ナナ・スプリングフィールド、これが今の私の名前。
今年で40のおば……お姉さんとあえてそう言わせてもらう。外見まだ若いし
性別は女
容姿、金髪碧眼、稀に金髪赤眼、メロンありのボンッキュッボンッ……ナイスバディよ
家族構成
両親 死亡
弟 ナギ・スプリンフィールド 行方不明
娘 ネカネ・スプリングフィールド 健康
甥 ネギ・スプリングフィールド 健康
義妹 アリカ……長いので略 行方不明
そして夫、いや精子提供者兼強姦、言い方を変えるなら酒を飲んで間違いをやってしまった相手……秘密、娘すら知らない。紅き翼のメンバーは全員知ってるけどね。
近日の予定ってか今日甥のネギが魔法学校を卒業する。
そして、原作が始まる。
なぜか“ネギま”で、なぜかTS
「お母さん」
自室で作業をするナナは女の子から声掛けられた。
「ネカネ、どうしたの?」
「どうしたの? じゃないです。ネギの卒業式が始まりますよ」
振り向いたナナの言葉に、ネカネは溜息をしてナナに近寄る。
「そう、よかったわね」
「……お母さん、みんな待ってるんだから行きましょう」
「そうね。愚弟の息子だけど、仕方ないわね」
愚弟、英雄とされるナギにそう言うのはこの人を除いていないだろう。バカというのは何人かいるだろうけど、それも愛情である。
それからナナはネカネに引っ張られながら歩くことになる。手を放した瞬間逃げようと機会をうかがうナナだったが、さすが娘である。絶対に手を放すことはなかった。
「ネギ・スプリングフィールド」
「はい」
もう式は始っていたが、ちょうどお目当ての番だったようだ。そして、少年は校長らしい老人に卒業証書を渡され、ありがたい言葉をいくつか聞かされた。
「おめでとう」
「ありがとうございます」
と最後に言葉を交わし、少年はほかの学生がいる位置まで戻る。
「じゃ、帰るわよ」
それを確認すると、ナナはもう用はないとばかりに来た道を戻ろうとする。
「ちょっ、お母さん!?」
「冗談よ……あと、ネカネ」
ネカネがあわてて大きめな声を出して止める。ナナは素直に言うことを聞いた。だが
「式の最中に大声を出すのはやめた方がいいわよ」
「ふぇ?」
ナナが微笑を浮かべながらネカネにそう言うと、ネカネが周囲を見渡す。すると、うるさいんだけどという目が自分に集まっていることに気づく。
「ごめんなさい」
(ふふふ、まだまだね)
そして、一応無事に卒業式は終了した。
~あとがき~
テストからチラシの裏に移動しました。
次を表示するではいけないと思いますので、お手数ですが、ページの上の方にある 『にわにはにわにわとりが……二羽』 をクリックしていただけると助かります。