当分出て来ない人もいるので、某師匠の人格に対するいろんな誤解を解く意味も込めて、簡単な人物紹介を乗せておきます。詳しくは話の中で明かしていこうと思うので、ネタばれは無しの方向です。
ルーク・フォン・ファブレ
突き抜けた馬鹿。やられ役のチンピラ。スケベ。でも、どうてい。
誘拐されて帰って来たのはいいが、記憶をなくしてパッパラパー状態に。親馬鹿二人に見守られ、日々の暮らしの中でめざましい回復を遂げる。
が、どこで教育を間違ったのか、その言動はチンピラ染みている。
回復の過程で友人たるガイのモテっぷりに当てられ、女好きに。彼女欲しいなぁと思いながらも、メイドに手を出すのは鬼畜? とか考えて実行できず。某王女との関係については……いずれ改めて。
ファブレ公爵
他人に厳しく、己にはもっと厳しくを地で行く頑固オヤジ。
とあるスコア(預言)により、息子であるルークとどう接したらいいかわからなかったが、誘拐されて帰って来た息子のあまりのチンピラじみた成長っぷりに、最近はその溝を踏み越え怒声を上げる毎日。
なんだかんだいって息子命になりつつあるが、あくまでも公人を貫く人でもある。難しい。
親馬鹿その一。
シュザンヌ
セレブ。身体が弱いところもあるが、芯の強さも持ち合わせる人。息子大好き。
誘拐されて帰って来た息子が記憶をなくしていた事実に、一時は打ちのめされて、枕を濡らす日々だった。最近は見事回復を遂げた息子に安心し、日々を健やかに過ごす。着実にチンピラへの道を歩んでいく息子を生暖かく見守る。
親馬鹿その二。
ヴァン・グランツ謡将
チンピラルークの師匠。オラクル騎士団の主席総長で、六神将とかいう師団規模の軍隊のトップ。何事でも決めた事は貫き通す、どこまでも生真面目な人。現在、宗教都市ダアトに帰省中。
最初は普通のやり方でルークに剣術を教えていたが、ルークのあまりのチンピラ染みた小物っぷりに、自身の教育方針に問題があったのかと大いに悩む。某副官に相談したところ、某国の海兵隊ばりの訓練方式を薦められ、導入。当初は本人も困惑しながら教えていたが、最近いろいろと吹っ切れてきた。でも、普段はあくまで頼れる良い大人デスヨ?
シスコンとか言う噂。
ガイ
ルークの世話係にして親友。無自覚のたらし。ルーク女好きの元凶。
無意識の内にいつのまにか女性を口説いているという恐ろしい絶技を持ち合わせる。でも女性恐怖症。もったいない。この話では鼻の粘膜が弱いもよう。
シスコン!
ペール
庭師のじいさん。ルークの茶飲み友達。なぜか状況を解説する。ガイ様華麗に解説の祖。
脇役。
ラムダス
ぼっちゃま命。執事長。そこそこ偉い。
でも脇役さ。
謎の暗殺者
マスクメロン級。