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No.33152の一覧
[0] 【ネタ】TS転生したせいで彼女ができないなう[かえる](2012/05/16 19:23)
[1] 【速報】俺たちの天使まゆたんがレズだった模様[かえる](2012/05/17 02:29)
[2] ぼくたちわたしたちのまゆたん[かえる](2012/05/18 10:46)
[3] 【速報】まゆたん、彼女できる[かえる](2012/05/17 02:30)
[4] まゆたんがあぶない【前編】[かえる](2012/05/17 02:26)
[5] 【速報】まゆたんの学校がテロリストに占拠されてる件[かえる](2012/05/18 11:02)
[6] まゆたんがあぶない【後編】[かえる](2012/05/17 06:04)
[7] 日常のターン[かえる](2012/05/17 09:05)
[8] 【速報】まゆたんファンクラブ2500万人突破【祝】[かえる](2012/05/17 10:19)
[9] まゆたんの修羅場[かえる](2012/05/18 03:36)
[10] まゆたんが振られた件[かえる](2012/05/18 05:57)
[11] まゆたん留学する[かえる](2012/05/18 11:42)
[12] 【東大合格者】まゆたんハーバード大留学wwwww【おめでとう(笑)】[かえる](2012/05/18 10:29)
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[33152] まゆたん留学する
Name: かえる◆d135f0f2 ID:a5692a8d 前を表示する / 次を表示する
Date: 2012/05/18 11:42
光陰矢の如しというのか時は一瞬で飛んで、俺は高校を卒業した。

卒業後はアメリカにあるハーバード大学に進学することとなった。アメリカで生まれ育った人とは違って日本のセンター試験的なものを受けずに済み、TOEFLと留学生専用試験を受けるだけで済む。渡米することなくインターネット受験することができる大学はそんなに多くはなかった。

ハーバードでは試験の点数だけではなく、一芸に優れた人を取り込むという私立大学ならではの特徴もあるが、まゆたんファンクラブとかがある俺に死角はなく、しかもコンピュータサイエンスの修得を目指す学生にしては異例の女子学生主席として入学することができた。

どうでもいいが7月の東大二次試験は受験者が殺到しており、普段は3倍程度であるのに、今回は前期の二次試験開始時点で既に12倍、後期に至っては44倍という倍率を叩きだしていた。みんなどんだけ東大行きたいんだ。

あ、それと俺は知らんかったんだけど、20年前から東大が、15年前から旧帝国大学、そして13年前から国立大学は全て9月入学開始に移行したから受験が7月なのは正しい。ただ、センター試験は官僚のお茶目で未だに1月にあるので、センター試験から7月の二次試験まで中弛みするのが受験生の最大の敵であると言われている。2chでは5月ぐらいに『今の俺ならセンター試験は敵ではない』とか『タイムスリップしたい』とかの書き込みであふれる。

高校時代はいろいろあった。高校3年生になるとみさきがやたら迫ってくるようになって、一時期キスまではいったけど、体を売っているおにゃのことはやっぱりえっちはしたくなかった。なんというか、間接的にオッサンとセックスしてるような気分になりそうだったので、俺はみさきを受け入れられなかった。

それと、ちなつに彼氏ができたらしい。ものすごくいい笑顔でクラス中に自慢していた。『いいだろぉ! イケメンだぞぉ!』と、周りからフルボッコにされつつもキラキラしていた。

あとで聞いた話によると、ちなつの彼氏は実は俺のファンだったらしく、俺に近付くためにちなつにまず近付いたという。ちなつは最初からそれを警戒してイケメンと接していて、でもまぁイケメンと毎日過ごせるならいっか的な過ごし方をしていたら、ある日彼氏に「実は……」と暴露され、再び告白されたらしい。彼氏曰く、「一緒にいて落ち着くし楽しい。顔は正直俺のタイプじゃないけど、もう慣れたし、こんなにいい子ほかに見たことない。もう誰にも渡さないから」だと。色恋で落とすホストみたいなセリフだったが、本音だったらしく、よくラブホでこんなことしただのと聞かされた。あまり想像したくはない。

俺に関しては全然進歩がない。

実はずっと考えていたのだが、女の子が周りに寄ってこないのだ。みんな俺とは一線引いているらしく、濃ゆいキャラ以外は話しかけてこない。せいぜい「サインください!」というのが関の山で、おにゃのことにゃんにゃんしまくりたい! という俺の欲望は満たされなかった。

『こだまさん殺人未遂事件』×10が効いているのか誰も告白をしてこようとしなかった。告白自体はあるが、それは何を勘違いしたのか人生をかけてでもまゆたんを守る!!という目をした男どもくらいしかいなかった。おにゃのこは基本的に『王子様待ち』なので、自分から身を危険に晒すようなことはしなかった。一番笑えたのは、

「世界を敵に回してでもまゆたんを守る!」と言った男で

直後にどこからともなくナイフが飛んできて、『今すぐ日本から立ち去らねば貴様を焼却処分する』という声が大空から振ってきたときかな。男は前言撤回して逃げた。

そういうわけで、自分からかわいいおにゃのこを探そうとしたが、もともと根っからのヘタレである俺は自分から美少女に声をかけることはできなかった。一山いくら相手には問題なく話せるのだが、美少女相手だとなぜかテンパってしまう。自分の見た目が美少女なのだからテンパるはずないのだが、あわわわわとなってしまい、全然うまくいかなかった。

だから俺は、まゆたんファンが少ない外国に行って、そこでアジア系のおにゃのこと、あわよくば白人ロリとにゃんにゃんすることを目的として、海外大学の受験を決意したのだ。

前世の二流大学卒の俺からは想像もできないこの大学の選択肢の量で、俺は簡単に大学行きの切符を手にすることができ、実は今、大学の寮の前にいる。

ハーバードは各国から優れた留学生を集めている大学でもあるので全寮制なのだ。まぁ、日本から通えるわけないし、寮生活で問題はないのだが。
すると寮の前に座り込んで薄型タブレットを熱心に操作している女の人を発見した。

「ハァイ」

「ハァイ」

「あなたがマユ? 私監督生のリリアン。よろしく。入ってすぐ右に管理人室があるから入って挨拶して鍵もらってきてね。それからこれ、今日中に読んでおいて。」

事務的にそう言って薄型タブレットに目を戻すリリアンとやら。おい。案内ってこれだけか。ため息をつきながら俺は管理人室に入って挨拶をする。それにしても念願の女子寮生活! 夢がひろがりんぐ。前世男ですってことがバレたら俺は社会的弱者になってしまう自信がある。

「はろー」

「はろー」

「新人ですか?」

「新人?」

「えぇと、新しく入ってきた人?」

「あ、そうです。マユ・アサトって言います。あなたと会えてうれしいです。あなたは上級生?」

「いいえー 私も今日からここで暮らすんです。マユってことは日本人? 私も留学生なの。 私もあなたと会えてうれしいです!」

朗らかな笑顔と共に声をかけてくるアジア系少女! しかも美少女! これは当たりかひゃっほぅ!

「北京語訛りっぽいけど中国人なの?」

「や、中国じゃないですよ。台湾出身です。来たことありますかー?」

前世では何回か行ったことがあるが、今世では一回もなかった。台湾はえらい親日地域であり、台北には日本資本の企業が林立しているのだ。ダ●ソーの混み具合がひどかった記憶がある。

「ないかなぁ。でも一度は行ってみたいかも。我想去台湾……でいいのかな?」

「ご、ごめんなさい。今の北京語ですか? 何て言ったかわかりません……」

「そ、そっか。やっぱ発音難しいなぁ……」

「よかったら今度教えますよ。でも私にも日本語教えてくださいね! あ、それと私、ユゥリン・チェンって言います! 英語名はユゥだけど、どっちで呼んでもいいですよー」

「おっけー じゃあユゥって呼ぶ」

「わたしもマユって呼ぶ! これから時間あったら一緒にショッピングしませんか? それに私ここ来る前に調べたけど、近くにおいしいソフトクリーム屋さんがあるらしいんです!」

「そうなの?」

「えぇと……確かここです」

タブレット端末を取り出して俺に見せてくるユゥ。『おいしいソフトクリーム屋』とタイプして出てくる店というのは今さらながらすごいと思う。地図の検索と店の評価がリンクしているので、昔は不可能だった検索方法でもヒットするようにシステム設計がされているそうだ。

『まずいうどん屋』とか『安いPCパーツショップ』とか『速い自動車』とか『楽しいところ』とか『暇つぶしができる場所』とか。とあるプラグインをインストールすれば、『彼女とのデートコース/20:00焼肉屋経由/割り勘5000円以下@seed:438s6』とかもできる。デートコース@seedというのは、デートコースで調べると毎回同じコースしか出てこないので、ランダムシードを与えてデートコースの場所や順番を変えてくれるという優れものだ。だからこれは物臭な男たちからは神プラグインと言われている。でもプラグインをインストールしてることがバレると修羅場が確定する。これ自体は無料だが、無料版はインストールしていることが目立つように設計してあり、必要ない時以外は機能をOFFして、隠すという機能がついたものは課金しないといけないという何ともうまい商業的技法が用いられている作品でもある。

「ユゥ。ここって確かにボストンだけどめちゃくちゃ遠いよ。」

「そうですか? 1時間くらいじゃないですか」

「アイスのために1時間って遠くない? ぶっちゃけ嫌だ」

「まぁまぁ。なんなら私が奢りますよ。行きましょうマユ!」

「ちょ、ちょっと!」

そのまま俺は断れず、ずるずるとソフトクリーム屋に連れられて行った。結局ショッピングなんかはせずに、アイス食っただけで終わった。しかもアイスは大味で、なんというか……アメリカ人が好みそうな味であったことは確実だった。

「マユ。ごめんね。でもこれから友達として付き合ってくれるかな?」

あははと二人で笑いながら、なかなか濃ゆいキャラと遭遇したアメリカ第一日目は終わりを告げようとしていた。

夕暮れ時が過ぎて最近戦争していた国とは思えないほどアメリカは平和で賑わっていた。

そう。アメリカは……だが。



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