「桃香!ひっさしぶりだなー!」
「白蓮ちゃん、きゃー!久しぶりだねー♪」
白蓮ちゃんに呼ばれて玉座の間に来てみれば、見たこと無い女の子が3人と男が1人。
女のこのうち一人は白蓮ちゃんと知り合いみたいで、仲良く話しをしている。
その仲良く話をしている女の子、白蓮ちゃんは桃香と呼んでいたが、
これは凄い。
なんというおっぱい。
サイズ的には毛利三姉妹のきくちゃん位あるか?
いや、もしかしたらゼスでいただいたあのおっぱいがひたすら大きい子並にあるかもしれん!
ああ、なんか動く度に揺れてる……。
お尻の方もぷりっぷりだし、辛抱たまらん。
必ずいただくことにしよう。
二人目は黒髪で長いポニーテールの子。
おっぱいは桃香ちゃんほどではないにせよ、それなりに大きいし形もよさそうだ。
だがそれ以上に惹かれるのは、そのプロポーション。
体全体がすらっと引き締まっていて、桃香ちゃんとは違う意味で物凄く魅力的だ。
まぁ、目つきが若干厳しいところがある気がするが、問題なかろう。
あれだな、オレ様の直感によるとウルザちゃんにタイプが似てる気がする。
今すぐにでもやりたいが、桃香ちゃんよりは若干ガードが固めな気がするな。
時間をかけて、じっくりオレ様に惚れさせてやろう、がはははは!!
もう一人、ちびっ子がいるが、オレ様はがきんちょには興味無いのでパスだパス。
それよりも、問題なのは男の方だ。
見るからに冴えない男だし、英雄たるオレ様と比べると見劣りすることは間違いないのだが、
何故かオレ様の勘が『やつは危険だっ!!!』と告げている。
桃香ちゃん達と一緒に来たことを考慮すると、下手したら奴に桃香ちゃん達を取られてしまうかもしれん。
そんなことは許せん!!
奴のへたれっぷりを見せて幻滅させるか、場合によっては事故に見せかけて殺そう、そうしよううん。
とりあえずこんなところか。
こんなところにわざわざ来るくらいだ、どうせ少なく見積もっても数日位は逗留するだろう。
それを無理矢理延ばさせて、ゆっくりとオレ様が落としてくれるわ!!
「ねぇねぇ、白蓮ちゃん」
「ん、なんだ桃香?」
「あの人、誰?さっきからすっごく見られてる気がするんだけど……」
「あの人って……ああ、ランスのことか」
「らんす?珍しい名前だね。服装も珍しいし、もしかして異国の人?」
「異国というか、そちらの北郷殿と同じく、異世界からだよ」
「えっ!?本当にっ!!??」
「本当に。そういう意味では、ランスも天の御使いかもしれないな」
「でもでも、ご主人様も天の御使いなんだからね!?」
「分かってるって、桃香。どっちが偽者とか言うつもりはないから。むしろ、性格的にはこっちが偽者としか思えないし」
「ん、どうゆうこと?」
「あはは、なんでもないさ。とりあえず紹介するよ、おーいランスー」
「ん、呼んだか?」
「あの、えーと、私、姓は劉、名は備、字は玄徳です。よろしくお願いします」
「おう、オレ様は英雄のランス様だ」
「ランス、桃香達はしばらくうちで預かることになったんだ。……くれぐれも無茶はしないでくれよ?」
「おう、オレ様も無理矢理は好みじゃないからな」
「……私のときは無理矢理だったくせに」
「なにをいう、あれは双方合意の上ではないか。がはははは」
「えっと……、なんのお話をしてるのかな?」
「セックスの話だ。こっち風に言うと同衾とか閨を共にするとか」
「っ……」
「玄徳ちゃんもオレ様に抱かれたくなったらいつでも来るといいぞ。オレ様の愛は無限大だからな、がはははは!
そういえば、そっちのかわいこちゃん、名前は?」
黒髪ぽにーのかわいこちゃんに会話を振ってみる。
なんか顔を赤くしてるみたいだ。
この反応、処女だな(ニヤリ
「わっ、私は、姓は関、名は羽、字は雲長だっ!」
「ふむ、雲長ちゃんもオレ様に抱かれたくなったらいつでもくるんだぞ?」
「ぶっ、無礼なっ!私が貴様なんぞに……」
とか雲長ちゃんがぶつぶつ言っていると、その傍らにいたちびっ子が話しかけてきた。
「ねぇ、鈴々には?鈴々は誘わないのか?」
「おこちゃまには興味が無いわ。これは大人の会話なのだー」
「うー、鈴々は子供じゃないのだ!」
「ふむ……その身体でおこちゃまじゃないというのは無理だな。オレ様に相手して欲しかったらもっと成長するのだな、がはははは!」
その後、がきんちょが色々言ってきたがオレ様は特に気に留めなかった。
そして、男(北郷一刀というらしい)の紹介があった。
玄徳ちゃんや、雲長ちゃんにご主人様と呼ばせてるのを聞いて、オレ様の勘が正しいことが分かった。
星ちゃんも、奴に少しばかり興味があるそぶりを見せていた。
奴は危険だ。奴をどうにかするにせよ、玄徳ちゃん達を落とすにせよ、急いだ方がいいかもしれん。
その後、ウルザちゃん達の自己紹介も終わり、とりあえず今後の方針を決めることに。
とはいっても、簡単に言ってしまえば玄徳ちゃん達が加わって盗賊退治なんかをするってだけだ。
まあ、これから直ぐに討伐に出かけると聞いたときは驚いたが、オレ様は英雄だしな、問題ない。
後、みんなが平和に暮らせる国云々言っていたが、そんなことオレ様にはどうでもいいのでスルーだ。
とりあえず、オレ様にとってはいかに玄徳ちゃん達を落とかが重要だ。夜にでも鈴女と相談することにしよう。
「公孫の勇者達よっ!その武名を天下に響かせろっ!!!」
「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
出陣の時間になり、白蓮ちゃんが兵士を奮い立たせている。
玄徳ちゃん達は左翼、オレ様と星ちゃんが中央、
ウルザちゃんとアールコートちゃんが右翼、白蓮ちゃんは後方で全体の指揮をになうことになった。
また、マリアは留守番。鈴女の部隊は調練が終わりきっていないので、これもまたお留守番となった。
まあ、鈴女本人はオレ様の横にいるが。
「ランスランスー、今回は何かやるでござるか?」
鈴女が声を掛けてくる。
何かとは、もちろん桃香ちゃん達を落とす為に一芝居打つかどうかということだ。
「いや、今回は様子見だ。鈴女、戦闘中の桃香ちゃん達の様子を調べておいてくれ。
ちなみに、野郎はどさくさに紛れて殺してもいいぞ」
「相変わらず鬼畜でござるね~」
「ふんっ、野郎なんぞいらん」
オレ様に必要なのはかわいこちゃんだけだからな。
北郷一刀などという危険な存在は早いうちに消すに限る。
「これはランス殿、なかなか物騒な話をしておりますな」
「む、星ちゃんではないか。なんだ、オレ様に抱かれに来たのか?」
「なに、これから共に出陣する相手の顔を見に来ただけですよ」
「安心しろ、オレ様は英雄だからな。たかだか盗賊ごとき屁でもないのだ」
「ふふふ、期待してますよ、ランス殿」
そうこうしてるうちに出陣。
相手は黄巾党とかいう盗賊が数千程度。
作戦としても真正面から叩き潰すだけらしいので、まったく問題が無い。
そんなこと考えてるうちに、敵が見えてきた。
「みんな、頼むぞっ!」
白蓮ちゃんが声を掛ける。
「帰ってきたらお疲れ様の一発なのだ~」
「ばっ……馬鹿……」
恥ずかしいのか真っ赤になって答える白蓮ちゃん。
うむ、それだけでヤル気が出るというものだ。
もちろんいろんな意味で。
「うし、じゃあ行くとするか。星ちゃん、遅れるなよ?」
「ふふ、誰に物をいっているのですか。この趙子龍、盗賊ごときに遅れは取りませんよ」
「いい返事だ。行くぜっ!!!」
「ええっ!!」
駆け出すオレ様と星ちゃん。
こうして、オレ様の盗賊討伐戦が始まった。
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だれか、俺に力(書く力とか気力とか色々)ください
自分の力不足にへこむ('A`)