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No.2240の一覧
[0] 闇と罪と本の旅人 第2部[ふぁいず](2005/05/20 21:54)
[1] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 16[ふぁいず](2004/03/10 23:49)
[2] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 16[ふぁいず](2004/03/10 23:53)
[3] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 16[ふぁいず](2004/03/10 23:56)
[4] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 17[ふぁいず](2004/03/13 00:05)
[5] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 17[ふぁいず](2004/03/13 00:10)
[6] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 17[ふぁいず](2004/03/13 00:12)
[7] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 18[ふぁいず](2004/03/15 20:39)
[8] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 18[ふぁいず](2004/03/15 20:42)
[9] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 18[ふぁいず](2004/03/16 17:52)
[10] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 19[ふぁいず](2004/03/17 21:32)
[11] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 19[ふぁいず](2004/03/17 21:35)
[12] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 19[ふぁいず](2004/03/17 21:37)
[13] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 20[ふぁいず](2004/03/19 22:07)
[14] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 20[ふぁいず](2004/03/19 22:10)
[15] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 20[ふぁいず](2004/03/19 22:13)
[16] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 21[ふぁいず](2004/03/21 21:53)
[17] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 21[ふぁいず](2004/03/21 21:56)
[18] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 21[ふぁいず](2004/03/21 21:59)
[19] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 22[ふぁいず](2004/03/23 23:58)
[20] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 22[ふぁいず](2004/03/24 00:03)
[21] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 22[ふぁいず](2004/03/24 00:06)
[22] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 23[ふぁいず](2004/03/28 20:52)
[23] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 23[ふぁいず](2004/03/28 20:55)
[24] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 23[ふぁいず](2004/03/28 20:57)
[25] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 24[ふぁいず](2004/03/31 21:00)
[26] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 24[ふぁいず](2004/03/31 21:04)
[27] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 24[ふぁいず](2004/03/31 21:06)
[28] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 25[ふぁいず](2004/04/04 21:45)
[29] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 25[ふぁいず](2004/04/04 21:48)
[30] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 25[ふぁいず](2004/04/04 21:50)
[31] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 26[ふぁいず](2004/04/09 00:06)
[32] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 26[ふぁいず](2004/04/09 00:10)
[33] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 26[ふぁいず](2004/04/09 00:17)
[34] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 27[ふぁいず](2004/04/12 21:11)
[35] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 27[ふぁいず](2004/04/12 21:21)
[36] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 27[ふぁいず](2004/04/12 21:29)
[37] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 28[ふぁいず](2004/04/15 23:06)
[38] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 28[ふぁいず](2004/04/15 23:12)
[39] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 28[ふぁいず](2004/04/15 23:18)
[40] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 29[ふぁいず](2004/04/21 23:52)
[41] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 29[ふぁいず](2004/04/21 23:57)
[42] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 29[ふぁいず](2004/04/21 23:59)
[43] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 30[ふぁいず](2004/05/03 01:48)
[44] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 30[ふぁいず](2004/05/03 01:51)
[45] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 30[ふぁいず](2004/05/03 01:56)
[46] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 31[ふぁいず](2004/05/09 20:43)
[47] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 31[ふぁいず](2004/05/09 20:45)
[48] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 31[ふぁいず](2004/05/09 20:48)
[49] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 32[ふぁいず](2004/05/13 20:55)
[50] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 32[ふぁいず](2004/05/13 21:02)
[51] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 32[ふぁいず](2004/05/13 21:04)
[52] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 33[ふぁいず](2004/05/21 00:06)
[53] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 33[ふぁいず](2004/05/21 00:09)
[54] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 33[ふぁいず](2004/05/21 00:13)
[55] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 34[ふぁいず](2004/05/27 20:42)
[56] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 34[ふぁいず](2004/05/31 02:05)
[57] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 34[ふぁいず](2004/05/30 22:04)
[58] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 35[ふぁいず](2004/06/05 00:29)
[59] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 35[ふぁいず](2004/06/05 00:34)
[60] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 35[ふぁいず](2004/06/05 00:38)
[61] ここまでの人物紹介[ふぁいず](2004/06/11 21:44)
[62] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 36[ふぁいず](2004/06/10 21:15)
[63] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 36[ふぁいず](2004/06/19 00:09)
[64] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 36[ふぁいず](2004/06/19 00:13)
[65] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 37[ふぁいず](2004/06/19 00:16)
[66] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 37[ふぁいず](2004/06/19 00:22)
[67] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 37[ふぁいず](2004/06/19 00:28)
[68] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 38[ふぁいず](2004/06/25 22:26)
[69] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 38[ふぁいず](2004/06/25 22:31)
[70] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 38[ふぁいず](2004/06/25 22:36)
[71] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 39[ふぁいず](2004/07/03 21:23)
[72] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 39[ふぁいず](2004/07/03 21:26)
[73] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 39[ふぁいず](2004/07/03 21:33)
[74] Re:闇と罪と本の旅人 第2部 40[ふぁいず](2004/07/09 23:31)
[75] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 40[ふぁいず](2004/07/09 23:57)
[76] Re[3]:闇と罪と本の旅人 第2部 40[ふぁいず](2004/07/09 23:38)
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[2240] Re[2]:闇と罪と本の旅人 第2部 34
Name: ふぁいず 前を表示する / 次を表示する
Date: 2004/05/31 02:05
「おんどれ!赤木はんになにしとんじゃ!!」
トウジが激高して叫んだ。
「な、何だよ、あんた。」
その迫力に少年が動揺する。
「何だじゃあらへん!さっさと赤木はんから離れんかい!」
少年は私を抱きしめるのは止めたが、その手は私の腰を抱いたまま。
その態度にトウジはさらに怒りを増す。
「もっと離れんかい。おんどりゃあ!パチキかますぞ!」
それでも少年は私を放さなかった。それどころかニヤニヤし始める。


「なんだよ。自分の彼女触ってて何が悪いんだよ?」
「か、彼女やて?!う、嘘言うのもええかげんにしいや!」
「だって彼女なんだからしょうがないじゃん。・・・ねえ、先輩。」
私の方を凄みを込めた目で見る。トウジも少し不安そうな目で私を見つめていた。
「わ、私・・・」
沈黙が続く中、いらついたように少年の手が私の腰を強く抱いた。


その瞬間、
ごぷっ・・・
私の股間から鈍い、でも静寂の中でははっきりと響く音が聞こえ、太腿を伝って白い物が床にしたたり落ちる。


「あ・・・」
「なっ?!」
少年が惚けた声を、トウジが驚愕に満ちた声を上げる。
そして私は・・・


「い、いやあぁぁぁ!」





「いやっ、いやあっ・・・見ないで・・・見ないでぇ・・・」
「あ、赤木はん・・・」
泣きじゃくる私をあ然とした顔で見つめるトウジ。
少年は鼻で笑うと、私を見せつけるように抱き寄せた。
「解ったろ。先輩はもう俺の女なんだ。さっきもよろしくやってたのさ。」
そう言いながら私の胸を揉む。私はトウジの視線に耐えられなくなって顔を背けた。


「ねえ先輩、言ってやりなよ。先輩はもう俺の女だってさ。」
「あ、ああ・・・」
私の首筋に舌を這わせながら少年が言う。
トウジはうつむきながら拳を震わせていた。


軽蔑された・・・
きっとアスカや洞木さん達にも・・・クラスの人たちにも知られてしまう・・・
もう・・・生きていけない・・・
やだ・・・




「嘘やろ・・・なあ、嘘やって言ってくれ赤木はん。」
すがるような目のトウジ。少年はそんなトウジをあざ笑った。
「何必死になってんの?馬鹿じゃねぇ?あ、もしかしてあんた、先輩に惚れてたとか?悪いねぇ~もう俺の女になっちまったよ。」
「ぐっ・・・」
「知ってる?先輩の中ってすっげえ気持ちいいんだぜ。締まりが良くて絡みついてくんだ。」
青くなっていくトウジ。私も耐えきれずに両手で顔を覆った。
「やめて・・・お願いですから、やめて・・・そんなこと鈴原君の前で言わないで・・・」
「なに言ってんだよ。もっと見せつけてやろうぜぇ。ほおらっ、サービスサービスゥ!」
「やあぁっ!」
彼は私のスカートをまくり上げた。ショーツを履いていない秘部がトウジの前にさらけ出される。
そこからはまだ白い物がしたたり落ちていた。


どんどん調子に乗っていく少年。
私は涙が止まらなくなっていた。
その時、


「こんガキャ!」
突然トウジが駆け寄ると少年に頭突きを食らわせた。
「ガッ?!」
よろけて私を放す。するとトウジは私を引き寄せるとこう言った。
「おんどれ嘘ついてるやろ。」
「な、なに言って・・・」
少年が頭を押さえながら言い返そうとする。
「ほんとに恋人同士ならワシも男や。素直に引き下がるわ。でもな・・・」
トウジは私をぎゅっと抱きしめた。
「あ・・・」
「ほんとに好きあっとるんなら、赤木はんがこんなに悲しそうな顔するかい!おんどれ、赤木はんを脅すか何かしとるやろ!」
「な、なに言ってやがる。ほんとに先輩は俺の女・・・」
「まだ言うか!」
トウジは拳を振り上げた。
吹き飛ぶ少年。
この展開に私は口元を押さえて、ただ見ているだけだった。




「ち、畜生・・・お、俺にこんな事しやがって・・・お前なんか先輩に言いつけて、いや、お嬢に言ってこの町から追い出してやる!」
「ああん?なに言ってんのや。」
怪訝そうな顔のトウジ。でも私は顔から血の気が退いた。
「や、やめて!お願いやめて!何でもします。あなたの女になりますから、鈴原君に酷いことしないでください!」
私の言葉に、にやつく少年。
でも、トウジは・・・
「赤木はんっ、そんなこと言ったらあかん!」
「で、でも。」
「いいんや!おいお前!誰が後ろ盾になっとるかは知らん!でもな、覚えとけ!なんかあったらお前も道連れや!生かしとかんからな!!」
「ひいっ!」
トウジの迫力に少年が腰を抜かすように座り込む。そのまま這うように逃げ出した。
「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃ!」





「ふうっ・・・」
トウジは逃げていく少年が見えなくなると、ため息をついて私の方に向き直った。
「あ・・・」
私は怯えて後ずさりする。
見られた・・・知られてしまった・・・嫌われる・・・


「大丈夫か・・・って言って良いのかわからへんけど、大変やったなぁ・・・」
そう言いながら手を伸ばす。
「く・・・」
私は恐怖にいっそう身を縮ませる。でも、
「もう怖かあらへん。安心せい。」
トウジの手が私の頭を優しく撫でる。
身体から力が抜けていく。
視界がぼやけてきた。
「う・・・う・・・」
「うん?」
「うわあぁぁぁぁぁっ!」
私はトウジの胸に飛び込むと大泣きしてしまった。


私が泣き止むまでトウジは黙って私の頭をそっと撫でていてくれた。
妹のサクラちゃんに接するように・・・
本当のお兄さんのように・・・





トウジに送ってもらい、家に帰る。
「ワシが出来ることでなんとかするさかい。一人で悩まんといてや。」
玄関前で優しくトウジが言ってくれた。


「鈴原君・・・」
「んっ?」
「どうして・・・どうしてそんなに私に優しいの?・・・私・・・」
軽蔑しないの?こんなに汚れている私を・・・
まさか、あの子の言っていたこと・・・私のこと好きだって・・・
「そ、それはやな、あ、あの、そうや!男は困っとるおなごを助ける義務があるんや!」
「そ、そうなんだ・・・あ、ありがとう・・・」
そうだよね・・・やっぱりトウジは男らしくて優しいから・・・
私、何自惚れたこと考えてるんだろ・・・
私なんか好かれるわけ無いのに。こんな汚れた女なんか・・・
やっぱり私、迷惑かけてる。
「ご免なさい・・・」
謝る私をトウジはなぜか困っているような、悲しんでいるような複雑な顔で見つめていた。




一人夕食を食べながら考え込む。
トウジはああ言ってくれたけど・・・
あの女の子が今日の事知ったら・・・
あの娘のお父さんがトウジの家庭を目茶目茶にできる力を本当に持っているのなら、私は・・・


私は一体どうしたら・・・


にゃあ
『嬢ちゃん、どうしたんや?なんか悩み事か?』
物思いにふける私にケンちゃんが心配そうに聞いてきた。
「ううん、なんでもない・・・」
『嬢ちゃん、一人で悩んでいても物事は解決せんで。嬢ちゃんには力になってくれる人達が沢山おる。それを忘れんといてや。』
「・・・」




その夜、あの少年から携帯に電話がかかってきた。
『先輩、今日は邪魔が入ったけど、明日も遊ぼうよ。あ、荷物送っておいたからみといてね。』
一方的にそう言うと電話は切れた。
荷物?
マンションに入る前に郵便受けに入ってた大きな封筒のこと?


私宛だったんだ・・・




リビングのテーブルの上に、置きっぱなしにしていたのを取ってきて開けてみる。
「こ、これっ・・・」
中に入っていたのは小さな箱と手紙。
箱の中にはピンクの機械。以前、シンジのベットの下にあったのに似ている。アレより少し大きくて長い。
手紙には・・・
『明日はこれを中に入れて来るように。』


「あ・あ・・・」
震える手から機械が落ちる。


でも・・・
どうせ私は逃げられない・・・





翌朝、着替えて朝食をとる。
姉さんは、また徹夜で帰ってきていない。


トイレに入り、夕べの小箱を開ける。
「これを・・・」
ショーツを降ろし、機械をあそこにあてがう。力を入れて押し込んだ。
「んん・・・あ、はっ!」
落ちてこないように指で奥まで押し込むと、子宮の入り口にコツンッとぶつかり、身体がびくっと震えた。
そのままショーツを上げて、線の先につながっていた小さなプラスチックケースを腰に止めた。
これって・・・やっぱりシンジが使っていたオモチャと同じだよね。
こんなの学校で動かされたら私・・・


不安にさいなまれながら、学校に向かった。





校門を通り抜けても先輩達には会わなかった。
グラウンドではサッカー部が朝練に励んでいる。試合が近いらしい。


「おはよっ、ユイ。」
「おはよう、赤木さん。」
教室でアスカと洞木さんが話しかけてきた。
「おはよう、アスカさん、洞木さん。・・・ひうっ!」
突然、私の中のオモチャが動き出した。振動が私の中を、子宮を刺激する。腰が小刻みにビクビクと震えた。
「ユ、ユイ?!」
「ど、とうしたの?!変な声出して。」
驚いたアスカと洞木さんが聞いてくる。
「あ、な、なんでもない・の。朝からしゃっくり止まらなくて・・・」
「な~んだ。びっくりさせないでよ。」
「ご、ごめんなさい。」
なんとかごまかして机に戻る。まだオモチャは細かく震えていた。


「ん・・・んん・・・」
だ、だめ・・・声が出ちゃう・・・
こんな所でばれたら、私・・・
すると唐突に振動がとまった。
身体から力が抜け、私は荒い息をついた。


ちらっと廊下の外にあの少年の姿が見えた。
しばらく私をニヤつきながら見ていたが、教室に入ってきたトウジに見つかり慌てて逃げていった。トウジはふんっと鼻を鳴らして睨みつけると、私の方に歩いてきた。
「おはようさん。・・・あいつ、なんかしてきよったか?」
「お、おはよう・・・ううん・・・なにも・・・」
「そうか。なんかあったら遠慮無く声かけてくれな。」
「うん。ありがと・・・」


言えない・・・
今私の中にあの子が送りつけてきたオモチャが入っているなんて。
学校で私はいやらしく感じているなんて。


それにやっぱりトウジを巻き込んじゃいけない。


でも・・・
今日一日、これが続くの・・・
『これも罰なのよ・・・』





授業中、休み時間を問わず、オモチャは唐突に動き出し止まるを繰り返した。
そのたびに私は声を押し殺して必死に耐えていた。
椅子には私の出した愛液が滴って、そのたびにこっそりハンカチで拭き取った。
もし私の席が一番後ろの窓側でなかったら、みんなに気づかれていたかもしれない。
でも、四時間目・・・


ブウウウウウ・・・
私の中でまた振動が始まる。
教壇では先生が古文を朗読していた。
だめ・・・もう許して・・・


足が小刻みに揺れる。脂汗がじっとりと滲んできていた。
あ、ああ・・・腰が・・・ゆっくりと勝手に動き出していく・・・
椅子はもう私の愛液でべちょべちょだ。椅子の間に置いたハンカチも、グショグショでもう役に立たない。


足が自然に開いていった。腰が前後に、左右にゆっくりと円を描く。
このまま胸を、あそこを思いっきり弄り回したいという衝動がわき上がり、それを必死に押さえた。
「あ・・・はぁ・・・う・・・」
口元を押さえて必死に声を押し殺す。
は、早く止まって。そうでないと私・・・


先生の朗読する声がだんだん聞こえづらくなってきた。
身体が浮き上がっていく感覚。


「ん・・・んん・・・んん・・・」
足がカタカタと震え出す。
ダメッ・・・ダメッ・・・


「ン・・・ンン・・・ン・・・ンンッ。」
頭の中が真っ白になり、足を思いっきり伸ばして突っ張らせる。
口元を押さえて、私は快感が退いていくのを震えながら待った。


ああ・・・私、教室で・・・
みんながいるのに・・・


涙が一筋こぼれた・・・




昼休みには先輩に呼び出され、またトイレでおしゃぶりをさせられた。
その間、ずっと私の中のオモチャは動き続け、先輩がいくと同時に私も達してしまった。
股間からポタポタと水滴がしたたり落ちる。
「ユイちゃん。今日はずいぶん積極的じゃないか。やっぱりユイちゃんもエッチなのが好きなんだなぁ。」
先輩がズボンを履きながら笑っていた。





そして放課後。
また私はあの少年に捕まり、人気のない理科準備室に連れ込まれていた。
「先輩、ちゃんと今日一日アレつけていた?」
「はい・・・」
「じゃあ、スカート上げて見せて。」
私は言われるがまま、スカートを持ち上げる。


「うわぁ。先輩グショグショじゃん。こんな一杯垂れてるよ。」
「う・・・」
彼の楽しそうな言葉に私は顔を背ける。
「先輩どうだった?気持ちよかった?」
「そんな・・・そんなこと・・・」
「気持ちよかったんだよね。」
「う・・・はい・・・気持ち・よかったです・・・」
「やっぱり!先輩やらしいもん。ねえ、何回いっちゃった?」
「くっ・・・に、二回、です・・・」
なんでこんな事私は・・・
『これも私の贖罪なのよ。』
でも・・・


「先輩、もう一回、いって見せてよ。」
そう言うと彼はポケットからスイッチを取り出した。
私の中でまたあの振動が始まる。こんどは今までとは比べ物にならないくらい激しく。
「あっ・・・かっ!・・・ひいっ!!」
子宮がビリビリ震え、思わず仰け反る。開けた口からは声にならない悲鳴が漏れた。
私の股間からハッキリとモーター音が聞こえてきた。


「あっ、だ、だめっ!も、もう、許してっ。」
背後のテーブルに寄りかかり、崩れそうな身体を支えながら私は哀願する。
「何いってんだよ。そんなに腰動かしちゃって、嬉しいんでしょ。」
「ち、違っ、ああっ!」
耐えきれずテーブルの上に倒れ込んだ。腰が別の生き物のようにビクンビクンと跳ねている。
「やっ、ああっ、だめぇっ!ひっ、くっ、ああっ、あっ、あっ、ひうっ、あひいっ!」
口からは涎がみっともなく垂れてくる。テーブルの上に涙と涎で水たまりが出来ていった。
「すげえっ!先輩、すげえいやらしいよ。」
少年も興奮して自分の物を取り出ししごいていた。
そして私も・・・


「ダメ、ダメダメダメッ!いくっ、いっちゃうぅぅ!」
頭の中が真っ白になり、私は今日3度目の絶頂を迎えた。
「先輩!お、俺もっ!」
少年もそう言うと私の太ももに白い物を大量に振りかける。それは糸を引きながら足下に垂れていった・・・





「はぁ・・・あ・・・はぁ・・・ぁぁ・・・」
熱い息を吐きながら私はテーブルの上に突っ伏していた。
「出すよ先輩。」
彼はそう言うと、私のショーツを下ろし秘部から伸びているコードを引っ張った。
「あっ、んんっ・・・」
身体の中からゆっくりと引きずり出されていく。
じゅぽっ!
やがてそれは鈍い音を立てて抜け落ちた。
「ほらっ、こんなに糸引いてるよ。」
彼はそれを私の顔の前にぶら下げる。
それから落ちた滴が、糸を引きながら私の顔に落ちてきた。


「じゃ、本番やろうか。」
「お願い・・・私、もう・・・これ以上・・・」
もう身体が保たない・・・でも私が哀願しても彼は許してくれなかった。
「何言ってんだよ。まだまだこれからさ。」
そう言って、ズボンを降ろした。
その時。




「止めてもらえる?」
その場にいないハズの声が聞こえた。
「なっ?!だ、誰だよ!」
慌てて振り返る少年。私も声のした方向に目を向けた。
そこにいたのは、


「あ、綾波先輩?!ど、どうしてここに?!」
「あ、綾波・さん?」
赤い目でじっと私達を見つめる綾波が立っていた。




「な、なんでここに・・・い、何時の間に・・・」
動揺して上擦った声を上げる少年。
「こ、これはさ。お、俺達、そのっ、愛し合ってんだ!だ、だからそのっ、野暮なこと言わないでさ。それとも綾波先輩も一緒にやる?」
慌てているのか支離滅裂な事を言っている。
「そ、そうだよ。先輩も一緒に楽しもうよ。うんっ、良い考え!」
そう言いながら彼は綾波の肩に手をかけた。


ドスッ


その瞬間、鈍い音が響き少年の体が崩れ落ちる。
「いやらしい男は嫌いだよ。」
そして倒れた少年の影から現れたのは、長身で長い髪のセーラー服を着た少女だった。
でもうちの学校の制服とは違った、スタンダードなセーラー服だった。
それから、その手には・・・刀?!


「大丈夫?」
彼女は優しく私を助け起こすと、ティッシュで体を拭いてくれた。


「あ、ありがとう・・・でも、綾波さんどうして此処に・・・」


その時、綾波の服装が瞬時に変わった。
ブラウスとタイトスカート。大きな帽子に・・・


「リリス?!」





「まだこんな事を続けているのね。」
リリスが冷たい声で言った。
「これは・・・」
「わかっているはずよ。カヲルでも誰でも、助けを求めれば解決すること。あなたはあえてそれをしない。」
「・・・」
「いつまでこんな事を続けるつもり?」
「私は・・・私の罪はまだ消えていない・・・」
「あなたに罪なんか無い。あるとしたら、それはあなたの周りにいる人たちを裏切っている事よ。」
「裏切り・・・それってどういう・・・」
「自分で考えるのね。」
突き放したように言うリリス。私の体を拭き終えた制服の少女がとがめるように言った。
「リリス。冷たすぎない?」
「自分で気づかなければわからないわ。特に彼女の場合は・・・」
「そうかもしれないけど・・・」
しばらく沈黙が続いた。


「時間だわ。次の世界にいくわよ。」
「うん。この世界には初美もいないみたいだし。でもリリス、その姿としゃべり方は何?」
「彼女に会うときはこの姿なのよ。」
一瞬、リリスの髪が長い金髪に見えた気がした。
そして二人は消えていった。「また来るわ。」と言い残して・・・


同時に倒れていた少年も頭を振りながら立ち上がる。


「あれっ?俺なんでこんな所に?」
そう言いながら私を無視して帰ってしまった。
またリリスが何かしたんだ。




残ったのは私と、リリスが抜けてぼーとしている綾波。
天然なのか、此処にいることにあまり疑問を抱いていないらしい。


「赤木さん?帰らないの?」
「え、ええ・・・帰りましょう。」


そう言うと綾波は嬉しそうに私と手をつないで歩き出した。


リリスは何を言いたかったんだろう・・・
裏切り・・・私がみんなを裏切っているというのなら、それは私が大罪人だと言うことを隠していることだ。
そしてそれもやっぱり罪・・・


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