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No.25350の一覧
[0] おぜう様に性的いたずらをしてみた(東方2次) 完結[らけ](2011/06/25 06:10)
[2] おぜう様に性的ないたずらをしてみた 2[らけ](2011/01/20 21:21)
[3] エロくないお話[らけ](2011/02/12 11:44)
[4] おぜう様が性的ないたずらをしてみた 3[らけ](2011/02/12 11:46)
[5] おぜう様に性的ないたずらをしてみた 4 (修正)[らけ](2011/03/29 22:00)
[8] おぜう様に性的ないたずらをしてみた 5[らけ](2011/04/16 09:28)
[9] 咲夜さんとの面談[らけ](2011/06/05 18:13)
[10] おぜう様に性的ないたずらをしてみた 6[らけ](2011/06/05 18:14)
[12] 場所を移動する話[らけ](2011/06/11 10:54)
[13] おぜう様に性的ないたずらをしてみた 7[らけ](2011/06/11 10:55)
[14] 十日ほどが経ち[らけ](2011/06/20 19:25)
[15] おぜう様に性的ないたずらをしてみた 8[らけ](2011/06/20 19:26)
[16] おぜう様に性的ないたずらをしてみた 9[らけ](2011/06/25 06:08)
[17] 終わりの話[らけ](2011/06/25 06:08)
[18] 後書き[らけ](2011/06/25 06:09)
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[25350] おぜう様に性的いたずらをしてみた(東方2次) 完結
Name: らけ◆ad40092e ID:6262d010 次を表示する
Date: 2011/06/25 06:10
 レイプシーンがあります
 原作なんて崩壊しています
 ご都合主義です

以上のことに注意して読んでください



もくじ

1  オープニング+初プレイ
2  自室に連れ込んで
3  森の中で
4  お嬢様の部屋に夜這い
5  お風呂で
6  夜の撮影会
7  図書館で
8  お久しぶりです
9  咲夜さんの驚愕





 突然だが、みんなは突然意識を失うといったことを体験したことがあるだろうか?
 歩いているのに突然意識が真っ暗になる。
 人と楽しくおしゃべりをしていたらいつの間にか寝ていた。
 遠くを眺めていたら先ほどまで太陽は頭上にあったはずなのに沈みかけていた。
 それらの原因は病気が関係していたり、集中しすぎていた、もしくは疲れて眠りこけていたということも考えられるだろう。

 なぜそんなことを聞くのかというと、俺はつい先ほどそのことを体験した。
 ただ道端を歩いていた、大量の車が環境問題などお構いなしに排気ガスを吐き出し、人はどこかへと忙しなく動き回るようなどこにでもある普通の道だ。
 何のアクションさえ起こさずにただいつも通りに学校からの道を友達と別れたあと一人で帰っていた。
 普通に帰っていれば歩いて5分もかからないほどの距離である。
 だが、何がいけなかったのだろう。何かが頭上を横切った?
 そういった不思議な感覚に、ふと頭上を見上げるもそこには住宅街でもいつも通りの多少雲が走っているだけの青い空が晴れ渡っているだけだった。
 そして、視線を元の高さに戻したときには先ほどまでいた世界とは180度違った世界に一人だけいるような状況だった。

 さっきまであった住宅はその形を跡形もなく亡くし、周りには都市近辺ではあまり見ることのできない緑の葉をいっぱいにつけた木々が生い茂っていた。
 右を見ても左を見ても木ばかりが見え、振り返ってみてもあるのは先ほどまであったコンクリートで塗装された道ではなく短い草が生えている獣道だけであった。

 俺はこんなところにどうやってきたんだ?
 俺は生まれてこのかた14年、怪我こそいくらでもしたが病気になったことがないというのが自慢の一つである。
 だから例え、そう、例えば身体が思いのほか汗をかいていて熱中症になったとする。
 それで気を失って倒れたところを悪いおじさんに車に乗せられてここで放置を食らって……自分で言っておいてなんだが意味のわからないことを。

 だいたい、ここまで連れてきて何のメリットがあるというんだ?
 持っていたカバンを開けてみても、教科書に筆記用具、財布に携帯、後はipodもあり、いつも学校に持って行っている物は何一つなくなっていない。


 物取りではない、かといって誘拐でもない、だとしたら何のために?
 しばらく犯人のメリットになりそうなことを考えてみるが、何一つそう言ったものは浮かんでは来なかった。

「……はぁ」

 思わずため息が漏れる。
 考えても分からないものは分からないし思いつかない。
 山の中だからであろう、携帯の電波は圏外を示しており、だったら少しでも早く下山してここがどこなのかはっきりとした場所をつかみたい。
 できれば家からそう遠く離れていない土地が望ましかったが、これほどの自然がある場所なんて俺自身は知らない。
 財布の中身を見てみると以前から気になっていたゲームの発売日であったため、数カ月単位でためた8千円が入っていた。

 まあ、帰ってから親に何があったか説明して……も無駄そうだな。
 ゲームは先送りかもなぁ……はぁ。

 そう考えると少し哀しくなった。
 何が楽しくていつの間にか森の中にいて、そのうえで楽しみにしていたものまで財布の中身ごと無くなってしまわなければならないのだろうか。
 肩を落としながらも、とりあえず歩き始める決心を固める。
 だが、次の瞬間には地震でも起きているんじゃないかと思うほど巨大な揺れが俺の体を揺さぶった。

 ドスン、ドスン、ドスン、とゆっくり小刻みに巨大な何かが歩いているようだった。
 その足音は背後から鳴り響き、明らかに俺の方へと向かってきている。
 恐る恐る振り返ってみると、そこには高さだけで10メートルはありそうな巨大な影が目の前に立っていた。
 影は人どころか車一台なら丸のみにできそうなほど大きな口を持ち、その口の上には蛙のようにぎょろりとした気味の悪さを持つ小さな瞳がこちらを覗いていた。
 かと思えばこれで大きな体を支えられるのかと思うほどその巨体に見合わない小さな前足が正座をしたように行儀よく地面につけられていた。
 その姿を見て声を上げることなくこの影のような生き物を観察できたのはそのかわいらしい足にあったのかもしれない。


 影が口の様なものを開けると、多量の唾液が地面をぬらし、それと共にまるで卵が腐ったような臭いにおいが漂ってきた。
 あまりの臭さに思わず鼻をつまむとその口の中からピンク色の何かが飛び出してきた。
 一瞬何が起こったのか分からなかったが、それがたまたま鼻を押さえたときに顔の前に差しだした自身の持っていたカバンに当たって気がついた。
 ピンク色の何かはカバンに当たるとタコの吸盤のように俺のカバンを吸い寄せる。
 俺の力は一瞬の拮抗さえ生みだすことはなく、カバンは絡めとられ、影の口の中へと消え去った。

 それを見た瞬間、俺の体は頭の命令よりも早くその場を逃げ出すことを選んだ。
 かわいいとかグロテスクとかそんなんじゃない、単純に恐ろしかった。

 ……そのあとのことは覚えていない。

 どこをどう走ったのか、どれぐらい走って逃げ回ったのか、気が付いたら夕日は沈みかけ、頭からは湯気が立ち上っていた。
 今にも潰れてしまいそうな肺に酸素を精一杯送ろうと大きく深呼吸をしては吐き出し、また深く息を吸い込んでは吐き出すことを何度も繰り返した。
 ポケットに入れたままになっていた今まで使われたことのないハンカチを取り出し、額に雨粒のようにあった汗をぬぐう。

 唯一の救いはあの影の形も足音も現れそうな雰囲気も何一つなかったことだろう。 
 だが、あれだけ走りまわったにもかかわらず、森の中を抜け出ることはできなかった。
 日が沈めばその場を動けなくなる。
 足元が見えないときにむやみに動き回るほどさすがに馬鹿ではない。
 そして、目の前にはいつの間にかひとつの旅館の様なものがあった。
 正直にいえば入る気にはならなかった、だが、野宿するのも嫌だったしここにもう1度あの森を回ってここを訪ねられるかもわからなかった。

 木製の戸を横に開くとガラガラと乾いた音が響き、そこには少女といっても間違いではないほど小さく、若い女性が座っていた。
 そしてその女もまた変な奴だった。
 髪は茶色で纏っている服は着物ではなく昔の西洋貴族が着ていそうな蒼いドレスを身にまとい、何より一番不思議だったのが犬の様な耳が頭に生えていた。

「本日は当旅館をご利用いただきありがとうございます。ささ、どうぞ。おあがり下さい」

 促されるままに靴を脱いで座敷へと上がる。
 若い女将が立つとその身長は小学生ぐらいのものと大差がなかった。

 日本ってこんな国だったっけ?
 現実は小説よりも奇なり、なんて言葉を聞いたことがあるけど、あれってこういった話だったっけ?
 そう言えば――――――――――

「あの、すいません。お金なんて全然ないのですが」

 そう、カバンごと財布は影の胃袋の中。
 このまま無一文で止まってしまってはあとで申し訳が立たない。

 だからといってここを追い出されでもしたらたまったものじゃないと後悔したのはこの発言をしてからだった。

 だが、帰ってきた言葉は意外なものだった。

「構いませんよ、すでに別のお客様にあなた様の分の料金は頂いておりますので」
「え?それは人違いじゃなくてですか?」
「さあ?そこまでは存じ上げておりませんが、何分このような場所に来られるお客さまなどほとんどおられませんので。ですから大丈夫でしょう」
「大丈夫でしょうって……本当に大丈夫なんでしょうか?」
「大丈夫ですよ、いざとなったらそのまま……ああ、この部屋でございます」

 そんな女将に促されるままにとある部屋の一室へと案内された。
 中は畳が敷かれ、机が置いてあるだけでそれ以外のものは特に何も置かれてはおらず、窓といったものも見当たらなかった。
 旅行を楽しむというよりも泊まることだけを目的とした宿といった感じだ。

「布団とお食事はあとでお持ちいたしますのでほしくなられたら受付の方までお申し付けください。それとお風呂場はこの突きあたりにございますのでいつでも入っていただいても構いませんので、それでは何か用事がありましたら受付の方にいらっしゃってください」
「はぁ……わざわざご親切にどうも」

 それを聞くと少女の様な女将は最後ににこりと笑うと襖を閉めて出て行った。



 これからどうしよう?
 走りに走り回って疲れた頭を回転させようとするが、結局この森を出て家に帰る。
 それしか考えは出てこなかった。
 明日だって学校はあるのに、まあいいか…後で親がうるさいだろうけど一日ぐらいどうってことないさ。
 そう言えば家に電話しておかないといけないな。
 携帯もカバンに入れたままだったし、風呂に入った後でも電話を借りておくか。

 先ほどのえらく若い女将が置いて行ったタオルを持ち、部屋の奥にある風呂場に行くとする。
 今日はいろいろあって疲れたが、だからと言って汗がべっとりと付いた状態で眠ったりするなんていやだし、面識がないにしても“もうひとりの別の客”にあいさつの一つでもしておくべきだろう。
 もしかしたら俺の知っている人かもしれないし。

 それにしても頭がくらくらするのはどうしてだろうか?
 やはり普段運動していないのに急に野山を走り回ったせいだろう。
 帰ったら軽いランニングでもする習慣をつけるのもいいかもしれないな。
 おかげで普段はまともな思考回路も今はかなりめちゃくちゃだ。
 よくよく考えなくともあの女将は変だし、日本が変わったなんてことがここ数日で起こりうるはずもない。
 あれだろ……疲れてたから幻覚でも見たんだろ。

 無茶苦茶になっている思考を適当に片付け、先にあった風呂場の戸をあける。
 着ている服を小さく仕切りになっている棚の上に畳むことなく適当に放り投げていき、最後にはいていたパンツを脱ぎ棄て、浴場への扉を開いた。

 飛び込んできたのは視界いっぱいに広がる湯気。
 あまりに濃い過ぎる霧のように目の前に持ってきた自分の掌さえかすんで見えるほどだ。
 腕を大きく伸ばし、霧の中をゾンビのように手探りで歩く。
 石が敷き詰められた地面は水で大いに濡れており、少しでも注意を怠ると滑って転んでしまいそうになる。

 だからだろうか?目の前にいた存在に気づくのが一瞬遅れたのは。


 ふにゅ

―――――ふにゅ?

 手さぐりに伸ばした腕の先に俺と同じぐらいの背丈を持った女の子の胸があったのに反応ができなかったのは。
 蒼い髪をした大きく見開かれた赤く透き通るような瞳と視線が交錯する。
 人間驚き過ぎると体が硬直するとはこのことだろうか、俺は切ることが何故かできなかった。

 ふにゅ、ふにゅ、ふにゅ

 今日一日の疲れも相まってか、驚きに一切の思考を停止したようにほとんど何も考えられなくなる。
漫然としながらほとんど絶壁のようにない胸を、おっぱいともいえるかどうか曖昧なものをもみしだく。

「ん…………ちょっと……………なにを………」

 女性の胸はマシュマロみたいにやわらかいと聞いたこともあったが、なるほど確かに、それに似た感触の様な気がする。
 ちょっと小さいのが難点であるようだが。

「この……いい加減にしろ、人間」

 少女が右の拳を握り、鬼気迫る勢いでその拳を俺の顔を狙って放つ。
 その表情に一瞬だけたじろかされたが、その速度はへなへなで、顔の前まで来てからでもこちらの手を差し出しても間に合った。
 その結果、パンという乾いた音を一つ出しただけで少女の攻撃は終了した。

「うそ、どうして…………」

 先ほどまで胸全体を覆っていた掌をはがして、指を使って先端についている突起物をつまむ。
 綺麗な桜色をしている突起物をつまみ、右に回転させてみる。左に回転させてみたり。

「ぁ―――――ゃ……ん……」

 漏れそうになる言葉を唇をかんで耐えていた。
それでも乳首をつまんで回転させるたびに、んっという言葉が喘ぎ出そうになっている。
 今度は同時に乳首をスイッチの様に押して、指をぐりぐりと乳首の奥へとねじ込む。

「ん……ふあっ―――――」

 思わず出てきそうになる言葉に少女は両手で自身の唇を押さえ、その場に力なく膝とお尻をつけた。

 それに追い打ちをかけるべく自身の膝を折り、両肩を押さえて少女を押し倒した。
 少女の上に馬乗りする形となった俺。
そんな少女の視線と自分の視線とが鼻先が当たりそうなほどの距離で交わる。

 背筋がぞっとした。
 大きく見開かれていた目は細く鋭いものとなっており、サファイアの様に透き通っていた瞳はどす黒いほどまでに濃い紅色をしたものになっていた。

 俺の方が圧倒的に有利になっているはずなのに、彼女の方が自分より弱い存在であるはずなのに何故か彼女の掌の上で踊らされているような錯覚に陥らせれる、自分で言っていて理解ができていない変な状況。
 ゆったりした様子でと少女は口をふさいでいた両手を離す。

「私はレミリア・スカーレット。あなたも聞いたことぐらいあるでしょう?ここでやめるというならさっきまでの行為は水に流してあげるわ」

 まるで俺の思考の波を読み取ったかのようにその隙間に上からの物言いで目を更に鋭くしながら言った。
 これほど重みのある言葉を吐く、彼女は本当に年相応の人間なのだろうか?
 鬼や死神といった類の人間とは一線を画した存在なのではないのだろうか?
先ほどまでの高揚感は一体どこへ行ったのか、代わりに背中に嫌な汗が流れる。


「……もし断ると言ったら?」
「殺す」

 これ以上続けたら間違いなく殺されるだろう。
 行為をしている最中、もしかしたら十秒もしたら胴と首は離れているかもしれない。
 一時の感情に流されて殺される、そんなバカなことがあってたまるものか。
 少しのためらいもなく言い放たれた言葉にはそれほどの圧力があった。

「お前のことはレミリアって呼べばいいか?」
「……それでいいわ」

 俺がレミリアといった瞬間、少女は忌々しそうな表情をあらわにした。
 けがらわしい、私の名前は貴様なんかに呼ばれるためにあるんじゃないとでも言いたそうなそんな表情。
 おそらく俺のことを下種とか犬畜生の様に考えていたのだろう。

――――――――上等だ

 俺は自分がもっと賢い人間だと思っていたが、どうやらそれは大きな間違いであったらしい。
 風呂場で初対面の小学生を襲ったせいで罵られて、逆上して更に業の深いことをしようとしている。
 明日には変態中学生として刑務所にでも入れられることになるだろう。
 両親は泣いて、俺は社会的に抹殺されることになる。
 そこまで考えたが、正直言って、なんだかどうでもいい。


 レミリアの両手首を掴み、地面に押さえつける。
 その結果、彼女の先ほどまでいじられていた胸を隠す邪魔な遮蔽物はなくなった。

 見れば見るほどきれいな体だった。
 顔も非常に整っており、この少女が大人になったらよっぽどの美人になるであろう予想が容易についた。
 胸こそそこらの小学生ぐらいのものであったが、余分な肉などは一切付いておらず、
何もない体がその妖艶さをさらに助長させていた。

 俺は小さな胸に着いた綺麗な桜色の乳首にまるで赤子がその母乳をむさぼるように、吸いついた。
 テクニックも何もない、ただ単純に吸うだけの行為。

「ん………やめなさい。本当にやめないと、怒るわよ」

 レミリアは何とか逃げ出そうと足を大きくブリッジさせるように突っぱねるが、そんなことは全く意味をなさず、湿った地面に滑って元の様に収まった。
 また、何とか両手の拘束を外そうと動かそうとはしているが、ただ暴れるにしても弱い力では割と簡単に抑え込むことができた。
 吸いつくという行為自体はやめず、突き出すようにして出した舌でそそり立たせた乳首を乳輪から舐めまわす。

「……はぁ、はぁ、馬鹿なことは、やめなさい。んぁ―――――」

 乳首につけていた唇を離し、もう一方の胸の方へとその口を移す。
 今度は乳輪の周りのふにふにとしたふくらみを舐める。
 大きく舌を出し、べろの普段は奥にしまわれている広くなっている部分を使ってレミリアの小さな乳房の全体を舐める。

「ん……やだぁ、気持ち悪い……ぁぁ………」

 レミリアは体を震わせ、そりかえる。
 肩で息をするほどに呼吸は乱れ、白かった顔は耳まで赤みがかった紅潮したものになっていた。
 さっきまでの威圧するような威厳はすでになく、目をつむって何とか快楽に耐えているような表情をしていた。
 荒い呼吸を整えるためにだらしなく開けられた口とかたくなに閉じようとしている瞼との差が、なんだか無性に恋しくなった。


―――――もっとこの少女をいじめたい。
 今まで培ってきたものを全てぐちゃぐちゃにして、塵芥になったそれを蹂躙したい。
 これからの未来を俺のためだけにあるような人生にさせたい。
 俺だけの女にしたい。


 呼吸をするたびに出てくる白い吐息とそこから覗かれる犬歯が異常なほどに発達した白い歯。
 ピンク色の小さな唇からは僅かに唾液が洩れ、窪ませた乳首は再び大きくそそり立っていた。

「レミリア」
「……何よ? これ以上わた―――――」

 少しばかりけだるそうな口調で答えるその唇を俺自身の唇でふさぐ。
 熱い吐息の漏れる唇に自らの舌をレミリアの中へとねじ込む。
 逃げ出さぬよう、誰にも奪われぬよう、両腕を拘束していた手をレミリアの頭へと回す。
 ねじ込んだ舌をレミリアの口の中のすべてを堪能するように回転させ、味わうように蹂躙していく。

「……ん、あっ―――――…………は………ぁあ」

 上へ、下へ、右へ、左へ。
 舌を動かすたびに唇がこすれ、溢れ出した呼気がほほに温かな感触を残す。
 口の中は温かく、ざらざらとした舌が混ざり合い、絡み合う舌を通って彼女の甘い唾液が俺の口の中へと入ってくる。
 入り込んだ唾液を呑み込むと、ワインが通ったかのように喉を熱くする。

「は……んっ」

つながりあった舌をそのままに、肩口からすべすべとした鎖骨を指でなぞり、そりかえっている喉仏に中指を当てる。
 息をのむごとに細い喉元が動き、混ざり合った唾液が喉を通る。
 その度、ピクンと小さな身体を僅かに痙攣させた。


 指は喉からラインに沿ってなだらかな胸の中心を通り、美しい曲線を描いているへそに到達する。

「あ……手が、私の、からだ、に………」

 さらに下がって、かたくなに閉じられた場所にまで指を這わせ、太ももの隙間に無理やりにねじ込む。
 滑らせた指に毛の感触はなく、指には小さな割れ目にひっかかった。

「っ……ダメ、そこに指なんて―――――」
「……何が駄目なんだ? はっきりと具体的に言ってくれないとわからない」
「……っ――――」

 レミリアの体が一段と大きく跳ねた。
 ズプズプという音を立ててあてがった指を沈みこませる。
 中は今までの行為で俺の指を難なく受け入れるまで湿っていた。

「ぁ――――――は――――ぁ」
「レミリア、今の気分はどうだい?」
「っ……はぁ………最悪ね、こんなところに来た自分の馬鹿さ加減が嫌になるわ………」
「そうか」

 入れた指を、第1関節まで戻し、もう一度ゆっくりと第2関節の部分までいれ込んだ。

「んぁぁ―――――」
「……」

 身体をのけぞらせて甘ったるい声が上がる。
―――――理性の限界だった

 指を引き抜いて自身のモノをレミリアの割れ目にあてがう。
 だが、すりよせても逃げるようにしてレミリアの穴に侵入することはできない。
 しようとしていることに気がついたのか、足を閉じて体をよじりながら俺から遠ざかろうとする。

 相手のことを考えないセックスは嫌われるよ。
悪友とも言える友人が吐いた言葉だ。

 いいよ、別に。
 今ならば間違いなくこう答えるだろう。

 閉じられようとする足に体で割り込む。
 その結果、ふとももは最初の段階より大幅に広い90度を超える角度で開かれることになった。
 すかさずレミリアに自分のモノを向け――――――

「ん―――――あぁ、痛い、痛い痛い痛い―――――」

 挿入した。

 温かかったが、同時に痛かった。
根っこから亀頭まで柔らかい肉と粘液で包み込まれながらも、ロープで思いっきり縛られているかのような感覚だ。
 体を乗り出したせいで勢いよく入ったそれを、レミリアの中は追い出そうとするかのように内側から締め付けてくる。

「はぁ、はぁ―――――あなた、覚悟しておきなさいよ。地獄のような痛みを味あわせてから殺してやるわ…………つぅ」

 一番奥まで入りこんだモノを僅かに後退させ、体重を乗せてめり込ませる。
 中はせまく、滑るせるように……ではなく、力任せに動かす。
 無理やりの上下運動のたびに生殖器の接合部からは血がにじみ出る。

「はぁ、はぁ――――くぅ……はぁはぁ………つっ」

 レミリアの額からは玉の様な大粒の汗がいくつも浮かんできていた。
 目尻には薄く涙さえたまっていたが、敵意に満ちた瞳だけは俺を捕らえて離さない。

「………くぅ、はぁぁ――――んぁ、くぅ」

 この瞳をどうすればすがりつくようにさせられるだろう?
 もっと犯してください、と言ってくれるようになるだろう?

「ん、ん……はぁ、くぅ――――つくぅ……………」

 絡みつくヒダの肉感をもっと味わいたかったが、射精感はもう直前まで来ていた。

「レミリア、そろそろ出そうだ――――」
「はぁ、はぁ――――駄目よ、くぅ………中になんて出したら絶対に―――――許さない、んだから」

 腰を小刻みに素早く何度もふる。
 尻に力を込めて1秒でも長くこの状態を引き延ばそうと努力をする。けれど――――

「駄目だったら、駄目……はぁはぁ―――早く、抜いて………んぅ」
「もう、出る―――」

―――――ドクッ、ドクッ、ビュルルルッ

 解放された白濁がレミリアを中から白く染め上げる。

「はぁ、はぁ……イヤ、嘘……でしょ? こんなの、イヤよ――――」

 ぐったりとした小さな体は痙攣するように震え、濁った瞳が何もないところをうつろにさまよっていた。
 最後の欲望の搾りカスまで中に出そうと腰を何度も打ち付ける。
レミリアの肉壺もそれにこたえるように俺のモノを咥えて離さない。

「はぁ、もぅ………んぅ」

 腰を深くうずめこんでも力なくうなだれるだけだった。
 ようやく射精感が収まり、ぬるりとした肉棒を引き抜く。

「……………………」

 世迷言のように何事かをささやくが、小さすぎてよく聞き取れなかった。
 そんな所在無げなレミリアの体を膝から掬って持ち上げる。

 楽しみはこれからだ。
 歩くごとにヒタヒタと音を立て、俺たちはその場を後にした。


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