「ん~~~んっ、と」
安アパートの一室でぐっと伸びをして爽やかな朝を迎える、ちらりと部屋の隅を見ると色とりどりのパンツが干してある。
アリサのパンツ三点セット・忍の上下セット・ファリン・アルフがパンツ一枚ずつ。
うーむ……原作キャラの下着コレクションでも作ってみようかな。隣の部屋を保管庫にしてあるからそこにしまおう。
などとしょうもない事を考えながら今日も薬の調合に精を出す。
備品の点検と各種薬剤のチェックは怠ってはならない。
くどいようだが最強オリ主では無い俺には戦闘で絶対勝利など約束されていないからだ。
む、このピンクキャンディーは暫く使わないからな……取り合えず棚の一番上に置いておこう。
えーっと、温泉イベントまではまだ日があるな。
今日は日曜でなのは達も学校は休み、んー、先ずは動物病院に行こう。
そこいらにいた健康な野良猫を捕まえて病院へと向かう、愛さんに【飼い猫】の健康チェックをしてもらう為だ。
来る度に猫が違うが当然そんな事は問題にならない、会話をしつつ計画の為の暗示をじっくりと刷り込む。
楽しみたいところだがここは我慢、今はこの人に時間はかけられない。
後ろ髪を引かれながらも次の目的地へ、やってきました喫茶翠屋。
相変わらず繁盛しているようで結構な事だ、なるべく奥にある目立たない席に移動する。
たまにはゆっくりとコーヒーでも飲みながら考えを纏める事も必要だ。
席についてメニューを広げる。お、コーヒーに新しい銘柄が増えている。
「うん、このコーヒーとシュークリームにするか」
「それじゃあ私はチーズケーキとダージリンにしようかしら」
「私はアップルティーとアップルパイにしますぅ」
「へー、リンゴ尽くしだな――はい?」
ぱっとメニューから顔を上げると正面に見えるは月村忍とメイドのファリン、なして?
にこにこと笑う笑顔のファリン、メイド服ではない私服姿。
白い長袖と髪と同じの紫のフレアスカートが良く似合っている、忍は上着はファリンと似ているがスカートは青のタイトか。
いやいや、服装を分析してどうする。
なんでここに二人がいるんだ、店にいるのは不思議じゃないがどうしてわざわざ俺のところに来るんだよ。
それに自動人形って物食えるのか? あ、食べられるから頼むのか。
「えっと、こんにちは忍さんにファリンさん」
「ええ、こんにちはオリト君」
「こんにちはです」
にっこりと微笑んで挨拶する忍、うん、美人だね。
だけどなんか危険な気がするのは気のせいだろうか。
などと思っていると忍が話しかけて来た。
「今日は一人なの?」
「うん、まあね。忍さんこそどうしたの、ファリンさんまで一緒なんて珍しいと思うんだけど」
「えへへ、今日はお休みを頂いたんですよー」
「へー、ちゃんとお休み貰えるんだ」
「それどういう意味かしらオリト君? まるで私が酷い主人に聞こえるんだけどなー」
「はっはっは、気のせいだよ忍さん」
ふふん、ペースを握られてたまるものか。
忍相手なら多少本性を見せても問題無い、忍も一族の秘密(ノエルとファリン含む)を知る俺だからこそこれほど親しく接してくるのだろう。
ファリンはメニューを見てこれもいいですねーと目を輝かせている。なんとも無邪気なメイドさんだ。
「もうっ、私は恭也に会いに来たんだけどね……」
「? 恭也さんなら店で見たけど」
「バイトの子が急に二人も休んだらしいの、だから今日はずっと手伝いだって」
ぶすっと頬杖をついてむくれる忍、こういうしぐさも絵になるから美人は得だよな。
「あらら、そりゃついてない」
「ホント、だから今日はオリト君にご馳走してもらうの」
「あいや、しばらく」
「何かしら?」
涼しい顔で面白い事を言う、大学生が小学生にたかるとはどういう了見だ。
そこのところを尋ねると、このくらいは安い物でしょうと返された。
はて、ちょっと心当たりがない。首を捻ると忍がそっと耳に顔を近づけて来た。
「実はね、お気に入りの下着が一組無くなっているのよ」
「――っ!」
し、しまった。
あの時見られていたのか、そのあたりの記憶は弄らないでおいたから覚えていたのか。
ちょいとピンチだぜ、忍がこちらに好感を持っているといっても年長者の夜の一族。
すずかと違って平常時でも抵抗力は高い、下手に暗示を使って警戒されては今までの苦労がパーだ。
「ね、安い物でしょう」
顔を離してにっこりと笑う忍、むむむ、やってくれるねお嬢さん。
「そ、そうだね、何でも好きな物をどうぞ」
「だそうよ、ファリン」
「わー、ありがとですぅ。それじゃあこのお持ち帰りBセットも頼みますねー」
「ははは、どうぞどうぞ。ファリンさんみたいに可愛らしくて素敵なお姉さんなら喜んでご馳走しちゃうよ」
「うわあー、嬉しいですー」
喜んで頭を撫でてくるファリン、まあ、このぐらいならいいか。
その時すっと誰かが脇に立つ、どうやらウエイトレスが注文を取りに来たようだ。
「――いらっしゃいませ、ご注文はお決まりでしょうか」
そこには完全営業スマイルの美由希が立っていた。
あれー、何故か声がとっても冷たく聞こえるのは気のせいかな。
「や、やあ、美由希さん。こんにちは」
「はい、いらっしゃいませ。ご注文をどうぞ」
「……このコーヒーとシュークリーム、チーズケーキとダージリン。アップルティーとアップルパイと持ち帰りのBセット」
「はい、かしこまりました。どうぞごゆっくりお楽しみ下さい」
あくまで営業スマイルでお冷を置いて立ち去る美由希。
忍がファリンとの仲を誤解したのかしらねーと言っている、美由希と俺の関係を知らないのだから仕方がないが……。
どーすんだよっ、こういう不信感は結構消しにくいんだからなっ。完全に攻略したわけでもないのに折角の好感度が下がるだろうがっ。
ふうーっ、気を取り直してお冷を口に含む――ぐむっ!?
こ、これって塩水じゃないかっ。いったい何時の間に入れたんだ。
うおおっ、辛くて飲めたもんじゃないが吐き出すわけにもいかん。
何とかごくりと飲み下すがはっきり言って不味い。
とてもコップ一杯は飲めない、どれだけ塩入れたんだよ。
ひょっとしてファリンを褒めたところから聞こえてたのか? ひょいと立ち上がって美由希を探す。
空のコップとトレイを持って厨房に入ろうとしている美由希と目が合う。
べーっ、と舌を出してささっと引っ込む美由希。
なんてこったい、一番攻略が進んでいる美由希に拗ねられてしまうとは。暗示より普通に稼ぐ好感度の方がしっかりと心に蓄積されるんだぞ。
どうしたのと忍が聞いてきたが何でもないといっておく。
くそう、何でもあるんだよ。自業自得とは言え納得しないのがこの俺だ。
機会があったら苛めてやるからな。
「んー、いい天気ね」
「はい、ぽかぽかですう」
「……で、どこまでついてくるわけ?」
結局、美由希に何も言い訳できないまま翠屋を後にした。もちろん支払いは別々だ、金は俺持ちだが。
レジにいた恭也にはメイドさんが好きなのかとからかわれるし……美由希が言ったんだろうなきっと。
ふんっ、お前は後で泣きを見るから言わせといてやるよ。俺は手段を選ばない男だぞ。
「そうね、オリト君の家までかな」
「えっと、理由聞いてもいい?」
「君の家すずかも知らないのよ、調べても良かったんだけど。今日偶然に出会ったから丁度いいかなって」
「んー、けどなあ」
「いいじゃない、私達の秘密を知っている人とは仲良くしたいのよ。住んでいる場所を知っていたほうが何かと便利だわ」
この言葉には一理あるために忍とファリンを自宅に招く事に。それとファリンにはオリト君と呼んでもらう事にした、様はメイド服着用時だからな。
といってもただの安アパートだがね、現在住人は俺だけ。他の住人には出て行ってもらった。
管理人には人を雇わせて空き部屋の手入れはさせてある。もちろん部屋の代金は払ってある。
全部屋が埋まってもおつりが来るくらいの金をこの間一括払いしたのだ。
アリサの親父から貰った金の有効利用だ。
これでこのアパートで何かあってもそれなりに対応できる。
「このアパートなの?」
「はあー、結構古い建物ですねー」
「まあね、いざとなったら移動するだけの間に合わせだから。人気ないのか他に人いないし」
てくてくと階段を上って二階の奥の部屋へ移動。
ま、やばい物や薬の原料は隣に隠してあるから平気だろ。
適当に会話して切り上げよう。しかし忍って気を許した相手には積極的だな、秘密が秘密だからしょうがないか。
部屋に招き入れてお茶を出す、まあ、お約束というものだ。
前回の時に色々と説明したので自分の事をあれこれ話さなくていいのは助かる。
といってもなのはやフェイト関連の話はまだ話していない、ここにいるのはとある目的があるからと言っておいた。
「えーっと、二部屋あるわりには殺風景な部屋ですねぇ」
「まあね、さっきも言ったけど仮住まいだから」
「んー……でも、この部屋いい香りがするわね。これって確かあのお守りの香りかしら」
む、流石に忍は気づいたか。
この部屋で何度も調合しているし現物もあるからな。
丁度いい、新しいのをここで渡してしまおう。
立ち上がって部屋に置いてあるダンボール箱から香のストックとキャンディーを取り出す。
これだけあれば一週間は持つだろう、忍は一日に十個近く食べてるらしい。
すずかでも四個なんだがね、それだけ欲求不満は続行中という事だな、はっはっは。
「はい、これどうぞ」
「あら、ありがとう。キャンディーはもう無くなったからまた頼もうと思っていたのよ」
「へえー、これが例のキャンディーですか。真っ白で美味しそうですねー」
「美味しいわよ、ファリンも食べて見る?」
「はい、頂きますう」
ありゃ、ここで食うのか。
まあいいけどね、ファリンが食べたところで普通のミルクキャンディーにしか感じないだろうし。
人外の生まれの者のみに効果があるのは便利なもんだ。
「うん、やっぱり美味しいわ」
「ころころ……はい、おいひいれすね」
口の中で転がしながら味わう忍とファリン。
早く溶けるように作ってあるので食べるのは五分もいらない。
ファリンも気に入ったのか二つ目を食べている。
「ねえ、作っているのはミルク味だけなのかしら」
「今のところはね、そのうちメロンやレモンも作ってみるよ」
「なら楽しみにしているわね」
と言って二つ目をぱくりと口に入れる忍、本当に気に入ってるんだな。
まあいいけど、それを食べ終わったらお開きにするか。
今日の昼は何処かで蕎麦でも――ん、電話か。
隣の部屋へ移動して戸を閉めて置く、誰からかな。
「はい、どちらさん?」
「オリト君、私だけど」
うっ、声が冷たいよ美由希さん。
「ああ、美由希さん。えっとお店の方は大丈夫なのかな」
「うん、今はちょっと休憩中。それよりも聞きたい事があるの」
「何かな、何でも聞いてよ」
「あのね、さっき一緒にいたの忍さんのところのメイドさんだよね」
「あー、ファリンさんだね。今日はお休みを貰ったっていってた」
「今日はって……それじゃあ偶然に会ったって事なの?」
「そうだよ、忍さんが恭也さんに会いに来たついでだって」
「あ、そうなんだ、そっかー。そういえば恭ちゃんが約束が駄目になったって言ってたのそれだったんだ」
「そうそう、偶然なんだよ」
よっしゃ、ナイスタイミングだ。
美由希の声がぐっと明るくなる、ふふふっ天は俺を見捨てていなかった。
卍解! いや挽回のチャンスここにあり!
「あはは、そっかー、そうだよね。私てっきりオリト君てメイドさんが趣味なのかと思って」
「い、いや、そういう趣味は無いから」
「私勘違いしちゃったな……あ、オリト君御免なさい。塩水なんて出しちゃって、御免ね」
「いいよいいよ、気にしないで」
「ありがとうオリト君――あっ、ねえ、今度オリト君の家に行ってもいいかな?」
「え? 別にいいけど」
「それなら今度お邪魔させてもらうね、何か美味しい物でも作って今日のお詫びをしたいから」
「ははは、そんなに気を使わなくてもいいんだけどな」
うっしゃあ、信頼回復&好感度チャンスゲットォ!
ガラッ
「オリトくーん、喉がかわいちゃったのでお茶のお代わりもらっちゃいますねーっ」
ピシャ
「…………」
「…………」
ファ、ファリン、そういうお約束はやめてくれよおおっ!
静寂が辺りを包む、しかし無情にも時は止まらない。
「えっと……美由希さん、あのね、これは偶々挨拶に寄っただけで」
「…………」
「決して俺が誘ったわけじゃないよ、ホントだからっ」
「…………もう手でしてあげない」
プツッ――ツーッツーッツーッ。
ノオオォォォォォォッッ!
そんなのありかあぁぁぁっっ!
信頼回復どころかマイナスいっちまったーっ!
ぬああああっ、苦心と努力の末に手に入れた手コキフリーパスがっ。
なのはならともかくちゃんと手コキの意味を分かっている美由希なんだぞっ。完全攻略していないのにしてくれたんだぞおおっ。
ちくしょおおおっ、元に戻すのにどれだけ手間かかると思ってんだよおおおっ。もうフェイト達も来てるんだぞおおっ。
くううっ、今日は仏滅か……。
今まで好き勝手やって来たツケですか。
それならこんな物じゃ済まないな、ただ運が悪かっただけか……おのれファリン、暗示が効かないからってやってくれるじゃないか。
? 何か床を叩く音が聞こえるわね、どうしたのかしら。
それにしても本当に美味しいキャンディーよね、すーっ……この香りもいいのよねー。
家で同じ物作ろうとしたけど無理だったのよね、やっぱり魔法じゃないと作れないのかしら。
このキャンディー舐めてこの香りを吸い込んでいると、すうっと体が軽くなるわ。
……アレの時もこれ使うと凄く気持ち良いのよね。
あの時は参ったわ、タイミングが悪すぎるにも程があったて奴よね。まったく恭也ったら近頃どうしたのかしら。
さてと、そろそろお暇しようかしら。
あまり長居しても悪いから――あら?
これって……キャンディーよね、綺麗なピンク色してるけど。
ひょっとして桃かイチゴ味かしら。
さっきは作っていないって言ってたけど、となるとこれは試作品なのかな。
よいしょっと、あらっ? すーっ……うわあっ、凄くいい匂い。
うわー、食べたいな。
でも一応聞かないと。
「オリト君っ、ここに置いてあるキャンディー食べていかしらーっ」
「……いいよーっ、好きに食べてくれーっ」
「何か投げやりね、まあいいわ。時間も無いし二つまとめて、ぱくっ……んっ……んんぅ!?」
うわっ、何これっ。
お、美味しいっ、凄く美味しいっ。
ミルク味なんか比べ物にならないくらいっ――あ、あれっ? どうしたのかなっ……あっ……あっ、ふああっ! かっ体があついいっ!
ふあああっ……んんっ……んぐっ!
あーあ、床に八つ当たりしてもしかたないな。
これまで通り地道に稼いでいくしかないか。
「うわあああっっ!」
「ど、どうしたんですかぁ、お嬢様ぁ!?」
「!? な、なんだっ」
いそいで部屋に入るとさこには胸を押さえて苦しんでいる忍がいた。
なっ? どういう事だ。
「ファリンさん、どうしたんだ一体っ」
「わ、わからないですぅっ、キャンディー食べたら急にこうなって」
「それだけでこんなになる筈が……げっ」
床に落ちていたのは棚に置いておいた必殺の原料キャンディー。
まさかこれ食ったのか?
あ、さっきわざわざ聞くから何だと思ったがこれだったのか。
「はうううっっ! ううっううううっ!」
「はわわわわっ、し、しっかりして下さいいっ!」
「ファリンさんっ、忍さんこれを食べたんだね」
「はいっ、二つ食べましたあっ」
「いいっ!? ふ、二つも食べただって!」
それってシャレにならんぞ。
まったくなんてこったい、取り合えず身体強化で忍をベッドに運ぶ。
「ふうううっっ! はあっはあっはあっ!」
ぶるぶると汗を流して震える忍。
不味いな、流石にどうなるか予想できんぞ。
「ファリンさん、とにかくノエルさんを呼んでっ」
「は、はいいっ」
「忍さんっ、今すぐ恭也さんも呼ぶからそれまで頑張って!」
「はあっはあっ……はあぁぁぁぁっ……ふぅ――っ……ファリン【安らぎの夜】」
「あっ……了解しました」
「えっ?」
忍がなにやら呟くとファリンが電話を切って床に座る。
すっと目を閉じるとぴくりとも動かない。
なんだこれは、ひょっとしてさっきのは何かのコードか?
「これで私が命じるまでファリンは動かないわ」
「えっと、何でそんな事をぅわあっ!」
急に腕を引かれてベッドに引きずれ込まれた。
ちらりと忍を見ると赤い目が爛々と輝いている。
おおう……この間と輝きが違う、ちょっと怖いぞ。
「ふふっ、何でって決まってるじゃないの……これで二人きりよ」
「あのー、忍さん。何をおっしゃっているんでしょうか、そしてどうして服を脱いでいるんですか」
「あら、私の裸見たくないのかしらぁ」
「いえ、見たいですっ」
「うふふっ、正直な子ね……んちゅっ」
「んんっ……んー」
ぎゅっと抱きしめキスをする忍。
あー、やっぱりこうなるか。
「んんっ……んちゅうっ、ちゅぶっちゅぶっ、ちゅるるっ……んむうっ、ちゅぶちゅぶっ」
「んむっ……ちゅううっ、ちゅるっちゅるるっ、じゅるるっ……ちゅうっ、れろっれろっ」
最初から舌を絡める情熱的なキス、しかも手で股間を優しく揉みあげてる。
もう片方の手は自分の股間に伸びてちゅくちゅくといやらしい音を立てていた。
「ちゅううっ……ふふっ、もう大きくなってる、君も期待してるのね」
「ぷはっ、そりゃまあ……でもいいの忍さん、これだと恭也さんに……」
「……駄目よ、今の恭也じゃ……この間だって結局駄目だったもの」
「えっ、そうなの?(知ってるけど)」
「そうよ、抱いてくれた時もあったけど……直ぐに終わって……逆に不満が高まっただけだわ」
あー、なるほど。
どうりでキャンディーの消費量が多いわけだ。
ちなみにこうして話している間も股間を弄るては止まっていない。
「オリト君……私って魅力ないかしら?」
「とんでもない、忍さん魅力の塊だよ」
「そう、うれしいわ」
うっとりと笑って微笑む忍。
ふうむ、二つも食べるとこうなるのか。恭也に対しての愚痴まで言うとは。
落ち着いてるように見えて欲求が最優先されているようだな。なんて事を考えていると既にズボンと下着は取られていた、は、速い。
「あはっ、やっぱり大きいなぁ……あーんっ……んじゅるるるるる~~~~~~」
「くふうぅっ!」
おおおっ、す、凄いっ!
舌でれろれろと裏側を舐めながら吸い込まれた、あんまり気持ちいいから震えたぞ。
腰を固定されて立ちひざ状態の俺に下着姿で四つんばいの忍が目の前にいる。
「んじゅるるるっ、じゅじゅううっ、んじゅるっ……れろれろれろっ、ずずずすっっ!」
「はっはああっ、忍さんっ……し、舌がっ」
舌がぬめぬめと肉棒に絡みつく、じゅるじゅると吸い込まれる唾液もあいまってたまらない。
「んじゅううっ……んふふっ、私のおしゃぶり気持ち良いかしら」
「も、もちろん、腰が震えるよ」
「それじゃあ私のおしゃぶりで蕩けさせてあげるね、お礼はオリト君の精子でいいよ……いただきまぁす……ぢゅるるるるううぅっっ」
「く、くひ~~~」
技術もさることながら台詞がエロ過ぎる。
アルフの時も感じたが言葉だけでも感じるな。
「んじゅるるる~~~~ずろろろっ、ちゅぶっちゅぶるるるっ、ずず~~~ずっずずっぢゅるるるるる~~~~」
「くっ、た、確かにこれはっ」
手は使わずゆっくりしたフェラだが吸い付きと舌の動きが凄い。
常に亀頭をぐるぐると舐めまわして吸い込んでいる。言葉どおりに亀頭が蕩けてしまいそうだ。
「んふううんっ……じゅるるるるる、れろれろれろれろ~~~~ちゅうっ、はやくぅ、出してくれないかなぁー」
「う、うわ、エロ過ぎる」
「ん~~~、エッチな私はだめなのぉ?」
「綺麗ですっ」
「じゃあ、たくさん白くて熱いのをだしてねぇ、ちゅるううう~~~~、ちゅるちゅるちゅるるるる~~~~」
「は、はふううっ」
いかん、こりゃ持たんわ。
望み通りに一杯出してあげよう。
「じゅるるるる、じゅるるんっじゅるるるっ……らひてぇ、ぢゅるるる~~~らひてよぉ~~~んぢゅうるるるるる~~~」
口の端からボタボタと涎を垂らしての吸引フェラ。
尻がふりふりと揺れて色気も満点だ。
しかも上目使いでこっちを見てくるって反則だろ。
「し、忍さんっ、出るよっ飲んでっ!」
「うんっ、のまへてぇっ……ぢゅううううううるるるるる~~~~ぢゅるるっぢゅるるっぢゅるるっぢゅるるるるるうううっ~~~~」
ゆっくり引いて飲んで引いて飲んでの繰り返し、止めとばかりに舌を巻きつけての吸引。
余りの快感にガクガクと腰が震える。びくびくと肉棒は爆発寸前、最後の一舐めで爆発した。
「うううっっ!」
ふびゅびゅびゅびゅびゅるるるるるるっっ! びゅるるるるっびゅびゅるるるっっ!
大量の精液が忍の口内に発射される、それを吸い込む勢いですすり飲む忍。
喉がごくごくと動いているのが聞こえる。
「ふうううんっ、んぐっんぐっんぐっんぐっ……んっんっんっんっ、ちゅううっ……ちゅうううっっ……じゅるっ、はぁ~~~うふっ、とっても美味しいよ」
「うっ……」
精液を舐め取りながら笑顔で言う忍。
なんでりりかるガールズはエロくなるとこんなに可愛いんだ。
惚れるぞ畜生。
「一杯だしてくれたのね」
「あんなに気持ちいいから当然だよ」
「うれしいなぁ、ねぇ、次は私にして欲しいの」
「じゃあさ、お尻をこっちにむけて自分で下着を下ろしてよ」
「いいよ、もう、オリト君のえっちぃ」
にこりと笑って尻をこちらに向ける忍、おおー、良い眺め。
むっちりとした尻がむんむんとした色気を放っている。
忍は下着に手をかけると尻を左右にふりながら脱いでいく。サービス満点だ。
「んんっ……どお、ちゃんと見てるぅ」
ぬちゃあっと糸を引いて下げられる下着。
既に十分に濡れている秘裂はひくっひくっと動いている。
「うん、お尻の穴までしっかりと見ているよ」
「や、やだ、そこは見ないでえ。おまんこを見てぇ……んっ」
ぬちいっ。
「ぶっ!」
両手でくぱっとまんこを広げる忍、どろっと溢れる愛液。
これを甘い声で言いながらやるもんだから最高の眺めだ。
辛抱たまらんな、なので行きます。
「ちゅぶうっ、ぢゅるるっぢゅるるっぢゅるるるっ!」
「くはあぁんんっ、あっあっあっ、はあああっっ!」
わしっと尻たぶをつかんで、ぶちゅうっとまんこに吸い付く。
そのままれろれろとまんこの周りを舐めまわす。
ずずずっと愛液を飲み込むが後から後から湧き出てくる。
「んじゅるるるるっ、ぢゅるっぢゅるっ……んくっんくっ……れろれろれろれろっ」
「はああんっあんっあんっあんっ、な、なめてぇっ、もっと一杯なめてぇっ!」
ぐいぐいと顔に尻を押し付ける忍、まんこからは甘い香りが漂ってきた。
む、前回も微かに感じたがこれも夜の一族ならではか?
じるりとまんこに舌を差し入れてぐりぐりとねじ込む。
「ふああぁんっ、入ってるぅ、入ってるぅ……私のおまんこほじられてるぅ」
「ずるるるっ……忍さん、気持ちいい?」
「うんっ、気持ちいいっ、おまんこ気持ちいいよっ」
うーん、今なら色々聞けそうだな。
「じゅるるるっ……忍さん、どこが一番好きなの?」
「はあんっ、わ、わたしっ、クリトリスが弱いのっ」
ほお、アリサと同じか。
ならクリトリスを摘みながらこりこりと弄る。
そしてれろれろとまんこも舐める。
「んじゅるるっ、れるれるれろろっ……ちゅうるるるっ」
「はううんっ、あっあっ、いいっ、それいいっのおっ、コリコリしちゃだめよおっ」
ぐいぐいとまんこを擦り付けるその姿は全然嫌がってない。
さらにコリコリ攻撃を続けて昇天させてくれる。
「ここがいいんだねっ、じゅるるうううう~~~ずるずるっ、れろれろれろっ」
くにくにくにくにっぷにっ。
「ああぁぁぁんっ! ああっあっあっあっだっ、だめえっ、そこばっかりはっだめっなのおっ!」
「じゅるるるっ、ずるるっずるるるっぺちゃぺちゃぺちゃっ!」
さらに開いている手を使って尻の穴を撫でる。
びくんと跳ねる忍の腰。
尻からつうっと汗が流れて尻穴に付く、それをぺろりと舐め取る。
「きゃああぁんっ、だっだからっお尻はぁっ! はああっはああんっ、くっくるっ、きちゃうっ!」
「ちゅぶぶぶぶっっ!ちゅぶぶうううぅっっ!」
ぶるぶると唇を震わせて吸い付き。
最後にずぷっと尻穴に指を軽く入れる。
「ああぁぁぁ――っっ! だ、だめえっ、いっ、イクウゥゥゥゥッッ!」
ぷしゅっぷしゅうっっ!
「ずずっぢゅるるるるるぅぅぅっ!」
「はひっ、ひいぃぃぃぃっっ!」
いってる瞬間にさらに強く吸い付く。
悲鳴の様な声を上げながら達する忍。
「あっ……あはっ……す、すごいよ……はぁぁ」
「ふうっ」
ずぶりっ
「――っ! んはああぁぁぁんっ! 」
忍に休む暇を与えず一気に挿入、ぬるぬるのまんこは容易く肉棒を飲み込んだ。
「ふぅっ、それそれそれぇっ」
ずちゅっずちゅっずちゅっ! じゅぶぶっじゅぶぶっ!
「あっあっあっあ――っ! すごいっすごいいぃっっ!」
達したばかりの忍には強すぎる快感の筈。
けれど腰を振って喜んでいる、やはり性欲が強くなりすぎてる。
……いまなら心の底に刻み付ける事ができるな。
挿入したままでぐるりと忍の足を持って頭をまたがせる。
「くふうんっ」
そのまま正面に向き合う形になるのでぐいと両手を絡ませる。
忍もしっかりと手を握って来た。
そのままずぶりと腰を進める。こつんという感触で先端が子宮口にあたったのが分かる。
ずぶっずぶっずぶっずぶっずぶっずぶっ!
「あはああっっ! 当たってる、当たってるうぅ! 奥まできてるうぅ!」
「忍さんっ、ファリンさんはどうやったら動くのっ?」
「ああっああっ、わ、わたしがっ言えばっ動くのおっ」
「そう、さっきみたいなキーワードっ?」
ぐりぐりぐりぐりっ!
「くううんっ、そっ、そうっよっ、はああっ気持ちいいっ! やっぱり君のいいっ!」
ぐいと上体を倒して忍からキーワードを聞き出す。
どうやらノエルも同じらしい。
さらにとても素晴らしい事も聞き出せた。お礼に忍を満足させてあげよう。
さらに腰を激しく打ち付けて攻める。
忍はシーツを破かんばかりに握り締める。
手が自由になったので胸と弱点のクリトリスを攻める。
ずちゅっずちゅっずちゅっ! じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽっ!
「ああああぁぁっ! だっだめえっ、そんなにいっぱいはだめよおっ!」
「ふうっふうっ、本当に? じゃあやめようかな」
「いっ、いやあっ、やめないでえっ! いいのっ、突かれるのが好きなのおっ!」
ぐいと首に手を回して懇願する忍。
「じゃあ、いくよっ」
「うんっ、わたしのおまんこ突いてえっ! 一番奥まで入ってきてぇっ!」
ずぢゅっずぢゅっずぢゅっずぢゅっずぢゅっずぢゅっっ!
びちゃびちゃと飛び散る愛液、忍は髪を振り乱して喘ぐ。
こちらも腰が溶けるような快感が背筋を駆け抜ける。
ううっ、夜の一族は本当に凄いなっ。早く決めないとっ。
ぢゅぶっぢゅぶっぢゅぶっぢゅぶっぢゅぶっぢゅぶっ!
「いいっいいっいいぃぃっ! なんでっ、なんでこんなに気持ちいいのおっ! わたしっ、わたしもうっ、はああぁんっ!」
「くふううっ、いいよっ、忍さんっ、凄くいいっ、出すよっ膣内に出すよっ!」
「きてぇっ! いいよっ私の膣内にいっぱい注いでえっ! 私の子宮で受け止めるからあっ!」
その言葉と共にきゅううぅっと締りが強くなる。
最後にずぷっと一突きしてどぷうっと子宮に精液を放出する。
「ううっ、くうううっっ!」
びゅびゅびゅるるるるるるううっっっ! びゅるるるるるるるるぅぅっっ!
「あああぁぁっ――っっ! きてるっ子宮にいっぱいきてるうっ! んはああぁぁんっ!」
どくどくと精液を注がれながら忍が抱きついて来る。
ぶるぶると震えて絶頂を迎える忍。
全身から流れる汗が忍の快感を表している。うん、嫌な匂いじゃないな。
興奮していると色々と便利だな。
「あっ……はうぅんっ……き、きもちいぃぃ……これが欲しかったのぉ……んっちゅっ……ぺろぺろっ」
甘えるように言って首をぺろぺろと舐めてくる。
うはぁ、可愛いなおい。
お持ち帰りしたいぜっ……ああ、ここ俺の家だ。
よし、忍が正気でない今がチャンスだ。
くいと忍の顔をもって瞳を覗き込む。
しっかりと気合を入れて言葉を染み込ませていく。
「忍さん、これでもう大丈夫だよ。【これからは頼って欲しいな】」
「……うん……ありがとう……私を心配してくれて」
「【秘密を共有する仲】だからね、忍さんは【魅力的】だし」
「あ……うふふっ、もうっ……上手い事いっちゃってぇ……でもうれしいわよ」
「それじゃあさ、今回の【口止め料】って事で――だめかな?」
「えっ……くすっ、君って本当にえっちなのね」
口調が戻って来てる、それに今の言葉にも違和感を感じてないな。
まだ薬の影響が残ってるな、何せ二つ食べたからな。
今なら十分に効果がある。
「ファリン【夜明けの時】」
「……はい、起動します……あ、あれっ? そうだっ忍お嬢様あっ!?」
再起動したファリンがキョロキョロして忍を探す。
しかしベッドの上の忍を見ると驚いた声を上げた。
それはそうだろう、忍は素っ裸なんだから。
「どうしたのファリン、そんなに驚いて」
「どどど、どうしてってお嬢様っは、はだかっ」
「落ち着いて、ファリンさん」
「ああっ、オリト君っ――はわわわわぁっ!」
これまた裸の俺を見て慌てるファリン。
手で顔を覆ってしゃがんでいる。
「もう、ファリンたら……【心の開放】」
「はわわ~~~、ひゃああんんっ!」
しゃがんでいたファリンが突然びくんと跳ね起きる。
「えっと、もういいのかな忍さん」
「ええ、試しに触ってみて」
言葉に従ってファリンの尻を撫でてみる。
なるほど、忍の言っていた通り性感が敏感になっているな。
どういうつもりでこんな機能を組み込んだのか分からんが……グッジョブ忍!
「きゃああんっ、なっ、なにするんですかぁっ」
お尻を押さえてこちらをきっと睨むファリン。
「ファリン。オリト君に従いなさい、逆らっては駄目」
「えっ、えっとお……駄目なんですかぁ?」
「ええ、これからオリト君を私と同様に思って仕えなさい。いいわね」
「あっ、はいですぅ、えとえと、こ、これからよろしくお願いしますう」
真剣な表情の忍に言われて納得するファリン、俺に向かってぺこりとお辞儀する。
「うん、じゃあ早速お願いするね、ファリンさん」
「んっ、ちゅっちゅっ……ちゅるっぺろっぺろぺろっ」
「んうっ、れろっ、ちゅぶっ……ぺちゃぺちゃっ」
「はあ~~~最高だな」
寝そべって二人の奉仕に身を任せる。
裸の忍と下着姿のファリンが左右からチンコを舐め上げてる。
れろれろと舌を伸ばして亀頭と竿を舐める。
ファリンもとろんとした表情で奉仕している、例のキーワードは大した物だ。
「ちゅぶっ……オリト君気持ちいいですかぁ」
「うん、気持ちいいよ」
「ちゅるるるるうっ、ぺろっぺろっぺろっ」
「ふはっ、し、忍さんも気持ちいいよっ」
「んふふっ、ちゅぶっ……れるっれろれろっ」
「ファリンも頑張りますぅ……ぺろぺろっ、ちゅううっっ」
「ファリン、この裏筋を舐めるのよ」
「はぁい、ぺろぺろぺろぺろっ」
子犬のように裏筋をぺろぺろと舐めるファリン。
忍はその間ふにふにと玉を揉む。
「ふふっ、まだ重いわね」
「まだたくさん出るよ」
「うふふっ、先ずはファリンにね。私はこっちで我慢するわ」
「むぎゅっ」
立ち上がって俺の顔の上に腰を下ろす忍。
まんこは先程ファリンに精液を吸い出させてから魔法で掃除した。
忍のボリュームたっぷりの尻がドアップで目に映る。
ほんと、良い尻してる。
サーチャーのお陰でするするとファリンが下着を脱ぐのが分かる。
おおー、ファリンのまんこはどんな具合かなー。
「はうう……恥ずかしいですよ~~」
「大丈夫よファリン、とっても気持ちよくなれるから」
「はいぃ、ではいきますぅ」
そーっと腰を下ろすファリン、ちゅぷっと先端がまんこに触れる。
すでにとろとろと愛液が垂れている、これならスムーズに入るな。
腰をくいくいと動かしてくちゅくちゅとまんこを擦ってやる。
「はふうぅんっ、くうんっ、じんじんしますぅ」
「ファリンさんて可愛いな、んじゅっ?」
「オリト君、そろそろ私のも舐めてくれない?」
くいくいと腰を回してまんこを擦り付ける。
その行為にさらにいきり立つチンコ。
「ん、れろっ……じゅるるっじゅるっ、ちゅぶっちゅぶっ」
「ふうんんっ、ああっ、いいよっ、気持ち良いっ」
「はうう~~、ええいっ!」
ずぷぷうっ!
「はうううぅぅんっ!」
「んむっ」
ぬるりとした感触が伝わりチンコが暖かい壁に包まれる。
繋がった場所からはつうっと処女の証が伝う、ファリンの処女ご馳走様です。
ずんっと腰を突き上げてみた。
「きゃあああんっ! ああっ、びりっと来ましたああぁっ」
「痛くないでしょうファリン」
「は、はいいっ、痛くないですぅ」
「それじゃあ、さっき教えたように動くのよ」
「は、はいですぅ!」
ぐりんぐりんと腰を回してからピストン運動を始めるファリン。
忍のまんこを舐めながら腰をぐいと突き上げる。
大人が二人乗っているわけだから身体強化を使わないときつい。
ずずんっずんっずんっずぶっずぶっずぶっ!
「はあんっ、あんっあんっあんっ、きっ、きもちいいですぅ!」
「じゅるるっじゅるっ、ぺろっ、ぢゅるるるっっぢゅるるっぢゅるううっ」
「ああんっ、いいっいいっ、そこよっ、オリト君っ、そこを吸ってぇ!」
俺の上で腰を振って乱れる美女二人。
体にゴゴゴと力が漲るぜ。
さあファリン、覚悟しろよ。
ずちゅうっずちゅっずちゅっずちゅっずぶぶうっっ!
「んくううっっ、ああんっ、すごいですぅっ! ずぶずぶっていってますぅ!」
「ぢゅぶぶっ、れろれろれろっ、ぢゅずるるるるるっ」
「きゃああんっ、いいのねファリンっ、おまんこがいいのねっ!」
「はいいっ、おまんこが、ふぁりんのおまんこがいいですうっ!」
じゅぶじゅぶとながれるファリンの愛液、忍の愛液もとろとろと口に入ってくる。
二人の美女が汗を流して身を弾ませる姿は素晴らしい。
忍の胸に顔を埋めて腰を振るファリン、ちょいとチンコを変化させて表面にイボイボをつける。
ぢゅぶりっぢゅぶりっぢゅぶりっぢゅぶりっ!
「んふふぅぅっっ! ふあああぁんっ! と、とけちゃうですぅ、ふぁりんのおまんことけちゃいますう!」
そして両手で忍の尻をぐいと開い顔を上げる、うん、可愛いお尻の穴だ。
ここも先程洗浄してコーティング魔法をかけたので変な匂いもしない。
なので遠慮なく攻めてくれる。魔法はエロに欠かせないな。
「ちゅるるるるるっ!」
「きゃあああっっ!? こ、こらあっ、お尻はだめだって、もうっ!」
「れるれろっ、ぢゅぶっぢゅぶっぢゅぶっ!」
「ああんっ、ふああっ、や、やだっお尻もいいっ!」
ずぶぶっずぶぶっ! ずぷっずぷっずぷっずぷっずぷっ!
「いいですうっ、おまんこ気持ちいいですぅ!」
「お尻っ、お尻がいいのっ!」
「ぶぢゅるるるるるるっ! べろろろろろろっ!」
「ああっああっ、いくっ……お、お尻でいっちゃうううっっ!」
「ああんっ、ふぁりんもいきますうっ、おまんこいっちゃいますぅっ!」
「ぢゅううううっっ!」
こりっ。
思い切り尻穴を吸いクリトリスを摘む。
それと同時にファリンの子宮に精液を注ぎ込む。
びゅびゅびゅびゅるるるるるる~~~~~~っっ!
「んあああっっ、いっ、イクウウウウゥッ!」
「んきゃあんっ、あっ、熱いですうぅぅっっ!」
二人は抱きしめ合いながら絶頂を迎えた。
はあはあと息荒い二人、ふう、流石に今回は疲れた。
さてと、忍を寝かせてファリンに快楽を覚えさせよう。ふふふ、仕返ししてやるぞ。
この後ファリンの膣内に二回回・フェラで一回・お尻で二回出した。
人間なら気絶するだろうが流石自動人形、貪欲に喰いついて来た。
おまんこを広げてもっと欲しいですぅと言った時は感心した。
で、お約束というか見事な土下座を見せる忍。
いや、今回は事故だから気にしなくていいんだが。
泣いてはいないが耳まで真っ赤だ、行為の記憶はしっかりと残してあるからな。
ちなみにファリンは顔は赤いがきゃーきゃーいって飛び跳ねている。
お姉さまより先に可愛がってもらいましたー、とか何とか。
あ、忍に殴られた。
今回はややこしいが忍が長く正気でなかったのが幸いした。
先ずセックスは事故、忍が興奮剤を【誤飲】したために起こった事。
当然これで忍は自己嫌悪、またやってしまったという訳だ。
ファリンとノエルには俺の命令に従うようにさせた。
これが今回一番の収穫だ。
興奮剤の副作用としていつまた今日のような【発作】が起きるかもしれない。
ファリンを俺が抱いたのは自分が興奮して命じたと認識している。
もし誰か他人を襲う羽目になったら俺だけでは止められないかもしれない。
だから、ノエルとファリンにはいざとなったら俺の命に従うよう調整すると約束した。
ちなみに【発作】を止める事ができるのは俺だけ、恭也では無理。魔法を併用するからだ。
これで条件付きとは言え、忍を堂々と抱ける。
ノエルとファリンは言うまでもない。
今だ忍は完全攻略できないが今回の功績はでかい。
忍の中では恭也と俺の差は殆どないだろう。
これが無くなるとどうなるかな?
まあ、もうすぐ無くなるんだけどね。
電話をして暫くすると迎えの車が来た。
昼飯を食ってないから腹が減った、もう午後三時か……後始末の時間を引くと四時間やってたわけか。
車の前でもう一度頭を下げる忍、流石に直ぐに発作が起きるのは不自然だから間を置こう。
車を見送ると、部屋に戻って乾燥機のフタを開ける。
中には忍の黒の下着とファリンベージュの下着が一組ずつ。
今回の報酬として貰った物だ、つまり忍もファリンもノーパンノーブラで帰ったんだなこれが。
これをくれと言ったら忍にはデコピンをくらった。
しょうがない子ねっと笑っていたので忍への好感度はかなりの物となった。
ファリンは恥ずかしいですーといってぴょんぴょん跳ねていた。
怪我の功名と言うか、棚からぼた餅と言うか。
今日は実に気持ちのいい日だ。
……美由希への好感度ダウンは痛いが何とかしよう。
取り合えず何か食おう、腹減った。