「それではヴァンパイアハンターの皆さん、いきましょうか」
男③の欲望の矛先を桃子から忍に変えた俺。彼が月村邸に突入したのをきっかけに俺は周りのハンター達に声をかけたのだった。にっくき吸血鬼を殺せるとあっては元気満々な方達ですが、本当に殺させるわけにはいかないので壁役が終わったら処分させてもらいますww
魔導師は杖を取り上げるだけでいい。なら吸血鬼は?その答えは由緒正しいヴァンパイアハンターの方から聞き出しました。
俺の手の中にはインスリン注射が。なんとインスリンをうつだけで吸血鬼の身体能力が人の状態に戻るそうです!!いやあインスリンの発明は偉大ですな。
ハンターの皆さんの武器もインスリン注入ガン。「親の仇をじっくり晴らしたい」との思いを告げると心良く普段使う銃弾から代えてくれました。もちろん彼らの前に札束を重ねて置いたからじゃないよ?
彼らとは反対の方向から攻めることになるのは吸血鬼と自動人形の愉快な団体さん。「月村家の遺産を奪いたくないか」ともちかけ、快く頷いてくれた方々ですw
さらには『龍』の皆さんもいらっしゃいますし、俺の子分たちも連れてきていますw
十字を描くように、お互いの顔を合わせないよう配置した布陣である。
パッパッパッパッパッパッパッパッ!
ドン!ドカッ!
銃弾と肉が跳ねる音が響く屋敷を練り歩く。転生者の頭を撃ち抜いてやるためだ。
ヒュッ!
俺のサイレンサーの銃弾が虚空を走る。目標は無く、その銃弾は壁にぶつかり、跳弾となるはずなのだが……!
「なっ!」
通路の先から飛び出してきたウチハさすけの額を貫く。俺は足早にそこから移動し、次の地点へと向かう。
こんなことをしているのは理由がある。作戦を決めて攻めて見たが結果は惨敗だったのだ。4人は連携をとらず各個に動いているが、その強さは伊達じゃなかったらしい。辛うじて男③がルルノア・ゾロと朽木白哉ぁんを殺したが、ウチハさすけと高町恭也が残っちまった。
しかたないのでループを20001回繰り返し、二人のキルポイントを見つけるのに試行錯誤したのだった。キルポイントを正確に理解できるのは俺1人だけなので部下にやらせるわけにもいかず、苦労しているわけです。
ん~、高町恭也はっけ~ん。体力の限界っす!って顔の恭也が俺を見て「まだいるのかよ……」と呟きながら襲ってきましたw雑魚の俺相手に神速なんてもったいないものは使わずに走って近づいてくる恭也に俺は片手にサイレンサー、もう片方はボタンをもって相手取るぜ!!
「ぽちっ、とな」
ボタンひとつでライフル発射♪サイレンサーの銃弾をかわした恭也に吸い込まれましたw殺気なんて感じ取れる人外御用達でしょう。このライフルの銃口の先を決めるのに難儀したんだよな……1mmの1/10の単位でコツコツコツコツ動かして狙撃ポイントを探すのは大変でした。
男③がルルノア・ゾロと朽木白哉ぁんと相打ちになった現場に降り立ち「ビバッ!ループの能力の勝利!」と叫んだお!
生き残りがくたっとした忍ら4人を連れてきたのを確認し、月村邸から撤収するのだった。
YAAAAAAAH、HAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!
苦節20001ループ、俺は前々話の恨みを晴らしたぜwwん?何言ってるんだ俺は。
今回はラブラブ調教プレイじゃなくてハードな調教なんだぜ。基本は牢屋。そして調教部屋まで兼ね備えた完璧な布陣だ!
早速牢屋の前にいく俺。そこには囚われの美女が4人。忍・ノエル・ファリン、そしてリンディだ。みなさん俺のこと睨んでマース。
「……あなたが私の屋敷を襲った首謀者なのね?」
「ザッツラァーイト。私があなたの屋敷を襲いマーシタ。あなたのところに身を寄せていた3人と彼氏である高町恭也には個人的な恨みがあり、それを見事に晴らしたのデース」
俺の言葉にきっとこちらを睨む忍。他の4人も似たようなものだ。
「私達に何をしたの!身体に何か投与したでしょう!」
「ハッハッハッ、そんなことですか。月村忍には吸血鬼の身体能力を封じる薬を打ちマシタ。ノエル、ファリンには動作制限を起こさせてマス。リンディ・ハラオウンは杖がなければ一般人なので何も投与シテマセーン」
「……私達をどうするつもりなの?」
「オーウ、疑問に思うのは当然デース。……あなたたちにはこういうことをするために捕まえました」
俺の言葉で4人の牢屋の目の前の壁、つまり後ろの壁がマジックミラーに切り替わった。中に見えるのは俺が用意した調教部屋ww
「なっ!?」「っ!」「……!」「……はわわわ!」
驚き、何をされるか思い至った4人は嫌悪感を露にする。
「皆さんには私の性欲処理の奴隷になってもらいマース。時には1人あちらに、2人、3人、4人全員という場合もあるでしょう。こちらから眺めてオナニーをしてもらってかまいませーん。はっはっはっ」
「っ!……そんな屈辱を受けるくらいなら死を選ぶわ!」
そう言い、舌を噛み切ろうとした忍を制す。
「ノンノンノン、そんなことをしてはいけませんよ。あなた達の誰か1人でも死んだらここにいない可愛い可愛い妹のすずかちゃんが大変な目に合うかもしれませんよ?」
「!?……クズめ……!」
「オオーーーウ、なんて最高の褒め言葉でしょう!」
憎悪を滾らせる忍・ノエル・ファリンに俺は微笑むのだった。リンディも気持ちを共有できないが睨んでいる。
「それでは調教を始めましょうか。まずはリンディ・ハラオウン、こちらに来てください」
手を差し出すように言い、手錠し、連れて行くのだった。
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次回エロです。