「「――――トォ!!」」
アカレンジャーと仮面ライダー1号が、地球を護ってきたレジェント達の集合した中央に降り立つ。
レジェンド達の前方には地球侵略に来たザンギャックの残存部隊の姿がある。
その数は、今までレジェンド達が各地で戦っていた以上の数!!
正に、物量こそがザンギャックの強みといわんばかりの人数を前に、地球を救ってきたレジェンド達は
「「――――皆、行くぞ!!」」
『――――おお!!』
アカレンジャーと仮面ライダー1号の号令を受け、臆することなく突撃する。
ザンギャックもそれに対抗すべく動くが
『ズゴー!!』
「「どうじゃい、どうじゃい、キレンジャー様の力は!!/どうした、どうした、その程度で地球を侵略しようなんて笑っちまうぜ!!」」
『――――ズゴ~!?』
己の力を武器に敵に真っ向から戦いを挑んだ戦士たち――――キレンジャーと仮面ライダー2号を先頭に、ズゴーミン達を吹き飛ばしていく!!
「「――――エレキビュート!!/ライダーきりもみシュート!!」」
その後に続くように、研ぎ澄まされた技を持つ戦士たち――――アカレンジャーと仮面ライダー1号を筆頭に惜しみなく技を放つ!!
「「――――稲妻斬り!!/新飛翔返し!!」」
死を恐れることなく敵と剣を斬り結んだ戦士たち――――ダイヤジャックとバルイーグルが先陣を切り、それに続く形で数多の斬撃が乱れ舞う!!
「「――――いいわね? 行くわよ!!/涙を捨て、戦場に咲く桃の花!!」」
女性の戦士たちも彼らに負けず劣らず、モモレンジャーとハートクイーンの後に続き、己が技を、武器を使ってザンギャックの部隊を倒していく。
『――――ハアッ!!』
ニンジャレッドとハリケンレッド……そして、忍者ライダーの異名を持つZXの三人の赤き剣閃が煌き
『――――トォ!!』
リュウレンジャー、ゲキレッド、スーパー1、三人の磨き上げた拳法が炸裂する。
『――――タァッ!!』
ジェットマンとスカイライダーの上空からの攻撃が崖に立っていたズゴーミン達を叩き落とし
『――――ガオッ!!/ケケー!!』
ガオレンジャーとアマゾンの野獣の如き攻撃がズゴーミン達に襲い掛かる。
「――――トォァ!!」
リボルケインを使って戦っているRXの背後をズゴーミンが腕のクローから光線を放とうとして
「ズゴー!?」
突如、血を連想させる朱い斬撃が襲い掛かり、失敗に終わる。
――――カシャン、カシャン、カシャン!!
そんな金属音と共に彼が、この戦場にやってきた!!
「――――RX、お前を倒すのはこのシャドームーン、唯一人!! こんな奴らにやられるなど断じて許さん!!」
そう、仮面ライダーBLACK RXの宿敵にして最強のライバル――――もう一人の世紀王・影の月……シャドームーンが!!
「――――シャドームーン、お前まで来てくれたのか!!」
RXの声には驚きと共に歓喜の感情も交じっていた。
歴代のスーパー戦隊で戦死した戦士も地球の危機の前に復活を果たして戦っているのでシャドームーンがいてもおかしくはない。
だが、それでもRXは嬉しかったのだろう。
かつての戦いでは、殺し合うしかなかったのに、この場限りでも、共闘できることが!!
「――――何度も言わせるな、お前を倒すのはオレだけだ!!」
「――――分かった、今はそれでもこの地球の為に、共に戦おう!!」
恐らくは、最初にして最後ではあるが、ここにRXとシャドームーンが背中を合わせて共闘する!!
『――――ズゴー!!』
レジェンド達によって仲間がやられてもその屍を乗り越え……あるいは、踏み越えながらザンギャックの部隊は挑んでくる。
だが――――
「「モモ、ゴレンジャーハリケーンだ!!/ビーック、ボンバー!!」」
地球を護ってきたレジェンド達は怯むことなく、アカレンジャーとビッグワンが必殺技を放つべく、メンバーに告げる。
『いいわね? 行くわよ、ゴレンジャーハリケーン、キー!!/まかせんしゃい、ミドー!!/オーケー、アオ!!/オーライ、アカ!!』
『セット1!!/セット2!!/セット3!!/行くぞ、コンバイン!!――――ビッグワン!!』
「――――エンドボール!! 頼むぞ、ビッグワン!!」
「オーライ、ゴレンジャーハリケーン・ビーック、ボンバー!!」
かつて、ゴレンジャーハリケーンとジャッカーコバックが通じなかった四天王ロボを破壊するために使った必殺技が三十余年の時を超えて再び放たれる。
その威力は、かつての戦いの時と勝るとも劣らない!!
そんな先輩たちの勇姿をみて、他のスーパー戦隊も各々の合体技を発動させる。
『ズゴ~!!』
これらの強力な技の前にザンギャックの部隊は耐え切れずに爆発する。
一方、レジェンド達の援護に来た戦士たちもザンギャックと戦っていた。
ザンギャックも必死に戦うが――――
「「ジックキャノン、ファイヤー!!/スピンドルキャノン!!」」
『ビートルブレイク!!/レイジングスラッシュ!!/トルネードスパーク!!』
『ライザーブラスト!!/グラビティクラッシュ!!/クロスウェイスライサー!!』
『ドラゴンフライング!!/ライトニングキャノン!!/リンガーソード!!/ビームシャワー!!』
メタルヒーローの必殺技が次々と放たれて吹き飛び、爆発する。
「「本官の許可なく、地球侵略など絶対に許さん!!/――――黒の一撃!!」」
シグナルマンは万能ツール・シグナイザーで、黒騎士ヒュウガはブルライアットを用いて斬撃を放ち
「「烈火大斬刀、百火繚乱!!/ベガインパルス!!」」
それに続く形で女シンケンレッドとデカマスターの超必殺の斬撃がザンギャックの部隊に襲い掛かる。
残ったザンギャックの部隊も他のメンバーにやられていく。
だが、最後の悪足掻きとでもいうのか捨て身で一人のズゴーミンがブルービートに向けて突貫してくるが――――
「――――邪甲!!」
その叫び声と共に紫色のエネルギー弾がズゴーミンに当たり、爆発させる。
―――――コツ、コツ、コツ、コツ!!
そんな足音と共に、シャドームーン同様、悪でありながら誇り高き戦士――――ブルービートの影・ブラックビートが姿を現した!!
「――――ブラック、ビート…なのか?」
「何を呆けている、ブルービート。さっさと、こいつらを片付けるぞ」
そう告げると、ブラックビートはスティンガービュートを構えてザンギャックの部隊に突っ込んでいく!!
後書き えー、今回は自分的に悪のライバルでトップを争うシャドームーンとブラックビートを登場させました。
無論、シャドームーンはディケイド版や今春に放映されたバージョンではなく、RX本編の方の復活です……というよりも、ディケイド版でのWに吹っ飛ばされた弱さには絶対に納得がいきませんので!!
ブラックビートは、当初ビークラッシャーのデスコーピオンとどちらにしようか迷ったのですが、ビーファイター本編でのシャドーのドラマ性があり、こちらにしました。
まぁ、二人とも死んでるのに復活しているのは、同じ悪で死んだ筈のアバレキラーやリオ達がいるのでいいかなー、と思って出しました。