「さてさて、今日の昼飯は何にするかなっと」
昨日はどっしりとカツカレーだったから今日はあっさりとしたもので……ありゃ?
俺は昨日にループしたのか? あれは確かに高町さん家の桃子さん。
何ということだエロ主の俺がオリ主のループ能力を手に入れたと言うのか……んなわけないっつーの、昨日とはスカートの色が違う。
しかし、桃子さんが二日続けて休むとは珍しい。
冗談抜きで何かあったのかな? 今日は真面目に聞いてみよう。
「なるほど、材料をぶちまけて足りなくなったから買出しに来たんだね」
「ええ、私のミスだからしょうがないわ」
買い物を手伝って手近にあったベンチで一息、ちょうど飯時なので周りには誰もいない。
はぁ、とため息を付く桃子さん。これだけで昨日の結果が分かるというものだ。
なので親切に不満解消の相手を申し出たところ何と却下されてしまった。
桃子さんいわく、士郎の調子が悪いだけだとの事。
おまけに余り夫婦の事に口を出すべきではないと反撃を受ける、桃子さんにしては珍しく説教口調だ。
恐らく無意識に不満の向けどころを捜しているのだろう、むむう、オリ主名物をエロ主の俺にするとは頂けない。
おまけにいくらセックスができるからと言って、こういう事ばかりに興味を持つのはいけない事だと言う。
……な、なんて言う事をいうんだ桃子さん。
エロ主である俺の存在を否定するようなその言葉、無印で味わえるただ一人の人妻と言えど許されないよ?
……苛めてやる、苛めてしまうよ桃子さん。今日の俺はちょいと怒ったよ。
「そう、だったらいいよ。お仕事頑張ってね」
「え? ええ」
「じゃあねー」
あっさりと引き下がった事に拍子抜けしたのか、きょとんとしている桃子さんを置いて一足先に翠屋へ向かう。
ふふふ、桃子さんには少しばかり困ってもらうよ。
恭也に比べれば可愛い反抗なので軽いものでいいだろう、士郎との触れあいも増えるから喜ぶかもね。
翠屋へ織人の姿で到着、コーヒーを注文してカウンターに立つ士朗を見る。
この店にも超小型のサーチャーを仕掛けてある、店の中は把握できてるので大変便利。
トイレに入って士郎の頭の上に旅の扉を展開、例によってシューッと薬を噴射。
直ぐに扉を閉じると士郎がふと気づいたように上を向く、気のせいかと呟いてまた前を向いた。
うん、やはり士郎の感は侮れない。
いかに便利な道具や手段を持っても油断はいけないな、トイレからでてコーヒーを待っていると桃子さんが帰って来た。
コーヒーを飲んで暫くしてまたトイレに向かう、桃子さんは厨房にいるので再び旅の扉を展開。
士郎に使ったのと同様のスプレーをプシューっと時間一杯噴射。
桃子さんは気づかない、ここはとても助かるところだ。
勘定を済ませて翠屋を後にする、ただ薬を与えただけだがこれはとても効果がある。
二人には性欲を増進させる薬を使った、これで桃子さん普通なら何も問題は無い。
しかし、桃子さんは士郎がどれだけ頑張っても満足できない状態。
士郎が普段よりギンギンで回数が増えても桃子さんには不満の回数が増えるだけ。
つまり今までより更に欲求不満になってしまう、ああ、何て可哀想な桃子さん。
どこまで我慢が持つか見せてもらうよ、ふははははは。
昼飯をコンビニのおにぎりで済ませててくてくと歩く。
そういえば今日も恭也はバラ攻撃をかましたはず、これまでで一番力が入っているといってもいい。
まあ、ヨリが戻るなんて事は絶対にありえないが用心に越した事は無い。
……うん、今日は特に急ぎの用事も無い。
ジュエルシードも今日の分はフェイトが回収して終わっている。
間を置くつもりだったがちょいと月村邸にお邪魔しよう、人目に付かないところで空に上がってばびゅーんと飛ぶ。
「え? 二日ほど帰ってこないって?」
「はい、今朝早く恭也様とおでかけになる時にそうおっしゃられてました」
「……えーっと、旅行にでもいったのかな」
「はい、行き先は分かっておりますし恭也様とご一緒なので安心かと」
淡々と語るノエル、うん、相変わらず見事なメイドっぷりだ。ちなみにファリンは手土産の花を飾りに行ってる。
なるほど、そうか、そこまで追い詰められていたか。
バラの海攻撃に加えて二人っきりで泊りがけの旅行とはな、そこまで恭也が攻勢に出ると言うことは普通ありえない。
忍から聞いた事があるがこれまで恭也から二人だけの旅行などした事が無いと言っていた。
それは今までの作戦が成功した証、恭也が前回の事にそれだけ危機を抱いているという事。
その事は良い、しかしここまでされるとまた距離が縮まってしまう。
なんだかんだ言っても忍と恭也の間にはがっちりとした芯があるからだ。
だからこそ今までの妨害にもその仲は壊れなかった、折角その芯をゴリゴリと削っていたと言うのに。
ええぇぇぇいっ! おのれ恭也、ぶち腹がたったけぇのう!
桃子さんが反抗するのは許容量だがお前は駄目だ、一期しか出番がない癖に生意気だ(女性キャラは例外)。
何度も言うが自業自得なんてのは無視だ無視!
うう~~~どうしてくれようか、引き裂く時は決定的な奴をくれてやるからな。
「緊急の場合は連絡を取る事になっておりますが?」
「あー、いいよ。そこまでの用事じゃないから」
ぱたぱたと手を振って答える、むむ、忍がいないならしょうがない。
アパートに帰って計画でも練り直すかな、取りあえず目の前に出されたお茶を飲んでいるとファリンが戻って来た。
お花を飾って来ましたーと、こちらも相変わらず元気一杯だ。
ノエルはまだ仕事があるとかで戻っていった、ファリンは客である俺を相手にする為近くに立っている。
お茶と茶菓子を食べてるさまをにこにこと見ているファリン、気のせいかやけに嬉しそうに見える。
はて? 花がそんなに嬉しかったのだろうか、なら今度はノエルとファリンにも服を贈ろう。
「あのー、オリト君」
「ん、何かなファリンさん」
「その、あの、今日は泊まっていってはいかがでしょうか?」
「? いいけど……何かあったのかな」
「いえいえいえいえっ! 私が――ではなくてですねっ、そうっ、すずかお嬢様です。すずかお嬢様とお話でもしてはと思いつきましたっ」
「えーっと……うん、いいよ」
「わーいっ! やりましたーっ!」
両手を上げてくるくると回転するメイドさん、忍はちゃんとメンテをしているのだろうか?
何か天然に磨きがかかっているように見えるぞ、ていうか思いつきましたってなんだ。
どう考えてもファリン自身が望んでいるようにしか見えない、残ったお茶を飲みながらそんな事を考えた。
ノエルにその旨を伝えたところあっさりと了解を得た、もっともこの二人が俺の言う事に反対するわけないのだが。
ただ伝えた時にノエルも若干喜びの表情が見えた、ここでピーンとこないのはエロ主じゃないね。
こちらとしても申し分ないので今夜は頑張ってしまおう、それにこれは結構使えそうだ。
暫く猫と戯れているとすずかが帰って来た、玄関先でファリンと共にお帰りなさいませと言ったら固まっていた。
今日は習い事もないと言うのでファリンと共に雑談を楽しむ、贈った服を着て見せてくれたので似合っていると褒めておく。
で、美味しい夕食を食べて今度はノエルも交えてゲームを楽しむ。
やがて夜も更ける、といっても普通の大人はまだまだ平気な時間。
しかし、小学生のすずかは眠らないといけない。
何と言っても育ち盛りだからな、一応用心為に【今日はそろそろ寝たほうがいいよ】と言っておく。
さて、ちらりと窓から外を見ると今日は半月。
だがエロ主の俺は月食でも狼に変身してしまうのだ、アオォォォォォンン!
おほん、馬鹿はここまでにしてファリンの部屋に向かう、ノックすると喜んで迎え入れてくれた。
可愛い薄桃色の寝巻き姿、ちらりとベッドを見ると枕が二つ置いてあった。
……どこでこんな知識を得たんだろう、分かりやすくていいけどね。
場を作って置くとは中々の成長ぶり、普段の仕事もこれぐらいならドジッ娘メイドなんて呼ばれないだろうに。
「あ、あのー、それで何か御用でしょうか?」
「あれ? 用があるのはファリンさんじゃないのかな」
「えっ? わ、わた、私は別にありませんよぅっ」
わたわたと慌てるファリン、天然かそれともがっつくのは良くないとノエルに言われたのか。
「ふーん、じゃあいいや。おやすみ、俺はノエルさんのところに行くから」
「まっ、待ってくださあぁぁいっ! お、お姉さまはファリンが先でいいって言ってくれましたぁ!」
がしっと腰にしがみついて引き止めるファリン。
立ち膝でぎゅうっと抱きついて離れようとしない。
「ぷっ……あははははっ! 最初から素直に言えばいいのに」
「ううぅぅ~~~~っ、でもでもっ、お姉さまが慎みを持ちなさいってぇ~~~~っ」
つんつんと人差し指を互いにつつかせて下を向くファリン、いやいや、何て可愛いメイドさんだろう。
ちょっと涙ぐんだファリンの顔を上に向かせてキスをする。
驚いて目を開いたが直ぐに目を閉じて抱きついてくる、こちらも抱き返してキスを続けた。
「んうっ、ちゅっ、ちゅぅっ……んんっ、んふぅ……」
「ちゅっ、れるっ……んんっ、ちゅっ……んぅぅっ」
「ちゅうっ……ふぅ、キスが上達しているねファリンさん」
「ちゅぱっ……えへへ、嬉しいです」
「でも、ファリンさんから誘ってくれるとは思わなかったな」
「うう、だって忍お嬢様あんなに気持ち良いって言ってました。ファリンだって可愛がって欲しかったんですぅ」
「え? 忍さん?」
ファリンの話を聞いて納得、どうやら忍とのセックスを見られていたらしい。
いそいそと服を脱ぐファリン、色気に欠ける行動だが可愛らしさが十分あるので無問題。
こちらも服を脱いでベッドにあがるとぎゅっと抱きついて来た。
「えへへ~~~、嬉しいですぅ。ファリンをうんと可愛がってくださいね」
「うん、いいよファリンさん」
にこりと笑うとファリンも花が咲いたような笑顔を見せた。
うん、やはりファリンは色気より可愛いさで勝負する娘だ。
「んんっ、じゅっ、れるっ……んぅっ、じゅるっ……」
「ぺろっ、れろれろっ……んっ、ちゅうっ……」
ファリンがチンコを咥えてじゅぷじゅぷと舐める、お返しにファリンのまんこをぺちゃぺちゃと舐める。
二人で気持ち良くなろうと言うファリンの意見を取り入れたのだ、なので69を楽しむ事に。
ファリンが舌でチンコの先端を集中して舐める、ちゅるちゅると音を立てて唾液と共に吸う。
こちらもまんこの肉ヒダを丁寧になぞり愛液を啜る、ぷくっと膨れたクリトリスをちゅばっと吸ってじゅるるっと吸い付く。
「んじゅっ、ちゅばっ……じゅるる~~っ、ちゅるっ、ちゅばっ……くふぅんっ、あんっ……そ、そこ気持ち良いですぅっ」
「ファリンさんのここ、もうこんなに溢れているよ、はむっ――ずずっ、じゅるるっ、ぢゅううぅぅぅっ」
「んはぁぁぁっ、吸われてますぅっ、ファリンのおまんこ吸われちゃってますぅ! ふぁぁっ、気持ち良いっ、気持ち良いですよぉっ!」
素直な性格のファリンは快楽にも素直に反応する、口は止まっているが手でちゃんと肉棒を扱いている。
ふるふると尻を振ってもっともっととまんこを押し付ける、愛液でぐしょぐしょになっているとろとろの肉ヒダをじゅるるっと吸い上げた。
「あぁぁんっ、これえっ! これ好きですぅっ、ひゃあんっ……あんっ、舌がっ、舌がぐりぐり入って来ましたぁっ」
「んんっ、じゅうっ……れろれろれろっ、ずずっ、ずずっ……ぢゅうるるる~~~~っ」
「あふぅんっ、んぁぁぁっ! 舌がうねうねしてますぅっ、ファリンのおまんこ舌で犯されてますぅっ」
あんあんと喘いで喜ぶファリン、普段可愛いファリンは乱れてもその可愛いさを失わない。
まさに癒し系エロメイド・ドジッ娘ファリン、何と言うか人気のツボを押さえている肩書きだ。
つるりとした尻をむにむにと揉んで、じゅるじゅると秘裂を吸い続ける。
「ふぁぁんっ、ああっ、はむぅっ……ぢゅるるっ、ぢゅるっ……おいひいれすぅっ、じゅううぅっ」
「んくっ、良いよファリンさん。その吸い付きちょうどいい強さだ」
「んふふっ、ぢゅるるっ……んくんくっ……れろれろれるっ……ぢゅうっぢゅうぅっ……ぷはっ、おちんちんビンビンですよぅ」
ぺろぺろと亀頭を舐めて先走りを美味しそうに舐め取る。
ぽたぽたと顔に愛液が落ちてくる、腰ももじもじと動いているのを見るとそろそろ頃合だろう。
普通にしてこうなるならあのキーワードも使わなくていいだろう、直ぐにエロくしたい時にだけ使おう。
「ファリンさん、そろそろ欲しいんじゃないかな」
「はいっ、欲しいですぅっ、ファリンのおまんこにおちんちん入れて下さいっ」
元気に答えてんしょっと体を返すファリン、こちらに向かって大きく足を開く。
両手でまんこをくぱっと開いて上気した顔で肉棒をねだる。
「ファリンのおまんこもうとろとろですぅ、オリト君のおちんちん欲しがってますぅ、ファリンの膣内に入って来てくださぁい」
「ふふっ、ファリンさんはエッチなメイドさんだね」
「はぅぅ、エッチなファリンじゃ駄目ですかぁ?」
「いいや、大好きだよ」
ずぶうぅぅっ。
「ふあぁぁぁぁっ! 入ってきましたあぁっ、あぁんっ、大きいですよぉっ!」
「んっ、確かにとろとろだな。温かいよファリンさん」
成人サイズの肉棒を濡れた媚肉がしっかりと咥え込んでいる。
ぴっちりと吸い付いた肉ビラが待ちかねたと言わんばかりにひくひくと蠢く。
潤滑油の愛液は十分過ぎる程なので、ファリンの腰に手を回してずぶっと肉棒を奥に差し込む。
じゅぶっじゅぶっじゅぶっじゅぶっ!
「ああぁぁんっ、あんっ、あんっ……ずんずんっ、ずんずん来るですぅっ……ファリンの膣内がいっぱいですよぉっ」
天井を向いたままのファリンが上ずった声で快感を表す、はぁはぁと口を開いたままで喘ぐその姿は艶かしい。
突く度にまんこからはとくとくと愛液が流れ出てくる、よほど待ち望んでいたのか食いつきが凄い。
腰をずいと前に進ませてじゅぶりと膣壁を擦る、それに応えてきゅうっと収縮する膣内。
「あふぅんっ、おちんちん気持ち良いっ……オリト君、もっと、もっと奥までずぶずぶして欲しいですぅ」
「それじゃあいくよ、そらそらそらそらっ」
ずぶっずぶっずぶっずぶっずぶっ。
「ひゃあんっ、あんっ、あはぁんっ……これですぅっ、硬くてごりごりしたおちんちんが暴れてますぅ」
「ファリンさんのおまんこもびくびくしてるよ」
「だってぇ、気持ち良いですよぉっ……ファリンはオリト君とセックスしたかったんですぅっ」
涙を流して喜ぶファリン、本当に何事にも素直だ。
よほど以前見た忍とのセックスが印象に残ったのか、あんあんと喘いで自らも腰を振る。
ぢゅぶっぢゅぶっと白く濁った淫液がファリンとの接合部から溢れてくる。
「きゃうんっ、今あたりましたあっ、ファリンの子宮におちんちん届きましたよおっ」
「そうだねっ、奥の奥まで届いたよっ」
じゅぶっと突き入れるとこつんと先端が子宮口に届く。
そのまま動きを止めて腰だけをぐりぐりと回す、ぐちゅりぐちゅりとかなり卑猥な音が響く。
「ふはぁぁぁっ、ふぁ、ふぁりんこすられますぅっ! おちんちんがふぁりんをこりこりしてますよおっ!」
「ん? ひょっとしてこれ良いのかな」
そのままこりこりと先端で子宮口を擦り続けるとびくびくっとファリンが震えた。
「あひぃぃっ、だっ、だめれすぅっ……それはっ、それはぁっ――ひうぅぅぅんっ!」
「うくっ?」
ガクガクッとファリンが痙攣してぐっと身を仰け反らせた、ぎゅううっとシーツを掴んではぁっはぁっと舌を出して息を付く。
うーん、本当に人間そのものだな。
ここまでまんこを人間同様に作った忍に感謝しよう。ん? 作ったのは忍じゃないよな……まあいい、そんな事は気にしない。
「もしかしてイッたのかな」
「は、はぃぃ……ファリンいっちゃいましたぁ……ふにゃあぁぁ……気持ち良かったですぅぅぅ」
とろりと蕩けた顔で微笑むファリン、幸せそうなその顔を見てると益々チンコに力が漲る。
いまだ射精してないチンコを感じ取ったのかファリンがにへへーと笑う。
「あのぉ、今度はファリンのおまんこにどぴゅどぴゅして欲しいですぅ」
「ああ、一杯出してあげるよ」
「えへへっ、それじゃあ後ろからファリンをずぼずぼしてくださぁい」
すっかりエロメイドと化したファリン、繋がったまま後背位に移行して尻を高く上げる。
髪をそっとかき上げてにこっと笑う。
「オリト君これが一番好きですよねぇ、ファリンも後ろからされるの大好きですよ」
「よく分かっているファリンさんにはご褒美だよ」
チンコを変化させて久々のイボチン登場。
ファリンにもノエルにも好評の暴れん棒がエロメイドのエロまんこを突きまくる。
ぐちゅりっ。
「んきゃあぁんっ!? ふぁぁっ、おちんちんがごりごりですぅっ」
「これだともっと気持ち良いよね」
「はいっ、これ好きですぅっ、早くずぼずぼしてくださぃぃっ」
「えいっ」
ぢゅぼっぢゅぼっぢゅぼっぢゅぼっ!
「ひゃあぁぁぁんっ、はぁんっ、はぁんっ、んあぁぁぁっ! ごりごりですぅっ、ファリンのおまんこごりごりされてますよぉっ!」
「もっとごりごりしてあげるよ」
ピストンの速度を速めてファリンの膣壁を擦り続ける、じゅぶっじゅぶっと新しい愛液を滴らせる蜜壷。
チンコの表面がデコボコなので引き抜く時に肉ヒダがめくれるのが良く見える。
その度にひうっと声を上げるファリン、ぎゅうっとシーツを掴んで喘ぐ姿は興奮を誘う。
「ふあぁぁっ、ふああぁぁっ! じゅぼじゅぼいいですぅっ! 気持ちいいですよおぉぉっ!」
「ファリンさん、声が大きいよ」
「でもでもぉっ、気持ちいいんですうっ! こんなに気持ちいいの我慢できませんよおっ!」
ぐちゅぐちゅと激しい水音を立てる接合部、愛らしいファリンのまんこが卑猥な肉ヒダを見せる。
つるりとした尻がぶるぶると揺れ快感を示す、ベッドのシーツにポタポタと愛液の染みが広がる。
一突きする度にふああっと声をあげて喜ぶファリン、自分からも尻を押し付けてひたすら快楽を求めていく。
ずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっ!
「ああっ、ああっ、んあぁぁぁ~~~~っ! もうだめっ、もうだめですぅっ、ふぁりんいっちゃいますうぅぅぅっ!」
「むっ、それじゃあ一緒にいこうかっ」
「はいぃっ、いっしょにいきますぅっ! ふぁりんにたくさん出してくださぁいっ!」
ファリンの望みをかなえるべくスパートをかけた。
ズンズンと肉棒を打ち込み、子宮口にちゅっちゅっと亀頭をキスさせる。
ずるりと引き抜く肉棒にぬるりとまとわりつく肉ヒダ、ファリンの嬌声と共に射精感が高まりぐぐっとチンコが脈動した。
「いくよっ、ファリンさんっ」
「はいいぃぃっ、ふぁりんもいきますぅっ! オリト君のせーしでいっちゃいますううぅぅっ!」
涙を流して叫ぶファリン、最後の一突きはぐっと腰を引いて一気に最奥を目指して膣壁を抉った。
ぢゅぼっぢゅぼっぢゅぼっぢゅぼっ――ずぶうぅっ!
「んひいぃぃぃっ!」
「ううぅぅっ」
どびゅるるるるる~~~~~っっ!
鈴口から放たれた大量の精が子宮にダイレクトに流し込まれる。
「んはああぁぁぁっ! ふぁりんいっちゃいますぅぅぅっっ!」
ぐいんっと身をえびぞらせたファリンが絶頂に達した、それと同時にぎゅうぅぅっとまんこが締まる。
びゅくびゅくと射精を続けるチンコを逃がすものかと捕まえる、そのまま最後の一滴まで搾り取るようにぴっちりと絡みつく。
隙間無く吸い付く膣肉のおかげで全ての精液がファリンの子宮へと注がれた。
びゅるっ、びゅっびゅっ……びゅっ。
「……はぁぁぁ……あつぅいぃ……おちんちんびくびくしてますぅ……」
「うん……ファリンさんの膣内に全部出たよ」
「ふにゃ~~~気持ちよかったですよぉ~~~」
にへらーと緩んだ顔で間延びした声を出すファリン、尻を高く上げた状態で脱力している姿も愛らしい。
尻をたっぷりと撫でた後でゆっくりとチンコを引き抜く、じわじわと抜いているので今だ敏感なファリンは「ひゃうぅ」と声を漏らす。
ふぅ、と一息ついて魔法を発動。ファリンと自分の体は綺麗さっぱり爽やかさん。
「それじゃあ、ノエルさんの所に行くから」
「はい、お姉さまも気持ち良くしてあげてくださいね」
「ははは、頑張るよ」
「えへへ、お休みですよオリト君……ちゅっ」
「おやすみファリンさん……ちゅっ」
お休みのキスをしてくるファリンにこちらもキスを返す。
裸のままで手を振るファリンに中々のサービス精神を感じる。
てくてくと歩いてノエルの部屋へと到着、ふふふ、今度はクールビューティなメイド長をエロビューティにしてやるぞ。
コンコンとノックをするとノエルが柔らかな微笑みつきで迎え入れてくれた。
「待っていましたよオリト」
「お待たせ、ノエルさん」
「はい……んっ」
「んんっ」
部屋に入るまで待ちきれないのか、ドアを開けたまま俺を抱きしめてキスをするノエル。
身長差からノエルは膝をついているがその分密着度が高い、ノエルの豊かな胸を楽しみながらのキスはとても甘美だ。
そのまま器用に後ずさって部屋に引き入れる、そのさいに足で蹴ってドアを閉めておく。
「ちゅうっ、ちゅっ、んちゅ……んふぅ、んんぅ……ちゅばっ、ちゅるっ……」
「んっ、んぅっ……ちゅっ、ちゅるっ……ちゅくっちゅっ……」
舌をこちらの舌に絡めて吸う、上あごと歯茎をなぞって口の中をこれでもかと味わう情熱的なキス。
顔の位置をずらして澄んだ目で見つめてくるノエル、普段の仕事ぶりとは逆で瞳に情欲の炎が見える。
唾液を送り込んできたのでこくこくと飲む、するとトントンと背中を叩いて送り返してと催促してきた。
「んっ…………んぅっ」
「ふぅんっ…………んっ、んくっんくっんくっ……ちゅうぅっ、れるっ……ふぅぅん」
送り返した唾液を嬉しそうに飲むノエル、甘えた声を出して体を擦り付けている。
それはとても嬉しいのだが……何故にメイド服? もう仕事は終わっているはず。
しかもこのメイド服どこかおかしい、どう見たってスカートが普段の半分でしかもスリットが入っていた。
「ぷはっ、ふぅ……ノエルさん」
「はい、何でしょうか」
「メイド服のスカート短くないかな、そりゃノエルさんの綺麗な足が見れていいけどさ」
「これは古くなった物を手直ししたのです、こういった衣装の変化も良い物かと思いまして」
にこりと笑って立ち上がり、スカートの両端を指で摘むノエル。
むむ、学習能力が妙な方向に走っているがまあいい。
似合っている事は確かなので褒めておこう、喜んだノエルが普段もこの姿にするよう忍に進言しようかと言ったがそれは却下だ。
普段のクールなノエルはロングスカートでなければいけない。
「オリト、今日はどうしますか?」
「んーと、やっぱりメイドさんには奉仕をしてもらいたいな」
「ふふっ、分かりました。さ、こちらに座ってください」
ノエルに促されたのでズボンと下着を脱いでベッドに腰かける、ビンッとそそり立つチンコを嬉しそうに見るノエル。
そっと竿に手を添えるとチュッと先端にキスをする。
少し鈴口から出ていた先走りを見るとぺろりと舌で舐め取った、その光景を見ているとさらにチンコがいきり立つ。
「ではオリト、これからチンポを舐めますね」
「うん、ノエルも自分でしながら舐めて」
「はい、それでは――れるっ」
「んくっ」
べろりと舐め上げた後でチロチロと舌先で鈴口をほじる、じわりとにじみ出てくる先走りをペロペロと舐め取っていく。
片手はチンコを優しく握っているが、もう片方は下着の上から自分の秘所を弄っていた。
亀頭のまわりを丁寧に舌が這う、カリ首をつつーっとなぞってから裏筋をレロレロと舐める。
「れろっ、ぺちゃっ……れるっ、んっ……ちゅっ、ちゅっ……ぺちゃぺちゃっ」
「んんっ、相変わらず上手いな」
「ありがとうございます、オリトのチンポも立派ですよ……ぺろぺろぺろっ、ちゅうっっ、ちゅばっ」
頭を撫でると舐め方が強くなった、既に肉棒がノエルの唾液でテラテラと光っていた。
顔も上気してスカートからくちゅっと水音が聞こえてくる、ノエルの方も準備が整ってきたようだ。
「ノエルさん、濡れてきたみたいだね」
「オリトのチンポもガチガチですよ――あむっ」
「うくっ」
いきなりぱくりと亀頭が咥えられる、じんわりと温かな口内に包まれたかと思うと直ぐに舌がれろれろと絡まってきた。
じゅるりと音を立てて肉棒を中ほどまで飲み込むノエル、口の中ではペロペロとおしゃぶりを続けている。
自分の秘所を弄る手は止めずに奉仕を続ける、流石に月村家のメイド長だ。
「ぢゅるっ、ちゅばっ……んんぅっ、んちゅっ……ぢゅるるっ、ぢゅうっ……れるっ、ぢゅっぢゅっぢゅうぅぅっ」
「くぅ~~~、効くなぁ」
ぐるぐると舌で舐めながら吸い付く、先端に痺れるような快感が走る。
じゅるじゅるとわざと音を立ててしゃぶるノエル、フェラだけなら忍にも引けを取らない。
「……そういえば忍さんもいまごろ……」
「――っ、ぢゅうっっ!」
「くはっ?」
「ちゅるっ……オリト、今あなたのチンポを舐めているのは私ですよ?」
「そ、そうだよ」
「つまり今夜オリトとセックスするのは私です、オリトの肉棒をまんこに挿入して精子を子宮に注いでもらうのも私です」
「……えっと、ごめん」
「いえいえ、それでは沢山飲ませて頂きます……じゅるるっ、じゅるっ、じゅぱっ……んくっ、じゅるるっ」
不満げな顔を一瞬でほころばせてチンコにしゃぶりつくノエル。
どうやらノエルも自分の最中に他の女の話は面白くないか、それが主であっても俺にたいしては文句を言うわけだ。
いやいや、何とも人間味溢れる行動で嬉しいね。さっきの若干嫉妬が混じった表情なんか写真に撮りたいぐらいだった。
ぢゅぷぢゅぷと喉奥まで肉棒を飲み込むノエル、えづく事無く喉で先端をぢゅくぢゅくと扱く。
そのままぢゅるるるるっと吸い付きながら引き抜く、そして引き抜く寸前で止まるとまた先端をちゅぱちゅぱと舐める。
鈴口をほじりカリを舐めて裏筋に吸い付く、ぼたぼたと唾液が落ちるのも構わずひたすら奉仕する。
「くうぅっ……ノエルさん、そろそろ出るよっ」
「ぢゅるっ……ふぅ、ふふっ、オリトの熱い精を全部飲ませてくださいね……じゅるるう~~~っ」
「くふぅぅぅ~~~っ」
じゅるじゅると肉棒を吸う音、くちゅくちゅと秘所から漏れる水音。
その二つが耳から入り興奮を高めてくれる、物静かなノエルがこれだけ熱心に奉仕してくれるのだから当然だ。
「ぢゅるるっ、ぢゅるるっ……んくっんくっ……んぢゅっ、ちゅうぅぅっ~~~っ……じゅふじゅぷっじゅぷっ」
「んんっ、んくうっ」
びくびくと震えるチンコの動きを感じ取ったのか、両手でこちらの腰を固定して顔を埋める。
じゅぼじゅぼとピストン運動を速めて射精を促す、ペロリと先端を一舐めした瞬間に限界をむかえた。
「ノエルッ、出るぞっ」
「んぢゅるるるる~~~~~っっ!」
先端を咥えたままで思い切り吸い付く、その刺激に応えて大量の精がノエルの口内に注がれる。
ぶびゅるるるる~~~~っ!
「んんっ……んうっ……ごくっごくっ……んんっ、ごきゅっ……」
「くふぅ~~」
ごくりごくりと大量の精を嚥下していく、ノエルの口の中に白濁液が流れている。
それを美味しそうにごくごくと飲む姿は何度見ても良い物だ。
びゅるっ、びゅうっ……。
「……んっんっんっ、ごくっ……ちゅうっ、ぢゅううぅぅ~~~~っ」
「ううっ、吸い出されるなっ」
尿道に残った精子も綺麗に吸い取る、ごくんっと最後の精子を飲み終えるとペロペロと肉棒を舐めて綺麗にしていく。
やがてノエルの舌が全てを舐め取ると、そこにはキランと光ったチンコがギンギンに立っていた。
気持ち良さの余韻に浸っているとノエルがスカートを持ち上げて見せる。
そこは既にぐっしょりと濡れていた、紫色の下着がしとどに濡れて変色している。
その下着をくいっとずらしてとろりとしたまんこを見せ付けるノエル。
うおお、何という恐ろしい攻撃。その淫靡な光景に益々チンコがいきり立つ。
「オリト……ノエルにオリトのチンポを下さい、ノエルのおまんこを突いて下さい」
「もちろんだよ、今日はノエルさんの好きな体位でいいよ」
「それでは……私が上になります、オリトはそのまま横になってください」
ほほう、どうやらノエルは騎乗位がお好みのようだな。
上から攻めるとは年上お姉さんに良くあるシチュだ、やはりノエルは侮れないな。
ごろりと横になると着衣のまま上に跨るノエル。
「あれ? 服は脱がないのかな」
「えっと、こういう特殊な衣装の場合は脱がないほうが良いのではありませんか」
スカートをまくったままで言うノエルにビシッとサムズアップ。
分かってる、このメイドさんは本当に分かっている。
うーん、色々と落ち着いたらアリアをメイドにするのも良いかもしれないな。
ぐいと紫パンツをずらしたノエルがゆっくりと腰を下ろす、チンコの先端にくちゅくちゅと愛液をつけてからずぶずぶと入っていく。
「くふぅっ! あぁ……入りました、オリトの熱いチンポがノエルのおまんこに入っています」
「うん、ノエルさんのトロトロまんこが凄く温かいよ」
「んんっ、動きますね……ノエルのおまんこを楽しんでください……んくうっ」
「ふは~~、気持いいな」
ぢゅぶっぢゅぶっぢゅぶっぢゅぶっ。
既に大洪水だったノエルのまんこは肉棒をずっぽりと包み込んでいる。
愛液の量も十分なので最初からぐちゅぐちゅと卑猥な音が響いていた、ちなみに片手でスカートをまくったままなので接合部が良く見える。
自分が気持良くなりながらも、相手へのサービスを忘れないとはまさにメイドの鑑。
紫パンツからはみ出たまんこがじゅぶじゅぶと太い肉棒に貫かれている。
ノエルが動くたびに肉ヒダがめくれて淫液が泡立つ、白く泡立った淫液が紫パンツを汚していく。
当然ノエルの膣内は温かくきゅううっと素晴らしい締め付けを与えてくれる。
じゅぼっじゅぼっじゅぼっじゅぼっ。
「はぁぁんっ、あぁんっ……やはりこの方が……奥までっ……くぅぅんっ、あんっ、あんっ……ふあぁぁっ」
「むうっ、ノエルさん、最初から随分ハイペースだね」
「あうんっ、もっ、申し訳ありませんっ……わっ、私もずっと我慢していたものでっ……はぅんっ、ふあぁぁっ、いいっ、いいですっ」
手で口を押さえて喘ぐノエル、何とも可愛い事を言う。
ならば待たせたお詫びに良くしてあげねば失礼という物。
ノエルの綺麗な太ももを持って、ずこんっと腰を突き上げた。
ぢゅぶぶうっ。
「ひうぅぅっ!? はあぁぁんっ、ふかいっ……あくぅんっ、ああんっ、あんっ……いいですっ、チンポいいですっ」
「ノエルさんのまんこも良いよっ、そらそらそらっ」
「ひゃぁんっ、そんなにっ……ふはぁぁっ、おまんこがえぐられてぇっ……ああっ、感じますっ……もっと突いてくださいっ」
普段控えめなノエルだが、エッチの時は素直に求める。
このギャップが良い所だ、期待に応えるべくぐりぐりと腰をまわしつつ突き上げを続けた。
「はあぁぁっ、ごりごりとっ……おまんこの壁がっ、こすれてえっ……はぁぁんっ、だめぇっ、腰が止まらないっ」
「おおっ、こりゃ凄く締まるな」
「あふぅんっ、ふああっ……いいっ、いいっ、気持良いっ! オリトとのセックス気持いいですっ!」
もはや声を抑えようとはせず両手でスカートを持って見せ付ける、自分からも腰を動かしてこちらと合わせる。
気持良い場所を見つけるとその部分を擦るようにチンコを誘導する、ぱんぱんとボリュームあるヒップが立てる音が心地良い。
初めからペースが速いために快感も強い、じんじんと腰の奥が熱くなって射精の瞬間が近づいて来た。
ぢゅぶっぢゅぶっぢゅぶっぢゅぶっ!
「んあぁぁっ、こつこつ当たっていますっ……くぅんっ、ノエルの子宮がオリトの精を欲しがっていますっ」
「ううっ、台詞がエロすぎるな……普段のクールさが見えない」
「はあぁんっ、もっ、申し訳ありませんっ……しかしっ……余りにもオリトとのセックスは良くてっ……くふぅぅんっ」
ぐちゃぐちゃと卑猥な音を立てて腰を回すノエル、とろんと蕩けた瞳は完全に欲情している。
一度いかせた方がいいと判断した俺は一気にスパートをかけた。
「ふうぅぅぅっ、そらそらそらそらっ」
ぢゅぼっぢゅぼっぢゅぼっぢゅぼっぢゅぼっ!
「ひぅぅぅっ、おまんこっ、おまんこの壁がけずられてしまいますっ……ああぁっ、溶けるっおまんこ溶けてしまいますっ」
「くううぅっ、膣内に出すよノエルさんっ」
「はいぃぃっ、出してっ、出してくださいっ……ノエルの膣内を一杯に満たしてくださいっ」
「望みどおりにっ」
ぢゅぶうっぢゅぶうっぢゅぶうっ!
「んはあぁぁっ! 気持ち良いっ、気持ち良いですっ……熱いのっ、熱いのをくださいぃぃっっ!」
「うおおっ、出すぞノエルッ!」
最後の一突きでノエルの最奥を突く、それと同時に熱く滾った白濁液を注ぎ込む。
ぶびゅるるるうぅぅぅぅ~~~~っ!
「んあぁぁぁぁっ! でっ、でてるうぅっ……あついっ、あつうぅいぃぃぃ~~~っ!」
「くふうぅぅっ……絞られるっ」
絶頂と共にぎゅうぅぅっと締まるノエルの膣壁。
ぐにゅぐにゅと締め付けてもっと精液を出せと最速する。
びゅるるっ、びゅるうっ。
「あっ……ああ……まだ出てる……あったかい……」
「はあぁぁ~~」
蕩けた表情で下腹部をさするノエル、頭につけていたカチューシャが取れている。
気持ち良かったですと微笑むその笑みに思わず見とれてしまう、物静かな美人とは良いものだ。
いまだ繋がった部分からはノエルの温かさが伝わってくる。
「んっ……あ、い、今どきますから」
「ん? ノエルさん一回でいいの?」
「あ、はい……その、ファリンとの相手で疲れているのでしょう? 私は十分に良くしてもらいましたから」
そう言ってにこりと笑うノエル…………か、可愛い。
なぁんて可愛い事を言うのかこのメイドさんは、あれだけ乱れていたのに一度で十分とは。
その言葉が嘘なのは分かっている、何故ならどくと言っておきながら今だ繋がったままだからだ。
「本当に一回でいいのノエルさん?」
「そ、それは……」
戸惑いの表情で俯くノエル、ぐりぐりとゆっくり腰を動かす。
するとノエルも腰を動かしてくちゅりくちゅりと音を立てる。
「んくっ……んんっ……お、オリト……そんなに動かさないでください」
「あれー? ノエルの腰も動いてるよ」
腕を伸ばしてノエルの胸を揉む、ひうっと声を上げるが手をどけようとはしない。
こちらの手に自分の手を重ねて気持いい場所に導いている。
「んんっ……くふぅっ……」
「ノエルさん、ほんとーに一回でいいの?」
「……んんっ……ほ、欲しいです……もう一度欲しいですっ」
ついに耐え切れなくなったノエルが言う、その言葉に満足しながら体位を入れ替える。
今度はノエルを下にしての正常位だ、これならノエルの顔を近くで見れる。
「うーん、ノエルさんてやっぱり綺麗だな」
「ありがとうこざいます……オリトは優しいですね」
「ノエルさんもエッチの時くらい我侭を言ってもいいのに」
「そ、それは女性としてどうなのでしょうか?」
慎み深いノエルとしては困った顔で笑っている、繋がったままで再びノエルのまんこを味わおうとすると突然電子音が鳴った。
ノエルが首を動かした方向を見ると携帯電話が鳴っていた。
画面表示は――忍? 向こうから連絡してくるとは何かあったのかな?
手を伸ばして携帯を手に取るノエル、一応まだ繋がったままである。
ノエルに言ってハンズフリーにしてもらう。
言葉を聞いていると旅館で一息ついていると何やら胸騒ぎがしたと言う。
それでこちらで何かおかしな事が起こってないか連絡してきたわけか。
何かあればノエルが連絡するのだから心配ないと思うけどね、それとも余程向こうで暇をもてあましているのかな。
くくくくく…………おりゃっ。
「はい……ええ、こちらは何もおかしな事は――ひうっ!?」
「……どうしたのノエル?」
ふふふ、ちょいと膣内を擦ってみたが良い感じだ。
ノエルが困った顔でこちらを見ている、ははは、もうちょっと困ってもらうよ。
ずこずこと小刻みに腰を動かしてノエルの反応を楽しむ。
「くぅっ……い、いえ……何でも――はぁんっ」
「……な、何をしているのノエル」
お、どうやら気づいたようだな。
そーれ、ずんずんずんっ。
「も、もうしわけありませんっ……んくぅ、あぁっ……実は、オリト様が……んぁぁっ、そ、そこはだめですっ」
「ごめんごめん、ノエルさんがあんまり待たせるから」
「――っ! オリト君、そこにいるのっ?」
「うん、今ノエルさんとエッチしてるんだ」
「なっ、ど、どうして?」
「どうしてって……前に忍さん言ってたよね、三人でサービスしてくれるって」
「それは、そうだけど……どうして……」
どうして今夜? と言いたいのかな。
黙った忍はおいといてノエルのまんこをぢゅぶぢゅぶと突く。
ちゅぶっちゅぶっちゅぶっ。
「ふぁぁっ、だ、だめですっ……今は忍お嬢様と……んあぁぁっ」
「ここが弱いんだねノエルさんは、それそれそれっ」
「ああっ、ああっ……いいですっ、そこがいいですっ……あんっ、あんっ、ああぁぁんっ!」
「……はっ、お、オリト君っ。ノエルに余り無茶させないでっ」
「まだ二回目だよ? 全然無茶じゃないよ」
「に、二回目……」
「うん、ファリンさんとはもう一杯したから」
「……」
「忍さんだって恭也さんとしてるんでしょ?」
「そ、それは……」
「ファリンさんは満足してくれたからノエルさんも満足させてあげないと」
「……ノエル」
「んあぁぁっ、ああんっ……はっ、はいっ……なんっでっしょうかっ」
喘ぎながら電話を続けるノエル、素晴らしいプロ根性だ。
「何も変わった事はないのね?」
「はあっ、はいっ……んんぅっ、あんっ、あんっ……ご、ご心配なくっ……ふぁぁっ、気持ち良いっ」
「くっ……そう、邪魔してご免なさいっ……」
「ああっ、はいっ……忍お嬢様もっ……楽しんでくださいっ」
「……っ……」
くくくくく、今のはナイスだ。
はたして恭也相手に「楽しく」過ごせるかな?
ノエルの手から携帯を手にとって忍にお休みと言う、お休みと返す忍。
ポイッとノエルの顔の横に携帯を置く、じっと画面を見ると通話状態のままだ。ふふふふふ、ならば存分に聞かせてあげよう。
「それじゃあノエルさん、本格的にいくよ」
ノエルの体に覆いかぶさって密着度を高める、両手を手に取ってがっちりと握り合う。
そして、ぐぐっと腰に力を入れてずんずんずんっとピストンを続ける。
じゅぶっじゅぶっと言う音が響き、ノエルの声が一段と大きくなる。
じゅぼっじゅぼっじゅぼっじゅぼっじゅぼっ!
「はあぁぁぁっ! ふかいっ、ふかいですっ……うあぁぁっ、奥まで突かれてっ……あぁんっ、もっと、もっとノエルを求めてくださいっ」
「ノエルさんっ、いくよっ」
「はああぁぁっ、んんぅっ……いいっ、いいっ……オリトのチンポが奥まで届いてますっ……私の奥までオリトで一杯ですうっ!」
「くううぅっ、ノエルさんの膣内もいいよっ……腰が止まらないっ……最高だよっ」
ぢゅぶうっぢゅぶうっぢゅぶうっ。
「ああぁぁっ、ああっ、ああっ……オリトッ、オリトッ……気持ち良いですっ、んああぁぁぁっ」
ぽろぽろと涙をながしてよがるノエル、ちょいと魔法で携帯を浮かせて耳元に持ってくる。
びたりと耳の横で固定させると思った通り、忍の声が聞こえてきた。
『んんっ、んくっ……あんっ、ああっ……ノエルっ、あんなに気持よさそうっ……はあんっ』
にやりと笑うとノエルに止めをさすべく最終ハイパー兵器・イボチンを発動。
ごりゅっと膣壁を擦るとノエルの体がびくんと震えた。
「んああぁぁっ! こっ、これはっ……はぁぁっ」
「ノエルさんの好きな奴だよ」
「ああぁっ、ごりごりとっ……ひぐうっ、だめっ、これはだめえっ……お、おかしくなってしまいますっ」
両手で顔を覆ってぶんぶんと振るノエル、だが腰は離れず足はこちらの腰に回されている。
「いいじゃない、ノエルさんをおかしくなるぐらい気持良くして満足させて見せるよ」
ぢゅぶぶっぢゅぶぶっぢゅぶぶっぢゅぶぶっぢゅぶぶっぢゅぶぶっ!
「ひぃううぅぅぅっ! あぁぁっ、すごいっ、すごいぃぃっ! おまんこがっ、ノエルのおまんこが溶けてしまいますうっ!」
『ああっ……んんうっ……そんなに気持いいの……んくっ……私も、私も欲しいっ……』
「くくっ……ノエルさんっ、俺も溶けそうだよっ……ノエルさんの膣内を全部埋めてあげるよっ」
「はいぃぃっ、きてっ、きてくださいっ……ノエルをっ、ノエルを求めてくださいっ……んあぁぁっ、オリトッ、オリトォッ!」
がっちりと手を握って涙目でこちらを見るノエル、忍とノエルの嬌声を聞きながらひたすら膣壁を擦って最奥を突く。
こんこんと子宮口に届くたびにびくっと震えるノエル、ごりごりと膣肉を擦るとたまらないと声を上げる。
ノエルは詳しく膣内が擦られるとか奥までチンコが届いているとか言う、それを聞いている忍はどんな気持だろう。
ぱぢゅっぱぢゅっぱぢゅっぱぢゅっぱぢゅっぱぢゅっ!
激しく打ち込まれる肉棒にちゅうちゅうと吸い付く膣肉。
下着どころか既にスカートまでぐっしょりと二人の淫液で濡れている。
それでも貪欲にノエルの膣内は精を求めてうごめいていた。
「んあぁぁっ! だめですっ、もう何もかんがえられないぃっ……おまんこの感覚がもうっ……とろけてっ……んひぃぃっ!」
「ノエルさんっ……くうっ、ノエルさんとのセックスは良いよっ、凄く良いっ……ずっとノエルさんと繋がっていたいよっ」
「はあぁぁっ……嬉しいですっ、嬉しいですっ……私もオリトともっと繋がっていたいですっ……ああぁぁぁっ!」
『ああぁんっ……わっ、私も欲しいっ……奥まで突いてぇっ……指じゃだめなのぉっ……いけないのぉっ!』
涙声の忍が電話の向こうで喘いでいる、やはり恭也では満足できないのだろう。
恭也もそれを知ってるので肉体以外で頑張っているが無駄だ、何故ならこちらも肉体以外で忍を引き付けているからだ。
この電話は実にナイスだ、これで今回の旅行はまんまと裏目にでてしまったな恭也。ふははははははっ。
「はあぁぁっ、はぁんっ、はぁんっ……オリトッ、わっ、私もういきますっ……いってしまいますっ」
「ああっ、いいよっ……一緒にいこうノエルさんっ」
「はいっ、また注いでくださいっ……んくうぅっ、ノエルに熱いのをっ……んああっ、熱いのをくださいぃっ!」
『ああぁっ、いくのねっ……んくっ、いくのねノエルッ……んんっ、だめぇっ……私はだめなのよぉっ』
どうやら忍はイク事ができないらしい、ぬるぬると肉棒にまとわりつくノエルの膣内に射精感が高まる。
ノエルの動きと同調させて達した瞬間に精液を注いであげよう。
がっしりと手を握り合ったまま、ぢゅぶっぢゅぶっと腰を合わせてタイミングを計る。
「はああぁぁぁっ、もうだめっ……ああっ、イクッ、イクッ……うああぁぁぁっ! イクウゥゥゥゥッッッ!」
「ぐううぅぅっ、ノエルゥ――ッッ!」
ぎゅむっと締まるノエルの膣内を強引に掻き分けて、ずぶうっと子宮口に先端をめり込ませた。
そして再び大量の精液が子宮に直出しされる。
びゅるるるるるっ! びゅびゅびゅるるるるる~~~~~っ!
「――っっ! かはっ……はっ……あっ、ああっ……」
「ううぅぅっ、出るっ、ノエルの膣内にまだまだ出るうっ!」
びゅるるっ、びゅるるうぅぅ~~~~っ。
どくどくと流れ込む精液、ノエルはひくっひくっと痙攣している。
目は虚ろで人間だったら確実に失神しているだろう、ぽんぽんと頬を叩くと目に光が戻って来た。
「……はぁぁぁ……いっぱい……いっぱい出しましたね……」
「うん……ノエルさんが凄く素敵だったからね」
「ふふ……どうしてオリトとのセックスはこんなに気持良いのでしょう……」
「それはノエルさんが俺を好きだからだよ、そして俺もノエルさんが好きだから」
繋がったままでギュッとノエルに抱きつく、互いに汗をかいてるが気にならない。
ノエルも俺を優しく抱きしめてくれる。
そして頭をゆっくりと撫でてくる、うーん、母性もあるというわけか。
「そうですね……私はオリトが好きです……でも、オリトはファリンも好きですよね?」
「うっ……それは……その」
「くすくすっ……いいのですよ、私達を好きでいてくれれば」
「うん、二人を好きだからこんなに気持良いんだよ。心と体のバランスが取れてるんだね」
「そうですか、確かにオリトとのセックスは胸が温かくなる感じがします」
「それって満足してくれたって事かな」
「はい、とても満足しました。ありがとうございますオリト」
「どういたしまして……んっ」
「んんっ……ちゅっ、ちゅくっ」
そのままノエルにキスをして抱きあう、ちなみにマルチタスクを使用して携帯電話を特殊な小規模結界で包んである。
電話でいくら大きな音を出しても俺だけに聞こえてノエルには聞こえない。
これまでの甘い会話を聞いていた忍はどうなっているのかな? 結局忍がいけないままこっちのセックスは終わったからな。
『うぅっ……何よ……オリト君の馬鹿ぁ……私だって……私だってぇ……どうしてよ恭也ぁぁ……ううっ……うわああぁぁぁっ!』
あれま、泣いちゃったよ。
と言っても電話を切らなかったのは忍だからな、俺は悪くないよな。うん。
こっちから切ると何なのでそのままにしておく、この後でノエルがチンコを綺麗にしている時にやっと通話が切れた。
「それではお休みなさいませオリト様」
「うーん……ノエルさん、そろそろ様を取ってくれないかな」
ファリンと違ってちゃんと服を直した後、ドアを挟んでの挨拶に注文をつける。やはり抱いた女性に様をつけられるのはこそばゆい。
アリアはまだいいがノエルには普通に呼んでもらいたい、するとノエルはにこりと笑って言う。
「いえ、これは私のけじめですから」
「そっか……ならしかたないな」
こんな事まで強制する気は無いからな、ちょっと残念な気分でいるとそっとノエルが耳に顔を寄せた。
「それに……二人きりの時に使う方が気分がでませんか?」
「……なるほど、確かにそうだね」
「くすっ」
「ははっ」
いやー、これは一本取られてしまった。
いつも通りのクールビューティに戻ったノエルが改めてお休みと言う。
俺もお休みと返してチュッと頬にキスをする。
「お休み、ノエルさん」
「はい――んっ」
にこりと微笑んだノエルがそっと唇にキスをしてくれた。
ぺこりと頭を下げてドアを閉めるノエル、やはり素晴らしいメイドさんだ。
明日にでも何かプレゼントしたい気分だな、取りあえず今日は寝よう。
ふんふふーんと鼻歌を歌いながら用意された部屋へと戻る。
……ん? よく考えたらノエルと一緒に寝れば良かったのではないだろうか。
いやまて。ノエルのファリンも低電力モードでじっとしているだけだからな、それではつまらない……うーん。
「あ、考え事をしていたら通路を間違えた」
きょろきょろと見回すと数歩先に忍の部屋があった、すすすっと忍足でドアの前に張り付くとドアノブを回す。
ガチャリと手ごたえ、当然というかしっかりと鍵がかかっている。
しかし、そうなるとどうしても入りたくなるのがエロ主というもの。
「むーっ、いま必殺の『アンロック』」
コロコロコロ……心のダイスは六のゾロ目、自動的成功によって忍の部屋の扉は開かれた。
おほん、するりと中に入るとふわりと漂う女の香り。
んー、いいね。用意された部屋よりこの部屋の方がスィートルームって感じだよ。
暗闇でも問題ないのでいざベッドへ向かおうとするとパチリと照明がついた。
「へえ、自動的に明かりがつくのか」
「何やってるのオリト君」
「その声は……ズバリファリンさんっ」
くるりと振り向くと不機嫌な顔でこちらを見ているすずかがいた。
クリーム色のパジャマはとても似合っているがその表情で台無しだな。
「……オリト君、そんなにファリンが好きなんだ」
「ノエルさんも好きだよ」
「お姉ちゃんは?」
「もちろん忍さんも好き」
「そ、それじゃあ……わ、わた――」
「すうぅぅぅっ……あー、忍さんの匂いで一杯だ」
すずかがどもっている隙にベッドにダイブ、枕に顔を埋めるとすうっと息を吸い込む。
枕に染み付いた忍の残り香が素晴らしい、明日には洗濯されてしまうから今の内だ。
「んー……忍さんのぬくもりに包まれて寝るのもいいね、おやすみなさーい」
ゆっくりと目を閉じると何者かにガシッと足首をつかまれる。
そのまま一気にゴボウ抜き、スポーンとベッドから抜き出された俺はベシッと床に叩きつけられた。
のそりと起き上がるとフーッと肩をいからせてるすずかが睨んでいる。
「あいたたた……何するんだすずか」
「ここはお姉ちゃんの部屋だよっ、オリト君の部屋はちゃんと用意してあるよねっ?」
「あの部屋は寂しくてね、この部屋に残る忍さんの残り香につつまれていたいのさ」
「変に格好つけても言っている事は変態さんだよ」
「……すずかって結構口が悪いんだね」
「もうっ、とにかくここから出るよっ」
わしっと手を握られてぐいぐいと引っ張っていくすずか、むんっと抵抗したがすずかの手はびくともしない。
手を引かれているのですずかの表情は見えないがきっと瞳は赤くなっているだろう。
ずんずんと音が立ちそうな勢いで進むすずか、某魔法少女の兄に言わせると怪獣が歩いているといったところか。
「……喉が乾いたから水を飲んで戻ってくれば……あんな事しちゃ駄目だよオリト君」
「はーい、以後気を付けます」
「反省の色が見えないんだけど」
「いててててっ、ごめんなさいっ」
ギリギリと手首が軋む音がしたのでここは素直に謝っておいた。
やがてすずかの部屋に到着すると、手を握ったままで部屋のドアを閉めるすずか。
くるりとこちらを振り向くすずかの目はいつもの綺麗な青色だ。
「えーっと、ここすずかの部屋だよね」
「そ、そうだよ」
「それじゃあお休み、すずか」
「だ、ダメッ」
くるりと踵を返す俺の手をまたがっちりとつかむすずか。
正面を向いているので瞳の色はそのまま、振りほどけないことは無いがここ少し遊んでみよう。
「駄目って……眠ったら駄目なのかな」
「そうじゃなくて、その、またお姉ちゃんの部屋に行かれたら困るの」
「じゃあファリンさんの部屋に」
「それも駄目」
「ならノエ――」
「駄目っ」
「それじゃあすずかと一緒に寝たいっ」
「いいよっ――あ…………」
「へー、いいんだ。へーえ、ふーん」
「あ、あうっ……」
ボンッと音がしたかと思うほどの勢いで赤くなるすずか、ふふふ、勝った。
いくら風呂場でフェラを経験したとは言っても、同衾するのはまた内気なすずかには勇気がいるだろう。
しかも今は何の暗示もかけていない、素のまますずかに先ほどの発言は衝撃だろう。
「それじゃあお邪魔しようかな」
「あっ、あのっ」
すずかの声を無視してよっこいしょとベッドに上がって横になる。
ベッドと枕のサイズは十分に大きいので俺が入っても余裕があった。
赤くなってもじもじしているすずかをおいでおいでと手招きする。
「どうしたのさすずか、一緒に寝るだけだよ?」
「う、うん……ふ、普通に寝るだけだよね」
「うん、普通に"寝る"だけだよ」
「? 何かオリト君の発音おかしくないかな」
「気のせいだよ、さ、早く寝ないと明日が辛いよ」
「そ、そうだね……んしょっと」
照明を落としてのそのそとベッドに上がるすずか、ほほう、暗示無しでこの行動。
どうやらすずかにも結構好かれているようだ、それとも他の女性陣に対抗しているのかもしれない。
素の状態で同衾がオッケーならこちらもやり易いというもの、ふふふふふ、まいったな今日はもう大人しく眠るつもりだったのに。
すずか、俺はすずかも大好きなんだよ? いくつも持っている愛はすずかの分もあるんだからね。
ごそごそと布団に潜るすずか、グッと奥歯に力を入れるとプチッと仕込んであるカプセルが破れた。
これで俺の吐く息は『甘い息』と化すのだ、もっとも眠くならずエロくなるのだが。
「ふふっ、オリト君と一緒に寝るなんて思わなかったな」
「そうだね、何か以前の温泉旅行を思いだすね」
「うん……あっ、あう……」
温泉での事を思い出したのか、またもや赤くなるすずか。
月明かりがカーテンを越えて部屋を照らしているのでそのくらいは分かる、距離も息がかかる程だし。
「どうしたの? 顔が赤いよ」
「な、なんでもないよ」
「そう、ならいいけど」
「んっ……うん……」
ふふふ、少し目がトロンとしてきたぞ。
ふうーっと大きく息を付く、するとすずかが少しこちらに近づいて来た。
そこでもう一度深呼吸をするようにふうーっと息を吹きかける。
「あっ……んんっ……」
「ん? どうしたのすずか」
「う、うん……ちょっと……」
「ちょっと? んー……ああ、ちょっと寒いんだね。それならこうすればいいよ」
「え? きゃっ?」
ぐいっとすずかを抱き寄せて顔をさらに近づける。
もう唇が触れ合ってもおかしくない距離だ、戸惑っているすずかのおでこにチュッとキスをする。
びくっと震えた後でどかーっと顔を赤くするすずか、うーん、なんて純真な女の子だろう。
旅館で精液を飲んだ事は覚えているのにこの反応、ふふふ、これがすずかの持ち味だな。
今夜は素のままでどこまで楽しめるか試してみよう、抱きしめたままですずかの頭をよしよしと撫でる。
サラサラの髪の毛がとても心地良い、少し癖があるけど指がすーっと通るな。
「よしよし、怖くないよー」
「……もう、私赤ちゃんじゃないよ」
「そうだね、それじゃ今度はこっちをなでなでー」
「ひうっ?!」
軽く魔力を流した手ですずかの小ぶりな尻を撫でる、発情しているせいもあるためか感度が良くなっているようだ。
困ったような目でこちらを見るすずか、にっこりと笑ったままですずかの尻を堪能する。
うん、すずかの髪からも良い匂いがするな。きっとシャンプーは良い物を使っているんだろう。
「あ、あの……オリト君」
「なにかな?」
見上げたすずかにまたもやふぅーっと一息、何かをいいかけたすずかの目がさらにトロンとしてきた。
そのまま尻を両手でもみもみと揉み続ける、おっと、チンコが元気になってきた。
ぎゅっと胸に顔を押し付けてくるすずか、すーっと息を吸って俺の匂いをかいでいる。
「すずかの髪も良い匂いがするね」
「すうぅぅぅっ……オリト君もいい匂いがするよ、すううぅぅっ」
「そうかな、そりゃ嬉しいな」
「本当に良い匂い……うふふっ」
「ん? どうしたんだいすず――」
「オリト君のエッチ、まだ私のお尻さわってるんだから」
笑みを浮かべて俺を見るすずかの瞳は赤く染まっていた。
おお? いいのかな見せて、それとも正気じゃないのかな。
「すずか、その……目が赤くなってるんだけど」
「あっ…………こ、これは、その……」
む? どうやら欲情>正気といったところか。
流石に目の事を無視できるほど欲情しているわけではないようだ。
「忍さんと同じ色だな、同じ夜の一族だから当たり前か」
「えっ? お、オリト君、今なんて言ったの?」
「夜の一族の事なら知ってるよ、忍さんに聞いたから」
「……」
ぽかーんと口を開けたまま固まるすずか、美少女が固まるというのも面白いな。
すずかにとって最大の秘密だっただけに衝撃は大きかったようだ、暫くは欲情しているにも関わらず説明を求めて来た。
どうせ忍にも知られているならと自分の事も交えて説明する、すずかのパジャマに手を入れて下着の上から尻を撫でつつ説明。
魔法の事を聞いたすずかは驚いていたが、目の前で小さなスフィアをくるくると回して見せると信用した。
忍にも同様の説明をしたと言うと、どうして忍が俺にあれほど親しげにするのか納得したとの事。
なのはの事は伏せておいた、これはアリサと同時に教えてあげなければ不公平だ。
パンツに手を入れて直に尻を揉んでいると、びくりとすずかの体が震える。
「大丈夫かなすずか、何か震えてるみたいだけど」
「お、オリト君っ、直接触ってるよっ」
「ん? 気持良くないかな?」
やや正気に戻ったすずかが慌てたのでちょっと魔力を強める。
「ひゃんっ、あっ、あのっ……んんっ……」
「気持ち良くなって来たかな、便利な魔法もあるんだよ」
再びトロンとしてきたすずかの目、片手をすずかの胸に添えてやんわりと魔力を流す。
「どうかな、魔力マッサージは気持良くない?」
「んっ……うん、これって気持良いよ。体が温かくなってくるね」
「そうだろ、もっと気持良くしてあげるよ」
尻を揉みながら胸を撫でる、まだささやかな膨らみだが将来は約束されている。
フェイトだって今はあんなだが、十年後はドドーンだからな。
ま、俺は胸の大きさにこだわりはないのでフェイトでもヴィータでもばっちこいである。
暫く続けているとすずかの息が荒くなって来た、そろそろ頃合かな。
尻と胸から手を放して頭をよしよしと撫でる、首を傾げたすずかにこれで気持ち良く寝れるねと言う。
戸惑っているすずかをよそに仰向けになって目を閉じる、するとすずかにゆさゆさと体を揺さぶられた。
「ん……どうしたのさすずか、眠れないのかな」
「……わ、私もオリト君を気持ち良くしてあげるね」
目を赤くしたままのすずかがすっと手を股間に伸ばしてくる、既に勃起しているチンコを確認すると嬉しそうにくすっと笑った。
そのままチンコを取り出すとしゅっしゅっと手で扱き始めた、どうかなと聞いてくるすずかにちょっと刺激が足らないかなと言う。
すると口元に手を当てて考えていたすずかがむんっとガッツポーズを取る。
何をする気かと思っていると布団をまくって足元に纏めた。
そして、体をずらしてチンコに手を添えると顔を近づけて髪をかき上げた。
「えっと、何をするつもりなのかなすずか」
「あの、お口でしてあげるね。それなら気持いいと思うから」
「そりゃそうだけど……すずかがフェラチオしてくれるんだ」
「う、うん」
「俺のチンコをペロペロと舌で舐めるんだね」
「そ、そうだけど……オリト君っ、それ以上言うとしてあげないよっ」
「ははは、ごめんごめん」
「もうっ、私だって恥ずかしいんだからね……んっ、れろっ」
ふーっと怒ってから、困った顔でチンコに舌を伸ばすすずか。
ちろりと可愛いピンク色の舌が亀頭の表面にぺちゃりと触れる。
れろれろと表面を舐めた後で鈴口に舌を滑らせた、少しにじんでいた先走りを舐め取るとちゅうっと先に吸い付く。
「ちゅっ、ちゅうぅぅっ……んくっ……あぁ……この味、美味しいなぁ……ぺろぺろぺろっ」
尿道にあった先走りを吸い取りこくんと飲み込む、うっとりとした表情で味わうともっと出せとばかりにぺろぺろと舐める。
すずかにとっても忍にとっても俺の精液は特に美味しく感じられるはずだ。
体質のせいもあるだろうが例のキャンディーを一番好んでいたのは月村姉妹だからな、原料の一部でもある精液はとても美味だろう。
ぺちゃぺちゃと唾液で光る亀頭にちゅうっと吸い付く、根元から竿を扱いて少しでもカウパーを出そうとする。
普段は物静かなすずかがこれほど積極的に行うフェラは何ともエロい、このギャップはある意味ノエル以上だろう。
両手でチンコを挟んで動かないように固定する、あーっと口を大きく開けてぱくりと亀頭を口の中に含む。
「ちゅばっ、ちゅぶっ……ぢゅっ、ぢゅっぢゅううっ……ぺちゃ、ちゅぶっ……くちゅくちゅっ……じゅるる~~~っ」
「んんっ……すずか、それ気持良いよ」
「んんっ……ぢゅるるっ、ぢゅうっ……ぢゅぱっぢゅぢゅっ……ごくっ……ちゅばっ、ちゅばっ……ぢゅううぅっ」
亀頭だけを口に含んでじゅるじゅると吸う、舌で全体を舐めて唾液を絡ませて啜る。
先端だけだが一番敏感な部分をじゅるじゅると音を立てて吸う姿は興奮を高めてくれる、
もじもじと足をすり合わせているのを見るとすずかも感じているんだろうな。
「ぢゅぢゅううっ……んふぅんっ、んぢゅっ……ぢゅるるっ、ぢゅぱっ……もっと出ないかなぁ、ぺちゃぺちゃっ」
「うくっ……すずかがもっと興奮させてくれたら出ると思うよ」
「ぺろっ……えっと、どうすればいいの?」
「そうだな、パジャマの下とパンツ脱いでくれると嬉しいかな」
「えっ……う、ううっ……んしょ、んしょ」
言葉に詰まったすずかだが性欲が高まってるせいか素直に従う、下半身だけ裸になるとフェラチオを再開した。
ちなみにパンツをもらおうとしたが駄目だと言われた、残念。
くいっと尻を上げてこちらに見えるようにする、そして自分の股間に手をやって愛液を手に取る。
くちゅくちゅと音がするまで手に溜めるとそれを玉袋に塗り始めた、そのままぬるぬるした手で玉を揉んで刺激する。
「んちゅうっ、ちゅっちゅっ……ちゅくっ、ちゅるっ……んぢゅっ、ぢゅるるる~~~っ」
「んんぅっ、こりゃ気持良いっ」
ぬるぬるとした手が玉を転がす、そしてその液体はすずかの愛液。
口ではぢゅるぢゅると唾液を零してチンコをしゃぶっている。
一級の美少女が尻を振って懸命に奉仕している、その光景にいやでも興奮が高まる。
お返しに少し濃いカウパーをびゅるっと口の中に出してあげた。
「んちゅっ、ちゅううっ……んんっ!? ぢゅるるっ、ぢゅるるっ! んんっ……ごきゅっ……あはぁ……美味しいけど足りないよ」
「すずか、そろそろ出そうなんだけど」
「あはっ、嬉しいなぁ……ぺろっ、沢山出してね……全部飲んであげるから……ぢゅるるうっ」
完全に欲情したすずかは精液を求めて肉棒にしゃぶりつく、ぢゅぱぢゅぱと唾液を滴らせて舌を這わせた。
新しい愛液を玉に塗りながら片手でしっかりと竿を掴んで固定している。
口に含むのは肉棒の半分ほどだが、その分ピストンの速度が速い。
ぢゅぱぢゅぱと額に汗して吸い付く姿は小学生とは思えないほど艶かしい。
「ぢゅうるるっ、ぢゅっぢゅるっ……出してぇ……飲みたいの……んぢゅうっ、ぢゅっぢゅるっ」
「んんっ、な、何が飲みたいのかなっ」
「ぢゅっぢゅううっ……せ、精液が飲みたいの……白くて熱いの飲みたいっ……出してっ、私に飲ませてっ」
どうやら本当に限界らしく、すずかが言うには恥ずかし過ぎる台詞を躊躇いながらも言う。
その声と肉棒を啜る音を聞いてぐぐっと射精感が膨れる、射精を感じ取ったのかすずかが咥えたままでうれしそうに目を細めた。
「んぢゅっ、ぢゅるるっ……んんっ、んっ、んっ……ぢゅうるるっ、ぢゅううっ……ちゅばっちゅばっちゅばっ!」
「うぅっ、すずかっ……出るよっ」
「んんぅんっ……ぢゅぷっ、出してぇ……全部飲むよ、全部飲むから出してぇ……ぢゅるうっ、ぢゅるるっ……ぢゅるるる~~~っ!」
「うくうっ、飲んですずかっ!」
びゅびゅうっ! びゅくっびゅるる~~~っ!
「んんぅっ、んっ……ごくっ、ごくっ……んん……んぐっんぐっ……」
すずかの強烈な吸い上げに限界を越えた肉棒が熱く滾った精液を吐き出す。
鈴口から爆発するように出た精液がすずかの口にどくどくっと流れ込んでいった。
出てくるのを待ち構えていたので咽ることなく精液を受け止める、そのままごくっごくっと喉を鳴らして飲み込む。
飲み易い物ではない精液を勢いよく飲むすずか、これが血液だったらホラーだが精液なのでエロである。ふはははは。
「んくっ……ぢゅっ、ぢゅうう~~~っ」
「うわ、吸い取られるな」
口の中の精液を飲み尽くしたすずかが残りを吸い取ろうとぢゅるるっと吸い付く。
その勢いにつられて残っていた精液がびゅるっと出ると満足そうにこくこくと飲む。
その顔は本当に美味しい物を飲んでいるように見える、まあ、実際すずかや忍には俺の精液は美味しく感じられるのだが。
「じゅるるっ……ちゅぱっ、ふぅ……美味しい……もっと出ないかなぁ? ぺろぺろぺろ……」
「あはは、流石にもう出ないよすずか」
ぺろぺろと最後の一滴まで精子を舐め取るすずかに言う。
本当はいくらでも出せるがここらで良しとしよう、それにしてもこの状態のすずかはエロ度が半端ないな。
子犬のようにぺろぺろとチンコを舐める下半身裸の美少女、このまま二回戦に突入しようとするのを押さえるのはちょいと苦労した。
すずかの頭を撫でながら状態を確認、今だ興奮状態のすずかだが自分の意思はある。
今回は何も暗示を与えてないので判断は全てすずかの意思なわけだ。
ここらですずかの好意がどの程度の物か試してみよう、秘密の共有と今までの行為からだいたいの事は問題ないはずだ。
「すずか、もっと気持良いことしようか」
「えっ? もっとって……」
「俺とエッチしない?」
「えっ……あっ……」
ぴたりとすずかの動きが止まる、この場合のエッチはセックスの事だ。
当然それを知っているすずかは意味を理解すると戸惑った表情を浮かべて目を逸らした。
その逸らした先がチンコなのが思わず笑いを誘う、暫くの沈黙の後でこちらを見たすずかがおずおずと答える。
「あの……私、オリト君の事は好きだけど……その、それはまだ……ごめんね」
「いいよすずか、無理を言って俺の方こそごめん」
うん、まあこんなもんだろうね。
ヴィータもそうだったが流石にこの一線は中々に難しい、といってもすずかはもう越えてしまっているのだが。
美由希や忍と同じに自分から言ってくれるまでになれば完璧だからな、それまでじっくりと好意と行為を積み重ねていこう。
「それじゃあ、そろそろ本当に寝ようか」
「あ、うん。私ちょっとお手洗いにいってくるから――オリト君、パンツ取っちゃ駄目だよ」
「ははは、分かってるよ。それで代えの下着はどこにあるのかな」
「戻って来るまで大人しく待っててね」
「はーい」
にっこりと、しかし力を込めて言うすずかに答えて横になる。
さきほど脱いだ下着とパジャマのズボンをはいて出て行くすずか、ちゃんと代えの下着を持って。
うーん、アリサと違ってガードが固い。エロくなってもここらへんはすずからしさが生きている。
十分ほどしてすずかが戻って来た。
ベッドに入ってこちらに寄り添って来たのでちょっとしたお願いをしてみた。
顔を赤くして困った顔をしたすずかだが、さっきエッチできなかった代わりと言って頼む。
「オリト君、それって凄く恥ずかしいんだけど……」
「うん、だからどうしても嫌ならいいよ。でも明日の朝に出るのは凄く濃いよ、今夜のよりはずうっと濃いから」
「……」
これだけ言うと目を閉じて眠りにつく、その横でごくりとすずかが唾を飲む音を聞きながら。
ぼんやりとした意識が覚醒していく、まぶたから差し込む光が朝が来たと教えてくれる。
それと同時に下半身からとても心地良い感触が伝わって来た。
「んちゅっ、ちゅぷっ……れろっ……ちゅぷっ」
「おはようすずか」
「ちゅっ……んっ、おはようオリト君……ちゅるっ、ちゅぶっ……れろれろれろっ」
紫の髪を揺らしながらビンッと立ったチンコに舌を這わせるすずか。
そう、昨夜頼んだのはこれ。
明日の朝はフェラチオで起こして欲しいと頼んだのだ、これも定番エロの一つ。
最初は躊躇ったすずかだが、やはり「濃い」の一言は魅力だったらしい。
「んちゅぅ……あっ、少し出て来た……ちゅるるっ、んくっ……ぺちゃぺちゃっ」
「んんっ、あ~~気持ち良い」
美由希にもやってもらったがちびっこ組ではすずかが最初だ。
ん? よく考えたら一番大人しくて内気なすずかが一番経験地を獲得しているよ。
肉棒を手で扱いて亀頭に唇を押し付けるすずか、目は赤くなっていないが精液を欲しがっているのは分かる。
つまり今のすずかは素でフェラをしている、これは大きな前進といえるだろう。
いずれは忍と同じく可愛いがってあげよう、あむっと亀頭を咥えたすずかにぴゅるっと少し精液を出してやる。
すぐにぢゅるるっと吸い込んでごくりと飲むすずか、下の口で受けられない分上の口は貪欲に精を求めているなあ。
小さな口で亀頭を含んでれろれろと舌を動かす姿は実に良い、容姿が良いからしゃぶる姿も絵になる。
「ぢゅっぢゅうっ……ちゅぱっ、れろっ……じゅるるっ、じゅうっ」
「あっ、そこ、そこをもっと舐めて」
「んう? んんっ、ぢゅるるっ、ぢゅるっ……ちゅぶ、ちゅうっ……れるっ」
舌をくるくると動かして満遍なく舐める、じゅるじゅると唾液を啜りつつ吸う。
時おり髪をかき上げる仕草は忍そっくりだ、このままいけば舌使いも忍に並ぶ日も近いかな。
ぢゅぱっぢゅぱっとピストン運動でフェラを続ける、そろそろお待ちかねのご褒美を出してあげようかな。
「ちゅぶっちゅうっ……ねぇ、そろそろファリンが来るよ……それまでに、出して……」
「ううっ……えっと、どこに出すのかな」
「……ちゅうぅっ!」
「うくっ」
「れるっ……口に、私の口に出して……全部飲むから、ちゅるっ……ぢゅっぢゅるっ、ぢゅるるぅぅ~~っ」
一度怒ったように吸い付いてからぱくりと咥えてぢゅるるっと吸う。
髪を揺らしてじゅぽじゅぽと吸い付く動きは激しい、その首の動きは子供とは思えない。
ぬるりとした舌が早く出せとせきたてる、びくびくと肉棒が震えて射精を知らせる。
「んんぅ、ぢゅるるっ……ぢゅるっ、ぢゅぱっ、らひてっ……じゅっずずっ、じゅるるぅっ」
「ううっ、いいよすずかっ……で、出るっ」
「んんっ! んじゅっ、ぢゅるるっ、ぢゅぱっぢゅぱっぢゅぱっ! ぢゅううるるる~~~っ!」
「ううっ、すずかぁっ!」
どびゅうっ、びゅうっびゅうるるる~~~っっ!
すずかの舌がれろんとカリ首を一周した瞬間に堤防は決壊した。
びゅびゅるうっと飛び出す精液を口で受け止めるすずか、ごくごくと喉を鳴らして嚥下する。
しかし朝一番の刺激は強くびゅるるっと第二弾が飛び出す、これはすずかも驚いたらしく目を開く。
「んくっんくっ……んんぅ、んんっ……んっんっ……ちゅばっ、んんぅ~~っ」
「あらら、多すぎたかな」
飲みきれない精液をあーっと口を開けて手のひらに落とす。
はぁはぁと息をついて呼吸を整えると、手を口元に持っていってずずっと精液を吸い込む。
「ずずっ、ずじゅうっ……んくっ、んくっ……はぁ、凄く濃いね……美味しいなぁ……ぺちゃ、ぺちょ……」
「う、まあね」
うっとりとした顔で精液を啜る、手についた物もぺちゃぺちゃと舐め取る。
ちゅぱっと舐め終わるとまだひくひくしているチンコを見て口を近づけた。
「あ、まだ残ってるんだよね……あむ、ぢゅううぅぅ~~~~っ」
「はぁぁぁ~~~っ、たまらないなぁ」
ぢゅるぢゅると残っている精液を吸うすずか、朝一番の濃厚ミルクはお気に召したようだ。
ぺろりと唇についた残滓を舐め取ると、ぺろぺろと肉棒を綺麗に掃除していく。
最後に用意していた水をこくこくと飲む、ふぅと息を吐いて落ち着くとくるりと後ろを向く。
「ん? どうしたのすずか」
「終わったから、その、早くしまってほしいの」
「今まで舐めてたのに」
「っ、それとこれとは別だよっ、早くしないとファリンに見られるよっ」
別にファリンに見られても構わないけどね、ファリンやノエルとの関係を知らないすずかではしょうがないか。
チンコをしまってんーっと伸びをしているとすずかがじっと見ているのに気づいた。
「今度は何かな」
「今から私着替えるから、オリト君も部屋に戻って着替えたほうがいいよ」
「そうだけど……すずかの着替えを見てからってのは駄目かな」
返事の代わりに枕ミサイルを受けたので渋々と部屋に戻る。
いやー、それにしても良い気分だ。
忍に会えなかったのは残念だが、忍以外の全員とエロしてしまった。
すずかは口だけだが、朝フェラがあったので十分だ。
旅行先でも結局は忍の不満は解消できていない、くくく、帰ってきてからどうなる事やら。
おっと、そういえば桃子さんもいつまで我慢できるかな。
朝食の席ですずかが私服なのはどうしてかと尋ねると、今日は学校が休みだからとの事。
何か日にちがおかしいような気がするが気にしない、エロ主の生活に日にち感覚は重要ではない。
ファリンがキラキラと輝く目で今日も泊まっていってはと言うがそれは無理と断る。
しょぼぼーんと目に見えて元気が無くなるファリン、すずかが元気づけている姿を見るとどちらが年上か分からないな。
その後ノエルも無理なのですか? と聞いて来たのには驚いた。
耳を貸してもらって「やっぱりあと一回したかったの?」と聞くと、にこりと笑ったノエルがびしっとチョップをかましてくれた。
おほんと咳払いして、失礼しましたと言うノエル。
驚いているすずかとファリンをちらりと見た後で、最近忍の元気が無いと言ってくる。
恭也から花を贈られるのは喜んでいるがどこか表情に影があると。
これにはすずかも心当たりがあるらしく、そういえば……と考えている。
それでノエルが言うには俺が来ると元になる事があるのでとの事、それと今日泊まる事がどう繋がるのかと尋ねる。
すると今夜に忍が帰ってくると言う。あれ? 旅行って二三日じゃなかったのかな。
「それが、今朝早く忍お嬢様から連絡がありまして」
「今日帰って来るっていったの?」
「はい」
こくりと頷くノエル、うーん……そんなに恭也との旅行はつまらないのか。
なんてな、理由は見当がついているんだ。
恐らくノエルとのセックス中継が原因だろう、向こうで悶々としているのに従者がずこずこあんあんとしているからな。
今の忍にとって精神的に我慢できないのかもしれない、ノエルが泊まるように言ったのも自分が原因だと気にしているのかもしれない。
何とも主人想いで結構な事だよ、他ならぬノエルの頼みなら聞いてあげたいが今日はちょっとな。
確か予定では今日はフェイトが海のジュエルシードを取りにくる日だ、何があるか分からないから泊まると約束はできない。
また用事の無い時に泊まりに来ると約束して月村邸を後にする、携帯を取り出して先ずはフェイトと連絡を取る。
打ち合わせとフェイト側の準備が整っている事を確認する、そして今度はなのはに電話をかけて合流した。
二人でアースラへと向かう、手にちゃんとエイミィ用の花束を持って。
アースラについて先ずはエイミィに花束を渡す、いつも嬉しいよと言うエイミィ。
その笑顔には今まで以上の親愛の情が込められていた。
後ろでなのはが「何度も年上のお姉さんに花束を贈っている……」とメモを取るのは頂けなかったが。
とにかく今日は大事な日だ、フェイトとプレシアの関係が良好なので不安は無いが油断はできない。
休憩所でなのはとジュースを飲みながら雑談を交わしていると警報が鳴り響いた。
ブリッジへと向かって走るなのはと俺、無印もそろそろ終盤だからないっちょ気合入れていきますか。
「なのは、体調は万全だね?」
「うん、バッチリだよ」
「パンツはピンクだね?」
「うん、そうだよ――って、何言わせるのオリト君っ」
「今日もなのはのパンツはピンク……と」
「むーっ、そんな事メモしないでよーっ!」
「あはははっ」
ぶんぶんとレイジングハートを振るなのはに追いかけられてブリッジへと到着。
さあて、本当に頑張るとするかな。
立ち止まった時に後頭部に感じた痛みを気にしないようにむんっと気合を入れなおした。