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No.11478の一覧
[0] 【習作】ゼロ魔でエロやってみた(ゼロ魔・オリ主・アブノーマル)[どこかの世界の触手](2009/09/15 18:28)
[1] 第一章【トリステインの魔王】第一節【魔王の降臨】[どこかの世界の触手](2009/09/12 06:09)
[2] 第一章【トリステインの魔王】第二節【双月の下で】[どこかの世界の触手](2009/09/12 06:09)
[3] 第一章【トリステインの魔王】第三節【契約の言葉】[どこかの世界の触手](2009/09/12 06:09)
[4] 第一章【トリステインの魔王】第四節【初夜の始まり】[どこかの世界の触手](2009/09/12 06:09)
[5] 第一章【トリステインの魔王】第五節【夜伽の躾】[どこかの世界の触手](2009/09/12 06:10)
[6] 第一章【トリステインの魔王】第六節【朝の風景】[どこかの世界の触手](2009/09/12 06:10)
[7] 第一章【トリステインの魔王】第七節【闇紅の魔装】[どこかの世界の触手](2009/09/12 06:10)
[8] 第一章【トリステインの魔王】第八節【使い魔の主】[どこかの世界の触手](2009/09/12 06:10)
[9] 第一章【トリステインの魔王】第九節【川辺の畔で】[どこかの世界の触手](2009/09/12 06:10)
[10] 第一章【トリステインの魔王】第十節【教師達の密談】[どこかの世界の触手](2009/09/15 15:42)
[11] 第一章【トリステインの魔王】第五節外典【夜伽の躾:BADEND】[どこかの世界の触手](2009/09/12 06:10)
[12] 【特別編】用語集を作ってみた【イラネ】[どこかの世界の触手](2009/09/12 15:14)
[13] 【特別編】魔王様のプロフィール【これもイラネ】[どこかの世界の触手](2009/09/12 19:02)
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[11478] 第一章【トリステインの魔王】第六節【朝の風景】
Name: どこかの世界の触手◆aef83d04 ID:d593476e 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/09/12 06:10




 朝を告げる小鳥の声とともに日の光が窓の外からルイズの部屋へと降り注いでいた。もうすでにかなり日は高く、学院に奉公するメイド達はもちろんの事、学生達もかなりの数起きだしている時間である。
 ルリはそんな中優雅に紅茶を楽しんでいた。
 ルイズは昨夜の夜更かしが崇り、まだ目覚める気配は無い。だが、さすがにそろそろ起こさねば朝食の時間に間に合わなくなってしまうだろう。とりあえずルイズの契約魔族『ゲイズ』として主を起こすべきだろうかとルリは思案していた。
 もうそろそろカップの中の紅茶が無くなってしまう。放っておこうかとも思ったが、さすがに今日に限っては昨夜の騒動で夜更かしさせすぎた自分にも責任があるであろうと思い直し、ルイズに声をかけた。
「朝じゃぞ、ルイズ」
「・・・・・・・・・・・・ふ、ふぇ?」
 ルリの呼びかけによって閉じられていたルイズの瞳がゆっくりと開く。
 無論、ルイズが自力で起きたわけではなく、ルリの覚醒の魔術によって強制的に目覚めた結果なのではあるが・・・・・・
「おはよう、ルイズ。朝の紅茶でもどうじゃ?なかなかに良いものじゃぞ?」
「ん、もらう・・・・・・」
 ルイズはルリの貌をボケッと眺めた後そう呟いた。
 おそらくまだ寝惚けているのであろう、目をごしごし擦りながらベッドから這い出し、ティーテーブルに腰掛ける。
「ん・・・・・・・・・・・・あ、あひっ!!」
 おそらくまだ熱い紅茶を寝惚けたままで飲んで口の中に火傷でも作ってしまったのであろう、ルイズはティーカップを持ったまま飛び上がった。あれだけ驚いて紅茶を溢さないのはある意味芸術的な技術じゃな、とルリは感心する。
 熱い紅茶に火傷させられた事で頭がやっと正常起動をし始めたのであろう、ルイズはの頭が昨日の痴態を思い出してぼふん、と音を立てて爆発した。
「お、目が覚めたかや?」
「あ、あ、あ・・・・・・・・・・・・」
 ルイズが口を開けて何か言おうとしたまま固まったってしまった。
 ん?とルイズの言葉を聞こうとルリが耳を寄せた所で衝撃が奔った。
「あほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」
 部屋に張られた静寂結界を揺るがすほどの大音量。もはや音波兵器の域に達したそれは油断していた魔王の敏感な聴覚にはちょっと強すぎた。
「何しちゃってくれてるのよこのバカ猫!あんたなんて盛りの付いた猫よ猫っ!!」
「あうあうあうあうあう・・・・・・」
 耳鳴りによってくわんくわんとゆれるルリの頭をルイズが揺さぶりさらに状況を悪化させる。
 過去のルリを知るものが見たとすればいったい何が起こったのか理解できないほどのカオスがそこに広がっていた。
「って・・・・・・うるさいわぁぁぁっ!人が優しくしておればつけあがりおって!!」
 そして今度は魔王様がキレた。正直な所、昨日の夜大暴れするルイズをなんとかなだめて寝かしつけ、さらにその後ぐしゃぐしゃに物が散乱した部屋を片付けるという苦行を行ったルリは機嫌が悪かった。
 暴れるルイズの足をがっしと掴むと圧倒的な力でもって強制的にベッドから引き摺り下ろす。
「ななな、何すんのよこのエロ猫っ!」
 もちろん正気に戻ったばかりのルイズは大暴れするが、ルリの頭をいくらゴンゴン叩こうが魔王である彼女は何の痛痒も感じない。
 ルリはルイズの動きを器用に抑え込み封じていく。
「それだけ暴れられるのであれば・・・・・・手加減は無用よの?」
「え、え~と・・・・・・」
 ルイズの頬を冷や汗が伝う。
「覚悟はできたかの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ご、ごめんなさい?」
「遅いわ(笑)」
「い、いたたたた、や、やめ、ぎゃぁぁぁぁっ!!」
 そして教科書の御手本の様な見事なコブラツイスト。それが魔王の力でかけられたのだから堪らない。みしみしみし、とルイズの身体が音を立てて軋むと同時にルイズの口から声にならぬ絶叫が迸る。
「○▽☆×□△っ!!」
 痛い、ただひたすらに痛い。
 身体に負担をかけぬ様絶妙な力加減はされているが、それは結果として気絶もできぬ状態で長時間ルイズを苦しませる結果へと変わっている。逃れようと暴れるとさらに痛みが増し、ルイズが逆に悶絶する羽目となってしまっていた。
 ルイズにとってそれからの十分間は地獄であった。
 痛みに慣れてきたと思ったら絶妙に力加減を変えられ激痛が蘇り、その激痛に思わず身体を動かしてしまうとさらに痛みが増すという無限螺旋、もはや呼吸の為の肺の動きすらルイズにとっては地獄の拷問でしかない。あまりの痛みに視界が歪み、体勢の変わらぬよう浅く繰り返す呼吸がルイズの身体から酸素を奪う。
 きっかり十分後、やっと気が済んだのかルリが技を解くとルイズはたまらず床に倒れこんだ。
「これ以上わらわの手を煩わせるで無い。他の者達はもう食事にむこうたぞ?
 外で待っておるから、下らぬことを言っておらんでさっさと着替えぬか」
 床に頬をつけたまま荒い息をつくルイズにそう言い捨てると、ルリはベッドの上に着替えを放り投げ、そのまま部屋を出て行く。
「うぅ、お、覚えてなさいよっ・・・・・・」
 悔し紛れに言った一言だが、ルイズ自身それが実現するとは到底思えなかった。
 これだけの力量差を見せ付けられてはそれも当然であろう。
「にしても、あいつも私と同じでほとんど寝てないはずなのに何でそんなに元気なのよ・・・・・・」
 深夜三時近くまで大暴れしていたルイズは見事に寝不足である。まだ年若いので隈ができていないのがせめてもの救いだろう。
 寝不足特有の気だるさと、先ほどの痛みでぎしぎし軋む身体に鞭打ち、彼女は着替えるためにベッドへと近づいた。
「って、この服何よっ!?あのバカ猫ぉぉぉぉぉっ!」
 ルイズ、本日二度目の絶叫。ルリが再び静寂結界を張っていなかったならば寮生から騒音公害として抗議の声があがるであろう。
「こんなもの着れる訳無いじゃないのバカ、バカ、バカ猫っ!」
 ルリが用意した衣装をゴミ箱に叩き込むと、ルイズは衣装箪笥へと駆け寄る。
 だが残念な事にルイズの衣装箪笥の中は完全に空であった。
「な、ない、ない、ないないないないないっ!な、何で全部中身が無い訳ぇぇっ!?あっの、バカ猫っ!!私の服を何処へやったぁぁっ!!?」
 ルイズに乱暴に押し開けられた扉が、ばん、とものすごい音を立てる。
 ルリを追って飛び出したルイズは、だが怒りの言葉を叫ぶ前に驚きの表情で固まるキュルケとルリを見つけて首を傾げた。おそらくルイズの着替えを待つ間、立ち話でもしていたのだろう。だが、何故キュルケもルリも口をぽかんと開けたまま固まっているのか?
 しかし、ルイズを見つめる二人の驚きの表情の理由を疑問に思ったのは一瞬だった。
 窓から吹き込んだ風がルイズの『素肌』を撫でたのである。
「・・・・・・・・・・・・ッ、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
 悲鳴を上げて部屋に駆け戻るルイズの速さは正に神速、オートバイのドリフト走行も真っ青の速さであった。
 だが、不幸は重なるものである。慌てて閉めたドアがそのあまりの乱暴さにばきん、と音を立てて壊れたのである。蝶番が吹き飛んだドアが部屋と通路とを隔てる役割を放棄し、ばたんと情けない音を出して通路に転がった。
「おぬし、素っ裸で通路に飛び出して来ぉってからに・・・・・・何を考えておるのじゃ?」
 己の裸身を抱きしめてぺたんと座り込んだルイズに正気に戻ったルリの呆れ声がかけられる。
 いったい誰のせいでこんなことになったと思ってるんだろうか?ルリの言葉にルイズはカチンときた。
「こ、これはあんたが私の服をどっかにやっちゃったからでしょ!さっさと私の服返しなさいよっ!!」
 だがルリはルイズの責める声にまたもや呆れたような顔になった。
「・・・・・・・・・・・・おぬし、昨夜自分が何をしたのか覚えてはおらんのか?服など大暴れしたときに箪笥ごとおぬしが爆砕したではないか。
 箪笥自体は何とか修復したが、中の服となると何が入っていたかわからぬわらわにはどうしようもない。
 むしろわらわは裸では可愛そうだと思って服を用意してやったのじゃぞ?感謝される覚えはあっても責められる謂れなど小指の爪の先ほども無いわ」
 ルリの言葉にルイズは一瞬固まる。
 そういえばルリの『アレ』を見て動転した後、ルリの方に箪笥を蹴飛ばしてルイズ得意の爆発魔法で箪笥ごとルリを吹き飛ばしたような気がする。だがしかし、それが真実だとすればルイズの服はベッドの端にかけてあるメイジの証であるマント以外は全てゴミクズと化したということであった。
「まぁ、あまりに哀れすぎて言う言葉が思いつかぬ故わらわから責めるようなことはせぬが、次はちゃんと着替えて出てくるのじゃぞ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・そ、そんなぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 つまり、ルイズは今からしばらくの間、この学園生活をルリとお揃いのあの見るも恥ずかしい倒錯的なゴシックロリータで過ごさねばならないということだった。





既存キャラクターステータスが更新されました
【ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール】
【体力:0850/1700】
【気力:0500/1200】
【従順Lv04】【肉慾Lv09】【屈服Lv06】【抵抗Lv72】
【快楽Lv08】【恥辱Lv03】【奉仕Lv00】【被虐Lv00】
【秘芯Lv07】【肉壺Lv00】【乳房Lv00】【肛門Lv04】
【保有スキル】14  追加[弱味]
[処女][プライド高い][生意気][保守的][貞操観念][習得早い][快感の否定][嫉妬深い][小柄][クリトリス敏感]
[アナル敏感][バスト敏感][貧乳][弱味]





-あとがき-
完璧すぎる魔王様よりちょっと抜けてる魔王様のほうが可愛いとおもうんだ、俺。
ルイズ羞恥プレイの回。
相変わらず突飛な思いつきだけで話を進めている気がするが俺は気にしないw


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