ユーノへの憑依系です。ただひたすら沸きだした欲望にしたがって書いてみました。
端折っている部分が多いので、原作を知らないとわからないところが多いです。
小物なユーノ君が鬼畜にいっちゃいます。
次の犠牲者は誰にするか考え中。
俺がユーノになって一カ月がたった。
この世界ではじめて目が覚めたのは病院のベッドの上。
微妙に残っているユーノの記憶によると発掘中にロストロギアの暴走に巻き込まれ、気づいたらなぜか俺に憑依されていたということらしい。
危険な未調査の遺跡発掘を生業とするスクライア一族にとっては、それほどめずらしいケースではないらしく、微妙に記憶喪失ということで今は落ち着いている。
このままユーノとして第二の人生を送るのか? 元の世界にはもどれないのか? てかよりによって淫獣かよ!? といった憑依主人公らしくいろいろと葛藤があったりもしたがとりあえず全部省略。
そんなくだらないことを考えている場合ではないことに気付いたからだ。
なにしろこの世界には魔法が実在している。
ならば男としてやるべきことはひとつだろ。
それは男の夢の実現! すなわち魔法を使ってエッチなことをしまくることだ!
男なら誰しも一度は考える透明人間になっての女風呂、風を操ってのスカートめくり、女の子を意のままに操ってのチョメチョメ。
それらの妄想がこの世界ではすべて実現することができるのだよ! うひょひょひょ。
おっと失礼。
とにかくこのことに気づいてからは俺の中で何かが変わった。
それまでの悩みなどすべて吹き飛び、ただひたすら夢の実現のために、エロのためにとにかく必死になって勉強をした。
もとのユーノの知識が残っているのであっさりと魔法は使えたし、アホな俺でも十分にやっていけた。
怪しまれないようにユーノ=スクライアとしてふるまいつつ、こっそりエロいことに使えそうな魔法を習得し、ついでに自分で発掘したロストロギアの中から使えそうなものを上に報告せずちょろまかしていく。
本来ならこういったことは厳重に管理されなければならないはずなのだが、よくもわるくもおおらかな性格のスクライア一族は、俺が同族ということもあってチェックなんて、あって無きに等しい。
そんな風にして月日が流れていったのだ。
あれから数年、原作通り俺はジュエルシードを発掘し、それを調査団の時空船に運搬してもらうことになる。
この先の展開を知っている俺からすれば、乗組員の人にはちょっと気の毒な気もするけど、このイベントがなくては原作が始まらんのよ。
俺のエロ生活のための尊い犠牲となってくれ。
一応「気を付けてくださいね」と声をかけておいたし、もし仮になにかあったとしてもそれは気をつけなかったそいつらの責任だ。俺は知らん。
そして予想通り爆沈する時空船。
ばらまかれるジュエルシード………。
原作では乗組員が死んだと言及されてなかったような気がするし、運が良ければ助かってるでしょう。
ナンマイダーナンマイダー。
『グオォォォーン!!!』
これで通算三度目になる突撃を試みる黒い影。
表向き、無謀にも単身でジュエルシードを追って鳴海市に来て早一週間。
ようやく下準備も終わり、そろそろ原作始まるかなと思ってたところに、ジュエルシードの化け物が現れて、今は戦闘の真っ最中だ。
といってもこちらはただ単にシールドを展開して突っ立てるだけ。
無理に封印しようとしなければこちとらディフェンスに定評のあるユーノ君。
防御に集中してれば、たかだか魔法少女デビュー用の咬ませ犬に負けるようなことはありません。
『…グゥゥン』
いくらかの突撃の後、ようやく攻撃しても無駄だと悟ったのかすごすごと引き揚げていく化け物。
さてここからが本番だ。
俺は周囲の安全を確認した後、フェレットモードの姿で体に泥をこすりつけ、全方位にSOSの念話を飛ばしてからパタリとその場に倒れる。
よっし、細かい違いはあるだろうがこれで原作通り、念話をうけたなのはが来てくれるはずだ。
俺はいろいろ考えた結果、可能な限り忠実に原作を再現することにしていた。
まず安全になのは達とエロエロするためには、そのなのは達に、『PT事件』や『闇の書事件』を解決してもらわなければならない。
そのためには原作通りすすめていくのが一番確実だ。
加えて先の展開が読めているほうがなにかと動きやすいし、そのぶんエロエロするチャンスを作りやすくなるだろう。
「はぁ、はぁ、はぁ」
あれから何度か念話を出しながら半日が過ぎ、日が傾き始め本当に来てくれるのか不安になってきたころ、ようやくその時が訪れた。
お嬢様然とした純白の制服を着た、栗色の髪を両サイドで縛った小さな女の子が息を切らせてこちらに駆け寄ってくる。
未来のエースオブエース、いまはだだの小学3年生、我らが高町なのは様だ。
う~む、探索中に遠目で何度か見てはいたがやっぱり本物はかわいらしいなぁ。
初めにことわっておくが俺はロリコンではない。
ただロリも大好きなだけだ。
「どうしたのよなのは、急に走り出して」
「あ、見て動物…ケガしてるみたい」
遅れて腰まで届く長い髪を揺らしながら、金と紫の二人の少女が駆け寄ってくる。
なのはの親友であり、StSではいつの間にかフェイドアウトしてたアリサ・バニングス、月村すずかのお嬢様二人だ。
どちらもまだ幼いながら、将来は絶世の美女になるであろうことを予感させる、まばゆいばかりの美少女だった。
「あ、うん……ど、どうしよう…?」
「どうしようって…」
三人は心配そうに俺のそばにしゃがみこむ。
うほほ、このフェレットモードのアングルだとしゃがんだ三人のスカートの中がもろ見えじゃないか。
かわいらしい逆三角形がばっちりですw
ふ~む、我らがなのは様はリボンのついた淡いピンクのショーツと、年相応のかわいらしいものを履いてらっしゃる。
それに比べてアリサとすずかといえば赤と紫のレース……ちょっと背伸びしたい年頃なんだろうか?
お嬢様の二人には、確かにこれはこれで似合ってていいんだけどね。
「と、とりあえず病院!?」
「獣医さんだよ!」
「えーとこの近くに獣医さんってあったっけ?」
まさか、目の前の動物に自分たちの下着を品評されていると夢にも思わない少女たちは、大切な部分を守ってくれるその薄布を無防備にさらし続けている。
ふっくら盛り上がる幼いどてマンに思わずむしゃぶりつきそうになるが、ここは我慢の時だ。
原作どおりに進めるためにはまずはなのはの信頼を勝ち取らなくてはならない。
とりあえずこっそりサーチャを使って録画録画っと。
三人に連れていかれたのは原作どおり槙原動物病院。
「う~ん汚れているだけで特にケガらしいケガはないかな」
今俺を見てくれているのは、ここの院長さん。
リリなのでは一話限りの名前すらでてこない人だが、よく見ればモブキャラ扱いしておくにはもったいないほどの美人さんだ。
白衣の下はピンクのセーターにロングスカートと、どこか家庭的な雰囲気で、きれいというよりかわいらしい顔立ちをしている。
この人の本名は槙原愛さん。
知る人ぞ知るとらハシリーズからのゲストキャラで、シリーズ二作目ではメインヒロインの一人だったりするのだ。
「だいじょうぶ、このまま安静にしてればすぐに元気になるわよ」
「ありがとうございます院長先生」
「いいえ、どういたしまして」
ほっとする三人と、それにやさしく微笑む愛さん。
う~ん笑った顔も素敵だぁ。
夜にメインイベントが控えているので、できるだけ魔力は温存しておきたかったが、これだけの美女を前に何もしないのは少々もったいない。
俺は女医さんの足の下に向かってこっそりサーチャーを飛ばす。
先ほども使ったが、サーチャーとは魔法で作った視覚情報をリアルタイムで共有できる浮遊端末のことで、通常はサッカーボールほどの大きさで術者と同じ魔力光を放っている。
しかし俺のオリジナルサーチャーは発光なんて目立つような真似はせず、隠密特化型で無色透明・大きさも可能な限り小型化した超極小サイズである。
もちろんその他素敵機能満載だ。
なんのためにそんな改良したのかは言うまでもないだろう。
サーチャーだけあって魔力消費はそれほどでもないが、いろいろな機能を付けた分、使用には恐ろしいほどの処理能力を必要とされる。
Aランクの俺であっても、特別にあつらえたサーチ特化型オーダーメイドデバイス「ピーピングトムくん」のサポートがあって、初めて使用することができる超高難度魔法なのだ。
ちなみにトムくん一台でレイハさんがダース単位で生産可能といえば、どれほど高性能なデバイスかわかってもらえるだろうか。
ん? 金はどうしたかって? ロストロギアの横流しおいしいですw
人前で使うのは今日が初めてなのだが、どうやら不備はないようだ。
サーチャーはあっさりと女医さんのロングスカートの中にもぐりこむことに成功する。
(うひょひょ、いい眺めですな~)
今俺の視界には愛さんを真下から仰ぎ見たアングル、つまりはロングスカートの中に隠れている全て、むっちりしたふとももや肉付きのいい尻を覆うライトブルーのショーツが逆さまになって映っている。
俗に言う逆さ撮りってやつだ。
愛さんの足首まで届くロングスカートでは、パンチラはおろか、床にはいつくばって両脚の間に顔をつっこむか、床にカメラでも埋め込みでもしない限り、この桃源郷を拝むことはできないだろ。
しかしこの俺にかかればこの通り。
愛さんが動くたびにねじれるショーツや、波打つふともも、ふりふりとゆれる尻肉の様子がリアルタイムで送られてくる。
さきほどの未成熟ななのは達とは違ってこちらは色気むんむんですな。
「先生、これってフェレットですよね、どこかのペットなんでしょうか?」
「う~んフェレットなのかな、変わった種類みたいだけど…」
いたわる様にやさしく俺を診察する愛さんのきれいな顔を眺めながら、もう一方でサーチャーを忙しく操作し、股間の盛り上がりやショーツからはみ出た尻肉を、毛穴が判別できるほどの至近距離からなめまわすように視姦していく。
これはなかなか癖になりそうなシチュエーションだ。
獣医としての使命をまっとうしている愛さんがものすごく滑稽に思えてくる。
自然とチンコが元気になってくるが、それが見た目に現れることはない。
変身魔法はこのあたりにも融通も利くから便利だ。
調子に乗った俺はサーチャーをさら三個増やして、なのは・アリサ・すずかのそれぞれのスカートの中にもぐりこませた。
ピンク、赤、紫、青と色とりどりの下着が同時に俺の視界に飛び込んでくる。
ビューティフォーだ。
結局俺はなのは達が帰るまで、たっぷりと四人の逆さ撮りを楽しんだのだった。
そして真夜中。
あの後、無駄な力の使用を反省し大人しく魔力回復に努めていると原作どおり黒い影がリベンジに来た。
すかさず病院から脱出し、あらかじめおびき出しておいたなのはと合流して逃げ回る。
「いったいなんなの! なにがおきてるの?!」
破壊をまき散らしながら追いかけてくる怪物からわけもわからず必死になって逃げ惑うなのは。
その恐怖はいかほどのものだろうか。
俺の方はというと、いざとなればシールドを張ればいいだけなんで気楽なものだ。
適当に走らせて、なのはがばててきたところでイベントを開始。
「これを…」
「…あたたかい?」
「それを手に目を閉じて心を澄ませて…」
なのはに赤い宝玉、インテリジェントデバイス『レイジングハート』を手渡す。
原作のままの状態で渡すと俺のエロ活動に支障が出る可能性が有るのでいろいろ魔改造済みだ。
にしても化け物を目の前にして本当に目を閉じるとは……素直というかなんというか、ある意味すごいよな。
さぁそれはとにかく、いよいよ変身の時だ。
「僕の言う通りに繰り返して、いい? いくよ」
「う、うん」
「我は使命を受けし者なり、契約のもとその力を解き放て…」
「……われはしめいをうけしものなり、けいやくのもとそのちからをときはなて…」
レイジングハートを手に、なのはは祈るようにして俺の言葉を繰り返す。
「ペニスはマンコに、ザーメンは子宮に…」
「えっと、ぺにすはまんこに、ざーめんはしきゅうに…」
起動パスワードなんて一話限りのあってないような設定だし、せっかくなんで適当にアレンジして『女の子が言っちゃいけない言葉集』を言わせてみました。
「フェラチオ チンカス マンカス クリトリス!」
「ふぇらちお ちんかす まんかす くりとりす!」
もはや呪文でもなんでもない。
何も知らないなのはは意味もわからず、ただ忠実に卑猥な言葉を繰り返していく。
危ういなのはボイスが可憐な唇からこぼれ出るたびに思わず下半身が熱くなる。
もちろんこれらはすべて録音済みだ。
後で編集しておこう。
『グルルルルラァァァァァァァ!!!』
面白いんでもうちょっと続けていたかったが、お約束で待っていてくれている敵さんがいよいよじれてきたようだ。
しかたないなぁ。
「「レイジングハートセットアップ!」」
決め台詞とともにレイハさんが起動し、なのはの体がピンクの光に包まれていく。
それと同時に、俺はトムくんを起動。
俺の意思を受けて、トムくんはなのはの周りを無数のサーチャーが飛ばし、あらゆる距離と角度から1200億の画素で記録を開始する。
桃色の光の中、くるくる回りながらなのはの服が、スカートが、次々にはじけ飛び、かわいらしいおそろいのピンクのキャミソールとショーツがあらわとなった。
大きなお友達歓喜の瞬間だ。
俺は必死になってサーチャーに指示を出し続ける。
(P1P4P7は真下に移動しろ!
N2は右上方、胸元に集中、L9は仰角修正プラス2.5!
L2L4は常に正面に回りめ! 表情の変化を優先処理。
残りLナンバーは距離10~100で待機、全体像を撮りまくれ!!)
この数のサーチャーの操作は、トム君の補助があっても俺の魔法技能を大きく超えている。
加えてなんかさっきから敵さんがガンガン突っ込んできては、俺のシールドにぶつかってはじき飛ばされるといったことを繰り返している。
すっごくうざいです。
余裕がない時にまったく、変身シーンは攻撃しないというお約束はどうしたんだコラァ!
予定外の魔力行使にその代償として脳が過熱し、今にも血管がぶちぎれそうだ。
リンカーコアも急激な魔力の減少にギリギリと悲鳴を上げている。
しかし、そんなことは些細な問題!
魔法少女の生変身シーン。これを記録せずして何を記録しろというのだ!
第一話以降の変身シーンはことごとくショートカットされてしまうので、もしかしたらこれが最後のチャンスかもしれないのだ。
こんなところで倒れるわけにはいかんのだよおおおっ!!!
そしていよいよ最後の一枚。
(Qナンバーは上半身、Rナンバーは下半身を最優先追尾対象に設定!!
残りナンバーはそのままオールレンジモード!!
絶対に撮り逃さん!!!)
完全なる包囲網が完成し、そしてついにキャミソールとショーツがはじけ飛んだ。
なのはは文字通り生まれたままの姿となる。
(すかさずズームアップゥッ!!)
すばらしい、アニメと違って何もかもが丸見えだ。
百を超える視線がなのはの乳首と股間に集中する。
豆粒のようなかわいらしいピンク乳首や、毛も生えていないぷっくら筋マンも高町なのはのすべてが俺のデバイスに逐一記録されていく。
未来のエースオブエース様のお宝映像。
仮に10年もしてから、出すところに出せばとんでもない値段がつきそうだ。
こいつは永久保存版だな。
やがてなのはは俺のよく知る、杖を持ち、白いバリアジャケットに包まれた。
ここから魔王の伝説が始まるわけだ。
「せ、せいこうだ…」
すべてを記録し終えた俺は、そのデーターを厳重なプロテクトにかけてから、デバイスの記憶領域の奥深くにしまいこむ。
俺ができたのはここまでだった。
「な、なんなのこれ?」
突然変化した自分の服に戸惑いの声を上げるなのはだが、俺はそれに答えることができなかった。
なぜなら己が使命まっとうすると同時に、すべての魔力を使い果たした俺はそのまま意識を手放していたのだから。
「え? ちょ、ちょっと、フェレットさん!?」
後に残ったのは妙な格好をした少女が一人と、その少女の数倍の大きさの化け物が一匹。
『グルルルルルゥゥ』
「……ど、どうするのこれえぇぇ~~~!!??」
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まるで成長していない…
というわけでいまさらリリカルなのはでした。
お久しぶりの方はお久しぶりです。はたして何人の方が覚えていてくださっているだろうか。意欲がわいてきましたのでまた勢いで書かせていただきました。
題名とか主人公の性格とか導入とか特にこだわりとかもないんで前回からもろ流用です。
無印・As か StSかで随分迷いましたがとりあえず無印からです。