『次元帝国』それが今次元世界を支配する政府組織。
JS事件から一年後に、肥大化し腐敗した管理局が次元世界を混乱させたと宣戦布告。侵略を開始し、その半年後にクラナガンとその周辺世界を占領した。
そして、建国後まもなくして「力と恐怖」による統治を宣言して、反対するものを弾圧し始めた。
……うん。
「やっぱりつっこみ所が多いの。デススター作ってないよね?」
「いや、流石にそれはないよ」
とユーノくんに否定されます。
あ、通じた。そういえば昔一緒にロードショー見たっけ。
まあ、そんなことは置いといて、レジスタンスと合流から一ヶ月が立ちました。その間にあったみんなはやっぱり変わってなかったり変わってたりしました。
まずはお姉ちゃんです。
「なのはあ!」
「お、お姉ちゃん」
仮設本部に戻ってきたお姉ちゃんを出迎えたら、涙を流しながら抱きつかれました。
昔とほとんど変わらないお姉ちゃんに少しだけほっとしました。
「心配したよ……したんだからね!!」
「うん、ごめんねお姉ちゃん……」
私も泣きながらお姉ちゃんを抱きしめました。
そして、エリオとキャロ。
エリオは私が捕まった戦闘で重傷を負ってしまい、現在もリハビリをしているそうです。
トレーニングスペースに入ると、そこにエリオとキャロがいました。
「エリオ、キャロ」
私が声をかけると二人がこっちを向きました。
『なのはさん!』
キャロとエリオがこっちに来ます。
エリオは背が伸びた以外にも『変わって』いました。
失明したって聞いた左目に眼帯を付け、頬に走る大きな傷、右腕も鉄製の義手になっている。
キャロもだいぶ変わっています。背がエリオと同じか若干高い。あとどこか雰囲気が変わっているように思えました。
「ご無事で安心しました」
「よかったなのはさん」
二人が涙ぐみながら喜んでくれる。
「うん、二人も無事、じゃないよね。大変だよね」
私はエリオの腕を見ます。今、エリオの腕は、すずかちゃんのお姉さんの忍さん特注の義手。
忍さん自身は地球にいるらしく、すずかちゃんから聞いたけど、ここ一年、エリオのリハビリは本人の努力もあって予想以上の速度らしい。
「ええ。でもこの前ストラーダを両手でやっと振れたんです! もっとがんばらないと!」
エリオ……
「うん、がんばろうねエリオくん」
とキャロが笑う。
その横にあの白い召喚竜はいない。エリオとキャロを逃がすために犠牲になったって聞いている。
以来、エリオのリハビリを手伝いながらも、必死に努力をしているとはやてちゃんに聞いた。
「今度は、守るから」
若干虚ろな光を灯してキャロは笑った。
私はそんなキャロが心配になりながらも、がんばってねとしか言えないのでした。
そして、次にあったのはティアナ。
「なのはさん!」
すずかちゃんのところで新型装備のテストをしてた時、ティアナが部屋に飛び込んできました。
「にゃ! てぃ、ティアナ?」
ティアナは泣きながら私にすがりつく。
「よかった……本当によかったですなのはさん……」
この子にも心配かけちゃったかな……
「うん、大丈夫だよティアナ。大丈夫だから」
私はポンポンとティアナの背中を撫でる。
「よかったなティアナ」
その頭をティアナと一緒にいたヴァイスくんが撫でる。
なんでも今はティアナとパートナー兼恋人同士とか。びっくりです。
他、ナンバーズの更正メンバーは行方不明のノーヴェとディエチ以外はゲンヤさんとギンガが指揮する部隊にいるそうです。
知り合いに行方不明がそこまで多くないのにちょっと安心しました。
そして、意外な知り合いも。
「こんにちはなのはさん」
とひとりの男の子が私に声をかけてきました。
「えっと、君は……トーマだったよね?」
「はい」
トーマが頷く。
トーマ・アヴェニール、あの戦いの少し前にスバルが拾ってきた子で、私も一度だけ会ったことがある。
その横に銀色の髪の女の子。少しリインフォースさんに似ている気がします。ぺこっと頭を下げるその子。後で名前は聞いたけど、リリィって言う子で、トーマがある施設から助け出した子らしい。
「あの、こんなこと聞かれるの嫌だと思うんですが……スゥちゃんがどうなったかわかりませんか?」
えっ?
「ティアナさんに聞いたんです。あの時スターズからティアナさん分断されて、スゥちゃんのそばにいたのはなのはさんだって」
トーマの言葉に私は思い出す。
あの時、私たちは敵に包囲されて、孤立。私がバスターで包囲網に穴を空けようとしたら……
『なのはさん!』
スバルに突き飛ばされた。その瞬間スバルに……
赤い飛沫、頬にかかった熱い何か。そして……
「ああ、あああああ!!」
私はその場でうずくまる。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!
「なのは!」
暖かさが私を包む。でも、ダメ。震えが止まらない。
しばらくして私はやっと震えが止まって、トーマを見る。
「ご、ごめんねトーマ、スバルはスバルは」
なんとか言葉にしようとするけど、なにも出てこない。
「すいませんなのはさん。無理に聞いて」
トーマが謝る。ううんトーマは悪くないよ。悪いのは弱い私……
「でも、一つだけ言います」
私は責められるのかと思った。だけど、
「スゥちゃんは俺が助け出します」
私が顔を上げると毅然と前を見るトーマ。
「俺が助けてもらったみたいに、今度は俺がスゥちゃんを助けます」
その手に銀色のブレスレットが光っていた。
「そっか、トーマにあったんか……」
お昼時にはやてちゃんとご飯を食べていたらはやてちゃんはうんうん頷く。
「あんな、今のうちに言っとくけど……あの子、エクリプスドライバーや」
えっ?
「エクリプスってあの?」
魔力結合を分断する力を始めに、宿主を生体兵器に至らしめ、最後は宿主を殺す最悪の病魔。
でも、なにより恐ろしいのは……
「でもあの子、普通だよ?」
私は思い出す。
確かエクリプスの感染者は殺人衝動で人を殺さずにはいられないって聞いたけど……
「それがな、『精神を鍛えればそんなの関係ない!』って鍛えられたらしくてな……恭也さんに」
お兄ちゃん、何でもありだね……
私は改めてお兄ちゃんの偉大さを知るのだった……
それから、しばらくが経ちました。ユーノくんは表向きの考古学者を演じるために、ちょこちょこ本部を離れ、私もそれについていきます。
一度、スクライアの人たちに会いに行ったら「ユーノが嫁を連れて帰って来たぞお!!」と、盛り上がられちゃったりもしました。
なんか、一部の人たちとユーノくんがこっそりとお話していましたが、私にはなんでもないと言っていました。
でも、なんでもないようには見えなかったけどなあ……
そして、その日は仮設本部に私たちは戻っていて、数々の装備をテストする間に、ある程度は私も恐怖心を押さえられるようになり、待機状態ですが、レイジングハートにも触れるようになりました。
そして、そんなある日、私がすずかちゃんの作った装備のテストをしていたら、
『チームアースラはブリーフィングルームに集合』
それは私たちのチームの名前でした。
そして、ブリーフィングルームには、生き残りの元六課メンバーと、ユーノくんに、アリサちゃん、すずかちゃん、お兄ちゃんとお姉ちゃんが揃っていました。
「実はフェイトの居場所がわかった」
私たちはクロノ君の突然の報告に驚きました。
「買収した研究員からの情報だ。ほぼ裏は取れている」
モニターに一つの施設が現れる。
「第三人造魔道師研究所。ここにフェイトは収監されている。今から救出隊を編成するが……」
フェイトちゃんが、そこにいる……
それに私はいても立ってもいられませんでした。
「私も救出チームに参加させて!」
私の希望にユーノくんが目を丸くします。
そして、ユーノくんが私の肩を掴みました。
「無理だよなのは! なのはは今戦えるような」
私はばっと手を出します。
「お願いユーノくん、私、フェイトちゃんを助けて上げたいの」
私はぐっとユーノくんを見つめます。
そして、ユーノくんはため息をつくと、私の手にレイジングハートを置きました。
途端に言いようのない恐怖が湧き出しますが、ぐっとこらえてレイジングハートを握りしめます。
「また、よろしくねレイジングハート」
『All right』
レイジングハートが答えてくれます。
「屋内の隠密任務の予定だったんだが……まあいいか」
クロノくんが立ち上がります。
「突入班は高町恭也さん、美由紀さん、なのはとアリサ、ティアナとヴァイス。一時間後に出撃する。それまでに各員準備を」
『了解!』
そして、私たちはすずかちゃんのファクトリーで新型装備を受け取ります。
「そのバトルジャケットは隠密用に調整してあって、周囲三メートル内の魔力反応を阻害します。まだ試作段階で、通常のバトルジャケットより防御力は低いので注意してください」
と、私たちが袖を通したジャケットは真っ黒で装飾を廃し、その上、身体のラインも出ないようにしたデザインです。なるほど、確かに隠密用って感じなの。覆面をすれば、ほとんど誰が誰だかわかりません。
私のレイジングハートもすずかちゃんの手で隠密用形態が付加されました。
こう、もっとステッキが短くしたり、全体的に小さくして取り回しをよくして、黒を基調にしたりと、デザインやカラーも変更されています。ステッキっぽい感じです。
仮の名称は『ステルスフォーム』。性能や使い方は、アクセルモードとほぼ同じそうです。
「それと恭也さんとアリサちゃんのデバイスも調整終わりました」
と、すずかちゃんが出したのは、小太刀二刀と通常の太刀のようなデバイスです。確か、アリサちゃんのは『贄殿遮那』っていう太刀型のデバイスだっけ。
小太刀タイプをお兄ちゃんが、贄殿遮那をアリサちゃんが受け取ります。
そして、二人は試し振りをします。
「いいできだ、すずか」
「すずか、いいできよ」
二人の言葉にすずかちゃんが微笑みました。
そして、出撃直前に私たちにエリオとキャロが会いに来ました。
「本当なら、僕も参加したいんですけど……」
そう言って、エリオは自分の右腕を見ます。
「どうか、フェイトさんをお願いします」
うん、わかってるよエリオ。
偽装トラックで施設へ潜入します。
表向きは補給物資ということになってますが、積み荷の中はもちろん私たち。運転手ももちろん私たち側の人間です。
トラックのエンジン音が止まりました。
私たちは積み荷から出て、外に出ます。
「御武運を」
トラックの運転手さんが激励をかけてくれました。
さあ、作戦開始なの。
トラックの守りにお姉ちゃんとヴァイスくんを残して、私たちは収監エリアに向かいます。
私がサーチャーを使って先に敵がいるか確認しつつ、必要に応じてお兄ちゃんが敵を気絶させながら、施設の奥に向かいます。ところどころ、お兄ちゃんが何かをセットします。
どうも、この施設は侵入者が魔法を使うとしか想定してないみたいで、魔力探知システムに頼りっきりで、監視カメラはあまりないようです。
そして、被験者の収監エリアにつきました。ですが、そこは重要な部分となっていて、さすがにカードキーが手に入らなかった場所です。
「ふん、やっと私の出番ね」
そう嘯くとアリサちゃんは両手を合わせて、扉の横の壁に歩み寄ります。
「なのは、私は魔力には恵まれなかったけど、あるレアスキルは持ってたのよ」
え? そんなことあるんだ……
「見なさい私の力『物質変換能力』!」
アリサちゃんが、壁に手を付くと、ぱりっと電流みたいなのが走りました。
そして、壁がドアに変形してしまいました。
アリサちゃん、すごい……ああ、だから突入部隊に組み込まれたの。
そのドアを開けて私たちは収監エリアに入ります。すぐ、その奥の部屋に向かいました。
情報ではここにフェイトちゃんが!
鍵を壊して部屋に入ると、何人もの人間がいり乱れ、汗と精液と愛液が混じり合った、酷くすえた臭いが臭った。
その奥、乱雑に敷かれたマットの上に誰かがいた。
それが誰なのか私にはすぐに解った。本当はそんなわけないと思いたかった。だけど……
「フェイト……ちゃん……」
私がフェイトちゃんを間違えられるわけなかった。
一糸纏わぬ裸体のあちこちに付着した白濁した液体。それがなにか理解した時、胃が痙攣して吐き気が込み上げてきた。
「うっ!」
マスクを外した私は、その場にうずくまって、胃の中にあったものを全て戻してしまいました。
ヒドい……こんなのヒドすぎる……
視界の片隅で、アリサちゃんとティアナも口を押さえながら泣いていました。
「なんでこんなことを……」
後ろでお兄ちゃんが怒りに震えた声を出すけど私は振り向けなかった。
口元と目を拭う。そして、フェイトちゃんに歩み寄る。
「フェイトちゃん……」
そっと抱き起こすとフェイトちゃんはぴくんと反応しました。
「なの、は?」
血色の悪い唇が動く。
「助けにきたよフェイトちゃん」
そっとフェイトちゃんを抱きしめます。
「なのは、汚れちゃうよ?」
フェイトちゃんのズレた心配に私はまた泣きました。
フェイトちゃんにお兄ちゃんが上着を着せて、数人の被験者も一緒に助け出します。そして、私たちはすぐにトラックに向かいます。
「急いで!」
前を私とお兄ちゃんと私、後ろをティアナとアリサちゃんが固めながら先導し、トラックに向かいます。
さすがに侵入されたことがばれたようで、途中から次々と現れる警備兵。それをティアナが幻影魔法で欺き、お兄ちゃんの剣が、または私のシューターで蹴散らします。
でも、どんどんと集まってきて、
「あー、もうしつこいわね!」
アリサちゃんが壁を叩くと、いくつもの拳骨が壁から飛び出して警備兵を蹴散らしてしまいます。すごい……
そして、トラックにつきます。トラックの周りはお姉ちゃんとヴァイスくんにやられた警備兵が何人も倒れていました。
「全員乗りましたね?! 出ますよ!」
トラックが発進します。追いかけてくる敵を私がシューターで牽制し、今度もティアナが幻影魔法でトラックの姿をいくつもあるように見せます。
そして、バリケードを突破して、施設を脱出しました。
施設から出ると、お兄ちゃんは懐からなにかのコントローラーを取り出しました。そして、かちっとその上に付いていた赤いスイッチを押します。
直後、後ろから、爆発音が響きました。振り向くと、施設のあちこちが爆発し、火に包まれていました。
「任務完了」
それだけ言って、お兄ちゃんはコントローラーを外に投げ捨てました。
セットしてたの、爆弾だったんだ……
そして、脱出して本体に合流した私たちは、シャマルさんにフェイトちゃんたち捕まっていた人たちを診察してもらっています。
「薬物に関しては心配は必要ないです。体についた傷もそのうち治るけど……」
シャマルさんは言い淀みます。
「心に受けた傷は直ぐには治りそうにないわ」
そう、なんだ……
こっちについた時のことを思い出します。
助け出されたフェイトちゃんにクロノ君が会いに来ました。
「フェイト!」
ビクッとフェイトちゃんが震えます。
「お兄、ちゃん?」
「ああ、よかった無事で」
クロノ君がフェイトちゃんを抱き締めようとして、
「いや!」
フェイトちゃんがクロノ君を拒絶しました。
クロノ君はフェイトちゃんの拒絶に呆然として、フェイトちゃんは私の後ろに隠れてしまいます。
「ご、ごめんなさいクロノ……今は、近づかないで……」
泣きながらフェイトちゃんはクロノ君に謝り続けました。
「今までのせいで重度の男性恐怖症、対人恐怖症になってしまったみたいね」
そんな……
「時間はかかるけどゆっくりとリハビリして慣らしていかないと……なんでこんなヒドいことできるのかしらね」
シャマルさんはそう言って目尻を抑えながら天を仰ぎ、一緒に話を聞いていたすずかちゃんが泣き出して、アリサちゃんが壁に拳を叩きつけました。
シャマルさんはしばらくは私が面倒を見るべきだと言いました。
友達である私たちのそばの方が、フェイトちゃんの心にかかるストレスも低くなるからということらしいです。
確かに、まるで虐待された猫みたいにずっと私やアリサちゃん、すずかちゃんにしがみついて、誰かと会うたびに私たちを盾にするようにしてるんですから、私たちが面倒を見るしかないです。
そして、フェイトちゃんに割り当てられたのは私たちの隣の部屋でした。
「ここが今日からフェイトちゃんの使う部屋だよ」
私の言葉にこくっとフェイトちゃんが頷きます。
で、部屋に入ると、先に戻っていたユーノくんが部屋の片づけをしていました。
「ユーノくん、お疲れ様」
「あ、なのは」
ユーノくんがこちらに振り向きます。私はちょんとユーノくんとフレンチなキスを交わします。一日ぶりのユーノくんの味~♪
「ユーノ?」
「フェイト、久しぶり」
ユーノくんがフェイトちゃんに笑いかけて手を差し出します。
握手だとフェイトちゃんは理解して手を伸ばそうとするけど、その手はプルプル震えています。
「フェイト、無理しなくていいよ?」
そう言ってユーノくんはそっと手を下ろしました。
「ごめんねユーノ……」
フェイトちゃんが謝りますがユーノくんは笑って許すのでした。
と、そこに、
『フェイトさん!』
エリオとキャロが部屋に飛び込んできました。
「エリオ、キャロ?」
フェイトちゃんの言葉にはいと頷く二人。
「よかったです。また会えて」
と、エリオが笑い、フェイトちゃんもなんとか微笑もうとして……固まってしまいました。
「え、エリオそれ……」
ぷるぷると震えながらフェイトちゃんは、エリオを指さします。その先は眼帯に覆われた左目。それから、右腕。
エリオはとっさに右腕を隠すように立ち位置を変えます。
「そ、その目と右腕……」
「義手です……」
絞り出すようにエリオは答えました。
すると、フェイトちゃんは泣き出してしまいました。
「ご、ごめんねエリオ、わ、私がもっと強かったら、敵に捕まったりしなかったら……」
その場にへたり込んで謝るフェイトちゃん。
「そ、そんなことありません! これは、僕の失敗のせいです!」
「そうですよ! 悪いのはフェイトさんじゃないです。帝国です!」
エリオとキャロが慌てて弁明するけど、フェイトちゃんは泣きながらひたすら謝り続けました。
そんなフェイトちゃんを見るのが辛くて、私たちは目を逸らすことしかできませんでした。
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敵対政権のイメージは銀河帝国。いくらでもつっこみプリーズ。
そして、ARISAさまはバーニングではなく、アルケミストアリサでした。
フェイトがなのはと比べると心に折った傷が深いのは、フェイトって精神的に割と脆い方だと思ったからです。
あと、エクリプスのあれは賛否両論だと思いますが、まあ友人と「こういう理由で克服したら面白いんじゃね?」っていう会話からこういうのです。
いや、かなり無理あるとは思いますがね……