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No.11660の一覧
[0] ヨコアスR(ネギま×GS)[uyr yama](2013/02/17 10:06)
[1] 序の巻[uyr yama](2010/07/08 18:22)
[2] GS日記 第1巻 [uyr yama](2010/01/13 02:33)
[3] GS日記 第2巻[uyr yama](2010/01/13 02:34)
[4] GS日記 第3巻[uyr yama](2010/12/07 08:54)
[5] GS日記 第4巻[uyr yama](2010/01/13 02:38)
[6] GS日記 第5巻[uyr yama](2010/01/13 02:40)
[7] GS日記 第6巻   エロ有り(小竜姫)  [uyr yama](2010/07/08 18:23)
[8] GS日記 第7巻[uyr yama](2010/07/08 18:23)
[9] GS日記 第8巻 [uyr yama](2010/07/08 18:24)
[10] GS日記 第9巻[uyr yama](2010/07/08 18:25)
[11] GS日記 第10巻 [uyr yama](2010/01/14 01:38)
[12] GS日記 最終巻   エロ有り(GS編オリキャラ乱交)[uyr yama](2010/07/08 18:25)
[13] GS編 設定資料集(笑)[uyr yama](2010/01/14 01:45)
[14] まほらのほほん記 第1巻[uyr yama](2010/01/26 22:00)
[15] まほらのほほん記 第2巻[uyr yama](2010/01/26 22:03)
[16] まほらのほほん記 第3巻   エロ有り(あやか)[uyr yama](2010/05/02 15:36)
[17] まほらのほほん記 第4巻   エロ有り(アスナ)[uyr yama](2010/05/02 15:37)
[18] まほらのほほん記 第5巻   エロ有り(夏美)[uyr yama](2010/05/02 15:38)
[19] まほらのほほん記 第6巻   エロ有り(あやか)[uyr yama](2010/05/02 15:39)
[20] まほらのほほん記 第7巻[uyr yama](2010/02/16 12:12)
[21] まほらのほほん記 第8巻[uyr yama](2009/12/31 18:59)
[22] まほらのほほん記 第9巻[uyr yama](2009/12/31 19:01)
[23] まほらのほほん記 第10巻[uyr yama](2010/07/08 18:28)
[24] まほらのほほん記 第11巻[uyr yama](2009/11/07 01:55)
[25] まほらのほほん記 第12巻[uyr yama](2010/07/08 18:29)
[26] まほらのほほん記 第13巻   エロ有り(アスナ、他)[uyr yama](2010/07/08 18:29)
[27] まほらのほほん記 第14巻   エロ有り(アキラ)[uyr yama](2010/07/08 18:30)
[28] まほらのほほん記 第15巻[uyr yama](2009/12/31 19:35)
[29] まほらのほほん記 第16巻[uyr yama](2010/07/08 18:31)
[30] まほらのほほん記 第17巻   エロ有り(のどか)[uyr yama](2010/07/08 18:31)
[31] まほらのほほん記 第18巻   エロ有り(夕映)[uyr yama](2010/06/21 15:53)
[32] まほらのほほん記 第19巻   エロ有り(シスター、千鶴)[uyr yama](2010/07/08 18:32)
[33] まほらのほほん記 第20巻   エロ有り(アスナ)[uyr yama](2010/07/08 18:33)
[34] まほらのほほん記 第21巻[uyr yama](2010/07/08 18:33)
[35] まほらのほほん記 第22巻   エロ有り(愛衣)[uyr yama](2010/06/21 15:53)
[36] ネギま!のほほん記 第1巻[uyr yama](2010/07/08 18:34)
[37] ネギま!のほほん記 第2巻[uyr yama](2010/11/16 23:09)
[38] ネギま!のほほん記 第3巻[uyr yama](2010/07/08 18:35)
[39] ネギま!のほほん記 第4巻[uyr yama](2010/07/08 18:36)
[40] ネギま!のほほん記 第5巻  微百合含むエロ有り(アスナ&茶々丸)[uyr yama](2010/05/02 15:47)
[41] ネギま!のほほん記 第6巻[uyr yama](2010/07/08 18:37)
[42] ネギま!のほほん記 第7巻  微百合エロ有り(横パ乱交)[uyr yama](2010/05/02 15:48)
[43] ネギま!のほほん記 第8巻[uyr yama](2010/02/16 12:07)
[44] ネギま!のほほん記 第9巻[uyr yama](2010/07/08 18:38)
[45] ネギま!のほほん記 第10巻[uyr yama](2010/02/17 00:08)
[46] ネギま!のほほん記 第11巻[uyr yama](2010/02/16 12:10)
[47] ネギま!のほほん記 第12巻  エロ有り(シスター)[uyr yama](2010/07/08 18:38)
[48] ネギま!のほほん記 第13巻  エロ有り(木乃香)[uyr yama](2010/07/08 18:39)
[49] ネギま!のほほん記 第14巻  エロ有り(アスナSP)[uyr yama](2010/07/08 18:39)
[50] ネギま!のほほん記 第15巻[uyr yama](2010/03/15 02:12)
[51] ネギま!のほほん記 第16巻  エロ有り(アキラ&裕奈)[uyr yama](2010/06/21 15:54)
[52] ネギま!のほほん記 第17巻  エロ有り(あやか、ちょい裕奈&アキラ)[uyr yama](2010/05/02 15:53)
[53] ネギま!のほほん記 第18巻  エロ有り(木乃香)[uyr yama](2010/07/08 18:41)
[54] ネギま!のほほん記 第19巻[uyr yama](2010/07/08 18:41)
[55] ネギま!のほほん記 第20巻  エロ有り(千鶴SP)[uyr yama](2010/07/08 18:41)
[56] ネギま!のほほん記 第21巻[uyr yama](2010/07/08 18:42)
[57] ネギま!のほほん記 第22巻  エロ有り(茶々丸)[uyr yama](2010/07/08 18:42)
[58] ネギま!のほほん記 第23巻  エロ有り(夕映&のどかSP)[uyr yama](2010/07/08 18:43)
[59] ネギま!のほほん記 第24巻  エロ有り(夕映&のどかSP)[uyr yama](2010/07/08 18:43)
[60] ネギま!のほほん記 第25巻  エロ有り(夕映&のどかSP)[uyr yama](2010/07/08 18:43)
[61] ネギま!のほほん記 第26巻  エロ有り(アキラ&亜子)[uyr yama](2010/07/08 09:49)
[62] ネギま!のほほん記 第27巻  エロ有り(木乃香SP)[uyr yama](2010/07/08 09:47)
[63] ネギま!のほほん記 第28巻[uyr yama](2010/07/15 00:40)
[64] ネギま!のほほん記 第29巻  エロ有り(夏美SP)[uyr yama](2010/08/02 16:25)
[65] ネギま!のほほん記 第30巻  エロ有り(アキラSP)[uyr yama](2010/08/04 13:50)
[66] ネギま!のほほん記 第31巻  エロ有り(あやかSP)[uyr yama](2010/08/12 17:46)
[67] ネギま!のほほん記 第32巻  エロ有り(美空&ココネSP)[uyr yama](2010/08/27 01:45)
[68] 一周年記念アタック![uyr yama](2010/12/28 00:38)
[69] 俺が為に鐘よ鳴れ 第1巻[uyr yama](2010/09/03 22:09)
[70] 俺が為に鐘よ鳴れ 第2巻[uyr yama](2010/10/14 08:49)
[71] 俺が為に鐘よ鳴れ 第3巻[uyr yama](2010/10/25 22:03)
[72] 俺が為に鐘よ鳴れ 第4巻  エロ有り(TS注意!ネギSP)[uyr yama](2010/11/16 23:12)
[73] 俺が為に鐘よ鳴れ 第5巻  微エロ百合有り(アスナ&木乃香)[uyr yama](2010/11/23 23:15)
[74] 俺が為に鐘よ鳴れ 第6巻[uyr yama](2010/11/29 15:21)
[75] 俺が為に鐘よ鳴れ 第7巻  微エロ有り(亜子)[uyr yama](2010/12/14 09:01)
[76] 俺が為に鐘よ鳴れ 第8巻  エロ有り(亜子SP)[uyr yama](2010/12/25 09:08)
[77] 閑話の1  エロ有り(亜子)[uyr yama](2011/02/07 10:51)
[78] 閑話の2  エロ有り(タマモSP)[uyr yama](2011/02/07 12:11)
[79] 閑話の3  (NTR美砂)[uyr yama](2011/03/08 00:09)
[80] 閑話の4  エロ有り(NTR美砂SP)[uyr yama](2011/03/08 00:14)
[81] 閑話の5  エロ有り(円SP)[uyr yama](2011/05/23 00:10)
[82] 閑話の6  エロ有り(桜子SP)[uyr yama](2011/06/05 09:52)
[83] 鬼鳴きの古都 第一巻  エロ有り(アスナSP)[uyr yama](2011/10/26 14:11)
[84] 鬼鳴きの古都 第二巻  エロ有り[uyr yama](2011/10/26 20:30)
[85] 30万HITスペシャル企画 ヨコなの 第1話[uyr yama](2010/04/26 09:14)
[86] 40万HITスペシャル企画 ヨコなの 第2話[uyr yama](2010/07/08 18:44)
[87] 50万HITスペシャル企画 ヨコなの 第3話 エロ有り(美由希H、なのは自慰)[uyr yama](2010/05/03 00:57)
[88] 60万HITスペシャル企画 ヨコなの 第4話 前編[uyr yama](2010/04/26 09:16)
[89] 60万HITスペシャル企画 ヨコなの 第4話 後編[uyr yama](2010/04/26 09:17)
[90] 70万HITスペシャル企画 ヨコなの 第5話[uyr yama](2010/04/26 09:18)
[91] 80万HITスペシャル企画 ヨコなの 第6話[uyr yama](2010/04/26 09:19)
[92] 90万HITスペシャル企画 ヨコなの 最終話[uyr yama](2010/05/02 00:58)
[93] キーやんのママがみてる&Fate/イリヤとしないTo![uyr yama](2010/05/10 00:21)
[94] 100万HITスペシャル企画[uyr yama](2010/12/07 08:55)
[95] 1111111HIT企画 横島エロ無双SP&無印ネタ語り[uyr yama](2010/11/03 16:12)
[96] 130万HITスペシャル企画  エロ有り(クスハ)[uyr yama](2010/12/12 10:49)
[97] 150万HITスペシャル企画  エロ有り(クスハ)[uyr yama](2010/12/07 09:02)
[99] 180万HITスペシャル企画[uyr yama](2011/04/18 14:11)
[100] 180万HITスペシャル企画 追加パック  エロ有り(黒桜×シャイン)[uyr yama](2011/04/21 20:32)
[101] ロードス島戦記Y 邪神戦争編 序[uyr yama](2011/04/28 17:57)
[102] 没シーン①[uyr yama](2011/08/17 21:54)
[103] せっちゃんといっしょ! ①[uyr yama](2011/09/04 19:20)
[104] せっちゃんといっしょ! ②[uyr yama](2011/09/05 16:14)
[105] せっちゃんといっしょ! ③[uyr yama](2011/09/08 16:37)
[106] せっちゃんといっしょ! ④[uyr yama](2011/09/12 23:03)
[107] 鬼鳴きの古都 第三巻  百合有り(アス×あや)[uyr yama](2012/07/14 00:02)
[108] 簡易データ表[uyr yama](2011/09/21 20:50)
[109] 逆行大作戦!! 第一話  エロ有り(ロリタマ)[uyr yama](2012/04/25 21:10)
[110] 逆行大作戦!! 第二話 [uyr yama](2012/05/02 13:10)
[111] 逆行大作戦!! 第三話  エロ有り(早苗)[uyr yama](2012/05/09 20:38)
[112] 逆行大作戦  第四話  エロ有り(冥子)[uyr yama](2012/05/27 16:33)
[113] 逆行大作戦  第五話  エロ有り(冥子)[uyr yama](2012/07/12 17:32)
[114] 逆行大作戦  第六話  エロ有り(モブ)[uyr yama](2012/08/03 23:45)
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[11660] 閑話の4  エロ有り(NTR美砂SP)
Name: uyr yama◆157cb198 ID:3242a2d6 前を表示する / 次を表示する
Date: 2011/03/08 00:14





  閑話の4  美砂SPイベント ①  









 たった今出たばかりのトイレに入ると、横島さんは入口に清掃中の看板を立てた。

 その行動に思わず笑ってしまう私。


 「ん? どうかしたんか?」

 「横島さんの手慣れた感じが、ちょっとおもしろくって」

 「言っとくけど、こんなんすんの初めてだぞ?」

 「ほんとぉ~?」


 疑わしげな私の視線に、横島さんは不意打ちで私を抱きしめることで視線から逃げた。
 背骨が折れんばかりの荒々しく力強い抱擁に、私は恍惚とした溜息を漏らす。

 なんていうかさ、これすごくいいわ……

 そううっとりしていたからだろう。

 「口、あけて」

 と耳元で小さく囁かれた言葉に抗える筈もなく、素直に従い唇を開いた。

 
 「ふぁ……」


 唇が開くと同時に漏れ出した、小さな嬌声。

 気づけば無遠慮に弄られていた胸から感じる快感からなの……?
 それとも、この人に深い、深い、キスをしてもらえるのだという悦びから……?
 
 私は横島さんの言いなりに開いてしまった唇から、唾液に塗れた舌を突き出す。

 ……自分が、どうしてこんないやらしいことをしてしまったのか解らない。

 突き出した舌をチロチロ蠢かし、そう茫然と今更ながら思ってしまう。


 「……舌を、犯して欲しかったのか美砂?」


 きっと、そうなのだろう。
 ……ううん、我ながらそうとしか思えない。

 それに、呼び捨てにされた。美砂って……
 ブルルと、身体が歓喜に震えた。

 言われた言葉の内容の恥ずかしさよりも、そうした歓喜が先に来て、私は淫蕩な牝の表情でコクンと頷くのだ。
 すると横島さんは、口をもごもごさせ始めた。

 くちゃ、くちゃ……

 唾液の粘る音が響く。
 そしてゆっくり開かれた唇から覗く、たっぷり唾液を絡んだ舌。

 背筋が、ゾクリと痺れた。

 昨日の私なら、間違いなく汚いと顔を顰めるだろう。

 なのに、私は……っ。


 「はやくしてってば」


 思わず言ってしまった急かす言葉に、私の頬は燃えるように熱くなった。
 顔を両手で覆い隠してしまいたい。
 でも、そうする前に、横島さんの舌が私の舌に重なった。 
 多量に注ぎ込まれるネットリした彼の唾液と、激しく絡み合う舌と舌。
 くぐもったうめき声のような喘ぎが、ぴったり重なった唇と唇の隙間から僅かに漏れ出し、扉の向こうから聞こえてくる喧噪を打ち消すのだ。
 同時に、スカートの中をまさぐられつつ暴け出され、ショーツの中に彼の手が侵入してきた。
 茂みを越え、ぐっしょりと濡れるアソコを手のひらで揉むように愛撫されると、私はあまりの刺激に意識が遠くなってしまう。


 「ふあ……んぅ、あっ、あぁあぁ! ああっ、あっ!」


 きもち、いい……
 すごく、すごく、きもちいい……


 「あ、はぁ……あ、あぁん……ぅ……い、いい……もっと、して……横島さ、ん……私を……あ、うぅ……ンっ!?」


 彼の唇から無理矢理に逃れると、快感に蕩けた甘い声で彼におねだりする。
 唇の端から納まり切れなかった彼の唾液が私を汚すけど、むしろそれが心地よく思えてしまう。

 そう、私は汚して欲しいのだ。

 アナタの唾液で、私の身体を、アナタの精液で、私の胎内(なか)を、アナタので私を……

 横島さんに耳朶を食まれながら、思うのはそんなことばっかり。
 耳をべたべたに唾液塗れにされるのが、こんなに気持ちが良いものなんてと、私は思ってしまう。

 もしも、もしもだ。

 横島さんの……あれを全身に浴びせられたら、どんなに……


 ああ……
 ダメ……ダメ……
 考えただけで、身体が、どうしようもなく切なく、熱く……
 もう、イッちゃいそう……


 「くっ、ふぅ……っ」


 こぼれた吐息は、明らかに発情しきった女の溜息。 
 そんな私に、横島さんは意地悪くこう言うのだ。

 
 「もう我慢できないのか?」


 私は何も答えられなかった。
 でも、横島さんには分かってしまったはずだ。
 返事をするかのように、頬がどうしようもなく熱くなったことを。

 
 「随分と敏感な身体だな。オナニーばっかしてるんだろ?」


 嘲るような彼の言い方に、私は焦って反論する。


 「そ、そんなことないってば!」

 
 でも、私のようやく出た否定の言葉は、何の説得力もない。

 その証拠に、ショーツの中で蠢く彼の手が出す音。

 にちゃあ……


 「んはぁぁぁ……っ」


 横島さんの指に絡まる、私の愛液が奏でる淫音。
 そして、私の歓喜の叫び。
 こんなにいやらしい私が、何をどう言っても、信じてなんかもらえない。

 でも、でもっ。

 本当なの。

 私は、オナニーなんて、そんなには……


 「そっか。オナニー慣れしてたからじゃないのか……」

 「う、うんっ。私、ほんとに……」


 信じてもらえたっ!

 そう喜ぶ私だけど、


 「じゃ、俺のことが好きだからか? だからこんなに感じるのか?」

 
 何も、言えなくなった私。
 今日初めて話した様な人を好きだなんて、ありえるのだろうか?
 答えられない私を急かす様に、秘所を弄る指の動きは激しさを増し。

 
 にちゅっ にちゃっ にちゅっ にちゅっ にちゅぁ


 粘液の奏でる淫音が、大きく、激しく、この扉の向こうまで聞こえてしまうんじゃないかってくらいに、大きく……

 ああ、違うって言ってしまえば、私はオナニー好きの変態に……
 でも、好きって言ってしまえば……

 ……なんだろう? なにか不都合があったろうか?

 言ってしまえば、もっと気持ちよくして貰えるかもしれない。

 だったら、私は……


 「わ、わたし、は……」

 「うん?」

 「よ、よこ、しまさんが、す……」


 好きです。

 そう、口にしかけたその時、


 チャラリラ~♪


 携帯の着信音が鳴り響いた。

 この着メロ、彼だ……

 出ないと。

 でも、出たくない。

 そんなのより、もっと……

 そう考えていると、携帯は留守電サービスに変わった。


 ≪●U,お留守番サービスです……≫

 ≪なあ、美砂。時間あるならさ、今日、これから会わないか……?≫


 留守録モードになった携帯から聞こえてくる声。
 びくんっと身体が強張った。
 罪悪感が、私を苛む。

 そんな私の膣内に、僅かに入り込んだ彼の指が、ぐちゃぐちゃ音を立てて入口付近をかき混ぜる。


 「んぐぅ……は、ん……ん、んうぅぅンッ!」

 ≪それで都合を聞きたくてさ、電話したんだ≫


 横島さんの指の動きだけで、私は彼の声を聞き流し、快感に夢中になってしまう。

 はやく、はやく切れてっ!

 彼に対する罪悪感……だけでない。それ以上に、もしも横島さんに疎まれたらどうしよう?
 そういう風にしか考えられないくらい、頭がバカになってしまった自分に気づいてしまった。
 だって、処女でオナニーをあまりしたことのない私でさえ、横島さんの愛撫が飛びぬけて上手なのだろうと分かるぐらいに、刺激的で快感なのだ。
 そう、あの怖いくらい大きく長い横島さんのおちんちん。
 アレを自分の中に、挿入(いれ)て欲しいと願ってしまうぐらい。

 だから、今度こそ好きと言おう。
 そうすれば、きっと思う存分、横島さんの絶技で私を嬲って貰える。

 ああ、それはどんなに気持ちがいいのだろう……?

 横島さんに蹂躙されるのを想像するだけで、どうしようもなく身体が熱くなってしまう。

 なのに横島さんは、


 「ほら、出ないと」


 私は嫌だと言える筈もなく。
 快感に震える手で、携帯の通話ボタンを……

 ピッ

 押した。押して、しまった……


 ≪あ、美砂? あのさ……≫


 携帯電話から聞こえてくる彼の声に、私は一抹の罪悪感を感じる。

 だけども……

 横島さんは私のショーツを膝下までずり下ろすと、ヌレヌレになったアソコに、チュッと口づけた。


 「ひゃんっ!?」
 

 思わず出してしまった甘い声。


 ≪ど、どうした美砂!?≫


 心配そうにする電話の向こうの彼。
 私は全身を貫く様な刺激に震えながらも、心配する彼に悟られぬよう細心の注意をする。


 「な、なんでもないよ? それより今さ、桜子達とカラオケに来てんのよ」

 ≪そうだったんだ。そういや、ちょっと遠いけどそれっぽい音聞こえるな≫


 彼の優しい声が耳を打つ。
 そのまま楽しげに話題を変えて盛り上げようとする彼だけど、私は当然それどころじゃない。


 ぴちゅ、ぐちゅ、ぴちゃ、ぬちゃ……

 剥き出しな私のアソコを、横島さんの舌が弄り回しているからだ。


 ひぅ……あ、あ、あぁあ……だ、だめ……横島さん、や、めて……っ……


 唇を噛み、漏れだそうとする嬌声を堪えながら、声なき声で横島さんに訴えかける。
 でも、私の身体は素直だ。
 気づけば横島さんが舐めやすい様にと、腰を突き出していた。


 ────いい子だ。


 携帯のマイクでは拾えない小さな囁き。
 その声だけで、私の背筋を快感が走った。

 
 くぅ……あっ、はぁ……

 ぴゅっぴゅっ、と、私のアソコから飛沫が飛び散る。
 膝がガクガク震え、力が抜けて、そのままガクンと腰が抜ける様に横島さんの身体に崩れ落ちた。
 正確には、横島さんの顔に、私のアソコを押し付けるようにくの字になった。


 ああ、イッた。イッちゃった、私……


 そんな私を横島さんは、くの字になった体勢のまま持ち上げ、個室のドアを開き、洋式トイレの便座に私を座らせた。
 膝下まで脱がされた下着を片足に残すようにして降ろすと、足をM字の形に開かせ、アソコと、お尻の穴まで晒される。

 おそらく私の顔は真っ赤だろう。

 ……ううん、顔だけじゃない。身体全部が真っ赤だ。

 だって、凄く熱い…… 


 ぴちゃん……っ


 アソコから滴り落ちる淫水が、トイレの水たまりに落ちた音。


 ≪なに、今の音?≫


 ……うるさい。


 ≪どっか水漏れでもしてんじゃない? ずいぶんボロイ、カラオケBOXだな≫


 けらけら笑う声が、酷く鬱陶しい。
 癇に障る……

 今の私は、それどころじゃない!
 どれだけ辛いと思ってんの!!
 声を、堪えるのが、どれだけ……っ!!

 横島さんの、秘裂をくまなく舐めまわす行為が、どれだけ私を追い詰めているのかっ!?


 「あ……あ、あぁ……はぁ……んッ、んあぅ……」


 僅かにこぼれた呻き声に似た喘ぎが、遂に携帯のマイクに拾われてしまう。


 ≪え? なに? どうしたのっ!?≫

 「あぁ……ん……う、うぅん、なんでも、な……いっ……」

 ≪でもさぁ≫

 「ここ、さ……電波の入りが、あふっ……わ、わるいから……声が遠いだけ、だって……ぁ……」


 だ、だめ……お願い、少しでいいの……通話が終わるまででいいから……

 
 そう、思っている、はずなのに……

 私は携帯を持つ手と逆の手を伸ばし、私の股間に顔を埋めている横島さんの頭に手を置くと、彼の髪をくしゃくしゃにいじり回し始めた。

 それはまるで、

 もっとして……

 そう言ってるも同じ行為。
 その行為に応えるよう、横島さんは私の女の部分を指で大きく広げ、膣奥深く目指して差しこんできた。


 ぐちぃ……じゅ……ブブブブブゥゥ……ッ


 「ひっ!? あぁ、んッ!」


 凄まじい刺激は、噛みしめた唇を超えて、大きく喘ぎ声を外に漏れだす。
 私は咄嗟に携帯を柔らかい胸で押しつぶし、声が届かないようにする。


 ≪……ッ……!!≫


 何事かを言っているのは分かるけど、その声は私の耳まで届かない。
 そして、私の声も届かないのだろう。
 そう思ってしまうと、私は、身体の抑えがきかなくなってしまった。


 ……イク……イッちゃう……っ!!

 信じ、らんない……

 彼と電話しながら、横島さんにイかされるなんて……!!

 でも、感じるっ! 感じるのぉっ!!


 「きちゃう……わたし、もう、きちゃ……うぅうううううううッッ!!!」
 

 …………頭が、真っ白になった。
 こんなの、初めて……


 激しい息切れに似た息遣い。
 止まらない絶頂後の痙攣。
 背筋に残る、甘い痺れ。


 どれもこれも、今までにない快感……


 潤んだ瞳で、それを成した男を見つめる。
 彼は……横島さんは、私の股間から離れ、ズボンのファスナーを下ろした。

 ジジジィ……

 ゆっくり下ろされ、そして出てくる大きなモノ。
 あの日見た、アレだ。
 ある意味、私の運命を狂わせたモノだ。
 コクン、と思わず生唾を飲んでしまう。
 そして、それが合図となった。


 横島さんは、私の両足を抱え込むと、その大きなおちんちんを私のアソコに押し付け、ぐちゅ、先っちょをネジリ込む。


 「ひっ……ぐうぅっ!」 


 苦痛の混じったくぐもった声が漏れ、それが収まると、横島さんは胸に押しこんだ携帯を私から奪い取り、私の耳に押し付けた。


 ≪……した! 大丈夫か美砂ッ!!≫


 その声に、私はどうすればいいのか?
 上目遣いで横島さんを覗うと、好きにしろと顎をしゃくった。


 ……切りたい。
 話を打ち切って、横島さんに集中したい。
 先端だけ私の中に入った、横島さんのおちんちんが気になって仕方ない。
 そうだ。私は、もうここで初めてを失う。

 ロストバージンがカラオケボックス。しかもトイレだなんて……

 でも、後悔はない。
 私はもう、横島さんに囚われてしまったのだから……


 「だ、いじょうぶだよ? ちょっと混雑しててさ」

 ≪あ、そうなんだ。よかった……それでさっきの続きなんだけどさ……≫ 

 「ちょっと待ってよ! もういい加減にしないと桜子達が待ってんの!」

 ≪いや、あとちょっとだけだから。話し聞いてくんない?≫


 苛立ちと焦りを隠せない彼の声。

 だけど、むしろ私の方が……


 グググググ……


 涙目で、奥へ、奥へと入ってくる肉杭を見る。

 横島さんの大きなおちんちんが、私の狭い未通の穴をくぐりぬけ、押し開いて……


 ぶち、ぶち、ぶちぶちぶち……っ


 いっ、たぁ……ッ!


 ≪ホントにいい加減に俺の話を聞けって!≫


 破瓜の血が、横島さんのおちんちんの幹を伝う。

 ああ、私は乙女の証を横島さんに捧げてしまったのだ……

 そう余韻に浸ろうと思っても、ズ、ズズズ、ズゥ……、止まらない。
 横島さんが私の奥へと進むのが、止まらないのだ。

 はいる、はいる、はいってくるっ!

 私のアソコがギチギチ広がって、どこまでも、どこまでも奥にっっ!!


 「んぅ……ふ、ぅ……かはぁ……!」


 苦しさに、息が乱れる。
 痛々しいまでに押し広げられた私のアソコ。
 そこをゆっくり、少しづつ、嬲る様にねじりこまれる横島さんのおちんちん。

 ああ、これが男と女。
 これが、セックス……

 大きく目を見開いた私は、そこから目をはなせない。
 痛いし、苦しい。快感なんて感じてない。……はずなのに、快感だ。
 矛盾してるけど、本当にそんな感じで。


 「……たしの、拡がってる……ぅ……いっきに……れて……」

 ≪はぁ? ……きちんと俺の声、届いてる? いや、そっちの声も今一聞こえづらいし。やっぱかけ直そうか?≫

 「だからそうしっ!? ぐっ! あ……んぐぅ……い゛っ!? い゛い゛い゛い゛ッッッ!!!」


 ギチギチ硬い音を立てながら、肉をかき分ける。
 血と、僅かに混じってきた愛液を潤滑油にして、私の奥へ奥へと……

 コツン……

 最奥に横島さんのおちんちんがぶつかり……

 はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……

 私は荒く息を吐き出し、自分を【女】にした男を見る。


 ……彼氏の声を聞きながら、殆ど今日知ったばかりのクラスメイトの彼氏に処女を捧げた。


 なんて、背徳感……

 なんて……快感……


 「まだ、全部じゃないぞ?」

 ≪……美砂? 誰、今の声?≫


 ぐ、ぐぐぅ……っ

 最奥へと至った筈のおちんちんが、私の子宮を持ち上げて、未だ挿入に至ってなかった部分までもを私の膣内へと納める為に、侵攻を再開した。

 お腹が盛り上がる。

 横島さんの形に、私のお腹が……!

 そうして、トン、と横島さんの腰が私の腰とぶつかる。
 横島さんの陰毛が私の茂みと触れあって、ようやく全べてが挿入されたのだと分かった。


 はぁー、はぁー、はぁー

 正確に3度。
 等間隔で深呼吸する。
 目じりに溜まっていた涙がこぼれ、頬を伝った。
 横島さんは私をしっかりと抱きしめると、携帯を睨んでクイッと顎をあげた。




 ────いっそ聞かせてやろうぜ?

 「い、いや……ッ」


 反射的に出してしまった拒絶の言葉。


 ≪えっ? なにが?≫


 その言葉に、彼が何事かと聞き返してくるけれど、私は……


 「ヒィッ!? ああっ!!」


 トン、トン、トンと子宮を何度もノックされ、


 ────深いのと


 最奥から一息に入口付近まで引き抜かれ、


 ────浅いの


 ヌチュ、ヌチュ、ヌチュと、浅い場所でぐちゃぐちゃに掻き混ぜられ、


 「~~んっ、んぅ、んッ!」


 声を出さないので精一杯で、もう、もう……っ!!


 ────彼氏以外のちんぽで犯されるなら、どっちがいいんだ?


 「ふっ、ぅっ、ぁぁ……よ……さん、なら……ど、どっちで……も、いい……から、せめて、けーたいきらせ……くぅぅん!」
 

 ────しょーがねーな。ほら、切っていいぞ。


 優しい声色でそう囁くと、ズチュン!と膣奥まで一気に突き込んでくる。

 そうして急かす様に腰をゆっくりとグラインドし始めた。


 「あぐっ、あぅ……」


 私は頭が真っ白になりそうな快感に抗いながら、電話の向こうで戸惑いの声を出している彼に、


 「あ、あのさ、話はカラオケ終わってからいいでしょ?」

 ≪あ? あ、ああ……じゃあさ、終わったらいつもの場所にさ≫

 「う、うん、わかった。終わったら、イク……イクぅ……」


 ああ、イク、イク、イッちゃいそう……


 「から、ねっ。じゃ、切るよ」

 ≪おう。じゃな美砂。俺、お前が好……≫


 プツン

 最後まで聞かず、携帯を切る。
 そのまま電源を切り、私は……その瞬間から甲高い声で嬌声を上げた。
 侵攻が終わり、征服が始まったのだ。

 ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ

 激しい抽送で、淫水に塗れた肉棒で、私の膣内を犯す音が響く。


 痛い……
 でも、それ以上に刺激的。


 「あっ、ああぅ! い、イイっ! 凄いいっ、横島さんっ!」


 彼氏のことなんて、すっかり脳裏から消え去って。
 扉の向こう……いつまで待っても戻ってこない私達を心配して来た桜子と円にも気づかない。

 ……気づく、訳がない。

 今の私は、横島さんだけしか見えないんだから。


 「……どうだ? 痛い目見た気分は?」


 痛い目?
 ああ、そうだった。そうだったね。


 「す、すご……っい……わ、わらひ、もう……!」


 うん、凄い。

 私のなかでビクビク痙攣するアナタが、本当に凄い。

 私は、もう、アナタがいないとダメなレベル。


 「ずぼずぼってぇ……」

 「もっと、ずぼずぼしようか? それとも違うのしようか?」


 動きが変わった。
 激しく行き来していたおちんちんが、今度はぐちゅぐちゅ私の膣内をかき混ぜ始める。
 えらの部分で膣壁をかき削りながら、乳首をこりこり刺激し、首筋にキスマークを付けていく。


 アソコが、身体が、壊れちゃう……


 でも、横島さんも、もう終わりが近いんだと何故か分かった。
 横島さんは私の胸を痛いぐらい揉みながら、私の唇をふさぎ、私の最奥でぐりぐりしていたと思ったら、唐突に動きを止めた。

  
 「ひっ!?」


 小さく漏れてしまった悲鳴と同時、


 「んあぁぁぁあぁぁぁッ!!」


 横島さんの精液が、私の子宮目掛けてビュクビュクと噴射された。


 「で、でてるぅっ! 横島さんの精液ぃ……びゅくびゅくってぇぇぇええぇぇぇッ!!
 お腹の中に、い、いっぱい、いっぱい……す、すごいぃいッ! ひあぁぁぁッ! んぐぅぅううぅぅぅッッ!!」


 私は絶叫のように悲鳴を上げながら、その凄まじい快感にビクビク痙攣が止まらない。
 激しく果てない絶頂感。

 いく、いく、いっちゃう! また! また!! 

 この短い間で、どれだけ達しているのだろう?


 「わ、たしぃ……イクよぉ……ま、まら、イ、ッちゃううぅっ! あ、ああ、また、またイクぅ! 止まんない!止まんないのよぉっ!!」


 ああ、ダメ。ダメなの……
 ぴゅっぴゅって、一杯お腹に赤ちゃんの素が……
 このままじゃ、妊娠しちゃ、う……


 「もう、手遅れだろう?」


 ああ、そっか。そうだったんだ……
 だったら、もういっかぁ……


 「んあぁぁッ! あっ、あぁぁぁああぁッッ! ひやぁぁぁあああぁぁぁぁッッッ!!!」


 お腹を満たしていく横島さんの熱い精液に、恐怖は一切感じない。
 ただうわ言で、イク、イク、イクのぉ……そう何度も朦朧とした意識のまんま、繰り返す。
 何度も何度も身体を震わせ、ビクビクと絶頂を繰り返し、その快楽に酔いしれ、溺れていったのだ。

 そして、どれだけの時間、そうしていたのだろう?

 ズルリと私の膣内から抜け落ちる横島さんのおちんちん。
 でも、私のアソコは大きく横島さんの形に開いたまんま。
 ぽっかりと開いたアソコから、ゴポゴポと音を立てて、注ぎ込まれた精液が逆流し始めた。

 混じり合った性臭に包まれながらぼうっと見ていると、私はようやくあの言葉を口にする。

 言おうと思って、言えなかった言葉……


 「横島さん……」

 「んぅ?」

 「わたし、アナタのこと…………」


 その言葉を口にした瞬間、私の身体は再び貫かれ……


 「んぁっ! はぁ、あぁ……あ、はあ……なか、うごい、てぇ……イク、イッちゃうっ! あ、あぁあああああぁああ! 横島さぁあああンぅッ!!」


 お腹の奥の野太い律動に、狂おしいまでの艶声をあげた。

 奥をトントンされるのが、とてもいい……

 横島さんは、激しい動きで腰を前後に動かして。

 ……違う。
 私が、動いていた。
 横島さんの動きに合わせて、私、が……

 自分で、横島さんのおちんちんを子宮に当てて、悦んでいたんだ。
 私は自覚するなり、興奮し、腰の動きを尚更激しく速くする。


 「気持ち良さそうだな」

 「う、うん……気持ち、いい……ん、ンン……ッアぁ……っ!」

 「もう彼氏のちんぽじゃ満足できなくなっちまうぞ?」

 「いい……それで、いいってばぁ……横島さんのしか知らないで、いい……からぁっ! だから、もっとぉ!もっとぉ……っ!!」

 「ああ、もっともっと愛してやる美砂……」


 小さく名前を囁かれ、横島さんの舌が、私の唇を這い始めた。


 すご……い……

 これだけで、すごくエッチな気分になっちゃう。


 激しく腰を揺さぶりながら、私は彼の舌を求めて唇を開く。
 口中に入る彼の舌が、右に左と私の頬の裏を舐めていく。


 彼の唾液が、ほんのり甘く感じるのは、気のせいなのかしら?


 夢中になって、その甘い唾液をすすってしまう。
 こうしていると、アソコまで、どんどん気持ち良くなって……
 前後運動が、とても簡単にスムーズに動く。
 つい数分前まで、こんなことなんてした事のなかった私の膣内が。


 「い、いいぞ……美砂っ」

 「よ、横島さん……っ、んっ、んちゅっ、ちゅぅ、ンンン、んぅっ……」


 嬉しい。横島さんが悦んでるっ!
 私で、私の身体で……っ!!

 私はそう思うと、甘い快感に身体とろけてしまいそう。
 上下運動だけでなく、左右に腰をくねらせて、少しでも悦んでもらえるようにと夢中になった。

 
 「スケベな腰の動きだな。まだ破瓜から間もないって言うのにな?」

 「や、だぁ……そんなこと、言わないでよ……っ」

 「いやいや、褒めてるんだって、美砂」


 するとご褒美だとばかりに横島さんは力強くおちんちんを突きあげた。


 「ヒァ────────ッ!!!」


 嵐が、来た!

 感じられるのは彼の鼓動と彼の息遣い。それと、彼の熱いたぎりが私を犯す感触だけ。

 グッ、グッ、ググンッ!

 子宮を突かれるたびに、痛みによる痺れと、快感による痺れが混じり合い、頭が真っ白に訳が分からない。

 私はいったい、何をしている?

 私はいったい、何を叫んでる?

 口を大きく開けて、何事かを求め、叫び、喘ぎ、悶え、啼いた……


 「ンアッ、ハァァッ! アッ、アァンッ! も、もう、げん、かい……ッ……アハァアッ!」


 限界を悟った私は、私の胸を揉みしだいていた横島さんの手を掴む。
 指に指を絡め、ぎゅっと握り、潤んだ瞳で彼を見上げ見ながらこう言うのだ。


 「わ、私を、汚してっ! アッ、アアア……やく……いぅ……イクっ、イクイクっ、イク~~~ッ!」


 私のお腹に打ちつけられる、彼の腹。

 ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!

 肉と肉を打つ音が、どうしてこんなに心地好い?
 

 「うぉぉぉっ!」


 横島さんは咆哮すると同時に、勢いよく私の膣内からおちんちんを抜き出すと、私の願い通りにするためなのか、

 バシャ……バシャバシャバシャ……

 私の顔、私の髪、私の服、私のスカート……
 全身くまなく浴びせられる、彼の熱い塊。

 私の体内を、凄まじい勢いで駆け抜ける快感に、背骨が折れんばかりに背を反らせ、甲高い声で嬌声を上げた。

 トイレの中とは言わず、廊下どころか、この店内全てに響く様な、嬌声を……

 でも、私はなんの気にもならなかった。

 目の前のモノが、未だにたぎって、私を誘う。


 「横島さん、今度は中に……お願いしても……いい?」


 どろどろのぐちゃぐちゃの、破瓜を迎えてまだ間もない筈の赤く腫れたその場所を、指で開いて彼に乞うた。


 「最後だぞ? 桜子ちゃんと円ちゃんも、廊下で終わるの待ってるし、な……」


 ガタン。と大きな物音が聞こえた。

 でも、私はなーんも気にならない。

 だって、私の意識は、官能一色に染まってしまったから。


 「ほれ、今度は美砂からな」


 体勢を入れ替え、横島さんが便座に座り、私は彼の膝の上に乗った。
 自分の指で押し開いたその場所に、横島さんのたぎりを導き、身体を落とす。
 すると、なんの抵抗もなく横島さんをずぶずぶ飲み込んでいった。

 さっきまで処女だった私が。

 そこらの淫乱な雌豚のように、彼のモノを……


 「あ、あぁんっ、いい! いいよぉっ!」


 もう、彼になんのいい訳も出来ない。
 横島さんにされた訳でなく、自分から彼のモノを胎内へと挿入したんだから。
 自分でも驚くようなことを口走りながら、淫らに悦び叫ぶ私。
 込み上げる衝動のまま、激しく腰を動かして、私の胎内で打ち震える彼の射精を促した。


 「わ、わらひ、もうっ、おかしくなるぅうっ!」


 私は、膣壁を激しくヒクヒク痙攣させて、肉杭をシゴキ立てる。
 肩で息をしながら、お腹を圧迫される感覚に酔ってしまいそう。

 こんな私は、横島さんを求め誘(いざな)い、絶頂による爽快感を求めるだけの、ただの牝でしかないのだろう。































 「おーいっ、こっちこっち!」


 大きく手を振って、私を呼ぶ彼。
 私は小走りで彼の方へと駆け寄ると、


 「ご、ごめん、少し遅れちゃった?」


 両手を合わせて頭を下げた。


 「いや、そんなに待ってないよ」


 彼はそう言って私の肩を引き寄せると、ゆったりとした歩調である場所を目指す。


 「あれ? なんか少し生臭い……匂いするぞ?」


 そう言われ、ぶるっ……身体が震えた。


 「えっと、触られるのが嫌だった? それとも……」


 なんか、不快。
 アンタに触られたくない。

 どうしてか、そう思っちゃった。

 ……どうして?

 本当は分かってる。
 どうしてそう思っちゃうのか。


 「いやさ、美砂って明後日から修学旅行だろ?」

 「うん、そうだけど?」

 「だから時間あいて気まずくなる前にリベンジ……ってさ?」


 ゾワっと背筋を走る悪寒。
 彼に【アレ】をされる。
 そう思うだけで、鳥肌が立った。

 そうか、私はもう彼のこと、何とも思ってないんだ。

 ……あれ? 違う。

 私って、彼のことを好きだって、思ったこと、あったっけ?

 ああ、そうだ。最低だ私……


 顔が少し好みだから。
 それに彼氏の一人や二人いた方が格好いいから。


 そんな風に思ってたんだ、私……

 目から涙があふれ、零れる。
 イキナリのことに、驚き慌てふためく彼。
 お腹の奥の、ポカポカした感触が、そんな彼の様子に苛まれる。


 「ご、ごめ……なさ、い……」


 呟かれる謝罪の言葉。
 眉をしかめる彼の顔を見て、私は……


 ドプッ、ドプッ、ドプ……ッ


 私の中から溢れだし、下着を濡らす。
 横島さんの、熱い精液。


 この場に居るのが、横島さんだったらいいのに。

 太ももを伝うあの人の精液の感触に、うっとりしないよう心を戒めながら……

 最低にも、そう思っていた。


 ああ、横島さんに、全身をくまなく汚してもらいたい。
 足の爪先から、髪の毛いっぽんいっぽんに至るまで、あの人の白濁した液体で、何度でも汚して欲しいの……


 「どう……いう、意味だよ? なんでここで泣くんだよっ!?」


 私の頬を打つ、彼の平手。

 彼の当然と言っていいだろう怒りは、私の心にさざ波ひとつ起こさなかった。

 


























 後書き

 実は180万番目にこの作品をクリックしたの俺なんだぜ?
 感想がえし作るのに uyr yama で作品検索したらさ、1799999だったんだ!
 いや、ほんと興奮したぜ……
 すぐさまクリックした後、ブラウザバックで戻ってuyr yamaで再び検索! 1800000の栄光を確認しちまったぜ。

 ……なんでかPVが180000【3】だったけどさ……

 でも俺は信じてる。俺こそが180万なんだとっ! 俺が180万だッ!!


 そんな訳で次回は 180HITスペシャル企画 です。たぶん。

 あと宣伝。

 ノクターンノベルズにて、本作ヨコアスRの完全書きおろしが2本投下されました。


 総合pt1000突破企画 前編  ヨコアスR 逆行大作戦!! ② 氷室の者

 総合pt1000突破企画 後篇  ヨコアスR 逆行大作戦!! ③ 絆のいち 早苗


 タイトル通り、ヒロインは氷室早苗です。

 よかったら読んでやってくだしあ。


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