とりあえずはやてちゃんの家に帰宅しました。
プレシアさんとフェイトちゃん、ユーノ君も一緒に来たので今日はそのままみんなで晩御飯を食べることになりました。
料理はプレシアさんとはやてちゃんが、食後のデザートは私とフェイトちゃんが担当します。
流石というか何というか、フェイトちゃん、私の作業を完全に先読みしてサポートしてきます。
うぅ、これで奴隷とか言わなかったら本当にいい友達になれそうなのに…。
ちなみにユーノ君なのですが…
はやてちゃんとヴィータちゃんに警戒されるかと思ったら、意外とすぐに受け入れられてました。
曰く、
「このくらいなら大丈夫だ」
「特に被害もあらへんしなー」
とのこと。
よかったね、ユーノ君。
「そういえば、プレシアさん達はこれからどうするんですか?家とか」
「そうねぇ…時の庭園あるけど、あそこに住み続けるのもちょっとねぇ」
途中、はやてちゃん達に時の庭園について説明しながら話し合う。
どうやら時の庭園は次元空間から世界に降ろすことも出来るみたいなのですが、あれだけのものが降りられる空き地は近くにありません。
「仕方ないから近くに部屋でも借りようかしら」
「それが一番現実的ですね」
「部屋ならアルフが鍵を作ってくれた部屋があるけど…」
「フェイトちゃん、多分それ犯罪や」
一瞬、「こんな世界で法律を守る理由があるのかな…」って思ったけど気にしないことにしました。
うん、意味は無いかもしれないけれど、守ろうとする姿勢には意味があるよね。
「とりあえずは仕事を探そうかしら」
「変な仕事に気をつけて下さいね」
「ええ、大丈夫よ」
とりあえずこの日はみんなはやてちゃんの家に泊まることになりました。
なんか旅行の時みたいで楽しいの。
ちなみにユーノ君も皆一緒の部屋で寝ると決まった時、顔を真っ赤にしながらダメダメと連呼してました。
ああ、こういうのが普通の反応だよねぇ…。
でも、ここでダメって言うならなんでフェレットの時に私と一緒に寝たの?
そう聞いてみたら「そういえば…」って自分でも不思議そうにしていました。
フェレットの時は考え方もフェレット式になるのかな?
フェレットだから問題無いとか?
…今度色々実験してみるの。