禁断のおまけ 頭文字K
「それは本当なのですか、ルイズ。一分間に600回も出し入れを繰り返すなどということが人間に出来るのですか」
「はい、お母様。ケンシロウ様ならできるのです。
それに、気持ちよくなる秘孔も突かれると、それはもう……天国なのです」
「そう。どうにかやれるよう考えなさい」
「そ、それは……難しいです」
なにやら不穏な会話をしている親娘、というより母親です。
さてその日、当然ルイズもケンシロウも当然ヴァリエール公爵の城に泊まる事になります。
ルイズとケンシロウは結婚したわけではありませんから、当然別の部屋です。
と、ケンシロウの部屋を訪れるものがいます。
カリーヌです。
夜、自分の城内を歩くだけだというのにメイジの証のマントを纏っての来訪です。
「ケンシロウ、昼間はちょっと変わった反撃に思わず苦杯を舐めましたが、この私がそう何度も負けることはないと心得なさい。
今度は私があなたに敗北の2文字を刻んであげましょう!」
そう言って、マントをばさっと取り去ります。
中から現れたのはカリーヌと、彼女が手にする杖のみです。
つまるところ、カリーヌは裸です。
ケンシロウの攻撃(?)で若々しい肉体を取り戻したカリーヌが、その艶やかな肉体をケンシロウにさらしていますが、ケンシロウはそんなカリーヌの肉体を見ても欲情することなくカリーヌに対峙します。
「北斗神拳は無敵」
この言葉が二人の戦いの火蓋となりました。
カリーヌはエアカッターを使って難なくケンシロウを裸にすると、新たな魔法を発動します。
「フェラチオトルネード!」
それは水の魔法で空中の水分を集め、土の魔法でこんにゃく状に変え、火の魔法でそれを人肌に温め(この加減が難しいらしい)、更に風の魔法でケンシロウのナニの周りにまとわりつかせ、併せてぐねぐねと動かしてケンシロウを昂奮させるという魔法です。
魔法を四系統全てマスターしているメイジのみが扱えることのできるスクエアクラスの究極の魔法ですが、魔力の無駄遣いの気がしてなりません。
「ぬを?」
ですが、効果は確かでした。
ケンシロウはあまりの快感に、ナニをそれはそれは大きく聳え立たせます。
カリーヌの魔法は留まることを知りません。
大きくなったナニを竜巻のような勢いでフェラチオしていきます。
「んををををををををををーーーーーーっっっ!!!」
ここで射精してしまっては、ケンシロウが負けてしまったようなものです。
ケンシロウは止め処なく与えられる快感を必死にこらえます。
カリーヌは勝利を期待しているのか、そんなことでやられるはずはないと思って、つまり自分がやられることを期待しているのか、嬉しそうな表情です。
ケンシロウはいよいよ体に精気を集め、
「ウォチャー!!」
掛け声と共にナニのサイズを爆発的に大きくして、こんにゃくを粉砕してしまいました。
流石は北斗神拳、ナニの力も地上最強です。
「今度は俺の番だ」
「望むところ」
ケンシロウの言葉に、カリーヌはうっとりと答えます。
って、違うでしょ!
ケンシロウはカリーヌをベッドに押し倒し、巨大化したナニをいきなりカリーヌにぶち込みます。
「ホァタタタタタタタタタタ」「ヒーヒーヒーヒーヒーヒーヒーヒー」
「タタタタタタタタタタタタ」「いやいやいやいやいやいやいやいや」
「タタタタタタタタタタタタ」「らめらめらめらめらめらめらめらめ」
この部屋に来るときから期待していたカリーヌです。
当然ぬるぬるになっていましたから、いきなり入れられても大丈夫です。
最強の腰使いに責められ、カリーヌもルイズ同様あっという間に絶頂を迎えることになってしまいました。
「シャセーーー」(ビュビュビュビューーー)「くっふーーーーーん……」
可愛らしい声でいってしまったカリーヌです。
ケンシロウは巨根を抜き取り、カリーヌの顔面目掛けて白い攻撃液を吐き出します。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
息を整えるカリーヌに、ケンシロウは決め台詞を言い放ちます。
「お前はもう汚されている」
まあ、そうですね。見れば分かります。
そんなケンシロウにカリーヌは気丈にも反論するのです。
「はぁ、はぁ、この程度で勝ったとは思わないことね。
いずれ私の本気を見せてあげましょう!」
って、精液を嬉しそうに舐めながら言っても駄目でしょう!
「何度来ても同じこと。
北斗神拳は地上最強の拳」
ケンシロウはそういってカリーヌにもう戦う体力がないのを確認してベッドに横たわり、眠り始めます。
カリーヌも絶頂を迎えた直後で、当然ベッドの上に横たわったままです。
つまり、裸の男女が同じベッドで寝ている状態になったわけです。
同じ屋敷に自分の亭主がいるというのに、困ったものです。
カリーヌはヴァリエール公爵に「ケンシロウを叩きのめしてくる!」と啖呵を切ってきたわけですから、こんな不倫のような状態はまずいので、もう少し休みたい体をのろのろとどうにか動かし、ケンシロウの上に乗っかるとナニを咥えます。
あくまで、戦いに来たのです。
もう、魔力もないので、物理的に攻撃するしかありません。
射精してふにゃっとしたナニを口に咥えて、自らフェラチオを始めます。
って、もはや何の戦いだかよくわかりませんが。
「ん?」
当然カリーヌの攻撃にすぐさま気付くケンシロウです。
カリーヌにナニを咥えさせたまま両手でカリーヌの体をぐいっと引き寄せ、目の前にカリーヌの秘部を持ってきます。
所謂69の体勢です。
それから腰をがっしりと固定すると舌でクリトリスを嘗め回します。
「ペーロペロペロペロペロペロ」「ンーンーンーンーンーンーンーンー」
「ペロペロペロペロペロペロ」「ムームームームームームームームー」
「ペロペロペロペロペロペロ」「ノォーノォーノォーノォーノォーノォーノォーノォー」
ナニを咥えたままなので声も出せず、喘ぐこともできないカリーヌがンーンーと声にならない音を発しています。
ケンシロウのナニは舐め始めると同時にまたまた大きくなってきましたから、カリーヌの口いっぱいに広がっています。
喉のほうにも進出してきて、呼吸も苦しく、泣きそうになってしまうカリーヌです。
北斗神拳は舌の動きも地上最強です。
あっという間にカリーヌは再び絶頂を極めそうになってしまいます。
ケンシロウの舌は最後にカリーヌのクリトリスをぐっと押し込みます。
「プシューーー」(シャシャシャシャーーー)「フヴォーーーーー……」
ケンシロウの攻撃に、潮を吹いていってしまったカリーヌです。
ケンシロウのナニから再度精液がでてきましたから、それも必死に飲み干します。
そして、とうとう精魂尽き果ててがっくりとしてしまいました。
暫くケンシロウの上で動けなかった、つまりお互いの股間に顔を埋める状態であったカリーヌですが、ようやく少し体が動くようになるともぞもぞと体勢を変え、ケンシロウと抱き合うような向きになります。
そして、
「私は敗北を認めない。
でも、今日はここまでで勘弁してあげましょう」
と言って、スースーと眠っているケンシロウを抱きしめながら眠りにつくのでした。
傍から見れば明らかに不倫なのですが、亭主には戦いだと言い張るのでしょうか?
疑問です。
それから数日間、カリーヌは毎晩ケンシロウに戦いを臨み続け、その都度ケンシロウにこてんぱにやられては、快感に身をよじらすのでありました。
カリーヌに新たな子供が出来るかどうかは神のみぞ知ることです。
あとがき
カリーヌもケンシロウといい勝負です(何がだ?)。