機動戦士ガンダム00 統合戦争緒戦記
第1部 兵器設定2
2317年の旧型MS
追加装備
超小型GNコンデンサー、Eセンサー、GN弾など
地球連邦に残存していた旧3大国時代のMSの近代改修型。
発展を続けるGN機だがコストと擬似太陽炉の生産制約から地球圏全ての配備は不可能だった。
そこで辺境防衛や支援に使われていた機体でも、積極的な支援と対抗が出来るよう改修された。
主力のGN機の支援と自衛能力の付与が図られており、火力では対抗可能になった。
また超小型GNコンデンサーで、パイロット限定ながらも慣性制御でGを軽減されている。
僅かな改修なので数ヶ月程度で全機体の更新を果たし、増加するテロや紛争の対応に当たった。
新規開発される機体は本機群の流れを汲みつつ、完全に粒子対応できる非GN機の予定である。
GNX-903T/D2 ブレイヴ
装備
GNビームライフル「ドレイクハウリング」、GNソード「コメートスパティオン」(両方ともトライパニッシャー可能)
固定装備
GNビームキャノン、GNビームマシンガン、GNビームサーベル、GNウイングソード2基、20ミリ機銃1基
オプション
大型GNコンデンサー、GNミサイル、チャクラグレネードなど
ELS戦で最前線を担ったMSの正式量産型。
哨戒、威力偵察用のD1(シングルドライヴ型)と、精鋭、特務部隊用のD2(ダブルドライヴ)からなる。
前者は元々操縦性が容易な事からGN-XIVに次ぐ機数が配備されている。
後者は2基の擬似GNドライヴから生成される大量の粒子を、
GNフィールドによる防御に充てるなど、試験機では扱い辛かった操縦性が改善された。
GNX-803T/CF-2 GN-XIVフォルティス
装備
GNソード、GNパイク、GNメガランチャー、NGNバズーカ、携行大型GNシールド、他
固定装備
肩部GNシールド(GNビームガン、GNフィールド発生機搭載)、GNバルカン、GNビームサーベル、GNクロー2基、
ドニエプル隊が軍へと再編するに当たって同時に、
工業コロニー「カルト・ハダシュト」のMS工場が開発した総合性能強化型GN-XIV。
フォルティスとはラテン語で「強い」を意味する。
極めて強力だが兵器としてあまりにピーキー過ぎるフェラータGN-Xの反省を生かし、
一般パイロット向けに小型擬似GNドライヴまたは粒子貯蔵タンクを肩部GNシールドに内蔵している。
肩部GNシールドは射撃、防御、機動の機能を併せ持ち、粒子収束で火力と防御を倍増出来る。
粒子貯蔵タンク搭載型の場合は形式番号の最後にA、小型擬似GNドライヴ搭載型はBが付く。
武装は一新され、対GNフィールド装備に実体武器を標準装備。
状況に応じて取り回しが利くGNソードや、リーチが長いGNパイクは共にビームライフルとして射撃可能。
威力の高い単射、弾幕を張れる連射、ファング/ミサイル撃墜に向く拡散に使い分けれる。
同装備は完成度と性能が高く、フェラータGN-Xにも採用された。
従来機に肩部GNシールドを装備するだけで改修が済むが、性能の発揮には機体の多少の調整が必要とする。
旧人類軍との戦いでは主力として活躍し、戦後連邦軍に接収されてからは全GN-XIVを同機に改修。
フェラータGN-Xと共に連邦軍の次期主力MS開発の貴重な参考機となった。
GNX-609T/WS ホワイトスネイクGN-X
装備
GNソード、GNパイク、GNシールド、スナイパーパッケージ、GNビームスナイパーライフル、
カメラガン、リニアマシンガン(GN実体弾)、GNバズーカ(擬似GNドライヴ直結型)
オプション装備
GNグレネード、6連装GNミサイルポッド、ガスバーニア、ダミーバルーンポッド
固定装備
GNバルカン、GNビームサーベル、GNクロー、肩部GNシールド(GNフィールド発生機)2基
PMC「ホワイトスネイク」が保有するGN-XIIIの改修機。
今や旧式になったGN-XIIIをソレスタルビーイングの技術陣が職員名義で改修を担当した為、
地球連邦軍の最新鋭機であるGN-XIV以上の性能に引き上げられている。
業務は拠点警備、要人警護、偵察、潜入、破壊工作までこなす。
肩部GNシールドは内部に粒子貯蔵タンクを備え、防御や機動、射撃の粒子供給に用いられる。
この攻守機動両立の用途はフェラータGN-Xと共通点が多い。
ドニエプル軍結成とホワイトスネイク社の協力で、
本機の運用データと設計をGN-XIVフォルティスの開発に生かされた。