注意! これはとらハ版の『平行世界のなのはさん~ユーノくんの不幸~』で登場した『奴隷ななのはさん』をベースにしたものです。
勢いで作りました。反省も後悔もあります。それとご都合主義です。
12/19題名変更
なんとなく自分でもタイトル詐欺な気がしたので……
2/3第四話修正
後半だいぶ変わりました。
4/3第八話差し替え
とりあえず、ごちゃ混ぜは止めようと思って。
4/12題名またも変更
なのはよりもユーノが主人公だからこっちか? と思いなおしたので。何度もすいません。
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かつて、時空管理局と呼ばれる組織があった。そう、あった。
だが今は存在しない。JS事件で疲弊したところを敵対組織に突かれ、敗北しその誇りは地に落とされ、消滅した。
そして、敗者となった彼女、高町なのはに待っていたのは残酷な運命だった。
「や! やめて! あ! いやぁ!」
ずんずんと前後から犯され、私は悲鳴を上げて逃げようとするけど、非力な女の力では私を犯す屈強な肉体を持つ男たちにはかなわない。
「へへ、彼のエースオブエースもこうなっちまったらなあ……」
ぐにゃっと乱暴に胸を掴まれる。
「痛! やあ、いやあ!」
泣き叫ぶ私。だけど、そんなんで誰も助けてくれない。ただ、私の膣とお尻に杭のような男根をあらん限りの力で打ち込む。
「おいおい、あんまり乱暴にするなよ? 大切な売り物なんだからな」
そばで見ていた私の管理を担当する男がつまらなさそうに男たちに釘を刺す。私を人間と見てない、ただのものとしか扱わないその冷たい声。
「へへ、そんなこと言われてもなあ」
無遠慮に前から私の膣に己の肉棒をねじ込んいた男が笑う。
「こんな極上の……しかもあのエースオブエースを犯れるんだから、我慢できませんよ」
後ろに立ち私の肛門を抉る男が思いっきり私の中に突き立てる。
大切にしていた純潔は奪われ……男を喜ばすためにありとあらゆる性技をその身に叩き込まされた。
誰か、誰か助けて……
散々男たちの慰みものにされてから、私は自分に当てられた部屋の片隅で膝を抱えながら泣いていました。
「フェイトちゃん……はやてちゃん……みんな……」
離れ離れになった仲間たち。みんながどうなったのかは知りません。でも、もし捕まっていたのなら、自分のように禄な目にあってないことは容易に想像がついてしまいました。
そして、私は明日の競売にかけられる。見知らぬ誰かの所有物にされる。
それが誰かは知らないけど、人間を売り買いするような連中なのだから、マシになるなんて有り得ないと予想できてしまう。
「ユーノくん……」
思い出すのは一人の青年。多分私は彼のことが好きだったと振り返る。
だけど、もう彼とは会えない。その現実に私は再び涙を流しました。
夜が明け、私は目隠しをされ口枷を咥えさせられ、部屋から連れ出される。
非合法の奴隷市場で、奴隷の競売が行われる。そこで他の様々な人たちと共に私も売りに出されるのです。
『さあて、本日最大の掘り出し物! 旧時空管理局の教導隊のエース・オブ・エース高町なのはです! 管理局に恨みのある方、または高嶺の花で手が出せなかった方、今がチャンスです! それでは十万からスタート!』
司会の声が響き渡る中、客である男達が次々に私の額を提示する。
「百五十万!」
「元エースオブエースに百六十万!」
目隠しをされ目が見えない私には周りの様子がわかりません。だけど、耳に届く男たちの声、肌に感じる熱気に恐怖以外の何も無かった。
目が見えないからどんな相手かわからない。だけども、誰に買われようが、その先に待つのはきっと地獄なのだろうから。
意味もなく顔を伏せる。私の心は砕けそうでした。
でも……
「二百万!」
聞こえてきた声に、私は顔を上げます。
有り得ない。こんなところに彼がいるなんて有り得ない。でも、だけど……私が彼の声を聞き間違える方が有り得ない!
その声は自分より高い額が提示されればさらに額を釣り上げた。そして、
『他にいませんね? では、彼が彼女の新しいご主人様です』
そして、競売が終わり、会場の裏で奴隷に受け渡しが行われます。私は目隠しされたままそこに連れていかれました。
「彼女にちゃんとした服を」
彼の要望に奴隷商人は答え、肌でしかわからないけど、上等な服を着せて私は引き渡されます。
「行こう」
そして、彼は私の手を掴んで早足でその場を離れた。
どのくらいたったか、思い浮かぶ疑問の答えを探し続けていた私には非常に長く感じた暗闇の時間は、唐突に終わりました。
「もう大丈夫だよ」
最初に口枷が外され、続いて目隠しが外される。突然視界を支配する光に、私は目を押さえました。
「あっ、ごめん!」
自分が悪いわけでもないのに謝って、慌てて灯りを消す彼。
私は防衛本能が流した涙を拭い、戻り始めた視力で彼を見る。
揺らぐ視界、その中でだんだんはっきりと目が見えていく。
翡翠色の綺麗な瞳、クリーム色の髪。記憶より痩せた印象があるが優しげな面差し。
「ユーノ、くん」
「うん、なのは」
微笑むユーノくん。
確かにユーノくんが目の前にいる。幻なんかじゃない本物の。それを認識し、視界が再び滲む。
今度は防衛反応なんかじゃないない。純粋に喜びの涙を。
「ユーノくん!」
私はユーノくんに抱きついて泣き続けます。ユーノくんは黙って私を抱き締めてくれました。
ようやく泣きやんだ私はユーノくんに並んでベッドに座っています。
「ねえ、ユーノくん。あれからなにがあったの? どこであんな大金……」
「ああ、そうだね、色々話さないとね」
そう言ってユーノくんは話し始めました。
「今の僕はレジスタンスのメンバーなんだ」
「レジスタンス?」
そう、と答えた。
「あの戦いで僕はなんとか逃げ出すことができたんだ。本当はみんなを助けに行きたかったんだけど、逃げるだけで精いっぱいでね。自分の無力さが情けなかったよ」
本当に悔しそうにユーノくんは搾りだします。うん、大丈夫。その気持ちはわかる気がするから。
「何人かの司書や局の人たちと他の世界に逃げることができたけど……そこからスクライア時代の伝手を頼ってなんとか生き延びて、そしたらクロノから連絡があったんだ」
「クロノくん無事なの?!」
よかった。知り合いが他にもまだいるのに安心します。
「うん、本局のXL扱の多くが落とされたけど、クロノの艦は撃沈を免れてね、残存艦を編成し直して辺境で機会をうかがってるんだ」
そうなんだ……
「そこから、かつての管理局のメンバーを集めて地下組織を結成したんだ。今の政権に対抗するためにね。はやてや六課のメンバーも何人かはそこにいる」
「そうなんだ、はやてちゃん無事なんだ……あ、フェイトちゃんは?! ヴィヴィオは?!」
ユーノくんが首を振る。
「残念だけど、彼女たちはまだどこにいるかわからない。他にもスバルを始めに何人かが行方不明になってる」
そんな……
「お金の方は、僕は表向きはスクライアの学者ってことになっててね、カモフラージュとして遺跡発掘をしてるんだ。そしたら、この前もぐった遺跡で伝説の『トクガワの埋蔵金』を見つけてね、それを元手にお金を準備したんだ」
それでもまだ余ってるよとユーノくんは苦笑する。
地球で見つからないって騒がれてたけど、次元世界にあったんだ徳川の埋蔵金。そりゃあ見つからないわけだね……
変なところで私は感心してしまいました。
「それと、これ」
そしてユーノくんがポケットから取りだしたものは……
「レイジング、ハート」
きらっと待機状態のレイジングハートが光る。
『お久しぶりですマスター』
「撤退時にたまたまティアナが回収したんだ。ずっとなのはのことを心配してたよ」
そっか。無事でよかった。
はいっとユーノくんがレイジングハートを差し出してきたので受け取ろうとして……手が震えてました。
あ、あれ、なんで、手が……
「なのは?」
ユーノくんが心配そうに声をかけてきますが、私は大丈夫です。
なんとか苦労しながらレイジングハートを受け取ります。が、ぽろっとレイジングハートを落としてしまいました。
慌てて拾おうとしますが、うまく取れません。
お、おかしいな。手が震えてう、うまくもてない。あれ、視界がなんか滲んで……
「なのは!」
ユーノくんが私の肩に手を掴みます。
「無理しないで、無理しなくていいんだよなのは」
ユーノくんが静かに私に言い聞かせます。
私が頷くとユーノくんがレイジングハートを拾ってくれました。
「ごめんねレイジングハート」
ユーノくんの手にあるレイジングハートに謝ります。
『お気になさらず』
レイジングハートがそう言うけど、長い間パートナーだったのにあんな……
そして、私はベッドに座り込みます。
「だめ、なんだ」
ぽつっと私は答えます。
「レイジングハートを取ろうとしたら、負けたこととか、いろんなこと思いだしそうになって……怖くてしかたなくて……」
ぎゅっと拳を握ってしまい、ぽつぽつと涙が零れる。ユーノくんは黙って私の肩に手を回します。
それだけで少しだけ心が軽くなりました。ありがとうユーノくん。
「ごめんね。だから、しばらくはユーノくんが預かっててもらえるかな?」
「うん、わかった。今日はもう休もう。なのはも疲れてるよね」
ユーノくんはそう言って身体を離します。
「じゃあ、僕は隣の部屋にいるから。あ、一応鍵は渡しておくね」
それだけ言ってユーノくんは部屋を出ました。
私はベッドにもぐります。今まで粗末なマットだっただけに、その柔らかい感触が嬉しいけど……
「ユーノくん……」
さっきまでそばにあったユーノくんの温かさがない、私はそれが無性に寂しくて仕方なかくなりました。
そして、同時に私は思いました。思ってしまいました。
今の戦えない役立たずの私が、ユーノくんのそばにいられるのかって。
そう考えた瞬間、私はそばにあった鍵を取っていました。
ユーノside
僕はもぞもぞと下半身から感じる違和感に目を覚ます。
(なんだろう、気持ちいい……)
暖かく包まれるような気持ちよさに背筋が震える。
なんなのかよくわからない。ああ、でも、この心地よさをもう少し味わっていたい……
だけど、ゆっくりと意識が微睡みから浮き上がる。と、ともに五感もはっきりとしてくる。
−−ちゅっ、くちゅ、ピチャッ、ちゅっ、チュ−−
耳に何かを舐める音が届く。そして、ゆっくり目を開けば、そこに僕のを熱心にしゃぶる、生まれたままの姿のなのはがいた。
「な、なのは?」
なのはが顔を上げると口を離して笑う。
「おはようございますご主人様。気持ちいいですか??」
「え? あ、うん……」
僕の返答になのはは嬉しそうに笑う。って、ご主人様?!
突然のことに理解が追いつかない。
「よかった。じゃあ」
そして、再び僕のを口にくわえた。暖かく、ぬめりとした感触に包まれる感覚に僕は震える。
「な、なのは……なんで」
僕の問いになのはは答えずに、一気に奥まで飲み込み、すぐ口から離れそうなほどの勢いでディープスロートを始める。
それだけじゃない。舌先が先をえぐるように蠢き、竿へまとわりつくように絡まる。
男の弱点を攻めるようななのはの動きにベッドをかきむしって耐える。
だけど、こういったことに耐え性がない僕の我慢はあっという間に限界を迎えた。
「うああ、出る。出ちゃうよなのは」
僕の悲鳴になのはは今までで一番深く、根元までくわえる。
そして、喉奥にキュッと締め付けられて、僕は一も二もなく果てた。
「も……出るっ、出ちゃう!」
なのはの口に吐き出される僕の欲望。
「な、なのは、く、口離して……」
だけど、なのはは無視して僕のを深くくわえたまま、僕の出す白濁の欲望を音を立てて飲み込む。
舌を使って裏筋を刺激し、さらに射精を促す。
そして、僕が出すものを出し尽くすと、チュルッと尿道に残ったものまで吸い出して、口を離した。
「んっ、すっごい濃い……どうでしたかご主人様?」
口元に残った残滓を指でいじりながらなのはが問いかける。
「その、すごく、気持ちよかった……」
虚脱感に包まれながらなんとか答える。
「よかった。じゃあ……」
なのはは艶然と笑うと僕のをしごく。出したばかりで敏感なそこへの刺激に震える。
「ふふ、まだ元気」
そして、再び反り返るくらい元気になったそれを、なのはは手で固定して、僕を跨ぐ。
くちゃっと熱い粘膜が先に触れた瞬間、僕は動いた。
「なのは!」
なのはの肩を掴んで押し返し、立場を逆転する。
「きゃ!」
悲鳴を上げるなのは。
「なのは……一体何してるの?」
「な、何って、ご主人様へのご奉仕……」
「なのは、ふざけてるの? 僕はそんなつもりで君を助けようとしたわけじゃないよ?」
確かに、なのはとそんな関係になりたいって思ったことはある。
だけど、こんなのは違う。僕の気持ちを無視して、こんな……
その時、気づいた。なのはの肩が震えてることに。
「だって……今の私はこんなことしかできない」
ぽつっとなのはが呟く。
「戦うことも飛ぶこともできないから……ユーノくんが助けてくれたのに、なのに、なにもできないから、だから……」
ポロポロと涙をこぼしながらなのはは独白する。
なのはがそんなこと考えてたなんて……
僕は黙ってなのはを抱きしめた。
「ユーノくん?」
「なのは、僕たちが出会った時のこと覚えてる?」
僕の問いに戸惑いながらもなのはは頷く。
「僕が無茶してボロボロになってたところをなのはが助けてくれたよね?」
「うん、フェレットさんがしゃべった時は、すごくびっくりしたよ」
懐かしいなとお互いに笑う。
「いろんなことがあったよね」
「うん」
いろんなことを思い出す。一人でなんとかしようとして返り討ちにあった僕。
なのはに助けられて、なのはにジュエルシード集めを手伝ってもらったこと。
フェイトとの出会い、クロノたちに会って、はやてやヴォルケンリッターに出会い……たくさんのことがあった。
「なのはと出会わなかったら、今の僕はいなかった」
「私も、みんなと出会わなかった」
そして、僕は意を決する。
「だから、僕にとってなのはは大切なんだ。たぶん自分より」
えっとなのはが驚いたように僕を見る。
「その、いきなりだけど……ぼ、僕とこれからもずっと一緒に居てくれないかな?」
僕の言葉になのはは少しの間、じっと僕の顔を見つめる。そして、
「ほ、本当にいきなりだけど……ユーノくん、私なんかでいいの?」
「なんかじゃないよ。なのはじゃないと嫌なんだ」
「私、汚されちゃったんだよ?」
「そんなのどうでもいいんだ。僕は……なのはが欲しいんだ」
そこまで言って、なのはは俯いて泣き出した。
「ありがとうユーノくん……ありがとう」
僕はその背中を撫で続けた。
そして、なのはは泣き止むと顔を上げて、そっと目を瞑る。
僕にだってそれがなにを意味するのかわかっている。
僕はそっと顔を近づけてなのはの唇に自分のを重ねる。想像するしかなかったなのはの唇は思ってたよりもずっと柔らかい。
少し経って口を離す。
「レモンの味って言うけどそうじゃないんだね」
もっと暖かくて幸せな味だった。少し、苦い味がしたけど気にしない。
僕の感想になのはがうなだれる。
えっ? どうして?
「ご、ごめんね。わ、私、口濯いでくるね」
ああ、やっぱり気にさせちゃった。どうしようかなって簡単だったね。
「なのは」
僕は腰を上げるなのはの顔を両手で挟んで、再び唇を奪う。
それだけじゃない。今度は舌を入れて彼女の口の中を舐めまわす。なのはが目を丸くして驚くのがなんか嬉しい。
大丈夫だよ。そんなことどうでもいいよって教えたくて。
散々なのはの咥内を舐めしゃぶってから唇を離すと、つっと舌と舌の間に唾でできた銀色の橋がかかって、プツンと切れた。
「なのはの口に僕の匂い付けられたかな?」
「あう、ユーノくん」
物欲しそうな顔から一気に真っ赤になってもじもじするなのは。
その様子がかわいくてつい苦笑を浮かべてしまう。
欲しいな。
ふと、そんなことを思ってしまい、ちょっと見ると僕の愚息も固く反り返って、先走りが溢れていた。自分の正直な反応に苦笑してしまう。
「あのさ、なのは。いいかな?」
えっ? となのはは顔を上げる。
「その、さっきは拒絶しちゃったけど……なのはと、したい」
僕の言葉になのはは一瞬きょとんとしてから、柔らかく微笑んだ。
「あ、うん……いいよユーノくん」
僕がなのはをベッドに押し倒すとなのはは自分から足を開いて、両手を差し伸べる。
その姿に僕の愚息が硬度を増す。
なのはとついに……
手を伸ばしてそこに触れる。くちゃっと瑞々しい音が立つ。
「あ、んっ」
入り口の陰唇を探るように弄って、指を中に。
そこは指先が溶けそうなくらい熱くて、きゅっと僕の指先をくわえ込む。
前後に動かしたり、軽くかいたりと色々と試してみる。
「あ、ふあ、ユーノくんの、指、気持ちいいよ」
なのはがとろんとした顔で笑う。
とろとろのそこに僕は大丈夫かなと判断した。よ、よし。
「い、いくよなのは」
僕は指を抜くと、丸見えとなっているなのはの秘所、きれいなピンク色を保つ膣の中へゆっくりと深く勃起したモノを挿し入れていく。
「あっ、あっ、ユーノくんのが入ってくる」
なのはが息を漏らすように呟く。
「くぁ、なのはの中、暖かくてにゅるにゅるって絡みついて、気持ちいい!」
そして、腰を推し進めていって、こつっと奥まで届く。大きすぎず小さすぎずちょうどピースがはまるように。
なんだ、ぴったりだったんだ。僕らはこんなに……
「ユーノくん……」
なのはが涙をこぼす。
「ど、どうしたのなのは?」
なのは、なんで泣いてるの? 僕なにか失敗した?
でも、そうじゃなかった。
「本当は、初めてがよかった……ユーノくんとが初めてがよかったの……」
ああ、そうなんだ。そういう風に僕を思ってくれてたんだ。
なのはの気持ちが嬉しくて、僕はなのはが泣き止むまで抱きしめた。
「ごめんね、何度も……にゃはは、私泣き虫になっちゃったかな」
「いいんだよなのは。泣きたかったら泣けば」
なのはが目尻を拭って笑う。
「うん、いいよユーノくん……動いて」
「うん……」
正直我慢の限界に達しそうだったからなのはの申し出は嬉しい。
ゆっくり腰を動かし始める。
「うあ、なのは」
「中で擦れて……ユーノ、くん」
気持ちいい。すごく気持ちいい。だけどそれ以上に嬉しい。
今、僕はなのはと……
だんだんと腰の動きが早くなる。湿った肉がぶつかる音が部屋に響く。
「なのは、なのはあ!」
にゅるって絡みついて熱くて溶けてしまいそうで、なのはのそこはすごく気持ちいい。
今までこんな快感は味わったことがなかった。
「気持ちいい……気持ちいいよユーノくん!」
なのはがしがみつきながら矯声を上げる。
「ほんと? なのはほんと?」
僕の問いになのはがこくこくと頷く。
「あ……ふあ! 初めて、こんなの初めてなの!!」
嬉しいな。
技術もなにもない、ただがむしゃらに僕はなのはの中を貪るそれでも、なのはが気持ちよくなってくれる。
「ユーノ、くん、キス、して、ぎゅっとして!」
「うん、うんなのは!」
腰を動かしながらも、なのはの口を奪いしがみ付く。
なのはの中から溢れ出す愛液が絡みついて、卑猥な水音が鳴り響く。
「やぁっ!きもちいい! きもちよすぎてお、おかしくっ、おかしくなっちゃうよお!」
「なっていいよ、おかしくなってもずっと僕がいるから!!」
それでなのはが今までのことを忘れるなら……
ズンズンと絡むなのはの中に僕の射精への欲求が高まる。
「だめえ、もうイク、イッちゃうう!」
「いいよなのは、僕ももうだから!」
なのはの腰を抱えて下から突き上げるように腰を振る。
「一緒に、いっしょにい!」
「うん、一緒にいこうなのは!」
なのはと一緒に高みまで昇りたくずんとなのはの最奥を抉る。
「にゃあっ!? ぁ、あ!! ふあぁぁぁぁぁぁっ!!」
なのはが再び強く強くしがみつく。
身体はビクビクと震え、顔はだらしなく弛緩する。
そしてあそこがきゅうっと奥に誘うように今までで一番締まる。
「で、出る、出るよなのは!」
そして、出る瞬間に引き抜こうとして、
「ダメ!」
なのはが僕の腰に足を回して逃げられないようにしてしまう。
「うあ、な、なのは出る!」
そのまま、僕はなのはの中に欲望の全てを解き放った。
途端になのはの中が痙攣したように震えて、僕のを一滴残らず搾りとるように動き、僕も、何度もなのはの中に精を注いだ。
「幸せだよ、幸せだよおユーノくん」
「うん僕も幸せだな。でも、中でよかったの?」
僕の問いになのはは頷く。
「うん、ユーノくんのでいっぱいで私凄く幸せだから」
なのはの笑みに惹きつけられて、余韻に浸りながら僕らはキスを交わす。
「これからもよろしくね、私だけのご主人様」
「あ、うん……」
まあ、いいかな。こんな関係からのスタートも……
僕は小さく苦笑して、なのはが身体を起こす。
「というわけで、第二ラウンドゴー!」
「え? な、なのはもう少しま……」
と、なのはは僕の身体を跨ぐと、硬度を失った僕の愚息を……
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勢いで作った。反省も後悔もある。
えっちいシーンに関しては……正直五十点もいかないと自分でも思ってる。
コメントお待ちしております。