Stage3 ~灼熱の砂丘~
辺り一面を砂が覆う、枯果てた土地
昼は地獄、夜も地獄
そんな災厄の土地に居るのは、物好きばかり
「あ、暑い……」
思わず口からそんな言葉が漏れるのを、霊夢は抑えきれなかった。
ジリジリと太陽の光が大気と肌を焼き、汗が止まらない。
ここは砂色に覆われた土地。
水が無い、乾いた土地だ。
こんな所を好む人妖の精神が、霊夢にはさっぱり理解できない。
大気は熱によって歪み、太陽の光は砂漠の砂に反射して地獄の連鎖を繰り返す。
結界を使えば少しはマシになるだろうが、涼むために霊力を使うのはなんだか負けた気がする。
「うぅ、暑い暑い暑い……」
ブツブツ文句を呟いても、暑さが収まる訳はない。
せめて速く飛んで風をうみ、体を涼まそうとした所に、
「ちょろーと、いい?」
声がかけられた。
改造巫女服の首元をパタパタ仰ぎながら、彼女は気怠そうに其方へ視線をやる。
視線の先には、一人の少女。
霊夢よりも年下に見えるぐらいで、茶色の短髪から時折青い火花が散っている。
白いワンピースに身を包んだヒラヒラした格好で、涼しそうだなと思うと同時少々子供っぽいなと観察しながら思う。
彼女がそんなことを、熱によってぼんやりした頭で考えていると、
「私は御坂美琴。お願いがあるんだけど?」
~電撃姫〜 御坂美琴(みさかみこと)
その名前は、風の噂で耳に入れたことがあるような、ないような。
確か、河童の……?
のんびりした思考で考えつつ、霊夢は無駄にニコニコしている美琴へ手を振りながら返した。
「生憎、私はこの先に用事があるの。異変を解決しなきゃなんないから」
とりつく間も無い、明らかな拒絶の意思。
そんなあからさまな態度に、彼女はピクリと、青筋を一つ浮かばせる。
「……勘がいいわね」
美琴の、何処か怪しい一言を耳に入れた瞬間、霊夢の意識がハッキリとなった。
ブワッと、大気が震える感覚が辺りに広がり、体を膨大な霊力が包み始める。
暑さなど忘れたかのようにダレていた顔が引き締まって、博麗の巫女が光臨した。
「へぇー……ようやく当たりね」
うきうきとした、興奮を隠さない表情と口調で、霊夢は紡ぐ。
そう、ようやくだ。
いらない戦いを二つもしたが、その分はこいつに叩きつければいい。
全くもって、巫女らしくない考えだが。
「当たったから、何?」
「当たったら、後は解決するだけよ」
バラッ、と。
霊夢の手から宙に札が舞い散る。
桜の花の如く、柔らかに、美しく。
戦闘準備を整える彼女へ、此方も短髪から火花を更に散らし、美琴は不敵という言葉がしっくり合う笑みで笑った。
「通すと思う?」
「残念、門番は倒される役でしか無いのよ」
むっ、と表情を歪める美琴。
「門番じゃなくて、せめて番人にしなさいよ」
「一緒じゃない」
「一緒じゃないわよ」
ハァ、と。
目の前で美琴があからさまなため息を吐のにも気にせず、針を右手に、お払い棒を左手に持つ。
揺らぎないその姿こそ、霊夢の姿。
しかし相対する美琴の姿もまた、一つの勇者だろう。
一瞬で全身を青い雷撃が包み、雷の化身のような姿。
バチバチと、雷撃音が空間に響く。
「本気で感電させるけど、悪く思わないでよね!」
「落雷になんか、人生で一度も当たったことないけど?」
紫電が散り、大地を揺らす。
異変解決のために、空飛ぶ巫女は弾幕を撃つ。
楽しい楽しい、弾幕ごっこを始めるために。
ザ、ザザ、ザザザザザザッ!!
──耳にまず入ったのは、そんな異音だった。
「?」
明らかに雷撃の火花の音では無い、その音。
それは、真下の砂に覆われた大地から。
下へと目をやる。
「っ?」
砂が盛り上がっていた。
いや、正確には茶色の砂から黒い砂が迫り出して来ている。
モグラが出てくるかのように。
ジワジワと、茶色が黒に浸食されてゆく。
咄嗟の判断で、霊夢は舞っていた札全てを大地へ向けて飛ばした。
茜色の札は紙ではあり得ないスピードで大地に落下し、爆発する。
色とりどりの爆発が、砂を一気に吹き飛ばした。
「はっ!」
「とっ」
雷撃が走る。
顔を其方へと向けずに、彼女は勘のままに体を下方へずらした。
三条の雷が、霊夢の体ギリギリを通過して霧散する。
チッ、と舌打ちが鳴った。
「本当に勘がいいわね!」
叫びとともに、今度は雷では無い攻撃が放たれた。
それは、大地から。
舞っていた爆風を突き破り、漆黒の物理的な弾幕が次々と上空の霊夢へ殺到する。
「よっと」
が、予め読んでいた彼女は、僅かな結界を張ってやり過ごした。
美琴の方は向いておらず、ただただ結界にぶつかっては散る黒い砂を観察し、思考する。
(……特殊な砂?雷とこの砂が、あいつの力みたいね)
「余所見してていいの!?」
ザザザザッ、と、今度は近くから。
結界を解き、霊夢は身を宙に踊らせる。
周りを囲むのは、黒い砂の剣。
元を辿ってみると、美琴の周りを黒い砂が渦巻いていた。
「行け!」
美琴の叫びとともに、黒刃がまるで触手のように霊夢を切り裂かんと迫る。
周囲、ほぼ全てから迫る刃の檻を見て、
「──そこ!」
一番薄いと感じた刃を消し飛ばし、脱出した。
僅かに黒い砂を体に貼り付けながら、霊夢は美琴を再度見て──
「!?」
居なかった。
黒刃の元を見ても、ただ黒い砂の塊があるだけで彼女は居ない。
「落雷「天下無双の轟雷」!」
霊夢は、飛んだ。
上空──、真上に何時のまにか存在していた美琴へと。
しかし、霊夢が彼女へ到達する遥か前に、スペルが発動した。
光を放ち、起きた現象は突然空が黒くなるということ。
(?)
疑問に思って、ハッとなる。
雲が、太陽の光を遮っていた。
──ただし、青い雷を迸らせる黒雲が。
ゴシャアアアアアアアアアアアッッ!!!!
天地を引き裂くような轟音と、衝撃波が、辺りをかき乱す。
巨大な雲から放たれた巨大な雷は幾重にも重なり、全てを打ち抜いた。
大地は勿論のこと、まだ浮かんでいた黒い砂さえも同様に。
巨大な熱量によって砂は溶け、衝撃で吹き飛ぶ。
極地的な雷の雨。
常識という言葉が吹き飛んでいる幻想郷においても、異常な現象。
「…………嘘」
そんな、圧倒的な力を放った美琴は思わずそう口に出していた。
何故か?
「だから言ったでしょ。落雷になんか、当たったこと無いって」
落雷の嵐に包まれた筈の霊夢が、傷一つ無く浮かんでいたからだ。
大した回避行動もとっていないというのに、彼女は全くの無傷。
確かに今の弾幕(そう言っていいのか疑問はあるが)は美琴も細かい操作が出来ない。
落雷とは、そういう物だ。
つまり、霊夢が傷一つ無いのは運の結果。
天下無双の幸運。
「……電磁「レールガン」!」
抜き打ちでスペルが発動された。
美琴のカードを持っていた右手から、何かが超高速で放たれる。
灼熱の赤色を撒き散らし、空間に残照を残す砲撃。
それは、マスタースパークのような破壊光線では無く、メルトダウナーのような貫通消滅光線でも無い。
物理的な、超高速砲弾だった。
「むっ」
いきなりな攻撃に、しかし霊夢は必要最低限の動きで躱す。
ついでとばかりに針を三つ程飛すのを忘れない。
キュボッ!!と、かなり先の大地に衝突して轟音を上げる自分の必殺技を見つつ、美琴は眼前に迫った針をつかみ取った。
素手で、何の躊躇いも無く。
「反応がいいわね」
「まっ、能力の関係上よ。アンタも攻撃が理不尽に全部外れる、なーんてことは無いみたいね」
だったら、と。
美琴は言葉をためて、
「躱しきれない攻撃を叩き込む!砂鉄「ブラックウォール」!!」
宣言とともに、スペルカードが弾けて空へと消える。
シンッ、と沈黙の音が響くような時間が生まれた。
数秒経って、しかし何も起こらない。
疑問に思った霊夢は、美琴の後方に、
津波を、見た。
「ブッ!?」
思わず吹き出す。
常識的に考えて、陸のこの場所で津波など起こらない。
だが現に起こっていた。
真っ黒で、巨大な津波が。
津波の正体は黒い砂こと砂鉄。
高さ百メートルはありそうな砂鉄の壁が砂丘から引き摺りだされ、此方へと迫って来て居るのだった。
地の利もあるとはいえ、巨大な能力行使。
しかも、美琴の顔からして、疲れた様子は見えない。
「さぁ、どう躱す!?」
言われなくても、と霊夢は思ったが口には出さない。
ただ、安全かつ確実に躱せる方法を探していた。
(壁をぶち抜く……は、ダメね。見た所結構薄いからスペル無しでも行けそうだけど、壁の厚みを操作されたら終わりだし。上に逃げる……も、ダメか。なんか浮いてるから、追いかけられるわね……)
ならば、と。
霊夢はカードを取り出す。
絶対的において切り札を切らないのは、馬鹿のすることだとばかりに。
「霊符「夢想妙珠」」
霊力による大玉が、壁を蹂躙した。
「──っぐぅ!?」
そうとしかその瞬間の光景を、美琴は説明し切れなかった。
突如、彼女の周りに数珠のように連なった弾幕が現れたと思った時には、神速の早さをもってして背後の砂壁をぶち抜いていた。
少ない衝撃波を自分の背中側から受け、僅かにふらつく美琴は前を無理矢理見る。
穴だらけとなった壁は美琴のことなど気にせずに霊夢へと迫っていたが、当然、壁に開いた穴から楽々脱出される。
「思ったより脆かったわね」
「……アンタの攻撃が異常なのよ」
呑気にそんなことを言う霊夢を見て、美琴はため息とともに指を軽くならす。
パチン、という小気味のいい音とともに、砂鉄が壁の形を崩し地面へと吸い込まれていった。
「もう、手加減なんてしてられないわね」
バチィッ!と、簡単な電気の弾丸がばら撒かれる。
周囲へ均等にばら撒かれた電撃は、霊夢の札によって一つ残らず撃墜された。
容赦ない、その姿。
「電磁「エレキトリック」」
しかし時間としては充分だったのだろう。
彼女の手から次なるスペルが発動された。
霊夢は自分も一枚スペルを準備しつつ、次の現象を待つ。
「はっ!」
砂鉄が、電撃を纏った砂鉄が出現した。
ランダムで宙に出現し、それは様々な形を持ってして宙を舞う。
槍のような、棘のような、剣のような、共通点といえば鋭いということぐらいしか無い、凶器の形で。
「ん……?」
手加減無しと言った割には、やけに手緩いなと霊夢は思ったが直後に認識を改める。
空間に漂う凶器。
それらを繋ぐ、電気の縄が出現した。
バチバチ!と、天然のロープは熱を発散する。
宙に、雷の網が生まれた。
青い雷のロープに囲まれた霊夢は、しかし慌てない。
落ち着いて、弾幕を見極める。
上、下、右、左、前、後。
ランダムに迫る弾幕の、自分に関係する物だけを意識の中に入れた。
そうすると、僅かな抜け道が見えてくる。
「ふんっ!」
胸元に直撃しそうになった雷を胸を限界まで反らして躱し、態勢を崩したまま、砂鉄の塊を躱す。
アクロバティックな動きだが、見るものがいれば気がつくだろう。
動きに、一瞬の無駄も無いことに。
空中で逆さまになったまま、彼女はぐるりと一回転。
手から札を放つ。
札は弾幕に衝突し、爆発。
一気に霊夢を仕留めようとしていた、杭型の砂鉄弾幕全てが粉々になった。
「スペルブレイク」
ヒラリ、と紅と白の服を翻しながら彼女は呟く。
さて、次はと思う間もなく、
「雷撃姫「天雷・弾幕結界」!!」
「っ!?」
とんでもない、スペルカードの名が告げられた。
「弾幕結界」。
ある程度の実力を持つものは、皆その名に恐怖を、もしくは警戒を抱く。
何故なら幻想郷において、この名を持つスペルは凶悪な物だという認識が存在するからだ。
そして、それは美琴が持つこの弾幕結界にも変わりは無かった。
先程の砂鉄の弾幕とうって変わり、全てが雷撃によって構成されている。
ただ、剣の形をしているもの。
球体の状態で留まっているもの。
杭型の状態で留まっているもの。
全てが、中心に霊夢をおいて並んで包囲している。
隙間無く、何重にも弾幕の層を重ねて。
完璧な、結界のように。
一発一発が必殺の雷であり、見るものに絶望を与えてもおかしくない、その光景。
「いけっ!」
美琴の叫びが一つ。
瞬間、
宙に留まっていた雷撃全てが、中心の霊夢へと収束した。
空気を焼きながらそれは彼女を消滅させんと迫る。
雷のように迫り、
弾丸のように迫り、
「大結界「博麗弾幕結界」」
全てを、撃ち落とされた。
「弾幕結界」に。
「──」
圧巻の、光景。
霊夢が隠し持っていたスペルが発動した時、周囲に弾幕が形成され、ぶつかり合い、完全に相殺しあったのだ。
札が、霊力の弾丸が、大玉が、針が、全ての雷撃を打ち破り、脅威を消す。
本来なら相手を殲滅するための弾幕は、同じ名を冠するスペルカードを打ち破るために使われたのだった。
「──っ、くっ!」
放心状態から、美琴は漸く復帰する。
しかし、もう余裕など何処にも無い。
「──終わり?」
そんな彼女へ、冷静に、余裕を持ち、霊夢は尋ねる。
周りを舞う爆煙など気にせず、ただただ勝負のために。
本当に人間なのか疑いたくなるその姿。
だが、美琴とてここまで来て後には引けない。
「「only my railgun」!!」
故に、最後の切り札を発動させる。
今までに無い轟音が場に満ち、
雷の天使が、光臨した。
そう。
「天使」
今のその姿を、それ以外のなんと呼べというのだろう。
背中から十以上に分かれた雷の幻想的な翼を背負う、その姿を。
彼女の背中から伸び翼はゆっくりと、長くなって行く。
御坂美琴の、限界の力。
天に近付こうとして作り出した、究極の雷。
彼女は翼を僅かに揺らし、霊夢を見る。
瞳は何処までも青色に染まっていて、背中に背負った蒼雷の翼と、よく似合っていた。
「……来なさい」
絵にしたら、恐らく金で買えないくらいの幻想光景。
しかし霊夢は、光景に見とれ続けることは無い。
今はまだ、弾幕ごっこの最中なのだから。
「……はぁぁあああああああああっ!!」
閃光が、走った。
雷を軸にした、彼女が撃てる最強の一撃。
手からのみしか放たれ無かったそれは、今や翼からも放たれ神々しき弾幕光線とかす。
それらを霊夢は、ことごとく躱した。
鳥のように上昇し、岩のように落下し、風のようにゆらりゆらりと動く。
見るもの全てを引きつけるその優雅な躱し方に、美琴は思わず苦笑した。
博麗の巫女は、大地に着弾して起こる轟音も気にせず、彼女の目の前へと躍り出る。
勝敗は、鮮やかに結した。
「うぐっ……いたたたた……」
砂に埋もれかけながら、美琴はそう呟いた。
その姿を霊夢はからっとした笑顔で見ている。
自分で撃墜した者に向けるとは思えない類いの笑みだ。
「じゃあ、先に行かせてもらうわよ」
「ちくしょう……」
霊夢は美琴の捨て台詞を無視して飛び立つ。
弾幕ごっこの最中に方角など分からなくなった筈だが、彼女は迷い無く進んで行く。
彼女の目的はこの異変の主謀者であって、番人などでは無い。
揺らぎ無い、遠ざかって行く紅白の姿。
その姿に、口に入った砂を吐き出しながら美琴は呟く。
「アイツ等でもちょっとキツイかな?」
少女祈祷中……
設定
〜雷撃姫~
名前・御坂美琴
種族・人間
能力・「主に雷や磁力を操る程度の能力」
幻想郷の外れに住む、幼き少女。
正義心が強くて子供っぽく(※1)、人里などでもよく見かけられる。
性格のためか、よく寺子屋の子供達と一緒に遊んだり、逆に授業(※2)をしていることもあるようだ。
能力の関係上か、河童達の研究にも助力しており、度々妖怪の山でも見られる。
人妖ともに交流関係があり、仲がいいため友好度は悪くない。
具体的には妖怪の山の巫女(※3)や、河童や天狗など。
性格は素直で無く(※4)怒るたびに雷が煌くが、余程のことが無い限り人妖ともに殺しはしない。
精々、一ヶ月寝たきりにする程度である(※5)。
人に対しては特に優しくて、頼みを言えば引き受けたり助けてもらえることも多い(※6)。
むしろ彼女に危害を加えなどしたら、その背後の人物によって更に危険になるだろう。
本人の力も本物で(※7)彼女が悪人では無くよかったというべきか。
彼女の能力は「主に雷や磁力を操る程度の能力」である。
雷を幾らでも自由に生み出し、操作が可能で、磁力の力によって砂鉄を操り武器や壁にすることも可能のようだ。
更に本人からの情報によると磁力の力場を常時辺りに撒いているため、目を閉じていても大体周囲の様子が分かるという(※8)。
そして肉体を電気によって僅かに強化し、反応の速さも上げているとのことだ(※9)。
※1
服装なども子供っぽいと、周囲から度々からかわれている。
※2
あくまで慈善事業なので、お金は貰っていない。どうやら大量の財宝を売って生活している様子だ。
※3
異変前から知り合いだったようだが、どう知り合ったのかは不明である。
※4
「アイツが素直ォ?ンなこと龍が死ぬくれェあり得ねェだろォが」と言われた。
※5
本人曰く「雷は意外と手加減し易いから楽」とのこと。
※6
彼女には最強の守護者が居る。
※7
八雲紫なども認める、弾幕ごっこにおいては幻想郷最強クラスである。
※8
よって彼女に不意打ちや奇襲の類いは無駄らしい。
※9
何故簡単に自分の秘密をバラすのかというと「バレた所で意味ないでしょ」とのこと。
スペルカード集
落雷「天下無双の轟雷」
電磁「レールガン」
砂鉄「ブラックウォール」
電磁「エレキトリック」
雷撃姫「天雷・弾幕結界」
電磁「スパイラルレールガン」
落雷「10おくぼると」
砂鉄「黒い砂嵐」
落雷「超天空雷」
電磁「ブラックレールガン」
砂鉄「プライドブレイカー」
電磁「雷鋼の鎚」
黒雷「黒電一閃」
天雷「無双雷牙」
蒼雷「神速の咆哮」
迅雷「天空舞雷」
電光「レールガン・改」
「only my railgun」
合計18枚