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No.11660の一覧
[0] ヨコアスR(ネギま×GS)[uyr yama](2013/02/17 10:06)
[1] 序の巻[uyr yama](2010/07/08 18:22)
[2] GS日記 第1巻 [uyr yama](2010/01/13 02:33)
[3] GS日記 第2巻[uyr yama](2010/01/13 02:34)
[4] GS日記 第3巻[uyr yama](2010/12/07 08:54)
[5] GS日記 第4巻[uyr yama](2010/01/13 02:38)
[6] GS日記 第5巻[uyr yama](2010/01/13 02:40)
[7] GS日記 第6巻   エロ有り(小竜姫)  [uyr yama](2010/07/08 18:23)
[8] GS日記 第7巻[uyr yama](2010/07/08 18:23)
[9] GS日記 第8巻 [uyr yama](2010/07/08 18:24)
[10] GS日記 第9巻[uyr yama](2010/07/08 18:25)
[11] GS日記 第10巻 [uyr yama](2010/01/14 01:38)
[12] GS日記 最終巻   エロ有り(GS編オリキャラ乱交)[uyr yama](2010/07/08 18:25)
[13] GS編 設定資料集(笑)[uyr yama](2010/01/14 01:45)
[14] まほらのほほん記 第1巻[uyr yama](2010/01/26 22:00)
[15] まほらのほほん記 第2巻[uyr yama](2010/01/26 22:03)
[16] まほらのほほん記 第3巻   エロ有り(あやか)[uyr yama](2010/05/02 15:36)
[17] まほらのほほん記 第4巻   エロ有り(アスナ)[uyr yama](2010/05/02 15:37)
[18] まほらのほほん記 第5巻   エロ有り(夏美)[uyr yama](2010/05/02 15:38)
[19] まほらのほほん記 第6巻   エロ有り(あやか)[uyr yama](2010/05/02 15:39)
[20] まほらのほほん記 第7巻[uyr yama](2010/02/16 12:12)
[21] まほらのほほん記 第8巻[uyr yama](2009/12/31 18:59)
[22] まほらのほほん記 第9巻[uyr yama](2009/12/31 19:01)
[23] まほらのほほん記 第10巻[uyr yama](2010/07/08 18:28)
[24] まほらのほほん記 第11巻[uyr yama](2009/11/07 01:55)
[25] まほらのほほん記 第12巻[uyr yama](2010/07/08 18:29)
[26] まほらのほほん記 第13巻   エロ有り(アスナ、他)[uyr yama](2010/07/08 18:29)
[27] まほらのほほん記 第14巻   エロ有り(アキラ)[uyr yama](2010/07/08 18:30)
[28] まほらのほほん記 第15巻[uyr yama](2009/12/31 19:35)
[29] まほらのほほん記 第16巻[uyr yama](2010/07/08 18:31)
[30] まほらのほほん記 第17巻   エロ有り(のどか)[uyr yama](2010/07/08 18:31)
[31] まほらのほほん記 第18巻   エロ有り(夕映)[uyr yama](2010/06/21 15:53)
[32] まほらのほほん記 第19巻   エロ有り(シスター、千鶴)[uyr yama](2010/07/08 18:32)
[33] まほらのほほん記 第20巻   エロ有り(アスナ)[uyr yama](2010/07/08 18:33)
[34] まほらのほほん記 第21巻[uyr yama](2010/07/08 18:33)
[35] まほらのほほん記 第22巻   エロ有り(愛衣)[uyr yama](2010/06/21 15:53)
[36] ネギま!のほほん記 第1巻[uyr yama](2010/07/08 18:34)
[37] ネギま!のほほん記 第2巻[uyr yama](2010/11/16 23:09)
[38] ネギま!のほほん記 第3巻[uyr yama](2010/07/08 18:35)
[39] ネギま!のほほん記 第4巻[uyr yama](2010/07/08 18:36)
[40] ネギま!のほほん記 第5巻  微百合含むエロ有り(アスナ&茶々丸)[uyr yama](2010/05/02 15:47)
[41] ネギま!のほほん記 第6巻[uyr yama](2010/07/08 18:37)
[42] ネギま!のほほん記 第7巻  微百合エロ有り(横パ乱交)[uyr yama](2010/05/02 15:48)
[43] ネギま!のほほん記 第8巻[uyr yama](2010/02/16 12:07)
[44] ネギま!のほほん記 第9巻[uyr yama](2010/07/08 18:38)
[45] ネギま!のほほん記 第10巻[uyr yama](2010/02/17 00:08)
[46] ネギま!のほほん記 第11巻[uyr yama](2010/02/16 12:10)
[47] ネギま!のほほん記 第12巻  エロ有り(シスター)[uyr yama](2010/07/08 18:38)
[48] ネギま!のほほん記 第13巻  エロ有り(木乃香)[uyr yama](2010/07/08 18:39)
[49] ネギま!のほほん記 第14巻  エロ有り(アスナSP)[uyr yama](2010/07/08 18:39)
[50] ネギま!のほほん記 第15巻[uyr yama](2010/03/15 02:12)
[51] ネギま!のほほん記 第16巻  エロ有り(アキラ&裕奈)[uyr yama](2010/06/21 15:54)
[52] ネギま!のほほん記 第17巻  エロ有り(あやか、ちょい裕奈&アキラ)[uyr yama](2010/05/02 15:53)
[53] ネギま!のほほん記 第18巻  エロ有り(木乃香)[uyr yama](2010/07/08 18:41)
[54] ネギま!のほほん記 第19巻[uyr yama](2010/07/08 18:41)
[55] ネギま!のほほん記 第20巻  エロ有り(千鶴SP)[uyr yama](2010/07/08 18:41)
[56] ネギま!のほほん記 第21巻[uyr yama](2010/07/08 18:42)
[57] ネギま!のほほん記 第22巻  エロ有り(茶々丸)[uyr yama](2010/07/08 18:42)
[58] ネギま!のほほん記 第23巻  エロ有り(夕映&のどかSP)[uyr yama](2010/07/08 18:43)
[59] ネギま!のほほん記 第24巻  エロ有り(夕映&のどかSP)[uyr yama](2010/07/08 18:43)
[60] ネギま!のほほん記 第25巻  エロ有り(夕映&のどかSP)[uyr yama](2010/07/08 18:43)
[61] ネギま!のほほん記 第26巻  エロ有り(アキラ&亜子)[uyr yama](2010/07/08 09:49)
[62] ネギま!のほほん記 第27巻  エロ有り(木乃香SP)[uyr yama](2010/07/08 09:47)
[63] ネギま!のほほん記 第28巻[uyr yama](2010/07/15 00:40)
[64] ネギま!のほほん記 第29巻  エロ有り(夏美SP)[uyr yama](2010/08/02 16:25)
[65] ネギま!のほほん記 第30巻  エロ有り(アキラSP)[uyr yama](2010/08/04 13:50)
[66] ネギま!のほほん記 第31巻  エロ有り(あやかSP)[uyr yama](2010/08/12 17:46)
[67] ネギま!のほほん記 第32巻  エロ有り(美空&ココネSP)[uyr yama](2010/08/27 01:45)
[68] 一周年記念アタック![uyr yama](2010/12/28 00:38)
[69] 俺が為に鐘よ鳴れ 第1巻[uyr yama](2010/09/03 22:09)
[70] 俺が為に鐘よ鳴れ 第2巻[uyr yama](2010/10/14 08:49)
[71] 俺が為に鐘よ鳴れ 第3巻[uyr yama](2010/10/25 22:03)
[72] 俺が為に鐘よ鳴れ 第4巻  エロ有り(TS注意!ネギSP)[uyr yama](2010/11/16 23:12)
[73] 俺が為に鐘よ鳴れ 第5巻  微エロ百合有り(アスナ&木乃香)[uyr yama](2010/11/23 23:15)
[74] 俺が為に鐘よ鳴れ 第6巻[uyr yama](2010/11/29 15:21)
[75] 俺が為に鐘よ鳴れ 第7巻  微エロ有り(亜子)[uyr yama](2010/12/14 09:01)
[76] 俺が為に鐘よ鳴れ 第8巻  エロ有り(亜子SP)[uyr yama](2010/12/25 09:08)
[77] 閑話の1  エロ有り(亜子)[uyr yama](2011/02/07 10:51)
[78] 閑話の2  エロ有り(タマモSP)[uyr yama](2011/02/07 12:11)
[79] 閑話の3  (NTR美砂)[uyr yama](2011/03/08 00:09)
[80] 閑話の4  エロ有り(NTR美砂SP)[uyr yama](2011/03/08 00:14)
[81] 閑話の5  エロ有り(円SP)[uyr yama](2011/05/23 00:10)
[82] 閑話の6  エロ有り(桜子SP)[uyr yama](2011/06/05 09:52)
[83] 鬼鳴きの古都 第一巻  エロ有り(アスナSP)[uyr yama](2011/10/26 14:11)
[84] 鬼鳴きの古都 第二巻  エロ有り[uyr yama](2011/10/26 20:30)
[85] 30万HITスペシャル企画 ヨコなの 第1話[uyr yama](2010/04/26 09:14)
[86] 40万HITスペシャル企画 ヨコなの 第2話[uyr yama](2010/07/08 18:44)
[87] 50万HITスペシャル企画 ヨコなの 第3話 エロ有り(美由希H、なのは自慰)[uyr yama](2010/05/03 00:57)
[88] 60万HITスペシャル企画 ヨコなの 第4話 前編[uyr yama](2010/04/26 09:16)
[89] 60万HITスペシャル企画 ヨコなの 第4話 後編[uyr yama](2010/04/26 09:17)
[90] 70万HITスペシャル企画 ヨコなの 第5話[uyr yama](2010/04/26 09:18)
[91] 80万HITスペシャル企画 ヨコなの 第6話[uyr yama](2010/04/26 09:19)
[92] 90万HITスペシャル企画 ヨコなの 最終話[uyr yama](2010/05/02 00:58)
[93] キーやんのママがみてる&Fate/イリヤとしないTo![uyr yama](2010/05/10 00:21)
[94] 100万HITスペシャル企画[uyr yama](2010/12/07 08:55)
[95] 1111111HIT企画 横島エロ無双SP&無印ネタ語り[uyr yama](2010/11/03 16:12)
[96] 130万HITスペシャル企画  エロ有り(クスハ)[uyr yama](2010/12/12 10:49)
[97] 150万HITスペシャル企画  エロ有り(クスハ)[uyr yama](2010/12/07 09:02)
[99] 180万HITスペシャル企画[uyr yama](2011/04/18 14:11)
[100] 180万HITスペシャル企画 追加パック  エロ有り(黒桜×シャイン)[uyr yama](2011/04/21 20:32)
[101] ロードス島戦記Y 邪神戦争編 序[uyr yama](2011/04/28 17:57)
[102] 没シーン①[uyr yama](2011/08/17 21:54)
[103] せっちゃんといっしょ! ①[uyr yama](2011/09/04 19:20)
[104] せっちゃんといっしょ! ②[uyr yama](2011/09/05 16:14)
[105] せっちゃんといっしょ! ③[uyr yama](2011/09/08 16:37)
[106] せっちゃんといっしょ! ④[uyr yama](2011/09/12 23:03)
[107] 鬼鳴きの古都 第三巻  百合有り(アス×あや)[uyr yama](2012/07/14 00:02)
[108] 簡易データ表[uyr yama](2011/09/21 20:50)
[109] 逆行大作戦!! 第一話  エロ有り(ロリタマ)[uyr yama](2012/04/25 21:10)
[110] 逆行大作戦!! 第二話 [uyr yama](2012/05/02 13:10)
[111] 逆行大作戦!! 第三話  エロ有り(早苗)[uyr yama](2012/05/09 20:38)
[112] 逆行大作戦  第四話  エロ有り(冥子)[uyr yama](2012/05/27 16:33)
[113] 逆行大作戦  第五話  エロ有り(冥子)[uyr yama](2012/07/12 17:32)
[114] 逆行大作戦  第六話  エロ有り(モブ)[uyr yama](2012/08/03 23:45)
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[11660] 閑話の1  エロ有り(亜子)
Name: uyr yama◆157cb198 ID:3242a2d6 前を表示する / 次を表示する
Date: 2011/02/07 10:51

 完全に気絶してピクリとも動かなくなった亜子を抱きしめたまま、フウとやり切った男の顔で息を吐く。
 そうして亜子のアナルから肉棒をズルリと引き抜くと、ドプッドプッと出てくる大量の精液に苦笑した。

 どんだけ出したんだよ、俺。

 いや、これは仕方ないんじゃないか?
 処女のクセにアナル完全調教済みなんて素晴らしい女を作るための結果なんだし。
 だから仕方ないのだ。
 失神してしまった状態の亜子をやっちまおうと思っても。
 チラリと睡姦なんて言葉が脳裏を過ったが……


 「うん、俺は悪くない。悪くない……」


 彼女の足を開かせ、まんぐり返しと呼ばれる体勢に持っていくと、剥き出しに晒される未使用新品のお☆んこと、たった今初体験を迎えたアナルが見える。

 おま☆こもアナルも、どちらもキレイなピンク色。
 なのに前者は大量の蜜を湛え、また後者もコプコプ精液が零れていた。
 ゴクン、と思わず喉を鳴らすと、発作的に精液に濡れた菊穴に指を差し込んだ。


 「……っ!」


 ビクッと亜子の身体が跳ねる。
 だが、まだ目を覚ます様子はない。
 調子に乗り、2本目を刺す。
 再びビクンっと身体が跳ねるが、やはり目は覚まさない。
 亜子が目を覚まさないことに安堵しながら、少し大胆に2本の指でぐちゃぐちゃとかき混ぜた。


 はー、はー、はー、んはぁ……


 亜子の呼吸が激しく乱れる。
 感電したみたいに痙攣し続ける。蜜壺から溢れる蜜の量が半端ない。
 面白い、いつまでも見ていたい。
 そうは思うが、このまま続けたら起きちまう。
 と、横島は一旦指を引き抜き、精液と腸液に濡れた指を今度は彼女の前の割れ目に添えてみた。

 アナルの愛撫を止めたことで止まった痙攣が、再び始まる。
 だけども、それは先ほどまでとは比べ物にならない位小さなものだ。

 やっぱ亜子ちゃんは後ろの穴の方が好きなんだなぁ~。

 そう思いながら、彼女の膣口を割って指を沈めた。
 そうして彼女の未開通のソコに、たっぷりと自分の精液を塗っていく。
 今日、亜子の処女膜を破るつもりはない。
 いずれ、直で注ぎ込む予約と、自分の物だと言う匂い付けみたいなもんである。


 そう思いながら、彼女のドロドロになった下半身に再び肉杭を押し付けた。


 「……ぁ」


 もちろん、その場所はヌレヌレのおま☆こではなく、精液でどろどろとなった菊穴だ。

 そうだ、この子はマダ処女なんだ。
 処女のアナルを眠ったまま犯す……

 ドクンッ!!

 息子の硬度が増す。先端の亀部分がグオンと唸る。

 ここまで興奮したのはいつ以来か……?
 まるで思春期の頃みたいではないか!

 少年時代の劣情……


 これはたまらん!たまらんぞぉーっ!!


 心から吠えた。

 そして劣情の赴くままに腰を突き出し、いまだ乙女である少女のアナルを貪るために肉棒をねじ込んだ。


 「……ぃ……んぁ……」


 失神したままビクビクビクン!っと身体を痙攣させる亜子。
 震えるたびに腸液と愛液をピッピッと飛び散らせる。

 なるほど……ここに夢中になるバカがいるのも頷ける。

 それほどの快感、それほどの悦楽。
 起きてた時より数段心地よさが増してるそこを、存分に味わい尽くすために、横島はゆっくりと腰をピストンさせる。

 ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ

 都合4度。たったそれだけのピストン運動で、ビュクッ!ビュクビュクビュクッ!!

 ……やってしまった。

 睡姦、処女、究極のアナル。この3つの要素が合わさり、横島を昂ぶらせすぎたのだ。
 横島はやられたと思うと同時に、とあることに驚愕する。
 ポトリと自分の中から柔らかい亜子のお腹の上に落ちた珠、文珠。

 まさか……まさかまさかまさかっ!!
 そう、まさかなのだ!

 横島が神格者となり齢を重ね、気付けば煩悩だけで創るのが難しくなった文珠が!
 魔力によらず、その煩悩だけで精製されたのだっ!
 あの、美神除霊事務所でバイトしてた時みたいにっ!!


 早漏の如き射精。煩悩だけで出来た文珠。
 永遠の18才だと言ってはいたが、実のところ自分が若いとは思ってなかった。
 なんせ老けたタカミチを見ても、まだまだガキとしか思えなかったのだから。

 それが……!


 「ふっ……俺もまだまだ若いってことか……」


 そう笑い、そっと亜子の傍から離れた。



 ……するつもりはなかった。
 上から目線でなんだが、今回は見逃してやるつもりだった。

 でも、亜子。

 彼女のおかげでそれは違うと理解した。
 その考えは、くだらない大人の考えだ。

 協定だの貸しだの、そんなことばっか考えるんは!

 そうだ! 俺は永遠のエイティーン!!

 やられたらヤリ返す!

 それでいいじゃん。

 難しく考えるのは止めて、アキラと亜子と、ついでに裕奈。

 横島忠夫の女に手を出した報いってヤツを、受けて貰おうか。


 横島は服を着ると、部屋から出て庭へと出た。
 庭の端に無造作に置かれているドラム缶を抱え、ニヤリと笑って真夜中の麻帆良を疾走する。

 ドラム缶の中身、それは大量の腐ったニンニクペースト。
 横島はエヴァンジェリンと関わりを持って以来、『もしかしたら』に備えての準備をしっかりと整えていた。
 仮にも相手は悪の魔法使いを自称する真祖の吸血鬼。
 気を許していい相手では決してない。
 そんな彼女が、アキラと、裕奈と、そして亜子に手を出した。


 「あの娘らに手を出した以上、まさかただで済むとは思ってねーよな?」


 ……その頃、自宅のベッドで貪るように眠っていたエヴァンジェリン。

 彼女は横島なんぞ口でどうにでも誤魔化せると思っていたに違いない。
 それは、確かにそうだろう。

 ただし!

 彼の大事なモノに手を付けなければ、だ!

 彼女は出してしまった。

 横島が最も大切にするモノに。

 ネギとの戦いで疲れ切っていた彼女は、まさか横島の襲撃があるなんて思いもよらない。
 そんな彼女の幸福な眠りが終わるまで、あと数分…………













 明け方、アスナとアキラが起き出し横島の部屋を訪ねると、どろどろのぐちゃぐちゃで、それでも幸福そうに眠る亜子しかいない。
 彼女がここにいること自体は、そう不思議でもない。
 昨夜のアレや、朝起きて亜子が布団の中にいなかった時点で、こうなってるだろうと予想はついていた。

 でも、なんで彼はいないのだ……?

 首を傾げる2人だったが、疑問はすぐに解けた。
 脱衣場の方から実に楽しそうな鼻歌が聞こえてきたからだ。


 なーんだ、お風呂かぁ。

 2人は顔を見せ合って笑い合うと、足を脱衣場へとむけて動かせる。

 2人の間に昨夜のわだかまりはない……と言ったらウソになる。

 でも気にしない。

 彼が彼である限り。

 私は、私達はずっと一緒なのだ。

 
















    閑話の1   亜子SPおまけと説明人横島



















 横島宅リビング。

 いつもはそこそこ広い感じのするこの場所は、現在とても狭く感じさせる。
 食卓を囲むソファーの上座に横島。その右隣でベタベタ甘えている亜子。左隣にはネギ。
 そうして、その3人を囲むように、アスナ、木乃香、あやか、千鶴、夏美、アキラ、のどか、夕映、裕奈、ハルナ、まき絵、千雨が居た。
 15人。それだけいれば狭くも感じるだろう。
 この場に居る者達の共通点。
 それは、横島とネギの関係者であること。
 この世界の【裏】を知っていること。もしくは、知ってしまったことだ。
 そう、今回の騒動で裏を知ってしまった亜子、裕奈、まき絵のための場である。
 いや、より正確には知っている【だけ】の、もしくはそれに近いハルナと千雨の2人のための場でもある。

 まずは魔法についての話と、その秘匿についての説明がなされ、続いて雑談代わりに様々な話をする。






 





 彼の生まれた世界は、オカルト技術が社会に認識されている世界である。
 でも、この世界は違う。
 オカルト……それを魔法と呼ぶこの世界。
 この世界では、一般的に魔法は空想上の物なのだ。
 初めはおかしな話だと彼は思った。
 彼にとって、オカルト技術は当たり前の物だったから。
 でも、そう言えばと、ふと思い出す。
 自分の生まれた世界でも、頑なにオカルトを認めない人もいたっけな、と。


 「えっと、変な話ですよね? 公的に認められた国家資格まであるのに……」

 「自分の目で確認して、更に自分でも使えないと認めない。そんな人も沢山いんだよ。
 まあ、俺の知ってる奴は、単に幽霊が怖くて認めたくないってだけだったんだけどな」


 あははは

 そう笑い声が部屋に響いた。
 問いかけてきたネギも、今回魔法を知ってしまった子らも、同じように笑う。
 ただ千雨だけは、そりゃ認めたくないだろうよと、皮肉気に笑っていたが。

 ともかく、横島は話を続ける。

 オカルトのある世界と、オカルトが存在しない世界。
 正確には、公的には認められてない世界だが。
 とにかく、広義には無い世界だと言ってもいいだろう世界。
 当時の横島は、特にすることが無かったせいか、その2つの世界の比べてみた。

 ……驚くほど、なにもなかった。

 なにがって? 違いがだ。

 同じ地球を基にした世界だからだろうか?
 はたまた、何かの切欠で別れた世界だからだろうか?
 横島の世界とこの世界。
 異世界というよりは、パラレルワールドに近いのではなかろうか?


 「でも! でもですよ? 魔法……そちらではオカルトと呼ばれるものを堂々と使えるのなら、こちらの世界と違って沢山の人を救えてるのではないでしょうか?」


 その分、世界はもっと平和になる。
 この世界のオカルト技術者である魔法使い。
 彼らは現代社会と平和裏に共存する為に、その存在を秘密にしている。
 先に言った、魔法の秘匿である。
 だけど、そのせいで救えない人達がいる。
 魔法さえ使えれば、きっと助けられたろう人達が。
 【立派な魔法使い】であろうとしている自分達が、なんのしがらみもなく人助けが出来る。
 それはとても素晴らしいことだ。
 だからきっと、その世界は平和な世界に違いない。


 しかし、横島は否定する。

 横島の世界とこの世界。
 オカルト技術の根本が違う。

 横島達が使うオカルトは【霊力】
 それは魂の力だ。

 ネギが使うオカルトは【魔法】
 それは精神の力だ。

 霊力とは違い、魔法という名の技術は完全に確立されていた。
 簡単に言えば、魔法は力の大小こそあれど、特殊な事例を除けばだれでも扱える洗練された技術である。

 でも霊力は違う。
 特定の者達しか使えない、酷く曖昧な能力なのだ。
 遺伝によってある程度の継承はされるものの、それだって確実なんて言えない。
 代を重ね、廃れ、失われた霊能がどれほどあろうか?
 
 そして、世界の在り方。

 横島の世界は、元々がオカルト有りの世界だ。
 政治や経済に大なり小なり関わってもいる。
 他にも魔族と呼ばれる人の手に余る存在だっている。
 特にタチが悪い奴らには、世界各地の国家や宗教団体がこぞって賞金を懸けていたりもするけど。

 オカルトテロと呼ばれる事件がある。
 下手を打てば都市まるごと消滅しても可笑しくない事件だ。

 呪術と呼ばれる力がある。
 人を呪い、苦しめる力だ。

 それらすべてに携わり、事件を解決するのが、そう! 横島達ゴーストスイーパーである!!
 彼等は普通の人では扱えない力を用いて、普通でない事件を解決するエキスパート達だ。

 ただし、この世界の魔法使いとは違い、彼らは無償では動かない。
 高額の報酬。これがなければ決して動きはしないのだ。
 公的な機関、オカルトGメンと呼ばれる組織が有るには有るが、その所員の殆どはGSに比べると取るに足らない者達ばかり。
 それでも彼らのお陰で、一般的なオカルト事件は防がれてはいた。
 それにしたって、そうなるまでに必要とした戦訓は膨大である。
 どれだけの犠牲の上に平和が成り立っているのか。
 想像するだけで寒気がする。

 それを踏まえて考えてみたらどうだろう?

 横島の世界は、この世界と比べて平和だろうか?

 ……いや、そんな筈はない。

 要するに、横島達の世界は平和でもなんでもない。
 むしろこちらの世界の方が、オカルト犯罪が無い分だけ平和なのだ。


 「そ、そんなぁ……」


 ネギの茫然とした様子に、夕映が、

 
 「世界の違い……だけではないんでしょうね……」


 世の為人の為に働くことが、この世界の魔法使いとしての在り方。
 そう思ってる者達からみれば、ゴーストスイーパーなどという在り方は噴飯ものであろう。


 「んな訳ねーじゃん」


 千雨はその考えを鼻で笑った。


 「まーな。どこの世界も同じだな」

 「……っ…………」


 横島の千雨を肯定する言葉に、ネギはすぐさま否定しようとするけど、尻すぼみに声が小さくなった。

 ネギも解ってた。
 認めたくないだけで。
 だから聞いてみよう。


 「魔法の存在が明らかになったら、この世界はどうなると思いますか?」

 「そうですわね。数年でオカルト犯罪が多発するようになりますわね」


 ネギの問いかけに、あやかが神妙な声で答える。
 先にも言ったが、魔法は特殊な事例を除いて、誰にでも使えるようになるだろう洗練された技術だ。

 最初は物珍しいだけのこの技術は、間違いなく軍事利用され、テロリストにその技術が渡り、犯罪に使われ、人を傷つける。
 飛行機ひとつ乗るのにも勇気が必要な、そんな世界になるかもしれない。

 だってそうだろう?

 爆弾もなく、銃もなく、ナイフもなく。
 その身ひとつで乗り込んで、魔法の呪文を唱える。
 すると、ボーン! と飛行機は爆散するだろう。
 自殺したい。でも一人で死ぬのは嫌だ。
 そんな奴が真っ先に考える死に方の一つになるかもしれない。
 街でナイフを振り回すよりも、よっぽど簡単だ。
 他にもコンビニ強盗、殺傷事件、自爆テロ……
 オカルトが限定的な者にしか使えない横島の世界よりも、いっそ激しく危険な世界になる可能性が高すぎる。

 そして、それらを防ぐための機関がこの世界にはない。

 魔法使い?

 数が足りなすぎる。

 犯罪は、いつ、どこで、誰が起こすか分からない。

 その犯罪に対応するのには、理念でも志でもない。数が必要なのだ。

 その数が揃い、法的機関が出来るまでに、どれだけの人が理不尽に泣くだろう?


 「なるほどな。だから【立派な魔法使い】かよ……」


 さっきから皮肉が効きすぎる千雨の言葉に、ネギは否定する材料がなかった。


 「まーそうなんだろうな。それを考えた奴らは胸糞悪い奴らだが、その考え自体は正しいんだろうな」


 武道、という言葉がある。

 明治初期。文明開化と共に庶民にも開かれた様々な武術があった。
 剣術、柔術を始めとする、今の時代にも僅かに残る日本古来の人殺しの業。
 担い手である彼らは、その存在自体が凶器である。
 その肉体。その技。その在り方。その全てが。
 そんな彼らを力ずくで押さえつけ、思想をもって力の振るい所を変えていったのが、柔道、剣道である。

 礼に始まり礼に終わる。

 武道に携わる者。格闘技に携わる者。その全てが最初に教わる言葉。
 礼を用いることで武を納め、礼を知ることで暴を抑える。
 逆に言えば、これがしっかり出来ない者に、武を与える訳にはいかない。

 立派な魔法使いの在り方も、この考えに通ずるのではないか?

 と言うのが、千雨の気づいた点であった。


 「はぁ……」


 大きくため息を吐くネギ。
 横島はそんなネギの頭をガシガシ乱暴に撫でる。


 「ナギのうんこは、本当にヒーローだった。女を救い、悪のラスボスをしばき倒し、世界に平和をもたらした、真のヒーロー。
 そうしてその後は世界を巡り、困ってる人達を沢山救った立派で偉大な魔法使い。お前は、そんな立派な親父を目指すんだろう?」

 「はいっ!」


 横島は自分のセリフに体を掻き毟りたくなる衝動を押さえながら、微笑ましそうにネギを見た。
 正直な話、英雄なんて呼ばれる異常者を目標にするのは間違いだって心底思ってる。

 でもま、子供はこれぐらいの方がいいんだろう。

 横島はもう一度、ネギの頭を乱暴に撫で、


 「そろそろ時間じゃないのか?」


 そう言って、ネギを立たせて尻を叩いた。


 「あっ! そうでした!! エヴァンジェリンさんと約束が……!」


 エヴァね……?

 元気だといいよなあ。

 そう内心でせせら笑う横島に、ネギを始め誰も気づきはしない。


 それはともかく、昨日エヴァとの戦いで勝利したネギは、彼女にいくつかのお願いをしていたのだ。

 一つ目、授業をさぼらない。
 二つ目、この学園都市にいる間は、誰も襲わない。
 三つ目、父のことについて、知っている話を聞かせて欲しい。

 その父の話を聞かせて貰う約束をしていたネギは、慌てて外に出かける用意を済ませ、ハルナと、嫌がる千雨、そして、


 「私も行く! エヴァちゃんには言いたいことがあるんだよね!」


 怒ってます! そう言いたげなポーズをとる裕奈。
 彼女はアキラと亜子にも一緒に行こうと誘ったが、首から【反省中】のカラーボードを下げてるアキラと、横島に甘え中の亜子はそれを断った。


 「あーこー。昨日までと態度変わりすぎっ!」

 「ウチは舞台に上がったんや。だからええんやっ!」

 「はあ?」


 そんな亜子に小首を傾げながら、ネギ達と共に家を出る裕奈。


 「行ったわよ」


 アキラと同じく、首から【猛省中】のカラーボードを下げてるアスナがぼそりと言った。
 彼女の視線の先には、テーブルに突っ伏してる横島。
 真面目モードで語り疲れた彼は、頭からプスプス煙を噴きだしていた。

 そして、嗤う。


 「ふはははははははははははははははははははははははははははは! こんなん俺がすることじゃねー!」


 横島は横島だ。
 決して世界がどうのとか考える男じゃなかった。

 横島がすることは……!

 右手が、亜子の身体をなぞる。


 「きゃうっ!? ぅ……あぁ、んっ、み、みんなの前じゃダメや!」


 強い刺激を与えられ、快感に身体を震わせる。
 昨夜、いや、今朝方まで散々嬲られた肢体。
 まだ、熱が完全に収まっていない肢体。
 押し退けようとする亜子の手を押し退け、横島は弄る手を止めようとしない。
 下着は瞬く間にドロドロの愛液に濡れ、アスナにまで滑る光が見えるほど。


 「も、もう、いややって言うとるのに……んぁっ! こんなの続けられたら……み、みんなの前でイッちゃ、う……あ、あぁっ! ひぁあああああああっ!」


 拒む言葉もどこまで本気か?
 亜子は快感に身を震わせながら、横島の胸にすがりついたまま。
 いいや、もうすでに口から出る言葉も……


 「横島さんの指ぃ……凄く感じ……ひあぁ……あ、あ、んああっ!」 


 こんな亜子の痴態を見ている少女達は、まさか彼女が処女だとは思うまい。 

 息も絶え絶えに喘ぐ亜子に、横島は更なる責め苦を加えようと指を伸ばした。
 スカートをめくり、この場に居る少女達全てに見える様にゆっくりと下着を脱がしていく。
 両手で赤い顔でいやいやとする亜子に、だが横島は止めようとしない。
 指先が、亜子の尻の割れ目をなぞる。


 「ちょ、ちょぉっ!!」


 亜子の制止の声に、やはり横島は止まらない。
 いや、イタズラッ子の表情を浮かべ、どんどんと行為はエスカレートしていくばかり。
 ただアスナ達には解った。
 彼は最後までするつもりがないことを。
 亜子をからかって遊んでいるのだ。

 ……ある意味、余計にタチが悪い。


 「はぁ、また増えましたわね……」


 ずっと彼に甘えた様を見せていたのだ。

 ライバルが増えたと、当然気づいてる。

 そんな思いが込められたあやかの言葉に、一様に頷いて見せる少女達であった。















































 一方……

 凄まじくニンニク臭い家を、必死に何とかしようとする茶々丸はてんやわんやの大忙し。

 そんな中、怒りと屈辱にブルブル震える少女が一人。


 「お、おのれ……横島忠夫っ! きさまだけは……きさまだけはゆる、さ……ん……茶々丸との仲、ぜーったいに認めてやらんからなーっ!」



























 後書き

 ダメだ。論文書いてたせいか、どうにも文章がワケワカメ。

 新年一発目。
 あけましておめでとさんです。
 本年も、よろしくお願いいたします。

 さて、次回は

 閑話の2 タマモSP

 です。

 その次は……ノクターンノベルズの総合pt企画

 ヨコアスR 逆行大作戦!(ヨコアスR終了後ifw)

 を書いてみようかな?って思っていたりなんだり……

 内容は……定番の逆行。ただし黄昏の姫巫女(逆行バージョン)付きでGS美神をやってみよう!ですw

 こちらはまだ未定だから、書かない可能性もかなり高いがw
 そいやこっちも170万HITいってたんだよね……
 うん、次のHIT企画は180万でw


 ……ところで、お前ら知ってるか?
 このxxx板で、uyr yama でもヨコアスRでもいい。検索してみろよ?
 なんでか記事数か一つ増えるんだ。
 なんだよこれ? 前に業者削除に巻き込まれて消えたまほらのほほん記第2巻の呪いか……?


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