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No.29380の一覧
[0] 【習作】 アルケミストちさめ (千雨魔改造・チート・世界樹の迷宮モドキ・ネギま)[弁蛇眠](2012/03/03 20:50)
[1] 【一発ネタ】ネギまのラブコメ(オリ主・ネギまSS)[弁蛇眠](2011/09/18 20:56)
[2] アイアン・ステッチ (長谷川千雨魔改造)[弁蛇眠](2011/09/24 20:24)
[3] アイアン・ステッチ2~長谷川ジゴロ事件~[弁蛇眠](2011/09/24 20:34)
[4] 追憶の長谷川千雨 1 (千雨魔改造)[弁蛇眠](2011/09/21 00:54)
[5] 追憶の長谷川千雨 2[弁蛇眠](2011/09/27 22:48)
[6] 追憶の長谷川千雨 3[弁蛇眠](2011/12/07 14:44)
[7] ユー・タッチ・ミー(ネギま・夕映魔改造・百合・『追憶』続編)[弁蛇眠](2012/02/21 15:08)
[8] ユー・タッチ・ミー 2[弁蛇眠](2012/02/21 15:07)
[9] アルケミストちさめ 1(千雨魔改造・チート・世界樹の迷宮モドキ・ネギま)[弁蛇眠](2012/02/25 14:10)
[10] アルケミストちさめ 2[弁蛇眠](2012/02/25 14:05)
[11] アルケミストちさめ 3[弁蛇眠](2012/02/26 12:55)
[12] アルケミストちさめ 4[弁蛇眠](2012/02/28 13:51)
[13] アルケミストちさめ 5[弁蛇眠](2012/02/29 23:43)
[14] アルケミストちさめ 6[弁蛇眠](2012/03/04 01:46)
[15] アルケミストちさめ 7《完》[弁蛇眠](2012/03/03 20:49)
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[29380] アルケミストちさめ 6
Name: 弁蛇眠◆8f640188 ID:7255952a 前を表示する / 次を表示する
Date: 2012/03/04 01:46
※ここから時系列遡ります。1話の数時間前、千雨視点での話です。
●0
「君にこの迷宮を埋めて欲しい」
 目の前の老爺の発言に、長谷川千雨は「はっ」と嘲るように吐き返す。
「ここ最近、嗅ぎ回ってると思ってたが、呼びつけた途端にそれかよ。モウロクしてるのか、学園長」
 馬鹿馬鹿しいといった表情をし、千雨は踵を返そうとする。
「我々は君が何を探しているのか、知っている」
 その学園長の言葉に、千雨の足は止まった。
「――何言ってやがる」
 振り向いた千雨の瞳には苛立ちがあった。いきなり学園長室に呼ばれ、不躾な申し入れの後、今度は飴を与えようとする。自分を畜生か何かと勘違いしてるのか。
「長谷川千雨君。君の事は調べさせてもらったの。正直半信半疑、という所じゃ」
 学園長は指をパチリと弾いた。そうすると空中に何枚かの書類が現れた。
(やっぱりか。こいつも魔法使い、ってやつか)
 かつて自分がいた迷宮街では良く見かけた。迷宮街へ産出物を買い付けに来るバイヤー、その多くが魔法使いだった。千雨の記憶にも、迷宮街で魔法を使っていた人物を何人か思い出す事が出来る。
「五年前、ハワイ島に出現した迷宮。『業火の迷宮』と呼ばれる、活火山と一体化した珍しいタイプの迷宮らしいのぉ」
 突如語り出した学園長に対し、千雨は舌打ちをする。
「そして四年前、君は家族旅行でハワイに向かう。オアフ島を数日観光した後、火山観光で訪れたハワイ島で失踪する。当時わずか十歳であった君が、どの様にしたのかはわからんが、両親に置手紙だけを残して消えたそうじゃな。君の失踪騒ぎは一時期テレビでも取り上げられとったのぉ。誘拐事件として、連日ワイドショーを賑わしてたもんじゃ」
 当時の状況を思い出し、千雨は眉をしかめた。あの後、この事件の過熱報道を抑えるために、千雨はコネを使いながら大枚をばら撒いたのだ。ガキだという事で、足元を見られたのも大きかった。
「そして二年前、君は何事も無かったの如く一人で帰国した。ハワイの州警察もまるで事件性が無いと言わんばかりに無言を通していた。君は日本にさざなみ一つ立てずに戻ってきた」
 千雨は近くの来賓用のソファーに、どかりと座った。柔らかなソファーにふでぶてしく体を沈ませている。もちろん肌は黒タイツで隠されていた。
「要件は手短にしろ。私にはその長ったらしい朗読を聞き続ける忍耐はないぜ」
「それは先ほど言ったじゃろ、『ミリアム』の長谷川千雨君」
 ――『ミリアム』、その名前を他人から聞くのは久しぶりであった。
「『業火の迷宮』をわずか二年で攻略して〝埋め〟、一躍業界トップランカーに躍り出た新進気鋭の探索パーティー『ミリアム』。その初代メンバーであり、当時パーティーの最年少だったのが君、長谷川千雨君じゃな」
 千雨は答えず、明後日の方向を見つめた。
「ギルド組合からの情報提供が貰えず、苦労したわい。こちらとて当事者なのに、相変わらず閉鎖的な世界じゃな」
「へぇ」
 てっきりギルド組合が裏切ったのかと思いきや、どうもそうでは無いらしい。
「こちらもの、唐突に迷宮が出現しててんてこ舞いなんじゃよ。しかも今は時期が悪い。正直なりふり構ってられないのじゃ」
「それはそっちの事情だろ」
「君も無関係とは思えんがのぉ」
 伸びたあごひげを撫でながら、学園長は言う。
「現在麻帆良にある『世界樹の迷宮』は、中規模の迷宮と予測されている。おそらく最奥は地下三十から五十階前後と言われておる。出てくる迷宮資源も豊富で、現在〝再建〟された迷宮街は活性化しておる。これだけ見れば問題ないなんじゃがのぉ」
 学園長は指を三本立てた。
「問題は三つ。一つ、この迷宮が麻帆良にとって二度目の出現という事じゃ。一度〝埋めた〟はずの迷宮が再出現するなど、前代未聞らしくての。何が起こるのかさっぱりわからん。更には以前と『迷宮』の形が違って、以前の資料が役に立たん」
 指が一本折られる。
「二つ。知っておると思うが、迷宮はいずれ資源が枯渇する。そうならないために、出来るだけ早く迷宮は〝埋め〟無くてはならない。じゃが、迷宮の中には一つだけ例外があり、資源が枯渇しないものもある。パリにある『大迷宮』がそれじゃの。そして間が悪い事に、今現在『大迷宮』が活性期に入り、探索パーティーの上位者は皆あちらに集まっておる。麻帆良に集まるのは中堅どころがいいとこじゃ」
 『迷宮』は出現してから年月を経ると、次第に資源が取れなくなってくる。資源が取れなくなれば、探索者が減っていき、迷宮の攻略は進まなくなる。
 迷宮探索は時間との勝負なのだ。莫大な経済活性化は一時のお祭りであり、総じて災害に区分されるのが『迷宮』だ。負のスパイラルに陥る前に、出来るだけ早く処理をする。それはかつての為政者達が学んだ訓戒でもある。
 最悪、そのまま放置される様になれば、モンスターは無限に沸き続け、迷宮の外へ溢れる様になってしまうのだ。
 そんな状況を防ぐために『ギルド組合』がある。『ギルド組合』は迷宮に付随して作られる『迷宮街』の運営を一手に請け負い、その利権を独占している。だが変わりに迷宮を〝埋める〟義務を持っているのだ。
 もしも迷宮の資源が枯渇したならば、『ギルド組合』はトップクラスの探索パーティーに多額の報酬を与え、迷宮をどうにか〝埋めて〟貰うのだ。
「そして三つ。これが最悪なのじゃよ。迷宮が巣食っているのは世界樹の根元なのじゃ」
「最悪? どういう事だ?」
 『迷宮』というものは、出現した時、周囲にあるものと合わさりながら、巨大な迷宮を作る。しかし、作るといいながらも、その実際の規模は小さい。
 探索者にとって広大な迷宮の内部も、外部から見ればほんの数メートルの立方体なのだ。そのメカニズムは未だ分かっていないが、『迷宮』自身により作られた、しかるべき入り口を通る事により、探索者は巨大な迷宮へと足を踏み入れる事が出来ている。
「ふむ。君は魔法については門外漢だったのぉ。この麻帆良にある世界樹……神木《蟠桃》は二十二年に一度巨大な魔力を発する、いわば魔法の木なのじゃ」
「ふーん」
 チラリと窓の外を見れば、巨大な木がある。千雨にすれば「やっぱり魔法の木なのか」という思いがあった。
「本来であったらその魔力活性化は再来年のはずなのじゃが、どうにも来年活性化が起こる兆候があるのじゃ。そして迷宮は世界樹の根元に寄り添う様に出現しておる。ほれ」
 学園長が示したのは、世界樹の地質調査の結果の様だ。
 世界樹の地下が断面図で現されていた。世界樹を中心に地表に作られた広場。その広場の地下一階・二階には迷宮街がある。更に迷宮街の下には『世界樹の迷宮』に繋がる階段、階段の先には小さな立方体。およそ三メートル程の立方体がここの迷宮の本体らしい。本体は世界樹の幹の真下に、根に包まれる様にして存在していた。
「世界樹に巣食う様にして『迷宮』は存在しておる。このまま来年の世界樹活性化に至れば、何が起こるかわからんのじゃ。最悪……、いや、よそう」
 無関心に千雨は紙を見続けた。千雨からすれば、麻帆良などどうでもいい。ここに住む人間が、地下から押し寄せるモンスターに食い殺されようと関係無い。
(出来れば、隣町のクソ親がいるとこまで這い出てくれるとありがたいな)
 その想像をすると、不思議と口元が釣り上がる。
 千雨は今でも覚えている。
 あの陰惨な両親が家族旅行と称して、ハワイくんだりまで何故自分を連れて行ったのか。
 あの場から、千雨は如何様にして逃げ出したのか。
 生きる為に、囚われたために、迷宮に潜る事になった日々を。
 汚辱と陵辱に満ちた、あの迷宮の時間を。
 女としての尊厳を永劫に奪われた屈辱を。
 どす黒い思いを心に宿しながらも、千雨は〝あの少女〟が望んだ日常に戻ったのだ。
 顔を見れば吐き気のする両親には、金と家を見繕い、対外的には自分を心配する両親のふりをさせている。今頃奴らは遊び呆けているはずだが、いずれは全てを奪い取ってやるつもりだ。
 おもちゃを取り上げられたガキが泣き叫ぶ。
 その時の顔を、千雨は楽しみにしているのだ。
 ふと、学園長が自分を見つめているのに気付き、千雨は表情を戻す。
「ふん、私には関係無いな。だったらギルド組合に掛け合えよ。そうすりゃトップランカーの一組か二組、まわして貰えるだろ」
「それは何度も要請した。しかし、組合の反応が重いのじゃよ」
 千雨は現存する迷宮を幾つか思い出す。
 確か現在攻略中の迷宮は世界に五つ、いや六つだったろうか。
 迷宮が枯渇するまでムラがあるが、大体三年から五年というのが平均だ。『大迷宮』を除けば、そのほとんどの『迷宮』が期限に近づいている。
(なるほどな。組合もてんやわんや、って事か)
 一年ほど前に出現した『世界樹の迷宮』は優先順位が低いのだ。
 上級探索者は皆『大迷宮』や、組合の要請で期限間近の『迷宮』に向かっているのだろう。
(おそらく新人育成ってのもあるのか)
 探索が進んでいる迷宮では、新しい探索者は育ちにくい。探索とはその名の通り『未知の場所を進む』事に意味があるのだ。
 そのため、まだ出来たばかりの『世界樹の迷宮』に新人や中堅を送り込んでいるのだろう。麻帆良の事情を考えなければ頷ける処理だ。
「しからば我々で、『迷宮』の深奥に至る可能性のある者を探さねばならん」
「それに私が引っ掛かっちまった、ってワケか。くだらねぇ」
「こちらの事情はこんな所じゃ。報酬は出す、おそらく君の望んでいるものを差し出せるだろう」
「ふん、口だけだったら何とでも言える」
 学園長は背もたれに体を沈めた。
「――君は、ある人間を探しているそうじゃな」
 ピクリと千雨の眉が動いた。
「探索職の、メディックの少女じゃったか。君はそれを探しておるの」
「……」
 千雨は無言で言葉を待った。
「こちらの者を、当時の『業火の迷宮』関係者に当てさせて調べて貰った。その少女の名前は不明。容姿も、出身も、何もかもが分からない」
「ふん」
「そして彼女が〝いた〟と証言しているのは君一人、そうじゃったな」
 学園長の探るような目に、千雨は苛立ちを感じる。
「あぁ、そうだ。私だけだよ。アイツを、アイツを覚えているのは私だけだ。『ミリアム』のヤツらも、アイツなんていないと言いやがる。だけどな、それは〝おかしい〟んだ」
 千雨はソファーから立ち上がった。
「『迷宮』を六人以上で固まって探索するのは、『迷宮』側のルールに触れて不利になる。だから私達は五人組を作って探索する。そう、五人いなければ深奥に至れるはずが無い。なのに、『迷宮』を〝埋めた〟時に、私達は〝四人〟しかいなかったんだ。ましてや、どのパーティーにとっても生命線となるメディックを欠いて深奥に至る。そんなの不可能に決まっている」
 迷宮を〝埋めた〟後、〝あの少女〟は消えていた。一緒に取った写真からも、戦友達の記憶からも消えた。
 世界中からその存在自体が消えてしまったのだ。
 唯一、千雨だけがおぼろげに彼女を覚えている。彼女に救われた事も、彼女に――。
「考えられるのは一つだけだ。『迷宮』が私の願いを叶えた。たぶん、それだ」
「ふむ、あれは噂ではないのかの」
 『迷宮を埋めた者達は、迷宮により願い事を叶えて貰える』。そんな噂がある。眉唾ものだが、どうやらそれは事実らしい。
 もちろん『どうやら』と言うには理由がある。
 願った者に対し『願い』は実行されるが、その『願い』を受け取った者は『願い』そのものを自覚出来ないのだ。
 つまり一人っ子の人間が『兄弟が欲しい』と願えば、元々『兄弟がいた』事に置き換わる。願った本人には『兄弟がいる』事は当たり前になり、その願いが叶った事を思い出せないのだ。
 だが、それが本当ならば『願いを叶える』という事を確認出来ないはずだった。
 しかし、これらの『願い』には補え切れない様々な矛盾が発生する。
 その矛盾を探り、ギルド組合は様々な観点から調査し、『迷宮は願いを叶える』と判断した。
 これらの情報は〝埋めた〟者達のみに知らされる極秘情報だ。
 〝あの少女〟が消え、錯乱した千雨に対し、ギルド組合の幹部が懇切丁寧に説明した事柄だった。
「噂なら苦労しない。私は今でも探してるぜ。未だに毎月調査会社から大枚を搾り取られてる。まぁ、幸い蓄えは大量にあるけどな」
 名前も、容姿も分からない〝あの少女〟を探すため、千雨は調査会社に依頼し、世界中に飛んで貰っている。
 〝埋めた〟後、〝あの少女〟を探し、千雨が唯一見つけた痕跡は靴だった。千雨達のパーティーの下宿先では、何故か千雨は一人で二人部屋を使っていた。そこにあった千雨が履けないサイズの靴、買った覚えも無いその靴こそが、〝あの少女〟の唯一の痕跡あった。
 現在、その靴に残った細胞を検査し、世界中の人間から対象を絞り込んでいる。気が遠くなるような話だ。
「おそらくわしら、いや、関東魔法協会の長たるわしが、君の調査に対し多大な援助をしよう。魔法による痕跡調査なら、多いに役立つと思うが、どうじゃね」
「魔法、か」
 魔法世界への窓口は狭い。千雨とて魔法による調査は望んでいたものの、それを何処へ依頼すれば良いのか分からなかった。
 しかし、今回の申し出はお互いにとって利がある。利は信頼出来た。
「それにじゃ、君も〝魅入られている〟んじゃないかね」
「何言ってるんだ?」
 とぼけた様に言いながら、千雨は右手首を見せびらかすように、頭を掻く。
 かつてそこにあった『呪い』はもはや無い。しかし、腰に当てた左手首には腕時計が巻かれていた。
「まぁ、いい。いいだろう、いけ好かないがその依頼受けてやる」
「ありがたい事じゃ。方法はまかせる。期限は一年、それまでに『世界樹の迷宮』を〝埋めて〟欲しい。こちらとしても出来る限りの便宜をはかろう」
「便宜だ? そんなもんいらねぇな」
 千雨は目を見開き、歯をむき出しにして笑う。
「ジイさん、お前はアイツを探せ。いいか、コイツに連絡すれば詳細は教えるはずだ。テメェの権力使って、魔法使いとやらをどんどん差し出せ」
 千雨が放り投げた名刺には、英語で書かれた会社名と人の名前があった。
「そして、私が迷宮を攻略するに当たり、一切の文句を言うな。やり方は全部私が決める。どれだけ人が野垂れ死のうが、傍観してろ。干渉するな、いいな」
 千雨の顔は狂気に満ちていた。口元がガパリと醜悪に開く。
 学園長はそんな千雨に驚きつつ、首肯で返す。
「いいだろう。もはや手段は選ぶまい」
「言質は取ったぜ。違えるなよ。書類はこちらで用意しておく、もちろんギルド組合立会いの下で、後日契約してもらう」
「了解じゃ」
 ギルド組合は大きな経済基盤だ。その立会いの下で為された契約となれば、容易に反古出来ない。
「いい返事だ。じゃあな、ジイさん」
 千雨はそのまま学園長室を出て行った。
 残された学園長は、千雨の歪さに冷や汗をかいていた。
「迷宮か。あれはそれほど人を狂わすものなのかのぉ」
 自分の孫娘が『迷宮』に赴いている事は聞き及んでいる。
 孫娘は出自故に、今後様々な火種を抱えるはずだ。その予行演習と考えれば、『迷宮』の低層はアトラクション程度で丁度良いだろうと思っていた。
 その考えも、変えなくてはいけないかもしれない。
「木乃香には控えて貰うしかないかのぉ」
 『探索者』の管理は、ギルド組合に契約で一任している。その『探索者』を学園長が引き止めるとなれば、問題になるはずだった。しかし、血縁者としてならば無理ではない。
 様々な思索にふけりながらも、学園長の口からは自然と溜息が漏れていた。


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