その日の朝、アスナは急いで朝食を作り終えると、パッパとテーブルに並べていった。 今だ起きてこないエヴァンジェリンを文字通り叩き起こすと、ぶーぶー文句をたれる彼女の脳天にチョップで黙らせる。 痛みで頭を押さえる彼女に、「後片付けは帰ってからするねーーっ!」そう言って家を飛び出した。 それはあっという間の出来事。 唖然とするエヴァンジェリン。 まあ良いか……、と溜息混じりに呟くと、彼女が作った料理に手を伸ばす。 五月が作ったものに比べて格段と味が落ちる。 だが、どこか暖かみのあるアスナの料理を、エヴァンジェリンは嫌いではなかった。むしろ好きだと言っても良い。 それはマダマダ未熟ではあるものの、確かにお袋の味と言っても良い物だったからだ。 一人寂しく食べると美味しく感じなくなるのを嫌ってか、チャチャゼロを自分の傍に持ってくると、本格的にパクパクと食べ始める。「フン、悪くない……」「オイ御主人、ソノ卵焼キ一切レ食ワセロ」「馬鹿を言え。この卵焼きは全部私の物だ。この大根のおひたしで我慢しとけ」「……セコイゾ、御主人」 ブツブツ文句を言い合いながらも、仲良く食事をとる主従。 エヴァンジェリンはアスナの作った料理に舌鼓を打ちながら、登校地獄が解けたら横島共々我が配下に加えてやってもいいかもな。何て事を考えていた。 本人達は間違いなく拒否するだろうが…… 一方、アスナはと言うと、猛ダッシュで自宅に帰ると、突然帰ってきたアスナに驚く木乃香とネギを尻目に、ごろにゃーんと横島の胸に飛び込んだ。「むふふふふ♪」 横島の胸に頬を擦りつけ、嬉しそうな声を漏らす。 そんなアスナに横島は慣れた手つきで頭を撫でる。 木乃香とネギは横島とアスナのじゃれ合う姿に、何か良い物でも見た気分。 いつもの登校時間近くなっても続けるアスナに、「先行くでー」「アスナさん、遅刻しないで下さいね?」と言って一足先に家を出た。「……学校遅刻するぞ?」「あともうちょい……」 変わらぬアスナの様子に呆れ返る横島だったが、そこで先日アルビレオから送られて来た大人の玩具の使い道を思いついてしまった。 横島は気持ち良さそうに自分に抱きついていたアスナのスカートの中に手を伸ばすと、スルスルとショーツを脱がしていく。 抵抗せず、いや、むしろ脱がせ易いよう腰をあげるアスナ。 スルスルと足の爪先からショーツを抜き取ると、こっそりポケットの中にしまい込む。 そして、「じゃーん」と横島がどこからともなく取り出した、股間の部分にポケットがついている黒いレースの下着と、ウズラの卵状の何かを天高く掲げた。 昨日の朝、アスナが玄関先で発見した小包の中に入っていた物だ。「なんなの、それ?」「これはな、アスナを更なるエッチな女の子へと進化させるスーパーアイテムだ!」 ネギま!のほほん記 第14巻 アスナSPイベント① いつもならあっという間に走り抜けられる自宅から学校までの距離がとても長い。 私はお腹を押さえながら、やっとの思いで教室まで辿り着くと、鞄を机に置いて脇目も振らずにトイレへと駆け込んだ。 便座に座り、スカートを捲り上げる。 ブーンと言うモーター音が、ショーツに備え付けられているポケットの中から聞こえてきた。 太腿に付けているホルダーから伸びるコード。その先がそのポケットの中へと続いている。 そして、その中に入っているウズラの卵状の物、ローターがブブブブブ……と細かく振動しているのだ。 ローターは布越しにクリトリスが当たる位置にあり、自宅から学校までの距離だけで、私は何度も高みへと昇りそうになってしまった。 もっとも、イキそうになる寸前でピタッと振動は止まってしまうのだけど。 ここまでで都合4度、そして今が5度目。 内股がプルプル震え、私は振動が与える刺激で頭が真っ白になってしまいそう……「こ、こわい……、こんな場所でイッちゃうなんてイヤよ……んぅっ!?」 それでも、誰かに見られる可能性がある場所よりはずっとマシだ。 私はそう思いながらローターが与える刺激に身を任せ、口をハンカチで押さえて声を抑え、いやいやする様に何度も首を振る。 目をギュっと瞑り、その『時』に備えて身体を硬直させた。「ンンンッ……んぅぅ……んはぁ……?」 だけど次第に振動は弱まり、そして最後にはピタリと止まってしまう。 まただ、またイク寸前で止められた。 忠夫が近くにいるの……? キョロキョロしながら、私は良く知っているあの人の気配を探り出そうと意識を伸ばす。 だが、ブブブブブブブッ!! 今までにない程に激しい振動が私を襲う。「ヒィアッ!!」 思わず大きく声を上げ、廊下まで響かせてしまった。「あのー、どうしました?」 心配そうな声。 わざわざ廊下からトイレまで駆けつけてくれた善意の人だ。 だが、まさかエッチな道具で嬲られているなどとは言える筈もなく。「す、すみません。ちょっと足を引っ掛けちゃって……」「そう……ですか。気をつけて下さいね?」 優しい声。丁度そのとき、激しく振動していたローターが止まり、私は一息ついた。 外に聞こえないように熱い溜息を吐き出し、頭をクリアにする。 そして、善意の誰かに感謝の言葉を返そうと口を開いた。 だがその瞬間、再びローターがブーンブーンと小刻みに振動しだす。 さっきまでに比べると圧倒的に弱い振動。 それでも、何度も絶頂の淵まで追いやられた今の私には、充分過ぎる程の刺激ではある。 とは言っても、いつまでも彼女に言葉を返さない訳にはいかない。「ありがとう……、ほんとうに……ッッ……大丈夫だから……んぅ……」「……ううん、気にしないで下さい」 私の様子がおかしいとは思っているのだろう。 それでも彼女は一声かけると、トタトタトタ……キィ、バタン、とトイレから出て行った。 ……周囲からは人の気配が消え、再びローターの振動がピタリと止まる。 これは自分を捜すな、そういう意味なのだろうと、私は受け取った。「はぁ……、まったく困った人なんだから……」 そうは思うものの、決して彼から離れようなんてチラリとも思えない。 恋愛は惚れた方が負け、何て言葉を良く聞くけど、ホントにまったくもってその通りなのよね。 そんな事を考えて気を紛らわせながら、私はグッショリと濡れたポケット付きのショーツを膝下まで脱ぐと、トロトロとなっているアソコをキレイに拭う。 アソコからグチュグチュとしたエッチな音が聞こえてくる。 私はビクビクッと身体を痙攣させながら、熱く荒い吐息を吐き出した。 ふいてもふいても湧き水の如くコンコンと湧き出てくるエッチな体液。 どうしよう、止まんないよ…… 湧き出る蜜が止まらない。 そして何より、それを拭っていく手の感触がとても気持ちよくて……、気づけば、ぐじゅうと指がアソコの中へと吸い込まれていった。「あっ、はぁ……ンッ……」 アソコの中に挿入された指の感触がとても心地好く感じられる。 これは、そう、5回も絶頂を妨害されて頭がおかしくなっているからだ。 ここで一回イっておけば、霞がかった頭もすっきりして、きっと熱の篭った身体も楽になるに違いない。 私はそんないい訳をしながら、クチュクチュとアソコを掻き混ぜる指の動きを尚更激しくしていった。 キンコーン、カンコーン、どこか遠くでHRの開始の鐘が鳴っている気がする。 今頃教室ではネギがHRを始めているのだろう。 鞄は有るのに何故か居ない私を心配しているだろうか? なのに、今の私は……「わ、わからない……、な、なんでこんなトコで……わたしぃっ……ああっ!? やだ、助けて、ただおっ……!」 ここに居ない彼に、彼のせいでこうなっているのに、なのに、彼を呼んで、助けを……「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 ビクンッ! 両手足がピンと突っ張り、パシャ、パシャとアソコから透明な液体が噴出た。 ぐたぁと全身が脱力しきってしまい、「はぁはぁ、はぁはぁ……」荒い息を吐き出すだけ。 動く気がしない。身体がダルイ。何より、圧倒的な虚しさに襲われ、私はしくしくと涙を零し始めた。 するとどこからともなく、「やべ、やりすぎたか……」と声が聞こえたと思うと、ふわりととても慣れしたしんだ暖かい何かに私は包まれる。「ただお……?」 声を出した瞬間、私の唇を優しく啄ばむ感触がした。 ちゅっちゅっ、と何度も唇を愛撫するその感触は、確かに忠夫のもの。 さっきまでの虚しさが少しづつ蕩ける感じに変わっていく。 それにしても、いつの間に透明になる技を覚えたのだろう? 私がそんな埒もない事を考えていると、両胸が手の形にムギュッと押し潰されているのが見えた。 胸がむにゅむにゅ押し潰され、見えない指と指の隙間から、私の胸の脂肪の塊が盛り上がる。「んっ、ああ……きもち、いいよぉ……」 私はここが学校のトイレなんだと言う事も忘れ、悦びの声をあげてしまった。「もっと気持ちよくしてやる、アスナ……」 突然に耳元で囁かれる。 忠夫の声を聞いただけで私の体はビクビクンッと跳ね上がった。 股間からは飛沫が飛び散る。ヒクヒクと蠢きながら、忠夫が私の胎内に入ってくるのを、今か今かと待ち受けているみたい。 そんな私の状況に気づいたのだろう。 彼は私の両足を抱えると、秘部に熱くて硬いモノを押し付ける。 良く知った感触、忠夫の…… クチュ、クチュ、見えないナニかが、私のワレメを擦る音。 そして、私に見せ付けるように少しづつ、膣口が忠夫の形で割れていく。 ズ、ズズズ、グチュゥ……「ア、アアア、ンウウゥ……」 透明な楔が私の膣内に打ち込まれ、私の胎内を晒していく。 今まで見た事も無かった私のナカは、ピンク色の肉がビクビクと蠢き、見えない彼をギュギュっと締め付けている。「いやぁ……、こんなの見せないでよ、ただお……」 肉ヒダがめくれあがり、私のいやらしい液体がピュッピュッと間断なく噴き出す。 忠夫は更に私の足を持ち上げると、遂にはお尻の穴まで丸見えになる体勢に。 ズンズンと私の膣内を行ったり来たりしながら、恐らくは指であろう形に、私のお尻の穴が広がっていく。「やぁーーーっ! やだやだやだぁーーーっ!」 一本、二本、三本と、私の腸内に見えない指が入り込む。 それがうにうにと蠢きあい、私のお尻の中が掻き混ぜられる。 同時に膣内をゴリゴリと削る様に出入りする見えないナニの動きに、私は体をよじらせ限界と苦しみを顔で表した。「あっ……あああっ……はぁああああっ!!」 身体を波立たせ、膣内がうねる。 膣内と、そして腸内の中を、奥の奥まで見せ付けられながら、私は頭の中が真っ白になる。 その時、私の子宮目掛けて精液の塊が放出されるのを見せられた。 ビュク、ビュク、ビュルルルルルッ!!「あひっ、ひぃんっ、あああああっ!」 ドロリとした熱い液体が私の胎内を犯していく。 次第に子宮に収まり切れなかった精液の塊が、私の愛液と混ざり合いながら、ブブブブッと音を立てて溢れ出ていった。 お尻を伝い、そしてトイレの中へポチャン、ポチャンと落ちていく。「はぁ……はぁ……ただ……お……」 彼の名を呼ぶ。 愛しい彼の名を。 その瞬間、私の腸内をグチャグチャに掻き混ぜていた3本の指がヌルッと抜け、苦しかったお腹の中がスゥーっと楽になる。 ホッと溜息を吐く私。 すると、見えない忠夫の姿が徐々に露になってきた。 いつもの背広姿に、ズボンのチャックが開いて、彼の肉棒がビンっとその存在感を主張する。 ニヤリと悪戯が成功した子供の笑みを浮かべつつ、今度はその肉棒を私のお尻の穴の中心部に宛がった。「やだ……、お尻はイヤだっていつも言ってるじゃない……っ!」 そんな私の訴えを聞かず、むしろ笑みを深くする忠夫。 ググ……、肉棒の先端が私のお尻に埋まってしまった。「あぐくく……」 苦悶の声を上げる。 だけど、次の瞬間、それは快楽に変わってしまった。「愛してるぞ、アスナ……、可愛い、俺の、アスナ……」 違う、違う違う違う! 忠夫はこんなセリフを言うキャラじゃない!! なのに、なんで私の身体は熱くなるのよ! 彼の肉棒を腸内で受け容れ易い様に脱力してしまう。 そして、グプンっと一気に奥まで挿入されてしまった。「あっ! ああああぁぁンっ!!」 腸壁が柔らかくゴムみたいに肉棒を締め付ける。 私は突き入れられた肉棒の脈動に身体を震わせながら、彼に全てを預けてしまった。 ズンズンと出入りする彼の肉棒。 余りの激しい突き上げに、遠のく私の意識と理性。 お尻とアソコの穴から、ポタポタと落ちる2人の体液。 一時間目の始まりのチャイムの音。 愛おしい人の息遣い。 私の喘ぐ声。 接合部から響くグチュン、グチュン、といった淫音。 ああ、わたし……、えっちな子になっちゃう……「お尻の奥が……熱くって……ンアァァァ……動いて、掻き回して……き、きもち……ふぁ! アッ、アッ、あぁぁぁぁ……ッ!!」 1時間目の終了のチャイムからしばらく、私は2-Aの教室の中に入った。「アスナさん!」 とても心配そうに私の名前を呼ぶ声が聞こえた。 私はその声に小首を傾げながら応える。「どうしたのよ、あやか?」「どうしたもこうしたもありませんわ! 今まで何処にいらしたのですかっ!」「ちょっとお腹の調子が悪くなっちゃってさ、ゴメン!」 私は手を垂直に顔の前で立てると、右目をパチンと閉じてウインク。 すると、ブブブブブ……、私の女の部分からモーター音が聞こえてくる。 でもそのモーター音は、どうやらあやかやその周囲に居る者達の耳には届かないみたい。 私はホッとしながらも、イタズラを止めない忠夫にちょっとだけムッとする。 それでも嫌いになれない。なる筈がない。 ホンの少しだけ顔を顰めながらも、彼の行為の全てをこの身で受け続ける。 好きで好きで好きで……どうしようも無いから。 だから私は本当に小さく、誰にも聞こえない声で囁く。「こぉら。もう、いい加減にしてよね、忠夫……」 愛情をたっぷり込めた言葉、これで止めてくれるといいのだけど…… 途端に周囲の少女達の顔が赤く染まっていく。 どうしたのだろう……? まさか聞こえちゃった? それとも、私がこんなにエッチな事をされているのに気づかれちゃった? そう思った私は、あやかの耳元に口を寄せると、沢山の快感のせいで潤んでしまった声で囁く。「どうしたの、あやか?」 バッ、と自分の身体を抱きしめて、微かにふるふると震えるあやか。 赤くなりかけだった顔色が、真紅に染まり驚きの表情となる。 あれ? あやかだけじゃない。他の子達もみんな……「い、いいえ、なんでもありませんわ」「そう……? だったら私、席に着くわね」「え? ええ、そうですわね……、そうしてください……」 様子の可笑しい皆の横を通り抜け、私は椅子に座る為に身体をくの字に曲げる。 ブーンブーンと私の中を蠢くそれが、とても感じやすい場所を突いてしまい、思わず、「んぁっ」と声を上げてしまった。 イキそうなのを我慢しながら椅子に座り、背もたれに背中を預ける。 そして私はコチラを心配そうに、でも何故だか頬を赤く染め上げる少女達の視線から何とか逃れようと考える。 あやか、夏美、千鶴、のどか、アキラ、ゆえ、このか。 その他の人達も、みんな私の方を見ている。 どうしよう、でも、何故だか胸がドキドキして止まらない。 アソコがじゅん、と切なくなって、私は…… 帰ったら、先ずは忠夫をぶん殴る。 そして、いーっぱい、可愛がって貰うのだ。 頭が真っ白になって、何も考えられなくなる位に、一杯。 そう思うだけで、どんどん胸が高鳴り、幸せな気持ちで一杯になるんだから。 だから、きっと、これは気の迷いよ。 あやか達にエッチな私を見られたい、そんな事を考えてしまったのは…… 神楽坂 明日菜 スキル表 霊能 A 霊的戦闘 A 体術 S 拳戦闘 S 神通棍 C→B 銃撃 A 咸卦法 A 料理 S 掃除 A→S 洗濯 A→S 奉仕 S 床技能 B→A 完全魔法無効化能力 EX 好感度表 友20 親20 恋19 愛17 色20 計96 job 使徒 見習いゴーストスイーパー 魔法生徒(偽) 魔法使いの従者(偽) 中学生 新妻 主婦 家政婦