GNX-805T/Plヘラクレス・プレデター
本体重量
70.7トン
専用装備
GNファング 肩部パイロンに四基ずつ、計八基が搭載されている。従来より大型化、擬似太陽炉とMSクラスの粒子制御機を組み込む事で、ジャミング下でも射程が限定されていながらも射撃が可能になった。
攻撃手段にビームガンやスピア状のビームサーベルの他、ブレードにGNフィールドを纏い粒子障壁を突破する実体剣も加わっている。
ヘラクレスの各種テスト機を基にコンセプトを統合した正式近接格闘型。
敵味方で高度化する粒子装備の無力化とGN機同士の戦闘を念頭に置き、防御重視のウォールズとは逆に攻撃重視の機体に仕上がっている。
アヴァランチエクシアを参考に、機体各所にGNスラスターと大容量GNコンデンサーが追加されており、たったの十分間限定ながらブレイヴIIに並ぶ爆発的な加速力と最高レベルの機動力を発揮する。
その上に装甲も機体各所に追加され、近距離の対多数戦や乱戦に通用する防御力が加わった。
非イノベイターパイロットも操縦できるがイノベイターパイロットが本機の性能を最大限に発揮できる。
SVMS-02Pアシガル治安型
本体重量
44.7トン
準GN航空可変MSアシガルの治安維持仕様。遠距離でも素早く動ける展開力が評価され、連邦平和維持軍の他、連邦保安局や一部警察にも配備されている。
機体各所のカメラやセンサー、全関節部の装甲追加が施され、主用途の治安維持や暴徒鎮圧の他、市街地戦における対人戦闘もある程度対応出来るようになった。
多数の高精度カメラやセンサーを生かした上空より精密なテロリスト監視や犯人追跡、デモ隊の監視などで性能を発揮し、
遠方の暴動や武装蜂起、紛争やテロに対しても正規軍や地方軍、保安局の重武装部隊よりいち早く駆け付けて部隊展開する事で、敵に圧力を掛けられる。
GN-002RE2ガンダムデュナメスR2
本体重量
55.2トン
専用装備
GNスナイパーライフルIII 量子ワープ技術を狙撃に転用した新機軸の狙撃装備。バレル内の粒子制御機で銃口に量子ワープホールを展開し、機体からの制御で粒子ビームを量子空間越しに目標に撃ち込める。
武力介入以来、狙撃任務を中心に使用し続けてきたガンダムデュナメスの最新改修型。
装甲やセンサー、機材に至るまで全て最新型に交換され、連邦最新鋭機GN-XVと渡り合える性能に引き上げられた。
最大の特徴は量子ワープを利用した超長距離狙撃で、実現の為に独立AI式球状小型汎用ロボット「ハロ」二機と量子演算コンピューター「ヴェーダ」サブターミナルを搭載。
双方のバックアップで移動のみに留まらぬ量子空間の制御を可能にし、敵の攻撃が届かない距離で完全精密に限りなく近い狙撃を可能にした。
GNW-20006ガウティス
頭頂高 本体重量
23.1メートル 76.5トン
旧人類軍イノベイター/精鋭用MSガルゼスの無人化量産型。性能と装備はガルゼスと同じで擬似太陽炉四基二連結のクワドプルドライブである。
コントロールを受ける指揮機の護衛の他、偵察、情報収集も同時にこなせる。
フレームなど基礎はベース機と同じだが無人機として調整する内に、不要な機材や装甲の排除と機材追加で変貌したので形式番号を改められた。
特徴は頭部や胸部に集中するセンサーラインによる、索敵及び情報収集力と指揮機とのデータリンクである。
敵MSと対しその機動からパターンや映像など情報を集めて指揮機に送り、その情報を指揮機が基地に届けたり突破口を見つけ出す。
その指揮がイノベイター兵である場合には、本機をより的確に遠隔操縦したり、自らの戦闘技術を本機に絶えずプログラミングできる。
情報収集で絶えず戦闘プログラムを発展させ敵を学習する機能は、将来のイノベイター及びELS殲滅の為である。
将来、来るべき大攻勢に投入される主力無人MS開発に生かされる。そのMSはガウティスレベルの性能を維持しつつ簡易量産機として造られる予定だといわれる。