機動戦士ガンダム00 統合戦争緒戦記
第2部 兵器設定8
オキナワ級強襲揚陸艦
全長
577メートル
搭載機
MSのみ100機以上 MAのみ200機以上、上陸艇3隻
部隊編成
海兵遠征部隊 海兵隊最小戦略単位で15日間戦闘可能。本艦には2個配置され常時緊急展開に備えている。
1個歩兵大隊、1個砲兵中隊(155ミリ榴弾砲8門)、地上偵察MA中隊(戦車型4機、歩兵戦闘型16機)、強行偵察小隊(新型パワードスーツ)、各種支援部隊、各種兵站部隊
1個機甲MS小隊(チェンシー4機)、1個歩兵戦闘MS小隊(チェンシー歩兵戦闘型4機)、2個戦闘攻撃飛行隊(ユニオン8機)
海兵遠征旅団 海兵隊の戦略単位で師団より小規模だが遠征部隊の2倍と大規模。本艦には1個配置され常時緊急展開に備えている。
宇宙、地上への上陸部隊展開を主用途とする地球連邦軍の大型艦艇。
多発する紛争の介入において目標の早期制圧を実現する為、大規模な緊急展開部隊を常駐している。
また宇宙での長期航行と地上戦力の展開に対応すべく艦内には大規模な訓練施設と娯楽施設などを完備させ居住性はカレドニア級大型空母並に良好。
本艦はヴァージニア級輸送艦を受け継ぐ船体構造を持っているので、大気圏突破能力を持たず上陸艇で地上やコロニー等に海兵隊を展開する形になる。
海兵隊に宇宙活動も付与させた結果維持費や訓練費を急騰させたものの、宇宙から地上まで攻撃範囲と手段が増え紛争介入に貢献している。
GNW-006フォーロン
頭頂高 本体重量
17.8メートル 59.4トン
装備
レーザートーチ 重土木作業向けのレーザー装備。金属物や岩盤などの切断に用いられる。
GNナイフ 重土木作業や救命活動用の近接実体装備。粒子ビームを纏わせることで切断力を上げ、作業対象以上に硬い物体に対応できる。
その他 OSなど少しの改装で軍用装備も使用可能。
連邦軍次期主力機候補GNX-Y807Tジャーズゥの民間作業向けに改修した人革連系のMW(モビルワーカー)。
機体剛性と信頼性をそのまま引き継ぎながら民間作業用として余分な重装甲と分散式センサー・カメラは廃され、頭部にセンサーを集中させるなどベーシックな設計に立ち返っている。
外観は無骨なベース機と逆にスリムな人型であり、粒子対応を追及した結果ゴーグル内のツインアイと頭部クラピカルアンテナを装備し、GN-X以上にガンダムに近くなった。
人間に匹敵する可動性の高さはガンダムエクシアに匹敵する。
民間向けに改修されているが基本性能は軍用並に高く、小手先の改造だけでMS戦に対応できる民間警備やPMC用の警備型も存在する。
ただしその方面では多様な軍用MSが揃っているので配備数は全世界で100機未満と少ない。こうした機体はフォーロンの普及率が高い地域に偏在している。
ELS戦より50年後のMWサキブレに繋がる機体でありジャーズゥ以上に本機と類似点が増えている。
GNW-20010ガッディアル
頭頂高 本体重量
24メートル 90.3トン
専用装備
GNビット GNドライブ二基搭載する情報収集用大型ビット兵器。GNビームキャノン及びエグナーウィップを搭載する他表面にGNフィールドを纏いGNソードとして使える。
最大の特徴はハッキング能力であり、搭載する量子コンピューターとコンピューターウイルスで目標の制御系等を乗っ取り遠隔操作はもちろん無力化が可能。
ただしハッキングするにはGN粒子のジャミングを受けなくなるまで目標に1キロ以上接近しなければウイルスを送り込めない。
なおそれより遠距離では敵のレーザー通信やセンサーを傍受程度ならできる。
威力偵察用に開発された高性能MSガルゼスのバリエーション機。情報収集の為コックピットは複座式に改められ、ヴェーダをベースにした量子演算コンピューターを搭載する。
ELSの持つ同化能力と学習能力を既存技術での再現が試みられ、それぞれウイルスによるハッキングと量子コンピューターの演算力で少しながら実現した。
単独での偵察行動を用途に置く為、頭部センサーラインが大型化し粒子撹乱に耐えられるよう大型粒子制御機を搭載する。
MSサイズで戦術規模とはいえ情報管制をこなすにはパイロットの負担が大きく、イノベイターパイロットしか乗りこなせない。
GNX-805T/TDヘラクレス・ディアルキア
頭頂高 本体重量
20.5メートル 72.7トン
パイロット
アーミア・リー
連邦製ツインドライブ・システムを搭載する最初のMS。
通称に付けられたディアルキアはラテン語で2頭政を意味し、ディオクレティアヌスら二人の共同皇帝が古代ローマ帝国を安定化させたようにツインドライブのGNドライブ同調の思いが込められている。
ツインドライブ試験機とも呼称され全部で4機開発され運用試験に用いられた。
スペック上は基本性能と戦闘力に限れば00クアンタ・フルセイバーと互角で、どのヘラクレスバリエーション機をも圧倒する。
コアファイターは本仕様に一新され、GNウイングはツインドライブ制御の為に大型化させ粒子制御装置と主翼に分割した。
それでも100%の出力ではオーバーロードの危険があり、本来の50%にまで擬似GNドライブが調整する事で解決された。
将来搭載される擬似GNドライブはツインドライブに対応した低出力ながら稼働時間が2倍に延長された新型を正式採用する予定である。
↓真相
ツインドライヴによる軍事利用を危険視するカタギリ教授が私設武装組織ソレスタルビーイングを介して、
ヴェーダのアクセスで出力50%以上でオーバーロードを起こし自爆するよう小細工が施された。
これによって更なる地球製MSの更なる高性能化を阻止し00系とのアドバンテージを確保に成功した