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No.20597の一覧
[0] 犯罪者S リリカル下克上[kazu](2010/07/25 23:02)
[1] 第2話 バニングスグループ崩壊[kazu](2010/07/25 14:08)
[2] 第3話 アリサ調教日誌(前編)[kazu](2010/07/31 15:14)
[3] 第4話 アリサ調教日誌(後編)[kazu](2010/07/31 15:15)
[4] 第5話 アリサ調教完了。次の任務に移るが……何![kazu](2010/07/31 15:17)
[5] 第6話 「あんた、嘘吐きだねっ。」[kazu](2010/07/31 15:10)
[6] 第7話 勝利には僕の死体が20001体転がりました[kazu](2010/07/31 15:12)
[7] 第8話 リンディが堕ちる→3人唾ごっくん→[kazu](2010/08/01 17:58)
[8] 第9話 吸血鬼の発情期に快楽を覚えこませる→[kazu](2010/07/31 15:07)
[9] 第10話 すずかの様子→すずか&忍の姉妹丼[kazu](2010/08/02 20:00)
[10] 第11話 へへっ、笑ってくれてもいいんだぜ[kazu](2010/08/04 13:21)
[11] 第12話 むかつくですぅ。嫉妬の炎がメラメラと燃え上がるですぅ![kazu](2010/08/04 13:25)
[12] 第13話 次元世界に行くと……そこはカオスでした[kazu](2010/08/06 22:46)
[13] 最終話 「さあ願いをいえ。どんな願いもひとつだけかなえてやろう……」[kazu](2010/08/08 15:42)
[14] 外伝 マリサとイチャラブなう[kazu](2010/08/01 17:57)
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[20597] 第13話 次元世界に行くと……そこはカオスでした
Name: kazu◆2a6d92a5 ID:67d42590 前を表示する / 次を表示する
Date: 2010/08/06 22:46





「やめろショッカー!あっーーーーーーー!!」

周りを取り囲む黒い戦闘員とマッドサイエンティスト達。あ、形から入るのね。





嫉妬の炎を燃やした俺は、とりあえずリンディ……にではなく、銀髪天パの奴をはっきりさせることにした。アリサの時、月村邸の転生者どもと襲撃してきたことからも、おそらく月村邸の森の中に転移してくるのだろう。金と時間さえかければ森全体をカバーする監視を作ることはたやすい。






6年後深夜2時


銀髪天パの男をしとめるために、あわよくば次元世界への足がかりにしようと狙撃チームと襲撃チーム、計1000名を展開している。俺も兵を集めるのが上手くなったものだ。
最善はスナイプ、次善は襲撃チームの時間稼ぎによる離脱、失敗はループだがどうかね。



お、B6のカメラに魔方陣展開後に、銀髪天パとあれは……クロノ・ハラオウンか?あいつら一緒に行動していたのか。よし、ゴルゴやってしま……。

トス

「あそこの茂みにライフルを持った猫がいますわ。ちょっくらあのドラ猫を仕留めてきます」

「ああ、お願いするよ銀」

ちょ、お前は藍染とギンの関係かよww

やべえ、13km洞爺湖、伸ばしてスナイパー殺っちゃったよ天パ。それにものすごい勢いで他のスナイパー達殺されてるぜ。ここは襲撃チームに襲撃してもらい時間を稼ぐか。

「襲撃チーム、ただちに魔方陣から出てきた二人組みを襲え。狙撃チームは撤退しつつ追ってくる天パを反撃せよ」

「了解」「了解した」

襲撃チームのリーダーと狙撃チームのものがいったのを確認し、俺は撤退を始めた。俺が指揮車を置いているのは直線距離にして15kmは離れている閑静な住宅街。セーフティーハウスのビルまで何食わぬ顔で運転すればばれるはずがない。
国道を走る指揮車。リーダー以外との無線を絶ち、ひた走る。奇襲は失敗したが姿は確認した。ゆっくり調査していけば良いはず。

「こちらファルコン1、襲撃に失敗。2人組みは離脱していきました」
「こちらフォックス1、狙撃に失敗。2人組みは離脱していくのを確認しましたが……」

「どうした?フォックス1」

「私のところから確認しているのですが、2人組みの向かう先がセーフティーハウスの気が……」

フォックス1からの無線を聞いて、嫌な予感が背筋を這い登る。まさか……。
国道を走る指揮車の前に人影が。銀髪天パとクロノ・ハラオウンだ。

「ちぃっ!?」

先回りされたか!?ハンドルを切り、二人の前に止まる俺。しかたがない……情報を聞き出して次のループにかけるか。

がちゃ

「……どうしてここが分かった」

「何、予言で転生者のことが分かってね。君が襲撃してくることは分かっていたよ、ループ能力者さん」

「そや、でもあんさんうまくやってたで。この襲撃がなければ気付かんかったくらいや」

「ちいっ」

予言系の転生能力持ちが居たか。次元世界の方にもいるとは思っていたが、徒党を組んでいる中にいるとはな。直接的暴力が弱いので隠れ住んでいると思ったが。

「ふんっ、そこまで分かっているなら俺がやることは決まっている。アディオ……」

「おっと、待ってもらおうか。■■■■が命じる。俺に従え」

クロノ・ハラオウン似の奴の目にマークが。ちょ、こいつギアス能力者か!?俺の眉間に当てた銃の引き金を引くより速い。あ、ギアス能力使う時本名言うのね。

「イエス、ユアハイネス」

「くくっ、ループ能力持ちとはラッキーだ。銀、情報を聞き出してスカリエッティの方に回せ。一般人と同じ能力しかないカスはショッカーに仕立て上げてしまえ」

「分かりましたわ」

銀に担がれて次元世界に連れて行かれました。







情報を聞き出された後にショッカーになっているのが冒頭の俺。見事に黒タイツが似合う戦闘員になりました。

命令が「従う」ことだけだったので思考が戻っている俺。で、次元世界を下っ端の立場から見てみた感想なのだが……カオスでした。

なんか地上本部でレジアスが「しょーーーにん!!」とか言ってどこぞGGGの長官ばりのことしてゴルディオンハンマー振り回しているし、相方のゼストなんか斬艦刀振り回して「我にきれぬものなし!」って叫んじゃってるよ。

こちらも対応して?種ガンダムから出場のどこぞのスーパーコーディネーターがいるし、「見える!」って叫ぶ組が集まってますwwもう、フル出場って感じ?

次元世界にはどこぞの「死のノート」持っている転生者と名前見れる転生者が組んでいるのか犯罪者撲滅している世界もあるし(転生者はやばくて近づいてない。本名で死ぬらしい)。

大体陣営が分かれているみたいだ。俺が戦闘員にされた「クロノ・ハラオウンwwwithルルーシュ」陣営。これはもう俺みたいにギアスで従わされている転生者で構成されている。もう、最大勢力。目を合わせただけで陣営に入るし。「目と目が合う、しゅ~んか~ん。手下にされちゃったww」状態だ。もうだめぽ。

もう一方が地上本部勢。ロボットに入っていたのが良かったのか、ギアスにかからずに抵抗している。圧倒的火力を持ち、殲滅能力があるのだが、ココ最近勢力が落ちている。それは……。

「戦闘員A!これをスカリエッティにもって行け!」

「はっ」

スカリエッティへの飯を渡され、もって行く俺。自動扉を開けた先に待っていたのは死にそうな顔のスカリエッティ。俺が栄養点滴剤でぷすっと栄養補給補給。もう死んだような目で画面を見つめ作業をしているスカリエッティだが何をしているかというと。

巨大なカプセルが並ぶ中に浮かぶ多数の高町なのはやフェイト・ハラオウン。八神はやてやアリサ・バニングスもいるし、月村すずかもいる。他の登場人物達も……。つまりこれは、フェイト計画や人造魔導師計画を用いたダッチワイフ製造所なのだ!!銀髪天パが地球を再び訪れたのも遺伝子を手に入れるために、髪の毛などを手に入れるためらしい。

このスカリエッティも転生者。スカリエッティに転生し、数の子たちとウハウハしていたのはいいが、「クロノ・ハラオウンwwwithルルーシュ」陣営に捕らえられ、この計画遂行させられているのだ。

クロノ・ハラオウンはこの量産なのは・フェイト達を用いて地上本部を買収しているのだ。もうその話がくるだけで、険もほろろに投降者続出。ただいま絶賛50名抜かれた地上本部勢は青色吐息だ。

次元世界に転生した転生者は、スタートダッシュが遅れ、オリジナルなのはやフェイトとちゅっちゅすることができなかった。他の転生者達から奪う!って奴が時たま地球に来てたらしい。俺のデータにもいるなそいつらは。多数の転生者がクロノ・ハラオウンに従い、対抗勢力を築く地上本部。それ以外は「処女じゃない魔法少女はゴミでござる!」って奴や「転生能力ショボすぎ、トホホ」ってものが一般人になっている状態、はたまた奇特にライバルキャラ(アムロvsシャアみたいに。アムロ、シャアともどもクロノ勢にいるけど)と敵対したりだ。こいつらは第三勢力ってことかな。

「君も転生者なのだろう?……私は死にたいのだが、どうすればいいかね?」

デスマを行うスカリエッティが呟く。誰もこの問いには答えないだろう。こいつが働けば働くほどダッチワイフが増え、ニコポナデポで即落ち状態だ。数の子達もスカリエッティから離され、ニコポの餌食で他の転生者のチンポをくわえ込んでいる。死にたくなって当然だ。俺はそのスカリエッティに、ループ能力を持つ俺だから答える。

「自爆装置つけるといいと思うよ(キリッ」

「自爆装置……だと……」

「ああ、今から生まれるダッチワイフにつけていくといいんじゃないかな。それで飯を運んできた奴の前でやるんだ。戦闘員Cあたりがいいんじゃないかな。おそらくカッとなって殺してくれるはずさ。その時この製造所も、研究成果も爆破すればいい」

「ははっ、なかなかいいこと言うじゃないか。そうしようかな」

死んだ目の表情をわずかに歪めるスカリエッティ。俺は彼への栄養補給を終え、戦闘員の仕事に戻っていくのだった。




スカリエッティはその後、計100体のダッチワイフを製造。約束通り投降してきた者に50体は渡り、もう50体は強転生能力を持っている転生者に渡された。そして……。

「君にだけは爆破装置の設計図を見せてあげよう。私が失敗したら、気が向いたら爆破するといい」

いつもの飯の時間。スカリエッティはそう言って俺に設計図を渡してきた。俺はそれを受け取る。

「ああ……気が向いたらな」

「ふふっ、それじゃあね」

スカリエッティと別れ、仕事に戻る。2日後、戦闘員Cの時に決行するが失敗。ダッチワイフ製造所と研究資料のみ爆破に成功したようだ。




ダッチワイフは結局100体しかできず、それを巡っての闘争もあるのだが、下っ端の俺には関係ない。今目の前に迫る、乗艦している次元航行艦を真っ二つに切る斬艦刀以外は……。













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次回最終話。


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