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[26226] 【習作】変態がこのかに転生したようです。【ネギま】
Name: どびん◆bb5fb100 ID:a9166d66
Date: 2011/02/25 23:52
気が付いたら、ネギまの近衛このかになっていた。

よく分からないと思うが、俺(ウチ)もよく分からない。

俺(ウチ)はもともと、どこにでもいる平凡な大学生だったのだ。
童貞卒業が大学の目標のどこにでもいる大学生だったのだ。

おそらく、間違えたのはあの時だ。
半透明だけど、好みのタイプの女の子を見かけ、ハアハアしながら追ってたら、
赤ん坊になっていた。

あせったね。

童貞卒業しようにも、アレがなくなってるだからね。

でも、自分がネギまの百合百合ヒロイン、近衛このかと知ったので、
原作よろしく、百合百合ヒロインを目指すことにした。

ほんでもって、今4歳

「神鳴流の師範の方がきはったで~」
刹那キターーー

原作では、百合百合する相手である。
今まで、家の巫女さんを観察し鍛えた美少女観察眼発動!

ハアハア、せっちゃん、カワイイよ、せっちゃん。
ペロペロしたい

~以下、RPG風~

刹那は師範の人の後ろに隠れた。
しかし、回り込まれた。
このかはハアハアしている。
刹那は身の危険を感じた。
刹那は逃げ出した。

「追いかけっこかえ、もう仲良しやね~」
師範は笑っている。

「せっちゃん~、待って~な。」
「なんで、初めて会うのに名前しってんねん」
「ハアハア、愛やねん。」
「なんで、追ってくんねん。」
「せっちゃんが、逃げるから~、ペロペロさせて~な」
「ペロペロってなんやねん。」
「そんな恥ずかしいこと言わせんといて~」
「うちに何する気やねん」

コケ、刹那は転んでしまった。このかに追いつかれた。

「ハアハア、せっちゃん、追いついたで~」

刹那は転んだ傷とこのかの変態オーラで涙目だ。

「消毒しな、あかんね~」
このかは刹那の傷を舐めだした。

~また、このか~

美幼女の足、ペロペロ、このかになってよかった~
せっちゃんの白い足に赤い血のコントラスト
「いっただきま~す」
口の中が血の味、これがせっちゃんの味、やば、興奮するかも~
血で興奮って、私、吸血鬼?

                      「お嬢様、もう大丈夫ですぇ。」

吸血鬼っていったら、エヴァちゃんの足も是非ペロペロしたね。
おっと、浮気はいかんよね~。ウチの嫁はせっちゃん、せっちゃん。

                               「お嬢様?」

ペロペロ、おいしいです。

「お嬢様!」

せっちゃんのいけず~、もっとペロペロさせてくれてもいいのに~

「ありがとう、ございました。もう、傷は消えました。」

あれ、ほんとに白い肌に戻ってる。
舐めると、傷が消える、さすが漫画の世界。

じゃあ、せっちゃんの恥ずかしいところをペロペロ~っと
袴をめくれば、そこは桃源郷~

なに、桃源郷が遠のいていく。なぜに

「このか、なにしてるんですか」

お父様がウチを持ち上げたらしい。

「お父様、放して~な、桃源郷は目の前やのに~」

投げられた

「お父様、ひどいで~、女の子どうしのスキンシップやで~」

なぐらた。

「お嬢様は、私の傷を治してくださったのです。」
せっちゃん、ナイスホローや

「なっ、傷を治したんですか。」

「そうやで、傷にはペロペロやで~、あっ、せっちゃん手にも怪我してるやん、手もペロペロや。」

美幼女の手、ハアハア。

うん、やっぱ漫画の世界、2,3回舐めたら、傷が消えた。


~詠春~

私の娘は問題が多い。

まず、生まれながらの強大な魔力
そして、女性にハアハアしながらせまる変態性。

魔力はともかく、どこで育てるのを間違えたのだろうか。

少しでも、まともな性格に育ってくれるよう、遊び相手に刹那君を呼んでみたが、
ハアハアしながら、のしかかっている。

結構強く殴ったが、無意識で魔力防御しているらしく傷一つ負わない。
そして、また、ハアハアし、傷を舐めだした。

ほんと、どこで間違えたんだろう。

切り傷がなくなっている。

無意識に回復魔法まで使うとは。
おそろしいまでの、才能だ。

この性格だ、普通の女の子として生きさせるのは厳しいか。
よし、魔法を教えることにしよう。

~また、また、このか~

翌日、魔法を習うことになった。
あれ~、原作では秘密じゃなかっけ?

そうか、きっと、並行世界ってやつで、少し違う世界なんだな。




[26226] 変態は魔法少女にこだわりがあるようです。
Name: どびん◆bb5fb100 ID:a9166d66
Date: 2011/02/26 22:27
どうも、近衛このか(4歳)やよ~。

魔法少女としてデビュ~するべく、陰陽術師に弟子入りしますぇ。
昔、平凡な大学のころは、魔法少女になるとは思わなかったわ~。

魔法少女といえば、変身シーンやよね~。
大事なとこは、ギリギリ出さず、フリフリの衣装へお着替え。
ジュル、最高や~。

ウチも明日から魔法少女なんや、
ちゅうことで、ギリギリ変身シーンをせっちゃんで練習や~
フリフリの衣装、ギリギリガード用のリボンOK!

「ハアハア、せっちゃん~、ヌギヌギしてみよか~」

「お嬢様、おやめくださ~い」

「大丈夫やえ~、大事なとこはリボンで守るんよ~」

「無理どす~」

涙の目のせっちゃんカワイイよ~、
っは、これがおっ持ち帰り~♪の心理や~

「あっ、せっちゃん、逃げんといて~」

でも、せっちゃんの弱点は原作知識から済みやえ~。
筋肉ダルマさん(ラカン)が言ってたのは~
確か、お父様と一緒で、真面目すぎるちゅうこと、エロに弱いやよね~。

そう、エロに弱いんや
原作では、ウチとチュチュする百合百合娘やし、
脱がしてだめなら、脱いでみろってことやね~

シュル、シュル。
着物を脱ぐ音ってなんかエッチいな~

「お嬢様~、なにしてるんですか~」
やっぱ、戻ってきたね、せっちゃん、百合百合エロエロ娘やね~

「だって、せっちゃん、着替えてくれんし~」

「だからって、外でぬぎださないで~や。」

「じゃあ、せっちゃん着てくれるん?」

「せめて、部屋のなかに・・・」
恥じらう、せっちゃん、はぁはぁ

「せっちゃん、おっ持ち帰り~♪」

お部屋には、ぬらりひょんことウチのじいちゃんに
『マホウ習うんよ~、カワイイ杖と衣装、ほし~わ☆』
の手紙で送られてきた、大量の衣装と杖。

せっちゃんの着せ替えショーや~

じいちゃ~ん、ありがとな~

「ジュルリ、さぁ、せっちゃん、お着替えな~。」

「お嬢様~」

せっちゃんに白くて、ふわふわ、ヒラヒラ、ハアハア。
よし、ここは何かポーズを
よし、このレイハっぽい杖で

「せっちゃん、魔法少女の練習や~、ウチの言うこと繰り返して~な。」

何にする?
全力全壊。
少し、頭冷やそうか。
いや、あれだ、一期の最後

「名前をよんで」

魔法少女カップル誕生のシーン最高や~
ウチもせっちゃんと百合百合カップルに

~刹那~

このかお嬢様は少し、怖い。

初めて会ったときは、追いかけられた。

今日も、無理やり恥ずかしい服きせるし。

私は魔法少女ではなく剣士見習いなのに、
魔法少女の練習ってなんだろ。
恥ずかしいセリフとかはやだな~。

「名前をよんで」

名前をよんで・・・
っは、そうか、このかお嬢様はずっとお屋敷で一人だった。
ウチといっしょで、名前を呼び合える友達がいないだ。

追いかけて着たのだって友達になろうと、
それなのにウチは・・・

「このちゃん、ごめんな~、ウチらもう友達やねん。これからも、名前をよんで~な。」

~また、このか~

せっちゃんが抱き着いてきよった。
なして?
そうか
白き悪魔の言葉は女の子を落とす呪文だったんやね。

せっちゃん、いい匂いや~。
す~は~、す~は~、クンカクンカ。

ふぅ~、せっちゃん堪能しました。

よ~し、次のセリフは・・・
魔法少女じゃなくて、KYのセリフやけど、あのセリフでいくで~

「世界は、いつだって……こんなはずじゃないことばっかりだよ!!
ずっと昔から、いつだって、誰だってそうなんだ!!
こんなはずじゃない現実から逃げるか、それとも立ち向かうかは、個人の自由だ!」

ふぅ・・・言い切ったで~。今まで一番長いセリフがKYないは~

じゃあ、つぎはフェイトちゃんのセリフ言ってみるで~

「ホントの自分を始めるために、今までの自分を、終わらせよう」

~また、せつな~

このちゃん、まさかウチの羽のことしっとるん
「世界は、いつだって……こんなはずじゃないことばっかりだよ!!
現実から逃げるか、それとも立ち向かうか」か。

でも、ウチの羽は禁忌やねん。
このちゃんも見たら、きっとウチから離れてしまうねん。

「ホントの自分を始めるために、今までの自分を、終わらせよう」

ホントの自分、そやね。
ウチ、このちゃん信じるえ・・・

「このちゃん、見てほしいものがあんねん。」

~また、またこのか~

せっちゃんがツバサを出しよった。
あれ~、原作じゃ、しかたなくだったよやな~。

そっか、並行世界やからやね~
でも、ここは、原作どおり、あのセリフや

「せっちゃん、天使みたいやね~」

さすが、原作のセリフや、せっちゃんの笑顔がはじめて見れたで~
やっぱ、美少女は笑顔やね~

せっちゃん、百合百合天使や~



[26226] 変態の師匠も変態のようです。
Name: どびん◆bb5fb100 ID:a9166d66
Date: 2011/03/01 22:32
このかやよ~

今日から、魔法の練習がスタートするんよ。

昨日は、せっちゃんになのはっぽいコス、
ジュルリ、萌え萌えやったわ~

ほいで~、ウチの魔法少女コスは~
ウチはその嫁、フェイトちゃんコスや~
そう、せっちゃんと一緒に百合百合魔法少女生活や~

あれでも、
せっちゃんは羽で、ビュンビュン系やから・・・反対やか?
でも・・・フェイトちゃんみたく美少女に追われるシュチュの方が燃えるんよな~

「このちゃん、今日こそお話を聞いてもらうの」
「言葉だけじゃ伝わらない」
「全力全壊、神鳴流奥義、雷光剣」
ど~~~ん
「私の勝ちだよ。」
「せっちゃん」チュ
「このちゃん」チュ
そして、そのまま抱き合って
・・・グヘヘヘ。
(注・・・このかの妄想です)

「お嬢様~、先生がきはったで~」

「メガネの美少女、キターーー
ごほん、よ~いらはりました。
せんせ~、はあはあ、手取り足取り教えてくれなはれ~」

美少女に手取り、足取り、腰とり
はあはあ、
「先生、武装解除ができんわ~」
「大丈夫、ゆっくりふってごらんなさい」
「でも、そうしたら、先生に武装解除が・・・」
「ご褒美があ・る・と☆やる気でるでしょ」
「先生~~~」
ぐへへへへ・・・
(注・・・また、このかの妄想です)

こんな幼女を妹(弟子)に、はあはあ
手取り、足取り、腰とり、ぐへへへ・・・
「お兄ちゃん、お札がうまく書けないの~」
「どれどれ~、お兄ちゃんが支えてあげるよ~」
「あれ、お兄ちゃん、この筆へんだよ~」
「こらこら、それはお兄ちゃんのあそこの筆だぞ~」
「お兄ちゃん~、もうエッチ~」
ぐへへへ・・・
(注・・・美少女の・・・・後ろのマッチョ
      もとい、本当の先生の妄想です。)

ポカ!「このちゃん、しっかりし~や」
「はっ・・・美少女先生との、ドキ、ポロリもあるかも武装解除教室は?」

ボカ!「師匠~、しっかりしてくれなはれ」
「ハッ・・・妹との、キカンボウでの、お札の書き方教室は?」

「うん、おっちゃん誰や?」

「おっちゃん、じゃない、お兄ちゃんだ!」
みごとな、サムズアップや

びびび・・・むっ、あの目、妹への愛があふれておるん。
前世なら、親友なれたんやかけど、
今のウチは、京都弁美少女(マイ、萌えポイント☆)になって、
類とも集め作戦実行中や~
作戦の妨げになる~、おっちゃんは無視や。

それより、メガネ美少女先生や。
ここは、類とも作戦実行や~

「せんせ~、あのマッチョ怖いわ~」

「うち、先生やないえ~、先生はあのマッチョやで」

「えっ・・・姉様は、どちら様やねん?」

「ウチは天ヶ崎千草や、アレの弟子やねん。姉弟子になるよ。」

天ヶ崎千草、原作キャラや。
確か、ウチを誘拐して、脱がして、気持ちいことする人や。
あれ?エロいんやな。
ハアハア、お姉様のいけない召喚、スクナもでちゃうよ。
ちょっと、いいかも・・・

「そして、俺が、惟宗(コレムネ)」
上着を脱いで胸筋を震わせ
「是知(コレシリ)」
後ろを向いて知りをフリフリ
「妹たちよ。気軽にお兄ちゃんと呼んでくれ」
そして、見事なサムズアップ

「「変態や」」

「お札さん、お札さん、変態を撲滅してくれなはれ」
千草姉様の手からお札が飛んで、燃え上がる
陰陽術もかっこええな~

「熱い、熱い、あっ、でも妹からの折檻、ちょっといいかも
ははは・・・千草、ツンデレさんやな。お前も大事な妹だぞ☆」
またまた、見事なサムズアップ

千草姉様、無言でのキック
人って飛ぶんやな~

あっ、もう復活しよった。
さすが、漫画の世界や。

「ははは~、さあ、そこの妹2人、名前を教えてくれ」
そして、サムズアップ

「このちゃん、ウチもう神鳴流の稽古の時間やねん、もういくな~」
「せっちゃん、逃げんといてな~」
「大丈夫やこのちゃん、あの人、このちゃんと同じ匂いするから
 このちゃんならいけるやん。」
あっ・・・逃げてもうた~
せっちゃん、まってや~

ガシ、動けへん。
あれ、千草姉様?

「お嬢様、お勉強の時間えすえ。
大丈夫や、惟宗先生はあれでも、日本有数の陰陽術師や」

「申し訳ないんやけど、お父様に言って、変えてもらいやす。」

「うちもな、さすがに、一人であれの相手はきついねん。
なぁ、一緒に勉強しような~」

「千草姉様、笑顔が怖くなっとるよ
 せっかくの美少女が残念やえ。」

「お嬢様が、妹弟子になってくれはったら、笑顔が戻りますえ
さぁ、勉強はじめましょう、ウチが手取り足取り教えたる」

千草姉様が手取り、足取り
ポロリもあるかも武装解除教室や~
はあはあ
「千草姉様、よろしくお願いします。」

「ははは~、このかは照れ屋さんだな~、
 お兄ちゃんも呼んでくれなきゃ拗ねちゃうぞ~☆」

「「黙れ、変態」」
ウチと千草姉様のダブルキック
変態に虐げられ、育つ二人の愛やね。



[26226] 変態は脱げ式神が暴走するようです。
Name: どびん◆bb5fb100 ID:a9166d66
Date: 2011/02/28 13:00
このかや、陰陽術師のお弟子さんになったんよ。

今日も千草姉様に基礎を習ってるんよ。

変態は初日以来仕事でいないんよ~
お父様の書類に細工したのは、ないしょやで~
千草姉様と二人きり、はあはあ

今は、お札を書く練習の時間や。

「千草姉様、うまく書けへ~ん」
「仕方ないね~、一緒に書いたるわ」
千草姉様が後ろからギュ、
はあはあ、おっぱいいいわ~
「こら、ふにゃふにゃやあかんえ。」
「あ~ん、だって~」
千草姉様の髪の匂い、すーはー、すーはー
「もう仕方ない子やね~、休憩にするかい」
「はいな~」

「千草姉様、なんか術みせて~な」
「ちょっとだけやよ~、ほれ」

お~、原作では服脱がすいけない子ザルちゃんや
こ~やってみるとかわええ~な

「な~うちもやってみたいねん。」

「ほれ、この紙型に魔力とおしてみ~」

「う~ん・・・、できへんな~」

「ははは、お嬢様にはまだ早いねん。まずは、魔力を感じる練習やね」

「魔力ってどんなもんなん?」

「自然に満ちてる力みたいなもんや、うまくできるとムズって感じするんよ」

ムズって感じ・・・う~ん、くしゃみみたいんかな~
ネギのくしゃみは、脱げ効果やったよな~
ウチもくしゃみで、脱がし屋になるんかな~?
いや、一気に裸はロマンがないな~
やっぱ、一枚一枚の方が、はあはあ、興奮するんや~

ポン

「お~子ザルちゃんができおった。」

きゅぴーん、子ザルちゃんの目が光ったで、
「こら、子ザルやめや。」
子ザルちゃんが千草姉様の服を脱がせてるん
はあはあ、ナイス、ぱんチラや
子ザルちゃんできる子や。

「あっ、そこはあかん」
はあはあ、先にパンツだけ抜き取るとは、子ザルちゃんやるな~

「子ザルちゃん、パンツ、パスや~」
クンカ、クンカこれが、千草姉様の匂いなんか~

「次はブラや、いくんや~、子ザルちゃん」
「あっ、あか~ん」
はあはあ、おっぱい、ちら、パイチラや~。
あっ、千草姉様、真っ赤になって気絶しおった。

「このちゃん、どうしたん?」
あっ、せっちゃんや。
剣道スタイルってことは、ウチへの愛で道場から飛んできてくれたんやね~。

「はあはあ、でも、あかん、このままじゃ、せっちゃんも子ザルちゃんに」

「この、怪かしめ~、覚悟~」

スカ

子ザルちゃんなんてフットワークや
かわし様に、せっちゃんのパンツぬきって行きよった。

「子ザルちゃん、それもパスや~」
クンカ、クンカ、さっきまで、稽古中やったから汗の匂いがしとる~

「このちゃん、かがんといて~」

「だいじょぶやで~、いいにおいや~」

あっ、赤くなった。せっちゃん、カワイイな~。
「子ザルちゃん、せっちゃん、ウチの嫁やから、丁寧に脱がし~」

シュン、下だけ、脱がしおった
子ザルちゃん、マニアックや。

「えい」
スカ
「えい」
スカ

はあはあ、せっちゃんが動くたびの、上着の下のチラチラ感たまらんわ~

「う~う、神鳴流は魔を斬る剣やなに~」

「せっちゃん、泣かんといて~な。な、一緒に強くなろ。」

「ぐす、このちゃん
 ・・・って、これ、このちゃんのせいやよね。」

「ウチもまだ、未熟やねん。」

「・・・」

「あ~ん、白い目で、見つめんといて~、ウチ、チューしたげるから~」

「あっ、そんな、このちゃ~ん」
あっ、気絶しおった。

ラカン正確情報やな~、やっぱり、せっちゃんの弱点はエロやん

「なにごとですか?」

「子ザルちゃん次の獲物やで~」

シュピーン、また子ザルちゃんの目が光って、パンツだけ抜き取りおった
・・・トランクス?

「あれ?お父様・・・」

「このか・・・神鳴流奥義、斬岩剣」

ザン

「お父様、奥義はあか~ん」
さすが・・・ウチでも死んでまうわ~

~詠春~

まさか、娘に奥義を使う日がくるとは
魔法の勉強をさせるべきではなかったかもしれません。

ですが、あの才能は恐ろしいものがあります。
ただの式神が、私でも目で追えない速さで動くて、パンツを盗られるとは

パンツ・・・ほんと、どうしてあんな変態に
はぁ・・・とりあえず、お説教ですね。

~このか~

お父様は説教魔やった。
そういば、原作でもナギに説教してよったな~

罰として、今度、じいちゃんに会いに行くまで魔法禁止やって、けちやね~

でも、じいちゃんに会いにいくってことは
原作の舞台、麻帆良学園や~
たのしみやわ~




[26226] 変態は死ぬ時も変態だったようです。
Name: どびん◆bb5fb100 ID:a9166d66
Date: 2011/03/01 22:15
ども~、このかやよ~
やって来ました、麻帆良や。
原作舞台や~

つ~ても、まだ原作開始10年前やけどね~
ややけど、ロリっ子吸血鬼エヴァちゃんにはもういるんやろ、会いたいんね~

「わるいが、血をいただこう」
「エヴァ、そんな首筋なんて、はげしい」
「ふふ~、このかの血はうまいな」
ロリっ子吸血鬼との吸血プレイ、はあはあ
(注・・・妄想です)

ゴン
「このか、道端でハアハアするのはやめなさい」

「お父様ひどい~、ちょっと妄想してるだけやん」

「置いて行きますよ」

「あ~ん、待って~な」

学園長室って、やっぱり、女子中等部にあるやね~
っは、まさか、じいちゃんってロリコンなんや
怪奇、妖怪ロリじじい
う~ん、救いがたいね~

「このか、ようきたの~」

「じいちゃん、久しぶりやけど、妖怪で、ロリコンはアウトやで~」

「へっ」

ゴン
「すいみません、お義父さん。ちょっと、この子妄想癖がありまして」

「お父様、妄想癖はひどいで~、ウチはちょっと想像力が豊かなだけでやで~」

「想像力豊かですか、ははは」
お父様、乾いた笑いはないえ~

「それより、じいちゃん。武装解除おしえて~な。
 女の子脱がしまくるのって、ほら、一つの夢やん」

「婿殿・・・どういう教育してるの」

「すみません、お義父さん。本当、どこで育て方間違えたのやら」

「ね~、じいちゃん。武装解除教えてな~。
 ウチ最近魔法禁止中やったから、座学は十分やねんで~。」

「ははは~、そうかじゃの~、では、少しテストするかの~」

「テストかいな~、出来れば武装解除おしえてくれるん?」

「いい点とれればの~(難しいの出して、ごまかそ)」

「よっしゃあ、くるんや~」

「では、いくぞ。神話の問題じゃぞ。天岩戸を開いた方法は何だったかの?」

「ふふ~、簡単やで~。ストリップショーや。
 アマテラスちゃんが引き籠りになって~。
 それを引きずり出すために、天の鈿女ちゃんが裸になって踊ったんやろ~。
 女神ってレズもいけたんやってことやね~」

「ははは~、このか、ちょっと違うぞ。
 それとストリップショーなんて言葉どこで知ったんじゃ?」

「お父様の本棚の一番下にビデオがおいてあったで~」

「婿殿!」

「すみません」

「じいちゃん、これで合格なん?
 だめなら、次の問題だしてな~」

「ちょっと、婿殿と話をするから、向こうで遊んでてくれんかの~」

「わかったで~、じいちゃん、外でてもいいか~。」

「しかたないの~。あんまり、遠くにいんじゃないぞ。」

「は~い」
よっしゃ~、エヴァちゃん探すで~
今8月やしから、夏休み、きっとログハウスにいるはずや~
いくで~

って、ログハウスってどっちや?

「すみませ~ん、そこの半透明なお姉様、ウチとムフフ~やなかった。
 ロリッ子吸血鬼のログハウスってどこか知りやへんか~」

「あの~、私が見えるんですか?」

「見える?何いっとるん?姉様かわいいな~。半透明少女萌えや~
 やっぱ、ウチとムフフ~ってせいへんか~
 あっ、ウチ、近衛このかっていいます~」

「ムフフって、あなたの前世って、気持ち悪い変態ですか?」

「前世・・・あ~、あの時の半透明美少女や~。
 これって運命ってやつやね、二人でしっぽりいきましょうか~」

「しっぽりって・・・あなた怒らないですか?
 前世のあなた殺したのは私なんですよ。」

「へ?・・・ウチ殺されたん?
 つうても、前世っていまいち記憶があいまいなんよ~。
 そいや、姉様だれや?」

「相坂さよっていいます。ここで、50年幽霊やってます。」

相坂さよ・・・原作キャラ、地味幽霊キター
でも、これで地味・・・せっちゃんといい3-Aメンバーやばいやん。
って、なんでウチ原作キャラに殺されたん?
さよちゃんって地縛霊設定じゃなかったけ。浮遊霊にレベルアップしとるん?
並行世界設定?
あれ、でもどうやって、現実の俺の前に現れたん?

「な~、どこでウチ殺したん?」

「私にもよく分からないですよ。
 世界樹が光ったら、知らない道歩いてまして、
 後ろから『ムフフ~、半透明少女萌え~、ムフフ~』
 って笑いながら変態がついて来まして
 気持ち悪かったんで、思わず突き飛ばしたら、
 トラックに轢かれちゃいました。てへ♪」
 
「轢かれちゃいましたって、てへ♪軽すぎやん。ウチそんな死に方したん。」

「はい、そうですね。
 『トラックに轢かれたから大丈夫だ。
 きっと、俺、魔力最強とか特典貰って転生できるから
 その時は半透明少女ちゃんは俺の嫁の一人だぞ』
 って言って亡くなりましたね。」

「うわ~、前世のウチ痛~。転生とか特典って中二病やん。
 あれでも、魔力最強で転生してるし、実現してるん。
 ウチながらコワ。
 そや~、約束ど~りウチのとこに嫁に来て~や」

「え~、キモいです。
 それに私地縛霊ですから、ここから動けませんから無理ですよ~」

「そういわんといて~。
 ややさ~、さよちゃんをここから自由にしたら、ウチの嫁になって~や」

「え~、できたらですよ~。その時は、友達からはじめましょう」
 
「友達からか~、そこからフラグ積み上げてベットシーンまで進めるんやね。
 よっしゃ~、やったるで~」

つ~っても、どうしよか。
原作では藁人形やったよな、ウチ、藁人形は持っとらんしな~。
なんか、あったけな~。
あっ・・・千草姉様に貰った紙型があった。
これ、人の形に切り直せば、藁人形の代わりになっかね~。
元子ザルやし、尻尾とれば、うん、だいたい人やね。
名前書いて『相坂さよ』、よし。あと、魔力通せばいけっよね。

「さよちゃんはウチの嫁、さよちゃんはウチの嫁、はあはあ
 おっ、紙型が光り出したで~。いけるで~、もっとハアハアや~」

ギュイーン
あっ、光が渦になってく

「こ、このかさん、なんか、引っ張られてるんですけど~」

ポン
あれ、さよちゃん消えちゃった。

「このかさん~、ここですよ~。」

「わっ、紙型がしゃべった。さよちゃんなん。」

「そうですよけど、この体はないでよ~」

「ちょっと、待って~な」
う~ん、魔力通せば、人型になるんかな~。

「はあはあ、さよちゃんはウチの嫁や~」

ポン
お~、人間になりおった~。

「このかさん、半透明じゃないですよ。触れますよ。
いつもは、ここまでしか行けなかったの全然進めますよ~
このかさん、ありがとうございます。」

ぎゅ
ハグ、さよちゃんのハグや~、はあはあ。おっぱいが顔に~はあはあ。

「なんだ、今の馬鹿魔力は・・・相坂さよ、なぜ貴様が実体化している。」

流れる金髪、ロリっ子ボディ、ちょっと、ツンとした感じエヴァちゃんや~。
ロリ吸血鬼キター、はあはあ。

~エヴァ~

馬鹿魔力を感じて、駆けつけてみると、
相坂さよが実体化していた。これは何だ?

「この術式は・・・地縛霊の式神化だと、ありえん。
 おい、子娘。貴様がやったのか?」

「へ~、式神化したん?これってすごいん?」

小娘がすっとぼけ、おって。
むっ、子娘の魔力の質、じじいに似ている。
じじいが孫が来ると言っていたな。こいつ、じじいの孫娘か
さっきの魔力といい、地縛霊の式神化だと
こいつの才は計り知れん。
うまく、育てれば、ナギ死んで解けなくった、この忌々し呪いも解けるかもしれん

「よし、小娘、私の弟子になれ」

~このか~

あれ?エヴァのフラグ立ちおった。
これは、夢の吸血プレーや、はあはあ。
これも、このかに転生できたおかげや、さよちゃん、ありがとな~



[26226] 変態は弟子入りにも一騒動あるようです。
Name: どびん◆bb5fb100 ID:a9166d66
Date: 2011/02/28 22:04
「ついてこい」

「ほ~い」

ふへへ・・・、エヴァちゃんとのプライベートレッスン。
「師弟の契りだ。・・・まずは、仮契約だ。」
「仮契約って、どうするん?」
「魔法陣の上で、キスするだけだ」
「キス、うち恥ずかしいねん」
「このか、大丈夫だ。私にまかせろ」
「ああっ、エヴァちゃん、そんな積極的すぎる~」
はあはあ、幼女に責められる状況、最高や~
ウチはせっちゃんを責める側かと思っといたけど、責められるのも、いけたんね~

あっ、このかやわ。いつも通り想像力のトレーニング中やねん。

「おい、じじい。貴様の孫娘はこの闇の福音の弟子にしてやろう」

えっ、ここ学園長室やん。
はあはあ、エヴァちゃん、見られながらのキスがいいん。
身内に見られながらって、エヴァちゃん、レベル高すぎやわ~

「エヴァちゃん、ドSやね~。はあはあ、でも、うちはそれもいけるで~」

「貴様はなんの話をしている。
 それにさっきから、ハアハアと気持ち悪いぞ。
 おい、近衛詠春。貴様どんな子育てをしている。」

「あ~、すまん。エヴァ、今それを説教中じゃたんじゃ。
 そじゃがな~。このかはこれでも関西呪術教会の姫だしの~。
 ここに留め置いて弟子にするのは問題があるんじゃ」

「うるさい、こいつは私のものだ。
 こいつ気持ち悪いが、ものすごい才をもっている。
 地縛霊を式神にするくらいだ、私の呪いを解かもしれん。」

「な~エヴァちゃん。それってすごいん?
 ウチ、てきと~にやったら出来たんやけど。」

「適当だと・・・。いいか、小娘。
 そもそも地縛霊とは土地や建物に囚われた代物であり、形成の場もそれらに依存しているんだ。
だから、普通はその場を移し替えたり、式神のような個人の所有物には出来ん。
なぜなら、その場を切り離して、場を作り直す必要があるからな。
やるとしたら、代わりとなる場を創れるアイテムを探す必要がある。」

「う~ん、いまいち分からんな~?藁人形とかでちょちょいやないの?」

「よっぽどの代物でなければ無理だ。
 むっ、そういえば、ガキだったな・・・仕方ない、簡単にいうとな。
 ・・・ポケモントレーナーを捕まえるようなものだ。」

「エヴァちゃん、ポケモン好きなんやな~。
 あっ、やったら、カスミちゃんとか捕まえて育てたいわ。
 はあはあ、進化すると、バストのサイズが上がるんやな。
 あっ、でも、あえて進化させずに貧乳維持もありやな。はあはあ」

「・・・じじい、詠春。弟子にするついでに、こいつの変態も調教してやろう。」

「頼む」
「お願いします」

あれ・・・?
うち姫やなかったの?
まぁ、ええか。エヴァちゃんの調教楽しみや・・・SM教室や、はあはあ。
あん。いきなりアブノーマルすぎや。
あっ、責めるだけでなく、たまには攻守交代もいいかも
「エヴァちゃん、ここがいいのんか~?」
「あっ、このか。そんな激しい」
「エヴァちゃん、いつも強気やけど責められるのは弱いんやな~」
「このか、だめ~」
はあはあ、受けエヴァちゃんもありや。あれ、やっぱ、ウチSなんか?
(注・・・妄想です)

(このか妄想中は、エヴァ、じじい、詠春は相談してました)

ボカ
「おい、小娘いくぞ。とりあえず、夏休み中は貴様を預かることになった。」

「も~、エヴァちゃん。もっと愛を込めて、はあはあ、このかって呼んで~な。」

「黙れ、小娘。それと私のことはマスターと呼べ。」

「エヴァちゃんがマスターやから、ウチはスレーブっちゅうことか。」

「ほぅ、奴隷とは殊勝じゃないか。
 一か月しかないんだ、それこそ奴隷に対するように扱いてやるから覚悟しろ」

「奴隷・・・はあはあ、ご主人様プレイやね。
 マスター、いけないこのかにお仕置きしてするん~」

「はあ~、やっぱり、じじい。なかったことにしないか。」

「闇の福音は、約束を舌の根乾かぬ中に反故にするのかの~」

「エヴァジェリン、どうにかお願いできませんか。
 このままではこの子将来が不安で・・・
 もちろん、報酬もお支払いします。」

あれ、押しつけあい。
ウチはぶられとる。
これって、イジメってやつや。

「さよちゃん~、ヘルプや~。
 ウチ、イジメられとる~。
 ご主人様のピンチや~。ウチの式神なんやろ~」

ぽん

お~呼んだら、ほんとに来おった。

「わっわ~、ここどこですか?
 あっ、このかさん。何かしたんですか?」

「・・・さよちゃん」
あれ、じいちゃん、さよちゃん知ってるん?

「あの、どなたですか」

「わしじゃ、わしじゃ、同級生だった、近衛じゃ。」
じいちゃん、いい年して軟派か~?恥ずかしいで~。

「え~っ、近衛くん。近衛くんは死んで妖怪になったんですか?」

「ホォ・・・わしは死んどらんぞ。」

「えっと、時の流れって残酷ですね。」
ふふふ~。やっぱ、じいちゃん、誰にでも妖怪に見えるやね~。

ゴン
「このか、空気読みましょうね。」
お父様、痛いで、心読んで殴らんといて~な。

「おい、小娘。相坂さよをどうやって呼びだした?」

「ん?てきと~に呼んだら、来たで~」

「また、適当か。本当貴様はどうなっている?
 まあいい、小娘、貴様の弟子入りは決まった。
 とっと、修行にいくぞ。ついて来い。」

「あれ、エヴァちゃん、ウチ弟子でいいん?
 じゃあ、はあはあ、ウチからのお代は吸血プレイでよろしくな~」
 
「はぁ、変態小娘、マスターと呼べといっただろ。
 まあいい、その性格についても、なんとかしてやる。いくぞ」

今度はどこいくんやろな~
弟子っていうんは、師匠の後を着いて行くんやよな~。
つまり、金魚の糞やね。
ウチもエヴァちゃんのお尻くっ付いていればいいんやね。
よっし、エヴァちゃんの尻ねらっていくで~




[26226] 変態はおいしいところを盗られたようです。
Name: どびん◆bb5fb100 ID:a9166d66
Date: 2011/03/01 22:48
このかやわ~。
ついに来たで~エヴァちゃんのログハウスや~。
中は原作通りファンシーやわ。
茶々丸ちゃんが、いないのに綺麗なんね。
エヴァちゃん自分で掃除しとるんやろうか?
お茶もいれてくれたんや。
しかも、このお茶、うまいで~

「もう、エヴァちゃんは家事だめやね~。しゃあないからウチがしたるわ」
「このか、いつもすまんな。」
「ややわ~、それはいわん約束やろ」
「このか」
「エヴァちゃん」
胃袋から落そう作戦は使えんぽいね~。
さすが、600歳はだてやないね。

むっ・・・ウチのさよちゃんが、不埒な気配がしよる。
なにか、さよちゃんを確認できるアイテムはあらへんか。

「エヴァちゃん、この水晶玉借りるで~。
 さよちゃん、はあはあ、覗きはこっそりや、はあはあ。」

ピカ~
よし、水晶玉が光りよった、成功や。
むむ・・・じいちゃんとさよちゃんが二人きりやと

「なんだ、その気持ち悪い呪文は。
 なぜそれで遠見の魔法が発動する。
 しかも、どうして学園長室の結界を無視できる。」

「愛や。それに遠見やない、覗きの呪文や」

「そんな呪文はない。」

~さよ~

今まで、ずっと一人でいた孤独の日々。
世界樹に「孤独をなんとかして下さい、一人ぼっちは辛いです。」
と祈ったのはいつだったでしょうか。
このかさん、私が殺してしまった、ちょっと気持ち悪いけど不思議な人。
本当に転生して、私を迎えにきてくれました。
できれば、白馬の王子様よかったですけど、
このかさんは私に魔法かけてくれた魔法使いってとこですね。

そして、近衛くんと50年ぶりの再会できました。
50年で何があったので彼にしょうか?
頭が長くなってました。
でも、うれしいです。
私を知る人はもう誰もいないと思ってましたけど、こうやって残っていてくれて。

「さよちゃん、すまん」
えっ、近衛くん、なんで土下座するんですか。

「さよちゃんが、ここにいることはわしはずっと知っとった。
 じっが、かつての友が、初恋の人が、地縛霊とはいえ残ってくれとる。
 それがうれしくて、君がどこかに行ってしまう思い、手を出せんかった。
 本当に、すまん」

「あっ・・・えっ、あやまらないで下さい。
私も近衛くんがここにいてくれて、うれしかったんです。
 だから・・・あやまらないで下さい。
 このかさんのおかげで、こうして話せるようになってから色々思い出したんです。
 さっき妹の花壇を見て来ました。ずっと大きく綺麗になってました。
 学園長が手入れしているって聞きました、近衛くんが守ってくれてたんですね。
 それに・・・私も近衛くんのこと好きでした。」

「さよちゃん」

「近衛くん」

~一方、このか~

「じいちゃん~。さよちゃんはウチのや~
 しゃあない、また、さよちゃん召喚や~
 さよちゃん、来るん・モガ
 もう、エヴァちゃん何しよるん。」

「黙れ変態。じじいの弱みだぞ。大人しく見させろ。
 それに、何十年と囚われていた相坂さよがようやく見つけた光だ、邪魔をするな。」

む~。しゃあないな~。
ウチは変態やない、変態やとしても変態という名の淑女や。
真の淑女は人の幸せを祈るもんやしな。

「さよちゃん、幸せになり~や。
 もう、ウチの式神やなくて唯の女の子やね~。 
 今度あった時はばあちゃんと呼ぶべきやかね~」

あれ?さよちゃんが光おった。
なんか、あったんかな?
じいちゃんも気にしとらんし大丈夫やろ。

~エヴァ~

近衛このか。どうしよもない変態で無茶苦茶だが、何十年と孤独だった相坂さよの心まで救いおった。
しかも、実体を持ったまま相坂さよを自由にしおった。
本当、無茶苦茶だ。

ふん、多少は認めてやろう。
無茶苦茶でも救う、ナギを思い出すな。

それに、近衛このかの力の本質も少しわっかたぞ。
こいつは唯膨大の魔力をもっているだけだ。
それで霊や道具を支配ているのか。
もっとも、それを適当で使いこなしているのが、恐ろしいのだがな。
うまく魔力の操り方を覚えさせれば、低級の神くらいなら支配できるかもしれん。
そして、私の呪いも解けるであろう。

よし、修行方法は決まった。
徹底的に魔力の運用を覚えさせよう。
ふっふふふ・・・覚悟しておけよ、近衛このか。
一ヶ月で魔力運用を完璧にしてやるからな。
「はっはははは~」

~また、このか~

エヴァちゃんも突然笑ったりして、情緒不安定なんかね~。
う~ん、でもやっぱり、さよちゃんは惜しかったやね~

それにや、お二人さん
ただ、見つめあって話すだけかい。
じいちゃんもさよちゃんも、じれったいやね~。
そんなじゃ、ウチも諦めきれんやろ~

「もう、行き着くとこまで、いっちゃて~や」
じいちゃんとさよちゃんのラブシーンか~。
う~ん、アブノーマルやけど、ちょっと見たいかも、はあはあ。

「バカ、そんな膨大な魔力垂れ流しながら、適当なこと言うな。」

~さよ~

あれ・・・なんか体が熱いです。
すごく、ドキドキします。
近衛くんも、少し目が火照っています。
私、今も近衛くんが好きなのかな。

「こっ・近衛くん、キ、キスしていいだすか」

「あっ、さっ・さよちゃん。」

ちゅ・・・
唇にカサカサがくすぐったいです。

コンコン
「学園長、失礼します。新田です。少し伺いたいことが・・・
 って、学園長、何中学生に手を出してるんですか~」

「あっ、新田くん。・・・・この子はちょっと事情があっての~」

「事情ってなんですか!中学生に手を出して教育者失格ですよ。
 大人しく警察に行きましょう。」

「あっ、だから、新田くん。まっ、待ってくれんかの~」

「ふふっふふふ~、ふふっはあは~、ははははっは~」
こんなに笑ったの、50年ぶりです。

私もう65歳になるのに。
やっぱり、この見た目だと問題があるんですね。
今度このかさんに相談にいきましょう。



[26226] 変態は妄想で暖をとるようです。
Name: どびん◆bb5fb100 ID:a9166d66
Date: 2011/03/02 22:34
このかや。
ようやく、エヴァちゃんとの、ドキドキプライベートレッスンや。

ふふ~、やっぱり、原作でネギくんにしてたみたいに、
エヴァちゃん、茶々丸、チャチャゼロとの3体1の修行なん?
やけど、茶々丸さんまだ、いないから2対1なん?
2対1、つまり3Pや。

あれややけど、チャチャゼロって女の子なん?
う~ん、むりや。
さすがのウチもチャチャゼロに欲情はむりや。

あっ、でも魔法があるんやし、
ギリシア神話のピグマリオンみたく、愛があればチャチャゼロも女の子になるん?
ごめん、チャチャゼロも愛すで~。

原作で茶々丸さんも自分は人形って悩みおったんだよな~。
ネギくんもディープキスで解決したんやよな。
そうや。等しく女の子には、ハアハアや。
これが、愛やね。

「喜べ、近衛このか、貴様の修行方針が決まったぞ。」

「エヴァちゃん。修行はどんなプレイや?ウチは人形でも等しく愛すで~」

「貴様はなんの話をしている。まぁ、いつもことだな。
 修行内容は、魔力の運用の効率化だ。」

「お~、効率化ってそれっぽいやね・・・って、具体的になにするん?」

「ここの中に入れ。」

「こっ、これは別荘やん。」
原作でも修行といえば、ここやったやね。
しかも、進化ヴァージョン各種フィールド&リゾート付きや。

「ほぅ、知っているのか。では、その魔法陣の上に乗れ」

「おっしゃ~、いざ、リゾートや。」

ポゥ、魔法陣が光おった。

目をあけると、そこは雪国やった。

「てっ、なんで雪国なん、リゾートやないいん?」

「リゾートで修行になるか。」

「エヴァちゃん、どういうことなん?」

「修行だ。この雪山で、一週間生き延びろ。」

「放置プレイなん。」
雪山放置プレイって、原作でアスナがやっていたやつやん。
でも、ウチに咸卦法は使えへんで、どないしろと。
いきなり、放置プレイってレベル高すぎやねん。
はあはあ、放置プレイはやられるより、する方がいいねん。

「余裕そうだな。では、せいぜい足掻け。」

あっ・・・エヴァちゃん、行ってもうた。
って、鈴は。
原作で明日菜に渡しとった、やばくなったら鳴らす鈴は~。

「エヴァちゃん~。カムバックや~」

雪山寒いし、まじで、ウチ、ピンチやねん。
ほんと、どないしよ。
雪山で遭難したときは~
そうや、裸になってひと肌で暖めあうんや。
肌と肌を重ねあって、ハアハア。

って、一人やった~。
服まで脱いでウチながらアホや
寒い、まじ死ぬ。



あかん、眠りかけた。
雪山で死ぬんやったら、せめて雪女に抱かれてがええな、
ぬ~べ~のゆきめさん、はあはあ。
「このかちゃん、おいで~」
「ゆきめさん~、ってなんで顔が冬将軍。NHK?
 てか、冬将軍オカマなん。」
あかん、妄想がヒドイ。

修正~、修正や。
冬将軍なら、春ちゃん来るんや~
さらにや、小夏ちゃん召喚や~
うん、夏将軍より、萌え萌えで、はあはあや。

ボゥ
手から火が出よった。
温かいな~

って、なんでや?
小夏ちゃんの愛のパワーなん?
あっ、消えおった。

よし、小夏ちゃんハアハアや
あれ、ダメや

しゃあない、もう一回初めから妄想や。
雪女ちゃん、はあはあ
春ちゃん、はあはあ
小夏ちゃん、はあはあ~。

ボゥ、
よしや。また火がつきよった。

これは妄想の3連鎖やね。
妄想のパワーは無限大や~

~エヴァ~

「オイ、ゴ主人。アノ小娘、何シヤガッタンダ?」

むっ、チャチャゼロか
「東洋魔術の一つだな。
 雪山に満ちる水の気を取り込み、五行を循環させ火に変えたんだな。」

「東洋魔術カ。水、木、火、ト気ヲ回シヤガッタノカ。
 餓鬼ノ癖ニヤリヤガルナ。」

「ああ、まったくだ。本質的にこの修行を分かっている。
 外気を取り込み火に変換することによって、消耗を最小限に抑えている。」
はっははは~、この分では本当に1ヶ月で私の呪いも解けるかもしれん。

~このか~

ははは~、妄想の力は偉大や~。
冬っぽいもの、春っぽいもの、夏っぽいもので火が出るで~

冬、ミニスカサンタ、はあはあ
春、ひな祭り、はあはあ
夏、スクール水着、はあはあ

ボゥ
成功や

あっ、でも夏はスクール水着やなくて、
小麦色の美少女とかもやな~。
ちょっと、色が黒い美少女、はあはあ、それもありや~
黒といったら、悪魔っことかもありや~、はあはあ
あっ、悪魔っこは半分くらい夏やないな~、でも、はあはあ。

ボン
アカン妄想が暴走して火が爆発しよった。

あれ、爆発のあとに色黒美少女がいよる~。
っこ、これは、ゼロの魔のコントラクトサーバントフラグやね~

カチャ
「ここはどこだ?貴様、なにをした。」

って、銃突きつけるのはやめて~な
「うん?銃?色黒?もしや、マナちゃんか?」

「貴様なぜ、私の名を」

色黒美少女、悪魔っこ、半分やから、
色黒美少女スナイパーでハーフの魔族の龍宮マナちゃんややのか?




[26226] 変態がついに仮契約をするそうです。
Name: どびん◆bb5fb100 ID:a9166d66
Date: 2011/03/03 22:54
このかや。

一難去って、また、一難や。
「やっ、マナちゃん。まじで銃突きつけるのはやめて~な
 あっ、もしかして、そういうプレイなん。
 銃突きつけてやから、
 銀行強盗と受付のお姉さん、立て籠もりで愛が芽生えるとかの設定なん?」

バン

「って、撃たんといて、ウチ死んじまうわ」

「黙れ、誘拐犯。
 次は当てるぞ。質問に答えろ。
 貴様は何者だ?
 ここはどこだ?
 なぜ私の名前をしっている?」

「ウチは近衛このかやねん。マナちゃん、よろしくな~
 それとここは、エヴァちゃんの別荘雪山ヴァージョンやねん。
 あっ、あれがエヴァや。
 お~い、エヴァちゃん。こっちやで~」

「おい、近衛このか、なぜ、ハーフデーモンを召喚した。」

「ケケケ、五行ノ循環ヲ暴走サセテ、召喚カ。フザケタ餓鬼ダナ」
あれ、チャチャゼロちゃんもおったん?
ウチ、五行扱っとたんか?

「なっ、ダークエヴァンジェルだと。
 貴様の仕業か。」

「あ~も~。マナちゃん。
 エヴァちゃんにも銃むけたりしたら、あかん。
 やっぱり、銃向けるプレイはあらへんで~。
 向けるんやったら、鞭か蝋燭にしとき~」

「ほう、私が闇の福音と知って得物を向けるか。
 ガキにしては、なかなかの気位だ。」
あれ、ウチ、スルーなん。

「私はマギステル・マギのパートナーだ。
 ダークエヴァンジェルといえど、臆するわけにはいかん。」

ギュイィィィィ
マナちゃんの髪が白く、左目も光おった~。全開放、魔族ヴァージョンや~。

バン、バン
「魔法の射手・連弾・氷の17矢(サギタ・マギカ・セリエ・グラーキス)」
バン、バン、バン
「氷神の戦槌(マレウス・アクイローニス)」

って、いきなりガチバトル始まりおった~。
あか~ん。

あれでも、この展開、
ぱっとでの女にウチを奪われたくないエヴァちゃんの嫉妬とかやん。
ウチを巡って争う二人、はあはあ。
「このかはわたさん」
「このかは私の物だ」
「二人ともウチのために争わんといて~」はあはあ

バン、バン、バン
「魔法の射手・連弾・氷の17矢(サギタ・マギカ・セリエ・グラーキス)」

「って、なんで。ウチに打つんや~。
 ウチ、防御魔法とか使えへんのに~」
ドーン

「はぁ、貴様と戦う理由はなかったな。
 すまんな、貴様をここに呼んだのは馬鹿弟子だ」

「苦労しているようだな、ダークエヴァンジェル。」

「あ~、二人仲良しになったんやね~。
 よかったは~。三人で仲良くしよ~な。
 あっ、チャチャゼロもおったから、4Pやね~。はあはあ」

「「はあ」」

「まぁ、いい。早く私を元の場所に戻してくれ。」

「私は封印されいて大魔術が使えん。
 馬鹿弟子、貴様がやれ。」

「エヴァちゃん。ウチ、転移魔法とか使えへんで~」

「呼び出しておいて、帰せないだと」

カチャ
あ~、だからマナちゃん銃突きつけといて~。

「あっ、そうや。元の場所ってどこなん?」

「ボスニアだ。彼が戦場で待っている、早くしろ」

「ボスニアって、紛争やっとるとこやないか。
 いや、そんなことより、彼って誰や?もしかして、恋人なんかい?」

顔赤くしておる~。え~、そうなん、そうなん。
マナちゃんも、まだ4歳位やろ、おませさんや~。
いや、それより相手や、ロリコン、いや、ペドや、犯罪や~。

「マナちゃん。ウチが性犯罪者から救ってやるな~」

「黙れ、誘拐犯。それに彼とは・・・合意の上だ。」

真っ赤になっとる~
お、乙女や、乙女すぎや。
う~、しゃあない、ウチは淑女やし
マナちゃんは諦めるえ

「エヴァちゃん、転移魔法符とかあらへんの~」

「あることはあるが、ボスニアまでの物となると、起動にアホみたいな魔力が必要になるぞ。」

「私にそこまでの魔力はないぞ」

う~ん。
ウチの魔力ならいけるんやろか。

「エヴァちゃん、ウチならいけるん?」

「ああ、だが一人ようだ。」

フェイトならxxxして、パス繋げば、魔力渡せるんにな~
魔力を渡す、そうや、仮契約や、はあはあ。

「にっひひひ~、思いつたで~。仮契約や~。
 さあ、マナちゃん、ムチュ~としよか~、はあはあ」

バン
って、手に風穴が~

「血はよし、ダークエヴァンジェル。魔法陣を頼めるか。」

「ハーフデーモン、この魔法陣を使え。」

「え~、ウチ、キスがいいねん」

「仕方ない。目を閉じろ。」

えっ・・・目を閉じて、恥ずかしがりやさんやね~。
「あっ、でもファーストキスやねん。優しくして~な。はあはあ」

「分かった。だから、目を閉じろ。」

チュ、唇に鉄の匂いが、これがキス
「って、血やないか~」

あっ、魔法陣、光の待つんや~。

「ふむ、成功だな。ダークエヴァンジェル、転移魔法符を頼む」

「ほれ」

「あ~、待つんや~。ウチはやり直しを要求するで~」

カチャ
「とっと、魔力をよこせ、次は頭に風穴を空けるぞ。」

「は~い、分かったら銃突きつけんといてな~。」

 え~っと、呪文覚えとらん。
 まぁ、てきと~でいけるやろ。
「はあはあ、愛よ。私のマナちゃんに届くんや~」
「適当な呪文唱えるな、この馬鹿弟子~」

ジュギ~ム
も~、エヴァちゃん。
ちょっと音変やったけど、マナちゃん光ってるし大丈夫やで。

「は~、は~、は~、この魔力。私がハーフでなければ死んでいたぞ。
 でも、これはいけるな。ではな」

「またな~。」

「ふっ、おかしなやつだ。」

ふっふふふ、将来はクラスメートなんやよ~。




[26226] 変態はペロリストを増やしたようです。
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/04 19:33
このかや。

マナちゃんを送った後も、雪山放置プレイやった。
しかもや、もう1週間追加はないで、エヴァちゃん。

最後の方は禁断症状が出て、
周りに女の子の幻影が浮かんでたんやもん。
「ははは~、このかちゃん、こっちだよ~」
「あれ、ここは天国なん?」
「そうそう、こっちに来た方が世界のためになるんだよ~」
「あっ、天使さ~ん。待って~な。」
「ほらほら、こっちこっち、もう逃がさないぞ~」ニヤ
ほんま、あと少しで連れて行かれるとこやったわ。
そういや、天使さんの羽や微笑が黒かったのは気のせいやね。

修行終わりちゅうことで、
今は休憩で、エヴァちゃんの別荘から出て公園におるんや。

あ~、戯れる幼女達、はあはあ、最高やな~
うんうん、天国は、気付かないだけで、すぐ近くにあったんやな。

あっ、コケおった。
パンツ見えたで、はあはあ、ピンクとシロの縞々や、はあはあ。

「あーん、あーん」
あっ、泣きおった。
すごく可愛い子や。あの泣き顔もありや。はあはあ。
おっと、いかん、いかんで~。

「大丈夫か~、傷みせてみ~や」

「グス、あなた、だあれ?」

「ウチはこのかや。麻帆良には遊びに来てるんや。
 あっ、擦りむいて血がでてるやん。」

「治る?」

「大丈夫やえ~。
 ウチは氷の矢とか銃で撃たれとるんやけど、
 ペロペロしたら治ったえ~」

「ペロペロ?」

「そうや、ペロペロや。ほら、やったるで~」

幼女の足、ペロペロや。はあはあ。
あっ、血とのコントラストが、また、ありや。はあはあ。
エヴァちゃんの弟子になったんやし、血の舐め方も練習せなな~?
今度、実地でエヴァちゃんに習いたいな~、はあはあ。
あっ、もう、治りおった。漫画の世界って便利やな~。

「すご~い、もう治った。
 ありがとう、このかちゃん。
 ペロペロってすごいんだね~。
 私、まき絵。よろしくね。」

バカピンクや~。
あっ、そうなら、もっとじっくり、ねっとり、舐めとくべきやった~。

「他に怪我はないんか~?
 もっと、ペロペロしたい、やなかった。ペロペロで治すえ~」

「う~ん、私は大丈夫だよ。
 あっ、でもね。友達が入院してるんだ。
 ペロペロで治せないかな~」

「やってみんと、分からんな~。
 その子、どんな子なん?」

「和泉亜子ちゃんっていう子でね。
 このかちゃんみたいに話す子だよ~。
 病院のお庭で仲よくなったんだ~。」

背中に傷があるフラレキャラや~
なんや今日は、原作キャラ日和かいな。
きっと、修行をくれたごほ~びやねん。
ありがと~な、神様。
フラレキャラにならんように、亜子ちゃんを百合百合にするえ~。

「よっしゃ~、いくで~、まき絵ちゃん。ペロペロや~」

「ペロペロ~」

⇒病院

「ここやな~。
 和泉亜子ちゃんはおりますか~」

「は~い。どなた様や~ん。」

「このか、いいます~。ペロペロしに来たんよ~」
「まき絵です~。ペロペロしに来ました~」

「あっ、まき絵ちゃん。
 って、ペロペロってなんやねん。」

「は~い、ヌギヌギするんや~。
「ヌギヌギしてね~」

「あかん、背中はやめて~な。見んといて~」

これは酷い傷跡や。
原作でトラウマになっとるのも分かるで~。

「よし、まき絵ちゃん、押さえて~な。
 レッツ、ペロペロや~」

「ペロペロ~。」

「あっ、くすっぐたいやん。やめて~な。
 まき絵ちゃんも何するん~」

はあはあ、亜子ちゃん、ペロペロや~。
肌が白くて、ペロペロしがいがあるねん、はあはあ。
あっ、まき絵ちゃんもペロペロしとる~。
こっこれは、幼女を幼女が攻めとる、はあはあ
心のアルバムに永久保存の1ページや~、はあはあ。

ふぅ、ペロペロも、幼女のカラミも堪能した~
傷も消えたおったし、万事OKや。

「よかったね~。亜子ちゃん。キズなくなったよ~。」

「へっ、本当なん。か、鏡や。鏡みせて~な。」

「ほれ、亜子ちゃん。手鏡や」

「本当や。ありがとう、ありがとうな。
 まき絵ちゃん。このかちゃん。」

美少女はやっぱ、うれし泣きが一番やな~、はあはあ。

「よっかたね~。亜子ちゃん。
 これで、一緒にあそべるね~」

「あ~、ごめんな。まき絵ちゃん。
 ウチ、食中毒で入院しとんねん。
 背中の傷は関係ないねん。」

あれ?

「ね~ね~、このかちゃん。
 しょくちゅ~どくってな~に?」




[26226] 変態は占い師をするようです。
Name: どびん◆bb5fb100 ID:a9166d66
Date: 2011/03/06 20:47
このかや~。

亜子ちゃんが入院中で暇やっちゅうことで、お見舞いを買いに本屋に来たで~。

新刊コ~ナ~に
スラム〇ンク、ドラ〇ンボール、セー〇ームーンが置いっとった。
そういや、原作開始10年前やから、1993年なんやな~。

そうして、見つけてしまったんや。
あのカタログを
ウチ今まで、何しっとたのやろ~

この世界にも漫画のお祭りあったんやな。
そういえば、原作で、千雨ちゃんがコスプレ披露とか
パルが18禁本だしていたやないか~

よっしゃ~、祭りや~。
1993年はまだ、晴海やったよな~。

「店員さん~。これ下さいな~。」

「お嬢ちゃん、これ漫画じゃないよ。」

「知っとるえ~、祭りへの案内書やろ~」

「ははは~。今日で買いに来た幼女2人目だよ~。
 日本の将来、大丈夫かな~」

「きっと、平和やよ~」

でも、ウチ以外に買いに来た幼女、相当の剛の者やね。
仲良くなれそやな~

亜子ちゃんへの見舞いの品は、漫画のお祭りで百合本ゲットや。
布教活動やねん。

あっ、しもうた。
祭りに行くにも実弾(金)が足らへん。

バイトは幼女やから出来へんし・・・

お父様に頼むのは、
・・・う~ん、堅物やし。理由訊かれたら、アウトや。

やっぱ、じいちゃんに頼むしかないね~。

⇒学園長室

「じいちゃん~。可愛い孫が来よったで~。
 お小遣いくれへんか~」

あれ?返事がないね~
およ、扉に手紙が貼ってあるやん。

『このかへ
 さよちゃんと旅行に行ってくる(婚前旅行になるかも、テヘ)
 帰りは、お盆明けになる。
 それまで、エヴァのところでいい子にしてるんだぞ。』

なっ、なんやこれは~。
婚前旅行になるかも、テヘってキモイわ~
それよりや。
さよちゃん、見た目中学生やし、捕まるわ。
いや、むしろ、捕まれ~。
日本のお巡りさんは優秀やし、きっと頑張ってくれるやろ。

あかん、本当に、お祭りどないしよ。
何か、何かないんか、お金儲けになる方法は・・・

そうや、剣闘士や原作のネギみたく、闘技場で稼ぐんや。
って、闘技場なんて麻帆良にないわ。
それに、ウチ戦いなんてしたことないねん。

魔法世界編で、ウチはどうやって金儲けしてたんや。

そうや、占い師や。
エヴァちゃんのところで水晶玉借りれば、見た目もそれっぽくなるやん。
魔力もだいたい扱えるようになったし、なんとかなるやろ。
最悪、見た目幼女やし、
料金を『あなたが決めて下さい』とかにしとけば、適当なこと言っても大丈夫や。
よし、準備開始や。

⇒麻帆良学園内の商店街

ふぅ~、準備できたえ~。
後は、お客さんが来るのを待つだけや。
やっぱし、占い師に興味持つんは女の子が多いやろし、
恋の悩みは全て百合方向に誘導や!

⇒30分後

う~ん、お客来~へんな
客引きするべきなんやろか?
でも、「あなたに死の予兆が」って言ったら、霊感商法やしな~。

「おかーさん、おとーさん。占い師さんがいるよ」

「あら、本当ね。ゆーなは何か悩みがあるの」

「うん、おとーさんのお嫁さんになれるか聞きたいの」

初めての、お客さん来よった~
しかも、ファザコン娘、明石裕奈や~
悩みまでファザコン全開とは恐ろしい子やねん。
これは父親に幻滅させて、ファザコンを止めるんが、人の道やね。
よし、いくで~。

「水晶玉ちゃん、この者の悩みを映すんや~」
(明石教授の、まだ教授やないかもしれへんけど、恥ずかしいところ映すんや~)
・・・心の声です。

ピカ。
とりあえず、何か映りおった。
内容はどうや?

~以下、水晶玉の映像(会話は全て英語です。)~

どこかのホテルの部屋っぽい部屋
ベットに腰掛ける、明石教授と金髪の女性。
ディープなキス。

「明石さん」

「ドネット君。すまないが、これっきりにしてくれ。僕には妻と子供が」

「分かっているは、夕子と裕奈ちゃんに悪いもの、これっきりよ。」




~このか~

これは浮気や。ラブシーンや。
しかも、相手は裕奈ちゃんのお母さん(夕子さん)の親友ドネットさんや。
明石教授。原作では死んだ妻をまだ愛しとる発言しおってたけど、
裏じゃ色々やってたんやね。

「わっ、わ~、見ちゃだめだ~」

あ~もう、明石教授。じゃませんといて~な。これからベットシーンやろ。

「おとーさん、私にもキスして~
 その後、何するか教えて~」

「裕奈は知らなくていいのよ。それより、あ・な・た!」

「あっ、こっこれは、酔ってて。それに最後までは・・・」

「そう、言い訳はこの後、じっくり聞くわ。」

「夕子さん、これから仕事だったんじゃ・・・」

「家庭の危機ですもの、キャンセルさせて貰うわ。
 可愛い占い師さん。ありがとね。お代置いとくわね。
 じゃあ、あなた、行きますよ。」

5万ゲットや。
それと、なんかウチ、開けけちゃいけないもの開けた気がするわ~。
ファザコンどうなるんやろ?
まぁ、とりあえず、明石教授、南無~や。

ちょっとだけ、占ってみよ。

~ちょっとだけ、未来の話~

2-Aの教室
「裕奈~。まだ、おと~さん狙っとるん?」

「うん、おかーさんと別居中だし、今がチャンスなんだ。
 大人の階段登っちゃうよ。」

あれ、ファザコン悪化しとる。
それと、仕事キャンセルって、死亡フラグ回避だったん?



[26226] 変態のライバルが現れたようです。
Name: どびん◆bb5fb100 ID:a9166d66
Date: 2011/03/07 00:12
このかや。

今日は漫画のお祭りの日や。
実弾の他、色々準備が大変やってで~

幼女の体には泊まり込みはキツイんやから、始発組や。
電車に乗って晴海へGO~や。

麻帆良は学園都市やから、結構人が多いんや。
ウチ以外の幼女を発見や~。

「もしもし~、あんさんも、漫画のお祭り行くんか~」

メガネ、そして、触覚っぽい2本のアホ毛、
早乙女ハルナや~

「そうだよ。あなたもなの?」

「そうやよ~。ウチ、近衛このか言うんよ。
 このかって呼んで~な。」

「私は早乙女ハルナって言うんだ。パルって呼んでね。
 でも、よかったよ。
 同じくらいの年の人がいて、初めてで心細かったんだー。」

「一緒に行こうな~。
 そういや、本屋さんの言っとった、
 ウチ以外にカタログ買ったん、パルやったんやな~」

「このかも麻帆良の本屋でカタログ買ったんだ。
 あそこの店員、私が買いに行く度に、
 日本の将来心配してるんだよ、失礼だよねー」

「あ~、ウチん時も言っとたで~
 ウチやパルみたいのが増えたら日本は平和になると思うんやけどな~」

「そうだよね。平和になるよね。
 二次元なら、殺人も、凌辱も、BLも、ロリも、ショタも、BLも、ペドもありだよね~。
 二次元で世界は平和だよー」
 
「そやね~。
 BL、2回言っとたで~
 それと、百合がないっちゅうことは、百合は現実でもOKっちゅうことやね~」

「・・・
 このかってそっちの人なの」

「あ~ん、引かんといて~。
 でも、女の子同士のキスなら可愛いやん。
 例えばや、セー〇ームーンのウサギちゃんとあみちゃんのキスならありやろ。
 でも、スラ〇ダンクのゴリと魚住のキスとかはないやん。」

「え~。筋肉と筋肉のカラミもありだよ~。
 それに、スラ〇ダンクなら、桜木と流川の1on1だよ~。
 攻める流川、素人で守りきれず、ドンドン叩き込まれる桜木。
 でも、反撃のダンクシュートがー」

「何叩き込んどるんや~。
 あかん、あかん。口直しや。
 GS〇神の令子さんがおキヌちゃんを性奴隷に
 『令子さ~ん、昇天しちゃいます~』とか
 はあはあ、こっちの方が綺麗や。」

「え~、肉体美もいいよ~。
 例えば、ドラゴ〇ボールとかさ、
 普通じゃ詰まらないから、SMに、
 鞭と蝋燭を持ったベジータ。縛られたゴクウが、
 『オラ、なんかワクワクしてきたぞ』とかどうよ。」

「はあはは~。それじゃ、ギャグやで~」

「でも、面白いでしょう。
 このかもこっちおいでよ~」

「あか~ん。ちょっと、惹かれとる~。
 ウチは淑女や~。百合に生きるんや~。」

「そんなこと言わずにさ。
 おいでよ~。楽しいよ~」

「あかん。そっち行ったら、腐ってまう~。
 しゃあない、勝負や~。
 これから、お祭りで買う百合本とBL本でお互いに布教し合うのはどうや~」

「いいよー。
 このかも、こっちに来たくさせてあげるよー」
(ふっ、所詮幼女さ。アブノーマルなので、一発さ)・・・パルの心の声

「ふふ~
 パルも、百合世界に入れてやるえ~」
(ふっ、所詮幼女や、エグイんでイチコロや~)・・・このかの心の声
 
「よし、会場や。勝負開始や~」

⇒会場内

今は1993年やから、百合はまだ発展途上やねん。
やから、縫うように回らなあかん。
よっしゃ~、目付けておった18禁本残っとたで~。

「すいませ~ん、下さいな~」

「あ~、ごめんね。これ18禁なんだ。」

「大丈夫や。
 ウチ、見かけは幼女でも、頭脳と性癖は大人や。
 百合でハアハアするのが日課なんや」

「ははは~、最近の子はすごいね~。
 でも、やっぱり子供に売るのは問題があるんだー」

むう、しゃあない、一次撤退や。
秘密兵器の出番や。
まずは、トイレや。

⇒トイレ

「どこも、子供、子供って、
 あんたら、著作権とか色々グレーゾーンなのにさ。
 だったら、子供に売るくらい気にするなよ。」

パルや。
やっぱり、幼女には厳しいんやね。

「パル~。ウチに任せて~な。」

「このか。あんたも子供じゃない。どうすのよ?」

「ふふ~、本当は秘密なんやどな~。
 ライバルに塩を送るのも、淑女の務めやねん。
 内緒にしてな~。
 実はウチ、魔法少女やねん。」

「はあ~。
 このかってまだ、夢見るお年頃なんだね。
 魔法少女はTVにしかいないのよ。
 早く成長して男と男の掛け算を覚えなさい。」

「それは成長やなくて、腐敗や。
 それに、ウチ、ほんとに魔法少女やで~。
 騙されたと思って、これを食べてみ~や。」

「なにこれ?」

「こんなこともあるんやないかと、用意したスペシャルアイテム、
 赤い雨玉、青い雨玉~、年齢詐称薬や~
 赤で大人に、青で子供に、変身自在やで~。」

「うっそだー」

「あ~、信じてないやろ~。
 まずは、ウチが食べるから見ててみ~や。」

パク、ボゥン
よし、成功や。だいたい、原作の時くらいやな。

「どうや、成長したウチはナカナカ美人やろ。」

「すっすごい。
 本当だったんだ。
 信じてなくて、ごめんね。このか」

「いいで~。でも、内緒やで~」

「了~解。
 ところでさ、服はどうするの?」

「あっ、忘れとった。」



[26226] 変態にお姉さまができたようです。
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/07 23:57
早く大人になりたい女の子、このかや。

年齢詐称薬でいけると思ってたんやけど、
ウチとしたことが服忘れとった。
ほんま、どないしよ。

「そこのあなた、なに魔法をばらしているんですか。」

ほえ?
ウチより、ちょっと年上くらいで、金髪の可愛らしい御嬢さんや。

「あなたも魔法使いなら魔法の秘匿を習わなかったのですか。」

「え~っと、どちらさんなん?」

「高音・D・グットマン。影使い見習いですわ。」

なん、なんと。
脱げ女や~。
えっ、ええ~。脱げ女って、こっちの人だったん?
いや、待つんや、確か後輩にお姉さまって呼ばせてたんよな。
なんや、ウチの仲間やないか~

「高音さんもウチの仲間なんやな~。
 ウチ、このか言うんや。ウチもお姉さまって呼んでええか~」

「そうです。私も魔法使いです。
 お姉さまですか。まっ、まあ、いいでしょう。」

おっ、照れとる~。可愛いな~
はあはあ、まさか漫画のお祭りでお姉さまができるとは思わんかったわ~
はあはあ、うちもついにスールな関係や~
あ~、原作まで行くとウチら3姉妹なん?
はあはあ、メイちゃんに、このかお姉さまって言われてまうん。

「いいですか。そのお姉さまとしていいますよ。
 魔法使いの基礎は、秘匿です。
 あなたも、申し訳ありませんが、記憶を消させていただきます。」

「待って~な。お姉さま。
 パルはな~、今、困ってるんや。
 マギステル・マギって魔法で人を助けるんやないのか?」

「でっ、ですが、やはり、魔法の秘匿はー」

「お姉さまは、困ってる人をみすてるんか?
 今、魔法の力を必要としてる人がいるんやよ~」

「そうですわね。分かりました。
 不肖、この高音・D・グットマン、あなたに協力しましょう。」

「ありがとな~。
 そや、お姉さま。服とか魔法で作れへんか~」

「ふっ、影使いにとっては、影で服を作るのは基礎ですわ。
 それに、ここには影の鎧(ローリーカ・ウンブラエ)の資料を探しに来ましたの。
 ついでに、ニューモデルの実験代にさせていただきますわ。」

「さすがやな~。ウチとパルの分、お願いや~
 パル、よっかたな~。お姉さまが服作ってくれるえ~
 はよ、パルも年齢詐称薬飲むんや~
 ついでに、お姉さまもど~や~」

ボゥン。ボゥン。
お~、原作と同じくらいになりおった。
パル、おっぱいでかいな~、はあはあ。
そして、お姉さまや、原作で脱いでることあるわ~
ええ体しとる、はあはあ、たまらんわ~
最近ロリばっかりやったけど、おっぱいはやっぱり至高や~

「準備はいいですね。
 では、いきますよ、影の鎧(ローリーカ・ウンブラエ)。」

バッ
お~、セーラー服や~。
きっと、セー〇ームーンの影響やな。
スカート短すぎや、でもこの絶対領域加減たらんのや~
はあはあ、高音さんの細い脚、パルの太ましい脚、どっちもありや~
コスプレ撮影用のカメラでとっとかなあか~ん。

ぱしゃ
「へへ~、お姉さまとの記念や~。
 お姉さま、ありがとな~。眼福やで~
 パル、戦場にもどるで~。勝負再開や~。」

「高音さん。ありがとうございます。
 いいよ。このか、覚悟しておいてね~」

「ふふ~、ではよく分かりませんが、頑張って下さい。
 私は親戚のお兄さんと来たので、これで失礼させていただきますわ。」

「ありがとな~。お姉さま~。
 また、会おうな~。」

「ふふ~、そうですね。また会いましょう。それでは」

またな~
「パル、ウチらもいくで~」

⇒麻帆良(お祭りからの帰り偶然再会、三人とも大人のままです)

「いや~、いっぱい買えてよかったね~
 これも、このかと高音さんのおかげだね。」

「ウチは魔法の薬を買っただけやで~。
 全てはお姉さまのおかげや~」

「いえ、人助けこそ魔法使いの本分ですわ。」

「そうだ、このか。ちょうど良いし、高音さんも入れて成果で勝負しない?
 私、かなりいいものが手にはいったよ~。」
 
「ウチも、目付けといたもんはOKや。
 なかなかの戦力やで~」

「えっ、勝負ってなんですの?」

「そうか、高音さんには話してなかったね。じゃあ、審判をお願いしようか。
 勝負内容はBLと百合の布教勝負だよ。
 まずは、私から忍たま乱〇郎の乱太郎、きり丸、しんべえの3Pもの
 股間のくないで狙いをつけてー」

「って、こっこの下品な絵はなんですか?」

「いきなり3人とは飛ばしとるな~パル。
 ウチは王道でセー〇ームーンや。
 しかも、ウサギちゃんが、他のセーラー戦士で百合ハーレムや。
 最後はちゃんと愛の力でハッピーエンドになるストーリーもかなりの創りや」

「いっ、いかがわしいですわ。あなた達はもっと年相応の・・・」

「ふっ、このか、ハッピーエンド。語るに落ちたわね。
 いい、エロは基本ヤ(山なし)・オ(落ちなし)・イ(意味なし)なのよ。
 やった後まで考えたら、それは子供が出来るだけ、唯の平凡な家族よ。
 そこに面白さはないわ。
 BLや百合の極致はそこにはないの。
 過去も未来もない、そこにはお互い求め合う愛だけ、それこそ至高なのよ。」

「・・・愛やと。BLだけやなく、百合まで含め語るややなんて・・・
 ウチの負けや。ウチはそこまで愛を語れん。
 出直してくるで~。
 そん時はまた勝負やで~」

「ふっ、楽しみに待ってるわ。」

「あなた達は、如何わしすぎです。
 これなんて、ありえない、ありえませんわ」ドタ

あっ、お姉さま。赤くなりすぎて気絶しおった。
自分で読んで気絶やなんて、お姉さま面白すぎや~。

シュ~

って、しもうた~。お姉さま気絶すんと、服消えるんやった~
ここはまだ、街中やねん。
さすがのウチも警察の御厄介にはなりたくないんや~。

「起きるんや~。お姉さま~。
 このままやったら、全員猥褻物陳列罪で逮捕や~」 



[26226] 変態は最強を手に入れたようです。
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/10 01:34
このかや~。
今日は麻帆良滞在最終日や~

いや~、さすが原作の舞台や~楽しかったで~
友達も増えたたんし、(さよ、亜子)
ロリ吸血鬼が師匠になったんやし、(エヴァ)
ぺロリストも増殖したんやし、(まき絵)
ライバルも現れおったし、(ハルナ)
お姉さまも出来たんや~。(高音)

まぁ、色々、問題もおったんけど、
おかげで、色々目標も出来たんしな~

百合王にウチはなる
あれ、百合女王なん?

そしてや、
今日は修行も最後ちゅうこで、エヴァちゃんの修行も最後や~
そして、呪い解呪実行の日や~
エヴァちゃんも色々準備しとったみたいやで~

エヴァちゃんの魔力の高まり、満月に合わせての解呪や
もう、九月になるんやね~
深夜やし眠いわ~

「いくぞ、このか。
 貴様の魔力量で、ナギの馬鹿魔力による呪いを打ち破るぞ」

「ほ~い、OKやで~」

「術式は私が作るから、貴様は魔力を供給しろ」

「了解や~、いくで~。
 この日のために、特別な発動キーを用意しっとたんや~。
 はあはあ、エヴァちゃん、ペロペロ、ハアハア~」

「貴様、その発動キーは次使ったら殺すぞ。
 だが、この魔力量ならいけるかもしれん。
そのまま魔力を維持しろ」

⇒数分後

「完成だ。喰らえ、呪いの精霊よ。」

ボン

「痛てて~、てめーら、やりやがるな。」

誰か、出おった~。

「なっ、ナギ・・・」

そっそうや、この人、ネギのお父さんさんや。
サウザントマスターって行方不明やったけど、
エヴァちゃんの中にいたんか?
幼女の中から、こんにちは。どんなプレイや
あっ、ちょっとエロイな、はあはあ

「へっ、マスターじゃねえよ。
 登校時刻の精霊様だ。」

精霊って偉そうなんやな~

「貴様が私をここに縛り付けている、呪いの本体か
 くくっく、今までよくも、苦汁を嘗めさせてくれたな、
 覚悟は出来ているんだろうな。くくっく~
 リク・ラク・ラ・ラック・・・」

「俺とやる気か、無駄だぜ。ほれ」

「なっ、魔力が・・・
 貴様何をした」

「誰が正直に話すか、バ~カ」

「くっ、見かけだけでなく、性格までナギそっくりだとわ。
 くそ、貴様。私を解放しろ」

呪いの精霊さん、すっごく、悪い微笑や
あれが、サウザントマスターそっくりなん?
エヴァちゃん、あれのどこに惚れたんやろ?

「べーっだ」

「貴様~」

あ~、エヴァちゃん、世渡り下手やね~。
こういう時は下手に出るもんやで~
「な~なあ、呪いの精霊さん、
 どうしても駄目なん?」

「悪いな嬢ちゃん、マスターの命令でな
 エヴァをここから出すわけにはいかね~んだよ。」
 
「あれ?
 呪いの精霊って、エヴァちゃんを学校通わせてるだけやないん?」

「あ~、違う、違う。
 学校通わせてるのは、
 早起きが苦手なエヴァで、俺が楽しんでるだけだぜ。」

「貴様~、
 通りで授業をさぼっても、大丈夫だったのか。
 くそ、貴様は死ね~、魔法の射て・・(サギタ・マギカ・・)」

「だから、無駄だって言ってるだろ。バ~カ」

もう、エヴァちゃん、それじゃあ、話進まへんで~
「じゃあや、呪いの精霊さんはエヴァちゃんに何しとるん?」

「エヴァをここに閉じ込めてるだけだぞ。
 マスターが嫁さんとイチャイチャするのに、
 その幼女が邪魔だから、ここに止めとけって命令されてるだけだぜ。」

お~、そうや、原作で、学校から出られんかったのは、
そういうこと、やったんやな~、納得や。

「なっ、ナギは結婚してたのか?」

「あれ?エヴァちゃん知らんかったん?
 そろそろ、子供が生まれるはずやで~」

「なんだと、
 ・・・ふふっふ、だが私は悪の魔法使いだ。
 子持ちがなんだ~、略奪愛だ。」

エヴァちゃん、それ悪の魔法使いやなくて、唯の悪女や。
「な~、呪いの精霊さん。
 エヴァちゃん振られるの確定やし、そしたら、ウチの嫁にする予定やねん。
 なんとかならんか~」

「誰が、貴様の嫁になるか。」

「え~、しかたないな~。
 ここで、ディープなの見せてくれたら、考えてやってもいいぜ。」

「ふっ、キスくらいでいいのか。
 いいか、勘違いするな、これは呪いを解くためだからな。」

「あ~、本当にやる気なんだ。
 でも、そんな見せかけだけじゃ駄目だぜー」ニヤニヤ

「貴様ー、ここで消す」

「はいはい、エヴァちゃん、魔法は無駄やで~
 呪いの精霊さん、パクティオーとかならOKなん。」

「う~ん、もう一声」

「そやな~。
 じゃあ、ウチの護鬼やったら、どうや。」

「なっ、この闇の魔王と言われた私に式神になれというのか・・・」

「う~ん、ちょっと待て。
 解呪条件は光に生きるだったから、嬢ちゃんの元なら明るそうだし、
 多分大丈夫だろ。」
 
「あ~、一応条件あったん。」

「そ~なんだよ。宮使いは辛いぜ~」

「ちょっと待て、キスはなんだったのだ?」

「あ~、おもしろそうだったから?」

「貴様ー、やはり殺す・・・」

「だから、無駄やって、
 魔法ぶつけるなら、呪いの精霊さんの主のサウザントマスターにしとき~
 でや、ウチの護鬼になってくれるん」

「くっ、仕方ない。
 光栄に思うがいい。
 ナギを探し出し、この怒りを晴らすまでは、貴様の式神になってやる。」

「エヴァちゃん、ゲットだぜ。」

「私はポケモンか。」



[26226] 変態は最強を手に入れたようです。(改訂版)
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/10 01:49
作者です。
この話は読み難いとの話でしたので、ストーリーをすすめず、大幅に改定します。
そのため、書き方が一人称から三人称にします。
心理描写を多量に入れましたが、前回と比べていかがでしょうか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今日は変態が転生した近衛このか(4歳)の一ヶ月の麻帆良滞在の最後の日である。

これまで麻帆良の地において、変態は数々の暴走をして来た。
本人は自分の欲望に忠実に動き楽しんだだけだったが、運命の流れは変わり原作通りの歴史にからのズレを生じさせた。

原作とのズレを少し紹介しよう。

原作では、まだ、会う運命ではなかった、将来のクラスメイト達との出会いがあり、それぞれの運命も変化した。

相坂さよは、後10年は孤独に、誰も知られず幽霊として過ごすはずであったが、実体化し、このかと友達になり、近衛門の恋人になった。

和泉亜子は、トラウマとなっている、背中の傷が治癒され、このかと友人になった。

佐々木まき絵は、このかの変態魔法の一端に触れ、舐める行為、このか曰く、ペロペロによる治療魔法の使い手、ペロリストとなった。

瀧宮マナ、現マナ・アルカナは、仕方なかったとはいえ、このかと仮契約を交わし、仮の主従となった。

早乙女ハルナは、このかの百合と自身のBLとを布教し合うライバルとなった。
このライバル関係は、このかにも少なくない影響を与え、本人のこれからの目標を『海賊王』ならぬ、『百合女王』とさせた。
また、ハルナ自身が魔法に触れ、その存在を知ったことも、彼女の今後には大きいだろう。

エヴァンジェリンは、このかの魔力の量、魔法の才能にふれ、自らの呪いを解くためにこのかの師匠となった。

そして、今回最終日ということもあり、エヴァジンェリンが師匠に立候補した原因である、サウザントマスターによる登校時刻の呪い解呪にあたるのである。

もちろん、このか自身が複雑な術式を組み解呪することが最良であるが、
このかは4歳児であることと、一ヶ月だけの修行期間では、そこまでの修行は難しいことを考慮にいれ、
このかはその膨大な魔力を供給するだけに留め、エヴァンジェリンが術式を組み解呪を試みることとなった。

よって、今までの修行は、このかは安定して魔力を供給出来るように、魔力の制御を重点的に行ってきた。
このかは変態補正のためか、もとより魔力の制御を無意識化で行ってきていたので、一ヶ月以内で魔力の安定供給は出来るようになったのである。

しかし、問題はエヴァんジェリンの方にあり、魔力の流用による解呪は難しく、近衛門と詠春がこのかの弟子入りを希望した理由、変態の矯正までは十分な時間が取れなかった。

最終的に、魔力流用は、満月を狙い月の呪力による吸血鬼の力の底上げの力押しと、1993年の冷夏とい条件による精霊の循環の停滞を取り込んだ何重にもなる魔法陣を作成した大規模術式で方向性を整えた。

そして、今、解呪が始まろうとしていた。

「準備はととのった、9月1日の0時に術式の解呪を始めるぞ。」
エヴァンジェリンは、解呪用の魔法陣の上に立ち、いつもの尊大の態度で、このかに言った。

「ふぁ~い」
このかは、かなり眠いようで、アクビ混じりの返事で答えた。
このかが4歳児であり、深夜は幼児には厳しい時間であること考えればしたかのないことだ。

それはエヴァンジェリンも分かっているので、一瞥をくれるだけで、「もっと、気合をいれろ」などの文句は口の中に飲み込み、懐から懐中時計を取り出し時間を確認した。

「時間だ。いくぞ、このか。
 貴様の魔力量で、ナギの馬鹿魔力による呪いを打ち破るぞ。」
そう言いながらも、エヴァンジェリンは、魔法陣を起動されるため、左手の甲を爪で傷つけ、血とそれに含まれる魔力を垂らした。

「ほ~い、OKやで~」
対照的に、このかは軽い返事をして魔力を放出するための独自の方法、妄想による興奮になるため、本人曰くハアハアをし始めた。

「術式は問題なく起動している。貴様は魔力を供給しろ」
エヴァンジェリンの言葉に応答するように魔法陣の輝きを徐々に増していく。

「了解や~、いくで~。
 この日のために、特別な発動キーを用意しっとたんや~。
 はあはあ、エヴァちゃん、ペロペロ、ハアハア~」
発動キーとは、西洋魔術師が術式発動前につける、魔力を放出しやすくするためのキーワードである。このかの場合、妄想力が魔力の解放の鍵となっているので、最も効率的ではあるのだが、横で聞いていると力が抜けてしまう。

「貴様、その発動キーは次使ったら殺すぞ。
 だが、この魔力量ならいけるかもしれん。
そのまま魔力を維持しろ」
ふざけた発動キーのおかげか、エヴァンジェリンの機嫌を害した以外は、順調に術式は起動した。そのため、エヴァンジェリンも気持ちを切り替え、魔法陣の制御に力を傾けた。
今、魔法陣は輝きは一定のリズムを刻み、まるで光で出来た心臓のようである。

光の心臓の胎動は数分間続いた。
その後、心臓は剣に形を変えて胎動を止め、強く輝きはじめた。

エヴァンジェリンはそれを確認すると、小さく息を吐き、叫んだ。
「完成だ。喰らえ、呪いの精霊よ。」

光の剣は、エヴァンジェリン自身に刺さり、水素が爆発するときの様な軽いポンという爆発音とともに、閃光となって消えた。

「痛てて~、てめーら、やりやがるな。」
爆発の跡に、どこから現れたのか、赤い髪のイケメンが頭を擦って文句を言っている。

このかは呑気に「誰か、出おった~。」と呟いているが、エヴァンジェリンの方は驚愕の表情を浮かべている。

「なっ、ナギ・・・」
エヴァンジェリンはすがる様な、それでいて信じられないような表情を浮かべ、赤髪のイケメンを見つめ呟いた。

ナギこと、ナギ・スプリングフィールド(自称、サウザントマスター)は、原作のネギの父親であり、エヴァンジェリンの思い人でもあり、現在は行方不明とされている人物である。
このかもそれを思い出し、このかも多少動揺を呑気な表情の中に混ぜた。

もっとも、このこのかの中身は変態であるので、
エヴァちゃんの中から、ナギ・スプリングフィールドが現われたという驚愕の事実も、まとまな状態では維持されず、
『幼女の中から、こんにちは。どんなプレイや
あっ、ちょっとエロイな、はあはあ』
と妄想のネタに変化してしまう、まったく隙のない変態振りである。

「へっ、マスターじゃねえよ。
 登校時刻の精霊様だ。」
ナギ・スプリングフィールドと思われていた人物が答えた。どうやら、彼は人ですらなく、今回の解呪対象であった登校時刻の精霊が具象化した存在らしい。

『精霊って偉そうなんやな~』
相変わらず、このかは呑気そうにしているが、反対にエヴァンジェリンは敵意むき出しの表情を浮かべている。まあ、今まで自分を縛ってきた対象が目の前にいればしかたのないことだ。

「貴様が私をここに縛り付けている、呪いの本体か
 くくっく、今までよくも、苦汁を嘗めさせてくれたな、
 覚悟は出来ているんだろうな。くくっく~
 リク・ラク・ラ・ラック・・・」
エヴァンジェリンは、今までの恨みを晴らすべく呪いの精霊に対して攻撃をするべく魔法の詠唱をはじめた。

「俺とやる気か、無駄だぜ。ほれ」
攻撃魔法に対して、精霊は気楽に指を振るだけで対応した。

「なっ、魔力が・・・
 貴様何をした」
今までエヴァンジェリンの中で渦巻いていた魔力が、術式の形を作る前に霧散していった。エヴァンジェリンの顔は怒りより驚きの色が強くなった。

「誰が正直に話すか、バ~カ」
呪いの精霊は、驚くエヴァンジェリンを見てニヤニヤ笑っている、こいつ、かなり正確が悪いようだ。

「くっ、見かけだけでなく、性格までナギそっくりだとわ。
 くそ、貴様。私を解放しろ」
エヴァンジェリンは精霊を見つめながら叫んだ。思い人とそっくりなこともあり、頭にはくるが、憎み切れなくて、少し切ないような、懇願するような、それでいて喜ぶような、不思議な表情をしている。

このかもそれを感じ取り、不思議な表情のエヴァンジェリンとニヤニヤ笑いを浮かべている呪いの精霊を見比べ、男女関係の不思議に頭を悩ませている。
『呪いの精霊さん、すっごく、悪い微笑や
 あれが、サウザントマスターそっくりなん?
 エヴァちゃん、あれのどこに惚れたんやろ?』
もっとも、前世から変態であるので、男女の機微とかは全く分からなかったようだ。

呪いの精霊はその意地の悪い性格から、男女の機微なんて無視して、エヴァンジェリンをからかう次の方法を導き出した。
「べーっだ」
その方法とは、舌を出し片目に指を当て見開く、アッカンベーと子供っぽい方法であった。

「貴様~」
子供っぽい方法でも、見かけ子供のエヴァンジェリンには効果てきであり、悔しそうに手をバタバタさせている。

そんな、エヴァンジェリンの様子に、前世では大学生になるまで生きたこのかは世渡りの方法を思い出し、少し手助けすることにした。
「あ~、エヴァちゃん、世渡り下手やね~。こういう時は下手に出るもんやで~
 な~なあ、呪いの精霊さん、どうしても駄目なん?」
可愛く小首を傾げ、おねだり口調で尋ねた。

それに対して、呪いの精霊は顎に手をあて少し悩んでから答えた。
「悪いな嬢ちゃん、マスターの命令でな
 エヴァをここから出すわけにはいかね~んだよ。」
可愛くおねだりの効果か、少し申し訳なさそうである。

登校時刻とは、そもそも不登校の生徒を学校に通わせるための呪いであるので、精霊の発言は本来の呪いとはズレていることに、このかは気づいた。
「あれ?
 呪いの精霊って、エヴァちゃんを学校通わせてるだけやないん?」
頭に?マークが出そうな表情を浮かべ、このかはそのあたりの事情を尋ねた。

精霊は、何かに気づき面白そうな顔を浮かべながら、返答した。
「あ~、違う、違う。
 学校通わせてるのは、早起きが苦手なエヴァで、俺が楽しんでるだけだぜ。」
今の発言に対して、エヴァンジェリンの反応が楽しみだといことが分かる、ニヤニヤを絵に描いたような顔している。

分かっていても、エヴァンジェリン、子供の体の影響か律儀に反応を返してしまう。
「貴様~、
 通りで授業をさぼっても、大丈夫だったのか。
 くそ、貴様は死ね~、魔法の射て・・(サギタ・マギカ・・)」
そして、怒り半分、照れ隠し半分の表情を浮かべさらに墓穴を掘る。まさに子供だ。

「だから、無駄だって言ってるだろ。バ~カ」
対して、呪いの精霊も好きな子をいじめる子供と同じ対応をする。
この二人のレベルは似たり寄ったりである。

そんな二人であるので、必然的にこのかは保母さん的、もしくは司会進行的な立ち位置となってくる。
二人に見えないように溜息を吐くと、
『もう、エヴァちゃん、それじゃあ、話進まへんで、しゃあないな~』と心の中で呟き、
「じゃあや、呪いの精霊さんはエヴァちゃんに何しとるん?」
呪いの精霊に対して話を進めるようにうながした。

呪いの精霊もそれが分かったのか素直に答えた。
「エヴァをここに閉じ込めてるだけだぞ。
 マスターが嫁さんとイチャイチャするのに、
 その幼女が邪魔だから、ここに止めとけって命令されてるだけだぜ。」
もっとも、エヴァンジェリンの心の機微に触れるポイントを忘れないあたりが、彼らしいところである。

男女の機微に疎いこのかである、今の言葉に対して、エヴァンジェリンの負う傷なんて気付かず、
『お~、そうや、原作で、学校から出られんかったのは、
 そういうこと、やったんやな~、納得や。』
と一人、呑気にゴチている。

エヴァンジェリンは邪魔だから、置いて行かれた発言に傷つきはしたが、それより、『嫁』の部分に気をとられ、傷つくより驚きの表情を浮かべ、
「なっ、ナギは結婚してたのか?」
と他の二人にとっては、知らないことが驚きの疑問を発した。

何度もいうが、このかは男女の機微には疎いので、疑問に対して素直に答え、
「あれ?エヴァちゃん知らんかったん?
 そろそろ、子供が生まれるはずやで~」
エヴァンジェリンに振り向かれる可能性がないという駄目押しまでした。

エヴァンジェリンも分かっていても、諦めきれないという顔を浮かべ、
「なんだと、・・・ふふっふ、だが私は悪の魔法使いだ。
 子持ちがなんだ~、略奪愛だ。」
最後は自棄ぎみに、叫んだ。

さすがに、このかもそれくらいは気づき、
『エヴァちゃん、それ悪の魔法使いやなくて、唯の悪女や。』とちゃかそうとして止めた。代わりに、呪いの精霊にエヴァンジェリンの救済を頼むことにした
「な~、呪いの精霊さん。
 エヴァちゃん振られるの確定やし、そしたら、ウチの嫁にする予定やねん。
 なんとかならんか~」
エヴァンジェリンのことを気付かって、居場所はウチが作ってやると言いたかったらしいが、残念なことに変態な表現となってしまった。

「誰が、貴様の嫁になるか。」
エヴァンジェリンもそれが分かっているので、否定しながらも、若干うれしそうだ。

そんな、二人の心の動きを茶化さないではいられないのが、呪いの精霊だ
「え~、しかたないな~。
 ここで、ディープなの見せてくれたら、考えてやってもいいぜ。」
昔話のようにキスで『呪い』の解呪できるのではないかと示す。

エヴァンジェリンは呪いの精霊に対して初めて余裕のある表情を浮かべ、
「ふっ、キスくらいでいいのか。
 いいか、勘違いするな、これは呪いを解くためだからな。」
とこのかに対してきっちりツンデレ(この場合、感謝込なので、ツンカンか?)発言をする。

呪いの精霊はエヴァンジェリンのツンデレを確実に見極め、ニヤニヤし、
「あ~、本当にやる気なんだ。
 でも、そんな見せかけだけじゃ駄目だぜー」
面白そうだと思い、やっぱり、もう少しからかうことにした。

「貴様ー、ここで消す」
それに律儀に怒りの表情を浮かべ、答えてしまうエヴァンジェリン
また懲りずに魔力を循環させ始めた。

すっかり二人の対応になれたこのかが保母さん的笑顔を浮かべ話をすすめる
「はいはい、エヴァちゃん、魔法は無駄やで~
 呪いの精霊さん、パクティオーとかならOKなん?」
ちょっとキスを期待しているのか、涎が垂れていなければ、完璧な保母さんの微笑であった。

呪いの精霊は少し考えて、無理と小さく呟いた後、
「う~ん、もう一声」
何かの値引きのように笑顔で答えた。

それに対して、このかも販売員のように
「そやな~。
 じゃあ、ウチの護鬼やったら、どうや。」
笑顔を浮かべ、まけるのでは、増やして答えた。

このかを信頼してというより、話を進めるため黙っていたエヴァンジェリンもさすがに黙ってはいられなくなり、
「なっ、この闇の魔王と言われた私に式神になれというのか・・・」
やや嫌悪感を浮かべ反論をした。

西洋魔術の契約はあくまでパートナーであり、主と契約者が対等であるが、東洋魔術の式神は主の下で契約者が使えることになるのである。
プライドの高いエヴァンジェリンが反論したくなるのも肯ける。

呪いの精霊は、エヴァンジェリンの本気の嫌悪の表情を見て、真剣に考えだした。
「う~ん、ちょっと待て。
 解呪条件は光に生きるだったから、嬢ちゃんの下なら明るそうだし、
 多分大丈夫だろ。」
そして、このかに頼むぞの意味を込めサムズアップとニッという笑顔で結論を出した。 

このかも、サムズアップと笑顔を返すと、そいえばと呟き、
「あ~、一応条件あったん。」
と軽く微笑みながら疑問を口に出した。


「そ~なんだよ。宮使いは辛いぜ~」
呪いの精霊も軽く微笑んで答え、宮使いのあたりで、肩を叩くジェスチャーを入れる。

「ちょっと待て、キスはなんだったのだ?」
エヴァンジェリンも話題が呑気なものに変わったので、引っかかったところを尋ねた。

呪いの精霊はネタを真面目に聞かれると困ると顔に浮かべ
「あ~、おもしろそうだったから?」
と疑問系でごまかそうとした。

「貴様ー、やはり殺す・・・」
やはり、それに律儀に怒りを浮かべるのがエヴァンジェリン
600歳でも、性格の一部が子供のままである。

『でも、それが可愛ええな』とこのかは微笑み、
「だから、無駄やって、
 魔法ぶつけるなら、呪いの精霊さんの主のサウザントマスターにしとき~
 でや、ウチの護鬼になってくれるん」
ナギ・スプリングフィールド(サウザントマスター)との決別と最後の確認をとった。

エヴァンジェリンは自由のためにプライドを売る悔しさの中に、新しい居場所への喜びを少し混ぜながら、
「くっ、仕方ない。
 光栄に思うがいい。
 ナギを探し出し、この怒りを晴らすまでは、貴様の式神になってやる。」
ナギ・スプリングフィールドと新しい居場所の両方を諦めないという決意を示した。

このかは、エヴァンジェリンの決意対して何かカッコイイことを言おうとしたが出てこず、仕方なく出てきたセリフが
「エヴァちゃん、ゲットだぜ。」
と昨日見たアニメのセリフになってしまった。
そして、言ってすぐに、滑った表情を浮かべた。

エヴァンジェリンは、はっ、と小さく息を吐くと新しい居場所にもっとしっかりしてくれよの意味を込め
「私はポケモンか。」
と突っ込んだ。



[26226] 変態の隣はあの子しかいないようです。
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/21 21:33
このかや~

今日はもう九月やね~。
昨日は深夜まで、呪いの精霊さんの消える前の打ち上げやってことで、
騒いどって眠いわ~。
精霊って酒飲むんやね~。

エヴァちゃん解放できたんやし、
これから、エヴァちゃんと一緒に京都に帰るんやで~

エヴァちゃんは、身分的には中学生なんやし、
じいちゃんに報告や~

⇒学園長室

「なんじゃと、エヴァの呪いを解放出来たじゃと・・・」

「そやで~、呪いの精霊さんも、話せば分かったで~」

「精霊と話すことすら、難しいのじゃが・・・」

「それは、エヴァちゃんが頑張ったんやで~
 そいでな~、精霊さんと話して、
 エヴァちゃんがウチの護鬼になるとこで、決まったんや~」

「ふん、喜べじじい。
 貴様の孫娘は、闇の魔王さえ従えた最強の術者になることが決まったぞ。」

「あ~、エヴァや。
 式神じゃと、色々と不都合じゃろ、
 やはり、麻帆良におらぬか。」

「ふん、式神は形だけだ。
 このかの魔力の届く範囲なら自由に動けるぞ、
 その範囲もこれから、こいつを鍛えればいいだけの話だ。」

「ちゅうことや。
 これからも、エヴァちゃんとラブラブでハアハアな修行や~。」

「はあ、このかは変わらんの~」

「な~、じいちゃん、
 エヴァちゃんを京都に連れててっていいやろ~?」

「仕方ないの~、エヴァよ、
 このかをくれぐれも、よろしく頼むぞ。」

「ふん、任せておけ、
 闇の福音は約束を違えん。
 こいつはしっかりと成長さてやるさ。」

~近右衛門~

本当にエヴァの呪いを解くとはの~

そして、最強と呼ばれたエヴァを護鬼じゃと、
碌な術も使えぬ見習い以下の陰陽術師がじゃ

4歳にして、あの才と魔力、強大すぎじゃ

強大すぎる力は、禍も呼ぶからの~
何事もなければ、よいのじゃが・・・

~このか~

帰ってきたで~、京都や~

あ~、せっちゃんや~
「せっちゃん、久しぶりやね~」

「お帰りや~
 このちゃん、東京ですごい活躍したらしいな~
 みんな、噂してるで~」

「そうなん?
 ウチ、人気者なん?
 このまま、ファンクラブとか出来ちゃうん?」
ファンクラブの制服はミニスカ巫女さんコスや~、はあはあ

「はは~、
 このちゃんは相変わらずやね。」

「そうでもないで~
 東京で、初めての敗北を喫したんよ。
 ウチ、もっと精進が必要やわ~。」

~刹那~

このちゃんはすごいんやな。
西洋最強の怪かしを配下に付けて、
まだ精進する気なんやね。

はあ、ウチは半妖やし、白い羽の忌み子やし、
このちゃんの隣にいる資格はないんやろうか

ううん、落ち込んでちゃダメや。
このちゃんの隣にいられるよう強くなるんや、
よし、屋敷の裏で修行や。

⇒屋敷の裏

~まだ、刹那~

ガヤガヤ
うん?関西呪術協会のお偉いさん達の声やな。
宴会でもしとるんかな?

「わっはは~、さすが近衛家の姫だ。闇の福音を護鬼にするとは」
「闇の福音、かのサウザントマスターでさえ、封印がやっとだったと聞きますぞ。」
「それを式神ですぞ。西洋魔術師も恐れるに足りませんな。くっはは~」
「いやはや、全くですな。関西呪術協会の未来は明るいですな。」
「くはは~、そのためには、このか姫に頑張って貰わねばなりませんな。」

なんや、なんなんや、この話は。
この人達はこのちゃんを物みたく、
このちゃんはお姫様やないんか?

「ですな~。次は、善鬼ですかな。」
「そうですな~。ですが、闇の福音に釣り合う善鬼はおりますかな?」
「あれが、おりますでしょう。サウザントマスターが辛うじて封印した」
「両面スクナでしたか、陰陽術師の優位を示すには相応しいですな。」

我慢できへん・・・
「あんたら、このちゃんを何だと思ってるんや!」

「なんだ、貴様は」
「あ~、長に拾われた半妖の小娘か。話の邪魔だ、あっちへ行け」

「そんなことより、あんたらはこのちゃんをなんと思ってるんや?」

「話を聞いていたのか、このか様に相応しい善鬼を考えているんだ。」
「そうだ、我々はこのかお嬢様のためを思い、話をしているんだ。」

このちゃんのためって、そんなことあらへん。
「嘘や。やったら、このちゃんに危険なことさせようなんて言わへん。」

「そうですね。このかはまだ4歳です。スクナは危険すぎますね。」

「「「「「長」」」」」
詠春様、どうして、ここに

「ですが、長。このかお嬢様の善鬼はどうするのですか?」
「そうですぞ。闇の福音に釣り合うものは、飛騨の大鬼神の他におりますまい。」

「私は善鬼や護鬼は力だけでなく、心も大切だと思いますよ。
 釣り合う、釣り合わないではなく、主を守ろうとする意思だと思いますよ。」

「やったら、ウチがなります。
 ウチは半妖やし、条件は満たしていると思います。
 このちゃんを守ろうと思う気持ちなら、誰にも負けません。」

「せっちゃん、ゲットだぜ。」

「このちゃん」「「「「このか様」」」」

「じいちゃん達ど~もや。
 スクナとか怪物はノーサンキューやで~。
 やっぱ、美少女じゃないとな~、はあはあ
 あっ、これからは、美少女キャプチャーこのかって名乗るのがええかな~」

「「「「「「はあ」」」」」」
はは~。このちゃんは、ほんま変わらへんな~



[26226] 変態が修行の成果をみせるようです。
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/16 22:16
作者です。
前回の話は空気読めとの声が多かったので、一時削除の方向でいきます。
被災地が落ち着いたら、復活させるつもりです。
被災地の皆様が早く回復出来るよう祈ってます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

このかや。
もう、小学1年生、6歳や。

麻帆良に行くんかな~って思ってたんやけど、
関西呪術協会閥の学校に通うことになったんや。
つまり、魔法学校や

魔法学校ちゅうと、
4つくらい寮あって、
同じ寮の先輩をお姉さまと、はあはあ
って思っとたんやけど。

宅通やった。
しかもや、教えとる内容も普通の小学校と変わらんのや。
いや、認識阻害がかかった唯の学校やわ~
うふふふな~、武装解除教室はないんか~
ウチの夢を返して~な。

でも、いいんや。
学校はせっちゃんと一緒やもん。
それにや、正直勉強は楽勝やし、
「このかちゃん、教えて~」って来る幼女もといクラスメイトがたまらんのや~
きゃきゃ、うふふふなスクールライフや~。

唯一惜しかったんのは、
エヴァちゃんに
「一緒に学校行こうな~」って言ってたんやけど、
「ガキと一緒に勉強できるか」ってプイされたことや。
でもや、麻帆良女子中学は絶対に一緒に通わせたるからな~。

それにウチはこの2年でかなりレベルが上がったんや。
今なら、そうそう負けへんで~。
今日も修行や~

「このちゃん、何しとるん?」

お~、せっちゃんや。
「うん、修行やよ。」

「水晶玉に手かざしてるだけで修行になるん?」

ふふっふ~
「まぁ、見ててみいや~
 はあはあ、美少女、はあはあ」

ピカー
よし、光ったで、ひとまず成功や

「さすが、このちゃんやな~」

ふふ~、せっちゃん、すごいのここからやで~
「はあはあ、あられもないもん探すんや~」

ピカ
よし、映ったで~

「すごい、遠見の魔法やわ。
 何が映っとるん?見せて~な。
 ・・・裸のお姉さん」

「そや、ウチが百合を極めるために開発した魔法や。
 世界中のどこかの可愛い女の子を映すんや。
 今回はあられもない姿で探させたんや~、はあはあ、
 どや、すごいやろ。」

「はははは、このちゃん、覗きは犯罪やで。
 それに、私利私欲のために魔法を使うのよくないで。
 ほんま、一回警察のお世話になろか。」

せっちゃん、目が笑ってないで~
「でもや、せっちゃん。
 これは百合のための取材や。
 2年前、パルに敗北を喫して以来ウチは考えたんや。
 ウチの敗北の原因は何やって、
 そして、気づいたんや、
 この世界には、百合のまだまだやからやって。
 だからや、ないんやら、ウチが作ったろ~って。
 そのための取材や。
 きっと、世界も認めてくれるはずや。」

「はっ?
 このちゃん、何言っているん。」

「まだ、未公開やけど、特別に見せたるは、
 せっちゃん、これが修行の成果や~」

「へっ・・・漫画?」
そや、日々可愛い女の子を観察し続けた修行の成果や。

「どや、なかなかのもんやろ~」

「女の子、通しで・・・裸で・・・キスやって」アカー
まだまだ子供のせっちゃんに激しかったやろか。
18禁の百合漫画。

「ふぅ、ウチも成長したもんやな~
 自作レベルまで、達するやなんて。
 これなら、パルにも負けへんで~」

ビリ
あ~、せっちゃん、ウチの最高傑作に何するんや~

「このちゃん。
 エッチなのは駄目やとおもうで~。」

「違うで~
 せっちゃん。これは愛やで~」

「はあ~
 お嬢様、これは詠春様に報告させて貰いますね。」

「あ~ん、せっちゃん。
 お父様、お父様だけは堪忍や~
 折檻の奥義の嵐でウチが死んでまうんや~」

「折檻の奥義の嵐って、
 受けたことあるんですか?」

「この前な~、
 どんなことしても、夢と思い込む魔法を開発してな。
 巫女さんにかけようとしたら、お父様に見つかってしもうてな~。」
 や~、あんときはほんま死ぬかと思ったわ~」

「やっぱり、報告させていただきますね。
 長~、このかお嬢様がまたふしだらな魔法を~」

「あ~ん、せっちゃん待つんや~
 善鬼が主を危険にさらしていいんか~」

「主のまともな生育も式神の役目ですから」ニコ

ははは~。せっちゃん、笑顔が怖いで~
こうなったら、仕方ないで~
せっちゃんを百合漫画作成に加えるんや~。
「ほら、せっちゃん、ウチの漫画をもう一度見てみ~
 愛が描かれてるやろ~、美しくやろ~」

「このか、子供がこんなもの書くのは感心しませんね。」

「長!」

後ろや、まさか・・・、
「・・・お父様、なんでおるんや。」

「たまたま、近くにいたものですから。
 さて、このか覚悟は出来ていますね。」

「お父様、話せば分かると思わへん?」

「大丈夫です。説教もたっぷりしますから」

やばい、やばいで~、何かないんか~
そや、お父様の弱点はエロや~
「はあはあ、水晶玉ちゃん、えっぐいの映すんや~」

ピカ
よし、成功や
って、ちゃう、血まみれのおっさんや。
確かにエグイけど、それじゃ駄目や~
水晶玉ちゃん、違うで~、ウチが望んだアブノーマルのエロや。
そして、女の子や、おっさんとちゃうで~。

「ガトウ!」

お父様の知り合いなん?
あれ?ガトウって原作にいおったよ~な。
そや、赤き翼や。お父様の仲間や。
おっさんやし、記憶から完全に抜けとったわ。



[26226] 変態が真面目に魔法を覚える決意をしたようです。
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/17 17:45
このかや~
今、お父様がパニクって大変や~

「ガトウ。
 助けにいかなくては、しかし場所も方法も
 ・・・どうする」

「お父様、落ち着きや~
 え~っと、はあはあ、エヴァちゃん、召~喚~。」

「このか、何事だ?」

「水晶玉の映像見て~な
お父様が友達助けたいんやと
 転移魔法で、パッパってできんか~?」
 
「ふっ、私を誰だと思っている。
だが、私は悪い魔法使いだ。
それなりの対価は用意するのだろう。」

も~、エヴァちゃんのいけず~
対価やっていうてもな~、
原作では脚を舐めろって言っておったな、はあはあ
「分かったで~
 エヴァちゃんの脚、舐めるんやろ~、はあはあ、
 いただきま~す。」

グフ
なぜ、踏むんや、エヴァちゃん。

「それは、貴様の欲望だろうが、
 大吟醸10本で勘弁してやる。」

「分かりました。私が必ず用意します。
 エヴァンジェリンお願いします。」

う~、お父様、勝手に話つけおって~
一応、ウチが主やのに~
でもいいや~、パッパとガトウのおっちゃん助けて、
エヴァちゃんに酌するんや~
そして、酔っぱらった、エヴァちゃんを、はあはあ

「はあ、このか。さっさと行くぞ。」

⇒森

お~、アスナや~
あと、あの兄ちゃんがタカミチで、
血みどろのおっちゃんがガトウやな~

えっと、原作で言うとアスナの記憶の話やっけ?
ガトウとのお別れの場面やったはずや。
ほいで、アスナはこれで記憶消すんやったな。

でも、原作だと、ガトウのおっちゃんの面影追って、
タカミチにラブラブって、わけやったから~
そや、ガトウのおっちゃん助ければや、
ウチとラブラブにできるやないか~、はあはあ。

「タカミチ、記憶のことだけどよ。
 俺のとこだけ念入りに消し・・・といてくれねぇか。」

「やだ、ナギもいなくなって・・・
 おじさんまで・・・」

「ガトウ諦めのが早すぎですよ。」

「・・・詠春!
 なぜ?ここに」

「ウチの不肖の娘のおかげですよ。」

「おい、近衛詠春。
 のんびり話している時間はないぞ。
 召喚された悪魔が迫って来ている。」

「な・・・エヴァ。
 呪いは?どうして?」

「タカミチ、貴様もぼやっとするな。」

「そうですね。
 悪魔達は私達が引き受けます。
 このか、治療を頼みますね。
 刹那君はこのかの護衛をお願いします。」

「近衛詠春。悪魔との戦いは貸しだからな。」

「分かってますよ。エヴァンジェリン。
 先手必勝、神鳴流奥義・・・」

「ふん、いくぞチャチャゼロ。
 リク・ラク・ラ・ラック・・・」

「アイサー、ゴ主人。」

あ~、お父様もエヴァちゃんもチャチャゼロちゃんも強いな~
悪魔が紙切れのように飛んでくわ~

くいくい
うん?アスナなんや?

「早く、ガトウさんの治療をして」

そやそや、ウチの役目は治療やった。
はっ、ウチ、治療ってペロペロしか知らへん。
おっちゃんをペロペロ・・・って無理や。

「早く、ガトウさん。死んじゃう。」

うっ、アスナ。
そんな潤んだ目で見つめんといて~
あかん、どうするんや~


そや、妄想の力でカバーや。
ガトウさんを美少女と思いこむんや。

はあはぅぅぅ・・・
胸のあたりから、血が出とるな~
ちゅうことは、おっぱいペロペロや
はぅ~、ウチ貧乳も大好物やで~

うぅううぅぅうぅ・・・
大丈夫、大丈夫や。
加齢臭はちょっとキツイ香水や。

「嬢ちゃん、ありがとな。
 もう、大丈夫だ。」
 
「ありがとう。
 ・・・えっと、こか?」

終わったんか、ウチの苦行は終わったんか。
それとアスナ、ウチはこのかや。麻薬の原料やない。
ぅぅううぅぅ・・・はよ、帰ってウガイしたいわ~。。

「大丈夫か?
 このちゃん、目が死んどるで」

「せっちゃん、ウチ、やりきったんよな。」

「そや、あんな大けが治すなんて
 やっぱ、このちゃんはすごいな~」

「ふぅ、こちらも方が付いたぞ。」

「エヴァちゃん、
 大丈夫か~、血が出てるで~」
これはエヴァちゃんをペロペロして口直しやね~、はあはあ
 
「私は不死身だ。
 傷は残ってないさ」

なっ、なんやと・・・
くっう~、エヴァちゃんの不死身さが憎いで~

「すみません、このか。
 私も少し怪我をしました。
 治療をお願いできますか。」

えっ・・・お父様とはいえ、
また、おっちゃんをペロペロやと。
ぅぅううぅぅ・・・ウチの精神力はもう尽きとるのに~

帰ったら、脱げ魔法108式まで作る前に、
まともな回復魔法覚えるで~
 



[26226] 変態は獲物に逃げられていたようです。
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/18 17:29
このかや、
燃え尽きたで、真っ白や~

治療とはいえ、おっちゃん、2人続けてペロペロはない。
舌が、舌が、・・・・瀕死や。

「このちゃん、大丈夫か~
 やっぱり、2人続けての治療はキツかったんか~」

「うぅうぅぅ・・・せっちゃん。
 こうなったら、はあはあ、口直しや~」バァ

「このちゃん、何するんや~
 ウチは怪我しとらんで~」

ボカ
ぅううぅう・・・グーで殴らんといて~な。
お父様、今度はウチが怪我人になるとこやないか~

「このか、悪ふざけは止めなさい。
 そういえば、なぜ舐めるだけで治療できるんですかねぇ」

「近衛詠春、貴様は仮にも魔法協会の長か?
 魔法の基礎は呪文を始め、全てその事で象徴を示す。
 舐めるという行為は、それ自体が治療行為の象徴だ。」

「なるほど、獣も傷を舐めて治しますね。
 舐める事は傷を治す象徴ですね。
 さすがはエヴァンジェリンです。」

「あ~ん、お父様~
 ウガイがしたいで~、いい加減帰ろうや~」

「そうですね。
 エヴァンジェリン、お願いできますか?」 

「詠春。帰るなら、アスナの嬢ちゃんとタカミチを頼めないか?」

「ガトーさん、ガトーさんも一緒に行くんだよね。」

「すまねぇな、嬢ちゃん。
 俺はちょっと用があってな、ここでお別れだ。」

「ダメ、ガトーさん。
 ナギもそう言って、居なくなっちゃったんだよ。」

「いや、嬢ちゃん。行きな。
 行って幸せになりな。嬢ちゃんにはその権利がある。」

「やだ。ガトーさん。
 どうしても行くなら、私と結婚して」

「「「「なっ」」」」
なっな、なんやと~
アスナは何言っとるん?

「アリカ言ってたもん。
 結婚すれば、男は自分の元に必ず帰って来るって言ってたもん。」

そうや、アスナはまだ、結婚とかよく分かってないんやね。
そうや、そうに違いないんや

「・・・嬢ちゃん。
 あ~、なっ何というかな。結婚というものはな、好き合っている奴らがだな」

「私はガトーさん好きだもん。
 ガトーさんは私のこと好きじゃないの?」
 
すっ、好きやと、ガトウはおっさんやで。
アっ、アスナのオジコンはデフォやったんか。

「あ~、もちろん嬢ちゃんのことは好きだぞ。
 しかし、だな。結婚というのは色々あってな~」

「知ってるよ。
 ガトーさんとなら、ナギとアリカがしてた事しても良いもん」

ナギとアリカがしてた事ってなんや?
合体か、合体なんか、はあはあ。

「あっ、あのバカップル、子供の前で何やってるんだ。
 あ~、それにな。俺が嬢ちゃんくらいの子とやるとな、はっ、犯罪なんだ。」

「私よりガトーさんの方が年下だから問題ないよ。」

そういや、アスナも合法ロリやったんや。
この場合は問題ないん?
やっ、でもや。原作ではこの後、小学校行くやろ。
小学生に手を出すおっさん
・・・やっぱ、犯罪や。

「あ~、嬢ちゃん。俺は独身だから、うれしいがな。
 やっぱりな。学校行って、ゆっくり世間を見てから考えてくれねぇか。」

「やだ。やだやだよ。
 誤魔化してガトーさん、いなくなる気でしょ。
 一緒にいてよ。ぅぅぅ・・・」ポタポタ

アスナ、泣いとるんか?
原作で描かれてないだけで、アスナも色々あったんやな。

「ガトウ。あなたの負けですよ。
 あなたも日本に来て下さい。
 お義父さんと相談して、安全は確保しますよ。」

「ちっ、しゃ~ねぇな。
 詠春、よろしく頼むは」

「はい、まかされました。」

「ガトーさん、一緒だよね。
 学校行ったら、結婚してね。
 あっ、タカミチ。これからは奥さんって呼んでね。」

あや?
あっ、アスナ?
結婚はマジやったん?

「あ~、嬢ちゃん。
 結婚は、学校を卒業したらな。」

ええ~、ガトウも乗り気なん?
やばい、やばいで~。
未来の同棲相手が、おっちゃんに取られてまう~。

「ガトーさん。約束だよ。」チュ

「「「「あっ」」」」
ほっぺにチュ~やと、

「このか達も結婚式には来てね」

あっ、あか~ん。
アスナ完全にその気や~
原作メインヒロインが取られてもうた。
アスナ・・・ぅぅうううぅぅ・・・
「し、幸せになるんやよ~。アスナ」

うぅうううぅうう・・・
アスナと百合百合するため頑張っやったのに~
今回、ウチは舌を痛めただけやないか~



[26226] 変態と変態の前に常識が負けたようです。
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/21 21:36
このかや。

アスナ達をどうすっかって話で、
じいちゃんに相談やってことで、麻帆良に来たで~

一先ず、大人組で話すちゅうことで
ウチらは外で待機や。

「このか、ここどこ?」

「え~っとな、アスナ
 ここは、将来ウチとアスナが百合百合な同棲をする場所や」

「百合って何?
 それと私はガトーさんと一緒。」

純真や、ガチや。
心が痛いで~、百合が貫け~ん
「じょ、冗談や。
 ここは麻帆良学園ちゅう学校や」

「私もう学校来たから、ガトウさんと結婚できるね。」

「あんな~、アスナ。
 学校行くちゅうのは、学校に来るだけじゃだめなんや。」

「どういうこと?
 このか、ガトーさんと結婚できるよう協力して」

キラキラした瞳を向けんといて~
う~、しゃあない
「わ、分かったで、すぐに白無垢着せたるわ~」

「白無垢?」

「お嫁さんになるちゅうことや。」

「ガトーさんのお嫁さん。
 うん、私、白無垢着る」

「じゃあ、話し合いに入りにいくで~」

⇒学園長室

コンコン
「このかや~、ウチらも話に入れて~な」

「このか、久しいの~」

「じいちゃんも、久しぶりや~」

「ようこそ、アスナ姫。
 初めましてじゃ、わしは、関東魔法協会の長、近衛近右衛門という」

「アスナ。アスナ・ウェスペリーナ・テオタナシア・エンテオフュシア
 近右衛門、よろしく」

「うむ、よろしくの。
 さての、話し合いの結果の、アスナ姫達は麻帆良で歓迎することになったのじゃが、アスナ姫の名前は何かと問題があるのじゃ。
 代わりの名前を用意する必要があるのじゃが、何か希望はあるかの~」

「・・・名前。
 このか、何かない?」

「う~んとな、アスナ
 日本ではな~、お嫁さんは旦那さんの姓を名乗るもんなんやで~」

「そう。
 近右衛門。アスナ・カグラ・ヴァンデンバーグでお願い。」

「ほぅ」

「あ~、嬢ちゃん。だから学校行ってからだ」

「アスナ姫。名前は問題ないがの~
 ガトウ殿が言うように、アスナ姫はこれから小学校に通うことになるじゃ。
 日本ではの、小学生は結婚出来んのじゃ。」

「このか、どうにかして」

う~、ウチも法律は変えられんしな~。

「国によっては生まれた時から結婚できますよ。
 どうせ、戸籍から偽造するのですから、そういうところで結婚したことにすれば、問題ありませんよ。」

お~、そんな手があったんやね~。
って、誰や?

「あっ、アル」
「アルビレオ・イマ、貴様どこから湧いた。」

「面白そうなことになってますから、やって来ました。
 エヴァンジェリン、お久しぶりですね。
 急に麻帆良から居なくなって、寂しかったですよ。」

「・・・ふん、貴様、麻帆良にいたのか。
 それと、さっ、寂しいだと・・・」

「ええ、観察対象が居なくなって」

「アル。貴様~、私を覗いていたのか。」

「はは~、最強種がはしたないですよ。」

そや、この胡散臭い微笑、エヴァちゃんのあしらい方。
赤き翼のアルビレオ・イマや。

「アスナ姫も皆さんも、お久しぶりですね。
 ふふ、ガトウとの結婚、私も協力しますよ。」

「アルもよろしく。
 近右衛門、アルが言ったようにして」

「あ~、アスナ姫。さすがに結婚は早くないかの~。
 ガトウ殿とは一緒に住むんじゃし、それで満足せんか?」

「アルさん、未婚の男女が同棲って、
 ウチいかんと思うんやけどな~」

「そうですね、詠春の娘さん。性の乱れに繋がりますね~。
 ガトウはああ見えて鬼畜ですからね。
 やるだけ、やって、捨てられる可能性も・・・」

「アル。いい加減なこというな。」

「えっ?ガトウ。確か、敵の女スパイを捕まえた折・・・」
えっ、女スパイ、エロ展開やね~、はあはあ。

「あ~、あれはあれが一番効率的だったからだ。
 それにあの時はお前も居ただろう。」

「ふふっ、そうでしたっけ?」

「ガトーさん。やっぱり、私捨てるの?」

「あ~、嬢ちゃん、捨てないから、勘弁してくれ。」

「ふふっ、捨てる気がないなら、ガトウ、いつ結婚しても一緒ですよね。」
「そや、ガトウさん。世間体を気にしてたら真実の愛は手に入らんで~。」
ウチも百合を目指す者やから、世間の目と日々戦ってるんや。

「だぁ~。分かった、分かった。
 もう嬢ちゃんの好きにしてくれ。」

「おめでとうな~、アスナ。」
「おめでとうございます、アスナ姫。」

「ありがとう、アスナ、アル。
 これからも色々と教えてね。」

「アスナ、何事もまずは形や。
 まず、ガトウさんに指輪買って貰って、左手の薬指に付けるんやで~」

「ガトーさん。指輪買ってね。」

「はははははは~」

ガトウさん、結婚やのに、乾いた笑いやね~
こんな、可愛い幼女と結婚、うらやましいわ~。
そして、小学生妻の誕生やね~。
うん、現実はエロゲより奇なりやわ。
 



[26226] 変態が新妻と文通するようです。
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/20 21:52
このかや~

アスナはガトウとよろしくやってるよ~や
小学生と結婚・・・もげろや。

ややが、アスナのお願い光線に負けてもうて、協力すことになったわ。
でもや、ウチは京都で、アスナは麻帆良や。
ややで~、アスナと文通で後ろからサポートや。

~アスナ→このかの手紙~
このかへ

この前はありがとう。
ガトウさんがユビワを買ってくれました。

左手のクスリユビに付けて、お家のまわりにアイサツに行きました。
そのとき、ちゃんと、「ニイヅマです。」って言えました。

キンジョで、ガトーさんは「ロリコン」ってよばれています。
ロリコンってなんですか?

元気で、

アスナより

~このか→アスナの手紙~
アスナへ
結婚おめでとな~

ロリコンってのは、紳士の称号や
一説には、ロリコンは人類の到達点って言われてるんや。

ややが、ロリコンはノータッチが基本やから、
ガトウさんはロリコンやなくて、ペドフィリアや。
究極の変態もとい・・・紳士を越えた者や。

アスナも人に聞かれたら、
「することは、してます。」って答えるんやで。

ガトウさんによろしくな~

このかより

~アスナ→このかの手紙~
このかへ
お手紙、ありがとう。

「することは、してます」って答えたら、おまわりさんが来ました。
ガトーさんをツカまえようとしましたが、
「フウフです。この前、ケッコンしました。」って言って、
コセキを見せたらナットクしてくれました。

おまわりさんに「オサナすぎるニイヅマですね。」って言われました。
ところで、ニイヅマって何をすればいいのですか?

~このか→アスナの手紙~
アスナへ

お巡りさんも、紳士を越えた者には手をだせんのやな。
ガトウさんに、前科が付かなくてなによりやわ。

あと、ニイヅマの基本は、裸エプロンや。
ガトウさんが帰ってきたら、裸にエプロンだけ付けてや、
「ごはんにする?お風呂にする?それとも、わ・た・し?」
って聞くんや。

その後は、しっぽりやるんやで~

このかより

~アスナ→このかの手紙~
このかへ

ハダカエプロンをしてみましたが、
ガトーさんは、「もっと、大きくなってから」といいました。
早く、アリカのようにイロイロと大きくなりたいです。

4月から、2年生として小学校にいくことになりました。
ガトウさんは、中学校で先生をするそうです。
あと、タカミチは大学にいくそうです。

ガトウさんとイッショに通えなくてザンネンです。

アスナより

~このか→アスナの手紙~

アスナへ

ガトウさんはきっと、ムッツリなんや。
そのうち、我慢ができなくなって、飛び掛かってくるで。

それと、2年生かいな~、ウチと同学年やね~
ウチも中学にはそっちに行くつもりやから、
そしたら、一緒に通えるな~

新生活ガンバリヤ~

このかより

~アスナ→このかの手紙~
このかへ

今日から学校にいきました。
学校にはやなヤツがいます。

なんと、クラスの委員長です。
「ニイヅマです。」といったら、ヘンと言ってきました。
ガキです。ケンカしました。

ガトーさんは、「ケンカも、いいケイケンだ」と言います。
学校はむずかしいです。

アスナより

~このか→アスナの手紙~
アスナへ

学校は、色々楽しいところや。
体操着のブルマや、スク水とか色々と、
目にも楽しいんや。

それと、その委員長さんは、
ショタになる可能性があるで、
女の子同士もありやって言っといて~な

このかより

~アスナ→このかの手紙~
このかへ

委員長は「女の子ではなく、弟ですわ」って言っています。
こんど、弟が生まれるそうです。
とても、楽しそうです。
部屋もジュンビしているそうです。

コドモってどうやったら、できるのですか?

アスナより

~このか→アスナの手紙~
アスナへ

子供はな~
青春がはじけるとできるんやわ。

・・・すまん、ウチも修行がたらんわ。
ガトウさんに実地で教えて貰い~

このかより

~アスナ→このかの手紙~
このかへ

委員長の弟とは会えないみたいです。
委員長のゲンキがないです。

「私が、かわりに産んだあげる」と言ったら、
「でしたら、自分で産みますわ」と返してきました
かわいくないです。でも、ゲンキになりました。

こんど、いっしょに子供の作り方を、
ガトウさんに教えてもらうことにしました。

アスナより

~このか~

ここで、終わりやと。
このままやと、委員長までガトウの手に落ちてまう。
どっ、どないしよ~。

 



[26226] 変態が仮面のヒーローになるそうです。
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/21 21:18
このかや

ピンチや。
このままやと、ガトウさんに委員長まで喰われてまう
「せっちゃ~ん、エヴァちゃ~ん、一大事や~」
召喚や!

ポン
「このちゃん、どうしたんや~。」
ポン
「このか、今度はなんだ?」

「やばいんや、このままやと、無垢な乙女が穢されてまうんや」

「なっ、すぐに助けに行こうや。」

「どうせ、アスナのことだろ。
 ガトウめ、犯罪者呼ばわりされても知らんぞ。」

アスナやない、委員長や。
「いや、違うんや。
 このままやと、ショタコンになるはずな人や。
 アスナはオジコンやん。」

「はっ?
 貴様はまた、よく分からないことを」

「とっ、とにかくや
 乙女のピンチや
 超特急で、飛んでいくんや~」

「はあ~。
 本当にピンチなら、あそこの自称、立派な魔法使い共がなんとかするだろ。
 だいたい、私はそんなヒーローみたいな真似は性に合わん。」

ヒーローやと・・・
「そやね、どうせやったら変身していくんが、筋やね。
 せっちゃん、変身や」

「え~っと、
 羽出せば、いいんか?
 でも、一応羽は秘密なんやけど・・・」

「ちゃう、ちゃう。
 変身ヒーローは顔を隠すもんや。
 5戦隊や仮面ライダーとかもそやろ。」

「被り物なん?
 お面なら、式典様のものが蔵にあったはずやけど・・・」

そやな。般若や、ひょっとこ、翁とか色々あったな~
「う~ん、しゃあない。それで手打と~か」

「おい、このか
 超特急ではなかったのか」

「そやった、そやった。
 蔵に行ってる時間はないな。
 しゃあない、手近なもんで、代用や。
 ほいじゃあ~、いくで~」

⇒麻帆良

~委員長~

弟に会えなくて、残念でしたわ。
ですが、私が産みますわ。
きっと、弟の生まれられなかった命が、そこに宿るはずですわ。

でも、子供ってどうしたらできるんでしょう?
アスナさんは、結婚しているそうなので、きっとご存じですわ。
「アスナさん。子供の作り方、教えて下さらない。」

「このかは、青春がはじけるとできるって言ってた。」

青春がはじける?難しいですわ。
「どういうことですの?」
 
「実地は、ガトーさんに習って言ってたけど、
 ガトーさんは、まだ早いって言って教えてくれない。」

「う~ん、ではどうしますの?」

「分からないことは、本を読めばいいってタカミチが言ってた。」

「そうですわね。本で調べればいいのですね。
 そうと決まれば、図書館島に行きますわよ。」

⇒図書館島

「アスナさん、待って下さいまし。
 小学生は下の階に降りてはいけないのですわ。」

「でも、ガトーさんはまだ早いって言ってた。
 大人のところに子供の作り方の本、あるはず。」

「ですが・・・」

「子供ほしくないの?」

「分かりましたわ。行きましょう。」

⇒図書館島・最奥

「アスナさん、さすがにここは行き過ぎではありませんか?」

「さっき、結界があったから、そろそろだと思う」

「・・・結界?」

「そう。でも、私触れば壊せる。
 きっと、この先に子供の作り方の本ある。」

ゴアア、アアアッ
「なっ、なっ、なっ、なんですの~」

「竜。とっても強い。
 きっと、大人の秘密守ってる。
 倒す。・・・左手に魔力、右手に気・・・咸卦法」

ドカ、バキ
あっ、アスナさん、なんて強いんですの。巨大な竜と殴り合いなんて

「やばい。
 委員長、ブレスいく・・・逃げて」

ブレス?・・・目の前に火が~
会えなかった弟、お姉ちゃんもそちらに行きますわ。

パッ。
「世界の幼女を守るため、世界の蕾を散らさぬため
 パンツ仮面、推参や~」

「このか、貴様、私のパンツを被るな。」

「このちゃん、それじゃ唯の変態さんやで~」

あれ?私、無事ですの?

「このか、ありがと。
 とどめ。」
ドン

「お~、アスナ。竜を一発なんて、すごいな~。
 それと、今はパンツ仮面って呼んで~な。」

えっ、あれ?なんですの?
とりあえず、お礼ですわよね。
「え~っと、変態さん。ありがとうございます。」

「委員長、それじゃ。失礼。
 このか、魔法障壁で助けてくれたのに。
 変態さんはひどい。」

「そうですわね。
 失礼しました。このかさんと言いましたか。
 危ないところを助けて、いただきありがとうございます。
 ・・・って、魔法ってなんですの~
 それに、アスナさんも、色々非常識ですわ~」



[26226] 変態でも笑顔を取り戻せるようです。
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/22 22:37
このかや

ガトウさんの魔の手のから、委員長を救いに来たんやけど、
なぜか、竜に襲われておった?
ガトウさん、ドラゴラム使えたんか?

「アスナ姫、私のペットをイジメないで下さい」

おや、アルさんや
あ~、図書館島の地下の竜や。
あの竜ってアルさんのペットやったんか。

「アル。
 ペットなら、躾して。委員長、燃えるとこだった。」

「すみませんね~
 普通の人はここに来れないものですから」

確か原作やと、結界とかあるって言ってたんやな。
 
「誰も竜をペットにしていることを、ツッコまないやね」

「せつな。赤き翼の連中はほぼ全員非常識だぞ。
 まともなのは詠春くらいだ。ガトウはまともだと思っていたのだがな・・・
 竜をペットにしてるくらい、奴らなら驚くことではないぞ。」
 
「エヴァンジェリン、非常識は傷つきますよ。
 それより、今はノーパンなのですか?」

「なっ、貴様。」

「アルさん。エヴァちゃんのパンツは今、ウチが被ってるのや~。」

「貴様ら~
 このか、パンツを返せ」。

「エヴァンジェリン。いつもの調子で飛び掛かると、大事なところが見えますよ。
 ほら、お淑やかにしないと。」

「あっ、こっちを見るな。」

「ですが、ふふふ。
 仮にも最強種がパンツを盗られるとは、ふふ」

「それはな~、ウチの108の脱げ魔法、もとい武装解除の一つや。
 誰にも気づかれず、パンツだけを脱がすんや。
 つ~ても、まだ、108全部は完成してないんやけどな~」

「気づかれずに、パンツを脱がす・・・ラカンの技にもありましね。
 詠春の娘さん。このかさんと言いましたよね。
 学園長が恐れるわけです。末恐ろしいですね。」

「ややわ~、照れるわ~。そんな、褒めんといて~。
 そや、他にも~、逆に着せるバージョンもあるんよ~
 ホイ。」

「なっ。なんだ。いつの間にかパンツが・・・。」

「熊のバックプリントですか。・・・なかなかのセンスです。
 次は、カボチャパンツはどうですか」

「うん、それの案、いただきや。
 ホイ」

「貴様ら~、私を着せ替え人形にするな
 それと、このか、被っているのを返せ。」

「はは~、エヴァンジェリン、よくお似合いですよ。」

「このちゃん。それ、もう武装解除の魔法やないで~」
 
「せっちゃん。脱がすだけじゃ、面白みに欠けるやろ。
 隠れた中にロマンがあるんや~。」

「すみません、ちょっといいですか。
 アスナさん、それとこのかさん御一行、みなさんは魔法使いなんですよね。
 あの・・・魔法使いの皆様って、・・・変態なんですの?」

そや、委員長に魔法がばれたんやったわ。忘れてたわ。

「こいつらが特別なだけだ。一緒にするな。」

「もう、エヴァちゃん、いけずやな~。
 ウチらは、紳士と淑女なだけやで~」

「紳士、淑女の認識が変わりましたわ。
 そうですわ。魔法使いでしたら、死者蘇生って出来ませんか?
 ゲームみたいに、パッって。私、弟に会いたいんですの。」

「あ~、一応な陰陽道やと、禁術に泰山府君の法ってのがあるやけど・・・」

「それを、お願い出来ませんか。
 私が出来る事なら、何でもいたしますわ。」

「不可能だ。
 泰山府君の法は寿命の差し替えだけだ、死者は蘇らん。」

「ですが・・・他に方法が」

「もう一度言う、不可能だ。
 仮にあっても。命の対価は命だけだ。貴様の弟に会うという望みは叶わん。」

「エヴァちゃん、ちょっとキツイで~。
 あ~な、委員長さん。ごめんな~。
 エヴァちゃんな、こう見えても600年以上生きてるんや、きっと色々あったんよ。」

「ふん、事実を述べただけだ。」

「そうですか。
 取り乱しましたわ。ごめんなさいですわ。」

「でもな~、死んだ人は生き返らんでもな、
 生まれ変わることはあると思うんよ。」

「生まれ変わりですか。」

「そや。ウチも前世の記憶があるんよ~
 前世でな~、ウチを殺したんが、さよちゃんって子でな~。
 死んだ後に会って、ビックリしたんよ~」

「「「えっ?」」」
「貴様、自分が殺されたことを軽く語るな。
 いや、それよりだ。前世だと・・・、それなら、異常な才も・・・
 まさか、本当に・・・」

あれ、みんな、驚いとる。
「言わんかったけ?」

「なぁ、このちゃん、色々魔法出来るんけど、
 前世でも魔法使いやったん?」

ある意味、魔法使いやったんやけどな~
「残念やけど、漫画でしか知らんかったわ~
 やから、魔法習い始めたのは、せっちゃんと一緒やで」

「やっぱ、このちゃんはすごいんやな~」

「そうでもないで~、せっちゃんも剣術すごいやん」

「それより、生まれ変わりっですわ。
 このかさん。生まれ変わりがあるのでしたら、
 弟も生まれ変わって、私に会いに来てくれますか?」

「きっと、そうやと思うで~。
 もしかしたら、お互いに気付かんだけで、もうそばにおるかもな~」

「そうですわね。きっと、見つけてみせますわ。
 アスナさん、ごめんなさい。もう子供の作り方の本は必要ありませんわ。」
 
「ううん、委員長元気になって、よっかた。」

「・・・ありがとうございますわ、アスナさん」

「ふふっ、友情はいいものですね。
 魔法バレは記憶を消すのがセオリーですが・・・」

「え~、アルさん。ここまで来て、それはないで~

「いえ、委員長さんの笑顔に免じて、今回は例外にしておきましょう。」

「それでこそや。
 あかん、そろそろ夕飯の時間や。
 遅れると、お父様が怖いで~。
 乙女の笑顔も取り戻せたし、ウチらはもう帰るで~」



[26226] 変態の知らない所で別の変態がやられたようです。
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/24 00:06
前回の裏側のお話
アスナと委員長が図書館島に入ってすぐ

~綾瀬夕映~

今日は図書館島に本を借りに来ました。

「アスナさん、本当にこっちでよろしいですの?」

「大人の本は、きっと奥」

あれは、委員長と転校生のアスナさんですか。
騒がしいですね。

図書館は静かにと習わなかったのですか。
注意しましょう。

むっ、行ってしまいました。
私が大声を出しては本末転倒ですし仕方ないですね。

ですが、大人の本ですか・・・気になりますね。
おじいさまが、私にはまだ早いと言っていたような難しい本なのでしょう。

場所だけでも、確認しておきますか。
二人の後を追いかけましょう。

タッタ、タッタ

むっ、二人とも早いですね。なかなか、追いつけません。
おや、螺旋階段ですか。底が見えないくらい長いですね。
これなら休まず降りれば、追いつけますね。

タッタ、タッタ

ゼ~ハ~、ゼ~ハ~
二人ともどういう運動神経してるのですか。
何百メートルも休みなしでおりるとは、完全に見失ってしまいました。

それにしても、ここは地下ですよね?
妙に明るくて、木も生えてますし・・・外ですかね?
ですが、ずっと下りでしたし・・・きっと地下ですよね。

としますと、かなり巨大な地下道ですね。
麻帆良の地下には、地底王国でもあるですかね。
少し探索してみましょう。

タッタ、タッタ

今度は、遺跡ですか。
上から、垂れ下がっている巨大なのは・・・世界樹の根ですかね。
中央には、魔法陣ですね。

地底人は魔法使いなんですかね。
ふっ、まさかですね。

ゴアアアアツ

「わっ」
なんなんですか?何かの鳴き声ですか?
とりあえず、行ってみましょう。

タッタ、タッタ

・・・竜ですよね。しかも、アスナさんが戦っています。
「ははは、ありえません。どこのおとぎ話ですか。」
あっ、火を噴いたです。委員長さんは大丈夫ですかね。

誰か現われました。
なんですか、あの恰好は、パンツ仮面って唯の変態ですよね。

今度はローブの人が現われました。
何か話し始めましたね。
ここからだと、よく聞こえませんね。
ですが、変態の集まりのようですし、気づかれないようにこっそり近づきますか。

魔法使いに、生まれ変わりですか。
信じられませんね。どう聞いても頭のおかしな人です。
ですが、あの竜は本物ですよね。

とすると、全て本当のことですか。
今までのありえないことも、魔法で説明がつきますね。
はぁ~、おじいさま。常識とは儚いものなんですね。

おや、変態さん御一行は帰るようですね。
おじいさまが心配しますし、私も帰るとしましょう。

「覗き見はいけませんよ。」
 
へっ、先ほどのローブの人ですね。
この人も変態みたいですし、無視しましょう。

「あの、お譲さん。聞こえてますよね。」

むっ、回り込まれました。
「すまんです。
 おじいさまに、変な人に声掛けられても無視するよう言われてるです。」

「ははは、地味に傷つきますね。
 さて、お譲さん、先程の話を聞いていたら分かると思いますが・・・」

「私は成績は悪いので分かりませんのです。
 では、私も夕飯の時間ですので、失礼させていただきます。」

「いえ、お時間は取らせませんよ。記憶を消すだけですから」

記憶を消すですか。
先ほど、魔法がばれると記憶を消すと言ってましたね。
ここは・・・すっとぼけますか。
「なんでですか。
 はっ、もしかして記憶を消して、覚えてないのをいいことに、私に口には出せないような事をする気ですか。」

「ふふふ。それも面白そうですが、後で反応を楽しめないのでなしにしましょう。
 では、すみませんが、記憶を消させて貰いましょう。」

やばいですね。
え~っと、おじいさまが言ってましたね、確か、変質者に襲われたときは
「誰か~!助けて下さいです~!私、変態に襲われてます~!」
大声を出すんでしたね。

「変態ではなく、紳士と言って下さい。
 それと、ここは一般の方はいませんよ。
 今言ったところで、覚えてないんですけどね」

あっ、駄目なようですね。
せめて、痛くないよう祈りますか。

「てや、魔法障壁破壊パンチ」パリン
「雪広あやか流合気柔術、天地分断掌」パン

私は助かったのですか。
「委員長さん、アスナさん、危ない所をありがとうございます。」

「綾瀬さん。ご無事ですか。」

「ええ、おかげさまで」

「アル。合意なく、女の子に手を出したら犯罪。」
「そうですわ。やはり、魔法使いは変態ではなくても、あなたは変態でしたのね。」

「あのですね・・・」
ふふ、ローブの人、困ってますね。ざまみろです。

「黙れですわ。この女の敵」ドカ
「そう、アルの変質者」バキ
委員長さんも、アスナさんもバイオレンスですね。

「やれやれ、これは分が悪いですし、撤退しましょう。
 出口はそちらのエレベーターをお使い下さい。
 それでは、また」

よし、消えました。
完全勝利です。
変態の撃退には、腕力が一番なのですね。
私も何か格闘技を習いますか。
いや、それよりアスナさんも魔法使いのようですし、魔法を習いますか。



[26226] 変態の魔法を発展させた人がいるようです。
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/25 00:13
今回もユエのお話です。

ユエです。
変態に襲われたところを、委員長さんとアスナさんに助けていただいた次の日です。
私も武術か何かを習った方がいいのですかね。

ですが、せっかく魔法があることを知ったのですし、
護身術として魔法を習うのが面白いかもしれません。

アスナさんは魔法使いのようですし、教えて貰いましょう。
「アスナさん、私に魔法を教えてくれませんか。」

「私あまり知らない」

「それでもかまいません。お願いします。」
「あっ、私もお願いしますわ。」

委員長さんも一緒に習うんですね。

「分かった。
 まず、魔力を集める。こうパッて感じ」ポァ

手が光りました。これが魔力ですか?
ですが、パッでは分かりません。
「あの、アスナさん。もう少し分かりやすい説明をお願いします。」

「う~ん、フ~フ~ってしてパッって感じ」

・・・分かりません?
「もう一声お願いします。」

「え~っと、スゥ~ってやって、フ~フ~として、パッって感じ」

・・・擬音が増えただけです。
これで分かる人がいますか。

「なるほど、だいたい分かりました。
 アスナさん、こうですわね。」ポゥ

手が光りました。
てか、委員長さんはあの説明で分かったのですか。

「それ気。魔力と違う。
 魔力はもっとこうパッって感じ。」
 
「う~ん、難しいですわね。」

なぜ、それで分かるのですか。
「だいたい気ってなんですか?」

「う~ん、気はグッって感じ、魔力とは別」

だから、擬音では分かりません。
他の人に習った方がいいのでしょうか。
「あの、アスナさん。もう少し詳しい説明ができる方はいらっしゃいませんか。
 もしくは、教本なのでもかまいません。
 すみません、私に委員長さん並みの洞察力がなくて。」

「分かった。ガトーさんに聞いてみる」

「えっと、ガトーさんというのは」

「旦那様」

ダ・ン・ナ・サ・マ?旦那様ですか。
そういえば、アスナさんって結婚しているんでしたね。
魔法使いは早熟ですね。
「では、お願いします。」

「分かった。ウチこっちついて来て。」

「分かりました。」
「あっ、私も行きますわよ。」

3人で、アスナさんの家にレッツゴーです。

⇒アスナとガトーのマンション(タカミチは別)

「えっと、アスナさんの旦那さんですよね。
 どうも初めましてです。綾瀬夕映と申します。」
この人思っていたより、年配の方ですね。人の縁は不思議なものですね。

「どうも初めまして、アスナさんの旦那様。雪広あやかと申します。」

「ははは、よろしくな。
 ところで、そのアスナ君と俺が結婚してるって有名なのか。」

「えええ、自己紹介の時に言っていましたら、
 初めは私も驚きましたわ。かなりラブラブなようですわね。」

「はははは、そうなのか。保護者面談どうすっかな」

小学生で結婚すると色々大変なのですね。
「今日は魔法を教えて貰いたくて参りました。お願いするですよ。」
「私にも教えてくれませんか。」

「嬢ちゃん達は、魔法のこと知っちまったのか。」

「はい、昨日図書館島で」
「ええ、危ない所を助けていただいて、その時に」

「そうか。色々知ってくれる友達もアスナには必要かもしれねぇな。
 分かった。二人に魔法のことを教えてやるよ。
 だがな、俺は無音拳っていう技法の使い手だからよ。体を鍛えての技法が主になるぞ。」

「お願いしますわ。」

委員長さんは即決ですか。
ですが、体を鍛えるんですか。私は運動神経よくないのですが。
「あの、魔法使いらしく杖を振ってというのはないんですか?」

「すまんな。そっちはあんまり得意じゃないんだ。」

「そうですか。」
やはり、体を鍛えるしかないのですかね。

「そうだ。知り合いの魔法使いを紹介してやるよ。
 あいつも大魔法使いって呼ばれているくちだし、杖を振ってとかは得意だったはずだ。」

お~そんな人がいるのですか。期待できますね。
「お願いするですよ。」

「今電話してきてやるから、ちょっと待ってろよ。」

⇒数分後

「嬢ちゃん。よかったな。
 そいつ今暇だから、ここに来るってよ。」

「ありがとうございます。」

コンコン

「おっ、来たみたいだな。」

やけに早いですね。魔法使いですし、瞬間移動でもしたんですかね。

ガチャ

来たようですね。
ローブを被って顔を隠した、いかにもの人なのですよ。
「あの、あなたが大魔法使いなのですか。私に魔法を教えてくれませんか。」

「ふふ、いいでしょう。」

なっ、この声は・・・

「ただし、修行中は魔法少女らしく、フリフリ、ヒラヒラの服を義務付けます。」

やっぱり、昨日の変態です。
「全力でお断りします。」

「ふふ、残念ながら、音声認識式の魔法契約書が発動してしまいました。
 ホラ」

なんですかこの紙切れは。
綾瀬夕映はアルビレオ・イマのもと魔法少女になることをここに宣言します。
こんなの無効です。えい、あれ破けないです。

「ふふ、ちなみにそれには呪いが掛かっていまして、
 魔法を使う時に服をフリフリ、ヒラヒラに変えます。」

「なんですか、そのふざけた呪いは」

「昨日のこのかさんの魔法を見て作ってみました。
 発動条件は両者の合意なのですが、まさか自分から掛かってくれるとは」

「なっ、私に恨みがあるのですか。」

「いえいえ、変態呼ばわりされたこととか、
 そのせいで、幼女に殴られてちょっといいかもと思い目覚めかけたこととか、
 まったく気にしていませんよ。」

無茶苦茶、気にしているじゃないですか。
それと、何に目覚めかけたのですか。

「ふふっ、私のもとで真面目に勉強すれば、
 すぐに解き方も覚えられますよ。」

わーん、つんだです。
「仕方ないです。よろしくお願いするですよ。」

~このか~

「あれ、誰かにウチの魔法をパクられた気がする」

「ふん、貴様の変態魔法を真似する物好きがいるか」

「え~、エヴァちゃん。
 そうでもないで~。アルさんは褒めてくれたで~」

「あ~、きっと、そのアルの仕業だな。」

「あっ、そやな。ウチもアルさんに負けんようもっとすごい魔法作るで~」

「貴様はまずまともな魔法を覚えろ。」




[26226] 変態が刑事の真似事をするようです。
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/26 00:35
このかや

ウチももう小学3年生、8歳や。

今日はお父様に
「あなたも、社会の目というものを学ぶべきです」
 って言われて関西呪術協会の仕事をすることになったんや。

お父様もひどいで~
ウチも前世では大学生やったんや。
美少女見かけて、ルパンダイブせんくらい常識はあるんやで~

関西呪術協会の仕事ちゅうのは、魔法がらみの治安維持活動や
魔法使って悪いことするひとや、悪い妖怪をシバクっちゅうことや
まずは、恰好やね。

「お嬢様、この恰好なんですか?」

「えっ、せっちゃん知らんの~
 ミニスカポリスや~
 脚線美で男の視線を釘付けにして、股間キックが基本やで~
 それと、なんで敬語なん?」

「一応仕事ですから、公私を分けてと思いまして、
 ところで、なぜ婦警さんの恰好をしているんですか?」

「ほら、協会の仕事って警察みたいなもんやろ。」

「えっと、協会の仕事ですから、巫女服の方がいいのではないでしょうか?」

「巫女服か~、それもありやな。
 巫女服ときは下着付けんのが基本やで」はあはあ

「おい、貴様ら馬鹿やってないで、さっさと仕事を始めろ」

「あれ?エヴァちゃんは手伝ってくれへんの?」

「私は貴様が馬鹿やらんよう監視役だ。
 精々、せつなと二人で足掻け。」

「ほ~い、せっちゃん、頑張ろ~な。
 まずは調書を読んで~な。」

「はい。事件はスリのようです。
 嵯峨野周辺で観光客の財布が掏られる事件が多発しています。」

「ふむふむ、でもそれやと警察の仕事やよな~。
 なにか魔法が関わってるん?」

「どうやら実行犯は人間ではないようです。
 黒い犬が財布をくわえて影に消えたとの目撃情報があります。
 その関係で協会に依頼が来たようです。」

「犬か~、きっと、使い魔とか式神やね~
 私達の仕事はそいつを使うとる真犯人を探すちゅうことやね。」

「そうですね。
 犯人は魔法をスリに使うくらいですら、小物と考えられます。」

「まぁ、上等な魔法使いやったら、仕事に困ることもないもんな~
 よし、ここで考えてもしゃあないから、現場に行くで~」

⇒嵯峨野

「う~ん、怪しい人はい~へんな。」

「仕方ないですね。ゆっくり待ちましょう。」

「そやね~。ほい、あんパンや。
 張り込みちゅうたら、あんパンやろ。」
むふふ、せっちゃんにくっ付いて張り込みや~、はあはあ。

⇒数時間後

「う~ん、駄目やな~。
 しゃあない、おとり作戦をやってみようや~」

「おとり作戦ですか?」

「そや、金持ちの観光客の振りしてスリをおびき寄せるんや。」

「いい作戦ですが、私達の年齢では無理がありまでんか。」

「年齢詐称薬があるで~、これで大人に変身や~。」パク、ボン
 
「さすがお嬢様です。では私も」パク、ボン

だいたい、原作くらいやな。
せっちゃんは、今とあんま乳変わらんのやな~、はあはあ。

う~ん、これだけやったら、金持ちに見えんな~。
金持ちちゅうたら、お嬢様やろ、
そや、まずは金髪とドレスや。
「ホイ」ポン

ほいで、後は高笑いとお嬢様口調やね。
「お~ほほほほ~」

「お嬢様、突然どうしました。」

「刹那さん、役作りですわ。
 それと、パンツがずれていましてよ。」

「パンツがずれたのは大人の姿になったからです。
 お嬢様、役作りは分かりましたから、私の服もお願いします。」

「仕方ありませんね。ホラ」ポン

「ありがとうございます。
 って、このヒラヒラとした服は何ですか
 スカート短すぎです。」

「お嬢様といったら、メイドでしょう。
 ちなみに、ミニスカメイドですわ。
 脚線美が素敵ですわ。」はあはあ

「お嬢様の欲望ですよね。
 だいたい、こんな恰好では怪しすぎますよ。」

「おほほほ~、そうでもありませんよ。
 ほら、後ろをご覧あそばせ。」

「えっ、黒い犬。おそらく報告にあった奴です。」(小声)

財布に潜ませた式神で犯人のとこまで案内してもらうで~
「あ~れ~、刹那さんの脚線美に見とれて、財布を落としてしまいましたわ。」
ポト

「お嬢様、さすがにわざとらしいですよ。
 これではさすがに引っかかりませんよ。」(小声)

「いや、あれは自立型やから、大丈夫や。」(小声)

パク。 シュン

「うまくいきましたね。
 ですが、なぜ自立型と分かったのですか。」

「簡単なことやで~。
 あの犬、せっちゃんのスカートの中見える位置におったのに、無反応やったやろ。
 今のせっちゃんの下着はシースルーのエロイやつや。
 術者が動かしてたら、ちょっとは反応があるはずや。」

「えっ、お嬢様~」

「ははは~、おかげでうまくいったやん。」

「えーい、分かりました。とにかく追いましょう。」

⇒廃寺

「式神の反応やと、ここやね。」

「お嬢様、気を付けてください、こういう廃寺は妖怪の住処になりやすいのです」

そやね~、不気味なとこやし、何かでそうや。
うん、木の上に何かおる。
「せっちゃん。上や。」

「うりゃ」スカ

「お嬢様、お下がりください。
 こいつは私が相手をします。」
お~せっちゃん。刀構えて凛々しいな。

「てめぇら、わいの縄張り入って無事に出れると思うなよ。」

って、4歳くらいの子供にすごまれてもな~
あっ、この子犬耳生えとる。もしかして
「あ~、僕、名前聞いてもいいか~」

「ふん、冥土の土産に覚えとけや。
 わいの名前は犬上小太郎や。」

やっぱ、ネギのライバルキャラ、
唯一の犬耳っ子、犬上小太郎や。
く~犬耳は女の子キャラに欲しかったで~。




[26226] 変態が別世界に飛ばされたようです。
Name: どびん◆d0e917bd ID:d7431507
Date: 2011/03/27 00:30
このかや

お父様から関西呪術協会のお仕事をやるように言われたんや。
ほいで、せっちゃんと、スリを追っとったら、犯人は小太郎君やった。
そ~いや、原作ではヤバイ仕事で、食い繋いでったって言ったし、苦労してたんやな。

「お前ら、無事には帰さんからな」
「お嬢様には手出しはさせません。私が相手です。」

「あ~、せっちゃん。待って~な。」
う~ん、もったいないな~、せっかくの獣耳キャラやのに。
これで、美少女やったらな~。

今はまだ、4歳くらいやし
可愛いもんやな~
「ホイ」

「って、なんやこの服は」

うん、まだ犬耳メイドの恰好いけるもんやな~
これが、男の娘ってやつやね~
う~ん、見かけだけならありやのにな~

「お嬢様何しているんですか。」

「せっかくの獣耳キャラやのに、もったいな~と思って
 見かけだけでも、ありにしてみたんや。
 ホイ」

うん、黒髪、犬耳にはアルルゥコスもありやな~。
「な~、せっちゃんはどっちが可愛いと思うん?」

「あ~、お嬢様。どちらも可愛らしいかと」

「てめぇら、女やから、手加減してやろ~かと思ったけど、覚悟し~や。」

「まぁ、そう言わんといて~。
 ほら、今まで着てた服、ボロボロやったやん。
 代わりの服をプレゼントや。」

「こんなんやなくて、まともな服はないんかい」

「う~ん。気に入らんか。可愛ええのにな~。
 ホイ」

「今度はまともな形や。
 ・・・って振袖やないか。」

うん、これもありやな。
あ~、これで女の子やったらな~。

「小太郎とやら、このかお嬢様はこう見えても関西最強の術者だ。
 これ以上、可愛い恰好をさせられたくなければ、降参しろ。」

「なんや、その脅し文句は」
確かに、せっちゃん、無茶苦茶な脅し文句や。

「お嬢様、やっちゃってください。」

「もしかして、せっちゃん。
 小太郎君の女装もっと見たいん?」

「いえ、けっして、可愛ええな~、もっと見たいな~。
 とか思ったわけではありません。
 お嬢様の力を信頼してのことです。」

あ~、つまりや、もっと可愛いのが見たいんやね。

「てめぇら、いい加減にせ~よ、うりゃ」

「って、いきなり暴力はいかんやろ~」

そや、小太郎君。原作やと、フェミニストやったな。
「な~、小太郎君は、か弱い女の子に手をだすん。」

「てめぇらは、別や~、うりゃ~」

あ、あか~ん、まじや~。
せっちゃんの後ろに退避や~。ガク

「ふぇ」
って、なんでこんなとこに穴があるんや~。
あっ、これ古井戸やな~、ってそんな場合やない~。

「お札さん、お札さん、ウチを守ってや~」
ポン
あ~、間違えた~。これお昼寝ようの布団だすやつや。

ま~、これでもなんとかなるか~
ホイ、着地や~

あれ?ここ古井戸の底やよな。
なんか、無茶苦茶広いで~。

「・・・」

あれ、誰かおる?
ピエロのメイクしとるな~、変わった子や。
でも、美少女や、お近づきになりたいな~、はあはあ。
「ウチ、このかって言うんや。あんさんはどちら様や~」

「ザジ・レイニーデイです。」

って、ザジさん
原作の無口ピエロや~
って、しゃべっとるし。
「って、なんで、古井戸の底のいるんや。」

「ここは魔界です。あなたこそ、なぜ人間がいるのですか?」

そうか~、魔界なんか~。
そう言えばや、ザジさんって魔族やったな。
魔界にいるのは当然やな~

あれ、古井戸の底が魔界に繋がってたん?
小野篁の伝説に、嵯峨野の福生寺の井戸って、魔界に繋がっとるっていう話があったな。
この廃寺は福生寺やったんやな。
「って、魔界ってマジなんか~」

「マジです。」

ウチ無事に帰れるんかな~?



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