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[244] 碇シンジと天使達
Name: JIN◆6ee0107f ID:b329da98
Date: 2007/05/02 21:37
プロローグ
 
 「気持ち悪い」

 パシャリという音とともに、惣流・アスカ・ラングレーは他の人物達と同じようにLCLに還った。
 
 「う・・・うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・」

 この叫び声の主の碇シンジは、この世に2人しかいないというところで
精神状態が危険だったのをとどめをさされてしまった。
 
 「ううう・・・もう誰も居ないんだ、アスカも綾波もミサトさんも消えて しまったんだ。」
 
 出てくる名前が女性だけと言うのもなんだが今のシンジにはコレ位しか信じる人は居なかったのかも知れない。
 
 次の瞬間「1人にしないでよぉ。」などとぶつぶついっていたシンジが

 「!?あがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!あ・頭がぁぁぁぁぁぁ!!」
 
 と叫んでいる。発狂したのだろうか。否。この世に生命が1つしかなくなったので全生物の知能が頭に入ってきたのだ。
 
 「ああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!うがぁあああああぁぁぁあぁぁ!!」

 今の碇シンジは、初号機と同化した体なのでS2機関も搭載され、食わず休まずでも大丈夫の体になっていた。
 
 (何でもアリだと思うことは、これからも大分でるとおもうからね~~)

 発狂してから(違)何年か経ち(この時点で滅茶苦茶)シンジは、ゆっくり立ち上がった。
 
 「ああぁ、馬鹿なのは僕じゃないか、ゼーレに騙され、父さ、いやゲンドウの手駒になってただけなんだ。ははは、笑えないよ。」
 
 最後の言ってる事が矛盾しているがシンジは、それからもえっら~~く説明的すぎること言っていた。
 
 隅から見るとぶつぶつ独り言を十数分言っているあぶない人である。

 「・・・散歩しよう。」
 
 シンジが一呼吸おいてから言った。
 一体どうやって今までのセリフから散歩に結びつくのだろう。

 「?木がある・・・・。何だろう。」
 
 「碇君。」
 「久しぶりだネェ、シンジ君。」
 
 「!綾波!!カヲル君!!」
 
 驚くシンジ。まぁ無理も無いだろう。もう会えないと思った2人にあえたのだから。
 
 「ど・どうしてこんな所にいるの?」
 
 「私が完全なリリスとなったからよ。」
 「殆どボクも同じだね、ダブリスとして覚醒したんだよ。」
 
 「そうなんだ。(もう人のカケラも無いのかな。)とにかく嬉しいよ!2人に会えて。」
 
 笑顔で話すシンジ。使徒になったことには疑問が無いのか。
 
 「碇君、一緒にきましょ」

 木のほうにむきながら話すレイ。
 
 「どこに?」
  
 当然の疑問を持つシンジ。
 
 「この木の中だよ。」
 「ここが私達の家。この中には、碇君の知ってる使徒がいるわ。他のてんしもいるけれど。」
 
 「使徒!?」
 
 「シンジ君。さっきボク達使徒だといったよね。」
  
 カヲルが少し顔をしかめる。

 「あ。ごめん。」
  
 「謝らなくていいわ。碇君の悪い癖。それに碇君自身も使徒のようなものだもの。」
 
 淡々と喋るレイ。
 「え「だからこの木で一緒にすごすのさ。」そうなんだ。」
 
 シンジが叫ぶのを阻止(?)して説明するカヲル。
 
 「とりあえず行こうかシンジ君。」
 
 「解ったよカヲル君、綾波。」

 とりあえず木に入る3人。
 
 「さあ、ここがユグドラシルだよ。ってシンジ君?」
 
 シンジが石になっているのを見て疑問に思うカヲル。

 「碇君は、今までプレハブ小屋と、ゴミの楽園という家しか見てなかったから驚いているのだと思うわ。」
 
 レイは、内心(碇君と早速1つになろうと思ってたのに)と考えていたのは、まぎれもない事実だったりするのである。
 
 「ああ、カヲル様とレイ様だわ!!」
 
 「おかりなさい!!カヲル様、レイ様!」
 
 「ただいま、サキ、シエ。」
 
 サキとシエというのはサキエルとシャムシエルである。

 「碇君、碇君。」
 
 「っは!!知らない人が2人」
 
 「カ・カヲル様アダムは消えたのじゃあなかったのですか?」

 「違うよ、アトゥムだよ。そんな感じがする。」
 
 (アダムとアトゥムはまったくのべつものだよ☆)

 「残念ながらよく解らないんだよシンジ君は。」
 
 「どういうことなの!アダムとかアトゥムとか。」

 「碇君は力が強すぎて何なのかわからないの。」
 
 「シンジ君の階級は、ボクらの常識を超えているんだよ。」
 
 「・・・・って、え・えええぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
 
 また叫ぶシンジ。


 「だ・大丈夫?」
 
 「君は?」
 
 「大丈夫だけど・・」
 
 「いや、そうじゃなくて名前。」

 話がかみ合っていない。


 「ぼくはサキっていうんだよろしくね!」

 「サキ・・あ!ご・ごめん!痛くなかった!やっつけたとき!あれは僕じゃなくて初号機がし「あー、あれはぼくのお人形だからいいの!」そ、そうなんだ。よかったぁ。」

 ほっと胸をなでおろすシンジ。

 「私は、シエ。元シャムシエルという名でした。地上におりたのは人形ですから大丈夫です。シンジ様。」
 
 「(この人は、「様」ってみんなに付けるのかなぁ)よろしくね。」
 
 「みんなに伝えたいんだけど」
 
 続けて話すシンジ。

 「なんだい?シンジ君。」

 「僕、過去にいきたいんだ。」

 いきなりいわれて固まる4人

 (無理なのかなぁ、でも!こんな世界にはもうしたくないんだ!!)

 「碇君。」

 「残念だけど過去に行くことは無理よ。」

 固まるシンジ

 「この世界まるごと、つまりこの宇宙ごと消し去らなければならないんだよ。この世界の『結果』を消すために。」

 悲しそうに言うカヲル

 「それは、この宇宙の他に住んでいる人ごと消し去ることになるわ。シンジ様には、その勇気があるかどうか。」

 シンジは、俯いてしまった。

 「じゃあ、他に方法は無いの?」

 シンジが、尋ねる。

 「このような結果になる平行世界がほかにあるかもしれない。それをたすけることならできるよ?どう?シンジ様?」

 「ほ、本当!!?」

 「うん。そういうところなら行けるよ。」

 「じゃあ、ぼくはそこに行って未来を変えてみせる!!」

 そのときのシンジの目は決心している目だった。

 「じゃあ皆を集めて行こうか。」

 ~数十分後~

 「シンジ君集中して、自分を見失わないようにね。」

 カヲルが声をかける。

 「大丈夫だよカヲル君。」

 グッと親指をだすシンジ

 「よし!行こう!!」
 
 そしてその赤い世界に人はいなくなった。
プロローグ  終
かっこつけんなよ「終」って(笑)



[244] 碇シンジと天使達  第壱話
Name: JIN◆6ee0107f ID:662ee5a4
Date: 2007/05/03 10:51
 第壱話 ~行き過ぎた!~

 「ううう、他の人に引き付けられそうな感じだ。」

 「シンジ君、もうあと少しだ!頑張ってくれ!」

 厳しい表情で話すカヲル。カヲルもきついのだろう。

 「碇君は、力の使い方が解ってないみたいだから。」

 レイもきつそうだ。ていうか全員きついんだよ。

 「やったぁ!出口だよ!」

 喜んでいるサキ。

 (やったぁ、これで全部やり直せる・・・)

 シンジも嬉しそうだ。でも顔に出るほど余裕は無い。

 ~2001年6月6日~

 「ユイ!ユイは大丈夫なのか!!」

 叫ぶ髭。

 「ユイにもしもの事があったらセカンドインパクトだぞ!!人類補完計画を今すぐやってやる!!!」

 色々と大変なことを言う髭。

 「大丈夫ですよ。お子様が2人、元気な男の子と女の子です。」

 医者の方は、随分と冷静だ。よく見ると根府川のジジィ(2-Aの担任教師)に似ている。セカンドインパクトの話をしそうだ。

 「それでユイは、無事なのか!!」

 子供は、どっちでもいいんかい!!この髭!!サードインパクトの要だぞ!この馬鹿が!

 「奥様も元気です「何号室だ!!」405号室です。」

 「ユイーーーーーーー!!!」

 シンクロ率100パーセントのエヴァを超えるスピードで走る髭

 「病院では、静かにしてください!お客様。」

 初号機の咆哮より大きな声で叫ぶ髭に注意

 「405---どこだーーー!!」

 まあ予想通り聞いちゃいねえ

 405号室にたどり着いた髭

 「ユイ!ユイ!大丈夫か!!」

 「ゲンドウさん・・・声が大きいですよ。」

 くすっと笑うユイ。この女が全ての元凶なんだが

 「ぬっ、すまないユイ。」

 ユイに言われるという事聞く髭

 「ゲンドウさん、名前は、どうしましょうか。」

 「?(名前?どういうことだ・・・そういやなんで病院にいるのだろう、
ぬう~・・・はッ子供が出来たんだ。よし!思い出したぞ!!)名前はもう決めてあるのだ。男ならシンジ女ならレイナとな。」

 0,2秒で子供のことを思い出す髭

 「実は、シンジとレイにしようと思っていたのだが、シンジは3文字レイは、2文字という不平等なところが出来るので1文字加えたのだ。」

 ここでイレギュラー早速発生。

 〔ここからシンジ君出てくるからね☆〕

 (どこだろう、ココ、知らない天井だ・・・)

 「あなた!もうシンジが目を覚ましたわ!」

 嬉しそうなユイ

 「ぬぬっ、本当だ!ほらシンジ『パパ』と言って御覧なさい『パパ』と。(ユイに似ているな。)」

 「ふふふ、あなたったら、シンジ『ママ』言って。」

 (か、母さん!!?どうなってるんだ!!!しかも髭までいるし!ん?なんかさっき『パパ』とか『ママ』とか・・何なんだ?)

 「パパ?ママ?」

 口からこぼれてしまった。それにつられて固まる2人

 サッと携帯電話を出す髭。

 「もしもし、テレビ局ですか?今すぐ第3新東京病院に来て見ろ!21世紀の聖徳太子が現れたぞ!騙されたと思って来い!!!いいから!さっさと来い!!」

 途中から強気になる髭

 「あなた・・天才が現れたわ・・・」

 (天才?聖徳太子?なんじゃそりゃ)

 そして今になって体のことに気が付くシンジ

 (ええ?なんだよこれ?まるで赤ちゃんじゃないか・・・ってまさか!?僕赤ちゃんになっちゃたの?)

 パニック状態になるシンジ

 (その通りだよシンジ君。)
 (碇君は、赤ちゃんになっちゃったの)

 (ええ?綾波とカヲル君の声までする!どうなってんだよぉ)

 ますますパニック状態になるシンジ。髭とユイと自分しかいないと思っていたのだろう。

 (ボクとレイは体がまだできていないんだ。)
 (体ができるまで碇君の中にいるの。)

 「綾波・・カヲル君」
 
 また口からこぼすシンジ

 「ユイ!また喋ったぞ!」
 
 「あやなみ?かをる君?何のことかしら?」

 「夢でも見ていたのだろう・・シンジ!もうすぐテレビ局が来るからな!!お前のことで明日の新聞は一面だ!!」

 色々喋る髭とユイ

 「なぁ!?テ・テレビ局!?」

 驚き言うシンジ

 「おお!会話も出来るのか!!」

 「シンジには、ママを最初に覚えて欲しかったのに・・・」

 驚く髭と悲しむユイ

 (シンジ君・・・この世界の君に関することを頭に流すよ)
 (他のみんなの居場所も教えるから・・)

 (!レイナって言う妹が出来たんだ・・他の皆は、集まって第3新東京にいるんだ)

 色々と知識を得たシンジ

 「ちわ~○×テレビです。どれが聖徳太子ですか?」

 皮肉たっぷりに言うテレビの記者

 「ふふふ、聞いて驚くなよ、この左の方が21世紀の聖徳太子こと碇シンジだ!!・・・シンジまずは自己紹介だ」

 喋る髭、後ろでは記者が必死に笑いをこらえている

 しかし
 「えーと、碇シンジです。隣にいるのが妹のレイナです。」

 ぴしっと固まる記者、

 「シンジ、レイナの事は教えてないはずだけど・・・」

 ユイが聞いてみる

 「あはは・・・えーと(髭がなんか名前を決めたとかって言ってたんだよな。前の世界では)父さんの話聞いてたから。」

 後ろで記者が携帯電話で話している。

 (ぬうう、しかしどちらもユイに似ているな)

 場違いな事を考えてる髭

 少ししてから
 「へーい○×テレビでーす。」

 「この左の子だ!そう、ハイ生中継放送スタート」

 なんか早々と進めていくテレビ局の人たち

 「ええ?え?え?」
 
 ペースについて行けないシンジ

 「ハーイまずは自己紹介して。」

 「えーと、碇シンジです。趣味は・・・(適当に誤魔化すか)生まれてきたばっかりなのでまだありません。」

 「えーと、このように明らかに赤ちゃんなのですがなんと!言葉を喋ることが出来るんです!」

 いちいち説明する奴

 「その子、シンジ君の親の碇夫妻です。なにか一言。」

 ちゃくちゃくと進めていく。

 「えーと、こんな子が生まれてきたのは神様からの贈り物だと思っています。」
 
 適当なことを言って誤魔化すユイ

 後色々と質問に答えて生中継終わり

 「あぁ疲れた。」

 ため息をつくシンジ

 碇シンジの初日は、終わった 
 第壱話 完
そこまで長くしないでおわらせてよかった。

~雑談~

シンジ・第壱話終わったね。
カヲル・シンジ君が赤ちゃんになるとわねぇ。
レイ ・(しばらくの間一つになること諦めないと)
シンジ・?どうしたの綾波?
レイ ・いえ、作者が適当に作りすぎてると思ったの。
JIN  ・(ドキッ)
カヲル・今回とか過去に行き過ぎた理由も書いてないしね。
JIN  ・(ドキドキッ)
シンジ・サキやシエとか出番無かったしね。
JIN ・(ドッキィ)
サキ ・シンジ様どうにかしてよぉ。
シエ ・私たちの仲間も出番が出ないわ。
JIN  ・じゃあ次回だすからさ。(アセアセ)
サキ ・んじゃ皆だしてね。
シエ ・考え付いている仲間全員。
JIN ・何っ!それは数が多くなるのでは・・(次回は、レイナを混ぜた    ストーリーにしようと思っていたのに。
シンジ・まあ、さっさと書いてしまいなよ。
レイ ・私も体が早く欲しいの。
カヲル・中途半端にギャグを書くのを辞めた方がいいよ。駄目作者って    感じがするよ。
JIN ・(グサッ)
シンジ・じゃあ次回もこれを読んでる方はよんでください。

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このメッセージはご覧になった後編集削除して構いませんが、次からはお気をつけください。


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