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No.24871の一覧
[0] 逆襲のユーノ【旧題:逆襲のなのは】(第十二話大幅修正)[裏・空の狐](2012/06/13 06:19)
[1] 第二話 (修正)[裏・空の狐](2010/12/18 23:39)
[2] 第三話 (フェイト救出編)[裏・空の狐](2011/04/03 14:53)
[3] 第四話 (修正)[裏・空の狐](2011/02/06 09:14)
[4] 第五話[裏・空の狐](2011/02/21 13:17)
[5] 第六話 (すずか編)[裏・空の狐](2011/04/03 14:53)
[6] 第七話(ちょっと修正)[裏・空の狐](2011/03/29 21:35)
[7] 第八話 (アリサ編)[裏・空の狐](2011/04/06 21:30)
[8] 第九話[裏・空の狐](2011/04/11 23:38)
[9] 第十話[裏・空の狐](2011/04/23 21:13)
[10] 第十一話(ヴィヴィオ編)[裏・空の狐](2011/07/05 10:24)
[11] 第十二(大修整)[裏・空の狐](2012/06/12 22:42)
[12] 閑話 不屈の心は折れたか? (凌辱描写あり)[裏・空の狐](2011/04/16 00:25)
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[24871] 第二話 (修正)
Name: 裏・空の狐◆84dcd1d3 ID:b50a47bc 前を表示する / 次を表示する
Date: 2010/12/18 23:39
 私が助け出されて数日が経ちました。

 その間、私はユーノくんから今まで手に入らなかった色々な情報を得ました。

 現在、管理局を壊滅させた組織は圧政を強いて、反対するものを弾圧、次元世界を支配しようとしていること。地球など管理外世界はまだ大丈夫なこと。フェイトちゃんとヴィヴィオにスバル、シグナムさんとアギトが行方不明のことを。

 そして、明日私たちはレジスタンスに合流する予定でした。








 その前日、私はなかなか寝付けませんでした。なんとなくユーノくんの髪を弄ります。

「どうしたのなのは?」

 とユーノくんが聞いてきました。

「ごめんねユーノくん。起こしちゃったかな?」

 ユーノくんはいいよと笑います。

「明日はやてたちに会うのが嬉しくて眠れないのかな?」

 にゃはは、やっぱりユーノくんにはお見通しでした。

「うん、二年ぶりだからね」

 そういえばそんなな経つんだっけ。

 はやてちゃん今はレジスタンスのメンバーだっていってたけど、早く会いたいな。

「睡眠用の魔法があるけどかけて上げようか?」

「えっ? じゃあ、お願いしようかな」

 うん、とユーノくんは笑う。

「はい」

 翠色の魔法陣が私たちを包むと、ゆっくり眠気が私を襲う。

「おやすみ、ユーノくん……」

「おやすみなのは」

 愛しいご主人様の声を聞きながら、私は眠りにつきました。








 翌日、少し遅く私は目を醒ましました。ベッドの中にユーノくんはもういません。

 あれ?

 私はすぐそばにあった着替えに袖を通して、部屋を出ます。

 すると食欲をそそるいい匂いが漂ってきました。

 もしかして、

 私がキッチンに向かうとユーノくんがご飯を作ってました。

「あ、なのはおはよ」

「ダメーー!!」

 私は気づけば大声を出していました。

「えっと、なのは?」

 戸惑い気味にユーノくんが声をかけてきますが気にしません。

「ダメなの! ご主人様なのに朝ご飯作ったりしちゃダメなの! そういうのは奴隷の私がするの!!」

 ユーノくんが私の叫びに苦笑を浮かべます。

「いやでも、なのはいい顔で寝てたから起こしづらくて、それに、それってどっちかというと、それって召使いじゃ……」

「それでも!」

 ユーノくん私からお仕事とってなにが楽しいの?

「まあ、もうすんじゃったならしかたないの。おはようユーノくん」

「おはようなのは」

 今度こそ私たちはちゃんと挨拶をしました。

 それからユーノくんが作った朝ご飯をいただきます。

 悔しいけど今まで自炊をしてたユーノくんと今まで包丁を握ってない私ではユーノくんの方が上です。

 悔しいからレジスタンスに合流したらはやてちゃんに料理を教わろうと私は硬く決心しました。










「じゃあ、行こうかなのは」

「うん」

 まだ飛ぶことができない私はユーノくんに抱えてもらいながら移動します。

 仮屋からだいぶ距離をとってからユーノくんは三重に探知妨害の結界を張ってから転送をしました。

 何度もユーノくんは、場所を特定されないよう世界を渡ります。

 そして、何度目かの転移の後にある辺境世界に降り立ち、そこのとある町の外れにある教会の裏に来ます。

 そして、ぼそぼそとユーノくんがドアに向かって呟くと、ドアが開きました。

「お待ちしてました。スクライア先生、高町さん」

 と、シャッハさんが迎えてくれました。








「今はまだここも知られていませんが、少ししたらまた場所を移す予定です」

 シャッハさんに案内されながら私たちは地下の階段を下ります。

 そして、ある程度降りると幾つかの扉がありました。シャッハさんはそのうちの一つを開けます。

 私たちはそのドアを潜って、

「なのはちゃーん!」

「なのはー!!」

「なのはさーん!」

 いきなり飛び出した三人に抱きつかれました。

「わわ! はやてちゃんにヴィータちゃんにリイン久しぶり!」

 その相手ははやてちゃんとヴィータちゃんにリインでした。

「ごめん、ごめんなあなのはちゃん。助けにいけなくてごめんなあ」

「なのは、また会えてよかった。本当によかった……」

「なのはさん無事で安心しました」

 三人とも泣きながら再会を喜んでくれます。

 はやてちゃん、ヴィータちゃん、リイン……

 私も二人の背に手を回します。

「ありがとうヴィータちゃん、はやてちゃん、リイン。心配かけてごめんね」

 私たちはしばらくの間そのまままた会えた喜びを分かち合いました。









 それから、外で見張りをするというシャッハさんの代わりにはやてちゃんたちが案内をしてくれることになりました。

 管理局の制服に似た服を着た人達が行ったり来たりと忙しそうに動いていて、たまにこっちを見て会釈します。

「ここは元はベルカ時代の遺跡らしくてな、本拠地ができるまでの仮設本部なんだよ」

 とヴィータちゃんが説明してくれます。

「へえ? ちょっと調べたいなあ」

 考古学者でもあるユーノくんが興味深そうに周りを見る。

「あれ? ユーノくん来たことないの?」

 私はユーノくんの言葉に首を傾げると、

「前の場所、新政権に見つかって壊滅したんだ」

 と、苦笑気味に答えてくれます。

 そ、そうだったんだ……

「ユーノくん安心して。ちゃんと見つかった貴重品は保管しとるから」

 とはやてちゃんがユーノくんの肩を叩きます。

「で、ここが私らのボスであるクロノくんの部屋や」

 そして、私たちは奥の部屋に入りました。

「久しぶりだななのは」

 そこにクロノくんと……お兄ちゃんがいました。

 えっ?

 お兄ちゃんは私を見ると一瞬で私の目の前まで来ました。

「なのは! なのはだな? ちゃんとここにいるんだな?!」

 私の肩を掴んでお兄ちゃんが何度も確認します。

「う、うん」

 お兄ちゃんは私の返事によかったと泣き出してしまいました。







「な、なんでお兄ちゃんがここにいるの?」

 私は目を白黒させながら問いかけます。

「ああ、クロスケになのはが捕まったって聞いて、いても立ってもいられなくてな。とーさんはもう無理だからかーさんと家に残ってるが、美由希もいるぞ? 今は、他の部隊と出ているがな」

 ずびーっと鼻をかみながらお兄ちゃんが答えてくれます。

 お兄ちゃん……それに、お姉ちゃんも……

「報告はユーノから聞いてる。俺は妹に手を上げた下種共を絶対に許さない。あらゆる手段を使い完膚なきまでに殲滅する。それがここでの俺の仕事だ」

 はやてちゃんとヴィータちゃんがその言葉に私から目を逸らします。

 やっぱりみんな知ってるんだね……

 でも、私はできる限り明るく笑います。

「大丈夫お兄ちゃん。ユーノくんが助けてくれたからもう平気」

 その言葉にユーノくんがちょっと顔を赤らめ、お兄ちゃんが頷きます。

「ああ、ユーノ。妹を助けてくれて礼を言う」

「いえ師匠、僕にはこれくらいしかできませんから」

 とユーノくんが笑って……師匠?

「ユーノくん、師匠って?」

「あ、言ってなかったっけ。今、僕は恭也さんに剣を教えて貰ってるんだ」

 鍛錬してたでしょ? とユーノくんが笑います。

 そういえば私が助けられて一週間、ユーノくんは毎日のように剣を振ってたの。

 聞けば「鍛えてるんだ」って教えてはくれたけど、そっかお兄ちゃんに教わってたんだ。

「ユーノはインドアだって聞いてたが、思ったより筋がいい。教えがいがある」

 と、お兄ちゃんがユーノくんを評価して、ユーノくんは恥ずかしそうに笑います。

 へえ、よく考えれば考古学って遺跡に潜ったりするから体力いるもんね。

「今日は久しぶりに直接見てやれるが……ところでユーノ」

「はい、なんですか師匠」

 途端にお兄ちゃんが険しい顔になります。

「なのはに手を出してないだろうな?」

 え゛っ?!

 私とユーノくんは真っ赤になってお兄ちゃんから目を逸らします。それを、はやてちゃんはほほうと笑います。

 私たちの反応にお兄ちゃんはいい笑顔でユーノくんの肩を叩きました。

「今日は地獄の特訓メニューCだ」

「いきなりB飛ばしてCですか?!」

 お兄ちゃんの言葉にユーノくんが悲鳴に近い声を上げます。

「当たり前だ! 妹に手を出したんだ、そのくらい覚悟しろ!!」

 お兄ちゃんが涙を流しながら怒鳴り返します。

 まったく、お兄ちゃんは……

「お兄ちゃん、私のご主人様になにしようとしてるの?」

 ピタッとお兄ちゃん、ううん、周りのみんなの動きが止まります。

「な、なのは、その呼び方は止めてって」

 ユーノくんがなんとか口を開いて、

「ご、ごしゅじんさま?」

 お兄ちゃんが錆び付いた声を洩らします。

「ごしゅじんさまっていったのかなのは?」

 お兄ちゃんが確認するように声を絞り出します。

「そうだよ。今の私は身も心もユーノくんの所有物なの」

 わあ、とはやてちゃんとヴィータちゃんが顔を赤くして顔を隠して、クロノくんは「さーて、仕事仕事」と部屋を出ます。

 お兄ちゃんが赤い涙を流しながら、ユーノくんの肩に手を置きます。

「ユーノ、これからお前を妹に託すにふさわしい男として鍛えてやるから覚悟しろ」

 そして、ユーノくんの首根っこを掴んで部屋を飛び出しました。

「うわー、ユーノ悲惨だな」

「そやね。でも、血涙なんて初めて見たわ」

 えっと、どうしよう? 私が悩んでいたらはやてちゃんが私の肩を叩き、

「とりあえず、他の知り合いにも会いにいこか」

 と提案されました。








 で、案内されたのは一つの大型トレーラーでした。これがどうしたんだろう。

「すずかちゃん、アリサちゃん入るで」

 えっ?

 はやてちゃんが呼んだ名前を一瞬、理解できませんでした。

 そして、トレーラーの横にあったドアが開いて階段が伸びます。

 はやてちゃんに続いてトレーラーに入ると、

「なのはちゃーん!」

「なのはー!」

 にゃっ?! 今度はアリサちゃんとすずかちゃんに抱きつかれました。

「すずかちゃん、アリサちゃん?!」

 私は予想外の二人に慌てます。

「よかった、よかったよなのは」

「なのはちゃん、よかったあ」

 二人は泣きながら私との再会を喜んでくれました。










「なのはちゃんやフェイトちゃんが大変だって聞いていてもたっても居られなくて、大学を休学してはやてちゃんたちに協力してるんだ」

「感謝しなさいよ。すずかの発明がレジスタンスを勝利に導くんだから」

 とすずかちゃんとアリサちゃんがなにをしているのか話してくれます。

 ふ、二人とも……

 私は二人の気持ちが嬉しくて涙が出そうになります。

「すずかちゃんの発明ってどんなの?」

 私が尋ねると、アリサちゃんはニヤリと笑います。

「よく聞いたわね。すずか」

「うん、アリサちゃん」

 すずかちゃんがボタンを押すと、部屋が暗くなります。

 そして一角にあったモニターが付きます。

「見なさい! これぞすずか渾身の発明、『バトルジャケット』!」

 画面にケープとメカニカルなパーツが付いたチャイナドレス風の服を着たアリサちゃんが映りました。

 バトルジャケット?

「ようするに、科学的にバリアジャケットを再現してみたのなの。着替える手間があるのと稼働時間に制限がある以外、ほぼバリアジャケットそのものだよ。おかげで魔法が使えない恭也さんやアリサちゃんも装備できるんだ」

 とすずかちゃんが説明してくれます。

「さらに一緒に作られたデバイスに関してもスゴいわよ。私と恭也さん用に特別性なんだから」

 と、画面にたくさんの装備が出てきます。

「す、すずかちゃんスゴいね……」

 私は開いた口が閉まりません。短期間でこんなに……

「一番苦労したのは、コンバーターやコンデンサーの小型高性能化かな? これは……」

 そこから延々とすずかちゃんが技術的な説明を始めます。

 まったくわからない話にチラッとアリサちゃんとはやてちゃんを見ればすでに達観した目にああ、いつものことなんだと理解しました。

 すずかちゃんにこういう面もあったんだね……









 そして、一通りの解説が終わりました。

「そうだ、ちゃんとなのはの分もあるよ?」

「えっ?」

 とアリサちゃんが奥に行って白いジャケットを持ってきました。

「はやてちゃんから貰ったデータを基に作ってみたんだどうかな?」

 私はジャケットを受け取ります。

 デザインは基本的には私のエクシードモードですが細部が違います。

 私のジャケット……不思議なことにレイジングハートの時みたいな恐怖は感じません。

 むしろ、アリサちゃんとすずかちゃんの思いが嬉しくて、胸が暖かくなりました。

「ありがとうすずかちゃん、アリサちゃん」

 私はギュッとジャケットを抱きしめました。








「でも、これ質量兵器に入るんじゃ?」

 ふと、外部から魔力を供給するとはいえギリギリな気が……

 ぽんとすずかちゃんが肩を叩きます。

「なのはちゃん、管理局はもうないんだよ?」

 わー、すずかちゃんくろーい。












ユーノside

 へとへとボロボロの状態で僕は自分に割り当てられた部屋に向かう。

 はあ、今日は師匠一段と厳しかったよ。

 まあ、あんな発言聞いて兄としては黙ってられないんだろうけど……

 ドアを開ける。

「ユーノくんおかえりー。わわ、ぼろぼろだね」

 と、なのはが出迎えてくれて、あれ?

「なのは、その服……」

 なのはのバリアジャケット……

 僕の問いになのはは笑う。

「にゃはは、すずかちゃんとアリサちゃんが用意してくれたんだ」

 となのはは軽くスカートを持ち上げる。

「大丈夫、なの?」

 無理してないか心配で僕は問いかけるけど、

「うん、最初はレイジングハートみたいになりそうで不安だったけど」

 くるんとなのはが回る。

「すずかちゃんやアリサちゃんの気持ちが嬉しくてそんなことなかったよ」

 となのはが笑う。その顔は、全然影のない綺麗な笑顔だった。

「ユーノくん」

 とんとなのはが抱きついてくる。

「あのね、頑張るよ。ユーノくんが頑張ってるみたいに私も頑張るから」

 強い決意の顔を見せるなのは。それを見て僕は苦笑する。

 やっぱりなのはは強いな。









 ベッドに僕は倒れ込む。

「お兄ちゃんってそんなに厳しいの?」

 と着替えながらなのはが問いかけるのに頷く。

「うん、師匠はかなり厳しいよ。たぶんなのはよりもかな?」

 ふと、元教導官のなのはと恭也師匠、兄弟だけに人に教える才能が遺伝しているんじゃないかと思った。

「そっか、なら……」

 なのはが僕の背中に乗る。

「たっぷりマッサージしてあげるね」

 楽しそうななのはの声。

 えっ? いや流石に今日はもう動けないと、なのはを止めようとして、ぐっぐっと肩甲骨の辺りに圧力を感じる。

「わっ、思ったより凝ってるね。んしょ、んしょ」

 となのはが丹念に凝りを揉みほぐしてくれる。

 あ、よかった。普通にマッサージだった。

 安心して体から力を抜く。

「なにか期待してたのかなあ?」

 なのはが猫なで声で聞いてくる。

「……ノーコメントで」

 それだけ返して、穏やかな気持ちよさに身を委ねる。

 はあ、このまま寝ちゃってもいいかなあ?

「ユーノくん、ちょっと仰向けになって」

 仰向け? なんとなくマッサージって背中からやるってイメージあったけど仰向けもあるんだ。

 僕はごろっと仰向けになる。すると、なのははポンポンと僕のお腹を叩いてきた。

「今まで気にしてなかったけど、そっか、お兄ちゃんに鍛えてもらってたから腹筋が硬くなったんだね」

 となのはが感心する。あはは、面と言われると恥ずかしいな。

「それに……ここもやっぱりマッサージ必要だったんだね」

 まるで獲物を見つけた雌豹のような声でなのはが笑って……んっ?

 股間に圧力がかかる。

「な、なのは?!」

 見ればなのはが僕の股間に頬摺りしていた。

「大丈夫、私に任せてね」

 カチャカチャとなのははベルトを外してファスナーを下ろしてしまう。

 そして、トランクスもずり下げられ、大きくなった僕の愚息が飛び出す。

「わあ、元気」

 なのはは嬉しそうに僕の愚息にその綺麗な指を絡める。

「ちょっと待ってねユーノくん」

 ちょんとキスをしてからなのはは着替えたばかりの服をたくしあげると、その豊満な胸を露わにする。

「すずかちゃんやフェイトちゃんほどはないけど……」

 そう呟きながら、なのはは僕の愚息を胸で挟んでしまった。

「ちゃんと挟めたよユーノくん」

 となのはは笑いながら上下に動いて僕のを刺激する。

「うあ、や、やわらかい……」

 話では実はあまり気持ちいいものじゃないって聞いたけど、そんなことなかった。

 なのはにそれをしてもらってるのが嬉しくて気持ちいい。

「んー、ユーノくん暴れないで。うまく挟めないよ」

「そ、そんなこと言われても……」

 流石にそこは制御できないから……

 そしたらなのはは、

「むー、えい!」

 間から飛び出した先っぽをなのはは咥えて吸引してしまった。

「うわ!」

「はむ、ぷぁ、ユーノふんのおひんひん、おいひぃ」

 なのはは舌を絡めて、鈴口を舌でほじって刺激して、その間も胸を動かして……

「ああ、いいよなのは……」

 僕の言葉になのはは嬉しそうに笑う。

 そして、胸で与える圧力に強弱を付けながらも責め立てる速度が上がって、

「うう、なのは、もうだめだ!」

 僕はその刺激に我慢できずに欲望を吐き出した。

「ひゃっ! ユーノくんのだあ……」

 口を離したなのはの顔に勢いよく僕の白濁とした欲望が降りかかる。

 なのははうっとりと口の周りについたのを舐める。

 その淫蕩ななのはの姿に僕のはすぐに力を取り戻す。

 疲れてるはずなのになあ……

「ユーノくんまだ元気だね。それじゃあ続きしよっか」

 と、なのはは背を向けてスカートをたくし上げると、お尻を左右に割った。

 って、え?!

「きょ、今日はこっち使ってみるね」

 恥ずかしそうになのはは真っ赤になる。

「な、なのは、いいの?」

 お、お尻なんてそんな……

「だ、大丈夫だよ。ユーノくんが来るまでにちゃんと綺麗にしたし、広げて待ってたから」

 となのはは僕の目の前でお尻を弄る。

「そ、そうじゃなくて……」

 そっちはその、むりやりされて……

 するとなのはは小さく微笑む。

「大丈夫だよユーノくん。私、全部でユーノくんを感じたいの」

 そして、なのははゆっくり腰を下ろす。前じゃなくて後ろに僕のを押し込む。

「だから……気持ちよくなってねユーノくん」

 そして、僕のがなのはのお尻に入りきった。

「んっ、う、動くね」

 ずりゅっとなのはが腰を上下に動かし始める。

「うう、なのはのお尻、すごい……」

 お尻は前とはぜんぜん違った。

 複雑に絡みついてやさしく包む膣と違い、つるつるすべすべの腸壁がきゅっきゅっと締まるのは普通のセックスとは違うアブノーマルな快感だった。

「あああ、やっぱりユーノくんのぜんぜんちがう」

 最初はゆっくり、だんだんとなのはの動きが速くなる。

「きもちいい、きもちいいのお! ユーノくんのすごく気持ちいいのお!」

 泣き叫ぶようになのはは快感を訴える。

 隙間から潤滑油がわりの腸液が漏れて、前から蜜が零れる。

「な、なのは!」

 僕は起きあがって、なのはの腰を掴んで動く。

「きゃ! だ、だめ私がしてあげるの!」

 と、なのはが文句を言うけど、僕は止まれなかった。

 ぎゅっと前に伸ばした手でなのはの胸を揉みしだく。

「あああ、ひああああ!」

 ぎゅうっとなのははベッドのシーツを握りしめる、僕はずんっと今までで一番奥まで付き入れる。

「はっ……あぁっ! ユーノッく……んんっ!!」

 ぶるぶるっとなのはが背筋を震わせて痙攣する。

「ああ、出る!」

 ぎゅうっと噛みちぎらんばかりに絞られたなのはのお尻に僕は本日二度目の絶頂を迎え、どぷどぷとなのはの直腸に精液を吐きだしてしまった。

 そして、ベッドの上に僕たちは倒れ込んだ。





「あのね、明日から私すずかちゃんたちを手伝おうと思うんだ」

 なのはの告白に目を丸くする。

「平気なの? その、武器とか触ったりして」

 僕の心配になのはが笑う。

「にゃはは、少し私も心配だけど……変わりたいから」

 と、なのははさっき僕に見せた強い意志を見せる。

「いつまでも怯えてたりしたくないから、少しずつね」

 そう言って笑うなのは。

 ああ、やっぱりなのはは綺麗だ。

 その笑顔も、その意思も。











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レジスタンスに合流。次回でフェイト救出です。


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