『東方聖杯綺譚』characters
※登場順に記載
☆マスター
・遠坂凛
冬木市の聖杯御三家のひとつ、遠坂家の現当主。猫かぶりで、うっかりで、 あかいあくまなのは皆さんご承知のとおり。ゲーム本編との差異が現時点では、もっとも少ないキャラひとり。キレてない時は頼れる知謀派で、アリスとの問答についていける。本編同様、"アーチャー"のマスターだが……。
・衛宮士郎
10年前の大火の犠牲者にして、はぐれ魔術師純情派(自称)・衛宮切嗣の養子。
ゲーム本編に比べると、視野狭窄な部分がやや薄れ、多少精神的な余裕はあるようだが、正義の味方に執着している点は相変わらず。また、魔術の腕前自体は、本編よりやや上(3分の1人前が、4分の3人前になった程度)。
本編同様、ピンチに際して"セイバー"を召喚するが……。
・間桐桜
間桐慎二の義妹にして遠坂凛の実妹。間桐家に引き取られたのち、改造&性的暴行を受けていた点は、本編と同様。ただし、アリスのおかげで現在はほぼ健康体に復している。また、兄を通じて中学のころから衛宮家の人々と面識があった。
本編桜ルートと異なり、"黒い"部分を見せていないが、そうすると極
端に目立たなくなる悲しいキャラ。イレギュラーであるアリスを召喚。
・言峰綺礼
根暗マッチョ神父。先代のマスターで、今回も奪ったランサーを使役しているのはゲーム本編と同様。ただし、士郎たちにそのことを知られているので、それがどう転ぶのか……。
・イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
アインツベルンのマスターにして、切嗣の娘。半ホムンクルスであり、膨大な魔力回路と引き換えに、聖杯の器としての運命も背負っている。彼女もまた本編同様"バーサーカー"を召喚するが……。
☆サーヴァント
・十六夜咲夜(アーチャー)
幻想卿の住人。"完全で瀟洒な従者"の異名を持つ、紅魔館のメイド長。
紅魔館の主人である吸血鬼、レミリアに心服している。その優れた体術と投げナイフの技、さらに"時間を操る程度の能力"を持つ。
サーヴァントとしての宝具は、スペルカードに象徴される"技"そのもの。
衛宮さんチームとしては比較的常識人だが、時々壊れる。
・ランサー
ゲーム本編と同様、真名はクーフーリン。気のいい兄貴だが、非常識な幻想卿メンバーに調子を狂わされ、激闘の末リタイア。
・魂魄妖夢(セイバー)
幻想卿の住人。"剣術を扱う程度の能力"を持つ、半人半幽霊の半妖。冥界に位置する屋敷"白玉楼"の剣術指南兼庭師を務めているが、一般的には後者、あるいは単に白玉楼の主人、幽々子の従者と認識されている。真面目で堅物ゆえに、幽々子やその友人、紫の恰好の玩具になる幸薄い少女。
宝具は、二振りの妖刀、楼観剣と白楼剣。
・アリス・マーガトロイド(ドールマスター)
幻想卿の住人。"主に魔法を扱う程度の能力"を持つ生っ粋の魔女(種族として人とは違う、魔界の住人)。"ライダー"に代わって桜のサーヴァントとして召喚された。"七色の人形遣い"の異称を持つ、幻想卿でも有数の魔術師。
また、蔵書や知識の量も、三魔女の残りふたりとタメを張る。衛宮さんチームでは軍師的役割を自認。宝具は、彼女の従える人形たち(リトルレギオン)。
・伊吹萃香(バーサーカー)
幻想卿の住人。"密と疎を操る程度の能力"を持ち、霧になったり、分裂したり、巨大化したりできる、トンデモねー人、いや鬼。実際、正面から力押しで撃破するのは、まず無理っぽい。酒好き宴会好きで、無限に酒の湧く瓢箪を宝具として持っている(戦闘時にも使用する)。
・アサシン
詳細不明。ゲーム本編同様、柳洞寺の門を守っているらしい。
・キャスター
詳細不明。ゲーム本編同様、柳洞寺に陣を構えているらしい。
・八雲紫(前アサシン)
幻想卿の住人。幻想卿最古参クラスの人妖で、"境界を操る程度の能力"を持つ。
これは一歩間違えれば世界を壊すくらい強力な力でもある。前回、切嗣のサーヴァントとして呼ばれ、色々あって彼の愛人(?)として、聖杯戦争後もしばらく冬木に留まる。基本的には騒動好きで捕えどころのない性格だが、母性的な面も持ち合わせているらしく、被保護者に愛情を示すことも。
今回の聖杯戦争では、見届け人(見物人?)として衛宮邸に逗留。
☆その他
・藤村大河
ご存知、"藤ねえ"にして、冬木のタイガ。ただし、はっちゃけ姉さん的役割を紫に取られてしまったため、ゲーム本編に比べてもいささか影が薄い。
・間桐慎二
間桐の長男であり、桜の義兄。中学時代から士郎たちとつきあっており、切嗣に魔術を習って魔術のまねごとくらいなら可能。そのためか、ゲーム本編に比べれば、その尊大さ、救いようの無さは薄れている。現在、アリスの弟子として、一人前の魔術師を目指し、修行中。
・柳洞一成
生徒会長にして士郎の親友。本編には未登場(名前のみ?)