 絶対に殺してやる!
だが、だからこそ、モンモランシーは強く自分を持ちたいと思った。逃れられない運命だとしても、最後の最後まで心だけは負けたくないと思った。貴族として、平民などに屈するわけにはいかないと思った。
その為には、挫けそうな心を奮い立たせるには、ただ一心に殺してやると呟くのが一番だと思った。そうしないと恐怖で心が押しつぶされると思った。
申し訳なさげな表情のルイズ。ゆっくりとした足取りでベッドへと上がる。
「モンモランシー、今から始めるわ。わたしも初めてだから下手だとは思うけど、一生懸命やるから……」
「っこの変態! よくもこんな下種な男の奴隷になんてなったものだわ! あんたには貴族の誇りってものがないのかしら? ああ、ゼロなんだから誇りなんてあるわけないわよね? っこの裏切り者!」
「……よくほぐしておかないと裂けちゃうわ。それに濡れていないともの凄く痛いの。わたしがそうだったからわかるのよ。だからモンモランシー、嫌だろうけどおとなしくしていてね?」
「っ変態! 恥知らず! 明日になったら見てなさいよ! 絶対に殺してやるわ! っこの最低の淫売! 絶対に訴えてやるわ! そうなればもうトリステインにあんたの居場所なんてないんだからね!」
モンモランシーは叫ぶ。思いつく限りの罵倒を繰り返す。
くっくっく……なんとまあ諦めの悪い。ルイズはそんなことなかったぜ? くく…まあ、猿轡でしゃべらなかったんだけどな。
自由になるのは口だけなのだ。悲しそうに顔を伏せるルイズ、モンモランシーは精一杯の抵抗とばかり、「この卑劣極まる平民が!」と才人を睨み付ける。
身震いするほどの睨みだが才人は堪えない。堪えるわけがない。ニヤニヤ嗤いながら込められた憎悪を受け流し、代わりにルイズの背中に鞭をくれる。
「!っづっかはぁあぁあぁあああっ……!」
「そらっ、モンモランシーが準備万端、お待ちかねだ。ルイズ、さっさと始めろ」
再度ピシィィィッッと鋭い音。ルイズは細い悲鳴をあげた。身体を丸めて痛みが治まるのを待ち、のろのろと身体を動かしてくる。
合図をもらったのだ。ルイズに選択の余地などないのだから当たり前だった。
っこ、この平民、なんの躊躇いもしないで……。
モンモランシーに怖気が走った。貴族に対してなんの遠慮もしないとわかったからだ。そして鞭で打たれたルイズなのに、何の抗議もしようとしない。完全に奴隷に墜ちきっていると、これ以上ない形で見せつけられた。
たったそれだけのやり取りである。だがそれだけで、モンモランシーの心は挫けそうになる。
「っひっ、ひぃぃぃいぃぃぃっ! や、やめなさいルイズ! や、やめなさいよっ!」
同性に性器を舐められ、いたずらをされ、卑劣なる男を受け入れられるようにと準備をされる。
その嫌悪感と羞恥、屈辱に情けなさ。泣き言など絶対に言ってやるものかと、固く、固く、心に誓っていたと言うのに、もうモンモランシーの心は折れてしまいそうになる。
「っっや、やめなさいルイズ。や、やめなさいよ……」
ルイズはぴちゃぴちゃと音を立てて舌を使う。
モンモランシーの太ももを優しく抱える。性器を舐めることから愛撫を始める。いきなり指を使うと、濡れていない秘肉には痛みを伴ってしまう。
自身の体験だけに、ルイズにはそれが良くわかる。ぴちゃぴちゃ、ぴちゃぴちゃ、音を立てながら舌を使う。
「!っぁ…ああん……や、やめてよルイズ……やめなさいよ……」
哀願されてもルイズには止めるわけにはいかなかった。充分にほぐし、濡らし、少しでもモンモランシーが痛くないようしなければならなかった。
そして何より、才人がやめろと言わない限り、ルイズは愛撫をやめるわけにはいかなかった。
「!ひいんっ!~~っ、ぁはんぅ……や、やめなさいよ……やめて…ちょうだいよ……」
秘肉の周辺をほぐしたルイズは舌先を中にまで入れる。濡れてきたので味が変わってきたのだ。その酸味とも苦味ともつかない味はルイズが知る味わいによく似たものだった。
ツンツンと刺激し、丸めた舌先を入れる。奥の奥まで濡らさないといけないのだ。
「!はぁああぁああんんぅっ……っ…やめてよルイズぅ…も、もうやめてよ……」
モンモランシーはもぞもぞとお尻をくねらす。じっとりとした愛液が充分に分泌されてきたのがわかる。でも、この段階でもルイズとしてはやめるわけにはいかなかった。
……ごめんね、モンモランシー……やめるわけにはいかないのよ……。
ルイズはこの段階で挿入された。才人としては挿入に不都合がない程度に濡れてさえいればよく、ルイズが痛がるなど知ったことではなかったからだ。
だが、それでは挿入される方としては堪ったものではない。充分に中の中まで揉み解しておかないといけないのだ。
「!っひっぎゃああああああああっああぁぁあぁつぁ……ッ!」
「ルイズ、ケツも一緒に責めてやれ。中の中まで存分に舐めてやれ。くく…手慣れたもんだろ?」
「っかはっ、~~~ッ、はぁ…はぁ…わ、わかったわ、サイト。っそ、それじゃあ、モンモランシー、今からロープを外すわ。あ、愛撫しやすいように身体を起こして……」
ルイズのお尻に鞭を入れる。あまりの痛さに悲鳴をあげたルイズ。くっくっくっと、嗤う才人が次の段階へと移行するように合図したのだ。しゅるしゅるとロープが外されていく。
そうやって自由になったモンモランシーの両足を折り曲げ、おしめを替える赤ん坊のような体勢へと変化させる。
「っ……はむっ…ぺろぺろぴちゃ……じゅるるるッ…ぴちゃ…んっ…んっ…んっ……」
「ひっ! い、いやぁあぁあぁぁぁ……! ル、ルイズっ! そ、そんなところ舐めないでぇっ……!」
肛門周辺を舐め清める。唾液を集め、丸めた舌先を腸の奥深くに送り込む。そして頭の前後運動。んっんっんっと、疑似ペニスとした舌でストロークする。
腸液など容易に分泌されるものではない。まずは唾液によって濡らさないといけないのだ。そうやってんっんっんっと舌を使ったルイズ。本格的にほぐすべく指を入れて掻き混ぜる。
最初は一本。その次は二本。少しずつ、少しずつ、モンモランシーの肛門をほじくり、休まずクリトリス周辺を中心に舐めていく。
「っはぁ…んんんんぅぅんぅン…っ…はっはぁぁぁあんんっンンッ……あん…い、いやぁあぁぁぁ……」
皮を被ったクリトリスを舌先で弾き、露出させ、貯まっている恥垢を掻きだしていく。片手で太ももを支え、もう片手の指を肛門に入れて愛撫。顔全体はモンモランシーの股間へと押しつける。
クリトリス、大陰唇、小陰唇と舐めて濡らし、丸めた舌先を膣内へと挿入させる。
「!っぎぎいゃぁあぁぁっ……っ!……はぁ…はぁ…っぴちゃ…れろ…ぴちゃぴちゃ……」
ルイズはお尻に鞭打たれた。手ぬるいと見られたのだ。だがルイズはそう考えなかった。鞭をもらってしまった理由を必死に考え、才人がもっとお尻を振りながらしろと言っているのだと思った。
……ほほぅ…そうきたか……まっ、それならそれでいい。くく…勘弁してやる。
鞭は振るわれない。これで良かったんだとルイズは安心した。お尻を意識しながら、それでも愛撫へと集中していく。
「っはぁ…はぁ…んっ、…ど、どう? モンモランシー、気持ちよくなってきた? 濡らさないと痛いの。っどう? 気持ちよくなってきた? モンモランシー」
「っはぁ…はぁ…ぅぅ…も、もうやめて…、お、お願いだから、もうやめて…っも、もう許してルイズ…っぁ…お願い、もう、やめて……」
そしてモンモランシー、あまりの羞恥、あまりのおぞましさ。だというのに確かな快楽。責められ続けて限界だった。
おぞましいのだ。悔しいのだ。恥ずかしく、こんなことで追い込まれるなんてと情けないのだ。
それなのにこのまま責め続けられれば、遠からず絶頂へと追い込まれてしまうだろう。そんなことはモンモランシーには耐えられなかった。
「……いいの? 充分に濡れてないともの凄く痛いのよ? もう大丈夫なの?」
「っ大丈夫…大丈夫だからぁ……だ、だから、もう許してよ、ルイズぅ……」
ルイズはモンモランシーの顔を覗きこみながら問うた。とんでもない激痛、それにもしかしたら裂けてしまうかもしれない。ルイズとしてはもう少し愛撫したいところである。
これから胸全体を愛撫し、乳首をつねり、わき腹や首筋などを舐めていこうと思っていたのだが……。
そんなモンモランシーはあまりの羞恥、あまりの情けなさに泣き濡れた顔となっている。
何故なら今この時もルイズの手は休むことを知らず、問い掛けながらもくちゃくちゃと股間をまさぐっているのだ。
これ以上はもう嫌だった。勘弁してほしいと力なく首を振ってくる。
ルイズはちらりと背後を確認する。
「くくっ…もういやだってんだ。止めてやれ」
すると才人は薄く嗤って泣き事を認めた。諦めたルイズはベッドから降り、才人のもとへと駆け寄る。
「よくやった、ルイズ。褒めてやるぜ?」
「!っはっはぁあぁぁあぁんぅン……!」
膣の中に指を入れる。ルイズは嬌声をあげる。そこはしっとりと濡れていた。
どうやら雰囲気に当てられて興奮してしまったのだと、ルイズの成長ぶりを喜んだ。
「さっ、こっからは俺の仕事だ」
「はぁっ…わかったわサイト、わたしはどうすればいいの?」
縋り付いたままにルイズは問うた。胸元に指を這わせ、甘えるような姿勢である。くっくっくっと才人は嗤う。
「ルイズ、これが終わったら褒美をやる。だからだ、その間はマンズリでもして気分を盛り上げてろ」
「!…わかった。どっちにするか考えておくわ……」
その場でぺたんと座り込む。
……やっぱり濡れてるわ……、もうわたし、こんなことで興奮するようにされちゃたんだ……。
指示された通りにルイズは動く。自慰をしろと言われたならば自慰しなくてないけないのだ。
薄い胸をまさぐりながら乳首をつねり、もう片手で秘肉を手のひらに包み込む。
「くく……そんなに褒美が気に入ったのか? ルイズ、オマエはどの穴が好きなんだ?」
「っぁああんぅんッ…そ、それはぁ…ど、どの穴も大好きぃ……! ぁはぁんン…お、おまんこも、お尻もぉ…はぁぅうんぅ……お口もぉぉ…全部好きぃいぃぃ……!」
もう濡れているのだから最初から全開だった。罪深さを忘れる為に集中したかった。
だから奥深くまで突き入れ、鍵型にした二本の指で膣壁をひっかいていく。
そう、“褒美”とは凄いのだ。期待感だけでもう、ルイズはとんでもなく興奮してしまう。
リーブスラシルの能力である感覚支配。それは痛みも快感も自由自在というものだ。
そうなれば“褒美”として与えられる快感となれば、もう比喩するものなんてありえなかった。
精液は甘く、香しく、まるで天上の美酒のごとくであり、膣だってアナルだって、一突きごとに絶頂へと追い込まれる。
そしてそのあとの余韻とくればもう、幸せな気持ちに包まれて身震いするほどなのだ。
「さ、サイトぉ…、あたしイっちゃうぅ…っイっちゃうのぉ……っいいっ! す、凄くいいわっ! ああんぅン…イっちゃううぅぅ……みてぇっ、みてぇっ! わたしイっちゃうのぉぉ……!」
「くく…その調子だ、頑張れ。まあ残念ながら今はモンモランシーだ。見てやることは出来んから勝手にイきまくれ。いつも通りイく時はちゃんと報告するようにするんだぜ?」
「っわかってるわっ! ちゃんとするっ! あっんんんんぅうんぅンン……っい、いいわっ! 凄くいいわっ!」
ぐちょぐちょと両手を使ってルイズは肉穴をほじくる。モンモランシーはそんなルイズの嬌態をありえないと凝視した。
っル、ルイズ……あなた、一体この男に何をされたって言うの? へ、平民の奴隷にされてるのに悔しくないの? っど、どうしてそんな恥ずかしいこと、喜んで、や、やっているって言うのよっ!
ここにきてモンモランシーは悟ってしまう。もしかして自分はとんでもない勘違いをしていたのでは?
そう思った瞬間、モンモランシーの全身に怖気が走る。
あのプライドの高かったルイズ。それがこの男を使い魔にして10日かそこら。それだけで自慰をしろと命じられれば、躊躇う事なく人前で自慰をするほどまでに堕とされてしまった。
それが意味することは何だろう? そう、自分は例外ではないと言う事だ。
薬だろうが何だろうが、この身体が勝手に動いてしまうという異常。そして自信ありげな才人の態度。実際に堕ちてしまっているルイズという存在。
これらのピースが合わさり、モンモランシーは自分の行く末を理解してしまった。
このまま犯されてしまえば、自分もルイズ同様に堕とされてしまう。
「っひっひいぃぃぃいいぃぃぃぃっッ! こ、来ないで! 来ないでよ! っわ、わかったからっ! っだ、黙ってるっ、黙ってるからッ! だから許してっ! 許してよッ! っぜ、絶対黙ってるから来ないでッ!!」
理解してしまうともう駄目だった。絶対に屈しないと誓っていたと言うのに、「もう許してください」と哀願するしか選択肢はなかった。
才人はそんなモンモランシーに、ほぅ、と感心したあとにニヤリと嗤う。
「!っひっひひぃひッぃぃぃぃッ……! ゆ、許してっ! お願いだから許してッ! 絶対に黙ってるっ! 絶対に言いふらしたりなんかしないからッ! だ、だから許して! お願いだから許してッ!」
朝になれば解放されるのではなかったのだ。いや、解放されるかもしれないが、その時にはもう、手遅れとなってしまうのだろう。狭いベッドの上でモンモランシーは後ずさる。
ロープで縛られた手首なんて関係がなかった。ただただ、モンモランシーは後ずさる。
やっとその顔になってくれた。そう、そんな表情を期待していた。
怯えと恐怖に顔は引きつり、それでもモンモランシーは必死になって許しを請う。
口の端からは涎を垂らし、そんなことにも気づいていない。
一歩、また一歩と才人が近づくたびに、ひいっと短い悲鳴をあげる。
ニヤリと才人は口の端を釣り上げる。
「“黙って聞け”くくく……、何を怯えてるか知らんが…こうなるのを覚悟してたんじゃないのか? 今更嫌って言われてもなぁ、納まりがつかんってもんだ。諦めてくれ」
悲鳴をあげようとするモンモランシー。だが、そこで声が出なくなる異常に気付いてしまう。ぶんぶんと首を大きく振って、拒否の意を示すしかない。
「ん? そうか! まだ十分に濡れてないから痛いのは嫌だってんだな? くく…そうかそうか、そいつはもっともな話だよなぁ、モンモランシー」
モンモランシーはぶんぶんと首を振る。才人はベッドの上へとあがる。ぎしっとベッドは軋んでしまう。
「くくく……そういや言ってたよな? ギーシュが付き合ってみれば僕の良さがわかる、だったか? くく…それと同じこった。このちんぽを味わってしまえば、その良さがわかるようになるかもしれん。試してみようと思わないか? なぁ、モンモランシー?」
才人はモンモランシーの上へと覆い被さっていく。
っそ、そこはっ! いやっ、いやよっ! や、やめてやめてやめてやめてぇぇぇっ……!
そして、肉棒の先を、モンモランシーの肛門へと狙いをつける。
「くく……例えばだ、ルイズだって最初は嫌がった。ケツの穴なんて痛がるだけだった。それが今じゃあ、入れてくれってねだる有様になっちまってる。モンモランシーも気に入ってくれるって確信してるんだがな?」
不自由な身体を必死に動かす。耳に聞こえるはルイズの嬌声。そして――恐怖に見開いた目に映るは口の端を釣り上げた男の顔。
「食わず嫌いかもしれんぜ? 試してみりゃあその良さがわかるようになる。なぁ、モンモランシーはそう思わないか?」
怯えきったモンモランシーに、才人はニヤリと笑って見せる。必死になって身体を捩ろうとする。その反応こそが心地よいと肉棒をあてがう。
挿入しやすいようにモンモランシーの身体を深く折り曲げ、身を乗り出す。
くぅっくっくっ! 初めてがケツ穴って女は一体どれだけいるんだろうなぁ、処女が大事な貴族ならけっこういるかもしれんぜ?
そうするとどうなってしまう? そう、吐き出す息が直接掛かるくらいに顔を近づくことになるだろう。
才人は怯えきったモンモランシーにもう一度にいっと嗤い直してみせる。
「くくく……、もうしゃべってもいいぜ? むしろ大声を出してくれ。そのほうが楽しいと、モンモランシーはそう思わないか?」
モンモランシーはしゃべる事を許された。だが、そんなモンモランシーは、ひぃぃっと短い悲鳴をあげるばかり。
とてもではないが才人に答えることなど出来なかった。いやいやと首を大きく振る。
「ん? まだしゃべる気になれんってか? まっ、その気になったら好きにしてくれ」
才人は体勢をもとに戻す。ずれてしまった肉棒を添え直した。そして――ずぶりずぶりと埋め込んでいく。
「!っぎゃっ、ぎゃあぁああああああああああああああああああああああっッ……!!」
言葉にならない絶叫。それは確かに部屋中へと響いた。