浮気調査。



（設定）
中学生くらいの時。



「要お兄ちゃんが浮気している。（かもしれない）」



なのはがこの爆弾発言をしたのは中学生になったある日の事であった。

「え、そんなはずないよ！　要兄さんにそんな甲斐性があるわけ「フェイトちゃん、それ言いすぎやって。」・・・要兄さんが他所の子に目移りするわけが・・・あれ？」

「目移りはするわなぁ・・・要兄ちゃんやし。というか、ある日捨て子を拾おてきて『今日から俺の子だ。』とか言うても、おかしゅーないなー。」

「うん、恋人じゃなく、保護対象なら十分ありえるよね。」

「それで、なのはちゃん。なんで、浮気してると思うたん？」

「要お兄ちゃんが携帯見てた時ね。凄く嬉しそうな顔してたんだよ。」

「なるほどなー。浮気発覚は携帯からとTVドラマでも言うてたしなぁ。でも、携帯くらい見るやろ。他には？」

「お風呂一緒に入ろーって言ったら拒否「それはいつものこっちゃ。入って良いか聞いたら、駄目いうの当たり前やん。」・・・それはそうだけどー。」

「もしかして・・・13歳以上は興味が無いのかも・・・それで浮気を・・・。」

「前もそんな話したなー。でも、溺愛してくれとるんは違いないやろ？　ほんま浮気なんかしとんのかいな。」

「だねー。なのは達愛されてるよね～♪」

「・・・浮気言い出したんは、なのはちゃんやろ？　調べるんやなかったんか？」

「じゃあ、まず要兄さんの携帯を確保しなくちゃいけないね。」

「せやね。」「うん、でもどうやって確保するの？」

「やっぱり風呂に入ってる時が見やすいんとちゃう？」

「じゃあ、要兄さんが鍛錬後にシャワー浴びてる時が良いね。」

「ほんなら明日の朝、ここに集合や。」





―　次の日　―

「～～♪」「朝から要お兄ちゃんの家で料理作りしてるのって、奥さんみたいだねー。」

「そやねー。こない美人さんな奥さん3人なんて羨ましい限りやなぁ。」

「ねえ、なのは。恭也さんにはなんて言って出てきたの？　こんなに早くだし、なにか言われなかった？」

「要お兄ちゃんの朝御飯作ってくるねー。って言って出てきたよ？」

「・・・要兄ちゃん、また恭也さんに追いかけられるんやね。」

その時、要が鍛錬から戻ってきた。

「お？　お前らなんでこんなに早く・・・家で料理作ってんだ？」

「要お兄ちゃんと、朝御飯食べる為に決まってるじゃない。」「要兄さんと一緒に、朝食を食べたかったから・・・。」

「（・・・2人とも・・・目的忘れてへんよね？）」

「まあ、嬉しいから良いけどな。・・・なのは？　なんて言って家出てきた？」

「フェイトちゃんと同じ事聞くんだね。要お兄ちゃんの朝御飯作ってくるねー。って「この天然娘（ﾎﾞｿ」・・・？」

「要兄ちゃん、もう料理できよるよ？　さっさとシャワー浴びてきいや。」

「ああ・・・そうする。」（バックミュージックはドナドナな感じで浴室へ）


「向こうたね。」「行ったね。」「行ったよ。」

そ～～　　カチャッ

「・・・要お兄ちゃんの気を引いておいた方が良いよね？」

「え？　あ、そやね。」

「要お兄ちゃん、なのはも入るねー。」

「あ、なのは、ずるい。要兄さん、私も入ります。」

「・・・ちょっ、2人共なに言っとんの。私も入るよ。」

「お、おい、お前ら！もう中学生だって自覚をだな！「あー、あー、聞こえない。聞こえないのー。」・・・って、朝から湯船に湯を溜めんな！」





「要お兄ちゃん、髪洗うの凄く上手くなったよねぇ♪」

「次、私♪」

「そん次、私なー。・・・なんか忘れてるんとちゃう？　まあ、ええか。」

「3人組むのはずるいと思うんだ。最近負けっぱなしだなぁ・・・orz　」





―　次の日　―

「～～♪」「朝から要お兄ちゃんの家で料理作りしてるのって、奥さんみたいだねー。」

「・・・今日は風呂に飛び込んだらあかんよ。」

「それを、はやてちゃんが言う資格は無いと思うの。」「はやてもすっかり忘れてたよね。」

「なあ、今気づいたんやけどな？」

「なあに？はやてちゃん。」「なに？」

「あそこに置いてあるの、要兄ちゃんの携帯な気がするんやけど。」

「そう言えば、要お兄ちゃんは鍛錬に携帯持っていかないよ。」

「・・・なのは、思い出すの遅いよ。」





「これあやしいんじゃない？『宝物』って書いてあるよ？」

「・・・えっちな画像じゃないやろな？」

「少女のえっちな画像を集めるわけないから・・・大人の人の画像？　大人の人に興味が出てきたなら喜ぶべきなのかな？」

「どれどれ・・・（真っ赤）」

「はやてちゃん、何だったの？・・・（真っ赤）」

「2人共どうしたの？・・・（真っ赤）」

「私の小学生の時の寝顔だよ♪」「私の小学生の時の寝顔やなぁ♪」「私の小学生の時の時の寝顔♪　まだ持っててくれたんだ。」

その時、要が鍛錬から戻ってきた。

「お？　お前らまたこんなに早く・・・って・・・はやて、なんだ？　そのにやにや笑いは？」

「要兄ちゃん♪　この画像見て嬉しそうにしてるってほんま？」

「ちょっ、なんで・・・なのはか？」

「にゃ！なんでわかるの！」

「分かるわ！あー、それはだな・・・その頃のお前達を思い出して・・・健やかに育ってくれたから嬉しいなと・・・。」

「要兄さん、照れてる♪　可愛い～♪」「要お兄ちゃん、お父さんみたいな事言ってるよ♪」「要兄ちゃん、あいかわらず可愛ええわ♪」

「あー、もう良いだろ。飯食うぞ。」

「要兄さん、シャワーは？」

「あ、ちょっと浴びてくる。今日は来んなよ。」

「うん、すぐ行くね。」「すぐ行くから、待っといてや。」「要兄さんとお風呂♪」

「お前ら、人の話聞けよ・・・。」


そんな小学生の頃とあまり変わらない気がする中学生達の話でした。



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浮気云々は、素朴な疑問6で「つきあってー」の後、要が他の女の子を構ってる時にはやてが言い出して定着。
お風呂に入るのは、すでに当たり前な状態。相変わらず親子仲良いね。（違う）
要の恋愛感情は未だ育ってないもよう。相変わらずお父さん的な感じで溺愛してます。
3人娘はどうだろ？　まだまだお父さんな感じかもしれんね。テレがあんまり無いし。

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