「なんて無茶をする子なの!」
「……(いや、リンディより年上なんだけど)
はい、お決まりの台詞を言うリンディです。
画面の向こうではひらりひらりと余裕の見える表情で竜巻を交わすフェイト。
それもそのはず、魔力流を打ち込んだのはフェイトに変身したプレシアだからね。
ずばっしゃーんと派手な水柱を上げて、姿を隠した瞬間上空で待機していたフェイトと交代。
元気一杯のフェイトは五本の竜巻をものともせず回避していた、プレシアも大魔導師だけあって見事に姿を隠しているな。
後ろではなのはが出撃すると言って却下されたところだ、芝居を知っている俺しかフェイトの余裕は読み取れない。
だいたい今のフェイトはプレシアの愛情を受けているスーパーフェイトだ、竜巻が六本あっても平気だろうね。
しかしこの映像のフェイト凛々しくていいな、後でコピーして貰おう。
アルフも元気一杯でジャミングしてるから、上空にプレシアがいる事は見破られないな。
一応リンディに出撃は駄目なのかと問いかける。
少し辛そうな表情のリンディが「最善の行動を……」とまたお決まりの台詞を言う。
なので、「そうですか……何より任務ですか……」と顔に失望を浮かべた、ぎゅっと唇を噛んで眉をひそめるリンディ。
ちらりと見ればエイミィも申し訳なさそうな顔をしている。
うむうむ、良い反応だね。
なおも言い募るなのはにクロノが説得している、ロッテは平然と見ているだけだ。
「なのは、もうやめておこう」
「でもっ、このままじゃフェイトちゃんがっ」
事情を知らないなのはは必死に助けにいきたいと主張する、そのなのはをギュッと抱きしめる。
リンディ達には考えがあるから、今回は言う通りにしてみようと言う。
などと言いつつ念話でなのはに説明、ロッテも警戒していないから傍受もされない。
『それにねなのは、フェイトは全然疲れてないから』
『え? 本当なの?』
『うん、だからこのまま見てるだけで大丈夫。それより――』
なのはを抱きしめたままで念話を続ける、口では管理局は任務がどうの、優先すべきはどうのとそれらしい事を言う。
それを聞くなのはも抱き返している、はたから見ればちゃんと説得しているように見えるだろう。
なのはは背を向けてるから見えないが、俺は正面のモニターを見ている。
フェイトがバルディッシュから何かを射出する、金色の光球が飛んでいくとパッとはじけて鎖となった。
竜巻に絡みついたそれはギッチリと縛り付けてびくともしない。
ふーむ、どうやらプレシアの作ったアイテムのようだな。そして魔力一杯のフェイトがアルフと共にずどどんと魔法を打ち込む。
これを見ていたリンディが顔色を変えた、あの子の魔力はどれほどなのとか言ってる。
そしてクロノや俺達にも直ぐに出るように指示してきた、ロッテは万一の場合に備えて待機。
空に転送されて急降下でフェイト達の元へと飛ぶ、背後から近づいているがフェイト達にはバレバレだ。
何故って? 俺が教えているからだよ。わはははは。
「僕はジュエルシードの確保に向かう、君たちはあの二人の相手を頼む」
「分かったよクロノ君」
「了解」
シュパッと二手に分かれて飛ぶ、こちらに今気づいたように振り向くフェイトとアルフ。
ジュエルシードに向かって飛ぶクロノにアルフが飛び出す。
クロノが今にもジュエルシードを手にしようとした瞬間、天から裁きの雷が降り注いだ。
ピシャアアァァァンッッ!!
「うわあぁぁぁっっ!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッッ!!
「――っっ!」
「クロノ君っ」
「うわー、痛そう……」
そう、上空で待機していたプレシアが雷を直撃させたのだ。クロノに防御の暇も与えないとは流石。
完全健康体のプレシアの電撃魔法。そして追い討ちのファランクスが全弾命中した、非殺傷設定だが思わず怯む凄まじさ。
クロノのデバイスは破壊されてクロノ共々ひゅるるる~~~っと落下していく、続いてアースラにもズドーンと雷が炸裂。
すぐになのはがクロノを追う、俺はクロノが撃たれた瞬間に進路を変更。
牽制の魔力弾を撃ちながらアルフに接近、アルフにボカッと殴られて吹き飛ぶがちゃんとジュエルシード三個ゲット。
そして悠々と逃げていくフェイトにアルフ、なのははボロボロのクロノを回収したようだ。
そばによってぺちぺちと頬をたたくが返事はない、完全に意識不明だ。ちょっと焦げてるし。
なのはの手にはデバイスコアも握られていた、どうやらコアは無事だったらしいな。
なのはからクロノを受け取ってアースラへと帰還、ロッテにクロノを任せるとブリッジへと向かった。
結局手がかりは何も得られずクロノが怪我を負っただけ、まあ相手が悪すぎたな。
もちろん俺となのははお褒めの言葉を頂いた、ふふふ、これでまた株が上がってしまったな。
ちなみに焦げたクロノは数日は安静との事、今はロッテが付き添っている。
エイミィもクロノが心配だと言ったが付き添ってはいない、見舞いもちらりと行っただけ。
どうしてかなぁ、わははははは。
そしてなのはと俺はアースラを後にした、戦力はロッテがいるから残れとは言われない。
ただリンディには少しそっけなくしておいた。
当然キスもなし、念話で今回の判断は提督としてとかなんとか言って来たので一応分かってますと返す。
しかし、あくまでそっけなく。なのはと手を繋ぎながらブリッジを出て行くのであった。まる。
アパートに戻るとプレシアから通信が入っていた。
空間モニターに繋ぐとフェイトとアルフも映っている、今日は上手くいったのでその報告をしておいた。
あちらからもジュエルシードの数が分かっていたので助かったと言われる。
「ああ、それとフェイトに化けたプレシアさん可愛いかったなぁ」
「もう、からかわないで頂戴。結構恥ずかしかったのよ」
おお、プレシアが照れている。
すかさず今の映像を記録、後でプリントアウトしておこう。
フェイトやアリシアからも格好良かったと褒められて微笑むプレシア、何て幸せそうな雰囲気だろう。
時間がかかってもいいからあの美貌をエロく染めて見たいもんだ。
今のところ好感度はどんどん上昇しているからな、無印が終わるまでは直接手がだせないのが残念だよ。
まあいい、ご馳走は後に食べた方が美味いんだからな。
さてと、時間は昼をやや過ぎたあたりか……よし、今日は高町家にお邪魔してしまおう。
なのはが今日と明日が休みだったな、明日は日曜で美由希も当然休みか。
そして今夜は忍と恭也が帰ってくると……ふむふむ、この状況を上手く使えるといいんだけどね。
取りあえず夕食の頃にお邪魔するとなのはに連絡を入れた、美由希に余計な事をいわないようにと付け加えて。
それまでは各種備品と薬剤のチェックをしよう、道具は日々の手入れが肝心である。
いい時間になったので手土産の花束を持って高町家へと向かう。
玄関で迎えてくれた美由希に花束を渡す、ありがとうと微笑む美由希。
一応家族土産に魚の干物詰め合わせも持参した、桃子さんに渡して夕食を待つ。
恭也が帰ってくるのはもう少し遅くなるみたいだな、夕食を美味しく頂いてなのはの部屋へ。
桃子さんにはちゃんと「元気」になるお薬を入れてあげた、ふはははは。
フェイトの事は今まで通りにいくそうだ、なのでそれでいいと言っておいた。
なのはの方もフェイトに対しての態度は変わっていない、もっとも変わられても困るけどね。
ま、その話はいったんおいといて。
「なのは、あれから練習してるのかな」
「え? 魔法の練習ならちゃんとしてるよ」
「いや、そうじゃなくてエッチの練習」
「ええっ? えっ、エッチのっ?」
「うん」
「えっと……その……にゃははは」
「……もしかして何もしてないの?」
「だっ、だって……恥ずかしいし……」
あかん、なのはの性格を忘れていた。
アリサは強気だしすずかには夜の一族というエロ姿がある、しかしなのはは魔法以外は普通? の小学生。
多少の興味があっても実行は難しいか、温泉の時は暗示もあったしアリサ達も一緒だったからな。
手をすり合わせてもじもじと俯くなのは。
素では精々エロ本を読むのが限界かな?
別になのはは急ぐ気はないが余り遅いのも…………ふむう。
「なのは」
「なに?」
「ちょっとパンツ見せてくれないかな」
「ええっ、な、何で?」
「何でって、見たいからだけど」
「あう……ど、どうしても見たいのかな?」
「うん、駄目かな」
「あうう……」
ぎゅっとスカートを掴んで下を向くなのは、むー、素の状態とは言えパンモロも難しいとはいささか問題だな。
こうなればなのはの対抗心を利用するか、それならアリサにも並ぶ物を持ってるからな。
「まあいいよ、後で美由希さんに見せてもらうから」
「え? お姉ちゃんに? お姉ちゃんパンツ見せてくれるの?」
「まあね、裸だって見せてくれるよ」
「ええぇっ! 何でぇっ!?」
驚くなのはに色々と説明する、もちろん普通に言うとややこしくなるので久々に暗示をかける。
要はセックスを一歩進んだスキンシップの一つと思わせた、実際そういう感覚でしてる人もいるわけだから問題ない。
もっともなのはには美由希とすでにそういう関係だったという事が衝撃だったらしい。
「そんなに驚いたかな?」
「だって、お姉ちゃんとオリト君がそんな……やっぱり年上の人がいいんだね」
「【それは暫く忘れるように】、でも美由希さん凄く喜んでいたよ」
「にゃ? そうなんだ、エッチってそういう物なの?」
「まあね、好きな人とするのは楽しい物だよ」
「う~~ん、そんな事いわれてもなのは分からないし」
「それもそうだね、それじゃあ参考資料を見せてあげるよ」
といって記録・再生専用の簡易デバイスを取り出す。
空間モニターを展開して、映像をチョイス。
後は用心の為に防音の結界、外にサーチャーをしかけてあるので誰かが来た場合も安心。
『んんっ……あっ、ああっ……』
「あっ、これってあの時の?」
「そう、ジュエルシードを集めてた時のやつだよ」
先ずはサッカー小僧とマネージャーの映像。
これはなのはもまともに見ている、顔は赤くしているが一度見た物だからだろう。
温泉での経験もあるためにこれぐらいなら問題ないわけだ、パンツ見せるのは駄目なのに。
「男の子は気持よさそうだね」
「そりゃあね、俺もなのはに温泉で気持良くしてもらったよ」
「にゃはははは、そうだけど」
照れ笑いをするなのは、やはりこれぐらいはもう平気なんだろう。
この後でなのはは知らないこの二人のちゃんとしたセックスを見せた、驚いたが最後までしっかりと見るなのは。
それならばと今度は違う人のセックスだよと言って映像を切り替える、お次はちょいと刺激的だぞ。
『んちゅ……ちゅうっ』
『んっ……ちゅっ』
画面には互いに裸の恭也と忍のキスシーン。
「えっ……えええぇぇっ!? お、お兄ちゃんと忍さんっ?」
「なのは、落ち着いて」
「どど、どうしてこんなビデオがあるの?」
「んー、隠し撮り」
「それ駄目だよオリト君っ」
「まあまあ、【今はちゃんと見てくれるかな】」
「う、うん、うう……うわっ、お兄ちゃんのおちんちん見ちゃったよ」
「? 一緒にお風呂とか入らないの?」
「何回かあるけどもっと小さい時だったから」
「士郎さんのは見た事あるよね」
「うん、で、でもそんなにじっとは見てないよ……お父さんの方が大きい……」
「……ちゃんと見てるんだね」
画面からは目を放さずに会話するなのは、恭也が忍の胸を揉む姿を見ると自分の胸を見た。
心配しなくてもちゃんと大きくなるよ、事は進んでいよいよ挿入。
ズームで接合部をアップにして良く見えるようにする、ずぶずぶと入っていく恭也のチンコ。
「うわあぁぁ、入っちゃった」
「ここからが本番だよ」
「うん、ちゃんと見てるよ」
体育すわりでしっかりと画面を見るなのは、集中すれば恥ずかしさも多少はまぎれるんだろう。
ずこずこと腰を動かす恭也をじっと見るなのは、しかし忍はそれほどアンアン言っていない。
これは二人がラブラブの時の映像ではないからだ。
「なのは、気づいたかな」
「え? 何が?」
「さっきの女の子に比べると忍さん余り気持ち良さそうじゃないだろ」
「そういえば、気持ち良いって言わないね」
「少しだけだけど忍さんが恭也さんを好きな気持ちが落ちてるからだよ」
「ふえっ? どうしてなの?」
ここで温泉の時に発覚した浮気疑惑を話す、これも好きな者同士なら気持良いと言う事を確認させるためだ。
やがて暫くピストン運動が続いて恭也がうっと呻く。
ぬるっと引き抜かれるゴム付きチンコ、ふふふ、これも差の一つだな。
画面の中の忍はあきらかに満足していない、どうやら恭也はたいてい一回で終わるタイプのようだ。
忍を相手にして一回なんてもったいない、あれほどの女なら絶倫じゃなくても三回はいけるだろうに。
ちらりとなのはを見ると顔を赤くして足をもじもじさせていた、ペタリと床に顔をつけて見るとピンクの三角形が見える。
「うーん、濡れてると思ったけどそうでもないな」
「……えい」
「ぶべっ」
強化されたなのはの拳を後頭部に受けて床とキスしてしまった。
そのままぐりぐりと頭に拳を押し付けるなのは、強化したままなので地味に痛い。
「なのは、痛いんだけど」
「女の子の大事な所を覗く人には天罰なの」
「いや、パンツに邪魔されて見えないから」
「だからっ、パンツを見ちゃだめなのっ」
両手を使ったぐりぐり攻撃を暫く受けて反省(嘘)。
話を戻してなのはに恋人同士のようなエッチを見せてやると言う。
誰と誰のなの? と聞くなのはに俺と美由希さんなのと返す。
これに対してまたもや驚くなのは、お姉ちゃんと恋人になったのと詰め寄る。
今度は若干怒りが込められてるな、一応友達以上恋人未満だと説明。
間違っていないよな、まだ恋人だと誰に言ったわけでもないし。
「本当に恋人じゃないの?」
「うん、恋人の数値が100だとすると今は99ぐらいかな」
「……1しか違わないんだけど」
「一円足りなくてもジャ〇プは買えないよ」
「な、なのはの数値はどれぐらいなのかな?」
納得したのか質問を変えるなのは、姉と自分の差を知りたいのだろうか。
「友達以上が40だから……55だね」
「アリサちゃんとすずかちゃんは?」
「アリサが65ですずかが70『80』だね」 ※『』内が本当の数値です※
「ええっ、どうしてそんなに差があるのっ? それにすずかちゃんがアリサちゃんより高いのっ」
「ちなみにフェイトも55」
「あ、フェイトちゃんとなのはは同じなんだね」
フェイトの名前を出すと喜ぶなのは。
うんうんと頷いていたがピタリと動きが止まる、どうやら気づいたらしい。
「ちょっと待ってオリト君、どうして同じなのかな? 納得いかないよ」
「フェイトはアルフさんも足してるから(嘘)」
「それでもおかしいよ、まだフェイトちゃんと友達にもなっていないのに」
「俺の中ではフェイトはもう友達だよ、それにフェイトは可愛いからね」
「なのはは可愛くないって聞こえるんだけど」
「拳骨で頭をグリグリするなのはに言われてもね、それにフェイトのジャケットはスラリとした足が見えて高得点だし」
「う、うう~~~~」
ぎゅっとスカートを掴んで俯くなのは、フェイトの事は好きでもやはり対抗意識はあるらしい。
流石に完全ではないとはいえ、フェラをした自分とフェイトが同列なのは納得いかないのかな。
ライバルで親友の構図はエロの面でも築かれていくのか。
むーっとふくれたなのはを宥めて話を元に戻す、美由希とのエッチを見て勉強してくれと言う。
かなり渋っていたが何とか頷かせることに成功、やはり美由希と関係を持った事は衝撃だったらしい。
拳を握ったままで負けないもんと呟いたなのはの今後に期待しよう。
「はぁ~~~~、びばのんの」
ただいまゆったりバスタイム、なのはや美由希と入っても良かったが一人で入るのも良い。
たまには煩悩を沈めてまったりするのも大事だ。
そう、何も考えずにぼけーっと…………ガチャッ。
「でもあれだね、風呂は月村家の方が大きくて良いな」
「そう? だったらいつでも泊まりにくればいいのに」
「いやいや、それはちょっと図々しいかなーと……あれ?」
「遠慮なんかしなくていいのよ、オリト君」
声のした方を振り向けば、そこには一糸纏わぬ姿の月村さん家の忍さん。
相変わらずの見事なスタイル、お湯の温度を確かめて湯船に入って来た。
こちらの体が小さいので入れない事はない、足を縮めて向かい合わせになる。
「忍さん、入るなら一声かけないと」
「あら、随分他人行儀な事を言うのね」
にこりと笑う忍、しかし何処か迫力を感じる。
「ノエルだったらそんな事も言わないのかしらね?」
「どうしてノエルさんが出てくるのかな」
「今日うちに泊まれない用事っていうのは美由希さんに会うから?」
「……」
話を聞いていない、顔は笑ってるがこめかみがピクッと動いた。
ひょっとして怒ってるのかな、電話を切らなかったのは忍が悪いと思うんだけど。
むむむ、これではなのはの勉強が実行できないかもしれない。
背中を流してあげると言う忍に従い椅子に座る。
うーん……良し、恭也に暗示をかけて忍の相手をさせよう。
そう考えているとむにゅっと柔らかな物体が押し付けられる、マシュマロの柔らかさと弾む弾力が素晴らしい。
「ねぇオリト君」
「なにかな忍さん」
「何も私が出かけてる時に泊まりにこなくてもいいじゃないの」
「いやあの、忍さんに会いにいったら留守だったんだけど」
「そうだったんだ……嬉しいなぁ」
すっと手が回されて後ろから抱きしめられる、あり? 何か口調が変じゃないか。
「だったらどうして泊まったの? ノエル目当てだったりして、うふふっ」
「やけにノエルさんにこだわるね。ファリンさんに言われたからだよ、すずかとゆっくり遊んだらどうかって」
「ふーん、私よりすずかの方がいいんだ。妬けちゃうなぁ、一緒に寝たりしたんでしょ」
「まあね、最初は忍さんのベッドで寝ようとしたんだけどすずかに駄目だって言われて」
「くすっ、すずからしいわね。でも、今夜は私と一緒に寝られるわよ?」
「どうしてかな」
「私がここに泊まるからよ、客間は一つだから私とオリト君で決まりじゃない」
「わぷっ?」
くるりと体を返されて抱きしめられた、忍の豊満な胸に顔を埋める形となる。
ちらりと上をむくと瞳が赤くなった忍がこちらを見ていた。
え? おいおいおい、いくらなんでも今は不味いだろう。
「忍さん、目が赤いよ」
「……えっ? やだ、本当に?」
慌てて体を離して浴室の鏡に顔を映す忍、目の色を確認するとぱんっと頬を叩く。
そしてシャワーを捻って冷水を被る、タオルが落ちて長い髪が水に濡れた。
どうやら無意識だったみたいだ、流石に風呂場でしていたらバレる可能性が高い。
誤魔化すのも一手間じゃ済まないからな、しかし無意識に目が赤くなるなんてやばくないか?
落ち着いた忍に事情を聞くべく先ずは風呂から出る、割り当てられた客間に忍と二人で向かい合う。
理由はだいたい思っていた通りだった、つまり欲求不満が溜まり過ぎたせいらしい。
忍が旅行先での話しをぽつりぽつりと話始めた。
恭也は昼間からガンダムファイト・レディーゴーだったとの事、しかし結果は東方不敗ならぬ昼夜全敗。
巻き返すどころか夜も追い討ちをかけただけとなった、忍が電話をかけた時には落ち込んで駐車場の車の中にいたとか。
旅行前に医者にも診てもらったが異常無しだったと言う。それその筈、体は健康そのものだからね。
これで勃たなくて射精も出来ないなら問題だ、そうだったなら俺に魔法で何とかならないか相談するつもりだったらしい。
もっともそんな魔法は知らないのでどうしようもない、その事を言うとはぁとため息をつく。
これが俺の能力の便利な所だ、魔法では無いのでたとえシャマルが探ろうと原因は分からない。
一切の痕跡が残らないのが一番の特徴だ、これで戦闘能力もあれば最強オリ主になれたんだが。
それはさておき、このままでは今夜の行動に支障がでてしまう。予定を変更するべきだろうかと考えてるとドアがノックされた。
誰かと思えば美由希がやって来て、そろそろ部屋にこないかと言うお誘いを受けた。
ドアの外で話しているがしっかり忍は聞いている、待ってるからねとおでこにキスをして帰っていく美由希。
部屋に戻ると忍はベッドに横になっていた、こちらに背を向けて布団を頭まで被っている。
「何してるの忍さん」
「見て分からないかしら、相手がいないから一人で寝るのよ。オリト君は美由希さんと夜の運動してきなさいよ」
「いや、俺も美由希さんと一緒に寝るだけで――わぷっ」
美由希からはただ寝る誘いを受けただけなんだけど、その事を伝えようとしたら枕が飛んで来た。
続いて上着にスカート、ブラにパンツが立て続けに顔面にヒット。
どうやら明日の着替えをこちらに投げたらしい、うーっと涙目の忍がこちらを睨んでいる。
なんとも子供みたいな行動だがそれが可愛い、やはり年上の女性の拗ねた姿はなんとも言えない……おっと。
などと趣味に浸っている場合じゃない、これではひょっとすると美由希としている最中に乱入しかねない。
どうしよう……暗示かければ済むけどこの状態を楽しみたいのも確か……。
「もう、オリト君たら我侭なんだから」
「あははは、一度お姉さんにはさまれて寝たくて」
「ふーん、それで私にもお願いしたの?」
「うん、ありがとう忍さん」
ところ変わって模様替えした客間。まあ、組み立てベッドをばらして床に布団をひいただけなんだが。
客間は余計な物を置いてないからベッドをどかせば三人でも大丈夫、なので俺を中心に川の字で寝ています。
なのはにはどうなるか分からないので自習させた、よく考えたら以前記録した美由希とのエッチがあるのでそれを見せている。
特製のジュースも飲ませたので盛り上がれば自分でするだろう、出来れば二回はイッて欲しいところだ。
恭也と士郎には強力な薬を飲ませたから今夜は目が覚めまい、桃子さんはまた風呂場で頑張るだろう。
一応サーチャーも仕掛けて置いたから後で見よう、とにかく幾分表情が柔らかくなった忍を見て一安心。
右に美由希で左に忍、美少女二人に挟まれるのは気分いいね。
……忍も美少女でいいよね?
なのはが三期で19才でも「魔法少女」だったはず、ならば忍も美少女でいいと思うんだ。
そうだよ、忍もまだ美少女でいいんじゃないか! 文句がある奴はいるかっ…………いないね、うん。
「なに頷いてるのオリト君?」
「あ、いや。美由希さんが髪下ろしたのっていいなあと思って」
「そう? でも鍛練する時は邪魔になるからね」
「うん、いつもの美由希さんももちろん良いよ」
「このー、口が上手いんだから」
「あはははは」
「ん、この部屋って少し暑いわね」
そう言って忍が何やらもぞもぞしている、確かに三人いるから多少は温度も上がるが暑いってほどかな?
などと思っていると頭の横で何やらパサリと軽い音がした、首を動かしてみればそこには青いブラジャーが鎮座していた。
おいおいと思ったのも束の間、やっぱり寒いかなーと忍に抱き寄せられてむぎゅっと胸に顔を埋めてしまう。
忍のパジャマはボタンが外されていたので生乳が密着している、うわー忍の匂いがダイレクトに来るね。
「……忍さん、何やってるんですか?」
「うーん、可愛い弟分を抱きしめてるだけよ」
「どうしてブラを外したんですか?」
「サービスよ」
「……えい」
「きゃっ」
ぐいいっと引っ張られて美由希に後ろから抱きしめられた、ぎゅっと腕をまわしてしっかりと上半身を固定される。
恐らく忍を睨んでいるだろう美由希がちょっとむくれた声で言う。
「忍さん、オリト君にそういう事をするのやめて下さいね。サービスなら私が受け持ちますから」
「あら、オリト君は私の方が喜んでくれると思うけど?」
くいっと胸を持ち上げる仕草をする忍、ぐっと抱きしめる腕に力が入る。
くすりと笑った忍がチラッとパジャマの前をはだける、見事な形の乳房がぷるんと見えた。
「忍さん、恥ずかしくないんですか?」
「どうして? 私は自信があるもの。ひょっとして美由希さん自信がないのかしら?」
くすくすと笑う忍にさらに腕に力が入る。おーい、ちょっと挑発し過ぎじゃないかな。
何とかしないと不味いかなと思っていると、がばっと起き上がった美由希に正面を向かされた。
そして素顔の美由希がぐっと顔を近づけてそのまま唇を重ねる。
「――んっ」
「んぅっ」
「あ……」
五秒ほど時が止まって美由希が唇を離す、にっこり笑った美由希が優しく問いかける。
「ねえオリト君、私の事好きだよね?」
「う、うん。好きだよ」
「聞きましたか忍さん、オリト君は私の方がいいそうですよ」
「そうねぇ、確かに聞いたわ。ふふっ」
勝ち誇った様子の美由希、しかしそれがどうしたと言わんばかりに近づいてくる忍。
わしっと顔を捕まれるとぶちゅうぅぅぅっと濃厚なキスをされた。
美由希が固まっている間にたっぷりと舌を絡める、離れる時には一本の糸が唇を繋いでいた。
やばい、いくらなんでもこれはやばい。
素早く印を結んで防音結界を展開、その後で美由希の怒鳴り声が部屋に響いた。
「な、なんて事するんですかーっ! 忍さんには恭ちゃんがいるでしょうっ!」
「ただキスしただけよ、外国じゃ親しい人にキスくらいするじゃないの」
「どう見ても今のは普通のキスじゃないでしょうっ、浮気していいんですかっ」
「キスはキスよ、それにキスくらいじゃ浮気なんて言わないわよ。スキンシップの範疇ね」
がうっと吠える美由希に平然と受け流す忍、どうするんだよこれ。
立ち上がって言い合いをしている二人の横で座る俺、取りあえず忍は胸をしまった方がいいと思う。
何度かの言い合いで埒が明かないと悟った美由希が深呼吸をする、何か爆弾発言をしそうで嫌な感じがするんだけど。
「忍さん、私は――オリト君に抱かれた事がありますから」
「えっ……そう、なの」
ぴたりと忍の動きが止まる、ぐっと拳を握ってガッツポーズを取る美由希。
どうだまいったかと目が語っている。
これなら忍も言い返せないだろう、ちょっとした修羅場になったが何とか終わったかな。
「私もオリト君に抱いてもらったのよ。オリト君て凄くたくましいのよねー」
「え゛?」
「えっ…………い、今何て言いました忍さん」
「だから、私もオリト君とは肉体関係なのよ。もっとも私の場合は治療目的だったけどね」
「……治療? どういうことですか?」
いつの間にか眼鏡をつけて木刀を持っていた美由希が鋭い目で問いかける。
あれ? いつのまに木刀持ったんだろう。不覚にも動きが見えなかったぞ。
というか忍はいったいどういうつもりなんだ? ここまで来ると洒落にならないんだけど。
質問された忍が自分の荷物からガラスのビンを取り出す、その中にはエロ主謹製の白いキャンディー。
「これを知っているかしら? オリト君にもらったキャンディーなんだけど」
「それなら私も食べた事があります、それがどうしたんですか」
「ええ、私ったらオリト君のアパートでこれと薬を間違えて食べちゃったの」
「? (忍は何を言うつもりだろう)」
「薬、ですか」
話に興味を持ったのかすっと木刀を持った腕が下がる。
気配も幾分和らいだ。
「その薬が私の体質には毒になる代物だったのよ、だから私を助ける為にオリト君が抱いてくれたのよ」
「えーと、抱く事が治療になるんですか?」
「そうよ、一刻を争う状況だったの。だからオリト君は私の命の恩人ね、だけど事情が事情だから恭也にも言えなかったのよ」
「そうだったんですか」
「そうなのよ、納得してくれたかしら」
「はい、そういう事なら――ふざけないでくれますか? いくら私でも終いにはキレますよ?」
ギラリと気迫の篭った目で忍を睨む美由希、木刀がびしりと忍に突きつけられる。
「薬の治療がセックスだなんてそんな馬鹿な話がありますかっ!」
「それがあるのよ、私が飲んだのは魔法の薬だもの」
「ま、魔法?」
「そうよ、だから治療も魔法の治療。偶々それがセックスだったのよ」
「……い、いいかげんにしてくれますか。これ以上私を馬鹿にするなら考えがあります」
あー……これはもう駄目だ。
まさかこういう手で来るとは思わなかった、けれどこれはルール違反だよ。
忍がどういうつもりかしらないがこれは罰を与えないといけない、先ずは美由希を宥めるか。
美由希の顔の高さに浮き上がって胡坐をかいて肩を叩く。
「美由希さん、落ち着いてよ」
「オリト君は黙っていて、これは私と忍さんの…………あれ?」
こちらを見た美由希が目をパチクリさせる、眼鏡を外して目をゴシゴシと擦ってじーっと見る。
木刀で頭の上と足の下を探る、首を捻ってから木刀で頭をゴチンと叩く。
強く叩いたらしく、うう~~~っと言って蹲る。その様子を忍はくすくすと笑っていた。
「はぁ……反省だね」
「えっ――きゃあっ?」
笑っている忍をバインドで拘束する、どてんと布団の上に倒れる忍。
蹲る美由希に事情を説明する、もちろん夜の一族の事は話さない。
忍が話したからと言ってもこれは話せない、これにはすずかにも関係する事だからな。
目の前で魔法を見せられれば美由希も信じざるを得ない。
何とか修羅場は避けられたがこれはちょいと問題だ、美由希に待って貰って忍に説教しなければいけない。
くるりと振り向けばううぅ~~~っと力んだ忍が見えた、そして生木をへし折るような音と共にバインドが引きちぎられる。
「なっ!?」
「ううぅっ……ぐすっ」
「え? 忍さん泣いてるの?」
バインドを引き千切った忍は涙を流しながら部屋を飛び出した、美由希に【ここで待っていて】と言って忍を追いかける。
桃子さんやなのははまだ起きてるかもしれないんだ、ここで騒がれるのは不味い。
階段を降りようとする忍を今度はチェーンバインドで拘束、そのままぐいっと引き寄せて抱きかかえる。
なおもじたばたと足掻く忍にぐっとキスをする、驚いた忍だがそのまま目を閉じてキスを受け入れた。
近くの美由希の部屋へ入り防音結界を展開、バインドを解除すると忍はぺたりと床に座り込む。
そしてこちらが口を開く前にぼろぼろと涙をこぼす、そしてうわあぁぁっと泣き始めた。
落ち着いてから話を聞いて理解出来た、俺に一緒に寝ようと誘われてから布団に入った時には既に目が赤くなっていたとか。
分からなかったのは特殊なコンタクトをしていたからだ、無意識に出た時の用心に作っておいたらしい。
どうりで言動が挑発的だった訳だ、そしてさらに話を続けると忍を怒れなくなってしまった。
要は欲求不満のたまり過ぎ、今日の朝家に電話を入れた忍はノエルとファリンと話した。
ノエルはともかくファリンはそれはもう事細かに夜の事を語った、ノエルにいいかげんにしなさいと拳骨をくらうほどに。
それにより忍の不満はさらに上昇、さきほど無意識に目が赤くなった時点で気づくべきだった。
あの言動や行動も酔っ払った状態のような物らしい、バインドで転んで正気に戻ったようだが。
それで秘密を喋ってしまった事も含めて、申し訳無さで泣いてしまったというわけだ。
うーん、これはひょっとしなくても俺が悪いのかな。忍の不満度を甘く見すぎたか……反省。
それにしても輪っか一つとは言え忍はバインドを力ずくで破れるのか、夜の一族は侮れないな。
「そうだったの……まだ"後遺症"が残ってたんだ」
「本当にご免なさい」
再び客間、美由希の前で忍が土下座をしている。
月村家の当主だけあって詫びはキッチリと入れるもんだ、事情を聞いた美由希はちゃんと許してくれた。
いや、本当に優しい性格だ。優しさ一つとってもフェイトと並ぶね。
そして魔法の事も美由希に説明したから何とか収まったと安心した。
ふうぅぅ、と息を吐いてふと美由希を見ると何やら忍と話している。
ん? まだ何か説明しているのかな。こちらに振り向いた二人がにこりと笑う。
「どうしたのかな二人とも」
「うん、今ちょっと話したんだけどね」
「今夜は皆で仲良くしようって」
「はい?」
「んちゅっ……れろっ、ちゅぱっ……ちゅるっ、ちゅうっ」
「ううっ、くう~~~っ」
「ちゅうぅっ、ちゅるっ……れろれろっ……ちゅぱっ、ちゅぷっ」
びいぃぃんっといきり立ったチンコに左右から舌を這わす二人の「美少女」。
れろれろと撫でるように亀頭を舐める美由希、ぺちゃぺちゃと猫がミルクを飲むように舌をすりつける忍。
下着姿の二人が顔を寄せてのダブルフェラ、視覚効果だけでも抜群といえる。
「ちゅちゅっ、ちゅるっ……ぺちゃっ、れろっ」
「んふぅん、れろれろっ……ちゅばっ」
美由希が鈴口に舌を伸ばせば忍は裏側を舐める、その気持良さにピクピクと反応するチンコ。
その反応を見てくすりと微笑む二人、すっと美由希が顔を下げてパクリと玉を含む。
ちゅるるっと吸ってからころころと玉を口の中で転がす、二つの玉が口腔の温かさにつつまれてさらにこの快感。
「くは~~~、凄く気持いいよ美由希さん」
「ぢゅるるっ、ふふっ……ぢゅるっ、むぐ、んんぅ……ぢゅぢゅるるっ」
「ちゅうっ、ちゅばっ……やだ、垂れてきちゃった……えいっ」
「んぶっ?」
体勢を入れ替えて尻をこっちに向けた忍が股間を顔に押し付けて来た。
すでに下着から溢れ出した愛液がぐっしょりとパンツと太ももを濡らしていた。
濃密な女の発情した匂いがずんと飛び込んで来た。
「ねぇ、オリと君舐めてぇ……止まらなくなってるの……私のいやらしいお汁沢山飲んでぇ」
「ちゅぶっ……うわ、忍さんいやらし過ぎ」
玉を含んでいた美由希が驚くほど忍の声は艶かしい、くねくねと尻を揺らして押し付けるので顔はべったりと濡れてしまった。
お言葉に甘えて沢山飲ませてもらおう、先ずはパンツの上からでもハッキリと形が分かるクリトリスにぢゅぅっと吸い付く。
「はむっ、ぢゅううぅぅぅぅぅ~~~~~~っ」
「んひいいぃぃんっ! ふああぁぁっ、いっ、いいぃ~~~っ!」
「ぢゅるるっ、ぢゅぅっ、ぢゅううぅっ……ごくっごくっ……ぢゅううううっ、ぢゅうっぢゅうっぢゅううっっ!」
「あはぁぁぁんっ、吸って、もっと吸ってぇっ! おまんこ舐めまわしてぇっ!」
「……す、凄い……」
余りの乱れようにあっけに取られる美由希、忍は久しぶりの快感に悶えまくっていた。
パンツに染み込んだ愛液を搾り取る勢いで吸う、ごくごくと飲んでも次々に溢れてくる。
相変わらず夜の一族のまんこは甘い香りがする、ちょうど長話で喉が渇いてるから直に飲ませてもらおう。
ぐいっとパンツをずらしてひくひくと動いているまんこにちゅぶっと口をつけて一気に吸う。
「ずちゅるるるる~~~~っ、ずずっ、じゅるっ……れろれろれろっ、ちゅばっ、ちゅぶっ……じゅるるっじゅるるっ!」
「あぁぁぁっ、ああっ、あぁぁんっ! 気持ち良いっ、気持ち良いのぉっ! おまんこ掻き回されるの好きなのぉっ!」
「じゅるるるっ……ぷはっ、美味しいよ忍さんのおまんこ、いくらでも飲めるよ……ぢゅるるっ、んくっんくっんくっ」
「飲んでぇっ、私のおまんこもっと味わって欲しいのぉっ……いくらでも出るから飲んでぇっ」
もはやフェラも忘れて悶える忍、ぢゅぷっと肉ビラに舌を差し込んでちろちろと舐める。
溢れる愛液を啜りながら、ぷっくりと膨れたクリトリスにちゅぱっと吸い付いてぢゅるるっと吸って引っ張る。
久しぶりに弱点のクリトリスを攻められた忍はたまらない、びくうっと背をのけぞらせて一気に昇り詰める。
「あひいいぃっ、そこっ、そこ駄目ぇっ……く、クリトリス弱いのぉっ……でも気持ちいいのぉっ、ひゃうぅんっ」
「ぢゅるぱっ、ずずっ……いいよっ、いっちゃいなよ忍さんっ……ぢゅずるるるる~~~っ、はむっ」
舌で膣壁を擦って愛液を飲む、クリトリスを思い切り吸って最後にこりっと甘噛み。
「あはぁぁんっ、あんっ、あんっ……おまんこいいっ、いいのおっ……ひううぅぅぅんっ……ヒイイィィィ―――ッッ!」
ぷしゅううっと潮を吹いて絶頂を迎える忍、横向きにどさりと倒れるとひくっひくっと身を震わせている。
あっ、ああっと声を漏らして震えるその表情は淫らに微笑んでいた。
我慢に我慢の状態で久々の絶頂、これだけでもとてつもない快感だろう。
「ふぅ……美味しかった――んむうっ?」
「んふふ~~~、おかわりどうかなオリト君? 私ももうぐしょぐしょだよ、忍さん凄いから声だけで感じちゃった」
続いて美由希のパンツが目の前に迫る、白い生地が愛液で透けて肉ヒダの形もクリトリスの位置もはっきりと分かる。
忍とはまた違った女のいやらしい匂いが興奮を誘う、躊躇わずにじゅるるるっとパンツごと美由希の愛液を啜る。
「ぢゅるるるっ、ぢゅうううっ……んぐっんぐっ、ぢゅるるっ、れろっれろっれろっ……ぢゅるぢゅぢゅるるる~~~っ」
「んああぁぁんっ、すっ、吸われてるよぉ~~~っ! 私のオツユ沢山吸われてるぅ~~~っ、気持ちいいいぃ~~っ!」
美由希もぐいぐいとまんこを押し付けてくるので、じゅるるるっと吸い続ける。
あぁんっあぁんっと喘ぎ声を上げながら尻を振る美由希、ごくごくと音を立てて飲んでやると恥ずかしいと言って来た。
なのでさらにじゅるじゅると音を立てて飲む。
「ずじゅるるるる~~っ、ぷはぁっ……美由希さんちょっと量が多いよ、おまんこもびくびくしてる。いやらしいなあ」
「いやだぁ……そんな事言わないでぇ、恥ずかしいよぉ」
「だって本当だよ、パンツの上からおまんこがくっきりと浮き出てるし。お尻の穴まで透けて見えるよ」
「いやいやいやぁっ、そんなところ見たら駄目だよぉっ……おまんこだけなら見ていいからぁっ」
「それじゃあ、おまんこ見るね」
パンツをずらしてご開帳、どろりと白く濁った本気汁が肉穴からにじみ出ている。
ひくひくと動くピンク色のヒダがぬらぬらと妖しく誘っていた。
「うわあ……おまんこの穴のいやらしさなら美由希さんの方が上かも」
「ううぅぅ~~~~っ、意地悪だぁ、オリト君の意地悪ぅっ」
こちらを涙目で睨んで抗議する美由希、しかしおまんこを全開では迫力が無い。
くちゅくちゅと指で淫液をかき回すとはあぁぁんっと色っぽい声で喘ぐ。
じゅぽじゅぽと指を出し入れしてるとびくびくっと腰が震える、どうやら美由希もかなり高まっていたらしいな。
「くふぅぅんっ、オリト君っ……そんなにずぽずぽされたら……私いっちゃうよっ……もうずぽずぽしないでぇ」
「だめ、俺に美由希さんのイクところを見せてね――いただきまーすっ、ずぢゅるるるるる~~~~っ」
はむっとまんこ全体を口に含む、そして舌に魔力を通して膣内をかき回す。
びくっと膣壁が締まったので構わずぐりぐりと舌を捻じ込む。
尻肉をぐいっと左右に開いて顔を限界までまんこに押し付ける。
「いやあぁぁぁっ、そんなにおまんこ開いちゃやだよぉっ……ひゃあぁぁぁんっ、気持ちいいっ、でもこれ気持ちいいぃ~~~っ!」
「ずぢゅるっずぢゅるるっ……ぐぷっぐぷっ……ぢゅばっぢゅばっ」
「あふぅぅんっ、くふぅぅんっっ……だめぇっ、舌だけでいっちゃうよぉ……オツユ止まらないっ、おまんこ溶けちゃうぅぅっ」
大股開きでまんこを押し付ける美由希、尻肉がひくひくっと痙攣して絶頂が近い事を知らせる。
ぢゅるるるっと吸い付きを強くして止めとばかりにじゅぷっと舌を突き込む、それと同時にクリトリスを軽く捻ってやった。
「あはぁぁんっ、あんっ、あぁぁんっ……舌がっ、舌がおまんこに入って……ぬるぬるってぇ……ひううぅぅぅぅっ!」
美由希もぷしゅうっと潮を吹いて絶頂を迎える、いまだ上に乗ったままの美由希のまんこからはとろとろと愛液が染み出している。
それをじゅるるっと吸ってから美由希を優しくどかす、そして足を大きく開いてまんこが良く見えるように寝かせておく。
そしていまだ余韻に浸っている忍のパンツを取って足をがばりと開く、当然まんこの準備は出来上がっていた。
「ん……んふぅ……んん」
「ふふっ、とろとろのおまんこだね。覚悟してもらうよ」
びいぃぃんっとそり返ったチンコ、既に忍専用サイズのそれをまんこにあてがう。
ぼんやりと光るチンコには魔力が通っている、はたして今の忍にこの刺激はどれほどの物かな。
今回のお詫びも兼ねて天国に連れて行ってあげるよ。
いや、このエロ主オリト・スクライアが極楽にいかせてあげようっ!
「さーて、ちょっと強烈だからね……そらっ」
愛液を隙間から飛び散らせながら、魔力肉棒が忍のまんこを一気に貫いて行く。
ずぶぶぶうぅぅっ!
「――っっ! ひっ、ひいぃぃううぅぅぅぅぅ~~~~~っっ! うあぁぁぁっ、あはああぁぁぁぁ~~~っ!」
びくんっと肉体が跳ねてカッと目が見開かれる、そして理解できぬまに悲鳴を上げて一気に絶頂に達した。
ぎゅううっと締まる忍の膣内、凄い締め付けに出そうになるがここは我慢だ。
ふううぅっと呼吸を整えてずずっずずっと腰を動かす。
ずちゅうっずちゅうっずちゅうっずちゅぅっ!
「ひああぁぁっ、ああっ、ああぁっ……待って、待ってぇっ……わたっ、私イッたばかりなのにっ」
「何回でもイッていいよっ、そらそらそらっ」
「はあぁぁぁっ、すごいっ、すごいいぃっ……痺れるっ、おまんこ痺れるぅっ!」
「気持ちいいでしょ忍さんっ」
ぎゅうっと布団を掴んだ忍が腰をくねらせて気持ち良いと叫ぶ。
ずっと欲しがっていた本当の快感に忍の肉体は喜んでいた。
にゅるりにゅるりと膣肉が絡みついて、やっと会えたとばかりに肉棒に纏わりつく。
ぢゅぷっぢゅぷっぢゅぷっぢゅぷっ!
「あああぁぁっ、これよっ、これが欲しかったのぉっ! このおちんちんが欲しかったんだからあっ!」
「くうううっ、凄い絡みつきだなっ」
「あはあぁぁんっ、喜んでるのよっ……私のおまんこがオリト君のおちんちんで喜んでいるのおっ」
「俺も嬉しいよっ、忍さんの膣内はやっぱり凄く良いっ」
「嬉しいっ、嬉しいよオリト君っ……やっぱり君とするのが気持ち良いっ……ああっ、もっと抱いてっ、私を抱いてえぇっ」
涙を流して歓喜する忍、ぷるんと揺れる胸につんっと乳首が立っている。
がしりと腰をつかんでずぷっずぷっずぷっと勢いよく奥を突く、その度に子宮口にちゅっと亀頭がキスをする。
だんだんと子宮が降りてきて、射精をいまかいまかと待っていた。
ぱんぱんぱんぱんっ、ずちゅっずちゅっずちゅっ!
「こつこつ当たってるよ忍さん、分かるよねっ」
「ああぁぁ~~~っ、分かるわっ、こんこんしてるの分かるわっ……オリト君の熱いのが欲しいって言ってるぅ」
「くうっ、今日は膣内に出してもいいのかな」
「はあぁぁんっ、いいよっ、膣内にっ、膣内に出してぇっ……膣内に欲しいのっ、私の膣内に注いでえっ、大丈夫だと思うからぁっ」
何とも頼りないお願いだ、もっとも避妊魔法が効いてるから何の心配もないけどね。
肉棒を絞るように絡みつく忍の膣壁にこちらも限界が近づく。
じゅぼっじゅぼっじゅぼっじゅぼっ!
「あはぁぁぁんっ、いいっ、いいっ、気持ちいいっ……おちんちん凄いっ、たまらないのぉっ……奥までいっぱい来てるうっ」
「気持ちいいよっ、俺も気持ち良いよ忍さんっ……もっと締めてっ、もっと気持ち良くなろうっ」
「うんっ、いいよっ……んんんっ!」
泣きながら笑って腰を捻る忍、ぎゅうっとさらに膣圧が増してにゅるりと快感が走る。
びりっと背筋を電気が通ったような気持ち良さを感じる。
「うくっ、しっ、締まるっ」
「あはっ、気持ちいいんだっ……私のおまんこ気持ち良いんだねっ」
「良いよっ、忍さんのおまんこ気持ちいいよっ」
「嬉しいっ、嬉しいよっ……やっぱり気持ちいいの嬉しいっ!」
「くっ……忍さん、好きだよっ。好きだから気持ち良いんだよっ」
「ああっ、そうなんだ……そうだよね、好きだから――はぁぁんっ! 好きだから気持ち良いのぉっ! 好きだよっ、好きだよオリト君っ!」
「俺も好きだよっ忍さんっ」
こちらに手を差し出す忍の手を握り締めてガンガンと腰を振る。
互いに手を握り合って腰をすり合わせて快楽を貪る。
今まで快楽に飢えた忍は絶対離さないとばかりに手を握り膣を締めた、肉棒が常に擦られている快感はたまらない。
ぢゅぶうっぢゅぶうっぢゅぶうっ、ぐぷっぐぷっぐぷっ!
「ひゃううぅぅっ、ああっ、くるうっ……私もうきちゃうよっ……あはぁぁぁんっ!」
「俺ももうっ……いきそうだよっ」
「一緒にっ、私と一緒にイッてぇっ……お願いっ、私の膣内に来てえっ!」
「いいよっ、一緒に行くよっ」
「ああぁぁっ、あっ、あああぁっ……イクッ、イクッ、イクッ――もうだめええっ! イクウウゥゥゥッッッ!」
「うあぁぁっ!」
叫びと同時に締まる膣内、がばっと抱きついて来た忍がガブリと首筋に噛み付いた。
その二つの衝撃に肉棒から精液が怒涛の如く射出された。
びゅるびゅるびゅるるる~~~~~っ! びゅびゅびゅううぅぅ~~~~~っ!
「んんぅぅぅ~~~~~っ! 来てるうっ、熱いのがドクドク来てるうっ! ああっ、こんなに沢山私の膣内に……あつぅぅいいぃ」
「くはぁ~~~っ、はぁ~~~、出たな、気持ち良過ぎだなこれって」
「んふぅん……ぺろぺろ……オリトくぅん……すきぃ、すきだよぉ……」
自分の噛み付いた傷をぺろぺろと舐める忍、ちなみに忍の足が腰に絡みついてるので今だ繋がったままだ。
「忍さん、足を放してくれないかな」
「もうちょっと、ね? まだオリト君の熱いのを感じていたいの……お願い、もう少しこのままでいて」
「うっ……」
欲求が満たされてやや正気に戻ったのか口調が戻る忍、しかしこれはこれで台詞が可愛い過ぎる。
こんな事を言われたらこっちも困る、しかしあちらを放っておくわけにもいかない。
くるりと後ろを見れば特製バイブをまんこに入れて喘いでいる美由希がいた。
ずちゅっずちゅっと音を立てて出し入れする、それを足を開いてやっているから入っているのが丸見えだ。
忍との行為を見てたせいで美由希も完全にエロスイッチが入っている。
自分が見られているのに気づくとバイブをずるりと引き抜く、バイブが美由希の愛液でテラテラと光っていた。
「はぁぁぁ……オリトくぅん、私も欲しいよ……ここにオリト君のおちんちん入れてぇ」
両手でくぱぁっとまんこを広げる美由希、どろりとした本気汁がピンクの肉ヒダを妖しく光らせている。
ずんっと一突きして忍を怯ませて脱出に成功、次なるおまんこに向けて肉棒が照準を定めた。
まだ欲しいのにと呟いた忍に特製バイブを渡す、もうっと渋った忍だが直ぐにバイブで喘ぎ始めた。
「待たせてごめんね美由希さん」
「うん……ああっ、早く入れてぇ……おまんこ切ないよぉ」
とろんと欲情した目でねだる美由希、何だかんだいってもエロくなると忍といい勝負だと思う。
おまんこに先端をあてがい一気にずぶりと挿入する。
ぬるりとした感触と温かい肉ヒダが肉棒を包んでいく、美由希の膣内はすっかり俺の肉棒になじんでいる。
「んはあぁぁぁっ! 入って来たああっ、これぇっ、これいいのぉっ!」
「美由希さん、声が大きいよ」
「あぁんっ、でもぉ、気持ち良くて声でちゃうよっ……動いてっ、動いてオリト君っ、おまんこ突いてぇっ」
くねくねと腰を揺らして催促する美由希、なじんでいるだけあってやはり気持ち良い。
美由希を布団の上に寝かせて忍と同じ正常位でずんずんと突いてやる。
ずぷっずぷっずぷっずぷっずぷっ!
「ふああぁぁっ、ふかいっ、ふかいぃっ……あんっ、あんっ、あはぁんっ! いいっ、いいっ、いいよっ、おちんちん凄いぃ~~っ!」
「んんっ、美由希さんのおまんこも凄いよ」
「あんっ、あぁんっ……もっと奥まで来てぇ、いつもみたいにこんこんしてぇ……ねぇオリトくぅん」
喘ぎながらも甘えた声を出す美由希、セックスの時はいつもこの声だ。
もっともこの声が好きな俺としては要求に応えるべく子宮口をつついてやる。
亀頭の先端がこつこつと子宮口に当たるのが分かる。
じゅぶっじゅぶっじゅぶっじゅぶっ!
「んんぅぅぅ~~~っ、これぇっ、これ好きなのっ……こんこん好きぃっ、当たるの気持ちいいぃ~~~っ!」
「美由希さんっ、美由希さんっ」
「んあぁっ、ああぁぁんっ……オリト君っ、いいよっ、凄く気持ち良いよっ」
「俺も気持ち良いよ美由希さんっ……んんっ……腰が止まらないよ」
「はあぁぁんっ……ああっ、もっと気持ち良くしてあげるねっ……んんっ」
「ううっ、凄い締め付けっ」
ぎゅむっと締め付けてくる膣壁、鍛えているだけあって美由希の締め付けは強烈だ。
そしてそのまま腰を回すものだから、ビリビリと痺れるような快感が肉棒から伝わる。
本当に気持ち良くて腰が止まらない、なじむとこれだけ違うものなのかな。
「んんぅっ、どう? 気持ち良いでしょオリト君っ」
「いいよっ、腰が蕩けそうだよっ」
「私もだよっ、おちんちんがぴったり入ってくっついてるの分かるからっ……ひゃああぁんっ!」
良い所に当たったらしく、一際高い声を上げる美由希。
腰を動かしてその部分を集中的に擦ってみる。
ひいっと声を上げる美由希、その反応を見るために何度も弱点を攻める。
ぢゅぶっぢゅぶっぢゅぶっぢゅぶっ!
「んあぁぁぁ~~~っ、ああっ、んぅ~~~っ……だめえっ、そこ良すぎるのぉっ……あひぃっ、んあぁぁぁ~~~っ!」
「ここがいいんだねっ、もっともっと行くよっ」
「あはぁぁ~~~~っ、気持ち良いよぉ~~っ……頭真っ白になっちゃうぅ……今日のおちんちん凄いよぉっ」
「美由希さんも凄くいやらしいよっ」
「うぅんっ、はぁんっ……オリト君としてるからだよっ……好きいっ、好きだからねオリト君っ、大好きだよっ」
「俺も大好きだよ美由希さんっ、ずっと好きでいるよっ」
「嬉しいっ、嬉しいよっ……ねぇっ、私もオリト君と一緒にいきたいよっ」
首に手をかけて潤んだ目で言う美由希、チュッとキスで返事をしてから弱点をずりゅずりゅっと擦ってやる。
そのたびにきゅっきゅっと締まる膣内は凄く良い、子宮が下りて来たのかこつこつと当たる感覚が短くなった。
好きだよと言いながら喘ぐ美由希、接合部から溢れた淫液が布団に大きな染みを作る。
ずじゅっずじゅっずじゅっずじゅっ!
「ああぁっ、あふぅっ……くぅん、あっ、当たってるっ……ひううっ! ああっ、くるっ、来たよオリト君っ……あはぁぁっんっ」
「くううっ、こっちもそろそろいくよっ……はぁっはぁっ、膣内に出すよ美由希さんっ」
「出してっ、私の膣内に全部出してっ……受け止めるよっ、私の膣内で受け止めるからあっ」
きゅうぅぅっと締め付けが強くなっていく、その狭い膣内を力ずくでずぶうっと突き進む。
引き抜く時もたまらない快感が走る、美由希と呼吸を合わせて腰を振る。
ぶるぶるっと体が震えた美由希の動きを見逃さず一気にスパートをかけた。
ぢゅくっぢゅくっぢゅくっぢゅくっ、ぐぷっぐぷっぐぷうぅっ!
「んひぃっ! うわぁぁっ、あんっ、あんっ……ふはあぁぁっ、いくっ、いくよっ……んあぁぁっ!」
「俺もいくよっ……美由希さんっ、一緒にっ!」
「うぅんっ、いっ、いっしょにっ……あぁぁぁっ、あっ、あっ……いくっ、いくっ……ひあぁぁっ! イッ、イクウゥゥゥゥッッッ!」
「出るうぅぅっ!」
ずぶうっと最奥を突いた瞬間に達する美由希、それと同時に発射された精液が子宮を直撃した。
びゅびゅびゅくううぅぅぅっ! びゅびゅるるる~~~~っ!
「あぁぁ~~~っ、はいって……はいってる……熱いのが私の膣内に……流れてくるよ」
「んうっ……うん、流れてるよ……精液が美由希さんの子宮にどくどくって」
「あぁ……分かるよ、あったかぁい……こんなに出してくれたんだ、嬉しいよオリト君……んっ」
「美由希さん……んっ、ちゅうっ」
繋がったままで抱きあいキスをする、ちゅくちゅくと舌を絡ませ互いの口腔を舐めあう。
いまだ硬度を保った肉棒を放すまいと足を腰に回す、こちらを包むようにちゅばちゅばとキスを続ける。
するとトントンと背中を突かれたので振り向く、目の前にあった忍の顔が近づいて唇を合わせてきた。
「んちゅっ、ちゅっ……んんっ……ちゅっ、ちゅるっ」
「んう、んっ……ちゅっ、ちゅっ……んちゅっ」
「ちゅぅっ……ねぇ、オリト君もう一度お願い」
「このままもう一回だよねオリト君?」
首に手を回す忍と足を放さない美由希、この可愛いお願いに応えてこそエロ主。
使うのはもう少し先になるかと思ったがやむを得ない。
美由希も魔法の事を知った以上問題はないだろう、二人にちょっと離れてもらって魔法を発動。
「うわー、魔法ってこんな事もできるんだ」
「凄い、こっちも本物みたいだよ」
「いや、どっちも本物だから」
股間にそびえる二本の肉棒、こんな事もあろうかと開発しておいたとっておきだ。
これで長さも太さも自由自在だからまさしく天下の名刀と言える。
あの三国一の種馬も持ち得なかった雌雄一対の剣(笑)、これで二人いてもどんとこいだ。
ついでに変身して体も大人サイズになった、これを初めて見る美由希は喜んでキスして来た。
なんでも屈まずにキスできるのが嬉しいとか、成長するのを待っていたらしくぎゅーと抱きついて言う。
忍が私はこの姿でも抱かれた事があると言うとぎゅっと背中をつねられたが。
ともかく横になった俺の上に二人が跨っている、美由希が手前で忍が後ろの位置。
一応手前の方がいい位置になる、女同士で抱き合わせでもいいがやはりこれでいこう。
美由希は普通の騎乗位の体勢なのでキスしながら突く事ができる、後ろの忍にはその分膣内を気持ち良くしてやろう。
「んんっ、あぁ……入って来たぁ」
「あぁんっ、やっぱり本物のおちんちんが良いっ」
「それじゃ行くよ二人ともっ」
二人分の体重もなんのその、魔力強化したこの体には羽のような物。
魔法っていいよね、管理局も納得の平和利用だ。わははははは。
じゅぶっと先ほどの淫液を溢れさせているまんこを強く突き上げる。
じゅぶっじゅぶっじゅぶぶっじゅぶぶっじゅぶうっ!
「はあんっ、あぁんっ……いいっ、いいよぉっ……最初からふかいっ、んはあぁぁっ」
「んんうっ、私も来てるっ……奥までこんこん来てるぅっ……はあぁぁんっ、ぐりぐりがいいよぉっ」
「ははっ、二人分の嬌声は凄いな」
ずんずんと突く度に二種類の喘ぎ声が聞こえる、ぶるんと揺れる胸にたぷんと当たる尻。
二人の美少女が体の上で乱れるというのは凄い光景だ、感覚を鈍くしてるからいいもののそうでなければあっというまに射精している。
ずぶうっと美由希の膣内を突き上げて、ぐりゅうっと忍の膣内を抉る。
「くふぅぅんっ、またこんこんしてるっ……ああっ、いいよっ……オリト君のおちんちん気持ち良いぃっ!」
「ひゃああんっ、ぐりって、ぐりってきたぁっ……んあぁんっ、おくっ、奥の壁がこすれてっ……もっとぉっ!」
ぐちゅぐちゅのまんこを押し付けて快感を得る美由希、腰を左右に揺らして気持ち良い場所を擦る忍。
手を伸ばして美由希の豊かな胸をむにゅうと揉む、指先でこねると確かな弾力が返ってくる。
乳首を摘んでコリコリと弄ぶとひうっと声を上げる、摘んだままでぴりっと魔力を流すと膣内がきゅむっと締まった。
小刻みに魔力を流すとその度にきゅっきゅと締まるからとても心地良い。
美由希は指を軽くかんでひぅんっと喘ぐ、その姿が可愛いので集中して攻めて見た。
「くうぅぅんっ、んんっ、んぅっ……あんっ、いゃあんっ……オリト君っ、そんなに乳首ばかりっ……あはぁぁんっ、んあぁ~~っ」
「揉み心地良いなあ美由希さんの胸、乳首もこりこりでいやらしいね」
「んくっ、いやぁ……言わないでぇ、はぅんっ……あぁ~~~んっ、こりこりだめぇ……胸感じちゃうよっ、おまんこも良いのにぃっ」
「んぅんっ、んんっ……オリト君っ、私ももっとぉ……もっと気持ち良くしてぇ……んっ、んはあぁぁぁっ!」
忍が催促するタイミングを読んでいたのでちゃんとサービス、胸を触ってあげられない分はイボチンコで補う。
ぢゅぶりぢゅぶりとうねりながら表面のいぼいぼが膣肉を擦る、回転させる事は出来ないが似たような事は可能だ。
魔力を表面に流す事であたかもチンコが回転している刺激を与えられる、もっともそれはまだやらない。
これは奥の手の一つだしサービス過剰だからね、美由希とバランスを取らないと。
ぢゅぶっぢゅぶっぢゅぶっぢゅぶっ、ぐぷっぐぷっぐぷっじゅぶうっ!
「んあぁ~~~~っ、これぇっ、これいいのぉっ! んあぁっ、奥までごりごりくるぅっ……いいっ、いいっ、気持ち良いぃ~~っ!」
「んんぅっ、忍さん凄いっ……あんなに乱れてっ、んんぅっ……はあぁぁんっ、私もいいよっ、おまんこ溶けちゃうっ、たまんないっ!」
「ふううっ、溶けていいよっ……二人とも沢山気持ち良くなってよっ」
美由希の胸を両手で揉みしだいて腰を突き上げる、忍の膣内をかき回して最奥を亀頭で突く。
ぐちゅぐちゅっと凄い水音が聞こえる、腹の上は二人の流す淫液が流れ続けていた。
髪を振り乱して喘ぐ二人、忍も自分で胸を揉んで喘いでいる。その姿は本当に淫靡だ。
こつこつと美由希の子宮口を突つく、子宮が下りて来てるので突く度にちゅぶっと先がめり込む。
ひいぃんっと叫ぶ美由希、それでも腰はずんずんと動いている。
忍も片手は胸を片手は自分でクリトリスを摘んで刺激している、二人の美少女は完全にセックスに没頭していた。
「んああぁぁ~~っ、おまんこいいっ、いいよおっ……またくるっ、また大きいのがくるうっ、おちんちんでいくのおっ!」
「ひうぅぅんっ、んああぁっ! 奥までいぃ~~~~っ! 欲しかったのぉっ、これが欲しかったのぉっ! またいかせてぇっ!」
「いいよっ、二人ともいかせて上げるよっ!」
乱れた二人の美少女の声を聞きながらずちゅっずちゅっと腰を動かす、ずぐんと熱い滾りが上ってきた。
あんあんと悶える二人の膣内を肉棒でかき回す。
ちゅぶっと二つの子宮口が射精を待ち望んでいた、ここにたっぷりと熱い欲望を放ってやろう。
特に忍には魔力を纏わせたままで射精してやる、そして子宮を精子で満たしてしまおう。
つまり子宮が内側から刺激され続けるという事だ、普通のセックスでは絶対にありえない快感。
欲求不満が溜まっている忍にこの快感は凄まじい物となるだろう、忍のおまんこは俺専用だと体の内側から教えてやる。
じゅぶっじゅぶっじゅぶっじゅぶっじゅぶうっっ!
「あはあぁぁ~~っ! いいっ、いいぃっ! いっちゃうっ、オリト君のおちんちんでいっちゃううぅぅっ!」
「ひあぁぁんっ! 突いてぇっ、こすってえっ! ずっと欲しかったのっ、おまんこ喜んでるのおっ!」
「ふううううっ、出すよ二人ともっ。膣内に全部出すからねっ!」
「んうぅぅっ、きてえっ! 私の膣内にきてよおっ! 好きだよっ、好きだよオリト君っ! 大好きいっ!」
「欲しいっ、欲しいわっ! 私も欲しいからあっ! 膣内に出してえっ、オリト君ので満たしてぇっ!」
泣きながら膣内射精を望む二人、今なら暗示を使えば忍は九割がた落ちるだろう。
しかし、この状態で好意を認めさせればより強く根付く。
今夜のセックスで決定的な差をつけてやる、これで肉体は完全に俺の物になるだろう。
肉棒に絡みつくとろとろの膣肉を突き上げながら最後のスパートをかける。
ぐぷっぐぷっぐぷっ! じゅぶぶっじゅぶぶっじゅぶぶっ!
「あはあぁぁっ! 出してぇっ、熱いの出してぇっ! いくよっ、いっちゃうからあぁぁっ!」
「あんっ、あんっ、あんっ、んああぁぁ~~~~っ! ちょうだいっ! 膣内に欲しいっ、欲しいぃぃ~~~っ!」
「はぁっはぁっ、はあぁぁぁっ! 出すよっ、出すっ……出るうっっ!」
最後にずぶうっと子宮口に先端をめり込ませて精子を放つ。
魔力をまとった精子が子宮に叩きつける勢いでびゅくびゅくと飛び込んでいった。
ぶびゅうううっ! びゅびゅびゅるるるるる~~~~っ!
「あはあぁぁぁぁっ! んんっ――んひぃぃぃ~~~~っっ!? イクゥッ! イクッ、イクッ、イクウウゥゥゥッッ!」
「うあぁぁぁぁ~~~っ! はぁっ――アッ、アァァァァァァッッ!? イクウッ! イヒィィクウゥゥゥッッ!!」
「うああぁぁぁっ!」
凄まじい快感を感じながら射精する、びゅくうっびゅくうっと精子を吐き出す肉棒。
魔力を纏わせてあるので少しも漏れず子宮に注がれる。
その強烈な刺激は余す事無く二人に伝わって……あれ?
「はっ、ははっ……んくっ……ひっ、ひぃ……はくっ」
「かっ……こひゅっ……ひっ、ひうっ……あはっ、はぁっ」
「……しまった、美由希さんにも出してしまった」
どさりと倒れた二人は完全に失神している、体とまんこがびくっびくっと痙攣している。
頬を叩いてみるがまるで反応しない、どうやら天国に意識が飛んでいったようだ。
いやー、あんまり気持ち良いから二人に同じ魔力精子を出してしまった。
そっとチンコを引き抜く、折角なので精子はそのまま漏れないようにしておく。
これで魔力が消えるまで弱い刺激を送り続けるだろう、後数時間は魔力は子宮内で持つ筈だ。
体の表面の汗などは取り去って置く、変えの下着を着けて二人をベッドに並べて布団をかける。
明日の朝まで良く眠れるように睡眠魔法をかけておく。
念の為にもう一枚毛布をかけておこう、風邪を引いたら大変だからな。
二人にキスをしてから服を着て外に出る、そろそろなのはは寝ただろうか?
一応映像を見たら寝るようには言っておいたんだけど、ドアをノックしても返事がないのでそっと開ける。
なのははすやすやと眠っていた、ただし下半身は丸出しでパンツは脱ぎ捨てられていた。
どうやらイキ疲れたようだな、レイジングハートに聞いてみると四回目で寝てしまったとの事。
こちらの予想を二回も上回るとは流石だなのは、ちゃんとこの場面を記録してパンツを取り替えて寝かせてあげた。
美由希と忍となのはの下着を持って一階に下りる。
しかし今日は良かったな、二人の乱れた姿は実に素晴らしい。
二人が失神しなかったらまだしていただろう、今夜は性欲がいつになく充実している。
あれだけの爽やかなセックスは活力を与えてくれる、エロ主の夜はまだ終わらないんだよ。わははははは。