今更ながらですが††恋姫無双演義††には、裏の世界設定というか作品世界の解釈とかについて、
某ラノベとのクロス設定が在りました。
今回、思うところが有りまして、これまで思わせ振りをしてきました「この」クロス設定を明らかにしたいと思います。
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普通科高校2年のカリキュラムに置いては、いくつかの科目が選択となる。
高校によっては、この選択科目別にクラス編成をする場合もあるが、
わが県立北高の場合、ホームルームクラスは1年の時とクラス替えをせず、
選択科目の授業の場合だけ、教室を移動しての合同授業とする方針の様である。
そんな訳で『世界史』の授業の時間、2年5組の教室に、1年先輩を除いた『SOS団』が集結する事になったのだが………。
……。
…何なんだ?この違和感は?
今は昼休みだ。
そして、あの団長様を除いた団員4名が、密かに集合中である。
「俺は、古泉や長門ほど、世界史の成績が良くは無いが…」
「それでも貴方は、何か違和感を感じられたと」
「ああ、何か別の歴史を知っているような、そんな感じがするんだ。常識的には有り得えないだろうが」
「貴方の違和感は改変以前の世界の記憶によるもの」ずばり断言された。
「ただし、改変は地球時間にして約1800年前の時間平面に限定された」
「この時間平面における改変の影響は、貴方の様に『以前』の記憶を持っている場合の違和感。そして」
「この時間平面に存在する有機生命体のうち、存在しない者が存在する場合は村1つ分程度。また」
「存在する者が存在しない場合は1人」
1人?そりゃまた、ずいぶん限定的だな。
「正確には、改変の行われた時間平面に存在が移動している。問題の教科書には『天の御遣い』と記録されている」
「その程度の影響であるため、思念体は介入のメリットよりもデメリットが大きいと判断した」
まあ、宇宙の情報生命の考えは、惑星上の有機生命体なんかには及ばないさ。
「じ、実は~」
はい、はい。マイエンジェル。
貴女の責任ではありませんよ。
「実は、未来からの命令も同じなんですう」
ホワット?!
「以前に言ったかも知れませんが、この時間平面から4年前に時空断層があって…」
アイツの仕業でしたね、それも。
「その断層から、こちら側の時間平面は改変されていない。さっき長門さんが言ったぐらいの影響しか残って無いからって」
宇宙人と未来人が不介入か。超能力者は元からイエスマンだし、普通人には万策尽きたね。
だからって、どういうつもりなんだ。
「改変の動機は、以前に歴史資料館を見学に行った時にある」
……こんな時代は、さっさと終わるべきだったのよ……
たったそれだけで?!良い加減にしてくれよ。歴史の授業を受ける意欲が余計に急降下しそうだ。
「彼女は本来は常識人です。『こんなこと』は実際には起こらないと内心では考えている筈です」
「今回は不幸な偶然」
「思念体とは別の存在。こうした歴史への改変に対する介入では『急進派』というべき存在が偶々(たまたま)介入した」
「しかし彼女の力に接触したため、かえって反作用を受けてしまった。彼らとしても、おそらく不本意」
「おそらく、彼女が再び、今回の様な改変を行う可能性は低い」
やれやれだ。
………。
……。
…未来。未来人も会議は行う。
「今回の歴史改変に対する対処を確認する」
「『凉宮ハルヒ』に対する直接介入は行わない。滞在する工作員に対する説明も以上の通りとする」
「肝腎の改変された時間平面に対してだが」
「敵対する可能性もある、情報生命体のインターフェイスが存在している。対抗できるだけのベテランを送るべきだろうな」
「思念体あたりのインターフェイスとでも誤解してくれる様な実力者をだな」
「やはり『彼女』だろう。この件に関しては専門家だ。それに『凉宮』に直接接触していた頃に比べたら、ずいぶん成長した」
「確かに、思念体のインターフェイスに直接シゴかれて成長したのは『彼女』くらいだ。適任だろう」
そして、送り込まれる工作員に命令が下された。
「了解しました」
「それから、改変されていても『三国志』の時間平面だ。仮名としても、それらしく名乗った方が良いだろう」
「了解しました。それでは『貂蝉』はいかがでしょう」
「面白そうだな」
………。
……。
…現代。またまた世界史の授業後、2年5組の教室から、お客さんが移動中である。
「(…やれやれ…)」
「何をたそがれているのよ。ジジイくさい」
「………。………。…いや、この前の授業でやった、この時代の事をちょっと考えてな」
「?」
「『天の御遣い』とか何とか、それこそ不思議いっぱいかも知れんが、もしかしからトンデモない目茶苦茶な時代だったかもな」
それで、もしも、もしもだ。
実は、この『天の御遣い』とやらは、誰か神様まがいのトンデモ存在に元の世界から飛ばされた奴で、
そんなトンデモパワーのせいで、この時代が目茶苦茶になっているとしたら……。
「だからって、もっと悲惨な時代に成っていたかも分からないじゃない」
ああ、そうだな。
ただ、巻き込まれたコイツには、1語「すまん」とでも言ってやりたいな。
「何よ?アンタが歴史を変えた訳でも無いのに」
そうだな。
実のところ、こんな会話から、冒険に出かけるキッカケになるとも考えやしなかった。
言動や行動は暴走していても、芯は常識人。自分が世界を改変しているなんて本心じゃ信じていない筈の女だったのだから。
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※ 今更ながらですが、††恋姫無双演義††講釈の21、および講釈の54には、
投稿名『たつ』様の『恋姫†遊記 ~ドキッ☆美少女だらけの西遊記!?~』(「その他SS投稿掲示板」)
からのインスパイアが在ります。
今更ながら、たつ様には、心より感謝させて頂きますと共に、
『恋姫†遊記』への支援のエールを送らせて頂きます。