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No.24192の一覧
[0] もしも行人が大学生だったら(ながされて藍蘭島再構成?) [森林 樹](2010/12/26 02:20)
[1] ながされて[森林 樹](2010/11/09 20:00)
[2] せまられて1[森林 樹](2010/11/09 20:01)
[3] せまられて2[森林 樹](2010/11/09 23:26)
[4] おいかけられて[森林 樹](2010/11/10 09:36)
[6] 日が暮れて[森林 樹](2010/11/13 00:33)
[10] キレちゃって[森林 樹](2010/11/15 19:29)
[11] しゃべっちゃって[森林 樹](2010/11/17 11:47)
[12] たべちゃって[森林 樹](2010/11/19 23:19)
[13] たべちゃって番外編 のぞいちゃって[森林 樹](2010/11/20 20:51)
[14] 朝がきて[森林 樹](2010/11/22 10:10)
[15] まねかれて1[森林 樹](2010/11/26 21:26)
[16] まねかれて2[森林 樹](2010/11/29 22:13)
[17] 夜が明けて[森林 樹](2010/12/04 17:18)
[18] 温泉宿で[森林 樹](2010/12/07 01:37)
[19] 稽古をはじめて[森林 樹](2010/12/21 01:03)
[22] 登場人物設定(ネタばれ注意)12月6日新項目追加[森林 樹](2010/12/06 20:41)
[23] いろいろランキング(物語進行ごとに変化あり)[森林 樹](2010/12/04 18:00)
[24] PV20万記念 外伝 美咲ちゃんの独白[森林 樹](2010/12/08 16:06)
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[24192] たべちゃって番外編 のぞいちゃって
Name: 森林 樹◆dff00a94 ID:66f9b4ab 前を表示する / 次を表示する
Date: 2010/11/20 20:51
「ぶ!んぶ!?ごふ!んろ!ぼほ!んぼお!?」

私の視線の先、夜の闇の中ぽっかりと浮かび上がった明かりの中。
そばに置かれた提灯の光に橙色に染まった男女。
男が一物を女の口に無理やり突き込んでいる。
被虐の苦痛に顔を歪める女。
加虐の快楽に口を吊り上げる男。
その光景は、ひどく私の心を引き付け、目を背けることを許さなかった。





第七話番外編 のぞいちゃって(たべちゃって他者視点)





あやねさんを行人さんに夜這いをかけるようけしかけた晩。
私は彼女に気づかれないように跡をつけました。
辺りは暗く、目のあまり良くない私には道がはっきりとは見えませんでしたが、
10メートル以上先を歩く彼女が持つ提灯の明かりが目印となって
見失うことはありませんでした。
これ以上近づけばあやねさんに私の尾行を気付かれてしまう。
その為、距離を詰めるどころか灯りすら私は持っていない状態で、
闇にまぎれて気配を消し、こそこそと身を隠しながらついていきました。
もう少しで行人さんが泊まっているすずちゃんの家につく。
そんな時、前方のあやねさんがそばの茂みに隠れました。
私は最初は、自分が見つかったのだと思いましたの。
そのために彼女が私を撒きにかかったのだと・・・
しかしその予想ははずれました。
すずちゃんの家の方向から誰かが歩いてくる気配がします。
私はあやねさん同様、急いで茂みに隠れましたの。
懐に隠していた望遠鏡を使って誰が来たのかを確認します。
それは他でもない行人さんでした。
何故彼がこのタイミングで・・・?
あやねさんには布団で寝ているところを夜這いするように仄めかしていたんですが。
これでは計画が潰れてしまう。
そんな私の考えをよそに行人さんに突撃するあやねさん。

「行人様~~~~!!」

「うわあ!?」

突然体当たりをかまして押し倒してきたあやねさんに驚く行人さん。
そりゃいきなり夜の茂みから誰か飛び出してきたら驚きますよね。
少し距離があるために会話のすべてを拾うことは出来ませんでした。
でも、聞こえたものを総合して大体の会話の内容を推測することは可能でした。
どうやらあやねさんは自分を抱くように勧めているようですの。
まちさんが出来たのだから自分にも行人さんを満足させられるはず。
むしろ乳がでかいだけの年増よりも自分の方が上手くできる。
そんな内容のことを自信満々に宣言しているあやねさん。
知りませんよ?後でまちさんに怒られても。
あの人のことだからこの場にいなくとも自分の悪口は感じ取っているかもしれませんし。
余計なこと考えていると、いつの間にか行人さんが下半身を露出させていました。
自身の一物をあやねさんに見せつけるようにして仁王立ちする行人さん。
あれ、いつのまにこんな事になってるんですか?
あやねさんも動揺しているようでした。
彼女の目線の先、行人様の男根がありました。
私もそれを観察する。それは家の書庫にある春画とは形状が少し違いました。
下を向いて垂れ下っているし、たしかにキノコに見えなくもないですが、
まちさんが言っていたような威圧感は感じられませんでした。
でも行人さんが何かをあやねさんに命令したのか、
彼女が彼の一物を触っているうちに、それは見る見ると姿を変化させました。
大きさは一回りも二回りも太くなって長さも倍以上。
見た目にも固く張りつめているのがわかります。
何よりも、天を衝くように上を向いた姿は雄々しい。
そして先端が先ほどまで皮を被っていたのに対し、今は剥けた状態でした。
先端だけ色が違い、凶悪なまでにエラの張った姿は傘のような、
そう、まちさんが言っていたマツタケに似た姿をしていました。
これだけ離れているにも関わらず、私は彼の男根に威圧されていました。
たしか、今の日本ではあの一物をおちんぽと呼ぶんでしたっけ。
おちんぽ、別の書物には尊敬の「お」が付いていませんでしたが
その姿には、ちんぽと呼ぶよりもおちんぽと呼んだ方がしっくりきました。
あやねさんは行人さんに言われ、おちんぽを口に咥えました。
あまりの太さに彼女のあごは、はた目から見ても限界まで開いています。
唇をすぼめ、彼女の頬の表面がうねっているのを見るに舌で奉仕しているようです。
えっと、男根をなめたりして口で男性に奉仕するのをふぇらちおって言うんでいたっけ?
それともいまらちおでしたっけ?いまだに呼び方の区別がつきません。
口で息ができないためにあやねさんの鼻の穴がヒクヒクとしていました。
戸惑いながらもなんとか行人さんを満足させようとするあやねさん。
その姿はどこかいじらしくも見えました。
しかし彼はまるで何か納得のいかないような、苦い顔をしていました。
少なくとも眉をしかめてできるその皺は、快感をこらえてのモノではありませんでした。

「しかたないか。・・・あやね、我慢しろよ。」

「ヴぇ?・・・んぐ!?んぼ!?ぐぶ!おえ!えお!ごぼ!」

彼のどこか冷たい声が聞こえました。
行人様は両手であやねさんの頭を掴むと、おもむろに腰を振り始めました。
口内だけでなく喉奥まで蹂躙されて困惑するあやねさん。
彼女の瞳はみるみると潤み、ぼろぼろと大粒の涙を流し始めます。
とても苦しそうで、唇の隙間からは攪拌され、泡立った涎が垂れ落ちています。
おちんぽは食道にまで達しているのか、彼の腰が撃ち込まれるたびに
彼女の喉が何かを飲み込んでいるかのように轟いています。

「ぶ!んぶ!?ごふ!んろ!ぼほ!んぶお!?」

あやねさんの苦痛に耐える姿に対して、行人さんは気持ち良さそうにしていました。
加虐の興奮からか口角はつりあがり、普段の行人さんとは別人のように凶悪な顔。
その二人の姿を見ていて、私は自分の喉が異様に渇くのを感じました。
その渇きに反し、口には涎が溜まりこぼれそうになります。
気づけば私は、自分の喉をさすっていましたの。
ごくり、と何かを飲み込む音が私の耳に届きます。

「・・・ぐっ!?」

ここまで聞こえてきた行人さんのうめき声で我に帰ります。
どうやらあやねさんが苦痛のあまり行人さんのものを噛んでしまったようです。
行人さんに謝るあやねさん、しかし彼女は許してもらえませんでした。
彼はあやねさんの腰を掴んで引き寄せると、お尻を突き出させるような格好にさせました。
あの恰好は、まるで親が幼子を叱るときのような・・・
パシーンという音が夜の森に木霊しました。

「ひゃぎぃいいいいい!?」

行人さんが彼女のお尻をひっぱたいたのです。
その後も、何度も何度も袴の上から平手打ちをくわえる行人さん。
聞こえてくる音から、結構な強さでたたかれているのがわかります。
あやねさんは涙を流しながら、時に歯を食いしばり、時に空気を求めるように
口を開いて舌を突き出しています。
でもあれだけ叩かれれば痛いはずなのに、彼女の瞳には先ほどにはない光が宿っていました。
それが情欲の炎だったと気づいたのは少しあと。
行人さんが叩くのをやめて袴をめくると、彼女の女陰が露わになりました。
望遠鏡がとらえるあやねさんの陰部はすでに濡れそぼっていました。
彼女の太ももを走る一本の滴の跡が、提灯の明かりで浮かび上がっています。
陰部を広げ、女に、まんこに指をいれる彼。

「あぐっ!?痛いぃ!」

あやねさんの顔は痛みに困惑しながらどこか嬉しそうでもありました。
行人さんはまんこの具合を確かめると、あやねさんの服を脱がしその場に立たせました。
そばの木に手をつかせ、お尻を突き出す格好をさせます。
彼女の腰を掴んだあと、耳元で何かつぶやきました。
それに対して何か彼女が言っていましたが聞き取れません。
でも、あやねさんが言い終わる前に、行人さんはおちんぽを突き入れました。

「いぎゃっ、ああああああああああああああああああああ!!」

響き渡るあやねさんの絶叫。
二人の結合部からはおちんぽを伝って流れる彼女の破瓜の血が見えました。
そのことが、たったいま彼女が大人になったことを物語っていました。
初めてはとても痛いと聞きます。
島の大人たちも自分が破瓜を迎えた時はそれは痛かったと語ってました。
実際、あやねさんの様子からものすごい痛みだと思われます。
しかし行人さんはそんな彼女の様子などお構いなしかのように腰を振り始めました。
彼のおちんぽはあやねさんには大きすぎるらしく、根元まで全ては入らないようでした。

「ああ!あああ!?ひぎぁ!いた、痛い!あぎっ!?」

彼が腰を振る動きに合わせて聞こえる彼女の悲鳴。
そしてそれと同時に二人が繋がっているところからはぐちゅぐちゅと音がします。

「かはっ!?ひぃ!あああ!んあ、ああああああああ!!」

行人様は快感に酔い痴れる表情。
しかし彼女の今の表情には快感はないようでした。
そこに、何を思ったのか再び行人様があやねさんのお尻を平手打ちしました。
パーンッと、袴ごしではなく今度は直に叩いたためか、より高い音が響きました。

「はひぃいい!?」

その音が鳴った瞬間、彼女の瞳に確かに情欲の火が灯るのを見ました。
先ほどと同じく、何度も平手打ちをする行人さん。
その間も腰の動きは止まりません。
叩かれるたび、あやねさんの声は甘い響きが強まりました。
口は開ききり、舌がだらしなく突きだされて涎を垂らしていました。
目は焦点が定まっておらず、正面の木に向いているものの、何も見てはいません。

「ああ、ああん、きひぃ!い、いく、とさ、まぁ!はぁん!くはぁ!?」

あやねさんの姿は今まで見たことがないほど扇情的でした。
普段、彼女は自分のことを美少女と呼んでいますの。
たしかに容姿は十分に美少女ではあると思います。
でも、背も低いですしかわいらしい印象が強かったんですが・・・
今のあやねさんの姿は美少女ではなく美女でした。
頬を上気させ、淫らな情欲に溺れた表情。
被虐の悦びに震える彼女は、今、まさしく大人の、一人の女でした。
初めてあやねさんを可愛いではなく美しいと思った瞬間でした。

「はぁ、ああ!、ああん、はああ!、かはぁ・・・」

行人さんがおちんぽで彼女を蹂躙しながら前かがみになりました。
片手で彼女の股間をまさぐっています。
何をしてるんでしょうか?疑問に思っていると・・・

「いひぃいいいい!?」

突然上がる彼女の甲高い悲鳴。

「はあああ!?ぎぃぃいいあああ!!」

がくがくと全身で震えるあやねさん。
一体何をされているのでしょう?
しだいに腰の動きが速くなる行人さん。
あやねさんの震えも、もはや痙攣の域に達しています。

「くっ、出すぞ!あやねぇええええ!!」

「ひぐ!あきゃああああああああああああ!?」

行人様の腰の動きが止まる。びくびくと彼女の下半身の痙攣が強まる。
おそらく、彼の子種を流し込まれているのでしょう。
やがて硬直するあやねさん、直後・・・

プシャアアアアアアアアア・・・・

彼女の股間から勢いよく液体が流れ出す。
失禁したようですの。女性は絶頂を迎えると、人によっては失禁してしまうらしいです。
おそらく彼女はそういう体質なのでしょう。
ああ、あやねさん、絶頂したんだ。
一秒、二秒、三秒、ゆっくりと時間が流れる。

「ああ、いやぁ、止まらないぃ、見ないでぇ・・・。」

五秒たっても止まりません。
彼女はいやいやと首を振って泣いています。
足はがくがくと震え、今にも崩れ落ちそうでした。
10秒以上たって、ようやくあやねさんのおしっこが止まりました。
そのころには二人の足元に大きな水たまりができて湯気を立てていました。
なんて、なんて卑猥な光景でしょうか。
私は腰のあたりがゾクゾクするのを感じ、自分が興奮しているのを自覚しました。
なんだか股間がじれったいほどにもぞもぞとしますの。
下着はすでに湿っていました。
確認はしていませんが、おそらく私も濡れているのでしょう。
ああやって彼にいじめられて、乱暴に女の部分を扱われるあやねさん。
私は彼女のことがうらやましくて仕方がありませんでした。
行人さんはあやねさんの耳元で何かつぶやくと、彼女の片足を持ち上げました。
丁度私のいる方向にさらされる彼女の股間。
そこはすでに結合部から流れる愛液と精液、そして彼女のおしっこでぐちゃぐちゃでした。
望遠鏡を使っているとはいえ、この距離からでもわかるひどい有様。
ああ、いいなぁ、私も行人さんにあんな風にめちゃくちゃにされたいですの。
行人さんはそれからも彼女を犯し続けました。
まちさんが言っていたように様々な体位で、翻弄されるあやねさん。
犬の用足しのような格好で、木に抑えつけるようにして抱きあげられて、
地面に押し倒されて仰向けで、うつぶせでお尻を高く上げるように組み敷かれて、
膝の上に座らされるようにして、仰向けに寝た行人さんの上に乗せられて貫かれたり、
また口と喉で奉仕させられたり、四つん這いで犯されたり、
お尻をまた叩かれたり、頭を下に腰を上にした状態で貫かれたり、
でも一番多かったのは四つん這いでお尻を叩かれながら貫かれている格好。
何度も何度も行人さんは彼女に精を注ぎ、
何度も何度もあやねさんは絶頂し、失禁していました。
二人の行為を覗きながら、望遠鏡を持っていない手で自分の秘所をいじる私。
気づいた時には、声を押し殺しながら自慰にふける私がいましたの。
行人様が満足する頃には、既に空が白み始めていました。
時期に太陽が昇り夜が明けるでしょう。
行人さんは、様々な体液でグチャグチャになりながら気絶するあやねを抱き上げ、
すずちゃんの家に帰って行きました。
おそらくすずちゃんが起きる前にお風呂で二人の体を洗うのでしょう。
私もそろそろ帰らないとぱなこさんに夜に抜け出したことがばれてしまいますの。
誰かに見つかる前に、家に帰ってこのびしょびしょな下半身をどうにかしないと・・・





Sideすず

「・・・おしっこ。」

夜、おしっこをしたくなった私は目を覚ます。
眠気でぼーっとする頭で布団をはいでる。
おもらしは駄目、おしっこは厠でする。
それだけがぼんやりとしながらも私の頭にはあった。
ふらふらと厠への道を歩く。
便器にまたがり、おしっこをした。
ちょろちょろと水の流れる音がする。

「にゃ~~~・・・」

ほっとする私。出し終わるとぶるるっと体が震えた。
ちゃんと拭いて、手を洗って部屋に戻る。
少し頭がはっきりしてきた。
前は一人でいく夜の厠が怖かった。
今はもう平気だけどねー。
まだ眠たい。早く布団に入ってもう一度寝よう。
部屋に戻ると、行人さんがいないのに気づく。

「・・・うにゃ?行人さんがいない・・・」

なんでだろうと思っていると、外でかすかに声?が聞こえた。

「行人さん?」

私はまだぼーっとする頭で外に出た。
外に出て周囲をうかがうと、村に向かう方向、少し離れた所に明かりが見えた。
そこから何か聞こえてくる。

「うに?」

なんだろう?
まだ目が開ききってなくてよく見えない。
ちょっと近づいてみる。
するとそれが見えた。

「はひぃ!ん・・・ふぁ、あひゃ!はあぁん、くひゃあ!!きひ!」

四つん這いの女の子に自分の腰をぶつけていじめてる人。
よく見れば、女の子はあやねで、ぶつけている人は行人さんだった。
二人とも見たことがないような表情だった。
行人さんは優しそうないつもの雰囲気じゃなくて、なんだか怖い顔。
あやねは目じりが下がりきり、どこを見ているのかわかんない。
口はだらしなく開けていて涎がだらだらしてる。
二人とも裸で、特にあやねは全身が何かで濡れててぐちゃぐちゃ。
意味がわかんない。何をしてるの?
私になんて気付く様子のない二人は、どこか狂気じみていて怖い。
怖いのに、なぜか目が離せない。
頭がくらくらしてくる。
まだ夢の中なのかな?

「ぐっ!?」

「あひゃあああああああああああ!?」

うめく行人さんと絶叫してお漏らしするあやね。
行人さんがあやねから離れると、ずるっといっておっきな棒が出てきた。
その棒は行人さんの体にくっついてて、てかてかしてて、マツタケみたいで・・・
私はなんだか目がぐるぐるして、顔が熱くなってきた。
怖い、怖い、怖い・・・

「ひにゃあああああーーーーー!!」

私はいてもたってもいられなくなって逃げた。
家に駆け込み布団にもぐりこむ。

「ぷぶぅ!?」

何かふんづけた気がするけど気にしていられない。
これはきっと夢なんだよ、まだ寝ぼけてるんだ。
こんな怖いことあるはずない。
でも、怖いはずなのにさっきの二人の顔が頭に浮かぶ。
そして行人さんの体についていたなんだかよくわかんないおっきなもの。
思い出しちゃ駄目、早く寝ないと!
あれ、夢だから起きるんだっけ?
ひにゃー!?もうわけわかんないよー!?



「うに?・・・ひにゃーー!?」



次の朝、私の意識は自分の悲鳴で覚醒した。
だって、だって、お漏らししてるー!?
そんなぁ、昨日はちゃんと夜中にも厠にいけたのに?なんで?
前にしてたおねしょとは違って量が少ないけど、下着と布団の一部が濡れている。
そんなぁ、この間おねしょはもうしてないって行人さんに言ったばっかなのに・・・
もしかして厠に行ったのって夢だったのかな?
・・・あっ、じゃああれも全部夢だよね。よかったぁ。
おねしょはしたけど何故かほっとする私。
?でもあれってなんだっけ?なんか怖い夢をみたような・・・?

「どうしたすず!?」

脱衣所への扉が開いて行人さんが出てきた。
早起きしてお風呂に入ってたみたい。
私の悲鳴を聞いて急いできてくれたみたいだ。
やっぱり優しいな行人さん。
でも今は恥ずかしいからあまりこっちに来てほしくない。

「もう、どうしたのよすず。」

行人さんの背後からあやねの顔が出てきた。
呆れた顔をしている。
あれ?行人さんとあやね?
なんだかこの組み合わせが引っ掛かるような・・・
なんでかわかんないけどほっぺが熱くなって頭ん中がくらくらする。
あれ?あれれ?なんかぐるぐるまわって・・・

「ふにゃ~~・・・・・」

「えっ!?ちょっとすず!?」

「ど、どうしたのよ!?しっかりしなさい!!」

気絶した。


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あやねはまちよりも肉体的に打たれ強いので風呂に入って復活しました。
すずは目撃したことを夢と思いこんで忘れます。
でもなにか怖いような恥ずかしいようなことがあったことだけは
頭の片隅に残ります。
すずがしたのはおねしょじゃなくて・・・


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