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No.2292の一覧
[0] ミサトさんに足コキされたい[14](2006/11/08 00:47)
[1] Re:ミサトさんに足コキされたい[14](2006/11/12 22:53)
[2] Re[2]:ミサトさんに足コキされたい[14](2006/11/18 17:54)
[3] Re[3]:ミサトさんに足コキされたい[14](2006/11/28 22:01)
[4] Re[4]:ミサトさんに足コキされたい[14](2006/12/09 23:37)
[5] Re[5]:ミサトさんに足コキされたい[14](2006/12/20 00:44)
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[2292] ミサトさんに足コキされたい
Name: 14 次を表示する
Date: 2006/11/08 00:47
「ミサトさんに足コキされたい」

昼休み。
何時もの様に屋上でご飯を済ませて何となくボーッとしてたら、
ケンスケがポツリと呟いた。

「そらまた、マニアックな望みやのう」

柵にもたれ掛かった態勢で空を見上げたまま答えるトウジ。
ケンスケの言葉の意味が良く判らない僕は二人に問い掛けた。

「足コキって何?」

「何や、センセは知らんのか?」

「足コキっていうのはさ、ムグッ!?」

突然トウジがケンスケに飛び掛かってその口を手で塞ぐ。
そして僕を見据えながら真面目な顔で言った。

「センセ、足コキっちゅうんはマッサージの一種や。
 こう足首の関節をええ感じでほぐすと、コキッと音が鳴るんやな。
 せやから“足コキ”と」

「へぇー、知らなかったよ」

「センセは毎日家事やら訓練やらで疲れが溜まっとるから、
 かなり効くと思うで。どや、いっぺん惣流にでも頼んでみたら」

「アスカは駄目だよ。そうだ、そんなに効くんならトウジがやってみせてよ」

二人は一瞬キョトンとした後、顔を見合わせた。何故か肩が微かに震えている。

「セ、センセはワシに、して欲しいんか?プッ……そらアカン」

僕に向き直ったトウジはそう言うと、お腹を抱えて笑い転げた。
ケンスケもおでこに手を当てて大笑いしている。

「何だよ二人とも……」

訳を訊こうとしたその時、予鈴が鳴り始めたので僕らは慌てて屋上を後にした。






「いやー、食後はやっぱりえびちゅよねぇー」

 明日は久々の休みだからとミサトさんがご機嫌でビールを煽っている。
今夜アスカは委員長の家にお泊りだ。正直、たまには静かでいいと思う。
 結局、昼間の大笑いの件は二人とも答えてくれなかった。
ケンスケは意味ありげに笑いながら今度足コキのDVDを貸してやると言ってたけど、
何でケンスケがマッサージのDVDを持っているんだろう?
僕が座椅子に寄りかかってぼんやり考えてたら、ミサトさんが話し掛けてきた。

「んー? どしたのシンちゃんボーッとしちゃって。
 やっぱりアスカが居ないと寂しい?」

「別に。誰かが当番サボって後片付け押し付けるから疲れただけです」

ワンパターンなからかいの言葉を僕は嫌味で切り返した。
当番を代わるのは構わないけど、アスカの事で絡まれるのはもうウンザリだ。

「ゴーメン、ゴメン。だってシンちゃんの方が手際が良いんだもん。つい。
 そうだ、お詫びにマッサージでもしてあげましょうか?」

いつもなら断るところだけれど、今日に限って僕は好奇心からこう尋ねた。

「ミサトさん、足コキって知ってますか?」






彼女は目の前の少年が発した言葉が一瞬理解出来なかった。
口に含んだビールをゴクリと飲み込んで、もう一度その言葉を反芻してみる。

(足コキ……ねぇ、うーん)
  
 行為そのものを知らない訳ではない。
戯れになら男のそれを足で弄んだ経験すらある。
相手が嫌がったのですぐやめたが。問題はシンジが自ら口に出した点にあった。
女性に卑猥な質問をして歓ぶ輩は多いと言え、彼がそうであるとは考えたくない。
実際、美少女であるレイやアスカ相手にも触れ合うのを躊躇する程奥手なのだ。
この年頃にしてはむしろ自制が利き過ぎていると思う。

「……シンジ君何処で聞いてきたのそれ」

「トウジがマッサージの一種だって。違うんですか?」

ミサトは大きく息を吐いて安堵すると同時に、込み上げてくる笑いを堪えた。
悪友にからかわれているのだ。この純朴な少年は。
しかし尋ねた相手が自分だったのは不幸中の幸いである。
アスカはよもやその意味を知らないであろうが、
万が一知っていた場合には平手打ち位では済まされなかっただろう。

「そうねぇ、ちょーっち違うかもねぇ」

少し首を傾げて自分を見入る少年に、小動物的な可愛さを感じるミサト。
調子に乗って飲み過ぎた所為だろうか。
傍に寄って抱き締めてやりたくなる気持ちを辛うじて抑えると、
シンジの目をじっと見返しながら言った。

「それって凄くエッチな事よ」

「えッ?!」

ぎょっとして少し身を引くシンジ。
見る見ると顔が赤くなり額からは汗が染み出してきている。

「まさかシンジ君、知ってて私に聞いたんじゃないわよね?」

「ゴッ、ゴメンナサイ! 知らなかったんです。本当です!!」

追い討ちを掛けると面白いように動揺して顔の赤みが増す。
ミサトは永らく押し込められて来た自身の情欲が密かに昂ぶるのを感じていた。

『心配しなくても、子供に手ぇ出したりしないわよ』

かつてリツコに言い放った冗談が頭の中で響いている。
大丈夫、ちょっとからかうだけ。
言わば年の離れた姉弟のスキンシップに過ぎない。
彼女は十五歳も年下の少年に歩み寄りながら自分に言い聞かせた。






ミサトさんがこっちに近付いてくる。
イヤらしい質問に怒っているんだろうか?
悪いのはトウジだ、マッサージだってトウジが言うから……

座椅子に座ったまま俯いて視線を逸らせていた僕が恐る恐る見上げると、
すぐ目の前まで来たミサトさんの顔は笑っていた。
でも、いつもの明るい笑顔じゃない。
初めて見る、顔。

まるでアスカみたく腰に手を当てて真正面に立ちはだかったミサトさんは、
僕の足の間に右足を割り込ませたかと思うと、
残った左足で器用に座椅子の横にあるハンドルを押し上げた。

「わっ」

その途端、座椅子の背もたれが床と水平になり仰向けに寝転がされてしまう。

「何するんですか、もう」

そう言って起き上がろうとした僕の右手の指が踏み付けられた。

「!」

大して痛くはないけど、これじゃ身動きがとれない。
何でこんな事するんだろう?
でも、その後には僕の考えも付かない行為が待っていたんだ。






ミサトは足元で無様に転がる少年を見て、己の見込みの甘さを事を悟った。
最早とても軽くからかうだけでは抑えられそうにないのだ。
熱い、どうしようもなく熱い。
アルコールのもたらす火照りとは違う何かが彼女を突き動かしている。

シンジの足の間にあった右足を持ち上げると、その親指を臍の辺りに軽く触れさせる。
腹を強く踏み付けられるのではないか?
と張り詰めた顔で見上げる少年と目を合わせながら、
ミサトは徐々に足の位置を下げ彼の股間の上で止めた。
そして柔らかく中足を押し付けると穏やかな声で話し掛ける。

「保護者に向かってエッチな質問する悪い子にはお仕置きしなくちゃ、ね?」

シンジは予想外の事態に動揺して弱々しく首を左右に振る事しか出来ない。
怯えきったその表情を見て彼女を抑えていた最後の枷が弾け飛んだ。

「シンジ君、どう? 怖い?」

問い掛けながら足の裏で刺激していると、少年のそれは少しずつ膨張し始める。
男なら、年頃である彼なら尚更本人の意思とは関係のない反応だ。
一度血液が流れ込めばその猛りは果てるまで鎮め難い。
ミサトはそれを全て承知の上で嬲った。
 
「あれ、シンジ君。これは罰なのよ? どうしてこんなになってるの?」

「それは、あの」

少年の小さな声とは裏腹に大きく堅く猛ったそれを、
ミサトは短パン越しに足の親指と人差し指で挟み込んだ。

「あぁッ!」

シンジが堪らず声を上げる。

「こんなにされて感じるなんて、本当にイヤらしい子ね」

そのまま指を上下させると彼は腰をビクビク震わせて悶えながら言った。

「ダ、駄目です、あっ」

少年は絶頂を迎えようとしたが、その寸前で刺激は途絶えてしまう。
荒い息をしながら彼は濡れた瞳でミサトを見上げた。
シンジの縋るような表情を見ながら彼女はゆっくりと口を開く。

「どうしたの。駄目って言うから止めたのに。ん?」

「あの……」

ミサトは感じていた。
例えようもない甘美な昂ぶりを。だが、まだ足りない。

「どうして欲しいのか、はっきり言って御覧なさい。
 言えたら続きをしましょう」

少年は一瞬の躊躇の後、
激しい欲望に突き動かされるまま彼女の言葉に従った。

「……はい。ミサトさんの足で僕の」

「ただいまー」

 突如廊下に響くアスカの声。
それを聞いた瞬間、シンジはこの世の終わりの様な顔になってうろたえた。
彼の表情はミサトの嗜虐心をそそるに充分なものであったが、
ここで声の主の少女に行為が露見するのは好ましくない。
彼女は艶然と微笑みながら少年の部屋の方向を指差す。
前屈みの姿勢で脱兎の如く駆け出すシンジ。

「ンもぉー、大変だったわよぉーミサト」

「何、どうしたのアスカ? 今日は洞木さん家じゃなかったの?」

「それがノゾミちゃんが熱出しちゃってさぁ。お泊りどころじゃなくなったってワケ」
 
「あらら。で、ノゾミちゃんの具合は?」

「注射で熱は下がったわ。ちゃーんと病院で見届けてきたわよ」

「それはお疲れ様」

彼が自室に逃げ込むのと入れ替わりに現れたアスカ。
彼女と表層的な会話を交わしながらミサトは思いを馳せる。
今頃シンジは部屋でどうしているだろう。
怯えながら会話に聞き耳を立てているのだろうか?
それとも夢中で自らを慰めているだろうか?

「あー、疲れた! お風呂でゆっくりしよっと。シンジぃー!」
 
アスカは大声で少年を呼びつける。
しばらく間を置いて焦りを含んだ彼の声が応えた。

「な、なぁに?」

「呼んだらすぐ応えなさいよバカシンジ、お風呂沸かして!」

「それ位自分でやればいいだろ!」

「あー、アンタそんな口利いて今度の戦闘訓練覚えてなさいよ!」

普段と変わらない遣り取りを始めた二人。

しかし、シンジと自分の関係はもう元には戻るまい。
進んでしまった時計の針の様に。
ほんの小さな、つまらない切っ掛けが招いたこの事態がどう転ぶのか。
ミサトの胸には小さな不安と共に淫靡な期待が芽生えていた。


























 どう見ても寸止めです。本当にあり(ry
某掲示板でスレスト食らって中断したものを投稿させて頂きました。
軽めにいったつもりでしたがエロはエロという事でしょうか。


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