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No.24192の一覧
[0] もしも行人が大学生だったら(ながされて藍蘭島再構成?) [森林 樹](2010/12/26 02:20)
[1] ながされて[森林 樹](2010/11/09 20:00)
[2] せまられて1[森林 樹](2010/11/09 20:01)
[3] せまられて2[森林 樹](2010/11/09 23:26)
[4] おいかけられて[森林 樹](2010/11/10 09:36)
[6] 日が暮れて[森林 樹](2010/11/13 00:33)
[10] キレちゃって[森林 樹](2010/11/15 19:29)
[11] しゃべっちゃって[森林 樹](2010/11/17 11:47)
[12] たべちゃって[森林 樹](2010/11/19 23:19)
[13] たべちゃって番外編 のぞいちゃって[森林 樹](2010/11/20 20:51)
[14] 朝がきて[森林 樹](2010/11/22 10:10)
[15] まねかれて1[森林 樹](2010/11/26 21:26)
[16] まねかれて2[森林 樹](2010/11/29 22:13)
[17] 夜が明けて[森林 樹](2010/12/04 17:18)
[18] 温泉宿で[森林 樹](2010/12/07 01:37)
[19] 稽古をはじめて[森林 樹](2010/12/21 01:03)
[22] 登場人物設定(ネタばれ注意)12月6日新項目追加[森林 樹](2010/12/06 20:41)
[23] いろいろランキング(物語進行ごとに変化あり)[森林 樹](2010/12/04 18:00)
[24] PV20万記念 外伝 美咲ちゃんの独白[森林 樹](2010/12/08 16:06)
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[24192] 朝がきて
Name: 森林 樹◆dff00a94 ID:66f9b4ab 前を表示する / 次を表示する
Date: 2010/11/22 10:10
※はじめに、今回は短いうえに18禁ではありません。
 あしからず。



Sideりん

鳥の囀りの音で目が覚める。今日も朝が来たようだ。

「ふあぁぁぁ~。」

大きくあくびをする。結局あまり寝むれなかった。
昨日のまちの姉御の話。旦那との情事の話が頭から離れなかったからだ。
アタイは確かにお嫁さんにあこがれてたけど、旦那に抱かれる覚悟みたいなものはまだない。
だから、あやねが旦那を夜這いすると言った時、すごいと思った。
あやねは、自分が姉御の話のように、旦那に乱暴に抱かれるのを覚悟してた・・・と思う。
アタイなんか、もし自分が旦那とそんなことになったらと思うと・・・なんだか怖いし、何より恥ずかしい。
夜の布団で、姉御の話に自分をあてはめて色々と想像した。
想像しただけで身もだえして顔が爆発しそうになる。考えただけでこんなに恥ずかしいんだ。
こんなアタイだ。実際やるとなったら、旦那とまともに話すらできねぇはず。
それに比べてあやねは、どうだ?
話を聞いたその場で、今晩旦那に抱かれて見せると言いやがった。
今頃あいつは旦那に抱かれているのかな?姉御みたいになってんのか?
そんなことを思うと、なかなか寝付けなかった。

「・・・っと、いけねぇ。」

そうだ、起きたのにぼーっとしてるわけにはいかねぇ。
家の食事は全部アタイが取り仕切ってる。
もちろん朝食の準備は全部アタイの仕事だ。
さっさと作り始めねぇと、兄貴達に怒られる。
急いで着替えると厨房に向かった。
今日は何にするかな、味噌汁は作るとして、米炊いて、焼き魚と・・・
食材何が残ってたっけ?
いつも野菜やらを入れている籠を見る。
そこには一昨日に山に行った時に採った山菜がいろいろ入ってた。
ああ、そぅそう、こいつらがまだ残ってたんだ。
そうだ!今日は旦那の家を造る作業だからみんなには頑張ってもらわねぇと!
なら朝から張り切って豪勢にいくか!
丁度マツタケもあるしマツタケご飯や土瓶蒸しでも・・・
ん?マツタケ・・・?

(行人様の男根は大きくて、太くて、長くて、形はマツタケみたいで・・・)

あねごが惚気ながら旦那の、その、あれについて話していた光景を思い出す。
マツタケ、旦那のはこんな形で・・・・ぶふぅぅうううううう!?

『おーい、りんー?今日の飯なんだー?ってうぉわあ!?』

「どうしたとげっぴ・・・って、うわーー!?どうしたりん!?しっかりしろー!!」

マ、マツ、タケ・・・・旦那の・・・うへ、うへへへへへへ・・・・


第8話 朝がきて


Sideあやね

昨晩はもの凄い一夜だった。
行人様との濃厚な、情事をすごした夜。
初めてが布団の上じゃなく、屋外だったのは想定外だったけど。
それでも忘れられない思い出の一夜になったわ。
何度も失禁したのは恥ずかしかったけど、それも思い出を彩るすぱいすになるでしょ。
今は漏らしたことは気にしてない。
実際、始めは恥ずかしかったけど何度も繰り返すうちに気持ちよさだけが残ってどうでもよくなった。
乱暴に扱われて嬉しく感じるなんて、お姉さまに聞いた時ははっきり言って嘘だと思ってた。
嘘じゃないにしても、言いすぎじゃないかと思ってた。
でも行為の最中、実際に彼に乱暴に扱われて、体中を蹂躙されて嬉しいと思う自分。
喜んでいる自分がいるのに気づいた。
私を見ながら嗜虐的な表情をする彼に、その時本当の意味で惚れていた。
お姉さまの言っていた通りだった。
何度も彼に体を求められ、いじめられ、その度に何度も絶頂を迎えた。
行為が終わり気絶する私を、彼は優しくお風呂で洗ってくれた。
これが幸福以外のなんだというのか。
私は今、最高に気分がよかった。

「・・・ひにゃ~~~~~!?」

そんな私の至福の時を邪魔するすずの悲鳴。
何、こんな朝からあんな悲鳴あげるなんて、またおねしょでもしたの?
行人様はすずを心配してか私を置いて浴場から出ていってしまった。
私も体を拭いてから追う。
そこではやはりおねしょをしたかのようなすずがいた。

「ふにゃ~~~~・・・・」

なぜか私の顔を見ると気絶してしまう。なんで?
行人様がすずを起こそうとするけど、反応しない。
この様子じゃしばらく起きないわね。しかたない・・・

「行人様、今から朝食を作るのでちょっと待っててくださいね?」

「えっ、大丈夫なのか?さっきまであんなにくたくただったじゃないか。
 無理するなよ。」

「大丈夫よ。おいしいの作るから期待しててね?」

「俺も何か手伝おうか?」

「駄目よ。男子厨房に立たずって言うでしょ?
 いい女は男に台所で働かせはしないものよ。」

「そうか、じゃあ頼もうかな。」

厨房に入る私。それを頬を掻きながら見つめる行人様。
うふふふふふふふ、今の私ってすんごく妻っぽくない?
夫のためにご飯を作るなんて、ああ、これが妻と言わずしてなんと言おうか!
さしずめあそこで気絶してるすずは私たちの子供ってところかしら?
朝から意味不明に気絶してるところなんて、手のかかる子供そのものじゃない。
今この家の中は三人家族の形ができている。
ふふ、そう思うと普段憎たらしいすずも可愛く思えるんだから不思議。
気分もいいし、夫と子供のためにも、おいしいものを作ろう!

「ぷー!」

「あらごめんなさい、とんかつ。
 そうよね、あなたもいるんだから四人家族よね。」


side行人

昨夜は、調子に乗ってあやねを犯してしまった。
一昨日のまちに続いて、二日連続で女の子を抱いたことになる。
一体どうしたんだ俺?俺ってこんなに節操無しだったか?
しかもあやねに関しては向こうから抱いてくれと言ってきたものの、
実質二人ともほぼ無理やりなやり方で犯したようなものだ。
自分があんなに性交時に凶暴になるとは思ってなかった。
二人とも乱暴に扱われても嬉しいと言ってくれたのが救いか。
そのかわり、行為に及んだ以上、二人は俺の妻として考えようと思ってる。
まぁこの島では一夫多妻もOKだろうけど、こういう場合夫婦ってどうするんだろうか?
わからん。こんど婆さんに相談してみようか。
問題は俺の性欲だ。まちを抱いてからというものなんだか強くなってきている。
いや、この島に来てからか?
確かにこの島は女の子だらけだし、健全な男にとって誘惑だらけだ。
でもそれだけじゃなく、性欲が高ぶった時に以前よりもムラムラが強くなってるというか。
このままじゃ、いずれまちとあやね以外にも手を出すかもしれない。
SEXの気持ちよさを覚えたせいか、それともこの島の環境のせいか。
この島は動物も植物も結構変なものであふれている。
もしかして食べ物に関係しているのかもしれない。
いくら考えても答えは出てこなかった。

「行人様ー。お待たせしましたー。」

朝食ができたらしい。あやねが俺に知らせる声がする。
今は、考えるのは止そう。
せっかくあやねが作ってくれてるんだし、料理に集中しようか。


sideお婆

朝の暖かい光を浴びながら縁側で茶を飲む。

「ふぃー。」

口から安堵の息がもれる。
今考えていることは、この島に先日流れ着いた少年、行人殿のことだった。
始めは嫁を決めるために鬼ごっこ大会まで開いた。
でもあやつは嫁を決めようとせずに結局誰とも結婚せなんだ。
これだけ器量のいい女子を好きに選び放題なのに、手を出そうとしない。
もしや種なしか?と疑ったりもした。
あの年頃なんて、性欲が最も強い年頃でもあるじゃろうに。
じゃがそんな考えは杞憂じゃった。
大会の次の日、まちが彼を落とそうと誘惑したらしい。
行人殿には媚薬効果のある薬を飲むようにしむけたしもしかしたらとも思っていた。
結果は成功、ただし成功しすぎてまちは寝込んだが・・・
種なしなんてとんでもない。
話を聞けば十数回とまちを犯し、精をはいたというではないか。
これはいける、と確信した。近いうちに人間の赤子を再び見ることができる。
ククク、今から産婆としての血が騒ぐのぉ。
昨夜あたり、もしかしたらすずも襲われとるかものぅ。

『いや、彼はすずには手を出してないよ。』

ニヤニヤしているといつのまにか隣にからあげがおった。
こやつはすずの家の隣に住む鶏のからあげ。
こんな小さななりしてるが島最強と呼ばれる西の主じゃ。
しかし、いつもおまえさんは気配なくどっかから出てくるのぉ。

『特に驚かすつもりはないんだけどね・・・』

「で、すずは抱かんかったか・・・。
 さすがに二日連続はもたんかの?」

『いや、そうじゃなくてね。
 彼は昨日はあやねを抱いていたよ。』

「何!?あやね!?・・・姉妹揃ってか。
 まぁ神社にはこの島でも優先して跡継ぎが必要じゃからな。
 好都合といえばそうなんじゃが。」

『しかし彼も凄いよね。行為の時と普段のギャップがさ・・・
 普段の好青年ぶりから豹変してもの凄いやんちゃになるんだから。』

「お主も若い時はやんちゃだっただろうに・・・」

『・・・うっ。』

「しかしあやねかぁ・・・ワシ的には男ならすずの方が抱きたい体しとると思うんじゃが。」

『なんか年齢が彼にとって問題らしいよ?
 この間なんか13歳以下がどうとかうねってたし・・・』

「13歳以下?そういえばすずは今13だったか。
 外の世界では13歳は問題があるのか?」

『さて、どうなんだろうねぇ。』




sideちかげ

上手く行人さんが私を抱きたくなるにはどうすればいいでしょうか?
私はまちさんやあやねさんのように夜這いをかけるようなキャラじゃありませんし。
昨夜の出来事を思い出す。
行人さんに乱暴に抱かれるあやねさん。私は彼女がうらやましかった。
私もあんな風にされてみたいですの。殿方にあんな風にされるのは気持ちいいのでしょうか?
非常に興味をそそられますの。
でも自分で直接に抱いてと彼に言うのは、私としては違う気がしますし・・・
なんとかして彼側から私を抱きたいと思うようにしむければいいのですけど。
なかなかいい案が思いつきませんの。
物思いにふけりながら朝の浜辺を散歩していると何か白いものが落ちているのを見つけましたの。
何だろうと思い近づいてみると、それは白い蓋つきの壺でした。
はて、これはいったい・・・?
何に使うものかわかりませんが、おそらく外界から流れ着いたもの。
・・・そうだ!彼に聞いてみましょう!
ついでにお家に集めた今までの漂着物これくしょんも見て教えてもらいましょう。
そしてそれを口実に家に呼び出して・・・・

「うふふふふふふふふ、これはいけますの!!」

私は漂着物を抱えて、作戦の細部を練るためにお家に戻りました。


Sideまち

昨日、あやねが行人様を夜這いすると言い家を出た。
あれからあやねは帰っていない。私同様すずの家に泊まったのだろう。
つまり、あやねも彼に抱かれたということ。

「よかったわね、あやね・・・」

幸せそうにしているあの子の姿を思い浮かばせる。
おそらく抱かれることができたなら、あの子は今、幸福感でいっぱいだろう。
でも姉として譲ってやるのはここまで。
行人様の正妻はあくまで私であり、つまりは行人様の正当な所有権は私にある。
彼の寵愛を最優先で得ていいのは私だけ。
でも私はあまり体力がない。
だから行人様のあれだけの愛を毎日受けるのはたぶん体がもたない。
妻としてふがいないとは思うけど・・・
だから他にも妻を取ることを、女を抱くことも仕方なしと思う。
島の他の女の子たちがみんな、寵愛をうける幸福を知らず人生を終えるのも可哀そうだし。
ただし、それは私が抱かれることが出来ない時だけの話。
その間、行人様を退屈させないためのものでしかないわ。
言うなれば間女・・・とでもいったところかしら?
部をわきまえずに私の分まで寵愛をうけようとする輩は、お仕置きするけど。
うふふふふ。



sideすず

なんかいいにおいがする。
私が目を覚ますと、布団が片付けられていた。
行人さんとあやね、とんかつが朝ごはんを食べている。

「起きたかい、すず?」

「おはよう、ご飯できてるわよ。
 食べる前に顔洗って来なさいね。」

「ぷー。」

「うん、わかった。」

言われたとおり顔を洗いに行く。
洗うとさっぱりした。あれ?そういえばなんであやねが家にいるだろう。
それに家で朝ご飯食べてんだろう?

「ねぇ、なんであやねが家で朝ご飯食べてんの?」

「なんでって、あんたが気絶したから代わりに作ってからでしょ?
 あんたは大盛りでいいんだっけ、はい。」

「あ、ありがとう。」

なんか、私が気絶しちゃってたから、かわりに全員の朝ご飯を作ってくれてたらしい。
私の分までご飯をよそってくれるあやね。
ちゃんと大盛りになっている。
なんだろう、今日のあやねちょっと変。
なんだか、優しいような?なんで?
いつもならもっと私に突っかかってくるのに。
特におねしょした、なんていう私をからかう絶好の口実もあるのに。

「いただきます。」

ご飯を一口食べる。口の中に芳醇な香りが広がった。
うにゃ~、いい匂い。

「おいしー。」

朝からマツタケご飯なんて贅沢、久し振りだ。
お膳の上には、他に温かいおみそ汁と焼き魚があった。
すごーい、朝から豪華。
あれ、マツタケ?マツタケ・・・マツタケ・・・えっと、えっと、・・・
なんだっけ?なんか引っかかるんだけど。
理由はわからないけど、ほっぺが熱くなってくるのを感じた。

「ま、まちゅ、まちゅた、け、けけ、ま・・・はふぅ。」

「うわ!?すず!?」

「ちょっと、ちょっと、本当に大丈夫?
 今日のあんた何か変よ?」

「あ、うん、大丈夫。ちょっとくらっとしただけだから。」

「そう、具合悪いなら今日はゆっくりしてなさいね。」

「そうだよ、風邪かもしれないしね。」

「にゃ、ありがとう。あやね、行人さん。」

なんだろう、行人さんは前から優しかったけど、今日は本当にあやねが優しい。
不思議な日もあるんだなー。




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今回は行人が島にきて四日目の朝。
それぞれのキャラの朝の模様の短編です。
指摘があったので追記。
りんの言う兄貴とはとげ太たちのことです。
人間の兄はいません。
ついでに、「」は人間のセリフ。
『』は動物のセリフです。


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