-MuvLuv side-
・ F-4JE2 銀鶏
F-4J改『瑞鶴』に、電脳暦世界の技術を取り入れて改造した機体。 これにより機動性が第2世代と同等のものになった。 軽量かつエネルギー供給により硬化する素材が、バイタルパート中心に新たに装着されている。
・ SR-71 ブラックバード
アメリカ中央情報局(CIA)直属の諜報部隊が運用する、戦略歩行戦闘機。 開発はロックウィード・マーディン社。 開発当初はBETAに対し、核兵器等を用いた一撃離脱戦法を主眼において開発されていたが、G弾の実用化により対人戦闘における諜報・偵察機として仕様が変更された。
改装後は試作型の狙撃用レールガンを装備、偵察における外敵や鉄砲玉の排除に用いる。
・ FB-22/A ストライク・ラプター
ロックウィード・マーディン社がF-22に、本格的な対BETA戦闘能力を付加させた『真の戦域支配戦術機』。 各部関節強度と跳躍ユニットの強化を始め、近接格闘戦に対応するべく腕部のベイオネットシース、脚部のブレードエッジの追加。 兵装積載量の増加が図られている。
その反面、ラプター本来のステルス性能は改修前と比べて30%程低下し、ラプターの重装備型としての運用が検討されている。
■武装
XAMWS-24 試作突撃砲
XCIWS-3 ベイオネット
・ XF-36 ストラマ
『メタル・マッドネス』計画において、『究極の対BETA用戦術機』を目指してボーニング社を中心に開発した多用途歩行戦闘機(MSF)の一号機。
既存のそれより豊富なオプションパーツや武装を装備することで、あらゆるポジションに対応することをコンセプトに開発されている。
F-15/ACTVと同様、4基のプラズマジェット式の跳躍ユニットを搭載し、優れた3次元機動を実現している。
■兵装(新規開発)
XAMWS-27 試作重戦闘システム(40ミリチェーンガン/150ミリ速射砲)
・ MQ-1 プレデター
レイピアナイトからのデータを反映して、新規開発された無人戦術機。 レイピアナイトから洗練された丸みのあるフォルムと無人機の運用に適した兵装を持ち、頭部の大型メインセンサーが特徴。
運用には指揮所や有人機からの命令、または衛士によるシミュレーター経由の遠隔操作を必要とし、有人機のサポートを担う。
■武装
頭部12.7ミリ機銃:2
MRC-40 40ミリ 機動速射砲
腕部 高周波振動式フォールディング・ブレード
・ XG-70c 凄乃皇参型
アメリカのHI-MAERF計画に基づいて開発・建造された戦略航空機動要塞XG-70を接収した夕呼が、本来の開発プランであったXG-70b“凄乃皇弐型”のデータに加え、電脳暦世界の技術を取り入れて完成した試作型戦略機動要塞。
補助動力源として対消滅炉『PCエンジン』とメガドライヴを搭載し、万一ML機関が動作不良に陥っても慣性制御による移動が可能。 また近接防御用として、120ミリ電磁速射砲を搭載している。
兵装
大口径荷電粒子砲:1
120ミリ電磁速射砲:2
XG-70e 凄乃皇五型
凄乃皇参型に通常攻撃能力を付加した、戦略重機動要塞。 かつて凄乃皇弐型の強化プランであった凄乃皇四型のコンセプトを推し進めた形で開発され。 凄乃皇の機体に文字通りの『手足』が追加されている。 追加された脚部はランディングギアと、随伴戦術機が消費する武器弾薬、推進剤を収納する補給コンテナの役割を持ち、腕部にはマニピュレータを模した5連装荷電粒子砲を搭載した武装プラットホームとして機能する。
また、特定の場所にラザフォードフィールドを集中展開する機能も追加され、これにより荷電粒子砲の収束拡散がある程度行うことが出来る。 メガドライヴも高純度且つ大容量の物が2機搭載され、巨体に見合わない機動性を発揮する。
スペック上、ハイヴへの単機投入単機制圧が行える機体だが、機体及び00ユニットの消耗を考慮すると戦術機の随伴が望ましいとされる。
■武装
機体中央部:改良型大口径荷電粒子砲
両腕部:5連装 370ミリ集束荷電粒子砲
肩部:2700ミリインパクトレールキャノン
機体各所:36ミリ近接防御用レーザー速射砲 各種ミサイルランチャー(S-11弾頭)
ラザフォードフィールドジェネレーター
・ 1200ミリ 電磁衝撃砲(OTHキャノン改)
横浜基地で埃を被っていた1200ミリ超水平線砲が、電脳暦世界の火砲メーカーの手によって生まれ変わった物。 炸薬により行われていた砲弾の加速機構をコイルガンのそれと同じ方式に変更し、それに合わせて銃身の耐久性強化が施され3発以上の連射が可能となった。
理論上は衛星軌道に浮かぶ目標も狙撃可能であり、広域殲滅用に調整されたS-11を砲弾として使用する。
・ 試製430ミリ 電磁衝撃砲
1200ミリOTHキャノンをダウンサイズして開発された、揚陸時の無防備状態の対策案として開発された特殊兵器。 戦術機が運用する武器の中では最大級を誇り、発射機構や砲弾はOTHキャノン改と同じ仕様となっている。
・ AL-130『スプーキー』
銑鉄作戦で採取されたカイゼルの戦闘データから、同機体の火力増強を計るためにケイイチが開発した、“アーマードライナー”のコードネームを持つ拡張兵装システム。
機体を挟むように前後と側面の3つのユニットと、各部を覆う対レーザー装甲で構成され、SR-71の跳躍ユニットを模倣した後部の航行ユニットを軸に、前面と側面のユニットに作戦目的に応じた武装を装着する。 各ユニットは被弾や弾薬切れ、動作トラブルの際には強制排除が可能。
■武装(ユーコン基地救援時)
前部:耐熱耐弾型リアクティブ・アーマー
後部:マルチミサイルランチャーシステム『ヘッジホッグ』:1基
側面部:GAU-8 36ミリガトリングガンシステム『アベンジャー』:2門
-Virtual-ON side(小説オリジナル機体)-
・ MBV-747A/Type94 テムジン747A/T94『霧積』
異世界の人型兵器、戦術機の特徴を研究するべく、菫が乗るテムジン747Aを改造したカスタムVR。 94式戦術機『不知火』をモチーフにしたアーマーシステムを装着しており、背部のウエポンマウントや腕部ナイフシース等が再現されている。
■武装
スライプナー Mk6
兵装担架システム:2基
腕部ナイフシース:2ヶ所
・ MBV-747H/Type82 テムジン747H/T82『翔鶴』
帝国斯衛軍の戦術機『瑞鶴』を模した、重装甲重装備型のアーマーシステムを装着した機体。 各部アーマーにはVアーマー展開システムが備わっており、第二世代VRが展開するVアーマーを短時間ながら発生させることが可能。
武装はクラウド・スラップ Mk1を中心に面制圧重視を重視した武装が施されており、フル装備時には単機で一個中隊規模の火力を持つ。
・兵装
クラウド・スラップ Mk1
ダスターボムMk1
KLS-24 ショルダーランチャー
92式自律誘導弾システム
腕部MALS-C22 フォールディング・チェーンソー
肩部多目的兵装担架システム:2(長刀・突撃砲)
・ 第六工廠八式壱型 景清『火影』
景清『火』をベースに、いくつかのマイナーチェンジが施されたカスタムVR。 河城技研により開発された複合ステルスシステムを搭載し、光学迷彩のみならず熱源センサーの撹乱やレーダージャミング機能によりあらゆる索敵網を掻い潜ることが可能。
-another side-
・ PHOENIX
異世界の人間、セネス・クロフォードが自分専用に独自に開発を行った人型兵器。 機体そのものは既存の技術で建造されているが、“メガドライヴ”と呼ばれる慣性制御ユニットを装着し、セネスが持つ“ヴァスティール”の技術も融合させた事で、VRと対等に戦えるほどの性能を持つ。
■武装
超高出力集束レーザー砲『サンダーソード』
異相次元防護フィールド・ジェネレーター
・ GR-01カイゼル
武が元の世界でハマッていたアーケードゲーム『神攻電脳バルジャーノン』の主人公機を再現した機体。 オリジナル・メガドライヴとXMシリーズの完全版と言える専用OS“マスターシステム”を搭載。 また戦術機とVR双方の規格に適合している為、驚異的な汎用性と拡張性を誇る。
■武装
X-MRWS0スマートガン(ブラスターモード/ザッパーモード/バスターモード/セイバーモード)
S-11 ハンドグレネード
ラザフォード・フィールド・ジェネレーター
・TSF-TYPE01(YF-23/AL4) 01式『武御刀(たけみなかた)』
ハイネマンを通じてケイイチが手に入れたYF-23のデータを下に、『究極の対BETA戦闘用戦術機』を目指して、夕呼が電脳歴世界の日本に開発を依頼して誕生した全領域型戦術機。
G元素を含有するコアを用いたメガドライヴと、マスターシステムによる繊細かつ高速な戦闘機動が可能であり、特にリミッターを解除したそれは殺人的なものとなっている。 また専用の複合兵装システムにより、距離を選ばない戦闘が可能。
武御雷ではおまけ程度であった、マニピュレーター部のブレードエッジが完全なものとなり、スペック上では武器が無い状態でも戦闘が可能。
■武装
・頭部 55ミリ集束荷電粒子砲
頭部に内蔵された固定装備。 内臓火器としては破格の威力を持つが、エネルギー消費が莫大な上、反動の抑制にメガドライヴの慣性エネルギーを消費するので、使用する機会は少ない。
・X-MRWS01/a試製01型 複合兵装システム『アメノハバキリ』
BWS-3を原型に開発された専用兵装。 通常の速射モードと近接戦闘モードの他、広域制圧射撃形態であるバスターライフルモードと、その状態から近接格闘戦を行うバスターソードモードの4つの形態を持つ。
機体各所 ハイパーカーボン製ブレードエッジ
・ F-108/ANG エンジェリオ
F-108レイピアをベースに無人戦術機の開発データ収集機及び、それらの母機として開発された試験機。 AIデータのサンプルである社霞の事実上の専用機であり、メガドライヴ搭載機。
衛士としての訓練を積んでいない彼女の為に、背中にG元素を触媒として動作する簡易ラザフォードフィールド発生装置“イナーシャル・フローター”が装着されている。 カイゼル同様、VRと戦術機の規格を併せ持ち、あらゆる武器や装備が可能。
■武装(専用)
PBGP-88 88ミリ パルスビームガンポッド『ラッシュアワー』
元ネタ:テックジャイアン連載のSTG『ASSAULT ARMOROID Angelio』の後半主人公機より